JPS643259B2 - - Google Patents

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JPS643259B2
JPS643259B2 JP55053790A JP5379080A JPS643259B2 JP S643259 B2 JPS643259 B2 JP S643259B2 JP 55053790 A JP55053790 A JP 55053790A JP 5379080 A JP5379080 A JP 5379080A JP S643259 B2 JPS643259 B2 JP S643259B2
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JP
Japan
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toner
roller
pin
paper
developer
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JP55053790A
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Akira Midorikawa
Kenji Kojima
Kazuo Uchimura
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Priority to US06/255,190 priority patent/US4435074A/en
Priority to GB8112488A priority patent/GB2074505B/en
Priority to DE3116209A priority patent/DE3116209C2/de
Publication of JPS56150772A publication Critical patent/JPS56150772A/ja
Publication of JPS643259B2 publication Critical patent/JPS643259B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、乾式二成分現像剤を用いる電子写
真複写機におけるトナー濃度制御方法に関する。 トナーとキヤリアとからなる乾式現像剤を用い
る電子写真複写機において、現像剤を漏斗状ボビ
ン中に流して、このボビンの一部に設けたコイル
のインダクタンスの変化を測定して現像剤中のト
ナーの濃度を検知して、トナー濃度を制御する方
法は既に知られている。かかる方法を実施した装
置の一例を第1図に基いて説明する。第1図はト
ナーとキヤリアからなる二成分現像剤を用いる乾
式現像装置を示している。現像剤1を収容したケ
ーシング2内には、感光体ドラム3に現像剤を供
給する現像ローラ4と、この現像ローラに現像剤
を汲み上げ供給する汲上ローラ5が回転自在に設
けられている。現像に寄与した後の現像剤1a
は、現像ローラ4の周面から仕切板6によつて掻
き取られてケーシングへ戻される。スクレーパ6
の一部であつて、現像剤1aが流通する部分に
は、トナー濃度検知装置7が配設されている。該
装置7は、漏斗状のボビン8と、このボビン8の
周囲に巻装したコイル9と、このコイルに接続さ
れた増巾器や比較器等の回路(図示せず)とから
なつていて、現像剤1aの一部は上記ボビン8を
流通するようになつている。また、ケーシング2
の左上部には、トナー補給装置10が設けられて
いる。該装置10は、トナー11を収容したトナ
ー容器12と、これの下部開口を閉じる位置に設
けられたトナー供給ローラ13と、図示しないロ
ーラ駆動機構とからなつている。 そして、上記ボビン8内を流下する現像剤のト
ナーとキヤリア(鉄粉)との混合の比率が変化す
ると、これがコイル9の透磁率の変化となつて表
われるので、透磁率の変化によるインダクタンス
の変化に応じてトナー濃度を制御する。すなわ
ち、インダクタンスが増加すると、これはトナー
濃度が低下したことを示しているので、トナー補
給装置10を作動させてトナー11をケーシング
2内へ供給して現像剤1のトナー濃度を一定に保
持する。 ところで、第1図に示すようなトナー濃度制御
装置7においては、ボビン8内を現像剤が流通し
なくなる現象が発生する。現像ローラ4や汲上ロ
ーラ5が正常に作動し、なお且つ現像剤1の量も
充分にあつた場合でも発生するのが第2図および
第3図に示す如き現像剤の詰りである。 第2図は、符号1Aで示すように、ボビン8の
上部で現像剤がブリツジを形成してしまい、コイ
ル部分へ流下しないか、或いは微量の現像剤しか
流下しない状態を示し、第3図は、ボビン8全体
に現像剤1Bが詰つてしまい流動しない状態を示
している。 トナー濃度とインダクタンスとの関係を示す
と、 トナー濃度減少→キヤリアの比率増加→透磁
率増加→インダクタンス増加 トナー濃度増加→キヤリアの比率減少→透磁
率減少→インダクタンス減少 のようになつている。 すなわち、第2図に示すように、現像剤1Aが
ボビン上部で詰つてしまい、コイル部が空洞とな
つた場合には、のようにキヤリアの比率が減少
したのと同じになり、インダクタンスが減少し
て、トナー濃度センサはトナー濃度が「高い」と
判断する。そのために、トナー補給装置を作動さ
せる信号が発せられないことになり、トナー補給
がなされず、トナー濃度が低下して、画像濃度が
低下する現象となつて表われる。また、かかる事
態になると、キヤリアが感光体ドラム3(第1図
参照)へ付着する現象も発生して、現像剤の減
少、感光体やクリーニングブレードの損傷および
画質の低下等の不具合も生じる。 また、第3図に示すように、現像剤1Bがボビ
ン全体に詰つてしまつた場合には、上記のよう
に、キヤリアの比率が増加したことになり、イン
ダクタンスが増加してトナー濃度センサはトナー
濃度が「低い」と判断する。そのために、トナー
補給信号が発せられて、トナー補給動作が繰り返
えされて、現像剤のトナー濃度が高くなり過ぎ
で、画像濃度の異常上昇やトナーの飛散および現
像剤がケーシング2(第1図参照)からあふれ出
て機内を汚染する等の不具合が発生する。 以上のように、ボビンが詰つた状態でコピー動
作を繰り返えすと、トナー濃度制御が異常とな
り、画像および機械に種々のトラブルを発生する
ことになる。 本発明は、上記の不具合に鑑みなされたもので
あつて、現像剤がボビンに詰つた場合、早期にこ
れを検知して、トナー濃度の制御を適正に保持で
きるトナー濃度制御方法を提供することを目的と
する。 かかる本発明の目的は、上述したようなコイル
のインダクタンスの変化によつてトナー濃度を制
御するトナー濃度制御方法において、インダクタ
ンスの変化によりトナー濃度を測定する第一レベ
ルと、ボビン中の現像剤が流れにくくなりコイル
部の現像剤が微量になつたときのインダクタンス
の変化を測定する第二レベルと、コイル部の現像
剤が停滞したときのインダクタンスの変化を測定
する第三レベルとをそれぞれ検知して、上記第1
レベルによつてトナー濃度を制御し、上記第二、
第3レベルによつてボビンの現像剤詰りを検出す
ることを特徴とするトナー濃度制御方法によつて
達成される。 そして、本発明によれば、従来のトナー濃度制
御方法では行なわれていなかつたボビンの詰りを
検知するので、トナー濃度の保持が正確になさ
れ、画像濃度や機械等への悪影響を防止すること
ができる。 本発明の説明に先立ち、本発明を実施するのに
最適な電子写真複写機の一例を説明する。第4図
及び第5図において、符号20は複写機本体を示
していて、これの上部には、コンタクトガラス2
1に対して開被自在の原稿押え板22が枢着され
ている。本体上面右方には操作パネル23が設け
られている。本体20の前カバー24は、開被自
在に設けられていて、本体内部には、このカバー
を開いたとき露呈するLED表示板25と、現像
剤撹拌用スイツチ26が設けられている。スイツ
チ26は、通常カバー26aで隠されている。 第5図において、コンタクトガラス21の下位
には、示矢方向に回転する感光体ドラム27が設
けられていて、これの周囲には、帯電チヤージヤ
28、現像装置29、クエンチングランプ30、
転写チヤージヤ31、分離チヤージヤ32、分離
爪33、クリーニング装置34、クエンチングラ
ンプ35がこの順に配置されている。 上記コンタクトガラス21と感光体ドラム27
との間には、露光光学系36が配設されている。
本体20の左下部には、主として露光光学系36
を冷却するクーリングフアン37と、高電圧発生
用のパワーパツク38と、駆動用のメインモータ
39と、このモータ軸に直結された現像部冷却用
フアン40がそれぞれ設けられている。 本体20の右下部には、給紙部41が設けられ
ている。給紙部から送り出された転写シートは、
シート通路Oを通りコピー受け42へ送り出され
る。シート通路Oには、レジストローラ43、搬
送ベルト44、定着装置45、排紙コロ46が配
設されている。定着装置45の上位には、機内の
温度上昇を防止するフアン47が配置されてい
る。 上記操作パネル23は、第6図に示すように、
フラツトパネルであつて、プリント釦48、露光
量を調節する露光量調節レバー49、ペーパージ
ヤム、トナー不足、サービスコール、キーカウン
タ又はドア類の未セツト、待機中(例えば「しば
らくお待ちください」)等の表示をする異常表示
部50、割り込みコピーのセツト及びリセツトを
する割込み釦51a、割り込みコピー中を表示す
る割込み表示部51b、コピー枚数をセツトする
テンキー52、コピー枚数のセツトをセグメント
で表示する枚数表示部53、後述する給紙部41
にセツトされている転写シートのサイズを表示す
るサイズ表示部54、セツトされたシートを選択
する選択釦55とからなつている。 上記現像装置29は、第7図aに示すように、
トナーとキヤリア(鉄粉)からなる現像剤1を収
容したケーシング56と、このケーシングに回転
自在に支持されていて、感光体ドラム3表面にト
ナーを供給する現像ローラ57と、このローラに
現像剤を汲み上げ供給する汲上ローラ58と、現
像ローラ周面の余分な現像剤を削り取つて磁気ブ
ラシの穂の高さを規制するドクター59と、ドク
ターにより削り取られた現像剤をケーシング底部
へ案内するスクレーパ60と、このスクレーパの
一部に配置されていて、流下する現像剤の一部を
貫通流下させるボビンとコイルからなるトナー濃
度センサー61と、ケーシングに流下して来た現
像剤を撹拌する撹拌軸62と、トナー補給機構6
3とからなつている。トナー補給機構63は、ト
ナーを収容したトナータンク64と、このタンク
の開口部に設けられていて、後述するトナー補給
信号によつて回転駆動されるトナー補給ローラ6
5と、タンク内のトナーの固化を防止するアジテ
ータ66とからなつていて、開口部を上記ケーシ
ングの撹拌軸62の上位に設けられたトナー補給
口に対応させてケーシング56に固定されてい
る。感光体ドラム27に対向するケーシング56
の開口縁には、スポンジゴム等からなるシール部
材67と、マイラー(商品名)等の可撓性薄板か
らなるシール板68,69が設けられている。現
像ローラ57と汲上ローラ58との間には、中央
部が側壁に向つて傾斜したスクレーパ70が設け
られている。ケーシング56の右側壁には、現像
剤排出口56aが設けられていて、通常板材71
で閉塞されている。上記トナー補給ローラ65
は、第8図に示すように、トナータンク64の開
口部64aを塞ぐ位置に設けられ、その周面には
軸方向の凹部65aが形成されていて、これが回
転するとき凹部65aでトナー11を開口部64
aから吐出する。凹部65aは、ゴムブレード7
2で摺擦されるような形状であつて、1つの凹部
でのトナー補給量が一定であるようになつてい
る。 上記トナー濃度センサ61は、第9図に示すよ
うに、スクレーパ60の一部に固定して設けたボ
ビン73と、これの下部に巻装されたコイル74
とからなつている。 上記現像装置29は、第7図a示すように、本
体に固着された一対のガイド75,76に沿つて
本体外へ引き出せるように設けられている。第7
図bに示すように、前記冷却用フアン40は、現
像装置29を側方から冷却し、いま1つのフアン
77は、現像装置29の下部から冷却するように
配設されている。各フアン40,77には、それ
ぞれ着脱自在のフイルター40a,77aがそれ
ぞれの吸引口に設けられている。 上記ガイド76は、クエンチングランプ30
(第5図参照)のガイドを兼ねている。該ランプ
30は、ターンガイド板78(第5図参照)と一
体的に1つの枠に互いに固着されていて、いま1
つのガイド79に沿つて本体外へ引き出し得るよ
うになつている。 現像装置29に収容されている現像剤1は、該
装置を本体に装着したまま回収することができる
ようになつている。回収容器80は第10図に示
すように、容器本体81と、開閉自在の蓋82
と、この蓋を開閉するレバー83とからなつてい
て、通常はクエンチングランプ30及びターンガ
イド78より一体的に構成された枠の内部に収容
されている。又、この容器80は、前記ガイド7
6と同79に沿つて本体に対して着脱可能であ
る。現像剤1を回収するには、前記クエンチング
ランプ30を引き出すと共に、現像剤回収カバー
である板材71(第7図a参照)を外したのち、
クエンチングランプ30、ターンガイド78によ
り構成された枠から回収容器80を取り外し、こ
の容器80を第11図に示すように本体ガイド7
6,79に沿つて挿入する。しかるのち、レバー
83を操作して、蓋82を現像剤排出口56aか
らケーシング56内に進入させて、これをスクレ
ーパ70に当接させる。こののち、現像剤撹拌用
スイツチ26(第4図参照)をオンにすると、現
像ローラ57、汲上ローラ58、撹拌軸62がそ
れぞれ示矢方向へ回転して、ケーシング56中の
現像剤を汲み上げて、スクレーパ70と蓋82を
介して容器本体81へ排出する。 クエンチングランプ30は、感光体ドラム3上
のトナー像が転写部へ進む前に光照射を行ない、
ドラムの電位を下げることによつて転写紙の分離
性を良くするものであつて、第12図に示すよう
に、ケーシング84と、このケーシングに挿脱自
在の基板85と、この基板に固定されたタングス
テンランプ86と、ケーシングの開口窓に設けた
フイルター87とからなつている。ケーシング8
4にはいま1つの開口84aが形成されている。 露光光学系36は、コンタクトガラス21上の
原稿像を感光体ドラム3へ伝達するものであつ
て、第13図に示すように、反射板88を有する
照明用ハロゲンランプ89と、このランプと一体
的に図において左方へ速度Vで移動する第1ミラ
ー90と、この第1ミラーと同方向へ速度1/2V
で移動する第2ミラー91と、固定されたインミ
ラーレンズ92と、固定された第4ミラー93と
後述する駆動系とからなつている。ハロゲンラン
プ89へは、リード線94によつて給電される。
リード線94は、コイルスプリングで外周を囲繞
されている。ハロゲンランプ89で照射された原
稿の光像は、第1ミラー90→第2ミラー91→
インミラーレンズ92→第4ミラー93を経て感
光体ドラム27へ到達する。照明時に原稿面は、
スリツト状に照明されるのであるが、このスリツ
トの光像が感光体ドラムへ到達したとき、レンズ
を通つているのでスリツト両端部が暗くなる、ハ
ロゲンランプで補正しているが所謂照度ムラが発
生する。そのために、照明部においてスリツト両
端の照度を調節できるようになつている。第13
図及び第14図において、第1ミラーのキヤリツ
ジ95には、左右に分割された一対の遮光板96
a,96bスリツト97に対してそれぞれ独立し
て進退可能に設けられている。遮光板96a,9
6bは、これに形成された長孔をねじに嵌合させ
ていて、直線的に移動可能又は回動可能に装着さ
れていて、適正な照度分布を得られるように調整
されたのちねじの締着けによつて固定される。 上記第1ミラー90と第2ミラー91は、第1
5図に示すように動滑車の原理によつて、ガイド
ロツド98(第13図参照)に沿つてコンタクト
ガラス21と平行に移動するようになつている。
第1ミラー90のキヤリツジ95(第13図参
照)はワイヤー99に固定され、第2ミラー91
のキヤリツジ101は動滑車100を支持してい
る。ワイヤー99は、一端99aを不動部材に固
定したのち、動滑車100に巻掛けてターンさ
せ、第1ミラー90に固定したのち、固定プーリ
102でターンさせられたのち、アイドルプーリ
104へ巻き掛けてメインプーリ105に数回巻
き回わしたのち、再びアイドルプーリ104へ巻
掛けて他方の固定プーリ103に巻き掛けターン
させ、動滑車100に掛けて、ガイド106を経
て他端99bを不動部材へ固定する。ワイヤー9
9にはタイトナー107によつて適宜のテンシヨ
ンが掛けられる。露光光学系は、符号301で示
すホームポジシヨンスイツチによつてホームポジ
シヨン(第5図において右端部)を検知されるよ
うになつている。 上記ワイヤー99は、次に説明する正逆転クラ
ツチ機構によつて正逆回転させられる。第17図
において、前記メインプーリ105は、クラツチ
軸108に固定されたデイスク105bにダンパ
105aを介して接続されている。クラツチ軸1
08には、第16図に示すように、スリーブ10
9が回転自在に挿嵌されている。スリーブ109
の端部には、図示されない駆動源に連結されてい
て示矢方向に回転するスプロケツト110が固着
されている。また、スリーブ109には、デイス
ク112が一体に固着されていて、正転側コイル
111に対向されている。一方、クラツチ軸10
8には、出力軸114が固着されていて、これを
挾んでアーマチユア板113と同115が回転自
在に設けられている。アーマチユア板113は、
出力軸114の凸部に係脱自在である。アーマチ
ユア板115は、周縁に形成された突片115a
を前記デイスク112の切欠112aに係合させ
ている。クラツチ軸108には、逆転側コイル1
16と共にデイスク117が回転自在に挿嵌さ
れ、デイスクにはギア118が一体に固着されて
いる。クラツチ軸108の軸端には、ギア119
が固着されている。上記ギア118と同119と
の間には、ギア118に噛み合うギア120と、
このギア120と同軸一体のギア121と、この
ギア121と前記ギア119に噛み合うギア12
2からなる歯車列が設けられている。 通常スプロケツト110の回転は、デイスク1
12およびアーマチユア板115に伝達される。
そして、露光動作のスリツト走査時には、正転側
コイル111に通電されて回転中のデイスク11
2がアーマチユア板113を吸着して、これに嵌
合している出力軸114を正回転させる。この出
力軸の回転は、クラツチ軸108を介してメイン
プーリ105に伝達され、ワイヤー99を介して
第1ミラー90、第2ミラー91を走行させる。
露光走査が終了すると、正転側コイル111への
通電が断たれ、逆転側コイル116が通電されて
アーマチユア板115がデイスク117に吸着さ
れる。吸着されたとき、アーマチユア板115の
突片115aとデイスク112の切欠112aと
は係合したままである。アーマチユア板115が
吸着されたことによつて、スプロケツト110の
回転が、デイスク112→アーマチユア板115
→デイスク117→ギア118→ギア120、ギ
ア121→ギア122→ギア119→クラツチ軸
108と伝達されて、メインプーリ105を逆回
転させる。この逆転時において、第18図に示す
歯車列から判るように、スプロケツト110の回
転は、増速されてメインプーリ105へ伝達され
るので、第1ミラー90等の光学系は、走査時の
移動よりも早い速度で復動させられる。第16図
は正逆転クラツチ機構であるが、逆転側クラツチ
をリターンクラツチ116Aと称し、正転側クラ
ツチをフオワードクラツチ111Aと称す。光学
系がフオワードスタート及びリターンするときの
シヨツクが感光体ドラム27に伝わると、結像面
のブレや転写ブレが発生するが、これを防止する
ために、メインプーリ105とクラツチ軸108
との間にシヨツクアブソーバとしてのゴム製のダ
ンパ105aとデイスク105bが設けられてい
る。 原稿を照明するハロゲンランプ89のフイラメ
ントは、スリツトの長手方向において、完全に平
行に位置させる必要がある。これをハロゲンラン
プ89の管の位置で行なうと、管とフイラメント
との相対位置のバラツキがあり、余り望ましくな
い。そこで、位置決めを行ない易くするため反射
板に穴を形成して、フイラメントの位置を調整す
る手段が設けられている。第19図及び第20図
において、反射板88は、取付具123によつて
支持体124に固定されている。支持体124の
両端には、絶縁体125,126を介して、一対
のランプホルダ127,128が設けられてい
る。ハロゲンランプ89は、上記ランプホルダ1
27,128によつて保持されている。一方のラ
ンプホルダ127は、絶縁体125に形成された
回転中心軸125aを中心に回動自在に設けられ
ていて、調整ツマミ129を回転させることによ
つて、第21図に示すように、ランプホルダ12
7との係合部が偏心カムとなつているので回動さ
せることができる。換言すると、ハロゲンランプ
89の一端は、上下方向に移動させることができ
る。また、ランプホルダー127には、ランプを
水平方向に移動させる調整ネジ130が螺着され
ていて、これを螺進させるとランプの一端を水平
方向に移動させることができる。上記絶縁体12
5の一部は、支持体124に貫通させられてい
て、これにはのぞき穴125bが穿設されてい
る。反射板88には、上記のぞき穴125bと同
心ののぞき穴88aが穿設されている。また、支
持体124には、第20図に示すように、のぞき
穴124aが、反射板88にはのぞき穴88bが
それぞれ同心に形成されている。上記各のぞき穴
は、ハロゲンランプ89具体的にはフイラメント
131を正しく位置決めするためのものであつ
て、フイラメント131を的にして照準と照星で
ある。従つて、のぞき穴124aから目視したと
き、視野内にフイラメント131がない場合に
は、調整ネジ130を螺進させてランプを水平方
向に進退させ、のぞき穴125bからのぞいたと
き視野内にフイラメントがない場合には調整ツマ
ミ129を回動させてランプを上下動させ、何れ
の方向から見てもフイラメント131が確認でき
る位置へ持ち来たすようにすると、その位置が正
しいフイラメントの位置となる。 一方、他方のランプホルダ128も同様に、絶
縁体126に形成された回転中心軸126aを中
心に回動自在に設けられ、調整ツマミ132を回
転させることによつてランプの一端が上下動し、
調整ネジ133を螺進させることによつて、ラン
プの一端を水平方向に移動させることができる。
また、上記絶縁体126と反射板88には、同心
ののぞき穴126bと同88cがそれぞれ形成さ
れていて、フイラメント131の上下方向の位置
出し調整時にのぞくようになつている。また、支
持体124と反射板の他端には、前記のぞき穴1
24a,88b(第20図参照)と同様に、フイ
ラメント131の他端の位置出し調整時にのぞく
ためののぞき穴124bと88dがそれぞれ穿設
されている。上記ランプホルダ127,128は
何れも導電性弾性体で形成されているが、一方の
ホルダ128は、ランプ交換のために、互いに枢
着された2つの部材からなつていて、ランプ着脱
時には鎖線で示すように揺動し得るよう構成され
ている。 そして、ハロゲンランプ89の両端のフイラメ
ントを各のぞき穴から確認できたとき、このフイ
ラメントは、照射されるスリツトと水平方向、上
下方向共に平行に位置させられたことになり、原
稿の照明がムラなく行なわれることになる。 給紙部41は、第5図から判るように、二つの
給紙カセツト134,135を同時に装着でき、
何れか一方から選択的に給紙することができる形
式である。上記カセツト134,135は、何れ
もその外形においては同一サイズまたは巾方向の
み同一であるが、内部の仕切板の位置を選択する
ことにより、例えばA3サイズからB5サイズの転
写シートを収容することができる。給紙カセツト
は、第22図に示すように、カセツト本体136
と、これに開閉自在に枢支されたカバー137
と、シートの基準側縁を規制する一方の側板13
6aに枢着されたコーナ爪138と、シートの他
側縁を規制し、巾方向にその取り付け位置を変更
できるサイドフエンス139と、このサイドフエ
ンスに枢着されたコーナー爪140と、シートの
後側縁を規制するエンドフエンス141と、転写
シートを直接載置保持していて、カセツト本体に
対して揺動可能な底板142(第23図参照)
と、この底板142を解除位置へ移動させるため
の、他方の側板136bに枢着されたレリーズレ
バー143(第24図参照)と、側板136aの
外側に固着されたサイズ検知用のノブ144(第
25図参照)とからなつている。 上記カセツトの給紙部41への着脱は、カセツ
ト着脱のためのレバーの操作を必要としない、所
謂レバーレスで行なえるようになつていて、唯単
にカセツト装着口145,146(第5図参照)
に挿入するだけで、カセツトは給紙態位を取り得
るよう構成されている。各カセツト装着口14
5,146には、第5図に示すように、給紙コロ
147,148がそれぞれ配置されていて、装着
されたカセツトに収容された転写シートは、自動
的に上記給紙コロに当接されるのであるが、この
シート加圧機構は上下共同様に構成されているの
で、一方の構成のみを説明し、他方については同
一符号を付すにとどめる。第26図において、底
板142(第23図照参照)に下方から当接し
て、最下位の転写シートを給紙コロに圧接させる
加圧シユー149は、支軸150に固着されてい
る。支軸150の一端には、レバー151が固着
されている。レバー151には、スプリング15
2の一端が係止されていて、上記加圧シユー14
9に対して底板を押上げる向きの揺動習性を与え
ている。支軸150は、図示されない側板に回動
自在に支架されている。この側板には、リテナ1
53が枢着されていて、その一腕に固植したピン
154が上記レバー151の自由端に当接してい
る。リテナ153にはばね155によつて、上記
レバー151をその習性に抗して押動する揺動習
性が与えられていて、カセツトが装着されていな
いときには、上記レバー151、換言すると加圧
シユー149をカセツトの装着の邪魔にならない
位置まで退避揺動させている。上記リテナ153
の他腕には、比較的長いピン156が固植されて
いて、このピンはカセツトの先端に形成された突
起157に係脱する。また、上記支軸150に
は、圧解除アーム158が固着されている。前記
レリーズレバー143の一端143aは、側板1
36bの外方へ露呈させられていて、前記圧解除
アーム158のピン158aと係合する。 いま、第26図において、給紙カセツトを装着
口に挿入すると、突起157がピン156に係合
して、リテナ153をスプリング155に抗して
押動し、レバー151を解放する。解放されたレ
バー151はスプリング152の弾力によつて、
揺動し、加圧シユー149で底板142を押し上
げて、収容されている転写シートの最上位のもの
を給紙コロに当接させる。このとき、圧解除アー
ム158も揺動して、第24図に示すように、レ
リーズレバー143の一端143aに係合して、
これを揺動させる。こののち、プリント釦を押動
すると、選択された方の給紙コロが主駆動機構に
よつて図示しない給紙クラツチを介して回転する
ことによつてカセツト内の転写シートを1枚だ
け、レジストローラ43に向けて送り出す。 複写動作の途中で手差し給紙を行ないたい場合
には、底板への加圧動作を解除する必要がある。
第24図において、カバー137を示矢方向へ回
動させると、これと一体のレバー137aが、側
板136bに枢着されたレバー159を介してレ
リーズレバー143の上側縁に衝合してこれを反
時計方向へ押動する。レリーズレバー143の揺
動によつて、圧解除アーム158が支軸150を
中心に時計方向へ押し下げられて、加圧シユー1
49の加圧作用を解除する。これにより、最上位
の転写シートが給紙コロから離間するので、開い
たカバー137の下から所望の転写シートを最上
位のシートの上に進入させる。しかるのち、カバ
ー137を元通り閉じると、圧解除アーム158
への拘束が断たれるので、加圧シユー149は再
び底板を加圧して、新らたに挿入された手差しの
転写シートを給紙コロに押し当てる。 次に、給紙カセツトを抜く場合には、カセツト
本体136を少し引くと、突起157がピン15
6から外れるので、リテナ153がスプリング1
55のばね力により揺動し、更にカセツトを抜く
ことによりカセツト底部によつて加圧シユー14
9が非加圧位置へ揺動退避させられ、他方のピン
154がレバー151に係合し非加圧状態を維持
する。 上記給紙部には、転写シートのサイズを検知す
るサイズ検知機構が設けられている。複写機本体
側には、第27図に示すように、この例の場合、
3つの近接スイツチSW0,SW1,SW2が固定して
設けられ、それぞれアクチユエータ160,16
1,162を揺動可能に有している。上記各アク
チユエータ160,161,162は、給紙位置
に装着されたカセツトの外側壁に近接する位置に
設けられている。一方、カセツトの外側壁には、
第25図に示すように、ノブ144が固定されて
いる。このノブ144は、カセツトの側壁に3個
まで取り付けることができ、第25図の場合に
は、最下段に1つが取り付けられている。ノブの
配列は、シートのサイズに応じて種々に組み合わ
されるようになつていて、例えば、第25図に示
すように、1つのノブだけが最下段に設けられて
いる場合には、収容されている転写シートはA3
サイズのものである。そして、かかる給紙カセツ
トを装着口145に装着すると、ノブ144がス
イツチSW2を作動させて、複写機上面の操作パネ
ル23(第6図参照)のサイズ表示部54にA3
サイズの表示がなされる。また、このとき装着口
146(第5図参照)にA4サイズの転写紙を収
容したカセツトが装着されると、そのためのノブ
の配列組合せによつてスイツチが選択的に作動さ
せられてサイズ表示部54にA4サイズの表示が
なされる。従つて、操作パネル23のサイズ表示
部54には、A3サイズとA4サイズの給紙カセツ
トが装着されている旨の表示がなされている。そ
して、希望するサイズがA3サイズの場合には、
「上」の選択釦55を押すと、選択されたカセツ
ト側を表示する選択表示灯54aが点灯し、プリ
ント釦48を押したとき、A3サイズの給紙カセ
ツトから給紙が行なわれる。 給紙カセツトに転写シートが有るか否かを検知
するペーパーエンド検知機構は、第28図に示す
ように、各給紙コロ147,148の近傍に設け
られている。不動部材に枢着されたペーパーエン
ドフイラー163は、カセツトが装着されていな
いとき並びにシートがなくなつたときには、同図
aに示すように、枢軸164を中心に揺動してい
て、その下端は給紙コロよりも下方に位置してい
る。上記フイラー163には、アクチユエータ1
65が一体的に設けられていて近接スイツチから
なるペーパーエンド検知スイツチSW3をオンオフ
する。このスイツチSW3は、第27図に示すよう
に、前記スイツチの近くに配置されている。 そして、給紙カセツトが装着されて転写シート
が給紙コロに押し当てられると、最上位のシート
が第28図bに示すように、フイラー163を揺
動させてスイツチSW3がペーパー有りの信号を出
す。同図aに示すように、ペーパーエンドの状態
にあつては、スイツチSW3がペーパーエンドの信
号を出し、操作パネル23(第6図参照)のサイ
ズ表示部54にペーパーエンドの旨の表示を行な
う。このとき、サイズ表示、選択表示は消える。 また、給紙部には、第23図に示すように、上
下の給紙コロから選択的に給紙された転写シート
をレジストローラ43へ案内するための、上ガイ
ド板166、中ガイド板167、下ガイド板16
8がそれぞれ設けられている。 プリント釦48を押すと、選択されたカセツト
の方の給紙コロが回転してレジストローラ43ま
で転写シートを送り出し、該ローラで一旦シート
を停止させる。この待機しているシートは、感光
体ドラム27のトナー像とシート先端とが転写部
で一致するタイミングになるとレジストローラ4
3が主駆動機構によつて図示しないレジストクラ
ツチを介して回転することによつて転写部へ向け
て送り出される。レジストローラ43で待機する
シートの待機姿勢、換言すると、給紙コロによる
給紙量は画像とシートの一致性安定のために一定
であつた方が良い。そのために、レジストローラ
43の近傍には、フオトセンサー169が配置さ
れている。フオトセンサー169は、転写シート
の進入位置を検知し、給紙コロの回転を制御して
給紙量のバラツキを抑え、レジストローラ43で
のシート待機姿勢を均一にし、レジストのバラツ
キを抑えると同時に、給紙部41におけるペーパ
ージヤムの検知を行なつている。このフオトセン
サー169ペーパージヤムを検知すると操作パネ
ル23の異常表示部50にペーパージヤムの表示
がなされる。 第29図は転写・分離・搬送部を示していて、
レジストローラ43で送り出された転写シート
は、前記ターンガイド板78と固定されたターン
ガイド170にガイドされて、感光体ドラム27
表面に密着させられる。転写チヤージヤ31は、
シート背面にトナーと異極性の電荷を与えてドラ
ム表面のトナーをシートへ引きつけ、分離チヤー
ジヤ32は交流コロナ時をシートに印加してシー
トの電荷を除いてドラムからのシート分離を行な
う。転写チヤージヤ31の入口側には、入口ガイ
ド板171が感光体ドラム長手方向に亘つて1〜
2mmの間で平行な一定寸法を保つよう設けられて
いて、転写シートが全面に亘つてドラム表面に均
一に密着するよう転写シートを案内する。かかる
ガイド板171を設けることにより、シート後端
白抜けが防止できる。分離爪33は、前記分離チ
ヤージヤ32によるコロナ分離の補助として設け
られたものであつて、通常は破線で示すように、
ドラム表面から離間している。分離爪33は、ホ
ルダー172を介して軸173に一定角度回動自
在に支持されている。軸173は、レバー17
4、リンク175、レバー176、リンク177
を介してソレノイド178(第37図参照)の作
動杆が連結されている。ソレノイド178が引か
れると、軸173が時計方向へ一定角回動する。
軸が回動すると、ホルダー172が自重で回動し
て分離爪33を感光体ドラム27の表面に軽く当
接させる。ソレノイド178がオフになると軸1
73が反時計方向へ回動してホルダー172を同
方向へ回動させ、分離爪33をドラム表面から離
間させる。 搬送ベルト44は、ドラムから分離された転写
シートをバキユーム179で吸引しつつ定着装置
45へ向けて搬送するものである。また転写チヤ
ージヤ31と分離チヤージヤ32は、1つのケー
シング180に取り付けられていて、装置本体に
着脱自在である。ケーシング180の底部を構成
する裏蓋181は、第30図に示すように、ケー
シングに対して着脱可能に設けられている。かか
る構成を採ることによつて、転写・分離チヤージ
ヤは、裏蓋181を外してこれのワイヤーを清掃
することができる。なお、ケーシング180の、
感光体ドラム27に対向する側には、チヤージヤ
内にシートが進入することを防止するガイド部材
180aが張り渡されているために、チヤージワ
イヤーの清掃を行なうことは極めて面倒であつて
完全な清掃を行なえないが裏蓋を外せるようにす
ると、かかる問題が解消できる。 転写部でトナー像を転写された転写シートは、
次の定着工程で熱と圧力を加えられてトナー像を
融着される。 定着装置45は、第31図に示すように、ヒー
タ182を内蔵した定着ローラ183と、ヒータ
184を内蔵していて、上記定着ローラに接離す
る加圧ローラ185と、定着ローラの温度を測定
するサーミスタ186と、定着ローラへのシート
巻付きやジヤムを防止する分離爪187と、定着
ローラ表面に付着したトナーや紙粉等を除去する
クリーニングフエルト188と、定着ローラ表面
にオフセツト防止液を供給するオフセツト防止機
構189と、加圧ローラの加圧・圧解除機構19
0(第33図参照)とからなつている。 上記定着ローラ183は、アルミローラからな
つていて、周面にオフセツト防止層を有してい
る。これに内蔵されたヒータ182は、定着ロー
ラ183の表面温度を検知するサーミスタ186
によつて一定温度に制御されている。一方、加圧
ローラ185は耐熱性弾性体からなつていて、こ
れに内蔵された下ヒータ184は、ハロゲンラン
プ89の点灯時は通電されない。前記露光光学系
がリターンするときは通電する。その他のとき
は、上ヒータ182のオンオフに同期して通電す
るようになつていて、省電力化を図つている。前
記分離爪187は、定着ローラの軸方向に複数
個、例えば6個が隔置して設けられ、通紙基準側
の4個はローラに接触しているが、他側の2個は
ローラに非接触になつている。これは、小サイズ
の転写シートを連続通紙すると、定着ローラ18
3の通紙基準側の他側表面には比較的多くのオフ
セツト防止液が残つており、これが分離爪187
に掻き取られて、次に大サイズの転写シートを通
紙したとき、このシートに上記爪の液が付着する
のを防止するためである。 上記定着ローラ183は、第32図に示すよう
に定着ユニツトの側板191,192間に、該ロ
ーラ径よりも外径が大きい軸受193,194を
介して回転自在に支架されている。定着ローラ1
83の中空軸183aの一端には、図示されない
駆動源に連結されるギア195と、排紙コロ46
に連結されるスプロケツト196が固着されてい
る。 一方、加圧ローラ185は、その中空軸185
aの両端をつば付き軸受197,198に支軸さ
れている。軸受197,198は、第33図に示
すように、前記ユニツト側板191,192にそ
れぞれ穿設された定着ローラの軸心に向かう長孔
199に移動可能に嵌合させられている。上記中
空軸185aの一端には、クラツチ200を介し
て上記ギア195に噛み合うギア201が設けら
れている。上記軸受197,198には、第32
図に示すように、下方から加圧レバー202,2
03が当接している。加圧レバー202,203
は、第31図及び第33図に示すように、ユニツ
ト側板に支軸204,205で枢着されていて、
その自由端には、加圧スプリング206,207
の一端がそれぞれ係止されている。これら加圧ス
プリング206,207の他端は、側板に螺着さ
れた調整ネジ208,209にそれぞれ係止され
ている。従つて、加圧ローラ185は、上記加圧
スプリング206,207のばね力によつて定着
ローラ183に圧接させられている。両ローラの
ニツプ巾は、上記加圧スプリングのばね力を調整
ネジ208,209を螺進させることにより最適
に設定する。 また、上記両加圧レバー202,203には、
上記両ローラの圧接を解除する圧解除機構190
が係合している。加圧レバー203には、第33
図に示すように、解除アーム210の一端210
aが係合している。解除アーム210の他端21
0bは、解除レバー211の一腕に枢着されてい
る。解除レバー211は側板に支軸212で枢支
されている。解除レバー211の他腕には、カム
フオロワ213が設けられている。なお、他方の
加圧レバー202にも上記と同様の解除アーム、
解除レバー、カムフオロワが連結されている。第
33図において、定着ローラ183の右上方に
は、ユニツト側板191,192(第32図参
照)に回動自在に支架された解除軸214が設け
られていて、この軸には、前記解除レバーのカム
フオロワ213(一方のみ示す)に対応して解除
カム215が固着されている。第34図に示すよ
うに、解除軸214には、スプリングクラツチ2
16を介して解除ギア217が設けられている。
この解除ギア217は、前記ギア195に噛み合
つている。 上記スプリングクラツチ216は、半回転クラ
ツチ機構の一部をなしていて、ラチエツト輪21
8の端部には、周縁の一部を殺ぎ落したボス21
9が固着されている。ラチエツト輪218を挾ん
で上レバー220と下レバー221のそれぞれの
係止端220aと221aが位置させられてい
る。上レバー220と下レバー221は、ユニツ
ト側板192に支軸222,223でそれぞれ枢
着されると共に、互いにリンク224で連結され
ている。下レバー221には、スプリング225
の一端が係止されていて、上レバー220の係止
端220aをラチエツト輪218に係合させる向
きの揺動習性を与えている。上レバー220の一
端には、解除ソレノイド226の作動杆226a
が連結されている。 第33図に示す圧解除機構は、加圧ローラ18
5の変形防止やジヤム紙の取り出しを容易にする
と共に、定着ローラの熱が加圧ローラへ移動する
のを防止するために、定着動作の待機時には、加
圧ローラ185を定着ローラ183から離間させ
ておくためのものである。そして、解除ソレノイ
ド226がオフの状態にあつては、上レバー22
0がスプリング225に引かれてこれの係止端2
20aがラチエツト輪218に係合して解除軸2
14を停止させている。このとき、解除カム21
5は、第33図に破線で示す回動位置にあつて、
解除レバー211を支軸212の周りに時計方向
へ揺動させている。このレバー211の揺動によ
つて、加圧レバー203は、解除アーム210を
介して支軸205の周りに揺動させられて、加圧
ローラ185を定着ローラ183から離間させて
いる。解除ソレノイド226が励磁されると、上
レバー220がラチエツト輪218を解放する位
置まで揺動すると同時に、下レバー221が係止
位置へ揺動する。そのために、ラチエツト輪21
8は、半回転して再び係止される。よつて、解除
軸214も半回転して停止するのであるが、この
とき解除カム215は、第33図に実線で示す位
置で停止している。解除カム215が実線位置に
置かれると、加圧スプリング207のばね力を受
けた加圧レバー203は支軸205の周りに反時
計方向へ揺動して加圧ローラ185を定着ローラ
183に圧接させる。排紙コロ46の近傍には排
紙センサー273が設けられていて、排紙ジヤム
検知を行なう。 オフセツト防止機構189は、定着ローラ18
3の表面にオフセツト防止液例えばシリコンオイ
ルを供給して、トナーによるオフセツトを防止し
ようとするものである。第31図において、定着
ローラ183の周面には、これに選択的に従動回
転するオイル塗布ローラ227が当接させられて
いる。オイル塗布ローラ227の上部周面には、
オイル塗布フエルト228が当接させられてい
る。上記ローラ227とフエルト228は、該機
構の上板229に設けられていて、圧調整ネジ2
30によつて定着ローラ183への圧接力を調整
し、オイルの塗布量を調節できるようになつてい
る。オイル塗布フエルト228は、シリコンオイ
ル231を貯溜したオイル皿232の上方へ延び
ている。オイル皿232と上記フエルト228と
の間には、オイル汲上げフエルト233が配置さ
れていて、皿232内のオイル231をフエルト
228へ供給している。シリコンオイル231
は、図示されないオイルタンクからソレノイドに
より動作するポンプによつてオイル皿232へ汲
み上げられ、オーバーフローしたものが再びタン
クへ還流するようになつている。オイル塗布ロー
ラ227は、定着ローラ183の周面のオイルが
少なくなつて両ローラ間の摩擦が大きくなると、
これに従動回転してシリコンオイルを定着ローラ
の周面に供給塗布し、オイルが所定量以上塗布さ
れたのちはフエルト228の摩擦によつて停止
し、ローラ183との間がスリツプするようにな
つている。従つて、定着ローラ183へのオイル
の塗布は、制御機構なしで自動的に制御される。
また、定着ローラ183の回転方向において、オ
イル塗布ローラ227の下流側には、オイル均し
部材234(第35図参照)がローラ表面に当接
させて設けられていて、塗布ローラ227で供給
された定着ローラ表面のオイル層を均一にする作
用を行なつている。 クリーニング装置34(第5図参照)は、トナ
ー像転写後の感光体ドラム27の表面に残留する
トナーを除去して、次の複写工程にそなえるため
のものである。 第36図において、クリーニングケーシング2
35は、装置本体に設けたガイド部材236に沿
つて、引き出し自在に設けられている。ケーシン
グ235には、ブレード軸237が回転自在に支
架されている。ブレード軸237には、ブレード
ホルダ239が着脱自在に装着されていて、この
ホルダには、クリーニングブレード240が接着
等適宜の手段で固着されている。ブレード軸23
7の一端には、第37図及び第38図に示すよう
に、ブレード解除レバー241が固着されてい
て、該レバーにはブレード戻しスプリング242
の一端が係止されていて、上記ブレード軸237
に対して、クリーニングブレード240の先端2
40aを感光体ドラム27から離間させる向きの
揺動習性を与えている。ブレード解除レバー24
1の中間部には加圧ピン243が、先端にはスト
ツパピン244がそれぞれ固植されている。本体
側板には、枢軸246が固植されていて、これに
は互いに一体のブレード加圧レバー247、ブラ
シ加圧レバー248が枢支されている。レバーの
一腕は、スプリング249を介してソレノイド1
78の作動杆178aに連結されている。ブレー
ド加圧レバー247は、前記加圧ピン243に係
合可能な位置まで伸びている。上記ソレノイド1
78の作動杆178aには、分離爪33(第29
図参照)のリンク177が連結されている。 また、ケーシングの端板には、一対のブラシ解
除アーム250(一方のみ示す)が軸251で枢
着されていて、塗布ブラシ252の軸238が回
転自在に支持されている。上記アーム250に
は、図示されないばねによつて、塗布ブラシ25
2をドラム表面から離間する向きの揺動習性が与
えられている。また、アーム250の自由端に
は、上記ブラシ加圧レバー248が係合するスト
ツパピン253が固植されている。上記塗布ブラ
シ252は、図示されない駆動源によつて、感光
体ドラム27との接触部において、これとカウン
ター方向に或る周速比で回転させられる。この塗
布ブラシ252は、後述するように、ドラム表面
に接触するのみでなく、該ブラシがドラム接触位
置に置かれた場合は、塗布ブラシ252が塗布剤
254にも接触するようになつている。この塗布
剤は、塗布ブラシ252によつて感光体ドラム2
7表面へ供給塗布されて、ドラム表面の摩擦係数
を可及的に小さくしようとするものである。塗布
剤による薄い被膜を形成されたドラムとトナーと
は、クーロン力以外の結合力を弱められるので、
クリーニングブレード240による残留トナーの
除去が極めて良好に行なわれると共に、ブレード
とドラム間の摩擦も小さくなり、ブレードのエツ
ジの損傷も防止できるという効果がある。上記塗
布剤254としては、ステアリン酸亜鉛をブロツ
ク状に固形化したものが用いられ、このブロツク
は、ホルダー255によつて、ケーシング235
のガイド溝に沿つて着脱自在に設けられる。 第36図において、ケーシング235の下位に
は、クリーニングブレード240によつて掻き落
されたトナーを回収するヘリカルコイル256
と、トナーの固化を防止するアジテータ257が
設けられている。ヘリカルコイル256は、図示
されない駆動機構により所定方向へ回転駆動され
て、回収したトナーを前記現像装置29又は廃棄
用タンクへ搬送する。また、ケーシング235
は、感光体ドラム27に対向する部分が開口して
いて、この開口縁には、ドラムとの間をシールし
て、クリーニング装置34により除去したトナー
が機内へ飛散するのを防止するシール材が貼着さ
れている。第36図及び第40図において、クリ
ーニング装置34入口部には、植毛からなる入口
シール258が、出口部には例えばスポンジゴム
からなる出口シール259が、端板にはスポンジ
ゴムからなるサイドシール260,260がそれ
ぞれ貼着されている。また、クリーニングブレー
ド240は、上記開口部から突出してドラムへ当
接するのであるが、このブレードと各端板との間
にも、ブレードサイドシール261,261が設
けられている。 第36図乃至第38図において、ソレノイド1
78が励磁されていないときには、クリーニング
ブレード240はブレード戻しスプリング242
のばね力によつて、また塗布ブラシ252は図示
されないばねによつてそれぞれ感光体ドラム表面
及び塗布剤255から離間させられている。そし
て、ソレノイド178が励磁されると、ブレード
加圧レバー247とブラシ加圧レバー248が枢
軸246を中心にそれぞれ時計方向に揺動する。
ブレード加圧レバー247の揺動は、加圧ピン2
43、ブレード解除レバー241を介してブレー
ド軸237を回動させ、第36図に実線で示すよ
うに、クリーニングブレード240をドラム表面
に当接させる。しかるのち、感光体ドラム27は
示矢方向へ回動して、上動ブレードを引き摺つ
て、これの先端をトレーリング方向に撓ませる。
一方、ブラシ加圧レバー248の揺動は、ストツ
パピン253を介してブラシ解除アーム250を
軸251の周りに回動させ、塗布ブラシ252を
感光体ドラム表面に摺接させる。上記クリーニン
グブレード240の先端をドラム表面にどの程度
喰い込ませるかは、ブレード解除レバー241の
揺動を規制するようになつていて、これに固植さ
れたストツパピン244をブレードストツパ26
2に衝合させ。ブレードストツパ262は、第3
9図に示すように、本体側板に支軸ピン263で
枢着されていて、上記喰い込み量調整ののち固定
ネジ264で位置決固定される。一方、塗布ブラ
シ252のドラムへの喰い込み量は、第39図に
示すように、ブラシストツパ265にストツパピ
ン253を衝合させて規制される。ブラシストツ
パ265は支軸ピン266に枢着されていて、偏
心調整ネジ267の回動により適正な位置を決め
たのち固定される。ソレノイド178がオフにな
つたとき、クリーニングブレード240と塗布ブ
ラシ252は、共にドラム表面から離間するが、
ブレードの解除量は、第39図に示すように、解
除量調整ネジ268とストツパ269とで調整で
きるようになつている。 クリーニング装置34が装置本体に着脱自在に
設けられることは既に述べたが、これを取り外す
とき、入口シール258とドラム表面との間に存
在していたトナーが落下するので、これを受ける
トナー受け270がクリーニング装置34の下位
に配置されている。このトナー受け270には、
感光体ドラム27の周面に接触させた可撓性薄板
からなるシール材271が設けられていて、落下
するトナーを機内に飛散させることなく保獲する
ようになつている。また、このトナー受け270
は、装置本体に対して、上記クリーニング装置3
4とは独立して着脱自在になつている。 クリーニング工程を終えた感光体ドラム27表
面には、最早トナー等は存在しないが、分離チヤ
ージヤ32によるネガ残像を防止するために、残
留電位除去の目的でクリーニング後の感光体に対
して光照射を行なつている。第41図に示すクエ
ンチングランプ35は、フイルター272の透過
率が、第12図に示すクエンチングランプ30の
フイルター87の透過率と異なるだけで、他の構
成は全く同じであるから同一符号を付すに止め
る。そして、何れのクエンチングランプ30,3
5においても、タングステンランプ86は、第4
2図に示すように、基板85と共にケーシング8
4から引き出すことができる。 次に、この例に示す電子写真複写機は、1チツ
プCPUを2つ使用して制御されており、以下、
電気関係について説明する。 第43図は、1チツプCPUの構成を示してい
て、4ビツトCPU、ROM、RAM、プログラマ
ブルタイマー及びクロツク発振回路を1つのチツ
プに集積したものである。1つの1チツプCPU
は、機械動作のコントロール用として、いま1つ
は操作部入力及び出力のコントロール用として使
用されていて、機械動作と操作部入出力とを並行
してコントロールするためであり、この構成を第
44図に示している。 第45図はサブルーチンのフローチヤートを示
し、第46図はこれのうち排紙ジヤム検の動作を
示すタイミングチヤートである。ここでメインタ
イミングパルスは機械の通常動作を制御するため
のものであり、ジヤムタイミングパルス及び
は排紙部への紙の到達を検知するため、またジヤ
ムタイミングパルス及びは排紙部を紙が通過
したかどうかを検知するためのものである。 キー入力、データー入力の読み込み、データ
ー出力およびデイスプレイを行なう。 リピート中断するかどうかのチエツクをす
る。 リピート中断 コピー中のペーパーエンド、選択釦55によ
り給紙口を切り換えた場合、割込みキー51a
を押した場合、キーカウンターをはずした場
合、クリアーストツプキー52aを押した場合 リピート動作をするか(1to1の場合) リターンクラツチ116Aオンからホームポ
ジシヨンスイツチ301(第13図参照)オン
までにプリントスイツチ48がオンされるとリ
ピート動作を行う。 タイミングパルスおよび各タイマーカウント
を1だけ加算する。 サービスコールのチエツク サービスコールのチエツクは、ソフトで行な
つているものには、タイミングパルスの入力と
光学系の駆動異常である。その他はハードで行
う。 コピー中であれば、排紙部のジヤム検出を行
う。 第47図はメインルーチンを示し、第48図乃
至第52図はこれのタイミングチヤートを示して
いる。 メインスイツチを入れると、まず1チツプ
CPU内のデータRAM等をクリアし、初期状態
にセツトする。初期状態とは、“しばらくお待
ちください”を異常表示部50に表示、プリン
トスイツチ48に内蔵される赤ランプを点灯上
カセツト選択表示54aを点灯、セツト枚数表
示部53a(第6図参照)が“1”になる。た
だし、トナー濃度コントロール装置310(第
7図a参照)のモーターのオン信号により、ブ
レードソレノイド178、メインモーター39
をオンさせ、さらにキヤリツジ95がホームポ
ジシヨン位置にない場合はリターンクラツチ1
16aをオンさせている。 給紙センサー169および排紙センサー27
3がオンしていないか、つまり、ジヤムしてい
ないかをチエツクする。ただし、フリーランス
イツチあるいはジヤムオフスイツチをオンして
いればこの限りではない。フリーランスイツチ
及びジヤムオフスイツチは、機械動作チエツク
時に使用し、フリーランスイツチをオンした場
合は転写紙給送及び帯電、転写、分離チヤージ
ヤー28,31,32の動作を行なわず、ま
た、ジヤムオフスイツチをオンした場合は、転
写紙の給送を行なわずに機械を動作させること
ができる。 定着温度が、設定温度に、6分間経過しても
達しない場合、サービスコールとなり、6分以
内に達すれば、次のステツプへと進む。 ジヤム等により定着装置45を引き出し、キ
ヤリツジ95を移動させた場合のフローチヤー
トであつて、キヤリツジ95がホームポジシヨ
ン位置にない場合は、リターンクラツチ116
Aをオンし、ブレードソレノイド178をオン
し、0.3秒後にメインモーター39をオンし、
キヤリツジ95をリターンさせる。キヤリツジ
95がホームポジシヨン位置に戻れば、リター
ンクラツチ116Aをオフし、ブレードソレノ
イド178をオフし、1秒後にメインモーター
39をオフ、同時に異常表示部50の“しばら
くお待ちください”ランプを消灯させる。現像
剤撹拌用スイツチ26をオンしていれば、オン
している間、メインモーター39がオンしてい
る。 ペーパーエンドおよびトナーエンドでないと
き、60秒後、セツト枚数カウンターを1にセツ
トさせる。ペーパーエンド、トナーエンド、キ
ーカウンタ未セツト、定着温度下限以下、サー
ビスコール、ジヤム、キヤリツジ95がホーム
ポジシヨン位置にない場合及びプリント中であ
ればプリント釦48内の赤ランプが点灯、それ
以外であればプリント釦48内の緑ランプを点
灯させる。また、機械が操作されることなく60
秒間放置された場合は、セツト枚数表示部53
aを「1」にリセツトする。但し、ペーパーエ
ンド及びトナーエンドが働いているときはセツ
ト枚数表示部のリセツトは行なわない。 コピー動作終了処理ルーチンであり、メイン
チヤージヤ28オフ後、100パルス目に、定着
解除ソレノイド226をオフし、125パルス目
にブレードソレノイド178、転写分離チヤー
ジヤー31,32をオフし、1秒後にメインモ
ーター39をオフさせる。 プリントスイツチ48がオンすると、ブレー
ドソレノイド178がオン、プリント釦48内
の赤ランプを点灯しCPUに内蔵される、コピ
ーカウンターを“0”にリセツトする。0.3秒
後にメインモーター39をオン、定着解除ソレ
ノイド226がオンし、メインタイミングパル
スをリセツトする。また転写分離チヤージヤー
31,32をオンする。メインモーター39オ
ン後65パルス目にハロゲンランプ89がオン、
69パルス目にメインチヤージヤー28がオン
し、メインタイミングパルスをリセツトする。 60秒タイマーをセツトし、定着下限温度以下
が60秒続けば、次のステツプへは進まず、サー
ビスコールとなる。定着温度が設定温度以上で
あれば、キーカウンタ、シリコンオイル汲上げ
ポンプを作動させるオイル補給ソレノイド、給
紙コロ147,148に駆動を伝達する給紙ク
ラツチをオンし、コピー枚数表示部53bを1
加算する。もしトナーエンドであればCPUに
内蔵されるトナーエンドカウンタを1加算す
る。これはトナーエンド表示点灯後50枚までコ
ピー可能とし、50枚以上であれば、コピー不可
として現像剤濃度の低下による転写紙へのキヤ
リア付着を防ぐためである。 リピート中であれば、キヤリツジ95がホー
ムポジシヨン位置にリターンしたときメインタ
イミングパルスをリセツトしハロゲンランプ8
9をオンする(リピート時はへジヤンプして
くる)。 つまり、プリント釦48オン後1枚目のハロ
ゲンランプ89及び帯電チヤージヤ28のオン
タイミング(前記で説明)と2枚目以降のオ
ンタイミング(及びで説明)を区別してい
る。これはプリント釦48オン後1枚目のハロ
ゲンランプ及び帯電チヤージヤオンからキヤリ
ツジ95がスタートするまでの時間を2枚目以
降のそれよりも長く設定して、メインスイツチ
オン後及び異常状態リセツト後のキヤリツジ9
5のホームポジシヨン位置不良による異常画像
を防止するためである。 給紙センサー169がオンし、40mS後に給
紙クラツチをオフし、給紙クラツチオン後、7
パルス目でフオワードクラツチ111Aをオン
する。またリピート中であれば、給紙クラツチ
オン後4パルス目で帯電チヤージヤー28をオ
ンする。 レジストスイツチ302(第13図照参照)
が給紙クラツチオン後0.5秒経過してもオンさ
れない場合サービスコールとなる。レジストス
イツチ302がオンされれば、現像バイアスを
オンし、メインタイミングパルスをリセツト
し、給紙ジヤムチエツクを行ない、キーカウン
タ、レジストクラツチをオンさせる。給紙ジヤ
ムチエツクは、レジストスイツチ302がオン
した時、給紙センサー部の転写シートの有無を
検出し、転写シートがない場合にジヤムとす
る。 メインチヤージヤー28のオン時間は、サイ
ズにより異なる。メインチヤージヤー28がオ
フするとメインタイミングパルスをリセツトす
る。 メインチヤージヤー28がオフし、メインタ
イミングパルスをリセツト後、7パルス目にフ
オワードクラツチ111Aをオフ、8パルス目
にリターンクラツチ116Aをオンする。も
し、このとき、ペーパーエンドであれば、給紙
クラツチをオンし、給紙コロ147,148と
給紙カセツトの底板142の給紙ローラ14
7,148に対向する位置に貼着されたフリク
シヨンパツトをこすりあわせ、給紙コロの汚れ
を防いでいる。またリターンクラツチ116A
オン時次の条件のときプリント釦48内の緑ラ
ンプオンする。 (1)ペーパー有 (2)トナー有 (3)キーカウンタ
セツトしてある (4)コピー枚数が終了したとき
(5)1to1コピーのとき 次に9パルス目に、ハロゲンランプ89がオ
フし、23パルス目に、現像バイアスオフ、給紙
クラツチオフ(ペーパーエンドの場合)、レジ
ストクラツチをオフする。 リターンクラツチ116Aオン後、1.5秒経
過してもキヤリツジ95がホームポジシヨン位
置に戻らない場合は、サービスコールとなる。
ホームポジシヨン位置に戻り、リピート中であ
ればキーカウンタ、オイル補給ソレノイド、給
紙クラツチをオンし、プリントサイクルをくり
返えす。リピート終了していれば、帯電チヤー
ジヤ28オフ後100パルス目に、定着解除ソレ
ノイド226をオフし、125パルス目にブレー
ドソレノイド178、転写分離チヤージヤー3
1,32をオフし、1秒後にメインモーター3
9をオフし、待機状態となる。 第53図は異常時のフローチヤートを示してい
て、第54図にジヤムのタイミングチヤートを示
している。 給紙部ジヤム(定着フアン47はオンのま
ま) (1) 待機時 給紙センサー169がオン (2) コピー時 レジストスイツチ302がオンした時給紙
センサー169がオフ 上記条件であれば、定着解除ソレノイド22
6、メインモーター39、定着フアン47以外
の駆動をオフし、ジヤム発生前に給紙された転
写シートを正常に機外に排出するため1秒後に
定着解除ソレノイド226をオフ、定着ローラ
の圧力を解除するため0.3秒後にメインモータ
ーをオフする。ただし、プリント釦48オン後
1枚目の転写シートが給紙ジヤムとなつた場合
は、ジヤム検知と同時にメインモータ39以外
の全ての駆動をオフし、0.3秒後にメインモー
タ39をオフする。 排紙部ジヤム(定着フアン47がオフ) (1) 待機時 排紙センサー273がオン (2) コピー時 フオワードクラツチ111Aオン時にカウ
ントを開始するジヤムタイミングパルスが
40パルスになつたところでジヤムタイミング
パルスのカウントを開始し、ジヤムタイミ
ングパルスが79パルスになつたときに排紙
センサー273にシートが到達していないと
き、及びリターンクラツチ116Aオフ時に
カウントを開始するジヤムタイミングパルス
が81パルスになつたところでジヤムタイミ
ングパルスのカウントを開始し、ジヤムタ
イミングパルスが26パルスになつたときに
排紙センサー273を紙が通過し終つていな
いとき、 ここで、ジヤムタイミングパルス、の
値は転写シートが正常に搬送されたときに、
排紙センサー273に到達するのに要する時
間よりも若干長く設定されている。また、ジ
ヤムタイミングパルス、の値は、転写シ
ートが正常に搬送されたときに排紙センサー
を通過するのに要する時間よりも若干長く設
定されている。 上記条件であれば、メインモータ39を除
き、すべての駆動系をオフし、0.3秒後にメイ
ンモータをオフにする。 サービスコール サービスコールについては、ソフトを用いて
いる。タイミングパルスチエツクと光学系駆動
異常のチエツクおよび待機時、定着温度が設定
値以下の状態が6分以上続き、またコピー中、
定着下限以下が60秒以上続く場合とがある。そ
の他についてはハードで行なつている。サービ
スコールの内容は、LED表示板25のLEDに
より表示される。 (1) タイミングパルスチエツク(駆動異常)
(第55図参照) タイミングパルスが入力され、0.2秒以内
に次のタイミングパルスが入力されないと
き、 (2) 光学系駆動異常(第56図参照) 給紙クラツチがオンし、0.5秒以内にレジ
ストスイツチ302がオンしないとき、ま
た、リターンクラツチ116Aがオンし、
1.5秒以内にホームポジシヨンスイツチ30
1がオンしないとき、 (3) 定着系2(定着温度異常) 待機時、定着温度が設定値以下の状態が6
分以上続いた場合(第57図、第58図参
照)。 コピー中、定着温度、下限値以下の状態が
1分間以上続いたとき(第59図、第60図
参照)。 サービスコール(ハード) (1) 定着系1(定着温度異常)(第61図参照) 定着温度が240℃以上になつた場合は、Q
401がオンし、Q28のベース電圧は
“L”となり、Q28はオフする。Q28が
オフすると、C10に充電され、12.6V以上
になるとQ29がオンしLED表示板25の
LED1が点灯する。また、Q29がオンし
ているので、トランジスタアレイIC26
1ピンはLであり、IC26 14ピンはHと
なり、パワーリレーRAがオフする。Q29
がオフしたことをCPUが認識し、サービス
コールランプを点灯させる。 (2) 現像系(トナーセンサー詰り)(第62図
参照) トナーセンサー詰りの状態が4.9秒以上続
いたとき、IC306は“H”を出力するよ
うになつており、これがIC309のCP端子
11に接続されているからIC309の出力
端子13は“H”になりトランジスタアレイ
IC307の出力端子10は“L”であるの
でLED表示板25のLED2が点灯する。ま
たトランジスタアレイIC 26 1ピンが
“L”、IC26 14ピンが“H”となり、パ
ワリレーRAがオフする。IC307の出力
は、CPUに接続されておりサービスコール
ランプを点灯させる。 (3) 電源1(制御用電源異常検知回路)(第63
図参照) 10V電源が7V以下になると、Q32のベ
ース電圧が0.7V以下となり、Q32がオフ
する。Q32がオフするとQ33がオンし、
LED表示板25のLED3が点灯する。また
トランジスタアレイIC26 14ピンが“H”
となり、パワリレーRAがオフする。Q33
の出力はCPUに接続されておりサービスコ
ールランプを点灯させる。 (4) 電源2(DC負荷駆動用電源異常検知回路)
(第64図参照) 24V電源の電圧が規定値以下になると、Q
30のベース電圧が0.7V以下となり、Q3
0がオフする。Q30がオフするとQ31が
オンし、LED表示板25のLED4が点灯す
る。またトランジスタアレイIC26 14ピ
ンが“H”となりパワリレーRAがオフす
る。Q31の出力はCPUに接続されており
サービスコールランプを点灯させる。 (5) 露光ランプ異常点灯検知回路(第65図参
照) ハロゲンランプ89の点灯あるいは、断線
の状態が4.3秒以上続いたとき、Q4がオン
し、LED表示板25のLED5が点灯する。
また、トランジスタアレイIC26 1ピン
が“L”14ピンが“H”となりパワーリレー
RAがオフする。Q4の出力はCPUに接続さ
れており、サービスコールランプを点灯させ
る。 第66図に制御用電源回路を示す。 AC20Vはパワーパツク用電源であり、
AC10V、AC15.5Vを3端子レギユレータIC20
2,IC204を用いて、DC8V、DC10Vを、ま
たAC27Vを定電圧電源IC205を用いDC24Vの
定電圧をつくつている。 次に、操作部の各回路を以下に示す。 (1) キースイツチ入力回路(第67図、第68
図、第69図参照) キースイツチの入力は、KTとKINのマトリ
ツクスにより、CPUに入力され認識される。 (2) セグメント点灯回路(第70図参照) セグメントはダイナミツク点灯をしている。
例として左端8の字のAセグメントが点灯する
とき、SEG38Vとなり、データとして、SEGA
が“L”でその他は“H”となり左端8の字の
Aセグメントが点灯する。 次に、トナー濃度制御について説明する。 電源に関しては、3端子レギユレータを用い
て、DC24VからDC+10VとDC+6Vの定電圧電
源を得ている。 トナー濃度検知の原理を第71図、第72図、
第73図に基いて簡単に説明する。第74図乃至
第76図はその回路図を示している。 先ず、第71図について説明する。 ボビン8から流出する現像剤の量は一定である
が、トナー濃度の変化すなわちキヤリアとトナー
との比が変化することにより、透磁率が変化し、
ボビン8に巻かれているコイル9のインダクタン
スが変化する。このインダクタンスの変化によ
り、検知発振器280の検知発振周波数rが変化
する。これと基準発振器281の基準発振周波数
sを加算器283により加算し、積分増幅器28
4により積分増幅し、検波器285により検波し
更に直流増幅器286により直流増幅する。この
直流増幅器286の出口電圧Vrを基準電圧Vs1
比較してトナー濃度が規定値よりも低い場合は、
ドライバ288を介してトナー補給機構63を動
作させて、現像タンクにトナーを補給する。直流
増幅器286の出力Vrは、ボビン詰り検知回路
290に接続され、ボビン詰りが発生している場
合は表示を行ない、本体の駆動を停止させる。 すなわち、第74図において、トナー濃度が設
定値より低い場合は、直流増幅器IC305の出
力端子6ピンは、基準電圧Vs1よりも低い電圧、
トナー濃度が設定値より高い場合は基準電圧Vs1
より高い電圧となる。次に、第75図において、
トナー濃度が低い場合、直流増幅器IC305の
出力端子6ピン(点)は、基準電圧Vs1より低
い電圧であるため、基準電圧Vs1である点の電
圧と、直流増幅器IC305の出力電圧Vrである
点の電圧を比較すると、>となり比較器
IC306の出力端子1ピンは“H”が出力され、
トナー補給動作モニタ用のLED301が点灯し、
トランジスタアレイIC307がオンして、トナ
ー補給ローラ65を駆動するための電磁クラツチ
MCがオンして現像タンクにトナーを補給する。
トナー濃度が高い場合、直流増幅器IC305の
出力端子6ピンは基準電圧Vs1よりも高い電圧で
あるため点と点の電圧を比較すると<で
あるので、比較器IC306の出力端子1ピンは
“L”が出力されトナー補給動作モニタ用のLED
301が消灯し、トランジスタアレイIC307
はオフとなり、トナー補給ローラ65を駆動する
ための電磁クラツチMCはオンしない。但し、現
像剤撹拌用スイツチ26がオンしていると、トラ
ンジスタアレイIC307の入力端子3ピンは
“L”となり、IC307はオフして電磁クラツチ
MCはオンしない。 また、スイツチSW301は環境変化による画
像濃度の変化を補正するため点の基準電圧を切
換えるためのものである。すなわち、高湿時は画
像濃度が高くなるため、の基準電圧を設定値よ
り下げ、トナー濃度を低いレベルでコントロール
し、低湿時は画像濃度が下がるため、の基準電
圧を設定値より上げてトナー濃度を高いレベルで
制御するようにしている。 次に、第76図において、メインモータ39オ
ン時は、IC317の入力端子1ピンが“H”か
ら“L”になるからIC317の出力端子2ピン
は、“L”から“H”に変る。IC317の2ピン
の立上りでIC311のタイマーが働き、R34
2とC322で決まる時間、IC311の出力端
子7ピンが“L”となる。IC311の出力端子
7ピンが“L”であれば、トナー濃度に無関係に
トランジスタアレイIC307の3ピンを“L”
とし、トナー補給を禁止している。つまり、現像
剤がボビン8に流れ込む初期は、流量が不安定と
なるため、現像装置29の駆動が開始されてから
現像剤の流れが安定するまでの一定時間、トナー
補給機構63の動作を禁止して余分なトナーを補
給させないようにしている。 次に、トナーセンサー詰り検知について説明す
る。第78図は、センサー詰り検知回路を示し、
第79図と第80図はそのタイミングチヤートを
示している。 電源オン時、コンデンサC327は抵抗R33
8を介して充電される。コンデンサC327の充
電電圧がインバータIC316のスレツシヨール
ドレベルより高くなるまでの間は、インバータ
IC316の出力端子12ピンは“H”となり、フ
イリツプフロツプIC309のCL入力10ピンに入
力されフイリツプフロツプIC309をリセツト
する。フイリツプフロツプIC309はトナーセ
ンサー詰りの記憶回路であり、現像駆動が停止
し、現像剤の汲み上げが停止した後もトナーセン
サー詰りの状態を記憶する。 現像剤の流れが停止或いは微量になると、比較
器IC306aの入力5ピン、すなわちIC305
の出力電圧は、比較器IC306aの入力6ピン、
すなわち抵抗R312と抵抗R320との分圧電
圧より高くなり比較器IC306aの出力7ピン
は“H”レベルになる。このとき、メインモータ
がオンすなわちインバータIC317の入力が
“L”で出力が“H”で且つ現像剤撹拌スイツチ
26がオフのとき、NAND IC314の出力3ピ
ンは“L”レベルで、トランジスタQ303はオ
フであり、コンデンサC335は抵抗R370及
びR374を介して充電される。コンデンサC3
35の充電電圧が、抵抗R371とR362とで
分圧された電圧より高くなると、比較器IC30
6bの出力8ピンは“L”から“H”レベルへ変
わる。比較器IC306bの出力は、フイリツプ
フロツプIC309のCP入力に入力され、フイリ
ツプフロツプIC309をセツト(Q出力が“H”
レベル)し表示及び本体制御へ異常を知らせる。 トナー濃度が正常であれば、比較器IC306
aの5ピン電圧が6ピン電圧より高くならないの
で、出力7ピンは“L”レベルのままであるの
で、比較器IC306b出力8ピンは“L”レベ
ルのままで、フイリツプフロツプIC309はセ
ツトされない。但し、現像剤撹拌スイツチオン或
いはメインモータ39オフ時は、NAND IC31
4の1ピン、2ピンどちらかが“L”であるので
NAND IC314 3ピンは“H”レベルとな
り、トランジスタQ303がオンしており、コン
デンサC335は放電され、比較器IC306a
の出力7ピンが“H”レベルでもトナーセンサー
詰り検知を行なわない。フイリツプフロツプIC
309のリセツトは、メインスイツチオフからオ
ンのとき行なう。 本例では現像剤の流れが停止或いは微量になつ
た場合について説明したが、第3図に示す停滞し
た場合は、直流増幅器IC305の出力電圧は正
常時の出力より十分低くなる。従つて、決められ
た基準電圧と比較器で比較することにより、現像
剤の流れが停止或いは微量になつた場合と同様に
トナーセンサー詰りを検出できる。詳細は後述す
る。 第81図はトナーエンド検出回路を示し、第8
2図にそのタイミングチヤートを示している。 現像駆動が動作中トナー濃度が設定された基準
濃度より下がると、比較器IC306の入力2ピ
ン、すなわち直流増幅器IC305の出力電圧は、
入力3ピン(点)の電圧より低くなり比較器
IC306の出力は“H”レベルとなり、NAND
IC314aの入力5ピンに入力される。現像剤
撹拌スイツチ26はオフであるから、NAND IC
314aの出力4ピンは“L”レベル、INV.IC
316の出力6ピンは“H”レベルとなり、トラ
ンジスタQ302はオフする。タイマーIC30
8は動作をはじめ、比較器IC306の出力“H”
レベルの状態がコンデンサC321、抵抗R34
8及びR373で決まる時間継続すると、出力
“H→L”レベルに変わる。このときNOR IC3
12の入力12ピンは“L”レベルにあるから、出
力ピン11は“L→H”レベルに変わり、フリツ
プフロツプIC309aのが“H”レベルにセ
ツトされ、トランジスタアレーIC307aを介
して表示及び本体制御へトナーエンド信号を出力
する。 なお、NAND IC314bの入力12ピンは、
INV.IC316の出力6ピンに接続されており
“H”レベル、一方、入力13ピンは前カバー24
が閉じられているときは“H”レベルであり、
NAND IC314bの出力は“L”レベルとなつ
ている。 第83図にはトナーエンドリセツト回路を示
し、第84図にはそのタイミングチヤートを示し
ている。メインスイツチオンまたは前カバー24
を閉じたときトナーエンドリセツト信号が入力さ
れ、トナーエンドがリセツトされる。 第85図には、初期メインモータ制御回路を示
し第86図はそのタイミングチヤートを示してい
る。この回路は、メインスイツチがオンした時に
トナー濃度を検出してトナー濃度制御をするため
と、トナーエンドになり、前カバー24を開いて
トナー補充後、前カバー24を閉じたときに、ト
ナー補給をさせトナー濃度を正常値に戻すために
メインモータ39を制御するためのものである。 モノマルチバイブレータIC311aは、メイ
ンモータ39の動作時間を決めるものである。 電源オン時は、抵抗R338とコンデンサC3
27による積分回路によりパルス信号が発生し、
その信号をもとにモノマルチバイブレータIC3
11aをトリガーする。前ドア24を閉じたとき
は、抵抗340とコンデンサC326による微分
回路を基とする信号でモノマルチバイブレータを
トリガーする。モノマルチバイブレータIC31
1aは最大時間R349とコンデンサC328で
決まる時間幅のパルスを出力するが、比較器IC
306の出力が“L”レベル、すなわちトナー濃
度が高いと検出した場合は、NAND IC315、
NOR IC314、INV IC316よりなるリセツ
ト回路によりリセツトされ、メインモータ駆動回
路への指令が停止され、メインモータ39が停止
する。 第88図には定着温度制御回路を示し、第89
図には下ヒータ制御回路を示し、第90図にタイ
ミングチヤートを示している。 定着温度制御回路は、(1)下限温度検知、(2)温度
制御(上ヒータ182)、(3)上限温度検知、(4)下
ヒータ184強制オンの回路から成り立つてい
る。 (1) 下限温度検知 定着温度が定着可能な下限温度180℃以下の
場合、抵抗R401と並列に接続されている定
着ローラ温度検出用のサーミスタ186の抵抗
値が高くなり、ボリユームVR401の番端
子の電圧が抵抗R406とR409で決定され
る下限基準電圧よりも低くなる。すなわち、比
較器IC401の4ピンと5ピンの電圧をみる
と、5ピン>4ピンとなり、出力2ピンから
“H”が出力される。すると、Q404がオン
し、この信号がCPUへ入力される。すなわち、
定着温度下限以下であると、CPUへ入力され、
プリント不可とする。さらに、定着温度が上昇
し、180℃以上になると、IC401の4ピンと
5ピンの電圧が5ピン<4ピンとなり、出力2
ピンから“L”が出力される。するとQ404
がオフし、定着温度下限以上になつたことを
CPUが認識する。 (2) 温度制御 定着温度が定着するのに十分な設定温度195
℃以下の場合のサーミスタの抵抗値は、定着温
度が195℃のときの抵抗値よりも高くなる。す
るとボリユームVR401の番端子の電圧が
抵抗R405とR408で決定される基準電圧
よりも低くなる。すなわち、比較器IC401
の6ピンと7ピンの電圧をみると、7ピン>6
ピンであり、出力1ピンから“H”が出力され
る。すると、Q403がオンし、定着用ヒータ
182,184の動作モニタ用のLED401
が点灯する。また、Q403がオンすることに
より、Q405オン、Q402がオフする。Q
403オンにより、上ヒータ182が点灯し、
Q405がオンにより、下ヒータ184が点灯
する。また、Q402オフにより定着温度が
195℃に達していないことをCPUは認識する。
さらに、定着温度が上昇し、195℃以上になる
と、IC401の6ピンと7ピンの電圧が7ピ
ン<6ピンとなり、出力1ピンから“L”が出
力される。すると、Q403,Q405がオフ
し、Q402がオンする。Q403のオフによ
り、上ヒータ182が消灯し、Q405オフに
より、下ヒータ184が消灯、Q402オンに
より、定着温度が195℃以上になつたこと(リ
ロード状態)をCPUは認識する。いつたんリ
ロード状態になつた後は、定着温度が下限温度
180℃以下になるまでリロード状態を保持する。
但し、コピー中は、下ヒータ184は異なつた
制御を行なつているので後述する。 (3) 上限温度検知 定着温度が定着ローラ183及び加圧ローラ
185の耐熱限界の230℃以上になつた場合、
サーミスタの抵抗値が低くなり、ボリユーム
VR401の番端子の電圧抵抗R404とR
407で決定される上限基準電圧よりも高くな
る。すなわち、比較器IC401の8ピンと9
ピンの電圧をみると、8ピン<9ピンであり、
出力14ピンから“H”が出力される。すると、
Q401がオンし、この信号がCPUへ入力さ
れて、サービスコールが働く。また。パワーリ
レーがオフして電源を遮断する。定着温度が
230℃以下の場合は、IC401の8ピンと9ピ
ンの電圧が、8ピン>9ピンとなり、出力14
から“L”が出力され、Q401はオフする。 (4) コピー中の下ヒータ制御 電力節減のため、下ヒータ184は、コピー
中単独でコントロールしている。第89図にお
いて、点はハロゲンランプ89の点灯タイミ
ング信号に接続されており、ハロゲンランプ8
9点灯中は点の電圧は“L”となる。従つ
て、ハロゲンランプ89点灯中は、Q405が
オフされて、下ヒータ駆動用リレーAD1がオ
フし下ヒータは消灯する。また、点はリター
ンクラツチ116Aの動作タイミング信号に接
続されており、リターンクラツチ116A動作
中は点の電圧が“L”となる。従つて、ハロ
ゲンランプ89が消灯して、キヤリツジ95を
復帰動作させるためにリターンクラツチ116
Aが動作するとQ405がオンして下ヒータ駆
動用リレーAD1がオンし、下ヒータが点灯す
る。 つまり、コピー動作中下ヒータ184はサー
ミスタ186の検出温度と無関係に、ハロゲン
ランプ及びリターンクラツチのタイミング信号
によつて制御される。 なお、第89図において、AD5は上ヒータ
駆動用リレーである。 第91図にAC駆動とランプ点灯検知回路を、
第92図にその要部を、第93図にランプ点灯回
路を、第94図にランプ点灯検知回路のタイミン
グチヤートを示している。 第91図において、入力端子ADI1〜ADI6
は、CPUに接続されており、定められたタイミ
ングにより信号がCPUから加えられる。RA1〜
RA6は負荷駆動用のトライアツクTR1〜TR6
のトリガー用のリレーである。ランプ点灯検知回
路は、ハロゲンランプ89の連続点灯および断線
を検知して、サービスコールを点灯させ、パワー
リレーをオフするための回路であり、ハロゲンラ
ンプ点灯及び断線検知部A、タイマー回路B、保
持回路C、出力回路Dにより構成されている。 第95図に上述した複写機のタイムチヤートを
示した。 以上が本発明を実施するに適した電子写真複写
機の説明である。次頁以下に、第44図に示した
IC1のプログラムリストを第1表に示し、IC2
のプログラムリストを第2表に示す。
【表】
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【表】
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【表】 以下、本発明のトナー濃度制御方法を詳細に説
明する。 第71図及び第96図において、検知発振器2
80は、漏斗状ボビン8と発振回路とからなつて
いて、漏斗状ボビン8のインダクタンスLrの変
化により発振周波数rも変化する。これにより得
られたトナー濃度を第一レベルとする。 基準発振器281は、検知発振器280と同様
な回路構成であるがコイル内に現像剤を流さな
い。検知発振周波数rの比較を行なうと共に、検
知発振周波数rの初期ドリフト及び温度ドリフト
を補償する。 マルチバイブレータ282は、検知発振器28
0と基準発振器281の発振間隔の切換と共に、
直流増幅286の入力信号のうち基準発振による
入力信号を一定電圧にクランプする。加算283
は、検知発振周波数rと、基準発振周波数sとを
合成しカツプリングコンデンサC9を通して交流
分のみを出力する。積分増幅器284は、共振周
波数
【式】より離れるに従 つて振幅増幅率が減少し、入力周波数を電圧(振
幅)変換する。検波285は積分増幅284の出
力をAM検波し増幅する。直流増幅286は、検
波285の出力からカツプリングコンデンサC14
を通し交流分を取り出し、同時にマルチバイブレ
ータ282の制御により、基準発振器281によ
る信号を、強制的に一定電圧にクランプし、検知
発振器280と基準発振器281による信号の電
圧差を反転積分増幅し直流信号として出力する。
比較287は、直流増幅286の出力電圧Vrと
基準電圧Vs1とを比較して、トナー補給制御を行
なう。出力電圧が“H”レベルの時トナー濃度低
下を示し、トナー補給をする。ドライブ288は
比較287の出力を増幅してトナー補給機構63
(第7図参照)を駆動する。トナー補給機構63
は、電磁クラツチ、モータ等と、補給機構等で構
成される。詰り検知290は2つの比較器29
1,291、基準電圧Vs2,Vs3、タイマー29
3、フイリツプフロツプ294等から成つてい
る。比較器291は第2図に示すようなトナーの
詰り状態を検知するものであり、直流増幅286
の出力電圧Vrを基準電圧Vs2で比較する。第2図
の詰り状態になると出力電圧Vrは正常動作時の
出力電圧Vr1より高くなる(この電圧をVr2とす
る)。基準電圧Vs2はVr1<Vs2<Vr2となる様に
設定する。第2図の詰りが発生するとVs2<Vr2
となり、比較器291の出力は“H”レベルにな
る。比較器292は第3図に示すようなトナーの
詰り状態を検知するものであり、出力電圧Vrを
基準電圧Vs3と比較する。第3図の詰り状態にな
ると、出力電圧Vrは正常動作時の出力電圧Vr1
り低くなる(この電圧をVr3とする)。基準電圧
Vs3は、Vr3<Vs3<Vr1となる様に設定する。第
3図のようなトナーの詰りが発生するとVr3
Vs3となり比較器292の出力は“H”レベルに
なる。上記比較器291,292により測定され
たトナー濃度を第二、第三レベルとする。比較器
291,292の出力はOR回路を通してタイマ
ー239に入力される。タイマー293は、通常
“H”レベルであり、入力信号がCRの時定数で決
まる一定時間“H”レベルを継続したとき“L”
レベルに変化する。この信号でフリツプフロツプ
294をセツトし、表示、本体制御へ出力する。
現像剤の流れの変動により瞬時的に、Vs2<Vr2
又はVr3<Vs3なることがあり誤動作することが
ある。これを防止するためにタイマー293が設
けられている。又、待機中は、現像剤が流れない
ため、第2図に示す状態のトナー詰りと同様とな
り誤動作を起す。そのため、これを防止するため
に、待機中はタイマー293の動作を止めるよう
にする。 以上のように、通常のトナー濃度検知を行なう
第一レベルの測定のほかに、ボビンの詰りを検知
する第二レベルと第三レベルを測定する本発明に
よれば、トナーの過補給や未補給による画質への
悪影響がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二成分現像剤を用いる電子写真複写機
の現像装置のトナー濃度制御装置の一例を示す概
略構成図、第2図及び第3図は“ボビンの詰り”
のそれぞれ異なる態様を示す断面図、第4図は本
発明を実施するに適した電子写真複写機の一例を
示す一部破截外観斜視図、第5図は同上の正断面
図、第6図は操作パネルを示す平面図、第7図a
は現像装置の断面図同図bは冷却用フアンの配設
位置を示す正面図、第8図はトナー補給機構の要
部を示す正断面図、第9図はトナー濃度センサー
を示す正断面図、第10図は現像剤回収容器を示
す斜視図、第11図は現像剤回収動作を示す正断
面図、第12図は転写前除電用のクエンチングラ
ンプを示す正断面図、第13図は露光光学系を示
す正面図、第14図は照度ムラ補正機構を示す平
面図、第15図は光学系の駆動系を示す斜視図、
第16図は同上の正逆転クラツチ機構を示す分解
斜視図、第17図は同上の要部のみを示す側断面
図、第18図は同上の歯車列を示す正面図、第1
9図は露光ランプのフイラメント位置出し機構を
示す部分平断面図、第20図は同上の正断面図、
第21図は同上の部分側面図、第22図は給紙カ
セツトを示す斜視図、第23図は給紙部の概要を
示す正面図、第24図は圧解除機構を示す正面
図、第25図は転写シートのサイズ検知用ノブを
示す要部斜視図、第26図は底板加圧機構を示す
斜視図、第27図は転写シートのサイズ検知機構
を示す斜視図、第28図は転写シートの有無を検
知するペーパーエンド検知機構を示す正面図、第
29図は転写・分離・搬送部を示す正面図、第3
0図は転写・分離チヤージヤを示す倒立斜視図、
第31図は定着装置を示す正断面図、第32図は
同上の要部側面図、第33図は同上の圧解除機構
を示す背面図、第34図は同上の半回転クラツチ
機構を示す斜視図、第35図は同上のオイル塗布
機構を示す正面図、第36図はクリーニング装置
を示す正断面図、第37図は同上の加圧機構を示
す背面図、第38図は第37図の作用図、第39
図はブレード喰い込み量調整機構を示す背面図、
第40図はクリーニングケーシングの側面図、第
41図はクリーニング後除電用クエンチングラン
プを示す正断面図、第42図はクエンチングラン
プの要部を示す斜視図、第43図は1チツプ
CPUを示す構成図、第44図は機械動作と操作
部入出力及びCPUとの関係を示す図、第45図
はサブルーチンを示すフローチヤート、第46図
は同タイミングチヤート、第47図a〜dはメイ
ンルーチンを示すフローチヤート、第48図乃至
第52図は同上のタイミングチヤート、第53図
は異常時のフローチヤート、第54図は同タイミ
ングチヤート、第55図はサービスコールのタイ
ミングパルスチエツクを示すタイミングチヤー
ト、第56図は同上の光学系駆動異常を示すタイ
ミングチヤート、第57図は同上の定着温度異常
検知回路図、第58図は同タイミングチヤート、
第59図は同上の定着温度下限検知回路図、第6
0図は同タイミングチヤート、第61図は定着温
度上限検知回路図、第62図はトナーセンサー詰
り検知回路図、第63図及び第64図はそれぞれ
制御用電源異常検知回路図、第65図は露光ラン
プ異常点灯検知回路図、第66図は制御用電源回
路図、第67図はキースイツチ入力回路図、第6
8図は同マトリツクス、第69図は同タイミング
チヤート、第70図はセグメント点灯回路図、第
71図乃至第73図はトナー濃度検知の原理を説
明するブロツク図、第74図乃至第76図はトナ
ー濃度検知回路図、第77図は同タイミングチヤ
ート、第78図はトナーセンサー詰り検知回路
図、第79図及び第80図はそのタイミングチヤ
ート、第81図はトナーエンド検出回路図、第8
2図はそのタイミングチヤート、第83図はトナ
ーエンドリセツト回路図、第84図はそのタイミ
ングチヤート、第85図は初期メインモータ制御
回路図、第86図及び第87図はそのタイミング
チヤート、第88図は定着温度制御回路図、第8
9図は下ヒータ温度制御回路図、第90図は定着
温度制御のタイミングチヤート、第91図はAC
駆動及びランプ点灯検知回路図、第92図はその
一部を示す回路図、第93図はランプ点灯回路
図、第94図はランプ点灯検知回路のタイミング
チヤート、第95図は上述した複写機のタイミン
グチヤート、第96図は本発明を実施するに適し
たトナー濃度制御回路図である。 8,73……漏斗状ボビン、9,74……コイ
ル、280……検知発振器、281……基準発振
器、282……マルチバイブレータ、283……
加算、284……積分増幅、285……検波、2
86……直流増幅、287……比較器、288…
…ドライブ、63……トナー補給装置、290…
…詰り検知、291,292……比較器、293
……タイマー、294……フリツプフロツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トナーとキヤリアとからなる乾式二成分現像
    剤を、一部にコイルを有する漏斗状ボビン中に流
    して、トナー濃度の変化すなわちトナーとキヤリ
    アの比率の変化を、コイルのインダクタンスの変
    化として検出しトナー濃度を制御する電子写真複
    写機のトナー濃度制御方法において、インダクタ
    ンスの変化によりトナー濃度を測定する第一レベ
    ルと、ボビン中の現像剤が流れにくくなりコイル
    部の現像剤が微量になつたときのインダクタンス
    の変化を測定する第二レベルと、コイル部の現像
    剤が停滞したときのインダクタンスの変化を測定
    する第三レベルとをそれぞれ検知して上記第一レ
    ベルによつてトナー濃度を制御し、上記第二・第
    三レベルによつてボビンの現像剤詰りを検出する
    ことを特徴とするトナー濃度制御方法。
JP5379080A 1980-04-23 1980-04-23 Toner concentration controlling method Granted JPS56150772A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5379080A JPS56150772A (en) 1980-04-23 1980-04-23 Toner concentration controlling method
US06/255,190 US4435074A (en) 1980-04-23 1981-04-17 Cleaning apparatus for electrophotography comprising lubricant film applicator means
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