JPS643100Y2 - - Google Patents

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JPS643100Y2
JPS643100Y2 JP12660987U JP12660987U JPS643100Y2 JP S643100 Y2 JPS643100 Y2 JP S643100Y2 JP 12660987 U JP12660987 U JP 12660987U JP 12660987 U JP12660987 U JP 12660987U JP S643100 Y2 JPS643100 Y2 JP S643100Y2
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JP
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circuit
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clock
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JP12660987U
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時刻検出装置に関するものである。
例えば、機械的なアナログ表示式の電子報時時
計において、基板に1〜12時の各コードを表わす
4ビツトのパターン電極を形成しこのパターン電
極上を、時針に連動して回転する4本の接片を摺
動させて表示時刻を検出するものがある。これに
よるとパターン電極の他にコモン電極を必要とし
このコモン電極上を摺動する接片を合せると、全
部で5本の接片を必要とするものであつた。
そのため信頼性の点で問題があり、構成が複
雑、組立性が悪いなどの欠点がある。また一つの
接点が接触不良を起こすと間違つた打数で報時を
行なつてしまい、しかも接触不良を認識できない
欠点がある。
そこで本考案は1接点だけですみ構成が簡単で
信頼性の高い時刻検出装置も提供するものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、基板1には同一円周上の1
〜12時の位置に接点2〜2を形成してあり、各接
点間に印刷抵抗3〜3を形成してある。この基板
1の中心部を移動装置である時針パイプ4が貫通
しており、これに接片5を固着してある。したが
つて接片5は時針(図示せず。)の回転に連動し
て回転し、時針1〜12時を表示したとき接片5の
先端部が1〜12時の位置の接点2〜2に弾接す
る。12時および1時の位置の接点はそれぞれ電源
の(+)側および(−)側に接続してあるため、
時針が順次1〜12時を表示していくと接片5から
生じる電圧が段階的に増大していく。この電圧を
検出することによつて時針の表示位置を検出する
ものである。
この検出回路の一例を示したのが第2図であ
る。同図において、6は正時の検出スイツチ、7
はクロツクパルス発生回路、8はコード信号発生
回路で、クロツクパルスが供給されるごとに順次
12〜1の2進コード信号を生じる。9はD/A変
換回路で、上記コード信号を電圧に変換し、1〜
12のコード信号においてそれぞれの電圧とほぼ等
しい(やや低い)電圧を生じるように設定してあ
る。10は比較回路で、その(+)入力には接片
5からの電圧が供給される。11は記憶回路を構
成するラツチ回路、12は報時回路、13はフリ
ツプフロツプ回路である。
以上の構成において、接片5は正時の所定時間
前から接点2に弾接している。正時になると第2
図のスイツチ6が閉じてフリツプフロツプ回路1
3がリセツトされクロツクパルス発生回路7から
クロツクパルスが発生する。このクロツクパルス
によつてコード信号発生回路8から順次12〜1の
コード信号が生じ、これがD/A変換回路9で電
圧に変換されて比較回路10に供給される。
いま、例えば2時であつたとすると、接片5に
は、電源電圧をEボルトとしたとき、E/11ボル
トの電圧が生じ比較回路10の(+)入力に供給
されている。
一方D/A変換回路9からは12〜1のコード信
号によつて順次(E−e)、(10E/11−e)、
(9E/11−e)……(eは微小電圧)の電圧が生
じ、2のコード信号のときの電圧(E/11−e)
によつて比較回路10から出力が生じる。これに
よつてフリツプフロツプ回路13がセツトされ、
クロツクパルスが停止するとともに2のコード信
号がラツチ回路11にラツチされる。このラツチ
回路11の出力によつて報時音が2回発生し、2
時が報時される。
以上のようにして各正時において報時が行なわ
れる。
なおD/A変換回路9の電源と抵抗3〜3の両
端の電源は共通のものを使用することによつて、
電源圧電の変動による影響を受けず、比較回路1
0において常に正確な比較を行なうことができ
る。
また上記の実施例では基板1を固定して接片5
を回転させたが、逆に接片5を固定して基板1を
時針に連動して回転するようにしてもよい。
なお万一接片が接触不良を起こした場合には、
比較回路10の(+)入力に入力電圧が供給され
なくなるため比較回路10から出力が発生せず報
時が行なわれなくなる。したがつて従来のように
間違つた時刻が報時されることがなく、しかも直
ちに異常に気が付くものである。
以上のように本考案によれば、一つの接片で時
刻を検出することができ、信頼性が向上するとと
もに構成が簡単で組立が容易になる。しかも接片
が接触不良を起こしても、比較回路から出力が発
生しないため、この場合には報時が行なわれず、
間違つた時刻の報時を禁止でき、直ちに異常に気
がつくものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した正面図、第
2図は回路構成の一例を示した電気回路図であ
る。 1……基板、2〜2……接点、3〜3……抵
抗、4……時針パイプ、5……接片、7……クロ
ツクパルス発生回路、8……コード信号発生回
路、9……D/A変換回路、10……比較回路、
13……フリツプフロツプ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上の一円周上に1〜12時の指標位置に対応
    して形成した12個の接点と、この各接点のうち1
    時および12時の指標位置に対応した接点をそれぞ
    れ電源の端子に接続し、この各接点間に設けた抵
    抗と、上記各接点に弾接可能な接片と、時針の回
    転に連動して上記基板および上記接片のいずれか
    一方を回転させ上記接片を上記接点上を相対的に
    摺動させる移動装置と、正時を検出する検出装置
    と、この検出装置の出力によつてクロツクパルス
    を発生するクロツクパルス発生回路と、このクロ
    ツクパルスを計数してその計数内容に応じたコー
    ド出力を生じるコード信号発生回路と、このコー
    ド信号発生回路の出力をアナログ信号に変換する
    D/A変換回路と、上記接片の出力と上記D/A
    変換回路の出力との大小比較を行う比較回路と、
    この比較回路からの出力によつて上記コード信号
    発生回路の出力を記憶する記憶回路と、この記憶
    回路の内容に基いて報時を行う報時回路とからな
    る報時時計。
JP12660987U 1987-08-20 1987-08-20 Expired JPS643100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12660987U JPS643100Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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JP12660987U JPS643100Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163485U JPS63163485U (ja) 1988-10-25
JPS643100Y2 true JPS643100Y2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=31020578

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JP12660987U Expired JPS643100Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

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JPS63163485U (ja) 1988-10-25

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