JPS585228Y2 - タンク内平均温度計測装置 - Google Patents
タンク内平均温度計測装置Info
- Publication number
- JPS585228Y2 JPS585228Y2 JP720577U JP720577U JPS585228Y2 JP S585228 Y2 JPS585228 Y2 JP S585228Y2 JP 720577 U JP720577 U JP 720577U JP 720577 U JP720577 U JP 720577U JP S585228 Y2 JPS585228 Y2 JP S585228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature measuring
- switching
- switching point
- tank
- liquid level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来のタンク内平均温度計測における測温体切替装置は
、第1図に示すように、液面計により液面レベルに比例
した回転角が回転子Aに与えられ、タンク1内の被測定
物2に測温体3が均一に分布した状態の点を複数の切替
端子(1,2,3・・・・・・)のなかから選択するよ
うになっている(図示の例では、6個の切替端子のなか
から4点目が選ばれている。
、第1図に示すように、液面計により液面レベルに比例
した回転角が回転子Aに与えられ、タンク1内の被測定
物2に測温体3が均一に分布した状態の点を複数の切替
端子(1,2,3・・・・・・)のなかから選択するよ
うになっている(図示の例では、6個の切替端子のなか
から4点目が選ばれている。
)。同図中、4は3線式温度ブリッジ回路、5はアナロ
グ・テ゛ジタル変換器、6は並列テ゛ジタル信号出力端
子を示す。
グ・テ゛ジタル変換器、6は並列テ゛ジタル信号出力端
子を示す。
上記の切替装置は、実際にはカムとマイクロスイッチと
で構成され、切れ目なく切替えられる方法が採られてい
る。
で構成され、切れ目なく切替えられる方法が採られてい
る。
すなわち、液面計の軸に連結されたカム板を、これに設
けられた1個のカム凸起の円弧方向の長さがカム板の周
囲に前記の切替端子(1,2,3・・・・・・)に対応
する数だけ配置されたマイクロスイッチ相互の間隔より
やや大きくなっているオーバーラツプした形状とするこ
とにより、前のマイクロスイッチが動作完了後に次のマ
イクロスイッチが動作を終了するようにしている。
けられた1個のカム凸起の円弧方向の長さがカム板の周
囲に前記の切替端子(1,2,3・・・・・・)に対応
する数だけ配置されたマイクロスイッチ相互の間隔より
やや大きくなっているオーバーラツプした形状とするこ
とにより、前のマイクロスイッチが動作完了後に次のマ
イクロスイッチが動作を終了するようにしている。
第2図はその状況を示し、同図中、7はマイクロスイッ
チ、8はカム突起である。
チ、8はカム突起である。
そして、各マイクロスイッチと上記切替端子との間は、
電気的に第3図Aのように接続されている。
電気的に第3図Aのように接続されている。
したがって、2つのマイクロスイッチが共に動作してい
る時は、第3図Bのようになり、1つのマイクロスイッ
チだけが動作している時は、第3図Cのようになり、い
ずれの場合も常に1つの測温体が接続された状態になる
。
る時は、第3図Bのようになり、1つのマイクロスイッ
チだけが動作している時は、第3図Cのようになり、い
ずれの場合も常に1つの測温体が接続された状態になる
。
しかし、第3図Bから第3図Cの状態に移る途中に、ご
く短時間ではあるがマイクロスイッチがとの測温体にも
接続されない状態が発生する(第3図D)。
く短時間ではあるがマイクロスイッチがとの測温体にも
接続されない状態が発生する(第3図D)。
これは、マイクロスイッチ自体の機械的動作時間が電子
回路の応答時間に比較して遅いことから生ずるもので、
このため、A/D変換器はあたかも測温体の抵抗値が無
限大になったように動作し、温度テ゛−夕が異常高温を
指示する結果となる。
回路の応答時間に比較して遅いことから生ずるもので、
このため、A/D変換器はあたかも測温体の抵抗値が無
限大になったように動作し、温度テ゛−夕が異常高温を
指示する結果となる。
このような現象は、特にコンピュータとの連動などにお
いて高頻度、高速データ収集を行なった場合には、確率
的にも顕著に現われる可能性が高い。
いて高頻度、高速データ収集を行なった場合には、確率
的にも顕著に現われる可能性が高い。
本考案は、このような欠点を除去するため、新たに切替
点前後検出部とホールド(又はラッチ)回路とを設ける
ものである。
点前後検出部とホールド(又はラッチ)回路とを設ける
ものである。
第4図は、本考案の実施例を示す結線図で、Bが切替点
前後検出部、Cがホールド回路である。
前後検出部、Cがホールド回路である。
切替点前後検出部Bは、前記の切替マイクロスイッチが
動作する直前に動作し、切替マイクロスイッチが動作を
完了した直後に動作を終了するように構威し、その動作
中の信号をホールド回路に与えれば、切替直前の温度デ
ータが保持継続され、切替マイクロスイッチが完全に動
作を終了した後に保持が解除され、次の切替点の温度デ
ータに切替えられる。
動作する直前に動作し、切替マイクロスイッチが動作を
完了した直後に動作を終了するように構威し、その動作
中の信号をホールド回路に与えれば、切替直前の温度デ
ータが保持継続され、切替マイクロスイッチが完全に動
作を終了した後に保持が解除され、次の切替点の温度デ
ータに切替えられる。
上記のような切替点前後検出器としては、発光素子、ス
リット、受光素子の組合わせ、ホール素子と磁石の組合
わせ、金属片と導電性ブラシの組合わせ、カムとマイク
ロスイッチの組合わせなどが考えられるが、第5図にカ
ムとマイクロスイッチの組合わせによる検出器の例を示
す。
リット、受光素子の組合わせ、ホール素子と磁石の組合
わせ、金属片と導電性ブラシの組合わせ、カムとマイク
ロスイッチの組合わせなどが考えられるが、第5図にカ
ムとマイクロスイッチの組合わせによる検出器の例を示
す。
第5図Aはその構成を示し、9は切替点前後検出器マイ
クロスイッチ、10は切替点前後検出カム、11はその
カム突起である。
クロスイッチ、10は切替点前後検出カム、11はその
カム突起である。
第5図Bはその動作を示し、同図のaは切替カム突起8
と切替マイクロスイッチの切替点前後における位置関係
、同図すは切替点前後検出カム突起11と切替点前後検
出マイクロスイッチの切替点前後における位置関係を説
明するためのもので、便宜上これらのカム突起、マイク
ロスイッチは直線上に記載しである。
と切替マイクロスイッチの切替点前後における位置関係
、同図すは切替点前後検出カム突起11と切替点前後検
出マイクロスイッチの切替点前後における位置関係を説
明するためのもので、便宜上これらのカム突起、マイク
ロスイッチは直線上に記載しである。
カム突起8と11とは矢印方向に移動するものとする。
第5図BのCは切替マイクロスイッチの動作、同図dは
切替点前後検出マイクロスイッチの動作、同図eはホー
ルド回路の動作状態を示し一1図中、Tがマイクロスイ
ッチの切替動作が不安定な期間を表わす。
切替点前後検出マイクロスイッチの動作、同図eはホー
ルド回路の動作状態を示し一1図中、Tがマイクロスイ
ッチの切替動作が不安定な期間を表わす。
ホールド回路は、CMO8IC,TTLICなどにより
純電子的に構成でき、n5ec又はμsecのオーダー
の時間で動作するので、m secオーダーの高速デー
タ収集にも実用上全く問題はない。
純電子的に構成でき、n5ec又はμsecのオーダー
の時間で動作するので、m secオーダーの高速デー
タ収集にも実用上全く問題はない。
以上説明したとおり、本考案によれば、測温体切替時の
機械的不安定要素を検出、除去することにより、平均温
度テ゛−タ出力を常に安定した状態で発生する温度計測
装置を得ることができる。
機械的不安定要素を検出、除去することにより、平均温
度テ゛−タ出力を常に安定した状態で発生する温度計測
装置を得ることができる。
また、本考案によれば、切替えの間隔は1個の切替点前
後検出部の動作に依存するので、従来のように、各々の
切替マイクロスイッチのばらつきを取付位置などにより
微調整する必要がなく、安定した切替間隔が保てる利点
がある。
後検出部の動作に依存するので、従来のように、各々の
切替マイクロスイッチのばらつきを取付位置などにより
微調整する必要がなく、安定した切替間隔が保てる利点
がある。
第1図は従来のタンク内平均温度計測装置の概略図、第
2図は第1図の装置の測温体切替装置の説明図、第3図
Aは第2図の切替装置の結線図、第3図B、C,Dはそ
れぞれその動作状態を示す説明図、第4図は本考案の実
施例を示す結線図、第5図Aは本考案に用いる切替点前
後検出器の構成、第5図Bは同検出器の動作を示す説明
図である。 1・・・・・・タンク、A・・・・・・回転子、3・・
・・・・測温体、4゜5・・・・・・温度計測部、7・
・・・・・測温体切替え接続スイッチ、B (9,10
,11)・・・・・、・切替点前後検出部、C・・・・
・・ホールド回路。
2図は第1図の装置の測温体切替装置の説明図、第3図
Aは第2図の切替装置の結線図、第3図B、C,Dはそ
れぞれその動作状態を示す説明図、第4図は本考案の実
施例を示す結線図、第5図Aは本考案に用いる切替点前
後検出器の構成、第5図Bは同検出器の動作を示す説明
図である。 1・・・・・・タンク、A・・・・・・回転子、3・・
・・・・測温体、4゜5・・・・・・温度計測部、7・
・・・・・測温体切替え接続スイッチ、B (9,10
,11)・・・・・、・切替点前後検出部、C・・・・
・・ホールド回路。
Claims (1)
- 液面計と連動し液面レベルに比例した回転角が与えられ
る回転子によりタンク内に配置された複数個の測温体を
液面レベルに応じて切り替え、温度計測部に接続するタ
ンク内平均温度計測装置において、上記測温体を切替え
接続するスイッチの動作直前に動作し上記スイッチの動
作終了直後に動作を終了しその動作中に出力信号を発生
する切替点前後検出部と、この切替点前後検出部の出力
信号により上記温度計測部の出力を一時保持するホール
ド回路とを設け、上記の切替点前後における誤動作を防
止したことを特徴とするタンク内平均温度計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP720577U JPS585228Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | タンク内平均温度計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP720577U JPS585228Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | タンク内平均温度計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53102677U JPS53102677U (ja) | 1978-08-18 |
JPS585228Y2 true JPS585228Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=28693865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP720577U Expired JPS585228Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | タンク内平均温度計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585228Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-01-24 JP JP720577U patent/JPS585228Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53102677U (ja) | 1978-08-18 |
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