JPS642674Y2 - - Google Patents

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JPS642674Y2
JPS642674Y2 JP1983196046U JP19604683U JPS642674Y2 JP S642674 Y2 JPS642674 Y2 JP S642674Y2 JP 1983196046 U JP1983196046 U JP 1983196046U JP 19604683 U JP19604683 U JP 19604683U JP S642674 Y2 JPS642674 Y2 JP S642674Y2
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suction port
rotating brush
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fan
lid
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JP1983196046U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) (産業上の利用分野) 本考案は電気掃除機の吸込口体に係り、特に回
転ブラシ体を有するものに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の吸込風によつて回転されるフア
ンにて回転ブラシ体を回転させ、この回転ブラシ
体の回転で被掃除面の塵埃を掻き上げて吸引する
ようにした電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シ体に付着した糸屑、髪毛などの除去は吸込口本
体の下面に形成した吸込口から行なうようにして
いる。しかしながら吸込口は吸引力を低下させな
いためには必要以上に大きくすることができず、
一般に吸込口は回転ブラシ体より小さく形成され
ており、この吸込口から回転ブラシ体の糸屑、髪
毛の除去はきわめて困難であつた。そこで、例え
ば、実開昭56−17045号公報に記載されているよ
うに、吸込口本体の上面に回転ブラシ体に対応し
て開口部を形成し、この開口部を蓋体にて開閉自
在とし、この蓋体を開いて吸込口本体の上面開口
部から回転ブラシ体の掃除ができるようにした構
造の吸込口体が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の吸込口本体の上面開口部を開いて回
転ブラシ体の掃除機ができるようにした構造の吸
込口体では、掃除時に回転ブラシ体に付着した糸
屑、髪毛などを除去する際に蓋体を開くときに、
電源を切らないと吸込風でフアンが回転してお
り、また誤つて電源を入れた場合、吸込風でフア
ンが回転してしまいこのフアンに連動して開口部
に露出している回転ブラシ体が回転するため、安
全性に欠け、掃除機本体側の電源スイツチのオフ
操作をしなければならず、操作が繁雑となる問題
を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、掃
除時に回転ブラシ体に付着した糸屑、髪毛の除去
に際して蓋体を開くと、リーク孔から連通口にリ
ーク風が流れ込み、フアンの回転が停止され、回
転ブラシ体も回転を停止し、電源スイツチを操作
することなく、安全の回転ブラシの掃除機がで
き、操作性が良い電気掃除機の吸込口体を提供す
ることを目的とするものである。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、下面に吸込
口を有する回転ブラシ室とこの回転ブラシ室に連
通口にて連通されたフアン室を形成した吸込口本
体と、この吸込口本体のフアン室に前記連通口に
臨ませて回転自在に設けられたフアンと、前記吸
込口本体の回転ブラシ室内に上記吸込口に内側か
ら臨ませて回転自在に設けられ上記フアンの回転
によつて回転される回転ブラシ体とを備えた吸込
口体において、前記吸込口本体の上面に上記回転
ブラシ体に対応して上記回転ブラシ体と少なくと
も略同一の大きさの開口部を形成し、この開口部
に開閉自在の蓋体を取付け、前記吸込口体の開口
部の後側の開口縁部に上記フアン室に連通され前
記蓋体の取外しによつて開口されこのフアン室に
リーク風を流入するリーク孔を形成したことを特
徴としたものである。
(作用) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、掃除時に回
転ブラシ体に付着した糸屑、髪毛の除去に際して
蓋体を開くと、電源スイツチを操作しなくても、
蓋体の開放で開口されたリーク孔から連通口にリ
ーク風が流れ込み、フアンに対する吸込み風の風
速が低下し、フアンの回転が停止され、回転ブラ
シ体も回転を停止される。また蓋体を閉じると、
リーク孔は閉塞され、フアンに対する吸込風の風
速が高まり、回転ブラシ体は回転される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
この実施例の吸込口体は略直方体状に形成され
た吸込口本体1と、この吸込口本体1に上下回動
自在に取付けられた回転管2と、上記吸込口本体
1内に回転自在に設けられた回転ブラシ体3と、
この回転ブラシ体3を回転駆動するフアン4とを
備えている。
上記吸込口本体1は上部ケース11と下部ケー
ス12とから成り、その内部は吸込口本体1の長
手方向中心線上に沿つて立設された仕切壁13に
よつて前後に前記回転ブラシ体3を回転自在に設
けた回転ブラシ室14と前記フアン4を回転自在
に設けたフアン室4aとに区分けされ、その前側
が回転ブラシ室14となつている。また、仕切壁
13の中央部に連通口15が形成され、この連通
口15は吸込口本体1の後側壁中央部に上下回動
自在に取付けられている上記回転管2に通じてい
る。さらに、回転ブラシ室14の下側となる上記
吸込口本体1の下面すなわち下部ケース12の下
面に長手の吸込口が形成され、この吸込口からブ
ラシ16の先端をやや突出させるように回転ブラ
シ体3が回転ブラシ室14内に回転自在に設けら
れている。
この回転ブラシ体3は回転自在の回転軸21の
周囲に螺旋状に植設した上記ブラシ16と、同じ
く螺旋状に設けた突起体22とを有するものであ
る。
そして、上記連通口15と回転管2との間に、
この回転管2に内包されるように上記フアン4が
設けられており、このフアン4に回転自在の連動
軸31が接続してあり、この連動軸31の一端と
上記回転ブラシ体3の回転軸21の一端とが無端
ベルト32によつて連結されている。
また、上記仕切壁13に沿つて上記連通口15
の開口面積を大小に調整する摺動板41が摺動自
在に設けられ、この摺動板41は、同じく上記下
部ケース12内に摺動自在に設けられた調整つま
み42に連結されて連動するようになつている。
そして、上記フアン4はこの摺動板41によつて
連通口15の開口面積を小さくし、連通口15内
を通過する吸引風が強くなつたとき回転して上記
回転ブラシ体3を回転駆動するようになつてい
る。
また、吸込口本体1の外周となるべき下部ケー
ス12の外周に弾性体にて形成されたバンパ51
が取付けられている。
そして、上記回転ブラシ室14の上側となる上
記上部ケース11の上面すなわち吸込口本体1の
上面に回転ブラシ室14内の回転ブラシ体3に対
応し回転ブラシ体3と略同一の大きさの矩形状の
開口部61が形成されており、この開口部61に
開閉自在の矩形状の蓋体62が取付けられてい
る。そして、この開口部61は上部ケース11に
おいてその前側を切欠くように形成してあり、左
右の開口縁部63,64と後側の開口縁部65と
を残している。さらに、前方からみて右側の開口
縁部64に係合孔66が穿設されているととも
に、左側の開口縁部63に開口部61に向かつて
進退自在に設けられるとともに係合孔67を有す
る係止つまみ68が摺動自在に設けられており、
また、後側の開口縁部65に上記フアン室4a内
に通じるとともに蓋体62によつて開閉されるリ
ーク孔69が穿設されており、かつ、後側の開口
縁部65に沿つて開口部61を閉じる蓋体62の
一側縁から蓋体62の内側へ回り込んで蓋体62
を保持する保持リブ70が突設され、この保持リ
ブ70は先端が蓋体62の内面へ向かうよう上方
へ折曲されて蓋体62の一側縁を保持するための
保持溝71を形成している。そして、この保持溝
71内における保持リブ70に挿入孔73が穿設
され、この挿入孔73の下方において後側の開口
縁部65に沿うように弾性体としての板ばね74
が設けられている。
上記蓋体62は両端に右側の開口縁部64の係
合孔66、および、左側の開口縁部63における
係止つまみ68の係合孔67内にそれぞれ係脱自
在の係合突起81,82を有するとともに、上記
上部ケース11における後側の開口縁部65に対
応する長辺部に上記保持リブ70の保持溝71内
に嵌合する嵌合リブ83が設けられており、この
嵌合リブ83が持溝71内に嵌合したとき上記リ
ーク孔69を塞ぐようになつている。また、嵌合
リブ83に上記挿入孔73内に挿脱自在の突部8
4が設けられこの突部84は挿入孔73内へ挿入
されたとき上記板ばね74に当接して上方へ付勢
されるようになつている。
さらに、上記上部ケース11に摺動する上記調
整つまみ42の頭を突出させる長孔91が穿設さ
れている。
なお、上記係止つまみ68は下側に先端が鈎状
に形成されている一対の突起92を有し、この突
起92を上部ケース11における左側の開口縁部
63に設けられるとともに開口部61の方向へ向
かう長穴93内に摺動自在に挿入したものであ
る。
次にこの実施例の吸込口体の作用について説明
する。
開口部61を蓋体62で閉じるとき、まず右側
の開口縁部63の係合孔66内に蓋体62の右端
の係合突起81を挿入し、次に係止つまみ68を
開口部61の反対方向へ退行させて蓋体62を蓋
じ、さらに係止つまみ68を開口部61側へ進行
させてその係合孔67内へ蓋体62の左端の係合
突起82を挿入して蓋体62を閉状態に係止す
る。
そして、調整つまみ42を摺動させて摺動板4
1により連通口15の開口面積を狭くし、吸込口
体と連結した電気掃除機の電源を入れると吸引風
によつてフアン4が回転し連動軸31無端ベルト
32を介して回転ブラシ体3が回転駆動されるの
で、この状態にて掃除をする。
掃除終了後に回転ブラシ体3の掃除をする場合
先述した手順と逆の操作により蓋体62を開いて
開口部61を開放し、開口部61から行なう。こ
のとき、係止つまみ68を開口部61の反対方向
に退行させ、蓋体62左端の係合突起82と係止
つまみ68の係合孔67との係合を脱すると、挿
入孔73内に挿入されていた蓋体62の突部84
が板ばね74によつて上方へ付勢されているため
蓋体62全体が開口部61から浮き、蓋体62を
取り外しやすくなる。
また、蓋体62を取外すと蓋体62の嵌合リブ
83によつて塞がれていたリーク孔69が開放さ
れここからフアン室4a内へのリーク風が入り込
むため、連通孔15への吸込風の速度が低下し、
フアン4の回転が止まり、回転ブラシ体3の回転
も止まる。従つて掃除中に回転ブラシ体3にから
まつた糸くずなどを取る場合などにおいても、電
気掃除機の電源を切らなくとも回転ブラシ体3の
掃除をすることができる。
また、連通口15に詰つたごみを取り除く場合
にも蓋体62を開くことによつて開口部61から
行なうことができる。
なお、上記実施例において係止つまみ68は開
口部61に向かつて進退自在に設けてあるが、第
7図ないし第9図のように上下回動自在に軸支さ
れるとともに一側に係合孔101を有する係止つ
まみ102を設けてもよい。
このようにすれば、蓋体62は係止つまみ10
2を上方へ回動したとき上方へ浮き上りながら開
くので、蓋体62をより取外しやすくなる。
また、上記のような係止つまみ68,102を
設けず、第10図ないし第13図のように、蓋体
62に、蓋体62の内面に沿つて摺動し先端が蓋
体62の一側である右端部から進退して上記上部
ケース11の右側開口縁部64の係合孔66に係
脱する摺動体111を設けるとともに、中央部が
蓋体62に上下回動自在に軸支され一端部が蓋体
62の外面側に突出するつまみ部112として形
成されるとともに他端部が蓋体62の内面側に突
出して上記摺動板111の基端部に回動自在に係
合した回動体113を設け、回動体113のつま
み112を起立したとき摺動板111が退行して
上部ケース11の係合孔66との係合を脱し、つ
まみ部112を蓋体62の外面に沿つて寝かせた
とき摺動板111が進行して上部ケース11の係
合孔66と係合するようにして蓋体62の開閉を
行なうようにしてもよい。このようにすれば蓋体
62を開くとき回動体113のつまみ部112を
起立させ、この起立したつまみ部112をつまん
で引上げれば蓋体62が外れるので蓋体62を開
きやすい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、吸込口本体の上面開口部を蓋
体の解放によつて開口することにより、回転ブラ
シ体に付着した糸屑、髪毛などを容易に除去する
ことができ、しかも掃除時に蓋体を開くと、蓋体
の開放で開口されたリーク孔からフアン室にリー
ク風が流れ込み、フアンに対する吸込み風の風速
が低下し、フアンの回転が停止され、回転ブラシ
体も回転を停止され、電源スイツチを操作して掃
除機本体の電動送風機を停止させる操作を必要と
せず、また誤つて電源スイツチが入つたとしても
回転ブラシが回転することなく、安全にかつ容易
に回転ブラシ体の掃除ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吸込口体の一実施例を示す斜
視図、第2図はその分解斜視図、第3図は蓋体の
斜視図、第4図は蓋体の縦断面図、第5図は上部
ケースを裏面からみた斜視図、第6図は係止つま
み部分の分解斜視図、第7図ないし第9図は係止
つまみの変形例を示す分解斜視図ないし縦断面
図、第10図ないし第13図は蓋体の変形例を示
す斜視図ないし縦断面図。 1……吸込口本体、3……回転ブラシ体、4…
…フアン、4a……フアン室、14……回転ブラ
シ室、15……連通口、61……開口部、62…
…蓋体、69……リーク孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下面に吸込口を有する回転ブラシ室とこの回転
    ブラシ室に連通口にて連通されたフアン室とを形
    成した吸込口本体と、この吸込口本体のフアン室
    に前記連通口に臨ませて回転自在に設けられたフ
    アンと、前記吸込口本体の回転ブラシ室内に上記
    吸込口に内側から臨ませて回転自在に設けられ上
    記フアンの回転によつて回転される回転ブラシ体
    とを備え、 前記吸込口本体の上面に上記回転ブラシ体に対
    応して上記回転ブラシ体と少なくとも略同一の大
    きさの開口部を形成し、この開口部に開閉自在の
    蓋体を取付け、 前記吸込口体の開口部の後側の開口縁部に上記
    フアン室に連通され前記蓋体の取外しによつて開
    口されこのフアン室にリーク風を流入するリーク
    孔を形成したことを特徴とした電気掃除機の吸込
    口体。
JP19604683U 1983-12-20 1983-12-20 電気掃除機の吸込口体 Granted JPS60103462U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19604683U JPS60103462U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 電気掃除機の吸込口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19604683U JPS60103462U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 電気掃除機の吸込口体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103462U JPS60103462U (ja) 1985-07-15
JPS642674Y2 true JPS642674Y2 (ja) 1989-01-23

Family

ID=30420809

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JP19604683U Granted JPS60103462U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 電気掃除機の吸込口体

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340213Y2 (ja) * 1985-03-20 1988-10-20
JP2520738B2 (ja) * 1989-08-30 1996-07-31 株式会社テック 電気掃除機の吸込口体
CA2970694A1 (en) * 2016-01-04 2017-07-04 Bingxian Song Ground brush for vacuum cleaner and vacuum cleaner with the same

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57187154U (ja) * 1981-05-25 1982-11-27

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JPS60103462U (ja) 1985-07-15

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