JPS642264Y2 - - Google Patents

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JPS642264Y2
JPS642264Y2 JP16498182U JP16498182U JPS642264Y2 JP S642264 Y2 JPS642264 Y2 JP S642264Y2 JP 16498182 U JP16498182 U JP 16498182U JP 16498182 U JP16498182 U JP 16498182U JP S642264 Y2 JPS642264 Y2 JP S642264Y2
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correction circuit
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ダイナミツクトラツキング機能を有
する磁気記録再生装置に関する。
背景技術 ダイナミツクトラツキング機能を有する従来の
磁気録画再生装置は、第1図に示した如く、磁気
テープに対し交互に当接する一対の可動磁気ヘツ
ド1a,1bを、夫々バイモルフ圧電素子2a,
2bにより駆動し、磁気テープに記録されたトラ
ツクに対する再生時のトラツキングずれを除去す
る構成とされている。しかるに、この種の従来の
磁気録画再生装置は、各バイモルフ圧電素子に対
応させ、トラツキングエラー信号Se増幅用の駆
動回路3a,3bが設けてあり、常時両駆動回路
3a,3bは作動状態にある。
従つて、本来交互に駆動すれば足る2個の駆動
回路3a,3bを、常時通電駆動するため、電力
消費は大であり、また駆動回路3a,3b自体が
大出力を必要とするため複雑な構造であり、従つ
てこれを2個設けたことにより、磁気録画再生装
置自体の構成が複雑化してしまい、コンパクト化
が難しい等の欠点があつた。
考案の開示 本考案は、可動磁気ヘツドを駆動するための2
個のバイモルフ圧電素子を単一の駆動回路で駆動
し、素子間の特性のばらつきは駆動特性補正回路
にて補正することにより、上記従来の欠点を除去
し、構成が簡単で、かつ、消費電力の少ない磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案は、磁気テー
プ上に交互に映像信号を記録再生する2個の可動
磁気ヘツドと、この可動磁気ヘツドのトラツキン
グずれを防止するように駆動する前記可動磁気ヘ
ツドの夫々に対応した第1と第2の駆動素子とを
備えた磁気記録再生装置において、前記第1と第
2の駆動素子を駆動し、その駆動特性は第1の駆
動素子に対応した単一の駆動回路と、この駆動回
路の前記第2の駆動素子に対する駆動特性を補正
する駆動特性補正回路と、前記第1と第2の駆動
素子に前記駆動回路を交互に接続する第1のスイ
ツチ回路と、前記駆動回路を前記第1のスイツチ
回路の切り替え動作に連動して前記駆動特性補正
回路に接続または切り離す第2のスイツチ回路と
を具備したことを要旨とするものである。
従つて、本考案の磁気記録再生装置によれば、
単一の駆動回路にて2個の駆動素子を駆動するの
で、駆動回路を2個用いる従来の磁気録画再生装
置と異なり、構成が簡単で、かつ、消費電力を抑
えることができ、また駆動特性補正回路は、駆動
回路のように増幅機能をもたせなくともよいか
ら、構成が簡単であり、従つてポータブル型の磁
気録画再生装置を構成する場合等において、省電
力化、小型化が容易である等の優れた効果を奏す
る。
考案を実施するための最良の形態 以下、本考案の実施例について第2図を参照し
て説明する。第2図は、本考案の磁気録画再生装
置の一実施例を示す概略回路構成図である。
第2図中、磁気録画再生装置11は、可動磁気
ヘツド1a,1bに対応するバイモルフ圧電素子
2a,2bを、単一の駆動回路13により駆動
し、バイモルフ圧電素子2a,2b相互の駆動特
性の違いを駆動特性補正回路14にて補正するよ
うにしている。また、単一の駆動回路13にて2
個のバイモルフ圧電素子2a,2bを駆動するた
め、駆動回路13の出力は、ヘツド切り換え信号
Scによつて切り換わるスイツチ15を介してバ
イモルフ圧電素子2a,2bに交互に供給され
る。
ヘツド切り換え信号Scは、駆動回路13と駆
動特性補正回路14の間に設けたスイツチ16に
も供給され、スイツチ16は前記スイツチ15と
同一タイミングで切り換えられる。
本実施例の場合、駆動特性補正回路14は、バ
イモルフ圧電素子2aの方の駆動特性を補正する
よう、予じめ必要な補正特性を持たせてある。従
つて、可動磁気ヘツド1bが磁気テープの磁性面
をトラツキングしているときには、トラツキング
エラー信号Seはそのまま駆動回路13にて所要
の信号レベルまで増幅されたのち、スイツチ15
を介してバイモルフ圧電素子2bに供給される。
バイモルフ圧電素子2bは、印加電圧に応じて変
形し、トラツキングエラー信号Seに応じて可動
磁気ヘツド1bのトラツキングを制御する。
一方、上記可動磁気ヘツド1bに代わつて可動
磁気ヘツド1aが磁気テープの磁性面をトラツキ
ングするときは、トラツキングエラー信号Seは
スイツチ15を介してバイモルフ圧電素子2aに
供給され、同時にスイツチ16によつて閉路され
た駆動特性補正回路14によりトラツキングエラ
ー信号Seは補正される。すなわち、可動磁気ヘ
ツド1aによるトラツキングが行なわれるとき
は、スイツチ16が閉成し、駆動特性補正回路1
4が駆動回路13のフイードバツクループを形成
することになる。
そこで、スイツチ16が閉路されているとき、
駆動回路13及び駆動特性補正回路14が形成す
る回路(帰還増幅回路)の駆動特性補正動作につ
いて、第3図に示す原理図を用いて説明する。
第3図に示す駆動回路13の利得をA、駆動特
性補正回路14の駆動特性(帰還増幅回路におけ
る帰還率に相当する)をβ、トラツキングエラー
信号Seの電圧をVse、駆動回路13の入力電圧を
Vio、駆動回路13の出力電圧をVputとすると、 Vput=AVio=A(Vse+βVput) であり、従つて Vput=A/1−AβVse ……(1) となる。つまり、スイツチ16が開路された状態
(このときVput=AVseとなる)と比べて、スイツ
チ16が閉路された状態では1/(1−Aβ)だ
け出力電圧Vputに補正がかかることになる。以上
が駆動特性補正の動作原理である。
第4図a及びbは本考案の磁気録画再生装置に
おける駆動特性補正回路の一実施例を説明するた
めの基本回路図及びその具体化回路図である。第
4図a及びb中、31は演算増幅器、32は帰還
回路、33は入力回路、34はキヤパシタ(容量
Cf)、35は抵抗(抵抗値Rf)、36はキヤパシタ
(容量Ci)、37は抵抗(抵抗値Ri)である。
第4図aに示す駆動特性補正回路の基本回路図
において、その電圧利得は次式で表わされる。
電圧利得=出力信号電圧Vsput/入力信号電圧Vsio
帰還回路32のインピーダンスZf/入力回路33のイン
ピーダンスZi このような性質を利用し、帰還回路32のイン
ピーダンスZf及び入力回路33のインピーダンス
Ziを適当に構成することにより、所望の振幅特性
や周波数特性を得る。すなわち、能動フイルタ
(あるいはアクテイブフイルタ)を構成すること
ができる。
また、第4図bに示す駆動特性補正回路の具体
化回路図において、演算増幅器31、キヤパシタ
34、抵抗35、キヤパシタ36及び抵抗37に
よつて構成される能動フイルタの利得Aは次式で
表わされる。
A=1/1/Rf+2πjfcf/Ri+1/2πjfci ……(2) ここで、fは入力信号電圧Vsioの周波数(単位
はヘルツ)である。
従つて、上記(2)式において、1/2πfCi0となる ような高い周波数では利得Aは A=−Rf/Ri(1+2πjfCfRf) ……(3) となり、Rf′,Ri及びCf値で決まり、特に高域の
しや断周波数はCf・Rfの値で決定される。
また、上記(2)式において、2πfCf0となるよ
うな低い周波数では利得Aは A=Rf/Ri+1/2πjfci ……(4) となり、低域のしや断周波数はCiの値で決定され
る。
また、上記(2)式において、上記の1/2πfCi0か 2πfCf0となる中域の周波数帯がある場合には、
その利得Aは A=−Rf/Ri ……(5) となる。
また、駆動特性補正回路14については、第4
図bに示す能動フイルタの構成だけではなく、そ
の帰還回路32や入力回路33を別の構成とした
ものや、あるいは能動フイルタでなく、抵抗、キ
ヤパシタ及びインダクタ等の受動素子のみで構成
する受動フイルタによるものも考えられ、実際に
はバイモルフ圧電素子2a及び2bのばらつきが
大きく現れる特性について補正し得る回路構成図
とすることが望ましい。
また、駆動特性補正回路14と駆動回路13を
介して駆動を行う場合、駆動回路13のみを介し
て駆動を行う場合とを、バイモルフ圧電素子2
a,2bに応じて選択するようにしても良い。
また、駆動特性補正回路14は駆動回路13の
ような増幅機能を持たせる必要がないから、構成
が簡単であり従つて磁気録画再生装置11単体と
しても、従来のものと比較してきわめて簡単、か
つ小型に構成することができる。
なお上記実施例において、可動磁気ヘツド1
a,1bの駆動素子としてはバイモルフ圧電素子
に限らず、他の電気−機械変換素子を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気録画再生装置の一例を示す
概略回路構成図、第2図は本考案の磁気録画再生
装置の一実施例を示す概略回路構成図、第3図は
本考案の磁気録画再生装置における駆動特性補正
回路による駆動特性補正動作を説明するための原
理図、第4図a及びbは本考案の磁気録画再生装
置における駆動特性補正回路の一実施例を説明す
るための基本回路図及びその具体化回路図であ
る。 1a,1b……可動磁気ヘツド、2a,2b…
…バイモルフ圧電素子、11……磁気録画再生装
置、13……駆動回路、14……駆動特性補正回
路、31……演算増幅器、32……帰還回路、3
3……入力回路、34,36……キヤパシタ、3
5,37……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁気テープ上に交互に映像信号を記録再生す
    る2個の可動磁気ヘツドと、この可動磁気ヘツ
    ドのトラツキングずれを防止するように駆動す
    る前記可動磁気ヘツドの夫々に対応した第1と
    第2の駆動素子とを備えた磁気記録再生装置に
    おいて、前記第1と第2の駆動素子を駆動し、
    その駆動特性は第1の駆動素子に対応した単一
    の駆動回路と、この駆動回路の前記第2の駆動
    素子に対する駆動特性を補正する駆動特性補正
    回路と、前記第1と第2の駆動素子に前記駆動
    回路を交互に接続する第1のスイツチ回路と、
    前記駆動回路を前記第1のスイツチ回路の切り
    替え動作に連動して前記駆動特性補正回路に接
    続または切り離す第2のスイツチ回路とを具備
    したことを特徴とする磁気記録再生装置。 2 前記駆動特性補正回路の入力信号は、前記駆
    動回路のフイードバツク信号であることを特徴
    とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP16498182U 1982-10-31 1982-10-31 磁気記録再生装置 Granted JPS5971420U (ja)

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JP16498182U JPS5971420U (ja) 1982-10-31 1982-10-31 磁気記録再生装置

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JPS5971420U JPS5971420U (ja) 1984-05-15
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