JPS64199B2 - - Google Patents

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JPS64199B2
JPS64199B2 JP16282279A JP16282279A JPS64199B2 JP S64199 B2 JPS64199 B2 JP S64199B2 JP 16282279 A JP16282279 A JP 16282279A JP 16282279 A JP16282279 A JP 16282279A JP S64199 B2 JPS64199 B2 JP S64199B2
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JP
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joint
arm
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arm members
distance
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JP16282279A
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Kazuo Asakawa
Fumio Tabata
Hitoshi Komorya
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は産業用ロボツト等に用いられる多関節
機構の位置決め方法の改良に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来の産業用ロボツトに見られるような多関節
機構は、高速化および小形化に有利な構造をして
いる。しかしロボツトの腕は機能上6自由度を有
しており、その先端を目標位置に位置決めする場
合、従来の位置決め方法は自由度数だけの連立方
程式、即ち三角関数を含む6元連立方程式を解法
しなければならないし、またこの方程式の解は一
意的に求まらないため条件付けを必要とする等計
算処理に時間がかかる。従つてオンライン処理が
ミニコンレベルでは困難となる。また位置決め精
度は機構の組立て精度に支配される等の欠点があ
る。
本発明は上記問題点に鑑み、マイクロプロセツ
サのレベルの計算機でオンライン処理可能とし、
且つ位置決め精度は機構及び計測システムの最小
分解能まで高めた関節機構の位置決め方法を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、複数の腕部材と、前記各腕部材に
対応して設けられた関節とを有する関節機構にお
いて、 (a) 回動指令が与えられていない関節に回転止め
制御をかけた状態とする一方、 根元側の腕部材から順に、共通の関節に接続
される2本の腕部材を回動すべき腕部材の組と
して定めると共に、前記腕部材の組の根元側に
接続される関節を回動動作する関節として定め
るステツプ、 (b) 前記腕部材の先端の位置情報と、位置決め目
標位置情報を観測すると共に、前記回動動作す
る関節の位置情報を観測するステツプ、 (c) 観測された位置情報から前記先端位置と目標
位置との間の距離情報を求めるステツプ、 (d) 前記回動動作する関節と前記先端とを結んだ
直線の傾きを、前記回動動作する関節と前記目
標位置とを結んだ直線の傾きに一致させる方向
を回動方向と定めるステツプ、 (e) 前記回動動作する関節を、前記得られた回動
方向に所定角度回動させた後、前記各位置情報
を観測するステツプ、 (f) 前記腕部材の先端が前記位置決め目標位置か
ら所定距離の範囲内に存在するか否かを確認す
るステツプ、 (g) 前記所定距離の範囲内に存在せず、前記距離
情報値が大きくなつた場合は、回動方向を反転
させて前記回動動作を実行させ、前記距離情報
値が小さくなつた場合は、前記2つの傾きの大
小関係が反転したかを判断するステツプ、 (h) 大小関係が反転していない場合は、前記ステ
ツプ(c)に戻し、大小関係が反転している場合
は、前記腕部材の組の共通の関節を回動動作さ
せる関節として定め、前記ステツプ(b)に戻すス
テツプ、 (i) 前記所定距離の範囲内に存在する場合は、前
記腕部材の組を、次の腕部材の組に変更し、且
つ前記所定距離の範囲を狭めて前記ステツプ(a)
〜(h)を繰り返し実行させるステツプ、 とを含み、前記腕部材の先端を前記位置決め目標
位置に位置決めする関節機構の位置決め方法によ
つて達成される。
〔作用〕
作用は実施例において詳述する。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
き詳細に説明する。本発明方法は関節機構の自由
度には支配されないが、以下第1図に示す平面移
動形4自由度アームにおける実施例について説明
する。図において、r1,r2,r3およびr4はアーム
であつて、これらは関節N1,N2,N3および
N4で連結されている。またA1は目標位置、T
はアームr4の先端であり、関節N1,N2,N
3,N4、目標位置A1、アームの先端Tにはそ
れぞれ位置を計測するためのLEDが装着されて
いる。この関節機構は、位置決めに際してr1,r2
およびr3,r4の2関節のアームの結合した形で4
関節アームが制御される。
今A1(xA1,yA1)が最初の目標位置で先端T
(xT,yT)が第1図に示すような位置関係にある
とする。本方法では先端Tがr3,r4の2関節アー
ムで目標位置A1に届く範囲に関節N3(xN3
yN3)を位置決めしなければならない。この範囲
を半径R1の下半分とすればR1は R1<√3 23 2 とするのが好ましい。これはr3とr4の角度が略90゜
となる領域である。このような角度で設定してお
くと後述する試行錯誤法による位置決めにおいて
位置決めが早く収束する。
第2図は関節N3が領域R1内に位置決めされ
る過程を示すものである。ここではA1とN3間
の距離1・3、A1と関節N1(xN1,yN1
の方向、およびA1と関節N2(xN2,yN2)との
方向を評価関数とし試行錯誤的に関節N3を領域
R1内に位置決めする。
第3図及び第4図は以上の過程をフローチヤー
トにより示したものである。即ち第3図でスタ
ートし、N1,N3及びA1のXY座標を測定
する。(Tが目標位置にあつたらストツプする)
その座標からA1〜N3間の距離l1を計算し、
そのl1をR1と比較し、l1がR1より小さい時
は第5図のスタート2へ、大きいか等しい時は
A1−N1と3,1の傾きからアームr1の振
り方向を決定し、r1をD1rad振り(D1は≦
R1/r1+r2に設定)TとN3のXY座標を測定す る。(Tが目標位置にあつたらストツプする)
このときのN3のXY座標からA1〜N3間の距
離l2を計算し、l2がR1より小さければスター
ト2へ飛び、等しいか大きい時は前記l1と比較
してl1より大きいときは、振り方向を変えてr1
をD1rad振り第4図のへ進み、小さいときは
傾きの大小関係が反転したかを見て、反転した
場合は第4図へ進み、反転しない場合は、l2
の各前をl1と変えてへ戻る。次に第4図に移
り、T,N2,N3及びA1の各XY座標を計
測する。(Tが目標位置にあつたらストツプす
る。)その座標位置からA1〜N3間の距離l3
を計算し、l3がR1より大きければ第5図のス
タート2へ飛び、小さければ1,2と
3,N2の傾きからアームr2の振り方向を決定
し、アームr2をD1rad振り、T,N3のXY
座標を測定する。(Tが目標位置にあつたらスト
ツプする)その座標からA1〜N3間の距離l4
を算出し、l4がR1より小さければ第5図のス
タート2へ飛び、大きいか等しければl3と比較
し、l3より大きければ、〓〓振り方向を変えr2をD
rad振る。小さい時は、1,2と3,
N2の傾きの大小関係が反転したかを見て、反転
しない場合は、〓〓l4の名前をl3と変えへ戻り再
度からのステツプを繰返す。が反転した場合
は〓〓の場合と同じく、〓〓D1が最小振角かを見
て、YESの場合はそのまま、NOの場合は〓〓D1
を1/2にしてそれぞれスタート1へ戻り再度上記
ステツプを繰返す。
なお、上記において回転指令が与えられていな
いときは各関節には回転止め制御がかけられてい
る。
以上の如くにして関節N3が領域R1内に位置
決めされると、次の段階で2関節アームr3,r4
より先端Tを目標位置A1に位置決めることにな
る。
先ず前述の方法と同様に関節N3,N4、先端
Tおよび目標位置A1の関係からある小領域R2
内に先端Tを位置決めする。その後先端Tと目標
位置A1との距離のみを評価関数として機構の最
小分解能まで位置決めを行なう。なおR2は
LEDの取り付けおよび機構の組立て精度を考慮
して大きめに決める。第5図および第6図は以上
の過程をフローチヤートで示したものである。即
ち第5図〓〓でスタートし、〓〓A1,N3及びTの
XY座標を測定し、〓〓その座標からA1〜T間の
距離l5を計算する。(l2 5=0ならストツプ)この
l5をR2と比較し、R2より大きければ第7図の
スタート3へ飛び、等しいか小さければ、
1,N3と,3の傾きからr3の振り方向を決
定し、r3をD3rad振る。(D3≦R2/r3+r4と設
定 する)次に〓〓TのXY座標を測定し、〓〓A1〜T
間の距離l6を計算する。(l2 6=0ならストツプ)〓〓
このl6をR2と比較し、R2より大きければ第7
図のスタート3へ飛び、等しいか小さければ、〓〓
l5と比較して大きければ〓〓振り方向を変えてr3
D3rap振り第6図Bへ進む。また〓〓にて小さい
か等しい場合には〓〓1,3と,3の傾き
の大小関係が反転したかを見てYESの場合は第
6図へ進み、NOの場合は〓〓l6の名前をl5と変
えてステツプへ戻る。
次に第6図に移り、〓〓A1,T及びN4のXY
座標を測定し、〓〓1,4と,4の傾きの
関係からアームr4の振り方向を決定し、〓r4をD
red振る。〓TのXY座標を測定し、〓〓A1〜T
間の距離l6を計算する。(l6=0ならストツプ)46
このl6をR2と比較しR2より大きければ第7図
のスタート3へ飛び、小さいか等しければ、〓〓l5
と比較し、大きければ〓〓方向を変えてr4をD3rad
振る。小さいか等しければ、〓〓1,4と,
N4の傾きの大小関係が反転したかを見て、反転
した場合は〓〓l6の名前をl5と変え、ステツプ〓へ
戻り、反転しない場合は〓〓と共に〓〓D3は最小振
角かを見てYESの場合はスタート2へ、NOの場
合は〓D3=D3÷2としてそれぞれスタート2
へ戻る。
以上の如くにして先端Tは領域R2内に位置決
めされる。次に機構の分解能の精度で位置決めす
る過程について説明する。この方法は各関節の位
置は認識せずに全くの試行錯誤で行なうため我々
はこの方法を「試行錯誤法」と名付けた。こ方法
の位置決め過程は第7図乃至第10図にフローチ
ヤートで示す。なお図において領域R3はアーム
の振り角D3に対応するように定め、D3を小さ
くするにつれR3も小さくして収束を早め最終的
にはD3は最小振角とし、位置決めを収束させる
のである。
即ち、第7図の〓〓でスタートし、〓S=0、N
=0、ED=0にセツトし、〓〓T及びA1のXY
座標を測定し、A1〜T間の距離l7を計算する。
このl7が零であればストツプし、零でなければ
〓〓D3が最小振れ角かどうかを見てNOの場合に
は〓〓R3と比較し、R3より大きければ、〓〓R3
及びD3を小さくしてスタート3へ戻る。〓〓にお
いてD3が最小振角の場合及び〓〓でl7がR3より
小さいか等しい場合は、〓振り方向を右廻りにセ
ツトし、〓r3をD3rad振る。(D3≦R3/r3+r4
設 定する)次に〓〓T及びA1のXY座標を測定し、
〓〓A1〜T間の距離l8を計算する。〓l8が零の場
合はストツプし、零でない場合は〓〓D3が最小振
角かを見て、YESの場合はステツプ〓〓へ進み、
NOの場合は〓〓l8とR3と比較してl8がR3より
大きければ〓〓を経てスタート3へ戻る。〓〓でl8
R3より小さいか等しいときはステツプ〓〓へ進
む。〓〓ではl8とl7を比較し、l8がl7より大きければ
第8図のへ進み、l8がl7より小さいか等しい場
合は〓〓l8の名前をl7に変え、且つ〓〓S=1にセツ
トしてステツプ〓へ戻る。次に第8図に移り、
から、〓N=N+1とし〓N=2ならば73方向を
変えてr3をD3rad振り、〓S=0ならば〓〓D3が
最小振角かを見て、NOの場合は〓〓D3=D3÷
2として第7図のへ戻る。ステツプ〓〓でYES
の場合は〓〓ED=1にセツトして第9図のに進
み、ステツプ〓でS=0でない場合も第9図に
進む。ステツプ〓でN=2でない場合は〓〓方向を
変えてr3をD3rad振り、〓〓S=1ならば第9図
に進み、S=1でない場合は第7図へ戻る。次
に第9図に移りより、〓〓S=0、N=0にセツ
トし、〓振り方向を反転し、〓〓r4をD3rad振り、
〓〓A1及びTのXY座標を測定する。〓〓この座標
からA1〜T間の距離l8を計算する。〓l8が零の
場合はストツプとなり、零でない場合は、〓D3
は最小振角かを見て、YESの場合はステツプ〓〓
へ進み、NOの場合は〓R3と比較して、R3よ
り大きいときは第7図のへ戻り、小さいか等し
いときは〓〓へ進む。〓〓ではl8とl7を比較し、l7
りl8が小さい場合は〓〓l8の名前をl7と変え、且つ
〓〓S=1にセツトしてステツプ〓〓に戻る。ステツ
プ〓〓においてl8よりl7が大きいか等しい場合は〓〓
N=N+1として、〓〓振り方向を変えてr4をD3
rad振る。〓〓N=2であり〓〓S=0であり、〓〓

3が最小振角であり〓〓ED=1である場合は第1
0図のに進む。〓〓でNOの場合、及び〓〓でNO
の場合は第7図のへ戻る。また〓〓でNOの場合
も97D3=D3÷2としてへ戻る。また〓〓で
NOの場合、98S=1ならばへ戻り、S=1で
ないならば〓〓へ戻る。次に第10図に移り、よ
り、〓〓F=0をセツトし、 100 l2 7をM(F)に記憶
し、 101 アームr3をD3rad振り、 102 アームr4
をD3rad振る。 103 A1及びTのXY座標を測
定し、 104 A1〜T間の距離l8を計算する。
105 l8が零ならばストツプし、零でなければ、
106 F=F+1とし、 107 l2 8をM(F)に記憶し、
108 F=6となれば 109 M(0)〜M(6)の最小値
を算出し、 110 最小値の位置へTを位置決めし、
ストツプする。ステツプ 108 においてF=6で
ない場合、 111 F=3である場合は、 112 アー
ムr3を2×D3rad振り 103 へ戻る。 111 でF=
3でない場合、 113 でF=1ならば、 114 振り
方向を変えて 102 へ戻り、 113 でF=1でない
場合、 115 でF=4でないならば 102 へ、F=
4ならば 114 で振り方向を変えて、それぞれ
102 へ戻。
以上の如くにして平面移動形4関節アームの位
置決めができるが、この位置決め方法は関節数に
よらず同様な方法で位置決め可能である。そこで
本方法を実施できる一番簡単な2関節アームの構
成例を第11図に示す。図について説明すると、
符号1および2はアーム、3,4は関節、5,6
はアームを回動するDCモータ、7,8はオプテ
イカルエンコーダである。また9,10は関節4
とアーム2の先端に取着されたLEDである。こ
のように構成された2関節アームはテレビカメラ
11によりLEDの座標が観測され、それがXYト
ラツカコントロール12、A/D変換器13、イ
ンターフエイスコントロールユニツト14、指令
レジスタ15を経て減算器16に入り、オプテイ
カルエンコーダ7,8から位置レジスタ17を経
た信号との間で減算が行なわれ、D/A変換器1
8、補償回路19、電力増幅回路20を経てDC
モータを駆動するようになつている。またインタ
フエイスコントロールユニツト14には制御プロ
グラム21を有するコンピユータ22が接続さ
れ、プログラムが指示されるようになつている。
次に前述した「試行錯誤法」の具体例を第12
図を用いて説明する。図のハツチングを入れた丸
印の上のローマ数字は動作順序を示したものであ
る。以下順序に従つて説明する。
振り方向を時計方向としてアームr3をD3ラ
ジアン振る。
TとA1の距離がより大となつたため振り
方向を変えてアームr3をD3ラジアン振る。
TとA1の距離がより小であるため同方向
にアームr3をD3ラジアン振る。
TとA1の距離がより小であるため同方向
にアームr3をD3ラジアン振る。
TとA1の距離がより小であるため同方向
にアームr3をD3ラジアン振る。
TとA1の距離がVより小であるため同方向
にアームr3をD3ラジアン振る。
TとA1の距離がより大となつたため振り
方向を変えてアームr3をD3ラジアン振る。
振り方向を変えて(この場合反時計方向)ア
ームr4をD3ラジアン振る。
先端Tが領域R3内となつたためR3及びD
3を小さくする。
最後、振角D3ラジアンがアームの最小振角
であり、アームr3,r4を時計方向及び反時計方
向に振つても目標位置に近づかない場合は収束
とする。
以上、本発明にかかる関節構造の位置決め方法
を説明したが、本発明方法は以下のような特徴お
よび利点を有する。即ち 先端の位置を確認しながら先端を目標位置に
位置決めする。
先端および各関節には目印(本実施例では
LED)が装着してあり、この目印を基準に位
置決めするため位置決め精度は機構の組立て精
度に支配されない。
位置決めに対し評価関数を距離および方向、
あるいは距離のみとするため計算処理は四則演
算だけですむ。従つてマイクロプロセツサレベ
ルの計算機でオンライン制御が可能となる。
目印の確認にはイメージデイテクタを用いた
XY座標認識テレビカメラを使用し、高速且つ
同時に4点の目印位置を計測することができ
る。
先端の位置決めは先端が目標位置の座標と一
致することで確認しているため座標の観測系が
ゆがんでいてもかまわない。即ち精確な絶対座
標を必要としないため観測系のセツテイングが
容易となる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明の第1発明では、各
関節毎に先端とを結ぶ直線の傾きと、目標位置を
結ぶ直線の傾きとが一致するように回動方向を定
め、所定角度づつ回動動作させてゆくだけで良い
ので演算も簡単であり、所要時間も短かくてす
む。更に第2の発明においても目標位置と先端と
の距離情報が短かくなる方向に関節を回動させる
ので、距離情報の演算のみで良く、更には、先端
側の関節から順にこの動作を行なうので確実にし
かも素早く位置決めすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面移動形4自由度アームの関節機構
の動作説明用模式図、第2図は関節N3を領域R
1内に位置決めする過程の説明図、第3図ないし
第10図は本発明にかかる位置決め方法のフロー
チヤート図、第11図は2関節アームの構成図、
第12図は試行錯誤法の説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の腕部材と、前記各腕部材に対応して設
    けられた関節とを有する関節機構において、 (a) 回動指令が与えられていない関節に回転止め
    制御をかけた状態とする一方、 根元側の腕部材から順に、共通の関節に接続
    される2本の腕部材を回動すべき腕部材の組と
    して定めると共に、前記腕部材の組の根元側に
    接続される関節を回動動作する関節として定め
    るステツプ、 (b) 前記腕部材の先端の位置情報と、位置決め目
    標位置情報を観測すると共に、前記回動動作す
    る関節の位置情報を観測するステツプ、 (c) 観測された位置情報から前記先端位置と目標
    位置との間の距離情報を求めるステツプ、 (d) 前記回動動作する関節と前記先端とを結んだ
    直線の傾きを、前記回動動作する関節と前記目
    標位置とを結んだ直線の傾きに一致させる方向
    を回動方向と定めるステツプ、 (e) 前記回動動作する関節を、前記得られた回動
    方向に所定角度回動させた後、前記各位置情報
    を観測するステツプ、 (f) 前記腕部材の先端が前記位置決め目標位置か
    ら所定距離の範囲内に存在するか否かを確認す
    るステツプ、 (g) 前記所定距離の範囲内に存在せず、前記距離
    情報値が大きくなつた場合は、回動方向を反転
    させて前記回動動作を実行させ、前記距離情報
    値が小さくなつた場合は、前記2つの傾きの大
    小関係が反転したかを判断するステツプ、 (h) 大小関係が反転していない場合は、前記ステ
    ツプ(c)に戻し、大小関係が反転している場合
    は、前記腕部材の組の共通の関節を回動動作さ
    せる関節として定め、前記ステツプ(b)に戻すス
    テツプ、 (i) 前記所定距離の範囲内に存在する場合は、前
    記腕部材の組を、次の腕部材の組に変更し、且
    つ前記所定距離の範囲を狭めて前記ステツプ(a)
    〜(h)を繰り返し実行させるステツプ、 とを含み、前記腕部材の先端を前記位置決め目標
    位置に位置決めする関節機構の位置決め方法。
JP16282279A 1979-12-17 1979-12-17 Method of positioning joint mechanism Granted JPS5689492A (en)

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JPS5981092A (ja) * 1982-10-29 1984-05-10 株式会社東芝 多関節ア−ム制御装置
JPS5981091A (ja) * 1982-10-29 1984-05-10 株式会社東芝 多関節ア−ム制御装置

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