JP2803399B2 - ロボットの原点補正量検出方法および治具 - Google Patents

ロボットの原点補正量検出方法および治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの原点補正量
検出方法およびその方法に用いられる治具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、多関節型ロボットで隣接するア
ーム相互間の関節角度の原点が正確に求められていない
と、直線補間が精度良く行えないため、CP(コンティ
ニアス・パス)制御やパレタイジング機能が不可能とな
る。
【0003】従来、第1アームの1つのいんろう部と第
2アームの2つのいんろう部に、原点を合わせる治具を
取り付けてロボットのアームの姿勢を原点の状態に固定
し、その時の関節角度測定器の出力に基づいて原点割り
出しを行う方法(実開平1−143377号公報)が知
られている。
【0004】他の原点割り出し方法としては、ロボット
の右手系と左手系との2つの姿勢が可能であることを利
用して、ロボット外の所定の基準点に対して、各姿勢で
それぞれ位置決めし、その時の関節角度測定器の値φ2,
φ2´を測定し、以下の式で原点のずれを求め、割り出
しを行う方法(特開平1−127283号公報、特公平
2−60474号公報、特開平59−205282号公
報)がある。
【0005】Δθ2=−(φ2+φ2´)/2
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法
は、原点の割り出しの再現精度は上がるものの、アーム
相互間の関節角度の原点ずれは、特に第2アームの2つ
のいんろう部の位置精度に大きく影響され、正確に原点
の割り出しを行うことが出来なかった。
【0007】後者の方法は、所定の基準点をロボット外
部に設けなくてはならず、測定のためのスペースが必要
となる。そのため、狭い装置内では基準点に対して一方
の姿勢をとることが可能であっても、他方の姿勢は周囲
の状況から不可能な場合があった。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
発明されたもので、その目的とするところは、ロボット
外に基準点を設けることなく、狭隘な場所でも2つの姿
勢をとり得て、高精度な原点補正量検出を可能とするこ
とにある。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項記載のロボット
の原点補正量検出用治具は、一端にロボットの手首アー
ムの所定箇所に固定可能な手首固定部と、他端に手首ア
ームに連結している先側アームに対して更に連結してい
る基側アームの所定箇所に嵌合可能なアーム嵌合部とを
備えることにより、基側アーム、先側アームおよび手首
アームが構成する姿勢を拘束することを可能とする。
【0011】請求項記載のロボットの原点補正量検出
方法は、基側アームに対して先側アームが一つの軸回り
に回動可能な関節を介して連結している複数のアーム
と、該先側アームに対して一つの軸回りに回動可能な手
首関節を介して連結している手首アームと、該手首関節
および上記関節の回動角度を各々検出する角度測定器と
を備え、該角度測定器の検出値に基づいて上記手首関節
および上記関節の角度を調節するロボットの原点補正量
検出方法において、請求項の発明の治具の手首固定部
を上記手首アームの所定箇所に固定し、更に上記治具の
アーム嵌合部を上記基側アームの所定箇所に嵌合するこ
とにより、上記基側アーム、上記先側アームおよび上記
手首アームが構成する姿勢を拘束した後、上記角度測定
器から上記関節の回動角度の検出値θ1および上記手首
関節の回動角度の検出値ω1を測定し、次に、上記治具
による拘束を解除して上記基側アーム、上記先側アーム
および上記手首アームが構成する姿勢を変更し、再度上
記治具により上記基側アーム、上記先側アームおよび上
記手首アームが構成する姿勢を拘束した後、上記角度測
定器から上記関節の回動角度の検出値θ2および上記手
首関節の回動角度の検出値ω2を測定し、次に上記2つ
の検出値θ1,θ2に基づいて関節角度原点補正量を求
め、更に上記2つの検出値ω1,ω2に基づいて手首関
節角度原点補正量を求めることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項記載のロボットの原点補正量検出方法
は、治具が、基側アーム、先側アームおよび手首アー
が構成する姿勢を拘束することにより、2つの各々の
姿勢において関節及び手首関節の回動角度を決定してい
る。このように、基側アームと先側アームとが構成する
姿勢を拘束して2つの各々の姿勢において関節角度を決
定するため、先側のアーム先端をロボット外の決められ
た基準点に配置させる必要がない。従って、2つの姿勢
をとるに際して、狭隘な場所の内、空いているスペース
に、基側アームと先側アームとを配置して、その姿勢を
とらせることができる。
【0013】しかも、2つの姿勢からそれぞれ得られる
検出値θ1,θ2,ω1,ω2に基づいて、治具と各ア
ームとがいかなる位置角度関係にあっても、先側アーム
と基側アームとの関節角度原点補正量および手首アーム
と先側アームとの関節角度原点補正量を高精度に求める
ことができる。
【0014】請求項記載のロボットの原点補正量検出
用治具は、その一端の手首固定部が、ロボットの手首ア
ームの所定箇所に固定し、更に、その他端のアーム嵌合
部が、ロボットの基側アームの所定箇所に嵌合すること
により、請求項記載の発明方法を実行することができ
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1〜図6に
基づき説明する。図1はロボット全体を示す。ロボット
本体1は、主として、ベース3、ポスト5、第1アーム
(基側アーム)7、第2アーム(先側アーム)9および
手首アーム11から構成されている。ベース3上には、
角度測定器としてのエンコーダを内蔵するモータ3aと
駆動系統3bが設けられている。このモータ3aと駆動
系統3bとがポスト5内の第1軸を回動させる。ポスト
5上には第1アーム7が取り付けられ、第1軸の回動に
応じて水平に揺動する。第1アーム7上にはエンコーダ
を内蔵するモータ7aが設けられ、第1アーム7内に設
けられた駆動系統を介して、第1アーム7の先端にある
図示しない第2軸を回動させる。第2軸には第2アーム
9が取り付けられ、第2軸の回動に応じて水平に揺動す
る。第2アーム9の先端には、手首アーム11が取り付
けられ、第2アーム9上のエンコーダを内蔵するモータ
9aにより手首アーム11自身がその軸を中心に回動す
ると共に、第2アーム9内に設けられたエンコーダを内
蔵する図示しないモータにより、手首アーム11はその
軸に沿って上下動可能に構成されている。
【0016】制御装置15は、このロボット本体1と信
号ラインにて接続されており、各エンコーダからの検出
信号、その他を入力すると共に、各アーム7,9および
手首アーム11を駆動するモータ3a,7a,9a等に
駆動信号を出力している。また、制御装置15には、手
元でロボット本体1を制御するためのペンダント17も
ケーブル17aで接続されている。
【0017】ロボットの作業においては、手首アーム1
1部分に必要な作業用道具を取り付け、予めティーチン
グしたプログラムに基づいて、作業用道具を所望の位置
に移動させつつ作業を実行する。尚、図1は、作業時で
なく、関節角度原点補正量検出方法実行時の状態を示し
ている。
【0018】次に、このロボット本体1の関節角度原点
補正量検出方法に用いる治具21について説明する。治
具21は、図2およびそのA−A断面図である図3に示
すごとく、長尺板状体23とその一端に一体に構成され
たリング状部材25とから構成されている。このリング
状部材25の中心はいんろう穴25aとなっている。
【0019】長尺板状体23のもう一方の端部にはピン
止めのためのピン孔23aが貫通している。またリング
状部材25には、いんろう穴25aの周囲に略等角度間
隔に螺合孔25bが貫通している。また長尺板状体23
の軸から角度αの位置には、ピン止め用のピン孔25c
が貫通している。このリング状部材25が、手首固定部
に該当し、ピン孔23aの部分がアーム嵌合部に該当す
る。
【0020】この治具21は、ロボット本体1に対して
次のように取り付けられる。図4に示すごとく、手首ア
ーム11の先端に手首アーム11の一部として取り付け
られているフランジ部材27の突起部27aを、リング
状部材25のいんろう穴25aに嵌合させる。次にピン
29により、フランジ部材27側のピン孔27bとリン
グ状部材25側のピン孔25cとを合わせて、ピン止め
する。これにより、治具21の長尺板状体23に対する
手首アーム11の回転角度が、所定角度ω0 に固定され
る。尚、図2に示すごとく、リング状部材25のピン孔
25cは、長尺板状体23に対して、角度αの位置にあ
るが、α=ω0 とは限らない。
【0021】次にボルト31をフランジ部材27の貫通
孔27cから挿入して、治具21の螺合孔25bに螺入
して、フランジ部材27と治具21とが分離しないよう
に一体化する。次に、手動でアーム7,9および手首ア
ーム11を移動させて、第1アーム7のポスト5寄りに
設けられたいんろう穴7bに、長尺板状体23のピン孔
23aを位置させる。そしてこのいんろう穴7bとピン
孔23aとをピン33で貫通し、第1アーム7と治具2
1とを嵌合する。
【0022】この状態では、第1アーム7と、第2アー
ム9と、治具21とで三角形を形成するので、第1アー
ム7に対する第2アーム9の角度は固定される。また上
述したごとく、手首アーム11も、ピン29によりその
回転角度がω0 に固定されている。
【0023】アーム7,9,11および治具21の配置
を上から観察した状態を模式的に図6に示す。図6の内
で一方の三角形Rが図1の状態に該当する。ここで第2
アーム9の原点ずれΔθが存在すると、モータ7aに内
蔵されているエンコーダで検出される角度をφ1とし、
実際の角度をθ1とすると、次の式1の関係が存在す
る。尚、第1アーム7の延長線を0゜とし、その延長線
から時計まわりをマイナス、反時計まわりをプラスとす
る。第2アーム9についても同様である。 φ1=θ1−Δθ … (1) 更に、手首アーム11の回転位置の原点ずれΔωが存在
すると、モータ9aに内蔵されているエンコーダで検出
される角度をφ3とし、実際の角度をθ3とすると、次の
式2の関係が存在する。 φ3=θ3−Δω … (2) 尚、第2アーム9と治具21とのなす角度Xは、次式3
の関係にある。 X=ω0−θ3 … (3) 次に、第1アーム7のいんろう穴7bと長尺板状体23
のピン孔23aとを挿通しているピン33を抜き取り、
第1アーム7と治具21とを分離する。次に手動で、第
1アーム7と第2アーム9とのなす角度を逆転させて、
再度第1アーム7と、第2アーム9と、治具21とで、
図1とは対称な三角形Lを形成する。それを図6に模式
的に示す。
【0024】この状態で、モータ7aに内蔵されている
エンコーダで検出される角度をφ2とし、実際の角度を
θ2 とすると、次の式4の関係が存在する。 φ2=θ2−Δθ … (4) 更に、手首アーム11については、モータ9aに内蔵さ
れているエンコーダで検出される角度をφ4とし、実際
の角度をθ4とすると、次の式5の関係が存在する。 φ4=θ4−Δω … (5) 尚、第2アーム9と治具21とのなす角度は三角形Rと
対称であるので当然Xと同じであり、次式6の関係が成
立する。 X=θ4−ω0 … (6) 同様に三角形R,Lが対称であることから、式7が成立
する。 θ1=−θ2 … (7) 上記式1のθ1に、式7に基づいて−θ2を代入すると、
式8となる。 φ1=−θ2−Δθ … (8) この式8の両辺にそれぞれ式4の両辺を加えると、式9
となる。 φ1+φ2=−2Δθ … (9) 変形すると、次式10のようになる。 Δθ=−(φ1+φ2)/2 … (10) 従って、ロボット本体1の外部に基準点を設けなくて
も、モータ7a内蔵のエンコーダからの2つの検出値φ
1,φ2のみから、原点ずれ、即ち関節角度原点補正量Δ
θを得ることができる。また、図6のように2つの姿勢
の配置は自由であり、2つの三角形L,Rを重ねた状態
でもφ1,φ2を求めるのに何等の支障もないので、狭隘
な場所でも補正量Δθの検出が容易である。
【0025】次に、式3と式6との右辺は等しいので、
次式11が成立する。 θ3+θ4=2ω0 … (11) また、式2と式5との両辺をそれぞれ加えると、次式1
2が成立する。 φ3+φ4=θ3+θ4−2Δω … (12) この式12の「θ3+θ4」に、式11に基づいて「2ω
0 」を代入すると式13となる。 φ3+φ4=2ω0−2Δω … (13) これを変形すると次式14になる。 Δω=−(φ3+φ4)/2+ω0 … (14) 従って、ロボット本体1の外部に基準点を設けなくて
も、モータ9a内蔵のエンコーダからの2つの検出値φ
3,φ4と、予め治具21に設定して有る治具21と手首
アーム11との角度ω0 とから、原点ずれ、即ち関節角
度原点補正量Δωを得ることができる。しかもΔθと同
時に得ることができる。狭隘な場所でも補正量Δωを検
出できることもΔθの場合と同じである。
【0026】勿論、設定角度ω0 =0であれば、式14
は、次式15のように表され、式10と同一の形とな
り、計算も同一式でできることになる。 Δω=−(φ3+φ4)/2 … (15) 式10,14,15を用いた計算は、該当エンコーダの
検出値を用いて、計算すればよいが、機械にて計算させ
るには、例えば式に対応する演算回路あるいは式に対応
するプログラムが読み込まれているコンピュータにて算
出させればよい。勿論、制御装置15内にそのような演
算回路やプログラムを内蔵させておき、関節角度原点補
正量を求める時には、制御装置15にて演算して記憶
し、制御時において、その記憶内容を関節角度原点補正
量として直接用いれば効率的である。
【0027】上記実施例では、治具21は一端部のリン
グ状部材25を手首アーム11に固定していた。しか
し、治具を第1アーム7と第2アーム9とにピン止めす
るのであれば、リング状部材25を設けずに、両端にピ
ン止めのためのピン孔を設ける。この場合は、図6に点
線で示すごとく、ロボット本体1の第2アーム9に、い
んろう部Pを設けて治具の両端をピンで第1アーム7と
第2アーム9のいんろう部に各々ピン止めする。この方
法で、モータ7a内蔵のエンコーダの出力値を得れば、
式10から関節角度原点補正量Δθを得ることができ
る。ただし、この場合は手首アーム11の角度を拘束し
ないので、手首アーム11の関節角度原点補正量Δωを
得ることはできない。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項2記載のロボットの
原点補正量検出方法は、2つの姿勢において基側アー
ムに対する先側アームの角度および先側アームに対する
手首アームの角度は、治具により拘束される。このよう
に、2つの姿勢において基側アームに対する先側アーム
の角度が治具により拘束されるため、先側のアーム先端
をロボット外の決められた基準点に配置させる必要がな
い。従って、2つの姿勢をとるに際して、狭隘な場所の
内、空いているスペースに、基側アームと先側アームと
を配置して、その姿勢をとらせることができる。
【0029】しかも、2つの姿勢からそれぞれ得られる
検出値θ1,θ2,ω1,ω2に基づいて、治具と各ア
ームとがいかなる位置角度関係にあっても、先側アーム
と基側アームとの関節角度原点補正量および手首アーム
と先側アームとの関節角度原点補正量を高精度に求める
ことができる。
【0030】請求項記載のロボットの原点補正量検出
用治具は、その一端の手首固定部が、ロボットの手首ア
ームに固定し、更に、その他端のアーム嵌合部が、ロボ
ットの基側アームに嵌合することにより、請求項記載
の発明方法を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るロボットを説明するた
めの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の治具の平面図である。
【図3】その治具のA−A断面図である。
【図4】その治具のリング状部材部分が手首アームに固
定されている状態のB−B断面図である。
【図5】その治具の一端が第1アームにピン止めされて
いる状態の断面説明図である。
【図6】第1アーム、第2アームおよび治具の関係を模
式的に示した説明図である。
【符号の説明】
1・・・ロボット本体、3・・・ベース、3a,7a,
9a・・・モータ、3b・・・駆動系統、5・・・ポス
ト、7・・・第1アーム、7b,25a・・・いんろう
穴、9・・・第2アーム、11・・・手首アーム、15
・・・制御装置、21・・・治具、23・・・長尺板状
体、23a,25c,27b・・・ピン孔、25・・・
リング状部材、27・・・フランジ部材、27a・・・
突起部、29,33・・・ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−60507(JP,A) 特開 昭63−7286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 19/00 B25J 9/22 B25J 9/10 G05B 19/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にロボットの手首アームの所定箇所
    に固定可能な手首固定部と、他端に手首アームに連結し
    ている先側アームに対して更に連結している基側アーム
    の所定箇所に嵌合可能なアーム嵌合部とを備えることに
    より、基側アーム、先側アームおよび手首アームが構成
    する姿勢を拘束することを可能とするロボットの原点補
    正量検出用治具。
  2. 【請求項2】 基側アームに対して先側アームが一つの
    軸回りに回動可能な関節を介して連結している複数のア
    ームと、該先側アームに対して一つの軸回りに回動可能
    な手首関節を介して連結している手首アームと、該手首
    関節および上記関節の回動角度を各々検出する角度測定
    器とを備え、該角度測定器の検出値に基づいて上記手首
    関節および上記関節の角度を調節するロボットの原点補
    正量検出方法において、 請求項記載の治具の手首固定部を上記手首アームの所
    定箇所に固定し、更に上記治具のアーム嵌合部を上記基
    側アームの所定箇所に嵌合することにより、上記基側ア
    ーム、上記先側アームおよび上記手首アームが構成する
    姿勢を拘束した後、上記角度測定器から上記関節の回動
    角度の検出値θ1および上記手首関節の回動角度の検出
    値ω1を測定し、 次に、上記治具による拘束を解除して上記基側アーム、
    上記先側アームおよび上記手首アームが構成する姿勢を
    変更し、再度上記治具により上記基側アーム、上記先側
    アームおよび上記手首アームが構成する姿勢を拘束した
    後、上記角度測定器から上記関節の回動角度の検出値θ
    2および上記手首関節の回動角度の検出値ω2を測定
    し、 次に上記2つの検出値θ1,θ2に基づいて関節角度原
    点補正量を求め、更に上記2つの検出値ω1,ω2に基
    づいて手首関節角度原点補正量を求めることを特徴とす
    るロボットの原点補正量検出方法。
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