JP2003117861A - ロボットの位置補正システム - Google Patents

ロボットの位置補正システム

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JP2003117861A
JP2003117861A JP2001316750A JP2001316750A JP2003117861A JP 2003117861 A JP2003117861 A JP 2003117861A JP 2001316750 A JP2001316750 A JP 2001316750A JP 2001316750 A JP2001316750 A JP 2001316750A JP 2003117861 A JP2003117861 A JP 2003117861A
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Takashi Sato
敬 佐藤
Toshihiko Koyama
俊彦 小山
Yuji Kawaguchi
裕司 川口
Toshihiko Tsukada
敏彦 塚田
Hiroshi Ito
伊藤  博
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1679Programme controls characterised by the tasks executed
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
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  • Robotics (AREA)
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  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単で安価な構成で、ロボット本体の
位置検出ひいては位置補正を十分な精度で行う。 【解決手段】 ロボット本体11の各軸(アーム14〜
18)に、例えば同心円からなるターゲット24を設け
る。各軸のターゲット24部分を撮像するためのCCD
カメラ25を設け、その画像データから各ターゲット2
4の位置を検出する視覚認識装置を設ける。例えば重力
の影響により、エンコーダにより得られる角度と現実の
角度との間で差が生じ、ロボットの指令ポーズと実現ポ
ーズとの間に誤差が生ずる場合、まずロボット本体11
の1軸上のターゲット24の位置を3点以上検出するこ
とに基づいて、設置パラメータの導出が行われ、次に、
ロボットの動作時に、例えば2軸、3軸上のターゲット
24の位置検出を行うことに基づき、その結果得られる
各軸の角度の誤差を用いてポーズを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚認識を用いて
ロボット本体の位置誤差の補正を行うようにしたロボッ
トの位置補正システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】産業用ロボット例えば
組立用の多関節(6軸)型ロボットを用いたシステムに
おいては、近年、ロボット本体に対する教示作業を、計
算機による仮想環境で行うことが可能となってきた。と
ころが、実際には、例えば、温度変動によるリンク長さ
の変動や、ロボット本体の姿勢に起因する負荷変動(重
力の影響)等によって、ロボットアームが、理論上(計
算機環境上)の位置から若干の位置ずれを生ずる場合が
ある。このため、精度を要求される組立て等の用途にお
いては、実工程においてロボットを教示し直す必要が生
ずる。
【0003】この場合、ロボット本体の先端のエンドエ
フェクタ(手先部)の位置及び姿勢を直接的に検出(測
定)することは困難性を伴い、また、従来では、ロボッ
トが動作する領域を十分な精度で計測することは困難で
あった。あるいは、ロボットの位置を高精度で検出する
ことが可能であっても、そのための構成が極めて高価と
なることが予測された。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、比較的簡単で安価な構成で、ロボット
本体の位置検出ひいては位置補正を十分な精度で行うこ
とを可能としたロボットの位置補正システムを提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、視覚認識
に基づいてロボット本体の位置検出を行うにあたり、ロ
ボット本体の先端のエンドエフェクタを直接検出しなく
とも、各軸(関節)の位置(姿勢)を正確に検出できれ
ば、それら各軸の位置から手先の位置を高精度に求める
ことができることに着目し、ロボット本体の各軸に対応
して設けられた被観測点(ターゲット)を撮像手段によ
り撮像することにより、その画像データから各被観測点
の位置を検出し、これに基づいてロボット本体の位置検
出ひいては位置補正を十分な精度で行うことが可能であ
ることを確認し、本発明を成し遂げたのである。
【0006】即ち、本発明の請求項1のロボットの位置
補正システムによれば、ロボット本体の各軸に対応して
被観測点を設けると共に、各被観測点を撮像する撮像手
段の撮像手段の画像データから、位置検出手段により各
被観測点の位置を検出し、その位置検出に基づいて補正
手段によりロボット本体の位置を補正する構成としたの
で、比較的簡単で安価な構成で、ロボット本体の位置検
出ひいては位置補正を十分な精度で行うことを可能とす
ることができたのである。
【0007】また、この場合、撮像手段を複数設けて、
被観測点を複数方向から撮像可能に構成することにより
(請求項2の発明)、撮像手段から被観測点までの距離
を正確に検出することが可能となり、この結果、被観測
点の位置及び姿勢を求める際の精度を高めることができ
る。さらには、撮像手段を移動させる移動手段を設ける
と共に、ロボット本体の各軸の動作範囲情報に基づいて
その移動手段を制御する移動制御手段を設ける構成とし
ても良く(請求項3の発明)、これにより、各軸の動作
範囲において撮像手段による被観測点の撮像を効果的に
行うことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を例えば組立用の垂
直多関節(6軸)型ロボットの位置補正に適用した一実
施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、
本実施例に係る位置検出装置の位置検出対象となるロボ
ット本体11が、組立作業設備の設置面(作業台)12
上に設置されている様子(外観)を概略的に示してお
り、まず、このロボット本体11の全体構成について簡
単に述べる。
【0009】このロボット本体11は、前記設置面12
上に固定設置されたベース13(リンク0)上に、第1
〜第6アーム14〜19(リンク1〜6)を、関節1〜
6を介して順に連結して構成されている。この場合、各
関節1〜6(各軸)は、全て回転機構で構成されてい
る。具体的には、ベース13上には、第1アーム14
(リンク1)が、垂直方向の回転軸J1を有する関節1
により回動(旋回)可能に設けられ、その第1アーム1
4の先端には、第2アーム15(リンク2)が、水平方
向の回転軸J2を有する関節2により回動可能に設けら
れ、その第2アーム15の先端に、第3アーム16(リ
ンク3)が、水平方向の回転軸J3を有する関節3によ
り回動可能に設けられている。
【0010】さらに、その第3アーム16の先端面部
に、第4アーム17(リンク4)が、回転軸J4を有す
る関節4により同軸回転可能に設けられ、第4アーム1
7の先端には、第5アーム18(リンク5)が、回転軸
J5を有する関節5により回転可能に設けられ、第5ア
ーム18の先端面に第6アーム19(リンク6)が、回
転軸J6を有する関節6により同軸回転可能に設けられ
て構成されている。そして、前記第6アーム19の先端
(手先)のエンドエフェクタ取付面(メカニカルインタ
フェース)には、図示しないハンド等のエンドエフェク
タが着脱(交換)自在に取付けられるようになってい
る。
【0011】また、上記したロボット本体11の各アー
ム14〜19(関節1〜6)は、エンコーダ付きのサー
ボモータ(図示せず)によりそれぞれ駆動されるように
なっており、それら各サーボモータは、ロボット制御装
置(コントローラ)20(図2にのみ図示)によりフィ
ードバック制御されるようになっている。このロボット
制御装置20は、マイコンを主体として構成され、図2
に示すように、前記ロボット本体11を制御する制御部
21や、作業プログラムや作業位置データ等が記憶され
る記憶部22を備えて構成されている。
【0012】このとき、ロボット制御装置20は、各エ
ンコーダの出力から各モータ(出力軸)の現在位置(各
軸毎に設定された原点からの回転角度θ1 〜θ6 )を
得、エンドエフェクタ取付面のポーズ(位置及び姿勢)
を算出するようになっている。これにて、ロボット制御
装置20は、記憶部22に記憶された作業プログラムに
従い、作業位置データに基づいてロボット本体11を制
御し、以て、部品の組立作業等を自動的に実行させるよ
うになっている。
【0013】さて、上記ロボット本体11の計算機環境
上の位置(指令ポーズ)と現実の位置(実現ポーズ)と
の間に例えば重力の影響等によりずれが生ずる場合、そ
の位置補正を行うための、本実施例に係る位置補正シス
テム23の構成について、以下述べる。ここで、まず図
1に示すように、ロボット本体11の外壁面には、被観
測点となるターゲット24がこの場合複数個設けられる
ようになっている。本実施例では、これらターゲット2
4は、例えば同心円を平面上に表示して構成され、この
場合、前記ベース13、第1〜第5アーム14〜18の
外壁に夫々設けられている。
【0014】前記位置補正システム23は、図2に示す
ように、前記各ターゲット24部分を撮像する撮像手段
たるCCDカメラ25や、マイコンを主体としてなり前
記CCDカメラ25からの画像データを処理する視覚認
識装置26等から構成される。前記CCDカメラ25
は、図1に示すように、設備の設置面12上に、前記ロ
ボット本体11に対向して各ターゲット24を撮像可能
な位置(且つ作業の邪魔にならない位置)に設けられ
る。
【0015】このとき、本実施例では、このCCDカメ
ラ25は、ロボット本体11に向って左右に2個が設け
られており、詳しい説明は省略するが、これら2台のC
CDカメラ25を用いることにより、CCDカメラ25
から各ターゲット24までの距離をも高精度に検出でき
るようになっている。さらに、各CCDカメラ25は、
垂直軸を中心に回動(旋回)可能に設けられると共に、
水平軸を中心に上下方向に回動(角度変更)可能に設け
られており、移動手段たるカメラ駆動装置27によっ
て、各ターゲット24を撮像できる向きとなるように移
動されるようになっている。
【0016】前記視覚認識装置25は、図2に示すよう
に、前記CCDカメラ25により撮像された各ターゲッ
ト24の画像データを記憶する画像記憶部28や、その
画像データを処理する演算処理部29等を備えて構成さ
れる。また、前記演算処理部29は、前記カメラ駆動装
置27の駆動制御をも行うようになっており、移動制御
手段としても機能するようになっている。この際、各C
CDカメラ25の位置(三次元的な撮影角度)を自ら認
識できることは勿論である。
【0017】そして、詳しくは後の作用説明にて述べる
ように、この視覚認識装置26(演算処理部29)は、
そのソフトウエア構成(処理プログラムの実行)によ
り、前記CCDカメラ25により各ターゲット24部分
を撮像し、その画像データを処理して、各軸のターゲッ
ト24の位置を夫々検出し、それらターゲット24の検
出位置から、実際のロボット本体11の手先の位置(及
び姿勢)を得て位置補正を行うようになっている。従っ
て、演算処理部29が位置検出手段及び補正手段として
機能するようになっている。
【0018】次に、上記構成の作用について述べる。
尚、ここで使用する用語については、JIS B 0134-1993
に準拠する。ここで、ロボット本体11の運動を記述す
る方法として、デナビット・ハーテンバーグ(Denavit,H
artenberg)により提案された表記法が知られている(J.D
enavit and R.S.Hartenberg. kinematic notation forl
ower pair mechanisms based on matrices.ASME Journa
l of Applied Mechanics,215-221,1955) 。この表記法
では、座標系iから座標系(i−1)への同次変換行列
は、各軸毎に4つのパラメータ(θ、d、a、α)で導
出される次の4×4行列で与えられる。
【0019】
【数1】
【0020】ロボット制御装置20は、ロボット本体1
1の各軸のモータのエンコーダから得られるモータの現
在位置(角度θ1 〜θ6 )から、次式により、メカニカ
ルインタフェースのポーズ(位置及び姿勢)を算出する
ことができる。
【数2】 ただし、(X,Y,Z)は、ロボットベース座標
系でのメカニカルインタフェースの中心座標、(N
,NY,NZ)、(OX、OY、O
)、(AX、AY、AZ)は、それぞれメカ
ニカルインタフェース座標系のXm 軸、Ym 軸、Zm 軸
の方向余弦である。
【0021】上記(2)式は、ロボットのベース座標で
の記述であるが、任意の座標系での座標は、同様の記法
で、
【数3】 により計算することができる。以下、これを測定機座標
系での記述とする。
【0022】従来では、ロボット制御装置20は、機構
設計時に決定されるパラメータ(d,a,α)、及び、
モータのエンコーダから得られる出力軸回転角度(θ)
を用いて、上記(3)式によりメカニカルインタフェー
スのポーズを計算している。ところが、現実には、例え
ば温度変動によるリンク長さの変動や、ロボット本体1
1の姿勢に起因する負荷変動(重力の影響)等によっ
て、計算により得られるポーズと実現ポーズとの間に誤
差が生ずる場合がある。特に、本実施例におけるロボッ
ト本体11の構成では、2軸及び3軸の実際の角度θ
が、重力の影響により、エンコーダにより得られる角度
との間で差が生じ、結果として、ロボットの指令ポーズ
と実現ポーズとの間に誤差が生ずる。
【0023】そこで、本実施例では、位置補正システム
23により、ロボット本体11の各軸(アーム14〜1
8の外壁部)に設けられたターゲット24の三次元位置
を検出することに基づき、上記誤差の補正が行われるよ
うになっている。ターゲット24の位置検出にあたって
は、ロボット制御装置20からのロボット本体11の各
軸の動作範囲情報に基づいて、前記カメラ駆動装置27
により、前記CCDカメラ25がターゲット24をその
視野のほぼ中央部にて撮像できる向きに移動される。
【0024】そして、その状態で、CCDカメラ25に
よりターゲット24部分を撮像し、視覚認識装置26に
よりその画像データを処理してターゲット24の中心位
置を算出することに基づいて行われる。また、このと
き、詳しい説明は省略するが、2台のCCDカメラ25
により、ターゲット24を2方向から撮像することに基
づき、CCDカメラ25からターゲット24(投影面)
までの距離Lが正確に検出されるようになっている。
【0025】ここで、ロボット本体11におけるターゲ
ット24の表示面が、CCDカメラ25に対して正対せ
ずに傾斜して位置している場合には、斜めに投影された
画像を撮像してしまい、ターゲット24の画像が真円で
はなく歪みを有した状態となり、その重心を求めても、
ターゲット24の真の中心位置φに一致しない不都合が
生ずる。ところが、本実施例では、ターゲット24を半
径の異なる同心円から構成したので、ターゲット24の
表示面に傾斜があっても、以下のようにしてターゲット
24の真の中心位置φを検出することができる。
【0026】即ち、説明が煩雑となることを避けるた
め、詳しい説明を省略して結論のみを述べるが、カメラ
座標系を、CCDカメラ25の視点を原点とし、その光
軸をz軸に一致させ(投影面がxy平面となる)、ター
ゲット24の表示面がx軸方向に対して角度b傾いてい
るものと設定し、また視点(原点)から投影面までの距
離をLとすると、半径rの円の真の中心位置に対する画
像の重心位置の誤差の角度成分Δφは、次の(4)式で
近似できる。
【数4】
【0027】そして、ターゲット24が、半径r1 の外
円C1 と、半径r2 の内円C2 (但しr2 =mr1 (0
<m<1))とからなる同心円から構成され、検出され
た各円C1 ,C2 の重心位置をφ1 ,φ2 とすると、タ
ーゲット24の真の中心位置φは、次の(5)式で求め
ることができる。
【数5】 これにより、ターゲット24の位置を高精度で検出する
ことができるのである。尚、上記計算に必要なデータ
は、予め演算処理部29に入力、記憶されていることは
勿論である。
【0028】さて、位置補正を行うにあたっては、ま
ず、ロボット本体11の1軸(第1アーム14)におけ
る設置パラメータの導出が行われる。この導出は、第1
アーム14を回転させて第1アーム14に設けられたタ
ーゲット24の位置を3点以上検出することに基づいて
行われる。このとき、デナビット・ハーテンバーグ法に
よれば、1軸座標系Cからみた2軸座標系Cの原点
の座標がdであり、1軸上に設置したターゲット24
は、1軸の回転に伴いその原点と一緒に動くので、C
原点からの相対位置をとり、Cからみたターゲット2
4の位置は、a cos(θ+θT1),aT1
in(θ+θT1),d+dT1)とすることがで
きる。
【0029】ロボットの1軸を回転させたときのターゲ
ット24の位置は、デナビット・ハーテンバーグ法に擬
してa,θ,dのパラメータにより、次式で表される。
【数6】
【0030】ここで、θT1、dT1は、ターゲット2
4の設置位置に依存する既知の定数、θE1は、1軸モ
ータのエンコーダから得られる1軸回転角度で既知の変
数、θο1は、ロボットの設置位置により変動する未知
の定数で、θ=θE1+θ ο1である。従って、未知
のパラメータは、θ、d、a、α、θο1、d
、aT1の7つとなる。
【0031】1回の計測で、上式により3つの式が得ら
れるので、3点以上の測定を行えば(あるいはaT1
予め求めておけば、2点の測定で良い)、多点位置決め
法、対偶軸同定法(平成9年度通商産業省工業技術院委
託「プラント用知能ロボットの標準化に関する調査研
究」成果報告書(株)日本ロボット工業会、(199
8)27)等により、ロボットの設置位置に依存するパ
ラメータθ、d、a、α、θο1、dを求め
ることができる。尚、以上の設置位置に依存するパラメ
ータの導出は、ロボット設置時に1度だけ行えば良い。
【0032】次に、ロボットの動作時(教示動作時ある
いは組立作業時の適宜の時期)に、2軸(第2アーム1
5)上のターゲット24、及び、3軸(第3アーム1
6)上のターゲット24の位置検出を上記と同様に行う
ことに基づき、その結果得られるθE2、θE3を用い
て、次のようにして、重力の影響を考慮したポーズを算
出することができる。
【0033】即ち、上記した1軸の場合と同様に、2軸
上に設置したターゲット24の位置は、
【数7】 として、
【数8】 で表される。
【0034】この式から、エンコーダから得られる角度
θと実現角度の誤差θE2を求めることができる。式
は省略するが、3軸上のターゲット24の位置も同様に
して表すことができ、エンコーダから得られる角度θ
と実現角度の誤差θE3を求めることができる。
【0035】そして、求められたθE2、θE3を用い
て、
【数9】 を定義する。
【0036】これにより、2軸、3軸に対する重力の影
響を考慮したメカニカルインタフェースのポーズは、
【数10】 で算出することができるのである。
【0037】このように本実施例によれば、ロボット本
体11の各軸(アーム14〜18)にターゲット24を
設け、そられ各ターゲット24の視覚認識に基づいて、
ロボット本体11の位置検出ひいては位置補正を正確に
行うことができ、この結果、高精度の作業を行うことが
できるようになり、また、CCDカメラ25及び視覚認
識装置26を設けるといった比較的簡単で安価な構成で
実現することができるものである。
【0038】尚、上記実施例では、2軸及び3軸に誤差
が生ずる場合を具体例としてあげたが、全ての軸につい
てエンコーダから得られる角度と実現角度の誤差を求め
ることにより、より正確な位置補正を行うことができる
など、必要に応じて各軸上のターゲットの測定を行うこ
とができる。また、必要な軸にのみターゲットを設ける
ようにしても良い。その他、本発明は、上記したような
6軸型のロボットに限らず各種構成のロボットに適用す
ることができ、さらには、撮像手段を移動させる移動手
段の構成としても様々な変形例が考えられる等、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ロボット本体
及びCCDカメラの設置状態を示す斜視図
【図2】システムの電気的構成を概略的に示すブロック
【符号の説明】
図面中、11はロボット本体、13はベース、14〜1
9はアーム、20はロボット制御装置、23は位置補正
システム、24はターゲット(被観測点)、25はCC
Dカメラ(撮像手段)、26は視覚認識装置、27はカ
メラ駆動装置(移動手段)、29は演算処理部(位置検
出手段、補正手段、移動制御手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 俊彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 川口 裕司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 塚田 敏彦 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 伊藤 博 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA17 AA37 BB05 BB15 BB27 CC00 EE00 FF09 FF65 JJ03 JJ05 JJ26 NN20 PP05 QQ00 QQ24 3C007 AS06 BS12 KS16 KT02 KT06 LT11 5H269 AB21 AB33 BB03 CC02 CC09 JJ09 JJ20 5H303 AA10 BB03 BB09 BB15 CC02 DD01 GG06 GG11 GG14 HH05 JJ05 KK09 KK22 LL03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視覚認識に基づいてロボット本体の位置
    補正を行うためのシステムであって、 前記ロボット本体に、その各軸に対応して被観測点を設
    けると共に、 前記各被観測点を撮像する撮像手段と、この撮像手段の
    画像データから前記各被観測点の位置を検出する位置検
    出手段と、 この位置検出手段の検出に基づいて前記ロボット本体の
    位置を補正する補正手段とを具備することを特徴とする
    ロボットの位置補正システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、複数設けられており、
    前記被観測点を複数方向から撮像可能とされていること
    を特徴とする請求項1記載のロボットの位置補正システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段を移動させる移動手段と、
    前記ロボット本体の各軸の動作範囲情報に基づいて前記
    移動手段を制御する移動制御手段とを備えることを特徴
    とする請求項1又は2記載のロボットの位置補正システ
    ム。
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Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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