JP2016203282A - エンドエフェクタの姿勢変更機構を備えたロボット - Google Patents

エンドエフェクタの姿勢変更機構を備えたロボット Download PDF

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Abstract

【課題】高価なアブソリュートエンコーダを用いずに、ロボット又はエンドエフェクタの駆動停止時における、エンドエフェクタの姿勢情報の取得を可能とするエンドエフェクタ制御装置及びロボットを提供する。【解決手段】 エンドエフェクタを三次元空間内で駆動する駆動手段と、前記エンドエフェクタの姿勢変更手段と、前記エンドエフェクタの駆動停止時において、前記エンドエフェクタの可動範囲を含む所定の範囲を撮影するために配置される少なくとも一つの撮像手段と、前記撮像手段により得た前記姿勢変更手段の一部の画像を含む二次元画像に基づいて、二次元平面上における前記姿勢変更手段の姿勢情報を取得する姿勢情報取得手段と、を備えたことを特徴とするエンドエフェクタ駆動装置にある。【選択図】図1

Description

本発明は、物品の加工や組立等の作業に用いられるロボットに関する。
物品の加工や組立等の作業に用いられるロボットは、複数のアクチュエータを駆動することで出力部の位置を制御するロボットである。実際に物品の加工や組立などの作業を行うツールであるエンドエフェクタは出力部に設置される。エンドエフェクタは例えば物品を把持するチャックや、溶接を行う溶接ガンなどが相当する。一般のロボットでは、エンドエフェクタの姿勢を制御するための補助的な駆動機構(以下エンドエフェクタ姿勢変更機構と呼ぶ)が、ロボット自体の駆動機構とは別に装備されている(特許文献1参照)。
またエンドエフェクタ姿勢変更機構の駆動源として、一般的にサーボモータが用いられる(特許文献1参照)。サーボモータにおける回転角検出手段としてアブソリュートエンコーダやインクリメンタルエンコーダなどが用いられる。
インクリメンタルエンコーダを用いた場合は、ロボットが作業を行っている際に電源停止、非常停止などの状態となった場合、エンドエフェクタ姿勢変更機構の回転角を失い、結果エンドエフェクタの姿勢情報を失う。その対応として、電源再投入直後の位置を精確に得ることが可能なアブソリュートエンコーダを用いる方法が一般的である。
特開2010−173019号公報
しかしながら、位置検出手段にアブソリュートエンコーダを採用するのはコストの増大を招く。またインクリメンタルエンコーダを用いた場合は、エンドエフェクタの姿勢情報を失った後に原点復帰動作を行わなければならず、姿勢が分からない状態から原点復帰動作を行うと、ロボット周辺に設置された治具等の障害物と干渉する恐れがある。
本発明は、高価なアブソリュートエンコーダを用いずに、ロボット又はエンドエフェクタの駆動停止時における、エンドエフェクタの姿勢情報の取得を可能とするエンドエフェクタ制御装置及びロボットを提供する。
本発明のエンドエフェクタ駆動装置は、エンドエフェクタを三次元空間内で駆動する駆動手段と、前記エンドエフェクタの姿勢変更手段と、前記エンドエフェクタの駆動停止時において、前記エンドエフェクタの可動範囲を含む所定の範囲を撮影するために配置される少なくとも一つの撮像手段と、前記撮像手段により得た前記姿勢変更手段の一部の画像を含む二次元画像に基づいて、二次元平面上における前記姿勢変更手段の姿勢情報を取得する姿勢情報取得手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる本発明の態様によれば、エンドエフェクタの二次元画像に基づいて姿勢変更手段の姿勢情報を取得するため、駆動停止時におけるエンドエフェクタの姿勢情報の取得が可能である。
また、上記本発明では、前記駆動手段は、前記姿勢変更手段に接続された前記エンドエフェクタを、前記姿勢変更手段と共に駆動することを特徴とする。
かかる本発明の態様によれば、姿勢変更手段と共に、駆動停止時におけるエンドエフェクタの姿勢情報を取得できる。
また、上記本発明では、 前記二次元平面は、ワークが載置されるステージの上面と平行な面であることを特徴とする。
かかる本発明の態様によれば、ステージ上面を基準とした二次元平面におけるエンドエフェクタの姿勢情報を取得できる。
また、上記本発明では、前記撮像手段は、ワークの位置や形状を認識するために用いる撮像手段を兼ねる、ことを特徴とする。
かかる本発明によれば、ワークの位置や形状認識のための撮像手段を用いて、エンドエフェクタの姿勢情報を取得できる。
なお、本発明は、上述したエンドエフェクタ駆動装置を備えたロボット(例えば、パラレルリンクボット等)にも広く適用可能である。
かかる本発明の態様によれば、エンドエフェクタの二次元平面上における姿勢情報を取得可能なロボットを実現できる。
本発明によれば、撮像により得た二次元画像から、エンドエフェクタの姿勢を求めることが可能である。この時必要な撮像手段は1つでよく、またアブソリュートエンコーダを用いないため、安価かつ簡易な構成で姿勢取得を実現することができる。
本発明を適用した実施形態1に係るパラレルリンクロボットにおける機構部の概略構成を示す図。 図1に示すパラレルリンクロボットの出力部の部分拡大図。 回転駆動機構106a回転時の出力部の部分拡大図。 図3に示す出力部のxy平面への投影図。 回転軸がロボット基準座標に平行な軸である回転駆動機構106bにおける、回転駆動機構106b回転時の出力部の部分拡大図。 図5に示す出力部のxy平面への投影図。 図5に示す出力部のxz平面への投影図。 回転軸がロボット基準座標に平行な軸である回転駆動機構106bにおける、回転駆動機構106a及び回転駆動機構106bが共に回転した時の、出力部のxy平面への投影図。 回転軸が任意の軸である回転駆動機構106bにおける、回転駆動機構106a及び回転駆動機構106bが共に回転していない時の、出力部のxy平面への投影図。 回転軸が任意の軸である回転駆動機構106bにおける、回転駆動機構106b回転時の出力部のxy平面への投影図。 回転駆動機構の回転角が不明な状態から回転角を取得するまでのフロー図。 回転角取得時の信号処理を表すブロック図。 フォトセンサにより回転検知する図。 本発明を適用した実施形態2に係るパラレルリンクロボットにおける機構部の概略構成を示す図。 図14に示すパラレルリンクロボットの出力部の部分拡大図。 本発明を適用したパラレルリンクロボットにおける機構部の計算モデル図。 パラレルリンクロボットにおける機構部のxy平面への投影図。 ロボット位置が不明な状態から位置を取得するまでのフロー図。 1つの先端位置に対して存在し得るθが計算上2つある例を示す、zx面投影図(アームAC及びリンクACは省略)。 出力部位置の(x、y)、及びアクチュエータ位置θA、θCが等しい2つのロボット姿勢の例を示す簡略図。 (a)は、図19におけるそれぞれのロボット姿勢を、xy平面に投影した図(計算モデル図)、(b)は、図19におけるそれぞれのロボット姿勢を、zx平面に投影した図(計算モデル図。アームAC及びリンクACは省略)。 位置取得時の信号処理を示すブロック図。 フォトセンサにより回転検知する図。
本実施形態では、パラレルリンクロボットを用いてエンドエフェクタ姿勢の取得方法(及びエンドエフェクタ駆動装置)を説明する。パラレルリンクロボットは複数のアクチュエータを駆動することで、リンク機構を介して、可動部である出力部の位置を制御するロボットである。
図1において、パラレルリンクロボット100は、固定部材としてのベース部100aと、可動部である出力部100bと、複数のモータ107、108、111と、複数のリンク部109、110、112と、を有する。ここで、107はモータA、108はモータC、111はモータBに、それぞれ相当する。また、109はリンク部A、110はリンク部C、112はリンク部Bに、それぞれ相当する。
ベース部100aは、略水平方向に配置された水平板101と、水平板101から略鉛直方向に設けられた鉛直板102とから構成され、上述の複数のモータ107、108、111を支持する。複数のモータ107、108、111は、それぞれ鉛直板102の所定位置に固定されている。本実施形態では、鉛直板102の幅方向中央の鉛直方向上側にモータB111を、鉛直板102の鉛直方向中間部で、幅方向中央を挟んだ両側に、それぞれモータA107、モータC108を配置している。水平板101上には、ワークや組立用の治具などが配置される。そして、この水平板101は、後述するxy平面を規定する面となり、ワークが載置されるステージの上面となる。
モータA107には回転アームA107a、モータC108には回転アームC108aがそれぞれ接続されており、モータの駆動によって各アームは水平板101に平行な面上を回動する。またモータB111には回転アームB112aが接続され、鉛直板102に垂直な平面上を回動する。各アームの所定位置にはアーム側ジョイント部が、装着固定されている。
リンク部A109は、平行リンク機構を形成する2本のリンクA109aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームA107aに、それぞれジョイントを介して接続されている。また、リンク部C110は、平行リンク機構を形成する2本のリンクC110aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームC108aに、それぞれジョイントを介して接続されている。
リンク部B112は、平行リンク機構を形成する2本のリンクB112aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームB111aに、ジョイントを介して接続されている。
出力部100bの構成について、図2を用いて説明する。出力部100bには、物品の加工や組立などの作業を行う部分であって、例えばワークを把持するチャック等のエンドエフェクタ200や、エンドエフェクタを鉛直軸回りやその他の軸回りに回転させる回転駆動機構106が取り付けられ、また複数のアームを構成するリンク機構が結合された出力軸105が鉛直方向に配置されている。出力軸105の所定位置には各ジョイントが、装着固定される。
このように、本実施形態のパラレルリンクロボットでは、リンク部A109及びリンク部C110の形成する平行リンク機構と、リンク部B112の形成する平行リンク機構とによって、出力軸105は一定の姿勢(傾きと向きとの両方)を保つように支持される。
撮像手段300は、ベース部100a及び出力部100bに対し、撮像手段300の光軸が垂直となるよう、鉛直上方に固定されている。これは把持するワークを検出するための撮像手段は、特にベース部に平行な平面であるxy平面を撮像するよう設置されていることが多いためこのように設定した。このxy平面(二次元平面)は、上述した水平板101と平行な面となる。すなわち、撮像手段300は、水平板101の対向部に配置され、水平板101の全体をその上から撮影する手段となる。なお、本実施形態では、xyの基準は、上記水平板101の上面で規定し、鉛直板102から水平板101が突出する方向をx方向、これに直交する方向をy方向とする。
また図2では出力軸105に回転駆動機構106aが、回転駆動機構106aに回転駆動機構106bがそれぞれ取り付けられている。回転駆動機構106aと回転駆動機構106bはそれぞれ1つのユニットとして独立に駆動する。また独立であるがゆえに回転駆動機構を必ずしも取り付ける必要はなく、例えば回転駆動機構106aにエンドエフェクタ200を、回転駆動機構106bを介さずに取り付けても良い。以下では回転駆動機構106a及び106bが共に、回転駆動機構106aの回転軸と同一直線上に取り付けられているものとして説明する。また回転駆動機構106a及び回転駆動機構106bはそれぞれ、内部に配設された不図示の駆動手段106d、または外部に配設された不図示の駆動手段106dにより、不図示の駆動伝達手段を介して駆動される。
以降エンドエフェクタ姿勢を求めるために必要な情報である、回転駆動機構106の回転角を求める。
<実施形態1>
本実施形態では、エンドエフェクタ駆動装置を搭載し、回転駆動機構106aによるエンドエフェクタ200の鉛直軸回りの回転位置を、撮像手段300により得た二次元画像により得る。撮像手段300は、ロボットの鉛直上方からz軸の負の方向に、xy平面を撮像するよう設置される。
回転駆動機構106aがθ°回転した時、回転駆動機構106b及びエンドエフェクタ200も回転駆動機構106aの回転軸回りにθ°回転する(図3参照)。このときの出力部付近を撮像した二次元画像は図4のようになる。
このときの回転角θ°は、例えば回転駆動機構106bの稜線部1を見ればよい。回転前の稜線部1とy軸との成す角があらかじめ分かっていれば、稜線部1の検出により回転角を得ることができる。回転前の稜線部1がy軸と平行であったならば、稜線部1とy軸との成す角が回転角θ°となる。すなわち、稜線部1がxy平面(二次元平面)においてどれだけ傾いているかによって、回転角θ°を求めることができる。この回転角θは、xy平面における仮想の座標点に基づいて算出してもよい。この座標点は、予めxy平面と撮像手段300との相対位置を決定しておくことで、撮像手段300側に設定されていてもよいし、水平板101を座標板としてもよい。なお、このような回転前の稜線部1は、回転駆動機構106b(エンドエフェクタ200)が停止している場合において、その状況を撮像手段300が撮影し、その画像に基づいて特定することができる。また、回転駆動機構106bの停止位置は、水平板101の上部内の範囲に収まるため、どこで回転駆動機構106bが停止したとしても、その回転角θを特定することができる。なお、撮像手段300は、オートフォーカス機能を持ち、回転駆動機構106bのz方向の停止位置に関わらず、回転駆動機構106aを撮影することが可能である。
なお検出する稜線は、回転駆動機構106bやエンドエフェクタ200の稜線に関わらず、回転駆動機構106aと一体となって回転する要素の稜線であってもよい。その際、検出する稜線が撮像時に隠れないために、例えば回転駆動機構106bやエンドエフェクタ200が、出力軸105や回転駆動機構106aよりも、撮像する平面から見て大きいことが望ましい。
また以上では回転駆動機構の回転角を求めるために稜線を検出しているが、他の方法を用いても良い。例えばエンドエフェクタ上にマーカーを二つ設置し、マーカー位置の座標をそれぞれ得ることで二次元画像上における回転角θ°を算出する。
本実施形態では回転駆動機構106cによるx軸もしくはy軸と平行な軸回りの回転角を、撮像手段300により得た二次元画像により得る。撮像手段300は上述した実施形態と同様に、ロボットの鉛直上方からz軸の負の方向に、xy平面を撮像するよう設置される。
図5は回転駆動機構106cがy軸回りにφ°回転した時を表しており、図6は出力部付近を撮像した二次元画像である。回転角φ°は、撮像したxy平面の画像中における回転駆動機構106cの回転中心からエンドエフェクタ先端部までのx方向の距離L‘を得ることにより求まる。すなわち、xz平面に投影した出力部(図7参照)の幾何学的関係から、式(1)が成立する。ここでLは回転駆動機構106cの回転中心からエンドエフェクタ200の先端部までの距離であり、あらかじめ分かっている。tはエンドエフェクタ200先端部の、xz平面に投影した時の厚みである。(2)式を解くことにより回転角φが求まり、式(2)で表される。
Figure 2016203282


Figure 2016203282

この回転駆動機構106cも回転駆動機構106bと同様に、回転駆動機構106aとは独立に駆動する。よって回転駆動機構106aと回転駆動機構106cが同時に駆動していても、それぞれの回転角を求めることが可能である。
図8は回転駆動機構106aがθ°、回転駆動機構106bがφ°、それぞれ回転した時にxy平面を撮像して得た二次元画像を表す。回転角θ°は第一の実施形態で述べたように、回転駆動機構106b、エンドエフェクタ200などの稜線を検出する方法やマーカーを検出する方法などにより得ることができる。回転角φ°を求める際は、xy座標をθ°分だけ回転させた座標である、x’y’座標上において、第二の実施形態で述べた方法を用いる。すなわち式(2)中のL’を、軸y’からエンドエフェクタ200の先端部までの距離としてφを求める。
別の実施形態では、回転駆動機構106bによるx軸もしくはy軸と平行な軸回りの回転について述べたが、本実施形態では任意軸回りの回転について説明する。具体的には回転駆動機構106cの回転軸Aが45°傾いている時についてであり、回転駆動機構106aの回転角θ°が0°である時、回転軸は (x、y、z)のベクトル形式で表すと(0、1、−1)の方向である(図9参照)。また回転駆動機構106cは回転駆動機構106aとは別のユニットとしてそれぞれ独立に駆動する。
この45度傾いた軸A回りにω°回転した時を撮像して得た二次元画像を図10に示す。この画像により得る情報から回転角ω°を求めるために、任意軸回りの回転による座標変換を行う。今、エンドエフェクタ200の回転前の主軸方向が図9に示すように(u、v、w)=(0、0、−1)の方向で、回転後の主軸方向が(u’、v’、w’)であるとき、回転行列Rを用いて式(3)が成立する。
Figure 2016203282


となる。
ここでの定数mは回転前と後とにおいて、エンドエフェクタ200の主軸方向のベクトルの大きさを一致させるための値である。
回転後のエンドエフェクタ200の主軸方向は、図10に示したxy平面の撮像画像により得ることができる。この主軸方向は図10中のエンドエフェクタ200の稜線部2と平行である。よってこの稜線部2とx軸との成す角をα°とした時、回転後のエンドエフェクタ200の主軸方向は、式(4)で表すことができる。
Figure 2016203282

ただし、ここではベクトルの大きさは考慮しておらず、(3)式中の定数mにより式の妥当性を保証している。また図10のみから得られる情報ではベクトル成分w’は分からない。
稜線部2の選択においては、回転前においてエンドエフェクタ主軸方向を表すベクトルと同一方向であった稜線を選択しなければならない。図中の稜線部2は共に回転前は、回転前のエンドエフェクタ主軸方向(0、0、−1)に平行である。ここで稜線部2はエンドエフェクタの主軸に対して平行であればよく、任意の稜線を選択してもよい。またマーカーを用いた、エンドエフェクタ主軸ベクトルの取得であれば、稜線の選択で誤ることはない。
(3)式において、u’及びv’の成分について解くと式(5−1)及び(5−2)が導出できる。
Figure 2016203282

式(5−1)及び(5−2)から定数mを消去し、ωについて解くと式(6)で表せる。
Figure 2016203282


以上によりxy平面を撮像した二次元画像により得た情報及び、回転軸のベクトル情報とエンドエフェクタ初期位置の主軸ベクトルの情報から、回転駆動機構106bの回転角ω°を得ることが可能となる。また本実施形態の説明においても回転駆動機構106aを固定し、回転駆動機構106bの回転のみを考えた。しかしながら回転駆動機構106aと回転駆動機構106bとの駆動の独立性により、上述した実施形態での説明と同様に、xy座標を回転駆動機構106aの回転角θ°分だけ回転させた座標である、x’y’座標を基準として、本実施形態で述べた方法を用いればよい。
以上の実施形態において、撮像した二次元画像上での稜線やマーカーの検出などにより、二次元平面上のエンドエフェクタ姿勢情報を得る工程を二次元姿勢取得工程と呼ぶ。また二次元姿勢取得工程により得た情報から、回転駆動機構106の回転角を算出する工程を三次元姿勢取得工程と呼ぶ。図11に示したフローは、回転駆動機構106の回転角が不明な状態から、二次元平面を撮像し、二次元姿勢取得工程、三次元姿勢取得工程を経て、回転駆動機構106の回転角を得るという一連の流れを表したものである。
図12は回転角取得時の信号処理を表すブロック図である。撮像手段300によって得た二次元画像は、制御部400に送られる。制御部400では二次元姿勢取得工程、三次元姿勢取得工程を経て回転駆動機構106の回転角を取得し、回転角取得後に回転駆動機構を駆動する際は、取得した位置情報を基に回転駆動機構106を駆動する制御信号を生成する。
なお、撮像手段300は、例えばバラ積みされたワークの位置や形状を認識するための撮像手段を兼ねても良い。
上述した実施形態ではロボット座標系におけるxy平面に垂直な方向から撮像したが、yz平面に垂直な方向やzx平面に垂直な方向、それ以外の傾きを持った平面から撮像しても良い。本実施形態では傾きを持った平面から撮像する。従って撮像により得る二次元画像では、例えば図1中に示すような斜視方向のロボット姿勢が得られる。ここで前述の傾きを持った撮像平面の位置情報、すなわち撮像点(カメラ)の位置及び撮像方向のベクトル情報があらかじめ分かっているものとする。
撮像平面の位置情報が分かっていれば、平行移動と回転移動との座標変換により、撮像平面の座標と任意の座標とを一致させることができる。よって、撮像平面及び座標を、例えばxy平面の座標に一致するよう座標変換を行うことで、撮像平面で得たエンドエフェクタ姿勢情報を、xy平面におけるエンドエフェクタ姿勢情報に変換することができる。変換後は上述した実施形態で説明した内容と同様に、変換後の平面における姿勢情報から回転駆動機構の回転角を算出することが可能である。
なお、座標変換の工程は二次元姿勢取得工程に含まれる。
この考え方を基にすれば、適用可能なロボットはパラレルリンクロボットに限らない。例えばシリアルリンクロボットにおいては、エンドエフェクタ及び回転駆動機構を設置する出力部の姿勢は一定ではなく、出力部位置を決める複数のアクチュエータ及びアームによって様々な姿勢を取る。しかし、出力部の姿勢が分かっている時、撮像平面を、出力部姿勢を最もよく表す平面、例えば出力部材に平行な面と一致するよう座標変換を行えばよい。この変換によって、撮像平面でのエンドエフェクタ姿勢情報を、変換後の平面及び座標上におけるエンドエフェクタ姿勢情報に変換することができ、後は上述した実施形態で説明した方法により、回転駆動機構の回転角を算出することが可能である。
また上述した実施形態において、画像処理により得る回転駆動部の回転角の精度が十分でなければ、二次元画像を用いた回転角の取得後に各回転駆動部のより精確な位置出しを行っても良い。精確な位置出しは例えば、回転駆動機構を予め定められた基準位置まで駆動することにより行う。具体的には、回転駆動部の回転軸と一体に動作するように取り付けられた切欠き部のある薄板501の切欠き位置を、フォトセンサ502を用いることで検知する(図13)。センサ出力が変化する位置を基準位置とし、この基準位置における回転駆動機構106の回転角を予め与えておけば、基準位置にて精確な回転駆動機構106の回転角を取得できる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明は、以下に述べるように、高価なアブソリュートエンコーダを使用せずに、緊急停止や異常停止等の停止時の各アクチュエータの駆動位置及びそれらによって決まる出力部位置が不明な状態からの位置取得が可能なパラレルリンクロボット等のロボット、あるいは、エンドエフェクタ駆動装置を提供することも可能である。
各アクチュエータ及び出力部の、撮像した方向(光軸方向)に対して垂直な二次元平面における位置情報を得る。これらの値を用いて未取得のアクチュエータ駆動位置と出力部の三次元位置を算出する。
このような本発明によれば、撮像により得た二次元画像から、各アクチュエータの駆動位置及び出力部の三次元位置を取得することが可能である。この時必要な撮像手段は1つでよく、安価かつ簡易な構成で位置取得を実現することができる。
<実施形態2>
図14において、パラレルリンクロボット100は、固定部材としてのベース部100aと、可動部である出力部100bと、複数のモータ107、108、111と、複数のリンク部109、110、112と、を有する。ここで、107はモータA、108はモータC、111はモータBに、それぞれ相当する。また、109はリンク部A、110はリンク部C、112はリンク部Bに、それぞれ相当する。
ベース部100aは、略水平方向に配置された水平板101と、水平板101から略鉛直方向に設けられた鉛直板102とから構成され、上述の複数のモータ107、108、111を支持する。複数のモータ107、108、111は、それぞれ鉛直板102の所定位置に固定されている。本実施形態では、鉛直板102の幅方向中央の鉛直方向上側にモータB111を、鉛直板102の鉛直方向中間部で、幅方向中央を挟んだ両側に、それぞれモータA107、モータC108を配置している。水平板101上には、ワークや組立用の治具などが配置される。
モータA107には回転アームA107a、モータC108には回転アームC108aがそれぞれ接続されており、モータの駆動によって各アームは水平板101に平行な面上を回動する。またモータB111には回転アームB112aが接続され、鉛直板102に垂直な平面上を回動する。各アームの所定位置にはアーム側ジョイント部が、装着固定されている。
リンク部A109は、平行リンク機構を形成する2本のリンクA109aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームA107aに、それぞれジョイントを介して接続されている。また、リンク部C110は、平行リンク機構を形成する2本のリンクC110aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームC108aに、それぞれジョイントを介して接続されている。
リンク部B112は、平行リンク機構を形成する2本のリンクB112aからなり、一端は出力軸105に、他端は回転アームB111aに、ジョイントを介して接続されている。
出力部100bの構成について、図15を用いて説明する。出力部100bには、物品の加工や組立などの作業を行う部分であって、例えばワークを把持するチャック等のエンドエフェクタ200が取り付けられ、複数のアームを構成するリンク機構が結合された出力軸105が鉛直方向に配置されている。出力軸105の所定位置には各ジョイントが、装着固定される。
このように、本実施形態のパラレルリンクロボットでは、リンク部A109及びリンク部C110の形成する平行リンク機構と、リンク部B112の形成する平行リンク機構とによって、出力軸105は一定の姿勢(傾きと向きとの両方)を保つように支持される。
このように構成されるロボットの場合、モータA107による回転アームA107aの駆動と、モータC108による回転アームC108aの駆動とを行うことで、出力部100bは略水平方向に移動する。また、モータB111により回転アームB111aを駆動することで、出力部100bを上下方向に移動させると、リンク部A109とリンク部C110は水平からずれる。このため、出力部100bの三次元空間内(所定の空間内)の位置は、リンク部A109とリンク部Cの傾斜を考慮して、回転アームA、B、Cの駆動量から幾何学的に算出することが可能である。また、逆運動の計算により、出力部100bの空間位置座標からモータA、B、Cの駆動量を算出することが可能である。
図16はパラレルリンクロボットのリンク機構部の計算モデル図である。リンクA109a、リンクC110a、リンクB112aは本来、各二本ずつあるが、簡略化し各一本ずつであるとしてモデル化する。また本来、3本のリンク先端位置は出力部位置(基準点)に一致しないが、計算の簡易化のために出力部位置を仮想的に移動(オフセット)させることで、3本のリンク先端位置が一致するものとしている。各回転アームA、B、Cにおいて、アーム回転中心の位置をそれぞれA、B、C、アーム先端位置をそれぞれA、B、Cとし、出力部100bの代表位置(以下出力部位置)をPとする。x軸、y軸、z軸はそれぞれ図中の向きに取り、xyz座標の原点OはAとCの中間位置にとる。また各アームA、B、Cがx軸と成す角(アーム回転角)をθ、θ、θとし、図3中の矢印の向きを正とする。
上述したように、アーム回転中心位置A、B、Cの座標や各アームの長さ、各リンクの長さが予め与えられている時、θA、θB、θCの値から出力部材位置Pの座標を求める計算を順運動学計算という。逆に位置Pの座標から駆動部のθA、θB、θCの値を求める計算を逆運動学計算という。これらの計算方法として、受動関節の拘束条件から球面の方程式を連立し、関数を導く方法がある。例えばアームAの先端部Aと、出力部PはリンクAの長さで拘束され、Aの座標を(xA1、yA1、zA1)、リンクAの長さをL、出力部Pの座標を(x、y、z)とすると、以下の式を満たす。
Figure 2016203282



ここでアームAの長さをR、Aの座標を(xA0、yA0、zA0)とすると、
Figure 2016203282


と表せる。他のリンクに関しても同様に式を立てることができ、それらの式を連立することにより、出力部Pの座標x、y、zは各アームの回転角θ、θ、θの関数で表すことができる。逆にθ、θ、θは出力部Pの座標x、y、zの関数で表すことができる。
以上では、3つのアーム回転角から出力部位置(x、y、z)を、または出力部位置(x、y、z)から3つのアーム回転角を求めているが、(θ、θ、θ、x、y、z)の6つのパラメータの内の何れか複数のパラメータを得て、アーム角の判別条件を用いた算出を行うことにより、残りのパラメータを取得することも可能である。以下詳しく説明する。
本実施形態では撮像手段300を、ロボットの鉛直上方からz軸の負の方向に、xy平面を撮像するよう設置する。これは把持するワークを検出するための撮像手段は、特にxy平面を撮像するよう設置されていることが多いためこのように設定した。この場合、撮像により得た二次元画像から取得できるアクチュエータ位置及び出力部位置は限られるが、二次元画像から取得できない位置情報は、ロボット構造上の拘束条件を用いて算出する。以下詳しく説明する。
本実施形態ではアームA、Cはxy平面上を駆動する。よってxy平面を撮像して得た二次元画像において基準軸やアームの回転中心などを認識する処理を行うことで、アーム回転角θ,θ及び出力部Pのx、yを得ることができる(図17を参照)。撮像して得た画像から位置を得るまでの工程を画像処理工程と呼び、これは図18中のS62に相当する。なお各パラメータは画像から直接その値を得る、もしくは算出することにより得る。例えば(x、y)を画像から直接求める場合は、出力部中心にマーカーを予め設置し、その位置を読み取る方法がある。間接的に算出する場合は、例えばリンクA、Cをそれぞれxy平面上に投影したときのリンクとx軸とが成す角を得る。さらにxy平面上におけるAとPの座標及びCとPの座標に関して、それぞれ正接の式を立て、それらを連立させることにより(x、y)が求まる。
画像処理工程にて得た値(x、y、θ、θ)を(2−1)式に代入しzについて解くとzは2つの解を得る。zの2つの解をそれぞれz、zとする。
ここでリンクBによる拘束を考慮する。アームBの先端部Bの座標を(xB1、yB1、zB1)、リンクBの長さをL、出力部Pの座標を(x、y、z)とすると、以下の式を満たす。
Figure 2016203282


またアームBの長さをR、Bの座標を(xB0、yB0、zB0)とすると、以下の式を満たす。
Figure 2016203282


(2−3)式に求めたzと(2−4)式を代入しθについて解くと、1つのzの値に対しθは2つの解を得る。これは具体的に示すと、図19のような場合である。図19は、ある1つの出力部材位置Pに対し、アームBが取り得るθが2つある例を示す図である。しかしこれは、あくまで計算上θBが2つ得られることを示しており、実際にはどちらか1つの値のみを取るよう予め条件が設定されている。本実施例では、1つの出力部位置に対して取り得るアーム回転角が2つある場合、アームが取り得る2つの角度のうち、値の大きな角度(アームCに関しては値の小さな角度)を採用することとする。なおアーム回転角の正負は図16中に示された各アーム回転座標系に従う。従って図4で言えば、出力部位置(x、z)に対するアームB回転角はθB1に決まる。
前述のように得られるzの解は2つあり、z=zの時はθ=θB1が、またz=zの時はθ=θB2が得られたとする。よってここまででzとθの組合せが2つ存在し、これは出力部のxy座標とアームA、Cの回転位置が同じである姿勢が2つあることを表す。以下現在のロボットの姿勢を表す正しいzとθの組合せの判別を行う。
図20はzとθに関する2つの組合せに相当する2つのロボット姿勢を示す図である。また図21(a)は、図7中の2つの姿勢をxy平面上に、(b)はzx面上に投影した時のモデル図である((b)に関してはアームAC及びリンクACは省略している)。
zとθの組合せについて、どちらが現在のパラレルリンクの姿勢を表す正しい解かを判別するには、例えばxy平面上に投影されたアームBの長さを見ればよい。xy平面上に投影されたアームの長さをR’とすると、以下の式を満たす。
Figure 2016203282


実際にxy平面を撮像した時のアームB先端位置が、図21におけるB11位置であった場合、R’は線分B11の大きさである。このR’を得る(これは画像処理工程内で行う)ことで、(2−5)式よりθを算出できる。なお計算上θは2つの解を持つが、これらの2つの解と、θB1及びθB2とを比較することで1つのθが決まる。画像処理工程で得た位置情報を用いて未取得位置を算出する(判別も含む)工程を計算工程と呼び、図18中のS63に相当する。
図22は位置取得時の信号処理を表すブロック図である。撮像手段300によって得た二次元画像は、制御部400に送られる。制御部400では画像処理工程、計算工程を経て各アクチュエータの駆動位置及び出力部位置を取得し、位置取得後にロボットを駆動する際は、取得した位置情報を基に各アクチュエータを駆動する制御信号を生成する。
以上のように図18に示したフローに従って、各アクチュエータ位置及び出力部位置不明な状態から、撮像手段によって撮像し、撮像により得た二次元画像から位置情報を取得(画像処理工程)し、未取得の位置情報を算出(計算工程)することで、パラレルリンクロボットの各アクチュエータ及び出力部の位置が取得可能となる。
なお、ロボットの各アクチュエータ及び出力部の位置を取得するための撮像手段は、例えばバラ積みされたワークの位置や形状を認識するための撮像手段を兼ねても良い。
この実施形態ではロボット座標系におけるxy平面に垂直な方向から撮像したが、yz平面に垂直な方向やzx平面に垂直な方向、それ以外の傾きを持った平面から撮像しても良い。傾きを持った平面から撮像する場合は、3つのアーム位置を含んだ画像であれば、全てのアーム角度を、アーム角度の判別条件を考慮することなく取得できる。本実施形態では傾きを持った平面から撮像する。従って撮像により得る二次元画像は、例えば図1中に示すような斜視方向のロボット姿勢が得られる。
各アーム角度を得るには、まず基準となる軸と、アーム位置を表す軸の検出が必要である。これらの軸が検出できれば、軸と軸とが交わる角度がアーム回転角である。基準となる軸は予め設定されたxyz座標の軸であり、本実施例では例えばベース部100aの鉛直板102の外形状を表す各々の稜線がx、y、z軸のそれぞれに平行であるので、基準軸の検出は容易である。アーム位置の検出は、例えばアーム回転軸とアーム先端位置とを結ぶ直線が、アーム稜線と平行であるならば、アーム稜線を検出すればよい。
このように各アーム回転角を取得することは画像処理により可能である。全アーム角度が取得できれば、出力部位置は、ロボットの構成上の拘束条件を用いて算出できる。
また、上述した実施形態において、画像処理により得るアクチュータ位置及び出力部位置の精度が十分でなければ、二次元画像を用いた位置の取得後に各アクチュエータのより精確な位置出しを行っても良い。精確な位置出しは例えば、各アクチュエータを予め定められた基準位置まで駆動することにより行う。具体的には、アクチュエータと共に動作するようにアームに取り付けられた切欠きの入った薄板501の切欠き位置を、フォトセンサ502を用いることで検知する(図23)。センサ出力が変化する位置を基準位置とし、この基準位置におけるアクチュエータ回転角を予め与えておけば、基準位置にてアクチュエータ回転角を取得できる。
なお、上述した実施形態2については、次のような特徴を有する。
(1) 複数のアクチュエータと、各アクチュエータに連結される駆動アーム及び平行リンクと、複数の平行リンクにより支持される出力部と、によって構成されるパラレルリンクロボットにおいて、少なくとも前記駆動アームを認識できる撮像手段を有し、前記撮像手段により得た二次元画像から、各駆動アーム及び前記出力部の二次元位置を取得する画像処理工程と、前記画像処理工程にて取得した位置を用いた計算処理によって、未取得の各駆動アームの駆動位置及び前記出力部の三次元位置を算出する計算工程と、を備えることを特徴とするパラレルリンクロボット。
(2) 前記撮像手段は、 ワークの位置や形状を認識するために用いる撮像手段を兼ねる、ことを特徴とする請求項1に記載のパラレルリンクロボット。
(3) 各駆動アーム及び前記出力軸の位置を、前記画像処理工程と前記計算工程により取得後、各駆動アームを予め定められた基準位置まで駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のパラレルリンクロボット。
100 パラレルリンクロボット
105 出力軸
106 回転駆動機構
106a 回転駆動機構4軸目
106b 回転駆動機構5軸目(任意軸回り)
106c 回転駆動機構5軸目
106d 駆動手段
107 モータA(アクチュエータA)
107a 回転アームA(駆動部)
108 モータC(アクチュエータC)
108a 回転アームC(駆動部)
109 リンク部A
109a リンクA
110 リンク部C
110a リンクC
111 モータB(アクチュエータB)
111a 回転アームB(駆動部)
112 リンク部B
112a リンクB
200 エンドエフェクタ
300 撮像手段
400 制御部

Claims (5)

  1. エンドエフェクタを三次元空間内で駆動する駆動手段と、
    前記エンドエフェクタの姿勢変更手段と、
    前記エンドエフェクタの駆動停止時において、前記エンドエフェクタの可動範囲を含む所定の範囲を撮影するために配置される少なくとも一つの撮像手段と、
    前記撮像手段により得た前記姿勢変更手段の一部の画像を含む二次元画像に基づいて、二次元平面上における前記姿勢変更手段の姿勢情報を取得する姿勢情報取得手段と、
    を備えたことを特徴とするエンドエフェクタ駆動装置。
  2. 前記駆動手段は、前記姿勢変更手段に接続された前記エンドエフェクタを、前記姿勢変更手段と共に駆動することを特徴とする請求項1に記載のエンドエフェクタ駆動装置。
  3. 前記二次元平面は、ワークが載置されるステージの上面と平行な面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンドエフェクタ駆動装置。
  4. 前記撮像手段は、
    ワークの位置や形状を認識するために用いる撮像手段を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の、エンドエフェクタ駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンドエフェクタ駆動装置を備えたことを特徴とするロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106584431A (zh) * 2016-12-20 2017-04-26 西安电子科技大学 一种同轴移动回转四自由度并联机器人
WO2022138616A1 (ja) 2020-12-24 2022-06-30 ブラザー工業株式会社 工作機械
KR102624242B1 (ko) * 2023-07-07 2024-01-15 주식회사 아임토리 로봇 기반 2d 및 3d 매칭 서비스 제공 시스템

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