JPS62126404A - マニピユレ−タのキヤリブレ−シヨン装置 - Google Patents

マニピユレ−タのキヤリブレ−シヨン装置

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JPS62126404A
JPS62126404A JP26697685A JP26697685A JPS62126404A JP S62126404 A JPS62126404 A JP S62126404A JP 26697685 A JP26697685 A JP 26697685A JP 26697685 A JP26697685 A JP 26697685A JP S62126404 A JPS62126404 A JP S62126404A
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JP
Japan
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manipulator
calibration
joint
dimensional position
algorithm
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Application number
JP26697685A
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English (en)
Inventor
Masaru Ishii
優 石井
Shigeyuki Sakane
坂根 茂幸
Masayoshi Kakikura
柿倉 正義
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マニピュレータ・キャリブレーション装置に
関し、詳しくは産業用部品のハンドリングに不可欠な3
次元位置および姿勢情報を高精度に得るために必要な多
関節マニピュレータの各種パラメータをキャリブレーシ
ョンするための装置に関するものである。
[従来の技術] ロボットシステムとして使用される多関節マニピュレー
タにおいては、従来の3次元情報の取り嶋いについて以
下に述べるような幾つかの問題点がある。
まず、基準(ワールド)座標系におけるロボット・ハン
ドの3次元位置と姿勢の絶対値およびその精度が保証さ
れていない。特に産業用マニピュレータでは繰り返しの
相対精度のみが重点的に問題とされるが、マニピュレー
タの作業空間における絶対精度については言及されてい
ない。
次に、マニピュレータの各関節におけるパルス・エンコ
ーダのオフセット値は、各関節の角度がゼロの時の姿勢
を水準器などで計測することにより設定されているが、
マニピュレータの軌道の直線性や直交性がそこなわれる
ことがあり、そのために誤差が生じる虞が多い。
また、基準座標系からみたマニピュレータのベースに固
定されている座標系原点の3次元位置と姿勢とがわかっ
ていないため、作業空間におけるマニピュレータの位置
と姿勢とが不明確であるという問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記の問題点を解決することを目的としてな
されたもので、基準座標系からみたマニピュレータのベ
ース座標原点の3次元位置とその姿勢、マニピュレータ
の各関節の長さ、マニピュレータの各関節でのパルス・
エンコーダのオフセット値および計測用治具に関する長
さや角度。
その他のパラメータを決定することが可能なマニピュレ
ータ・キャリブレーション装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明はマニピュレータ
の作動部に設定した代表点の3次元位置座標の計測が可
能な位置検出装置と、マニピュレータの個々の関節部に
おける回動角に関するデータを出力する手段と、マニピ
ュレータに複数の姿勢をとらせたときに位置検出装置お
よびデータ出力手段から得られる計測値および出力値に
基づいて反復修正アルゴリズムにしたがいキャリブレー
ションに必要なパラメータ群を計算する手段とを具えた
ことを特徴とする。
[作 用] このように構成したマニピュレータ・キャリブレーショ
ン装置によれば、多関節マニピュレータに種々の姿勢を
とらせ、その状態におけるハンド部などマニピュレータ
先端部の代表点の3次元位置の計測値およびマニピュレ
ータの各関節におけるパルス・エンコーダの出力値を得
ることによって、これらの複数組のデータを人力値とし
て、ニュートン法による反復修正アルゴリズムの手法を
用い、上述したパラメータを求めることかできる。
[実施例] 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。ここで、1は多関節
マニピュレータであり、Pはマニピュレータ1のハンド
部IA先端部に設定した3次元位置計測用の代表点であ
る。この代表点Pの3次元j装置は検出装置2によって
検出され、入出力装置3を介してアルゴリズムを格納し
たメモリ4にその検出信号が人力される。なお、検出装
置2としては、例えば3次元測定器を用いてオペレータ
により心動する代表点を追跡計測させるようにするとか
、あるいは代表点Pに発光素子LEDを装着して、外部
に設けた2台のカメラによるステレオ方式で自動的にそ
の3次元位置を計測させるようにすればよい。
5はマニピュレータ制御用の第1計算機であり、制御用
第1計算機5ではマニピュレータ1の各関節部でのパル
スエンコーダからの信号によりその出力値データを第2
計算機6のアルゴリズム格納メモリ4に供給し、第2計
算機6において後述する反復修正アルゴリズムによりキ
ャリブレーションに必要なパラメータが演算されると、
これらのパラメータを用いて得られたキャリブレーショ
ン・データによりマニピュレータ1を制御し、キャリブ
レーションを実施することができる。
ついで、多IJIマニピュレータのキヤリプレーレヨン
に使用される未知パラメータを第2図に基じいて以下に
示す。
1)基準座標系におけるマニピュレータのベース座標系
の原点位置Psにおける座標(xs 、 ys。
ZS)、 2) マニピュレータのベース座標系のx、y、z 各
軸まわりの回転角度(α、β、γ)。
3) マニピュレータの各関節の長すLj、(j=1.
・・・m)。
4) マニピュレータの各関節におけるパルス・エンコ
ーダ出力のオフセット値11j(j=1.・・・m)。
5) その他、計測用治具に関する長さや角度などのパ
ラメータ。
ここで、mはマニピュレータの関節数を示しく本例では
m=!s)、これらの未知のパラメータを要素とするベ
クトルを6(=[Qlp2・・・pn ]” )で表わ
すとマニピュレータの構造により、先端部の代表点Pの
3次元位置ベクトルπ(=[xy211”)は、次のよ
うなパラメータイを含む方程式により求められる(上記
でTは転置を示す)。
百=7 (ql、 q2.・・・、 qn)   ・・
・(1)また、点Pの3次元位置における誤差ΔU(=
[ΔXΔyΔZ ]” )は、次式のように、各々の未
知パラメータの微小変動の線系結合で近似される。
Δ了=(8♂/E3q)*Δイ     ・・・(2)
ここで、Δqは各パラメータの誤差であり、Δ寸はマニ
ピュレータ先端部の代表点Pの3次元位置の計測値と計
算式(1)から求めた予測値との位置ずれの誤差がある
式(2)において、偏微分の項をマトリックスAで置換
すると、 Δu==A・Δq     ・・・(3)で表わされる
そこで、Δ育の解を得るためには未知パラメータ数以上
のデータを与えることが必要であり、従って、Aは長方
形マトリックスになる。
よって、Δイは、 Δ胃= (A” A)−1A”Δπ     ・・・(
4)式(4)であられされ、この式(4)から最小自乗
の意味での解Δ可が求まる。そこで、初期値をw′とす
ると、初期値w′ と上式から得らえた値Δ育を次式(
5)に代入して、パラメータイが得られるq=q  +
Δq     ・・・(5)この胃を式(3)に代入し
て、誤差Δπが減少するように各パラメータを修正し、
式(3) 、  (4) 。
(5)を繰り返し演算することによって未知パラメータ
数を推定する。
なお、以上述べたようなニュートン法によるパラメータ
推定のための反復修正アルゴリズムへの入力させるデー
タとしては、マニピュレータが種々の姿勢をとった状態
での次の2種のデータが必要である。
L) マニピュレータ先端部の代表点Pの3次元位置の
計測値。
2)各関節のパルス・エンコーダの出力値PGj(j=
1.・・・m)。
すなわち、1)は予測値との差ΔUを計算するために必
要であり、2)はパルス・エンコーダ出力値PGj(j
−1,・・・m)が、次式のように関節角度θj(j=
1.・・・m)とパルス・エンコーダ出力のオフセット
値Bj(j=t、・・・m)とによって表わされるから
である。
pG」=A」*θj  + Bj   (j = 1.
−m)    ・= (5)ここで、Aj(j=1.・
・・m)は変換定数である。
なお、反復修正アルゴリズムを実施するにあたって、マ
ニピュレータ先端部の3次元位置の導出と偏微分の項の
計算とには、数式処理言語Reduceを通用すること
ができる。
次に、5自由度を有する多関節マニピュレータのキャリ
ブレーションに、上述したアルゴリズムを適用した実施
例を第2図および第3図によって説明する。
ここでは、次の順序にしたがい、[Aj マニピュレー
タの主要な3軸と[8]ハンド部分の2段階に分けてパ
ラメータを求める。
[Aj マニピュレータの主 3@についての未知パラ
メータ推定 まず、マニピュレータの主要な3軸についての未知パラ
メータを求める。第2図に示すように座標系原点Psに
おける各軸まわりの回転角度を(α、β、γ)とし、各
関節における座標軸に沿った方向ベクトルを又、+ L
 + ’E1  (i =s。
α、β、γ、 1,2,3.4 ) 、各関節における
回転角度をそれぞれθ1.θ2.θ3とすると、以下に
示すような方向ベクトルに関する7組の方程式が得られ
る。
これらの方向ベクトルを用いて、測定点Paの3次元座
標値(xa、ya、za )を求めるベクトル方程式は
第2図のようなマニピュレータの構造から、 Pa =Ps +L1*xl +L2*x2+L3*z
3 +Da*y4         °°(14)ここ
で、Ll、L2.L3は各関節の長さ、 Daは点P4
と点Paとの間の長さである。
次に、各関節における回転角度(θ1.θ2.θ3)と
それに対応するパルス・エンコーダの出力値(PGI、
PO2,PO2)  との関係は、次の3式で示される
PCI =A1*θl+81           ・
・・(15)PO2=−A2*θ2+B2      
   ・・・(16)PO2=A3*θ3+B3   
       ・・・(17)ここで、Ai(i=1.
・・・3)は、回転角度とパルス・エンコーダとの変換
定数であり、Bi (i =1、・・・3)はパルス・
エンコーダ出力のオフセット値である。このマニピュレ
ータの場合、第1関節における回転角θlとX軸まわり
の回転角αは方向が同じなため、そのオフセット値Bl
は定数とする。
よって、この場合の未知パラメータは、マニピュレータ
座標系原点Psの3次元座標値(xs 。
ys 、 zs )とその各軸まわりの回転角度(α。
、β、γ)、各関節におけるパルス・エンコーダ出力の
オフセット値(82,B3 )および点P4と点Paの
匍の長さDaの合計9個となる。
測定点Paでの誤差(Δxa、Δya、Δza)は、以
下の3式で近似される。
+(8XIL/8θ2)*Δθ2+(θXIL / 8
θ3)木Δθ3+ (a x1L/aDa)木ΔDa ・・・(18) + (aya/az5)*Δzs + (a ya/8
 (X) *Δα+(8’j@/aβ)*Δβ+(aV
a/8γ)木Δγ+ (aza/azs)*Δzs +
 (’Za/8α)*Δα+ (a 2(1/aβ)*
Δβ+(c5Za/8γ)*Δγ+(azB/aθ2)
*Δθ2 + (e Za /8θ3)*Δθ3+ (
a ZIL / aDa)木ΔDa・・・(20) このとき、Δθ2.Δθ3は、式(16) 、 (17
)から次のように変換される。
Δθ2=−ΔB2/A2        ・・・(21
)Δθ3=ΔB3/A3         ・・・(2
2)これらの式をそれぞれ式(1B) 、 (19)お
よびC20)へ代入することにより、パルス・エンコー
ダ出力のオフセット値(B2.B3)を未知パラメータ
へ変換する。
ニュートン法によるアルゴリズムへの人力データとして
は、第1間節角θlと第2間節角θ2のみを交互に9回
動かし、測定点Paの3次元位置を3次元測定装置など
で計測し、同時に各関節のパルス・エンコーダ出力値P
Gi(i=1.・・・3)を求める。同様にして、第2
間節角θ2と第3関節角θ3および第3関節角θ3と第
1間節角θlについてもそれぞれ同様に9回動じて9組
ずつのデータを求め、総計27組のデータ(xam、 
yam。
z am、 PGl、PO2,PO2)を得る。
かくして、これらの人力データと未知パラメータに対す
る初期値とにより、まずパルスエンコ−ダ出力値PGi
 (i = 1.・・・3)の値から式(15) 、 
(16)および(17)によって角度(θ1.θ2.θ
3)が逆算される。つぎに、式(14)による計算値(
x ac、 y ac。
z ac)と3次元位置検出装置2による実測値(x 
arm、 y am、  z am)との差より誤差Δ
xa=xac−xam、Δy a = y ac −y
 am、Δza=zac−zamおよび偏微分に関する
項の値が求められ、ニュートン法によるアルゴリズムを
用いて、9個の未知パラメータを決定することができる
なお、本願人は本装置によってキャリブレーションを実
施するにあたり、パラメータの初期値を次のように与え
た。
Xmo =+−1010,(mm) 、Ymo= 52
0. (mm) 、Zmo−−620,(ohm)ao
=0.01=βo−0,01=yo−0,01(rad
) 。
B2o += −180(mm) 、B3o= −52
0(mm) 、Dao= 40. (mm)繰り返し演
算は、大体5〜7回で収束し、得られたパラメータの値
は、 X5−−1045.6 (mm) 、Ys=354.6
 (mm) 、Zs−−638,9(mm)a −−,
0089(rad、)、β−−,0048(rad、)
T−−,0021(rad、) 。
口2=−179,B3  =−679,Da  =40
.6(+nm)であった。
なお、ここで用いた定数データは、 変換定数 A1=7448. (1/rad、) 、A
2−954.9. (1/rad、) 、A3=763
9. (1/rad、) 。
各関節の長さL1=12=L3=400.(m+n)で
あり、第1関節のオフセット値B1=383.とじた。
かくして、得られたオフセット値を用いて3つの関節角
度(θ1.θ2.θ3)をすへて0とすると、マニピュ
レータの第1と第2関節は垂直に、第3関節は水平にな
る。
この状態で、3つの関節角度(θ1.θ2.θ3)の値
をそれぞれ変化させ、測定点Paの3次元座標値(Xa
、Ya、Za)に関して、式(14)に基づく計算値と
3次元測定値などで計測した値を比較してみると、約1
0点の絶対平均誤差は、 X座標: 0.35mm ’ Y座標+ 0.45mm Z座標: 0.45mm であった。
[B]マニピュレータ1のハンド部IAへの適用。
ハンド部IAの測定点Pを第3図のように、指部の下端
コーナとすると、第4関節における回転軸P4(=PC
)からハンド部IAまでの長さDcd、点Pdから指部
までの長さ[9およびそのなす角度(s 、 t)など
の諸パラメータを計測しておく必要がある。
そこで、点Pcの3次元位置を求めるためには、次のよ
うな方法を用いる。第3図において、第4関節部の平面
Aの約10点を3次元測定器で計測し、その平面の方程
式を得て、この面の中心点Cから面に垂直なベクトルを
出して、ある長さの個所に点Pcを設定する。次に、ハ
ンド部分の4点Ti(i=1.・・・4)と測定点Pと
を3次元測定器で測定し、四角形Tl−72−74−7
3の中心点をPdとする。
(点Pdは、z4軸上にある。)このとき点Pcと点P
d間の長さDcdおよび点Pdと点2間の長さDupが
求められる。
第4図に示すように、3次元空間における一つの点Pは
、座標原点からの長さしおよび2つの角度(s 、 t
)の3つのパラメータで表現される。しかるに第3図に
おいては、点Pdからの長さDcdが得られているので
、第4図に対応した角度(s 、 t)を求める必要が
ある。
その前に、3次元測定器における座標系(第3図(A)
参照)とマニピュレータ座標系(第3図(B)参照)と
の間の変換行列R(3X3)を求める。これには、点T
I、T2.T3.T4およびPdにおける3次元座標値
を両座標系について代入し、最小自乗法で変換行列Rの
各要素を求める必要がある。
点Pdを原点とするマニピュレータ座標系での点P(7
)3次元位置(Xp、Yp、Zp)は、次の3式で表わ
される。
XP=  DJ2 p  * cos (s) * c
os (t)       ・◆1(23)Yp= D
Jlp *5in(s)*cos(t)      ・
・・(24)Zp= DJ! p * sin (t)
          −(25)ここで、マトリックス
変換行列Rの各要素、3次元測定器における座標系(第
3図(C)参照)での点Pの値(X5.Y5.Z5) 
、点Pd(7)値(Xd、Yd、Zd)および長さD℃
pは既知なので、これらの値を次式(26)に代入する
ことにより角度s、tを求めることができる。
このように、ハンド部分IAの4つのパラメータ、長さ
DcdとDILpおよび角度s、tが求められる。
方向ベクトルに関する方程式は、式(7)〜(9)まで
は[A] と同様である。第4.5関節軸について、次
の2式が得られる。
x4 =x3 *cosθ4−73 *sinθ4y4
=y3                (27)74
 =−73*sinθ4 +E3 *cosθ4x5 
 =x4  *coS  θ5   El”4*sin
  θ575=−74*si口 θ5  +p4  *
cos  θ5  (28)z5  =z4 これらの方向ベクトルを用いて、ハンド部の測定点Pの
3次元位置が次式で与えられる。
P=Ps +L1*xl +L2*x2 +L3*z3
+ Dip*cos (s) *cos (t) *7
5+ DJ!p*5in(s)*cos(t)*y5 
     (29)+(Dcd+ Dup * 5in
(t))*T5次に、第4および第5関節における回転
角度(θ4.θ5)とパルス・エンコーダの出力値(P
O2,PO2)との関係は、このマニピュレータでは次
式のような差動方式になっている。
PO2=A4* (−04+θ5/2) + 84  
    ・−(30)PO2=A5* (θ4+05/
2) + 85      ・・・(31)ここでの未
知パラメータは、第4.第5関節のパルス・エンコーダ
出力のオフセット値(B4,85)および角度tである
測定点Pでの誤差(ΔXp、ΔYp、ΔZp)は、以下
の3式で近似できる。
ΔXp ・(a Xp/ aθ4)*Δθ4+(a Xp/ a
θ5)*Δθ5+ (a Xp/ a t) *Δt 
          ・(32)Δyp −(aYp/8θ4)*Δθ4+(a Yp/ 6θ5
)*Δθ5+ (a Yp/ a t) *Δt   
        −(33)ΔZp −(aZp/aθ4)*Δθ4+(a Zp/ F2O
3)*Δθ5+(azp/8t)*Δt       
   ・・・(34)このとき、Δθ4およびΔθ5は
、式(30)。
(31)から次のように変換される。
Δθ4=ΔB4/ (2*A4)  −ΔB5/ (2
*A5)    ・・・(35)Δθ5=−ΔB4/A
4−Δ85/A5      ・・・(36)これらの
式を式(32) 、 (33)および(34)へ代入す
ることにより、オフセット値(B4,85)を未知パラ
メータとする。
かくして[A]で求めたキャリブレーション・データを
用いた状態において、ニュートン法によるアルゴリズム
への人力データとして、第4関節角θ4と第5関節角θ
5のみを交互に25回動かし、測定点Pの3次元位置を
3次元測定装置などで計測し、各関節のパルス・エンコ
ーダの出力値PGi(i=1.・・・5)を得、ニュー
トン法によるアルゴリズムによって、次のようにパラメ
ータを決定することができた。
B4= 340.B5= −147、t = 39.4
 (deg、)ここで、用いた定数データは、 変換定数A4= A5= 1400. (1/rad、
)Dcd =141.9(mm)、 DJ2p =81
.8(mm)。
s =71.7(deg、)である。
得られたキャリブレーション・データを用いた状態で、
各関節角度(θl、θ2.θ3.θ4.θ5)をそれぞ
れ変化させ、ハンド部指先の測定点Pの3次元位置を3
次元測定器などで実測した値と式(29)に基づいた計
算値と比較した結果、その絶対平均誤差は、 X座標: 0.52+am。
Y座ill: 0.93mm。
2座標: 0.35mm であった。
ついで、第5図により以上述べてきたような動作手始を
再度数層めて説明すると、まず、ステップSlにおいて
第1図のところで説明した第1計算機5によりマニピュ
レータ先端部の代表点、例えばPの3次元位置座標を求
め、ステップS2において更に各関節回転角に関するデ
ータとしてパルス・エンコーダからの出力値をそれぞれ
検出し、ステップS3に進んで、ステップS1およびS
2の繰返しによって得られたデータが十分であるか否か
が判断され、十分であればステップS4に進んで第2計
算機6により例えばニュートン法によるマニピュレータ
・キャリブレーション用の反復修正アルゴリズムに従っ
て、キャリブレーションに必要なパラメータ群を計算し
、ステップS5でマニピュレータ1のキャリブレーショ
ンを実施する。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、その多関節マニピ
ュレータ・キャリブレーション装置から得られたパラメ
ータを用いることにより、基準座標系におけるロボット
・ハンドの3次元位置と姿勢の絶対値が精度よく得られ
る。このため、複数個のマニピュレータが存在する場合
でも、各々のロボット座標系の相互関係を決定すること
が可能となり、さらに、マニピュレータを任意の位置へ
移動した際でのロボット座標系の変更が容易になる。更
にまた、本装置があれば、マニピュレータを傾斜した床
面は勿論、壁、天井など、どのような所でも設置するこ
とができ、マニピュレータに関する高精度な3次元情報
が得られる。
また、視覚センサとしてのカメラの位置と姿勢が既知で
あれば、ハンドアイシステムでの両座標系の位置・姿勢
が決定でき、オフラインプログラミングにも利用可能で
ある。
すなわち、本発明は、高精度マニピユレーションやハン
ドアイシステムにおけるパラメータ決定の基礎となるキ
ャリブレーション装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明マニピュレータ・キャリブレーション装
置の構成の一例を示すブロック図、第2図はその3自由
度のマニピュレータに関するパラメータを示す説明図、 第3図はそのマニピュレータ・ハンド部を具えたときの
パラメータおよび3次元測定器における座標系とマニピ
ュレータ座標系との関係を示す説明図、 第4図は3次元空間における3つのパラメータを示す説
明図、 第5図は本発明マニピュレータ・キャリブレーション装
置によるキャリブレーションの動作手順を示す流れ図で
ある。 1・・・多関節マニピュレータ、 1^・・・ハンド部、 P・・・代表点、 2・・・3次元位置検出装置、 3・・・入出力装置、 4・・・アルゴリズム用メモリ、 5・・・制御用第1計算機、 6・・・アルゴリズム用第2計算機。 S、稗斧原9゜ X4    第2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)マニピュレータの作動部に設定した代表点の3次元
    位置座標の計測が可能な位置検出装置と、前記マニピュ
    レータの個々の関節部における回動角に関するデータを
    出力する手段と、前記マニピュレータに複数の姿勢をと
    らせたときに前記位置検出装置および前記データ出力手
    段から得られる計測値および出力値に基づいて反復修正
    アルゴリズムにしたがいキャリブレーションに必要なパ
    ラメータ群を計算する手段とを具えたことを特徴とする
    マニピュレータのキャリブレーション装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載のマニピュレータのキ
    ャリブレーション装置において、前記反復修正アルゴリ
    ズムはニュートン法によるものであることを特徴とする
    マニピュレータのキャリブレーション装置。 3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載のマニピ
    ュレータのキャリブレーション装置において、前記パラ
    メータ群は基準座標系から見た前記マニピュレータのベ
    ース座標系の原点の3次元位置および姿勢、前記マニピ
    ュレータの前記関節間の長さ、前記個々の関節での回動
    角に関するオフセット値、および計測用治具に関するも
    のであることを特徴とするマニピュレータのキャリブレ
    ーション装置。
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