JPS64198B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS64198B2
JPS64198B2 JP59140967A JP14096784A JPS64198B2 JP S64198 B2 JPS64198 B2 JP S64198B2 JP 59140967 A JP59140967 A JP 59140967A JP 14096784 A JP14096784 A JP 14096784A JP S64198 B2 JPS64198 B2 JP S64198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
pulley
driven
drive
shuttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59140967A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6119578A (ja
Inventor
Masahiko Sakai
Tadahiko Shibata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP14096784A priority Critical patent/JPS6119578A/ja
Publication of JPS6119578A publication Critical patent/JPS6119578A/ja
Publication of JPS64198B2 publication Critical patent/JPS64198B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、動作部の慣性を小さくする事で高速
動作ができるロボツトに関するものである。
従来、ロボツトとしては、直交座標形、極座標
形、円筒座標形、垂直関節形、水平関節形などの
ものが知られていたが、これらのロボツトは、そ
の主たる動作部の駆動モータのうち1台を除き他
のモータは、動作部分に搭載する必要があり、動
作部の慣性が大きいため、ロボツトの動作速度お
よび加速度を大きくする事ができないという問題
があつた。(1例として直交座標形ロボツトの第
1軸では最大速度0.6m/秒、最大加速度0.6G程
度のものが利用されている。例えば、直交座形ロ
ボツトでみてみると、第1軸の駆動モータは固定
部分に設置できるが、第2軸の駆動モータは、第
1軸によつて駆動されている動作部に搭載する必
要があり、第1軸の駆動モータに加わる慣性負荷
に、第2軸の駆動モータが加算され大きな慣性負
荷となるため高速動作ができなかつたという問題
があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の問題を解決するために、ロボ
ツトの主たる動作部の駆動モータを、動作部に搭
載することなく、フレームに配設し、その駆動力
をロープによつて伝達することで、動作部を低慣
性とし、高速動作ができるロボツトを提供するこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、その構成は、直線状のガイドに摺動
自在にシヤトルを設け、該シヤトルに回動自在に
保持された被回転部材と該被回転部部材とするプ
ーリを取付け、該プーリを外部に設けた駆動源に
より、ロープを介して駆動した点に主眼があり、
この構成によつてロボツトの作業域を長円形に
し、かつ、高速動作を可能にしたものである。次
に、本発明を第1図から第8図に表わされた一実
施例について説明する。
1,2は直線運動をさせるためのガイドであ
り、このガイド1,2はステンレス製のワイヤロ
ープ3により摺動自在なシヤトル4と、該シヤト
ル4に対して回動自在な被回転部材であるアーム
の基部4aが取付けてある。6は前記シヤトル4
に取付けられアーム5と係合する従動プーリであ
り、この従動プーリ6は第2ロープであるワイヤ
ロープ7、第1ロープであるワイヤロープ8(第
1ロープと第2ロープは一体であつても別体であ
つても良い。)、駆動プーリ9、減速機10を介
し、フレーム12に固定した第2駆動源であるモ
ータ11の回転動力をアーム5に伝達する。フレ
ーム12に設置した第1駆動源であるモータ13
の動力は減速機14、駆動プーリ15、およびワ
イヤロープ3を介してシヤトル4に伝達されて、
シヤトル4をガイド1,2に沿つて直線駆動す
る。16,17は軸受け18〜21に回転自在に
保持されたテンシヨンプーリ、22〜25はシヤ
トル4をガイド1,2に対して摺動自在に軸支す
る軸受である。
ここで、ワイヤロープ7,8の取り付けについ
て説明する。
ワイヤロープ7は、第4図、第6図、第8図に
示す様に、その一方側の端部7aを駆動プーリ9
の下部にクランパ26によつて固定されており、
そこから駆動プーリ9の外周に設けたねじ状の溝
に沿つて複数回巻き付け、次に従動プーリ外周に
設けたねじ状の溝に複数回巻き付けて、その他方
側の端部7bは従動プーリ6の上部にクランパ2
6によつて固定されている。
ワイヤロープ8の一端8aは、駆動プーリ9の
上部にクランパ26によつて固定されており、そ
こから前述のロープ7と対向する様に駆動プーリ
9の外周に設けた溝に沿つて複数回巻き付け、次
にフレーム36に支持されたテンシヨンプーリ1
6に半回転巻き付けた後、従動プーリ6の外周に
設けたねじ状の溝に沿つて前述のロープ7と対向
する様に巻き付け、その他方側の端部8bは従動
プーリ6の下部にクランパ26によつて固定され
ている。
駆動プーリ9および従動プーリ6へワイヤロー
プ7,8が複数回巻き付けられるその巻き付け回
数は、各々のプーリの回転量よりも多くする。即
ち駆動プーリ9が、作業に必要な回転数同一方向
に回転したときにおいても、ワイヤロープ7,8
は同一方向に送り出されるもしくは巻き取られる
様になつている。
ワイヤロープ7,8の一端7a,8aがそれぞ
れ駆動プーリ9に固定され、その他方側の端部7
b,8bがそれぞれ従動プーリ6に固定されてい
るため、各々プーリが高速で回転した場合におい
ても、プーリとロープ間でのズレが生じる問題が
なく、従動プーリ6は駆動プーリ9によつて確実
かつ精度良く回転される。このため、モータ11
の回転量を制御することによつて、従動プーリ6
およびアーム5の回転を高精度に制御することが
可能となる。
ワイヤロープ3の取り付けは、ワイヤロープ7
と同様にその一端3aを駆動プーリ15に固定し
て巻き始め、テンシヨンプーリ17を半回転させ
た後、再び駆動プーリ15巻き付け、その他方側
の端部3bを駆動プーリ15に固定する。また、
このロープ3の途中は、シヤトル4に固定されて
いる。ワイヤロープ3の駆動プーリ15への巻き
付け回数は先と同様に駆動プーリの回転量より多
くする。
これらのワイヤロープ3,7,8はステンレス
製、鋼製、樹脂製のものが良いが、他の材質であ
つてもよい。モータ11およびモータ13は、パ
ルスモータ、DCモータ、その他のモータを使用
し、モータの種類によつては、減速機10,14
の一方または双方を省く場合もある。
27は工具保持軸であり、アーム5の先端部に
該アーム5の回動面に対して垂直に、かつ摺動自
在、および回動自在に設置されており、摺動はエ
アーシリンダ28により、回動はモータ29によ
り、傘歯車30、傘歯車31を介して行なうよう
にしてある。32〜34は軸受である。35は作
業工具(実施例においては、二本爪ジヨーを示し
ているが、その他に、例えば吸盤チヤツク、ドラ
イバビツト、溶接用トーチなどでもよく、この種
類に限定されない)であり、この作業工具は工具
保持軸27の先端部に設置されている。然して、
作業工具35は、アーム5内に組込まれたモータ
29或いはエアーシリンダ28の駆動によつて、
それぞれ矢印αの方向に回動駆動されると共に、
矢印Zの方向に昇降駆動される(作業の種類によ
つては、回動駆動および昇降駆動は省略または変
更されるものである。)36はフレームであり、
もう一つのフレーム12とともにガイド1,2を
保持する。37,38は支持柱であり、フレーム
12,36をそれぞれ保持するように構成されて
いる。
次に作用について説明する。
上記ロボツトによれば、モータ13の駆動によ
つてワイヤロープを介してシヤトル4がガイド
1,2上を摺動し、モータ11の駆動によつてワ
イヤロープ7,8を介して従動プーリ6およびア
ーム5が回動する。こうして2自由度のロボツト
が構成される。
第1図においてシヤトル4が摺動量X1だけ摺
動したとき、その摺動量X1と等しいワイヤロー
プ7,8を駆動プーリ9の回転によつて送り出す
もしくは巻き取ることによつて、アーム5を回動
させることなく同一の姿勢に保つたままシヤトル
4を移動することができる。
工具保持軸27の先端部に設けられた作業工具
35の先端は、第1図および第7図に示されるよ
うな長円形の作業域39を得ることができます。
すなわち、シヤトル4の摺動量Xの両端を中心と
し、アーム5の回動中心から作業工具35の先端
までの長さRの半円によつて結ばれたところの、
長円形の面積をカバーする最大作業域39をえる
(ここで、摺動量Xは長さR以上とする)。しかし
て、モータ11および13の回転角を既知の手段
により制御することによつて、最大作業域39内
の任意の位置に作業工具35の先端を位置決めす
ることが可能である。例えば、第1図図示の左側
の小円Cの中心に、アーム5の回動中心を設定し
て作業が始められた場合には、シヤトル4をガイ
ド1,2に沿つて第1図の右方に摺動させながら
アーム5を回動すれば、シヤトル4が摺動量Xを
摺動し終わつたとき、アーム5の先端部に設けら
れた作業工具35の先端が、長円形の作業域39
の面積のすべての点を通ることになるのである。
上述の実施例においては、従動プーリ6を2本
のロープ7,8によつて駆動したが、従動プーリ
6に固定されたロープ7の他方側の端部7bおよ
びロープ8の端8bを従動プーリ6の内側を通し
て結線することによつて一本のロープとすること
も可能である。(第9図参照)この時、ロープは
従動プーリ6の内側を通すことで結線した部分が
従動プーリ6に固定されるので確実に連動する。
また、この一本のロープの両端を各々プーリの
内側を通して結線することによりロープは各々の
プーリに固定され、かつ、一連のロープとして、
各々のプーリへ巻き付けることも可能である。
(第10図参照)このように一本のロープで従動
プーリ6を駆動することも可能であるが、その際
駆動プーリ9、従動プーリ6は各プーリの回転量
以上の巻き付け回数でロープが巻き付けられるこ
とが必要であることはいうまでもない。また、こ
のように各プーリに複数回ワイヤロープを巻き付
けることによつて、各プーリは確実に連動する。
以上述べたように、本発明になるロボツトは上
記の構成を有するから、次のような効果がある。
第1には、第1図に示されたごとく、本発明のロ
ボツトは、シヤトル4にモータ11を搭載するこ
となく、ワイヤロープ7,8を介してアーム5を
回動させることができるので、摺動々作部の重量
は、非常に軽量となりシヤトル4の駆動モータ1
3に加わる慣性負荷が小さくなるため、高速動作
(高加減速、高速度動作)ができるので、ロボツ
トにさせる作業をハイサイクルで行なわせること
ができる。なお、前記一実施例ではシヤトル4の
最大速度2m/秒、最大加速度2Gで駆動するこ
とができた。
第2には、第7図に表されたごとく、本発明に
よるロボツトは動作部が軽量であるため高速動作
ができ、その作業域39が長円形でその長径を任
意に決められることにより、多数の被加工部品を
直線的に配置することができ、従来の水平関節形
によるロボツトにおける略半円形の作業域40と
比較して、床面積およびロボツトの作業域が効率
的に利用でき、それに付随して被加工部品の配置
が行ないやすい(従来のロボツトの略半円形の作
業域40のうち斜線部41だけが被加工部品を直
線的に配置することができる部分である。) 第3には、本発明になるロボツトは高速動作が
でき、その作業域39が長円形であるから、ロボ
ツトの必要数が節減することができ、かつロボツ
トの数が少ないから保守が容易である。さらに、
第4には、ロボツトの構成が何ら複雑な構造を要
しないから、きわめて安価であり、かつ高い位置
決め精度が得られる、などの数々の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるロボツトを表わす鳥瞰
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
1図のB−B断面図、第4図は第1図のC−C断
面図、第5図は第1図のD−D断面図、第6図は
第4図のE視図、第7図は本発明によるロボツト
と従来の水平関節形ロボツトの作業域を表わす平
面図、第8〜10図は回動動作部の回転駆動力を
伝えるワイヤの巻き方を表わす鳥瞰図である。 1,2……ガイド、3,7,8……ワイヤロー
プ、4……シヤト、5……アーム、11,13…
…モータ、27……工具保持軸、35……作業工
具、12,36……フレーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレームに支持された直線上のガイドと、 このガイドに摺動自在に設けられたシヤトル
    と、 このシヤトルをガイドに沿つて摺動させる第1
    駆動源と、 前記フレームの一端に設けられ、前記第1駆動
    源とは異なる第2駆動源によつて回転する駆動プ
    ーリと、 前記フレームの他端に設けられ、回転自在に支
    持されるテンシヨンプーリと、 前記シヤトルに回転自在に保持され、作業工具
    を有する被回転部材と、 この被回転部材と係合し、回転自在に設けられ
    た従動プーリと、 この従動プーリを前記駆動プーリと前記テンシ
    ヨンプーリとの間で連動させて駆動させるロープ
    とを備え、 前記ロープは第1ロープ及び第2ロープよりな
    り、 前記第1ロープの一方側は前記駆動プーリに複
    数回巻付けられると共に、その一方側の端部が前
    記駆動プーリに固定され、前記第1ロープの他方
    側は前記テンシヨンプーリに巻回された後、前記
    一方側の巻回し方向とは逆方向に前記従動プーリ
    に複数回巻付けられると共に、その他方側の端部
    が前記従動プーリに固定され、 前記第2ロープの一方側は前記第1ロープの一
    方側の巻回し方向とは逆方向に前記駆動プーリに
    複数回巻付けられると共に、その一方側の端部が
    前記駆動プーリに固定され、前記第2ロープの他
    方側は前記第1ロープの他方側の巻回し方向とは
    逆方向に前記従動プーリに複数回巻付けられると
    共に、その他方側の端部が前記従動プーリに固定
    されていることを特徴とするロープ駆動のロボツ
    ト。
JP14096784A 1984-07-06 1984-07-06 ロ−プ駆動のロボツト Granted JPS6119578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14096784A JPS6119578A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ロ−プ駆動のロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14096784A JPS6119578A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ロ−プ駆動のロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6119578A JPS6119578A (ja) 1986-01-28
JPS64198B2 true JPS64198B2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=15280985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14096784A Granted JPS6119578A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ロ−プ駆動のロボツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6119578A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3224349A1 (de) * 1982-06-30 1984-01-05 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Siebdruckoel fuer die herstellung von feinen farbrastern und reliefartigen drucken auf keramischen materialien

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350223Y2 (ja) * 1973-07-31 1978-12-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6119578A (ja) 1986-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4502830A (en) Industrial robot
JP3413730B2 (ja) 水平多関節ロボット
US4466770A (en) Robotic machine
JP2798829B2 (ja) 2次元運動機構
JPH0413062B2 (ja)
GB2132981A (en) Robot arm with split wrist motion
JPS64198B2 (ja)
JP2018069354A (ja) リンク式多関節ロボット
JPS61214984A (ja) 産業用ロボツト
JPS61214985A (ja) 産業用ロボツト
JPH0726673B2 (ja) 運動機構
JPH0333469B2 (ja)
JPS63156676A (ja) 水平関節型ロボツトのア−ム構造
JP2637148B2 (ja) スカラ型ロボット
JPH0970778A (ja) 振り子型ロボット
JPH01228792A (ja) 直進回転ユニット
JPH079367A (ja) スカラ型ロボットのヘッド構造
JPS61168478A (ja) 多関節ロボツト
JPS62277285A (ja) 水平関節型ロボツト
JP2563403B2 (ja) 水平多関節ロボット
JPH03166083A (ja) ロボツト用手首装置及び産業用ロボツト
JPS59175966A (ja) 組立用ロボツト
JPH02106283A (ja) 直交型移載機
JPH0643039B2 (ja) 多関節ロボットのアーム駆動装置
JPS632679A (ja) 産業用ロボツト