JPS641749Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641749Y2 JPS641749Y2 JP3634382U JP3634382U JPS641749Y2 JP S641749 Y2 JPS641749 Y2 JP S641749Y2 JP 3634382 U JP3634382 U JP 3634382U JP 3634382 U JP3634382 U JP 3634382U JP S641749 Y2 JPS641749 Y2 JP S641749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- heating element
- core wire
- heater
- inner body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 27
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 claims 1
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
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- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、可撓性および伸縮性を有する筒状発
熱体に関するものである。
熱体に関するものである。
従来、クレーン車、ブルトーザーあるいはオー
トバイなど屋外で運転される車輛においては、冬
期寒冷地で操作レバーやハンドルが非常に冷た
く、操作中は手袋を重ねて用い、操作レバーある
いはハンドルを操作していたが、手袋が厚いた
め、車輛の小さなスイツチなどを、オン、オフ操
作する場合は、手袋を脱いで行なわなければなら
ず面倒であつた。
トバイなど屋外で運転される車輛においては、冬
期寒冷地で操作レバーやハンドルが非常に冷た
く、操作中は手袋を重ねて用い、操作レバーある
いはハンドルを操作していたが、手袋が厚いた
め、車輛の小さなスイツチなどを、オン、オフ操
作する場合は、手袋を脱いで行なわなければなら
ず面倒であつた。
また手袋を薄くすると、冬期では、屋外温度が
低いために、運転者の手が寒さで不自由になり、
操作が緩慢になる。そこで、第1図斜視断面図に
示す、筒状発熱体1が用いられるようになり、こ
の筒状発熱体1は、例えば、クレーン車の操作レ
バー2に挿通されて用いられるもので、発熱容量
を大きくするために、ガラス芯線3にニクロム線
又は、銅カドミウム等の合金発熱線の如きヒータ
4をスパイラル状に、巻着してゴム、塩化ビニー
ル樹脂などの筒状体5内に埋没して、筒状発熱体
1を形成しているものであるが、ガラス芯線3を
用いた場合、ゴム、塩化ビニール樹脂などの筒状
体5は、操作レバー2に挿通した時、筒状体5
は、弾性があるため容易に伸び、操作レバー2に
密着固定されるが、ガラス芯線3は、伸縮性に乏
しいので、筒状体5の中でガラス芯線3がつつぱ
り、筒状体5に亀裂ができたり、筒状体5外へ、
ヒータ4が露出するなどの欠点を有するものであ
る。
低いために、運転者の手が寒さで不自由になり、
操作が緩慢になる。そこで、第1図斜視断面図に
示す、筒状発熱体1が用いられるようになり、こ
の筒状発熱体1は、例えば、クレーン車の操作レ
バー2に挿通されて用いられるもので、発熱容量
を大きくするために、ガラス芯線3にニクロム線
又は、銅カドミウム等の合金発熱線の如きヒータ
4をスパイラル状に、巻着してゴム、塩化ビニー
ル樹脂などの筒状体5内に埋没して、筒状発熱体
1を形成しているものであるが、ガラス芯線3を
用いた場合、ゴム、塩化ビニール樹脂などの筒状
体5は、操作レバー2に挿通した時、筒状体5
は、弾性があるため容易に伸び、操作レバー2に
密着固定されるが、ガラス芯線3は、伸縮性に乏
しいので、筒状体5の中でガラス芯線3がつつぱ
り、筒状体5に亀裂ができたり、筒状体5外へ、
ヒータ4が露出するなどの欠点を有するものであ
る。
本考案は、上記の欠点を解消するために、考案
された筒状発熱体であり、第2図は、本考案の筒
状発熱体に用いられるヒータ6及び芯線7の側面
図。第3図は、筒状内体8に、ヒータ6及び芯線
7を巻着した斜視図。第4図は、本考案の筒状発
熱体斜視断面図。第5図は、本考案の筒状発熱体
の斜視図を示し、ヒータ6は、ニクロム線又は、
銅カドミウム等の合金線の如きヒータ6が用いら
れ、芯線7は、ゴム、塩化ビニール樹脂などでな
り、150℃〜200℃で溶融可能な材料を、ひも状と
したものである。ヒータ6は、芯線7にスパイラ
ル状に巻着されてをり、このヒータ6と芯線7
を、ゴム、塩化ビニール樹脂製の筒状内体8外周
面に巻着している。そして、この筒状内体8は、
外周面を、筒状外体9により被覆がなされ、芯線
7、筒状外体9及び筒状内体8を、加熱、加圧を
加えて熱溶着して一体となり、筒状発熱体10が
構成されている。したがつて、芯線7が筒状外体
9と同一材料が用いられることから、加熱、加圧
を加えることにより、芯線7と筒状外体9は一体
のものとなり、さらに筒状内体8も同一材料であ
ることから、ヒータ6は、一体の筒状内体8と筒
状外体9内に、埋設され、芯線7は溶融により、
筒状内体8及び筒状外体9と、同一の可撓性、伸
縮性を有するものである。又、筒状発熱体10か
ら突出するヒータ6部分は、電源コードを接続さ
れ、接続部は絶縁チユーブもしくは、モールド材
により、密封されて防水構造とする。第6図は、
ブルトーザーの操作レバー11に、本考案の筒状
発熱体10を挿通固定した実施例を示す斜視図
で、第7図は、オートバイのハンドル12に本考
案の筒状発熱体10を挿通固定した斜視図であ
る。
された筒状発熱体であり、第2図は、本考案の筒
状発熱体に用いられるヒータ6及び芯線7の側面
図。第3図は、筒状内体8に、ヒータ6及び芯線
7を巻着した斜視図。第4図は、本考案の筒状発
熱体斜視断面図。第5図は、本考案の筒状発熱体
の斜視図を示し、ヒータ6は、ニクロム線又は、
銅カドミウム等の合金線の如きヒータ6が用いら
れ、芯線7は、ゴム、塩化ビニール樹脂などでな
り、150℃〜200℃で溶融可能な材料を、ひも状と
したものである。ヒータ6は、芯線7にスパイラ
ル状に巻着されてをり、このヒータ6と芯線7
を、ゴム、塩化ビニール樹脂製の筒状内体8外周
面に巻着している。そして、この筒状内体8は、
外周面を、筒状外体9により被覆がなされ、芯線
7、筒状外体9及び筒状内体8を、加熱、加圧を
加えて熱溶着して一体となり、筒状発熱体10が
構成されている。したがつて、芯線7が筒状外体
9と同一材料が用いられることから、加熱、加圧
を加えることにより、芯線7と筒状外体9は一体
のものとなり、さらに筒状内体8も同一材料であ
ることから、ヒータ6は、一体の筒状内体8と筒
状外体9内に、埋設され、芯線7は溶融により、
筒状内体8及び筒状外体9と、同一の可撓性、伸
縮性を有するものである。又、筒状発熱体10か
ら突出するヒータ6部分は、電源コードを接続さ
れ、接続部は絶縁チユーブもしくは、モールド材
により、密封されて防水構造とする。第6図は、
ブルトーザーの操作レバー11に、本考案の筒状
発熱体10を挿通固定した実施例を示す斜視図
で、第7図は、オートバイのハンドル12に本考
案の筒状発熱体10を挿通固定した斜視図であ
る。
以上本考案の筒状発熱体10は、筒状内体8の
外周面にヒータ6が巻着され、このヒータ6を覆
う筒状外体9で構成され、芯線7は、溶けて筒状
内体8と筒状外体9と一体となることから、筒状
内体8と筒状外体9の表面と、ヒータ6との間の
絶縁厚みが、容易に保つことができるため、絶縁
間隔は、充分満足でき、操作レバー11や、ハン
ドル12に挿通固定した筒状発熱体10は、可撓
性、伸縮性があるので、弾性力により、密着でき
るとともに、ヒータ6は、スパイラル状に埋設さ
れていることから、伸縮ができる。
外周面にヒータ6が巻着され、このヒータ6を覆
う筒状外体9で構成され、芯線7は、溶けて筒状
内体8と筒状外体9と一体となることから、筒状
内体8と筒状外体9の表面と、ヒータ6との間の
絶縁厚みが、容易に保つことができるため、絶縁
間隔は、充分満足でき、操作レバー11や、ハン
ドル12に挿通固定した筒状発熱体10は、可撓
性、伸縮性があるので、弾性力により、密着でき
るとともに、ヒータ6は、スパイラル状に埋設さ
れていることから、伸縮ができる。
従つて、本考案の筒状発熱体10は、操作レバ
ー11、ハンドル12など筒状のものに、容易に
挿脱ができ、挿脱時に、筒状発熱体10の亀裂
を、生じることが無くなる。
ー11、ハンドル12など筒状のものに、容易に
挿脱ができ、挿脱時に、筒状発熱体10の亀裂
を、生じることが無くなる。
図面第1図は、従来の筒状発熱体の斜視断面
図。 1……筒状発熱体、3……ガラス芯線、4……
ヒータ、5……筒状体である。 第2図〜第7図は、本考案の筒状発熱体の実施
例を示し、第2図は、ヒータと芯線を示す側面
図。第3図は、筒状内体にヒータ及び芯線を巻着
した斜視図。第4図は、筒状発熱体斜視断面図。
第5図は、筒状発熱体斜視図。第6図は、操作レ
バーに、筒状発熱体を挿通固定した斜視図。第7
図は、オートバイのハンドルに筒状発熱体を挿通
固定した斜視図である。 第2図〜第7図において、6……ヒータ、7…
…芯線、8……筒状内体、9……筒状外体、10
……筒状発熱体、である。
図。 1……筒状発熱体、3……ガラス芯線、4……
ヒータ、5……筒状体である。 第2図〜第7図は、本考案の筒状発熱体の実施
例を示し、第2図は、ヒータと芯線を示す側面
図。第3図は、筒状内体にヒータ及び芯線を巻着
した斜視図。第4図は、筒状発熱体斜視断面図。
第5図は、筒状発熱体斜視図。第6図は、操作レ
バーに、筒状発熱体を挿通固定した斜視図。第7
図は、オートバイのハンドルに筒状発熱体を挿通
固定した斜視図である。 第2図〜第7図において、6……ヒータ、7…
…芯線、8……筒状内体、9……筒状外体、10
……筒状発熱体、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 芯線7に巻着されたヒータ6と、このヒータ
6と芯線7を、筒状内体8外周に巻着し、ヒー
タ6、芯線7及び筒状内体8外周に、筒状外体
9を設け、加熱、加圧により、一体になされた
筒状発熱体において、前記芯線7と筒状内体
8、筒状外体9を、同一材料を用いて筒状にし
てなる筒状発熱体。 2 芯線7、筒状内体8および筒状外体9が、ゴ
ム、塩化ビニール又は、シリコンゴムいずれか
一材料でなる、実用新案登録請求の範囲第一項
の筒状発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3634382U JPS58139694U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 筒状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3634382U JPS58139694U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 筒状発熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58139694U JPS58139694U (ja) | 1983-09-20 |
JPS641749Y2 true JPS641749Y2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=30047778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3634382U Granted JPS58139694U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 筒状発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58139694U (ja) |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP3634382U patent/JPS58139694U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58139694U (ja) | 1983-09-20 |
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