JPS64168B2 - - Google Patents
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- JPS64168B2 JPS64168B2 JP6257182A JP6257182A JPS64168B2 JP S64168 B2 JPS64168 B2 JP S64168B2 JP 6257182 A JP6257182 A JP 6257182A JP 6257182 A JP6257182 A JP 6257182A JP S64168 B2 JPS64168 B2 JP S64168B2
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- Japan
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- shaft
- ram
- swing
- supported
- main shaft
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 27
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/70—Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、汎用性に富み、軽量小型である工作
機械に関し、特にコラムや横ケタ等の懸架台に複
数取付けて、複雑な形状をする被加工物を多方向
から一度に加工するのに適している。
機械に関し、特にコラムや横ケタ等の懸架台に複
数取付けて、複雑な形状をする被加工物を多方向
から一度に加工するのに適している。
現在や将来における製品の多様化或いは複合化
に伴つた合理的な生産ラインを実現するため、複
雑な形状を有する一体製品の加工に際しては、被
加工物に対する接近性を良くする観点から小型軽
量で、しかも汎用性を考慮して多軸制御の主軸を
具えた工作機械を用いる必要がある。しかし主軸
に駆動回転の他に前後動や首振り及び旋回並びに
主軸を軸と直角な方向に任意移動自在等の機能を
付加して、高剛性及び高精度を維持しようとすれ
ば、従来ではどうしても主軸回りが大型化してし
まい、被加工物の内部にまで主軸を送り込むこと
が困難となる場合が多かつた。
に伴つた合理的な生産ラインを実現するため、複
雑な形状を有する一体製品の加工に際しては、被
加工物に対する接近性を良くする観点から小型軽
量で、しかも汎用性を考慮して多軸制御の主軸を
具えた工作機械を用いる必要がある。しかし主軸
に駆動回転の他に前後動や首振り及び旋回並びに
主軸を軸と直角な方向に任意移動自在等の機能を
付加して、高剛性及び高精度を維持しようとすれ
ば、従来ではどうしても主軸回りが大型化してし
まい、被加工物の内部にまで主軸を送り込むこと
が困難となる場合が多かつた。
本発明はこのような知見に基づき、汎用性に富
むうえ極めて小型軽量でありながら高剛性及び高
精度が維持でき、しかも被加工物の各被加工面に
対応してコラムや横ケタ等に容易に取付可能で、
設置台数によつて一度に多方向からの加工が行な
える工作機械を提供することを目的とする。
むうえ極めて小型軽量でありながら高剛性及び高
精度が維持でき、しかも被加工物の各被加工面に
対応してコラムや横ケタ等に容易に取付可能で、
設置台数によつて一度に多方向からの加工が行な
える工作機械を提供することを目的とする。
この目的を達成する為の本発明の構成は、懸架
台に着脱自在に装着される枠状をなす本体と、前
記本体に対して往復駆動自在に支持されたサドル
と、前記サドルに対して当該サドルの往復駆動方
向と直角な方向に往復駆動自在に支持された筒状
のヘツドストツクと、前記ヘツドストツクの往復
駆動方向及び前記サドルの往復駆動方向に対して
直角な方向に往復駆動自在に前記ヘツドストツク
に嵌合支持されたクイルと、前記クイルに対して
回転自在に嵌合支持された円筒状のラムと、この
ラムの長手方向に対して直角な揺動軸を有し且つ
この揺動軸が前記ラムの先端部に揺動自在に枢支
された主軸ホルダと、前記揺動軸と直角にこの主
軸ホルダに回転自在に取り付けられた主軸と、歯
車を介して先端部が前記揺動軸に連結され且つ前
記ラムにこれと同軸に回転自在に支持された筒状
の揺動伝達軸と、歯車を介して前記主軸に連結さ
れる先端部がこの揺動伝達軸の先端から突出し且
つ当該揺動伝達軸にこれと同軸に回転自在に支持
された主軸駆動軸と、前記ヘツドストツクに駆動
回転自在に取り付けられ且つこの主軸駆動軸が前
記長手方向に摺動自在に連結されて当該主軸駆動
軸に回転力を伝達する回転伝達軸と、前記ラムに
対して前記長手方向に摺動自在に嵌合されると共
に前記ヘツドストツクに駆動回転自在に支持され
て前記ラムに回転力を伝達するラム駆動軸と、こ
のラム駆動軸に駆動回転自在に嵌合支持され且つ
当該ラム駆動軸の内周に形成された内歯歯車と前
記揺動伝達軸の外周に形成された太陽歯車とに噛
み合う遊星歯車が回転自在に取り付けられた筒状
の主軸ホルダ駆動軸とからなる。
台に着脱自在に装着される枠状をなす本体と、前
記本体に対して往復駆動自在に支持されたサドル
と、前記サドルに対して当該サドルの往復駆動方
向と直角な方向に往復駆動自在に支持された筒状
のヘツドストツクと、前記ヘツドストツクの往復
駆動方向及び前記サドルの往復駆動方向に対して
直角な方向に往復駆動自在に前記ヘツドストツク
に嵌合支持されたクイルと、前記クイルに対して
回転自在に嵌合支持された円筒状のラムと、この
ラムの長手方向に対して直角な揺動軸を有し且つ
この揺動軸が前記ラムの先端部に揺動自在に枢支
された主軸ホルダと、前記揺動軸と直角にこの主
軸ホルダに回転自在に取り付けられた主軸と、歯
車を介して先端部が前記揺動軸に連結され且つ前
記ラムにこれと同軸に回転自在に支持された筒状
の揺動伝達軸と、歯車を介して前記主軸に連結さ
れる先端部がこの揺動伝達軸の先端から突出し且
つ当該揺動伝達軸にこれと同軸に回転自在に支持
された主軸駆動軸と、前記ヘツドストツクに駆動
回転自在に取り付けられ且つこの主軸駆動軸が前
記長手方向に摺動自在に連結されて当該主軸駆動
軸に回転力を伝達する回転伝達軸と、前記ラムに
対して前記長手方向に摺動自在に嵌合されると共
に前記ヘツドストツクに駆動回転自在に支持され
て前記ラムに回転力を伝達するラム駆動軸と、こ
のラム駆動軸に駆動回転自在に嵌合支持され且つ
当該ラム駆動軸の内周に形成された内歯歯車と前
記揺動伝達軸の外周に形成された太陽歯車とに噛
み合う遊星歯車が回転自在に取り付けられた筒状
の主軸ホルダ駆動軸とからなる。
以下、本発明による工作機械を図面に示す一実
施例を参照しながら詳細に説明する。本実施例の
概観を表す第１図及びそれを後方から見た第２図
及び内部構造を示す第３図に示すように、枠状の
本体２に図示しないコラム、横ケタあるいはベツ
ドの上面や前後面あるいは左右両側面等の懸架台
の何れの箇所にも被加工物と対向して取り付け可
能なフランジ部１が形成されている。本体２の枠
内には、枠状のサドル３が、本体２の内壁に設け
たガイドレール４に沿つて往復動自在（図中矢印
Ｘで示す方向）に取り付けられている。このサド
ル３は、ガイドレール４に沿つて本体２に回転自
在に取り付けられた送りねじ５と螺合しており、
この送りねじ５と連結し且つ本体２に固定された
サドル駆動用モータ６によつて往復駆動される。
サドル３の枠内には、筒状のヘツドストツク７
が、サドル３の内壁にガイドレール４と直角な方
向（図中矢印Ｙで示す方向）に沿つて設けたガイ
ドレール８を介して往復動自在に取り付けられて
いる。このヘツドストツク７は、ガイドレール８
に沿つてサドル３に取り付けられた送りねじ９と
螺合しており、この送りねじ９と連結し且つサド
ル３に固定されたヘツドストツク駆動用モータ１
０によつて往復駆動される。ヘツドストツク７に
は、円筒状をなすラム１１を回転自在（図中矢印
Ｃで示す方向）に支持するクイル１２が、前記矢
印Ｘ方向と矢印Ｙ方向とに直角な方向（図中矢印
Ｚで示す方向）に往復動自在に嵌合されている。
このクイル１２は、ヘツドストツク７に固定した
駆動モータ１３によつて回転される送りねじ１４
と螺合しており、ヘツドストツク７に対して往復
駆動される。このラム１１の先端部には、矢印Ｚ
方向と直角な揺動軸１５が回転自在に枢支されて
いる。揺動軸１５には、主軸ホルダ１６が取り付
けられており、更にこの主軸ホルダ１６には、先
端に工具１７を着脱自在に装着する主軸１８が、
前記揺動軸１５と直角な方向に取り付けられてい
る。つまり主軸１８は揺動軸１５によつてラム１
１に対して首振り（図中矢印Ａで示す方向）が行
なえる。ラム１１の中央部には、筒状をなす揺動
伝達軸１９が、このラム１１と同軸に回転自在に
支持されており、当該揺動伝達軸１９の先端部に
形成された歯車２０は、歯車２１及び図示しない
ウオームを介して揺動軸１５に固定されたウオー
ムホイール２２と噛み合つている。この揺動伝達
軸１９は、ロツド２３が貫通された筒状の主軸駆
動軸２４を回転自在に支持している。揺動伝達軸
１９の先端から突出するこの主軸駆動軸２４の先
端部に形成された歯車２５は、歯車２６、傘歯車
２７，２８，２９を介して主軸１８に固定された
傘歯車３０と噛み合つている。一方ヘツドストツ
ク７の後端には、このヘツドストツク７と一体の
ギヤボツクス３１が形成されている。揺動伝達軸
１９の後端から突出する主軸駆動軸２４の後端部
は、ギヤボツクス３１に回転自在に支持された筒
状の回転伝達軸３２にスプライン３３を介して連
結されている。この回転伝達軸３２の後端部に取
り付けられた歯車３４は、ギヤボツクス３１に設
置された主軸駆動用モータ３５と一体の歯車３６
に、ギヤボツクス３１に回転自在に取り付けられ
た歯車群３７を介して噛み合つている。また、ロ
ツド２３の後端部は回転伝達軸３２を貫通してギ
ヤボツクス３１に設置された流体圧シリンダ３８
のロツド３９に僅かの隙間をおいて対向してい
る。更にロツド２３の先端部は、主軸１８のプル
スタツド４０と僅かの隙間をおいて対向してい
る。この流体圧シリンダ３８の作動により、ロツ
ド２３を介してプルスタツド４０が働かされ、工
具１７（第３図では図示せず）の自動交換が行な
われる。。一方、前記ラム１１には、ギヤボツク
ス３１に回転自在に支持された円筒状のラム駆動
軸４１がすべりキー４２を介して連結嵌合されて
おり、このラム駆動軸４１の後端部に固定された
歯車４３には、ギヤボツクス３１に設置されたラ
ム旋回用モータ４４と一体の歯車４５が、ギヤボ
ツクス３１に回転自在に取り付けられた歯車群４
６を介して噛み合つている。ラム駆動軸４１には
このラム駆動軸４１に対して相対回転し得る筒状
の主軸ホルダ駆動軸４７が嵌合されると共にこの
主軸ホルダ駆動軸４７は、ギヤボツクス３１に回
転自在に支持されている。この主軸ホルダ駆動軸
４７には、ラム駆動軸４１の先端内周に形成した
内歯歯車４８と噛み合う遊星歯車４９と、揺動伝
達軸１９に形成した内歯の太陽歯車５０と噛み合
う遊星歯車５１と、これら遊星歯車４９，５１に
噛み合う歯車５２とがそれぞれ回転自在に取り付
けられている。更に主軸ホルダ駆動軸４７の後端
部に固定した歯車５３には、ギヤボツクス３１に
設置された主軸ホルダ駆動用モータ５４と一体の
歯車５５が噛み合つている。
施例を参照しながら詳細に説明する。本実施例の
概観を表す第１図及びそれを後方から見た第２図
及び内部構造を示す第３図に示すように、枠状の
本体２に図示しないコラム、横ケタあるいはベツ
ドの上面や前後面あるいは左右両側面等の懸架台
の何れの箇所にも被加工物と対向して取り付け可
能なフランジ部１が形成されている。本体２の枠
内には、枠状のサドル３が、本体２の内壁に設け
たガイドレール４に沿つて往復動自在（図中矢印
Ｘで示す方向）に取り付けられている。このサド
ル３は、ガイドレール４に沿つて本体２に回転自
在に取り付けられた送りねじ５と螺合しており、
この送りねじ５と連結し且つ本体２に固定された
サドル駆動用モータ６によつて往復駆動される。
サドル３の枠内には、筒状のヘツドストツク７
が、サドル３の内壁にガイドレール４と直角な方
向（図中矢印Ｙで示す方向）に沿つて設けたガイ
ドレール８を介して往復動自在に取り付けられて
いる。このヘツドストツク７は、ガイドレール８
に沿つてサドル３に取り付けられた送りねじ９と
螺合しており、この送りねじ９と連結し且つサド
ル３に固定されたヘツドストツク駆動用モータ１
０によつて往復駆動される。ヘツドストツク７に
は、円筒状をなすラム１１を回転自在（図中矢印
Ｃで示す方向）に支持するクイル１２が、前記矢
印Ｘ方向と矢印Ｙ方向とに直角な方向（図中矢印
Ｚで示す方向）に往復動自在に嵌合されている。
このクイル１２は、ヘツドストツク７に固定した
駆動モータ１３によつて回転される送りねじ１４
と螺合しており、ヘツドストツク７に対して往復
駆動される。このラム１１の先端部には、矢印Ｚ
方向と直角な揺動軸１５が回転自在に枢支されて
いる。揺動軸１５には、主軸ホルダ１６が取り付
けられており、更にこの主軸ホルダ１６には、先
端に工具１７を着脱自在に装着する主軸１８が、
前記揺動軸１５と直角な方向に取り付けられてい
る。つまり主軸１８は揺動軸１５によつてラム１
１に対して首振り（図中矢印Ａで示す方向）が行
なえる。ラム１１の中央部には、筒状をなす揺動
伝達軸１９が、このラム１１と同軸に回転自在に
支持されており、当該揺動伝達軸１９の先端部に
形成された歯車２０は、歯車２１及び図示しない
ウオームを介して揺動軸１５に固定されたウオー
ムホイール２２と噛み合つている。この揺動伝達
軸１９は、ロツド２３が貫通された筒状の主軸駆
動軸２４を回転自在に支持している。揺動伝達軸
１９の先端から突出するこの主軸駆動軸２４の先
端部に形成された歯車２５は、歯車２６、傘歯車
２７，２８，２９を介して主軸１８に固定された
傘歯車３０と噛み合つている。一方ヘツドストツ
ク７の後端には、このヘツドストツク７と一体の
ギヤボツクス３１が形成されている。揺動伝達軸
１９の後端から突出する主軸駆動軸２４の後端部
は、ギヤボツクス３１に回転自在に支持された筒
状の回転伝達軸３２にスプライン３３を介して連
結されている。この回転伝達軸３２の後端部に取
り付けられた歯車３４は、ギヤボツクス３１に設
置された主軸駆動用モータ３５と一体の歯車３６
に、ギヤボツクス３１に回転自在に取り付けられ
た歯車群３７を介して噛み合つている。また、ロ
ツド２３の後端部は回転伝達軸３２を貫通してギ
ヤボツクス３１に設置された流体圧シリンダ３８
のロツド３９に僅かの隙間をおいて対向してい
る。更にロツド２３の先端部は、主軸１８のプル
スタツド４０と僅かの隙間をおいて対向してい
る。この流体圧シリンダ３８の作動により、ロツ
ド２３を介してプルスタツド４０が働かされ、工
具１７（第３図では図示せず）の自動交換が行な
われる。。一方、前記ラム１１には、ギヤボツク
ス３１に回転自在に支持された円筒状のラム駆動
軸４１がすべりキー４２を介して連結嵌合されて
おり、このラム駆動軸４１の後端部に固定された
歯車４３には、ギヤボツクス３１に設置されたラ
ム旋回用モータ４４と一体の歯車４５が、ギヤボ
ツクス３１に回転自在に取り付けられた歯車群４
６を介して噛み合つている。ラム駆動軸４１には
このラム駆動軸４１に対して相対回転し得る筒状
の主軸ホルダ駆動軸４７が嵌合されると共にこの
主軸ホルダ駆動軸４７は、ギヤボツクス３１に回
転自在に支持されている。この主軸ホルダ駆動軸
４７には、ラム駆動軸４１の先端内周に形成した
内歯歯車４８と噛み合う遊星歯車４９と、揺動伝
達軸１９に形成した内歯の太陽歯車５０と噛み合
う遊星歯車５１と、これら遊星歯車４９，５１に
噛み合う歯車５２とがそれぞれ回転自在に取り付
けられている。更に主軸ホルダ駆動軸４７の後端
部に固定した歯車５３には、ギヤボツクス３１に
設置された主軸ホルダ駆動用モータ５４と一体の
歯車５５が噛み合つている。
従つて、クイル駆動用モータ１３が作動して送
りねじ１４が回転を始めると、クイル１２がヘツ
ドストツク７に対して矢印Ｚ方向に往復移動する
と同時にラム１１がラム駆動軸４１に対して矢印
Ｚ方向に往復移動し且つ主軸駆動軸２４が、揺動
伝達軸１９と共に回転伝達軸３２に対して矢印Ｚ
方向に往復移動する。これによつて工具１７の矢
印Ｚ方向の往復移動が行なわれる。また、ラム旋
回用モータ４４が作動してラム駆動軸４１が回転
を始めると、すべりキー４２を介してラム１１が
旋回し、工具１７の割り出し回転等を行なうこと
ができる。この場合、ラム駆動軸４１の回転力が
その内歯歯車４８と噛み合う遊星歯車４９、歯車
５２、遊星歯車５１、太陽歯車５０を介して揺動
伝達軸１９に伝達されてラム駆動軸４１と揺動伝
達軸１９とが同期回転するため、主軸ホルダ１６
がラム１１に対して揺動するような虞はない。ま
た、主軸ホルダ駆動用モータ５４が作動して主軸
ホルダ駆動軸４７が回転すると、内歯歯車４８と
噛み合う遊星歯車４９が回転しながら旋回し、こ
の回転力が歯車５２、遊星歯車５１を介して太陽
歯車５０と一体回転する歯車２０から歯車２１、
ウオーム、ウオームホイール２２に減速状態で伝
達され、揺動軸１５を中心として主軸ホルダ１６
が微速で首振り運動する。これによつて工具１７
の向きを任意に設定できる。主軸駆動用モータ３
５が作動して回転伝達軸３２が回転を始めると、
スプライン３３を介して主軸駆動軸２４が回転
し、この回転力が歯車２５から歯車２６、傘歯車
２７，２８，２９，３０に伝達され、主軸１８が
回転して工具１７を回す。更に、サドル駆動用モ
ータ６及びヘツドストツク駆動用モータ１０が作
動してそれぞれ送りねじ５，９が回転すると、ヘ
ツドストツク７と共に主軸１８がXY平面上を任
意移動する。なお工具１７の交換は流体圧シリン
ダ３８を作動してロツド２３を介しプルスタツド
４０を移動させることにより行うことが可能であ
る。
りねじ１４が回転を始めると、クイル１２がヘツ
ドストツク７に対して矢印Ｚ方向に往復移動する
と同時にラム１１がラム駆動軸４１に対して矢印
Ｚ方向に往復移動し且つ主軸駆動軸２４が、揺動
伝達軸１９と共に回転伝達軸３２に対して矢印Ｚ
方向に往復移動する。これによつて工具１７の矢
印Ｚ方向の往復移動が行なわれる。また、ラム旋
回用モータ４４が作動してラム駆動軸４１が回転
を始めると、すべりキー４２を介してラム１１が
旋回し、工具１７の割り出し回転等を行なうこと
ができる。この場合、ラム駆動軸４１の回転力が
その内歯歯車４８と噛み合う遊星歯車４９、歯車
５２、遊星歯車５１、太陽歯車５０を介して揺動
伝達軸１９に伝達されてラム駆動軸４１と揺動伝
達軸１９とが同期回転するため、主軸ホルダ１６
がラム１１に対して揺動するような虞はない。ま
た、主軸ホルダ駆動用モータ５４が作動して主軸
ホルダ駆動軸４７が回転すると、内歯歯車４８と
噛み合う遊星歯車４９が回転しながら旋回し、こ
の回転力が歯車５２、遊星歯車５１を介して太陽
歯車５０と一体回転する歯車２０から歯車２１、
ウオーム、ウオームホイール２２に減速状態で伝
達され、揺動軸１５を中心として主軸ホルダ１６
が微速で首振り運動する。これによつて工具１７
の向きを任意に設定できる。主軸駆動用モータ３
５が作動して回転伝達軸３２が回転を始めると、
スプライン３３を介して主軸駆動軸２４が回転
し、この回転力が歯車２５から歯車２６、傘歯車
２７，２８，２９，３０に伝達され、主軸１８が
回転して工具１７を回す。更に、サドル駆動用モ
ータ６及びヘツドストツク駆動用モータ１０が作
動してそれぞれ送りねじ５，９が回転すると、ヘ
ツドストツク７と共に主軸１８がXY平面上を任
意移動する。なお工具１７の交換は流体圧シリン
ダ３８を作動してロツド２３を介しプルスタツド
４０を移動させることにより行うことが可能であ
る。
本実施例では回転伝達軸３２と主軸駆動軸２４
とをスプライン３３を介して連結したが、すべり
キーやセレーシヨン等を介して連結するようにし
てもよい。又、同様にラム１１とラム駆動軸４１
とをスプラインやセレーシヨン等を介して連結す
ることも可能である。
とをスプライン３３を介して連結したが、すべり
キーやセレーシヨン等を介して連結するようにし
てもよい。又、同様にラム１１とラム駆動軸４１
とをスプラインやセレーシヨン等を介して連結す
ることも可能である。
更に、本装置は、コラムや横ケタなどに着脱可
能なフランジ部１が本体２に形成されており、例
えば第４図イ，ロ，ハ，ニ，ホに示すようにコン
プレツサユニツトとしてそれぞれ図示しない被加
工物の被加工面に対応してコラムや横ケタへの
種々の取り付けが容易に行なえる。その為、既存
の工作機械のコラムや横ケタ等に追加して取り付
けることができ、より複雑な加工に対応できる。
能なフランジ部１が本体２に形成されており、例
えば第４図イ，ロ，ハ，ニ，ホに示すようにコン
プレツサユニツトとしてそれぞれ図示しない被加
工物の被加工面に対応してコラムや横ケタへの
種々の取り付けが容易に行なえる。その為、既存
の工作機械のコラムや横ケタ等に追加して取り付
けることができ、より複雑な加工に対応できる。
このように本発明の工作機械によると、主軸の
駆動回転やその旋回割出し及び首振り揺動及び前
後動を多数の回転軸を同軸に嵌合して操作するよ
うにしたうえ、主軸を前記前後動に対する左右動
及び上下動も自在操作可能としたので、ヘツドス
トツクの外径を小さくすることが可能となり、全
体を小型軽量化することができるうえ、被加工物
を固定したまま様々な方向からの複雑加工が行な
え、汎用性に富む。更にコラムや横ケタ等に本装
置を簡単にセツトすることが可能で、本装置を複
数台組み合わせれば、複雑な形状の被加工物に対
しても、様々な方向から同時に加工できる。その
結果、生産ラインの縮小化が図れ、非常に合理化
される。
駆動回転やその旋回割出し及び首振り揺動及び前
後動を多数の回転軸を同軸に嵌合して操作するよ
うにしたうえ、主軸を前記前後動に対する左右動
及び上下動も自在操作可能としたので、ヘツドス
トツクの外径を小さくすることが可能となり、全
体を小型軽量化することができるうえ、被加工物
を固定したまま様々な方向からの複雑加工が行な
え、汎用性に富む。更にコラムや横ケタ等に本装
置を簡単にセツトすることが可能で、本装置を複
数台組み合わせれば、複雑な形状の被加工物に対
しても、様々な方向から同時に加工できる。その
結果、生産ラインの縮小化が図れ、非常に合理化
される。
第１図は本発明による工作機械の斜視図、第２
図はその背面図、第３図はその内部構造図、第４
図イ，ロ，ハ，ニ，ホはそれぞれ本装置のセツテ
イング応用図である。 図面中、１はフランジ部、２は本体、３はサド
ル、６はサドル駆動用モータ、７はヘツドストツ
ク、１０はヘツドストツク駆動用モータ、１１は
ラム、１２はクイル、１３はクイル駆動用モー
タ、１５は揺動軸、１６は主軸ホルダ、１８は主
軸、１９は揺動伝達軸、２０，２１，２５，２
６，３４，３６，４３，４５，５２，５３，５５
は歯車、２２はウオームホイール、２４は主軸駆
動軸、２７〜３０は傘歯車、３１はギヤボツク
ス、３２は回転伝達軸、３３はスプライン、３５
は主軸駆動用モータ、３７，４６は歯車群、４１
はラム駆動軸、４２はすべりキー、４４はラム旋
回用モータ、４７は主軸ホルダ駆動軸、５４は主
軸ホルダ駆動用モータである。
図はその背面図、第３図はその内部構造図、第４
図イ，ロ，ハ，ニ，ホはそれぞれ本装置のセツテ
イング応用図である。 図面中、１はフランジ部、２は本体、３はサド
ル、６はサドル駆動用モータ、７はヘツドストツ
ク、１０はヘツドストツク駆動用モータ、１１は
ラム、１２はクイル、１３はクイル駆動用モー
タ、１５は揺動軸、１６は主軸ホルダ、１８は主
軸、１９は揺動伝達軸、２０，２１，２５，２
６，３４，３６，４３，４５，５２，５３，５５
は歯車、２２はウオームホイール、２４は主軸駆
動軸、２７〜３０は傘歯車、３１はギヤボツク
ス、３２は回転伝達軸、３３はスプライン、３５
は主軸駆動用モータ、３７，４６は歯車群、４１
はラム駆動軸、４２はすべりキー、４４はラム旋
回用モータ、４７は主軸ホルダ駆動軸、５４は主
軸ホルダ駆動用モータである。
Claims (1)
- １ 懸架台に着脱自在に装着される枠状をなす本
体と、前記本体に対して往復駆動自在に支持され
たサドルと、前記サドルに対して当該サドルの往
復駆動方向と直角な方向に往復駆動自在に支持さ
れた筒状のヘツドストツクと、前記ヘツドストツ
クの往復駆動方向及び前記サドルの往復駆動方向
に対して直角な方向に往復駆動自在に前記ヘツド
ストツクに嵌合支持されたクイルと、前記クイル
に対して回転自在に嵌合支持された円筒状のラム
と、このラムの長手方向に対して直角な揺動軸を
有し且つこの揺動軸が前記ラムの先端部に揺動自
在に枢支された主軸ホルダと、前記揺動軸と直角
にこの主軸ホルダに回転自在に取り付けられた主
軸と、歯車を介して先端部が前記揺動軸に連結さ
れ且つ前記ラムにこれと同軸に回転自在に支持さ
れた筒状の揺動伝達軸と、歯車を介して前記主軸
に連結される先端部がこの揺動伝達軸の先端から
突出し且つ当該揺動伝達軸にこれと同軸に回転自
在に支持された主軸駆動軸と、前記ヘツドストツ
クに駆動回転自在に取り付けられ且つこの主軸駆
動軸が前記長手方向に摺動自在に連結されて当該
主軸駆動軸に回転力を伝達する回転伝達軸と、前
記ラムに対して前記長手方向に摺動自在に嵌合さ
れると共に前記ヘツドストツクに駆動回転自在に
支持されて前記ラムに回転力を伝達するラム駆動
軸と、このラム駆動軸に駆動回転自在に嵌合支持
され且つ当該ラム駆動軸の内周に形成された内歯
歯車と前記揺動伝達軸の外周に形成された太陽歯
車とに噛み合う遊星歯車が回転自在に取り付けら
れた筒状の主軸ホルダ駆動軸とからなる工作機
械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257182A JPS58181510A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257182A JPS58181510A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 工作機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58181510A JPS58181510A (ja) | 1983-10-24 |
| JPS64168B2 true JPS64168B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=13204112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6257182A Granted JPS58181510A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58181510A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0332328B1 (en) * | 1988-03-03 | 1992-09-16 | Yoshino Seiki Inc. | Mist-spouting type drilling device |
| FR3056933B1 (fr) * | 2016-10-03 | 2019-06-07 | Fives Machining | Installation comportant un bras articule et une machine d'usinage, et procede d'usinage correspondant |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP6257182A patent/JPS58181510A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58181510A (ja) | 1983-10-24 |
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