JPH05200614A - フライス盤用切削工具及びカッタヘッド - Google Patents

フライス盤用切削工具及びカッタヘッド

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JPH05200614A
JPH05200614A JP4210441A JP21044192A JPH05200614A JP H05200614 A JPH05200614 A JP H05200614A JP 4210441 A JP4210441 A JP 4210441A JP 21044192 A JP21044192 A JP 21044192A JP H05200614 A JPH05200614 A JP H05200614A
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sleeve
quill
cutter
milling machine
cutting tool
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ピー.ホワイト ジョセフ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • Y10T409/307952Linear adjustment
    • Y10T409/308232Linear adjustment and angular adjustment

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合三次元輪郭をワークにつける加工を行う
ための構造及び方向づけがなされ、さらにワークの送り
方向と同方向にカッタの切削エッジがワークと接触する
フライス盤切削工具を提供する。 【構成】 フライス盤に回転可能に取り付けられたスリ
ーブと、スリーブ内で軸方向に運動可能なクイルと、ス
リーブに対してクイルを選択的に移動させるための位置
駆動装置と、クイルに回転可能に支持され後端がカッタ
駆動装置に接続された駆動軸と、クイルの前端に接続さ
れたカッタヘッドと、駆動軸にギヤによって接続された
カッタヘッドに設けられたウォームギヤセットと、駆動
軸に対して横断するカッタヘッドに取り付けられウォー
ムギヤセットに接続されたカッタ軸と、カッタ軸に接続
されたサイドカッタとからなる切削工具であって、サイ
ドカッタは切削ヘッドの前方に延出する歯を支持する。 【効果】 最大効率で切削を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライス盤に使用され
ているワークを加工するための切削工具、特にフライス
盤の主軸の回転軸を横断するように方向づけられたサイ
ドカッタを有する三次元に輪郭を加工するためのフライ
ス盤用切削工具及びカッタヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】金属ワークを金属製品に加工仕上げする
ためのフライス盤が広く使用されている。この種の加工
は、単純で直線の切り目や穴から複雑な三次元の外形を
形成するまでにおよぶ。フライス盤には、その主軸の方
向づけによって横フライス盤と立フライス盤があるが、
フライス盤はすべて共通にワークホルダに接続している
ベッドと主軸頭を支持する少なくとも一つのコラムとを
有する。主軸頭は主軸とその駆動装置を備え、ワークホ
ルダに相対的に移動可能である。ワークはワークホルダ
に保持され、一方、切削工具は主軸に接続され、主軸駆
動装置によって回転され、主軸頭の運動によってワーク
と接触される。
【0003】三次元に輪郭をつける場合は通常、切削工
具が輪郭をつける領域に段階的に多くのパスを形成す
る。図1(A)及び(B)に示すように、従来技術によ
るフライス削りでは、主軸20はエンドミルカッタ22
を回転させ、エンドミルカッタ22が一連の溝切込み2
4を形成することによってワーク28に輪郭26がつけ
られる。目的の輪郭を形成するためにはカッタの運動が
複雑となるため、ワークに対する切削工具の運動はコン
ピュータ数値制御(以下CNCと称する)を使用して制
御することが標準になりつつある。CNCでは、プログ
ラマが切削工具の運動をデジタルシーケンスに変換し、
コンピュータに入力する。コンピュータは、主軸頭を三
次元に運動させるための駆動装置及び主軸駆動装置に電
子的に連係しており、コンピュータプログラムがデジタ
ルデータを、ワークの送り速度を制御する電子指令に変
換する。
【0004】しかしながら上述した従来技術では、エン
ドミルカッタ22が多くのパスを形成するので、ワーク
28に輪郭26をつけるためには時間がかかるという問
題がある。さらに、溝切込み24が形成される時に、ワ
ーク28はエンドミルカッタ22の切削エッジの一部分
としか接触しないという問題もある。これは、ワーク2
8に対して横方向に移動する軸を中心にエンドミルカッ
タ22が回転しているため、送り方向にあるワーク28
と切削エッジが直接、接触しないからであり、その結
果、切削は非能率的に行われる。また、溝切込みを滑ら
かにするためには、さらに加工を必要とするという問題
もある。
【0005】下記に述べる米国特許にもフライス盤が開
示されている。Ritterの1912年6月11日付
特許1、029、402はドリルプレスに取り付けられ
ているフライス削り工具を開示している。主軸に接続し
ている傘歯車が歯車機構を駆動することによって、主軸
の回転軸と直角をなすサイドカッタが駆動される。この
フライス削り工具は垂直軸の運動しかしないため、三次
元に輪郭をつけていくフライス削りの使用には適してい
ない。
【0006】Johnsonの1912年10月8日付
特許1、040、954は、カッタを即座に様々な形状
のカッタと取り替えることのできるフライス盤の取り付
け装置を開示している。この装置は、カッタを支持する
ためのU字形のケーシングと、フライス盤の主軸と平行
にカッタを回転させる歯車装置とを有する。
【0007】Straussの1960年12月13日
付特許2、963、944は主軸の回転軸の方向づけを
様々に変換できるフライス盤を開示している。この装置
では、主軸とその駆動機構を支持しているタレットがベ
ースの上部に設けられている。このタレットは回転可能
であり、別に駆動されている主軸頭によって立フライス
削り及び角フライス削りが行われている。
【0008】Yangの1991年2月19日付特許
4、993、138は本体に対して水平に取り付けられ
ている溝付きオーバアームを有するフライス盤を開示し
ている。立フライス装置が溝付きオーバアームに沿って
スライドし、水平運動をする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにフライス盤
の技術は非常によく開発されているが、三次元の複雑な
輪郭をワークにつける加工が可能な構造を持ち、しかも
ワークの送り方向と同方向にカッタの切削エッジがワー
クと接触し、最大能率で切削を行うことのできるフライ
ス盤用切削工具が必要であるという課題が残されてい
る。
【0010】よって、本発明は上記問題を解決するため
になされ、その目的は、三次元の複雑な輪郭をワークに
つける加工が可能な構造を持ち、しかもワークの送り方
向と同方向にカッタの切削エッジがワークと接触し、最
大能率で切削を行うことのできるフライス盤用切削工具
及びカッタヘッドを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】即ち、上記目的
を達成するためになされた本発明のフライス盤用切削工
具は、フライス盤に接続され、前端と後端とを有するス
リーブと、上記スリーブに軸方向に収納され、前端と後
端とを有するとともに、円筒軸を有し、上記スリーブに
対してスライド可能であるクイルと、上記クイルの上記
スリーブに対する回転運動を妨げるガイド手段と、上記
クイルの上記後端に接続され、回転運動源を供給するカ
ッタ駆動手段と、上記カッタ駆動手段に接続され、該カ
ッタ駆動手段によって回転するようにされており、上記
クイルの上記前端へ延出し、上記クイルの上記円筒軸に
対して平行に設けられた駆動軸と、上記クイルの上記前
端に接続されたカッタヘッドとを備えたフライス盤用切
削工具であって、上記カッタヘッドが、上記クイルの上
記前端に接続された後端を有するとともに上記クイルの
上記円筒軸に対して平行に溝が設けられた前端を有し、
上記前端の第一部分が上記溝の片側に位置し、上記前端
の第二部分が上記溝の他方の側に位置するカッタヘッド
本体と、上記カッタヘッド本体の上記前端の上記第一部
分及び上記第二部分の各々に回転可能に取り付けられて
いて、上記溝及び上記駆動軸に対して横断するように配
設されたカッタ軸と、上記カッタ軸に接続され、上記溝
内で上記カッタ軸とともに回転するようにされ、上記カ
ッタヘッド本体の上記前端から延出する外周に複数の歯
が設けられているサイドカッタと、上記カッタ軸を上記
駆動軸に駆動可能に接続するカッタ軸駆動ギア手段とを
備える。
【0012】フライス盤用切削工具は、上記スリーブを
上記フライス盤に接続させるために、上記スリーブに接
続され、かつ上記フライス盤に対する上記スリーブの方
向づけを選択的に行うための旋回板手段を更に備えるこ
とが好ましい。また、上記スリーブに対して上記クイル
を軸方向に選択的に移動させるための位置モータ手段を
更に備えることが好ましい。
【0013】上記位置モータ手段は、上記スリーブの上
記後端に接続された前端と、後端とを有するスリーブ拡
張部分と、上記スリーブ拡張部分の上記後端に接続され
た位置モータと、上記クイルの上記後端に接続されたボ
ールねじナットと、上記スリーブ拡張部分の上記後端と
回転可能に接続され、ねじ山によって上記ボールねじナ
ットと係合するボールねじと、上記位置モータの回転を
上記ボールねじの回転へと伝達するための運動伝達手段
とを備えることが好ましい。
【0014】更に、上記クイルの上記後端と接続され、
上記カッタ駆動手段を上記クイルに接続させるための駆
動モータトルク管を更に備えることが好ましい。また、
上記スリーブの上記前端の内部にねじ山が設けられてお
り、上記スリーブに対する上記クイルのスライド可能運
動を選択的に妨げるためのクイルロッキング手段を更に
備え、上記クイルロッキング手段が、上記スリーブの上
記前端のねじ山と係合するテーパロックナットと、上記
テーパロックナットと上記クイルとの間に位置するテー
パロッキングリングとを有し、上記テーパロッキングリ
ングは、上記テーパロックナットが上記スリーブの上記
前端のねじ山に選択的に所定量ねじ込まれた時に上記ス
リーブに対する上記クイルのスライド運動を妨げるため
のロッキング力を上記クイルに付与するように上記テー
パロックナットと連動するようにされていることが好ま
しい。
【0015】本発明の主軸駆動装置を備える形態のフラ
イス盤の切削工具は、上記フライス盤に接続され、前端
と後端とを有するスリーブと、上記スリーブに軸方向に
収納され、前端と後端とを有するとともに、円筒軸を有
し、上記スリーブに対してスライド可能であるクイル
と、上記クイルの上記スリーブに対する回転運動を妨げ
るガイド手段と、上記クイルの上記後端に接続され、上
記フライス盤の上記主軸駆動装置との接続によって回転
運動源を供給するカッタ駆動手段と、上記カッタ駆動手
段に接続され、該カッタ駆動手段によって回転するよう
にされており、上記クイルの上記前端へ延出し、上記ク
イルの上記円筒軸に対して平行に設けられた駆動軸と、
上記クイルの上記前端に接続されたカッタヘッドとを備
え、上記カッタヘッドが、上記クイルの上記前端に接続
された後端を有するとともに上記クイルの上記円筒軸に
対して平行に溝が設けられた前端を有し、上記前端の第
一部分が上記溝の片側に位置し、上記前端の第二部分が
上記溝の他方の側に位置するカッタヘッド本体と、上記
カッタヘッド本体の上記前端の上記第一部分及び上記第
二部分の各々に回転可能に取り付けられていて、上記溝
及び上記駆動軸に対して横断するように配設されたカッ
タ軸と、上記カッタ軸に接続され上記溝内で上記カッタ
軸とともに回転するようにされ、上記カッタヘッド本体
の上記前端から延出する外周に複数の歯が設けられてい
るサイドカッタと、上記カッタ軸を上記駆動軸に駆動可
能に接続するカッタ軸駆動ギア手段とを備える。
【0016】本発明の主軸駆動装置を有するフライス盤
のクイルの前端に接続されるカッタヘッドは、上記クイ
ルの上記前端に接続された後端を有するとともに上記ク
イルの上記円筒軸に対して平行に溝が設けられた前端を
有し、上記前端の第一部分が上記溝の片側に位置し、上
記前端の第二部分が上記溝の他方の側に位置するカッタ
ヘッド本体と、上記カッタヘッド本体の上記前端の上記
第一部分及び上記第二部分の各々に回転可能に取り付け
られ、上記溝及び上記クイルの上記円筒軸に対して横断
するように配設されたカッタ軸と、上記カッタ軸に接続
され、上記溝内で上記カッタ軸とともに回転するように
され、上記カッタヘッド本体の上記前端から延出する外
周に複数の歯が設けられているサイドカッタと、上記フ
ライス盤の上記主軸駆動装置に接続された主軸に上記カ
ッタ軸を駆動可能に接続するカッタ軸駆動ギア手段とを
備える。
【0017】上記駆動軸は、請求項1〜8記載の発明で
は上記クイルに接続されている独立したカッタ駆動モー
タによって駆動され、請求項9〜15記載の発明ではフ
ライス盤の主軸駆動機構によって駆動される。作動時、
送り方向にあるワークにサイドカッタの歯が係合するよ
うに、サイドカッタの回転軸が調整される。ワークに切
込みを形成するために、必要に応じてフライス盤が切削
工具を垂直及び水平に移動させる一方で、クイルが必要
に応じてスリーブを出入りされることによって、サイド
カッタの歯はワークに係合し、その結果、ワークが目標
の輪郭に形成される。
【0018】
【実施例】図2に示すように、本発明の切削工具100
は作動時にフライス盤102に取り付けられ、ワーク1
06に複合三次元輪郭104を切削形成する。フライス
盤102は、ベース102a、コラム102b、主軸頭
ホルダ102c、及びワークホルダ102dを備える。
主軸頭ホルダ102cは図示しない装置によって駆動さ
れ、Y軸方向にコラム102bに対して垂直運動可能で
ある。ワークホルダ102dは図示しない装置によって
駆動され、Z軸方向にベース102aに対して水平運動
可能である。切削工具100は主軸頭ホルダ102cに
取り付けられ、図示しない装置によって駆動され、X軸
方向に案内面102eを介して主軸頭ホルダ102cに
対して水平運動可能である。このようにフライス盤10
2におけるワーク106に対する切削工具100の運動
は三つの自由度を持つ。
【0019】図6に示すように、円形の旋回板108、
旋回板ブロック110及び旋回板取付ボルト112によ
って、切削工具100は、主軸頭ホルダ102cの案内
面102eに取り付けられている。旋回板取付ボルト1
12は案内面102eのスロット102e′を貫通して
いる。図3に示すように、切削工具100は旋回板取付
ボルト112を中心に90度(垂直Y軸の両側各々に4
5度)回転するので、さらにもう一つの運動自由度を持
つことになる。切削工具100の回転は図示しない駆動
装置によって制御される。
【0020】図2及び図3に示すように、切削工具10
0はさらに、旋回板108に接続されるスリーブ114
を備える。スリーブ114はクイル116を収納し、ク
イル116はスリーブ114内で、その軸方向にスライ
ド可能である。ワーク106の加工をするサイドカッタ
118はクイル116の前端116aに位置し、クイル
116の後端116bにはサイドカッタ118を駆動す
る主軸駆動装置120が位置する。主軸駆動装置120
は切削工具100の一部として形成されているが、フラ
イス盤102の主軸駆動装置によって切削工具100を
駆動してもよい。
【0021】以下、図4から図12を参照して切削工具
の構造及び作用を詳述する。図4から図11は第一実施
例を示し、図12はスリーブ114に対するクイル11
6の位置運動を精密に制御する第二実施例を示す。第一
実施例において図6に示すようにスリーブ114はボル
ト122によって旋回板108に接続されている。クイ
ル116はスライド可能にスリーブ114に収納され、
クイル116とスリーブ114との間の潤滑は周知の方
法で空気圧をかけてオイルを導入することによって行わ
れる。位置決めリング126は、スリーブ114の後端
114bに接続され、スリーブ114に対するクイル1
16の移動停止のガイド装置として作用する。クイル1
16に接続されたラック130及び位置モータ128に
接続されたピニオン132を介して、位置決めリング1
26に接続された位置モータ128は、クイル116を
スライド可能に制御する。位置モータ128を選択作動
することによって、クイル116はスリーブ114内を
スライドし、その結果、旋回板108及びフライス盤1
02に対して移動する。図8に示すように、クイル11
6及びスリーブ114の真向い側に各々位置し、相補形
に嵌合したキー134a及びキー溝134bからなるガ
イド装置によって、クイル116のスリーブ114に対
する回転が妨げられている。
【0022】図5及び図6に示すように、キャッププレ
ート136はクイル116の後端116bに接続され、
主軸駆動装置120を支持する。主軸駆動装置120
は、キャッププレート136に取り付けられたカッタ駆
動モータ138を備える。駆動軸140は、このカッタ
駆動モータ138に接続され、クイル116内を軸方向
にクイル116の前端116aに向かって延在する。ス
プライン駆動軸継手142が駆動軸140の前端140
aをカッタヘッド駆動軸144に接続しているが、駆動
軸140をカッタヘッド駆動軸144に一体成形するこ
とによって図12に示す第二実施例のようにスプライン
駆動軸継手142を省いてもよい。第二実施例において
駆動軸140はカッタ駆動モータ138とスプライン結
合する構造を持つ。
【0023】図7に示すように、クイル116の前端1
16aにはカッタヘッド146が接続され、カッタヘッ
ド本体146′は周知の方法で座ぐりボルド148によ
ってクイル116に取り外し可能に接続される。カッタ
ヘッド本体146′はスロット付前端150を持ち、そ
のスロット151はクイル116の円筒軸に対して平行
に設けられている。カッタ軸152は、カッタヘッド本
体146′の前端150においてスロット151の両側
に形成された第一及び第二部分150a及び150bに
かけて延在する。カッタ軸152の第一部分152aに
はスプライン152bが設けられ、それに近接する第二
部分152cは第一部分152aよりも断面が小さく、
この第二部分152cにはスプライン152dが設けら
れている。カッタ軸152は、ベアリング154a及び
154bによって支持され、ボルト148で固定された
エンドキャップ156a、156bによって固定され
る。カッタヘッド駆動軸144はベアリング155に支
持され、ウォーム158を保持する。カッタ軸152の
第二部分152cのスプライン152dに接続されたウ
ォームギヤ160はウォーム158にかみ合う。サイド
カッタ118は、カッタ軸152に取り付けられ、カッ
タヘッド146の第一及び第二部分150a、150b
の間に位置し、カッタ軸152の第一部分152aのス
プライン152bに嵌合するようにスプラインが設けら
れている。図10に示すようにサイドカッタ118は、
円形の断面を持ち、外周163に複数の切削歯162が
設けられている。切削歯162には、行われる加工に応
じて、すくい角、逃げ角、及び切削エッジ角が設定され
る。
【0024】図7に示すように、スリーブ114の前端
114aにはねじ山が設けられている。テーパロックナ
ット164は、このねじ山に係合し、スリーブ114に
対するカッタヘッド146の任意の位置を決めるため
に、テーパロッキングリング166に接触する。このよ
うな特徴は、位置モータ128を設けることなくカッタ
ヘッド146の充分な運動自由度を達成する場合、カッ
タヘッド146を位置づける上で重要である。
【0025】以下、図12を参照して、正確に軸方向へ
のスライド運動を達成する第二実施例による切削工具1
00を詳述する。第二実施例によるスリーブ114′は
後端114bでボルト172によって拡張スリーブ17
0に接続されている。拡張スリーブ170の終端はエン
ドプレート174である。このエンドプレート174に
接続された位置モータ128′には、駆動シーブ176
が接続され、この駆動シーブ176はベルト180によ
って従動シーブ178を駆動する。従動シーブ178は
ボールねじ182に接続され、このボールねじ182は
ボールねじ止め輪183によってエンドプレート174
に接続される。ボールねじ182が、キャッププレート
136′に接続されたボールねじナット184にねじ山
及びボールベアリングによって係合されており、キャッ
ププレート136′はクイル116に接続されている。
カッタヘッド146は上述するようにクイル116の前
端116aに接続されている。好ましくは、駆動軸14
0′はカッタヘッド駆動軸144と一体成形された単一
構造を持つ(即ち、カッタヘッド駆動軸144は駆動軸
140の前端部分となる)。カッタ駆動モータ138及
びフライス盤102の主軸駆動装置120のうちのいず
れかが駆動軸140′の末端143に接続される。駆動
モータトルク管141はキャッププレート136′に接
続され、端部141′でカッタ駆動モータ138に接続
される。位置モータ128′の選択作動によってボール
ねじ182が回転し、ねじ山を介してキャッププレート
136′と相互作動することによって、クイル116は
スリーブ114′に対して軸方向に移動する。クイル1
16のスリーブ114′に対する運動は、位置モータト
ルク管である拡張スリーブ170の内側に位置するキー
溝186とキャッププレート136′に位置するキー1
88とが相補形に嵌合することによって制御される。
【0026】以下、図13を参照して、切削工具100
の作動を詳述する。主軸駆動装置としてのカッタ駆動モ
ータ138又はフライス盤102の主軸駆動装置120
を作動すると、駆動軸140が所定速度で回転し、次に
駆動軸140は、カッタヘッド駆動軸144、ウォーム
158、ウォームギヤ160、カッタ軸152及びサイ
ドカッタ118を回転させる。CNCプログラムに基づ
いて、上述した切削工具100の四つの運動自由度を必
要に応じて選択使用し、サイドカッタ118の切削歯1
62をワーク106に接触させることによってワーク1
06に所定の複合三次元輪郭104を形成する。クイル
116をスリーブ114に対してスライドさせるための
位置モータ128の作動もCNC制御によって行われ
る。
【0027】図13に示すように、段階的に一連の切削
跡Sを形成することによってワーク106の表面に複合
三次元輪郭104が切削形成される。図1(A)及び1
(B)に示す従来技術によるエンドミルカッタ22が形
成する溝切込み24よりも、切削跡Sは、はるかに大き
い。又、溝切込み24よりも、より滑らかに切削跡Sが
隣接しているので、輪郭104は最低限の仕上げ加工を
必要とするだけである。さらに、サイドカッタ118の
切削歯162は、従来技術のように横方向ではなく切削
跡Sの切削方向にワーク106と接触するので、切削時
間が節減される。従って、コストが減少し、収益性が増
加する。
【0028】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこのような実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる
態様で実施し得ることはもちろんである。例えば、上述
したように、駆動軸140は、切削工具100自体に接
続された駆動装置ではなく、フライス盤102に接続さ
れた主軸駆動装置120によって作動してもよい。この
場合、主軸駆動装置120の主軸は駆動軸140を回転
させるであろう。さらに、この場合はフライス盤102
に、本発明によるカッタヘッド146のカッタヘッド本
体146′が取り付けられたクイルを備えてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明により提供されたフライス盤用切
削工具は、複合三次元輪郭をワークに切削形成するよう
な構造及び方向づけからなり、カッタの切削エッジはワ
ークの送り方向と同方向にワークと接触する。このため
最大の切削効率が得られる。従ってワーク加工のコスト
が減少し、収益性が増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は一連の溝切込みを切削することによっ
てワークに三次元の輪郭を形成するエンドミルカッタを
有する従来のフライス盤の部分側面図であり、(B)は
(A)の線1A−1Aに沿って示す従来の切削工程の詳
細説明図である。
【図2】作動時フライス盤に取り付けられ、ワークに三
次元の輪郭を形成するための本発明の第一実施例による
切削工具の斜視図である。
【図3】切削工具の可能な方向づけを示す、図2の線3
−3に沿った切削工具の側面図である。
【図4】図2の線4−4に沿った切削工具の平面図であ
る。
【図5】図4の線5−5に沿った切削工具の側面図であ
る。
【図6】図4の線6−6に沿った切削工具の側面図であ
る。
【図7】図5の線7−7に沿った切削工具の部分側断面
図である。
【図8】図7の線8−8に沿った切削工具の端面の断面
図である。
【図9】図6の線9−9に沿った切削工具の部分側断面
図である。
【図10】図7の線10−10に沿った切削工具の部分
側断面図である。
【図11】図9の線11−11に沿った切削工具の端面
の断面図である。
【図12】ボールねじによる正確な位置決め装置を備え
た本発明の第二実施例による切削工具の部分側断面図で
ある。
【図13】ワークに三次元の輪郭切込みを形成している
本発明による切削工具の作動を示す部分側断面図であ
る。
【符号の説明】
100 切削工具 102 フライス盤 102e 案内面 108 旋回板 114、114′ スリーブ 116 クイル 118 サイドカッタ 128、128′ 位置モータ 130 ラック 132 ピニオン 134a キー 134b キー溝 138 カッタ駆動モータ 140、140′ 駆動軸 141 駆動モータトルク管 146 カッタヘッド 146′カッタヘッド本体 152 カッタ軸 158 ウォーム 160 ウォームギヤ 162 切削歯 164 テーパロックナット 166 テーパロッキングリング 170 拡張スリーブ 182 ボールねじ 184 ボールねじナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図7に示すように、クイル116の前端1
16aにはカッタヘッド146が接続され、カッタヘッ
ド本体146′は周知の方法で座ぐりボルド148によ
ってクイル116に取り外し可能に接続される。カッタ
ヘッド本体146′はスロット付前端150を持ち、そ
のスロット151はクイル116の円筒軸に対して平行
に設けられている。カッタ軸152は、カッタヘッド本
体146′の前端150においてスロット151の両側
に形成された第一及び第二部分150a及び150bに
かけて延在する。カッタ軸152の第一部分152aに
はスプライン152bが設けられ、それに近接する第二
部分152cは第一部分152aよりも断面が小さく、
この第二部分152cにはスプライン152dが設けら
れている。カッタ軸152は、ベアリング154a及び
154bによって支持され、ボルト148で固定された
エンドキャップ156bによって固定される。カッタヘ
ッド駆動軸144はベアリング155に支持され、ウォ
ーム158を保持する。カッタ軸152の第二部分15
2cのスプライン152dに接続されたウォームギヤ1
60はウォーム158にかみ合う。サイドカッタ118
は、カッタ軸152に取り付けられ、カッタヘッド14
6の第一及び第二部分150a、150bの間に位置
し、カッタ軸152の第一部分152aのスプライン1
52bに嵌合するようにスプラインが設けられている。
図10に示すようにサイドカッタ118は、円形の断面
を持ち、外周163に複数の切削歯162が設けられて
いる。切削歯162には、行われる加工に応じて、すく
い角、逃げ角、及び切削エッジ角が設定される。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライス盤に接続され、前端と後端とを
    有するスリーブと、 上記スリーブに軸方向に収納され、前端と後端とを有す
    るとともに、円筒軸を有し、上記スリーブに対してスラ
    イド可能であるクイルと、 上記クイルの上記スリーブに対する回転運動を妨げるガ
    イド手段と、 上記クイルの上記後端に接続され、回転運動源を供給す
    るカッタ駆動手段と、 上記カッタ駆動手段に接続され、該カッタ駆動手段によ
    って回転するようにされており、上記クイルの上記前端
    へ延出し、上記クイルの上記円筒軸に対して平行に設け
    られた駆動軸と、 上記クイルの上記前端に接続されたカッタヘッドとを備
    えたフライス盤用切削工具であって、 上記カッタヘッドが、 上記クイルの上記前端に接続された後端を有するととも
    に上記クイルの上記円筒軸に対して平行に溝が設けられ
    た前端を有し、上記前端の第一部分が上記溝の片側に位
    置し、上記前端の第二部分が上記溝の他方の側に位置す
    るカッタヘッド本体と、 上記カッタヘッド本体の上記前端の上記第一部分及び上
    記第二部分の各々に回転可能に取り付けられていて、上
    記溝及び上記駆動軸に対して横断するように配設された
    カッタ軸と、 上記カッタ軸に接続され、上記溝内で上記カッタ軸とと
    もに回転するようにされ、上記カッタヘッド本体の上記
    前端から延出する外周に複数の歯が設けられているサイ
    ドカッタと、 上記カッタ軸を上記駆動軸に駆動可能に接続するカッタ
    軸駆動ギア手段とを備えたことを特徴とするフライス盤
    用切削工具。
  2. 【請求項2】 上記スリーブを上記フライス盤に接続さ
    せるために、上記スリーブに接続され、上記フライス盤
    に対する上記スリーブの方向づけを選択的に行うための
    旋回板手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載
    のフライス盤用切削工具。
  3. 【請求項3】 上記スリーブに対して上記クイルを軸方
    向に選択的に移動させるための位置モータ手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項1記載のフライス盤用切削
    工具。
  4. 【請求項4】 上記スリーブを上記フライス盤に接続さ
    せるために上記スリーブに接続され、上記フライス盤に
    対する上記スリーブの方向づけを選択的に行うための旋
    回板手段を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の
    フライス盤用切削工具。
  5. 【請求項5】 上記位置モータ手段が、 上記スリーブに接続され、ピニオンギヤを有する位置モ
    ータと、 上記クイルに接続され、上記ピニオンギヤにかみ合うラ
    ックとを有することを特徴とする請求項3記載のフライ
    ス盤用切削工具。
  6. 【請求項6】 上記位置モータ手段が、 上記スリーブの上記後端に接続された前端と、後端とを
    有するスリーブ拡張部分と、 上記スリーブ拡張部分の上記後端に接続された位置モー
    タと、 上記クイルの上記後端に接続されたボールねじナット
    と、 上記スリーブ拡張部分の上記後端と回転可能に接続さ
    れ、ねじ山によって上記ボールねじナットと係合するボ
    ールねじと、 上記位置モータの回転を上記ボールねじの回転へと伝達
    するための運動伝達手段とを備えたことを特徴とする請
    求項3記載のフライス盤用切削工具。
  7. 【請求項7】 上記クイルの上記後端と接続され、上記
    カッタ駆動手段を上記クイルに接続させるための駆動モ
    ータトルク管を更に備えたことを特徴とする請求項6記
    載のフライス盤用切削工具。
  8. 【請求項8】 上記スリーブの上記前端の内部にねじ山
    が設けられており、上記スリーブに対する上記クイルの
    スライド可能運動を選択的に妨げるためのクイルロッキ
    ング手段を更に備え、 上記クイルロッキング手段が、 上記スリーブの上記前端のねじ山と係合するテーパロッ
    クナットと、 上記テーパロックナットと上記クイルとの間に位置する
    テーパロッキングリングとを有し、 上記テーパロッキングリングは、上記テーパロックナッ
    トが上記スリーブの上記前端のねじ山に選択的に所定量
    ねじ込まれた時に上記スリーブに対する上記クイルのス
    ライド運動を妨げるためのロッキング力を上記クイルに
    付与するように上記テーパロックナットと連動するよう
    にされていることを特徴とする請求項3記載のフライス
    盤用切削工具。
  9. 【請求項9】 主軸駆動装置を備えるフライス盤の切削
    工具であって、 上記フライス盤に接続され、前端と後端とを有するスリ
    ーブと、 上記スリーブに軸方向に収納され、前端と後端とを有す
    るとともに、円筒軸を有し、上記スリーブに対してスラ
    イド可能であるクイルと、 上記クイルの上記スリーブに対する回転運動を妨げるガ
    イド手段と、 上記クイルの上記後端に接続され、上記フライス盤の上
    記主軸駆動装置との接続によって回転運動源を供給する
    カッタ駆動手段と、 上記カッタ駆動手段に接続され、該カッタ駆動手段によ
    って回転するようにされており、上記クイルの上記前端
    へ延出し、上記クイルの上記円筒軸に対して平行に設け
    られた駆動軸と、 上記クイルの上記前端に接続されたカッタヘッドとを備
    え、 上記カッタヘッドが、 上記クイルの上記前端に接続された後端を有するととも
    に上記クイルの上記円筒軸に対して平行に溝が設けられ
    た前端を有し、上記前端の第一部分が上記溝の片側に位
    置し、上記前端の第二部分が上記溝の他方の側に位置す
    るカッタヘッド本体と、 上記カッタヘッド本体の上記前端の上記第一部分及び上
    記第二部分の各々に回転可能に取り付けられていて、上
    記溝及び上記駆動軸に対して横断するように配設された
    カッタ軸と、 上記カッタ軸に接続され上記溝内で上記カッタ軸ととも
    に回転するようにされ、上記カッタヘッド本体の上記前
    端から延出する外周に複数の歯が設けられているサイド
    カッタと、 上記カッタ軸を上記駆動軸に駆動可能に接続するカッタ
    軸駆動ギア手段とを備えたことを特徴とするフライス盤
    用切削工具。
  10. 【請求項10】 上記スリーブを上記フライス盤に接続
    させるために上記スリーブに接続され、上記フライス盤
    に対する上記スリーブの方向づけを選択的に行うための
    旋回板手段を更に備えたことを特徴とする請求項9記載
    のフライス盤用切削工具。
  11. 【請求項11】 上記スリーブに対して上記クイルを軸
    方向に選択的に移動させるための位置モータ手段を更に
    備えたことを特徴とする請求項9記載のフライス盤用切
    削工具。
  12. 【請求項12】 上記スリーブを上記フライス盤に接続
    させるために上記スリーブに接続され、上記フライス盤
    に対する上記スリーブの方向づけを選択的に行うための
    旋回板手段を更に備えたことを特徴とする請求項11記
    載のフライス盤用切削工具。
  13. 【請求項13】 上記位置モータ手段が、 上記スリーブに接続され、ピニオンギヤを有する位置モ
    ータと、 上記クイルに接続され、上記ピニオンギヤにかみ合うラ
    ックとを有することを特徴とする請求項11記載のフラ
    イス盤用切削工具。
  14. 【請求項14】 上記位置モータ手段が、 上記スリーブの上記後端に接続された前端と、後端とを
    有するスリーブ拡張部分と、 上記スリーブ拡張部分の上記後端に接続された位置モー
    タと、 上記クイルの上記後端に接続されたボールねじナット
    と、 上記スリーブ拡張部分の上記後端と回転可能に接続さ
    れ、ねじ山によって上記ボールねじナットと係合するボ
    ールねじと、 上記位置モータの回転を上記ボールねじの回転へと伝達
    するための運動伝達手段とを備えたことを特徴とする請
    求項11記載のフライス盤用切削工具。
  15. 【請求項15】 上記スリーブの上記前端の内部にねじ
    山が設けられており、上記スリーブに対する上記クイル
    のスライド可能運動を選択的に妨げるためのクイルロッ
    キング手段を更に備え、 上記クイルロッキング手段が、 上記スリーブの上記前端のねじ山と係合するテーパロッ
    クナットと、 上記テーパロックナットと上記クイルとの間に位置する
    テーパロッキングリングとを有し、 上記テーパロッキングリングは、上記テーパロックナッ
    トが上記スリーブの上記前端のねじ山に選択的に所定量
    ねじ込まれた時に上記スリーブに対する上記クイルのス
    ライド運動を妨げるためのロッキング力を上記クイルに
    付与するように上記テーパロックナットと連動するよう
    にされていることを特徴とする請求項11記載のフライ
    ス盤用切削工具。
  16. 【請求項16】 フライス盤のクイルの前端に接続され
    るカッタヘッドであって、上記クイルが円筒軸を有し、
    上記フライス盤が上記クイルの上記円筒軸に対して平行
    に方向づけられた主軸を回転させるための主軸駆動装置
    を有していて、 上記カッタヘッドは、 上記クイルの上記前端に接続された後端を有するととも
    に上記クイルの上記円筒軸に対して平行に溝が設けられ
    た前端を有し、上記前端の第一部分が上記溝の片側に位
    置し、上記前端の第二部分が上記溝の他方の側に位置す
    るカッタヘッド本体と、 上記カッタヘッド本体の上記前端の上記第一部分及び上
    記第二部分の各々に回転可能に取り付けられ、上記溝及
    び上記クイルの上記円筒軸に対して横断するように配設
    されたカッタ軸と、 上記カッタ軸に接続され、上記溝内で上記カッタ軸とと
    もに回転するようにされ、上記カッタヘッド本体の上記
    前端から延出する外周に複数の歯が設けられているサイ
    ドカッタと、 上記フライス盤の上記主軸駆動装置に接続された主軸に
    上記カッタ軸を駆動可能に接続するカッタ軸駆動ギア手
    段とを備えたことを特徴とするカッタヘッド。
JP4210441A 1991-08-15 1992-08-06 フライス盤用切削工具及びカッタヘッド Expired - Lifetime JPH0755405B2 (ja)

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