JPH0753323B2 - 複合加工nc旋盤 - Google Patents

複合加工nc旋盤

Info

Publication number
JPH0753323B2
JPH0753323B2 JP63303486A JP30348688A JPH0753323B2 JP H0753323 B2 JPH0753323 B2 JP H0753323B2 JP 63303486 A JP63303486 A JP 63303486A JP 30348688 A JP30348688 A JP 30348688A JP H0753323 B2 JPH0753323 B2 JP H0753323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
axis
spindle
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63303486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02152718A (ja
Inventor
和生 森田
Original Assignee
オ−クマ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オ−クマ株式会社 filed Critical オ−クマ株式会社
Priority to JP63303486A priority Critical patent/JPH0753323B2/ja
Publication of JPH02152718A publication Critical patent/JPH02152718A/ja
Publication of JPH0753323B2 publication Critical patent/JPH0753323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は旋削から歯切加工まで一貫して加工可能な複合
加工NC旋盤に関するものである。
従来の技術 従来、複合加工NC旋盤はタレット刃物台に回転工具を取
付けて旋削と同時にミーリング,ドリリング,タッピン
グ等の加工を行うものが殆どであった。
最近開発された技術で実開昭57−108836号で公知のもの
に、X軸及びZ軸方向の移動位置決め手段を有するホブ
ヘッドを本体に取付け、別に設けた旋削用タレット刃物
台で旋削加工を行い引続きホブヘッドで歯車創成加工を
行う複合工作機械がある。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた実開昭57−108836号で公知の複合工
作機械においては、ホブヘッド装置が大きく、広いスペ
ースが必要であるため、タレット刃物台の工具装着数が
少ない等NC旋盤としての汎用性に欠けるという問題点を
有している。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、刃物台タ
レットの回転工具取付ステーションに歯車加工ユニット
を着脱可能に装着して、NC旋盤の汎用性を損なうことな
く一貫して平歯車又ははすば歯車の創成加工を行うこと
のできる複合加工NC旋盤を提供しようとするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における複合加工NC
旋盤は、刃物台タレットの回転工具取付ステーションに
着脱可能に取付けられ刃物台の仕切送り方向に対する直
角面上に主軸軸心に対して所定の角度θを有する回転工
具軸を備える歯車加工ユニットと、主軸と前記回転工具
軸とを一定の公比で回転させる同期回転手段とを含んで
なり、回転工具軸にホブを取付けることにより歯車創成
加工を可能としたものである。
また同期回転手段は主軸軸心方向の送りに対して主軸回
転を一定の比率で増減させ得るものであるはすば歯車創
成加工を可能としたものである。
作用 旋削加工が終わり、刃物台がプログラム所定の待避位置
に位置決めされ、刃物台タレットが旋回して歯車加工ユ
ニットが切削位置に割出される。
次いで刃物台が主軸軸心(Z軸)方向主軸側に移動して
Z軸切削開始位置に位置決めされたのち、切込送り(X
軸)方向工作物側に移動して、歯丈寸法だけの仕切量が
得られる所定のX軸切削開始位置に位置決めされる。次
いで主軸が回転され、同時に回転工具軸が主軸回転に一
定の公比を有して同期回転され、刃物台のZ軸方向主軸
側への切削送りで歯切加工が行われる。
はすば歯車を切削する場合にはホブのリード角と加工歯
車と捻じれ角との合成角に対応する所定の角度θを有す
る歯車加工ユニットを用い、Z軸方向の送りに対して主
軸回転を一定の比率で増減させて切削を行う。
実施例 実施例について第1図〜第3図を参照して説明する。NC
旋盤において、主軸台1に複数の軸受により回転可能に
軸承された主軸2の先端にチャック3が嵌着されてい
る。一方Z軸及び主軸軸心に対して直角な図で紙面を垂
直に貫く切込送り(X軸)方向に移動位置決め可能な刃
物台4に、刃物台タレット5(以下単にタレットと呼
ぶ)がZ軸方向の旋回中心軸の回りで旋回割出可能に設
けられており、タレット5の回転工具取付ステーション
に、歯車加工ユニット6が装着されている。ユニット6
の枠体8にはZ軸方向の駆動軸11が軸受9,10により回転
可能に軸承され、駆動軸11の左端に一体の傘歯車12が刻
設されている。そして傘歯車12は、駆動軸11に対して直
角かつX軸に対して垂直な中間軸15上端の一体の傘歯車
16と噛合され、中間軸15は軸受13,14により回転可能に
軸承されており、中間軸15の略中央にはすば歯車17が嵌
着されている。更に枠体8には回転工具18(以下工具軸
と呼ぶ)がZ軸に対して所定の角度θを有し、工具軸18
に嵌着されるはすば歯車21の歯巾の中央の軸心のa点
が、中間軸15に嵌着されるはすば歯車17の歯巾の中央の
軸心のb点を通るX軸線上において交叉するよう軸受1
9,20により回転可能に軸承されており、工具軸18に嵌着
されるはすば歯車21が歯車17と噛合され、駆動軸11の回
転で工具軸18が回転されるようになっている。工具軸18
は上端部に口元がテーパ穴18aに形成された中心穴を有
し、テーパ穴18aに嵌挿されるコレットブッシュ25によ
りホブ23のアーバー24をクランプするようになってい
る。工具軸18の角度θは例えば平歯車加工用の場合には
ホブ23のリード角に対応する所定角度とされ、はすば歯
車加工用の場合にはリード角の加工歯車の捻じれ角が合
成された所定角度とされている。
更に駆動軸11の右端部にはクラッチ26Aが嵌着されてお
り、クラッチ26Aは刃物台4のタレット割出位置に回転
可能に設けられたZ軸方向の回転軸27先端に嵌着される
クラッチ26Bと掛け外し自在に係合され、回転軸27はシ
ンクロベルト28を介して刃物台4固定のNCにより回転制
御されるモータ29により回転され、モータ29はNCにより
図示しない主軸モータと一定公比で同期回転制御される
ようになっている。またはすば歯車切削に備え、主軸回
転はZ軸の送りに対して一定比率で増減できるようにな
っている。
続いて本実施例の作用について説明する。チャック3に
把持された工作物Wの旋削加工が終わり、歯車生地が完
成すると、所定の退避位置に位置決めされた刃物台4の
タレット5が旋回して歯車加工ユニット6が切削位置に
割出され、タレットのクランプが行われ、同時にクラッ
チ26A,26Bが係合する。刃物台4がZ軸方向主軸2側へ
移動してZ軸方向の切削開始位置に位置決めされたの
ち、X軸方向工作物側に移動してホブ23が工作物に対し
て歯丈に対応する所定の切込量が得られるX軸方向の切
削開始位置に位置決めされる。次いで主軸2が回転さ
れ、モータ29が回転し、シンクロベルト28を介して回転
軸27が回転され、更にクラッチ28A,26Bを介してユニッ
ト6の駆動軸11が回転され、傘歯車12,16を介して中間
軸が回転され、更にはすば歯車17,18を介してホブ23の
リード角対応の所定θを有する工具軸18に装着されるホ
ブ23が主軸2と一定公比を有して回転され、刃物台4の
Z軸方向主軸側への切削送りで歯切加工が行われる。
またはすば歯車切削の場合には、ホブ23のリード角と加
工歯車の捻じれ角との合成角対応の所定角θを有する歯
切加工ユニットが用いられ、Z軸方向の送りに対応して
一定の比率で主軸回転を増減させるように回転制御して
加工を行う。
尚ホブの代わりに研削砥石を取付けて歯研削加工を行う
ことも可能である。
発明の効果 本発明は上記のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。刃物台タレットの回転工具取付けステ
ーションに歯車加工ユニットを取付けて、主軸と回転工
具軸を一定公比で同期回転させ、刃物台のX軸方向の位
置決めで切込量を設置して、Z軸方向の切削送りで平歯
車の創成加工を行うようになし、更にZ軸方向の送りに
対して主軸回転を増減させ得るようにしてはすば歯車の
創成加工を行うようになしたので、NC旋盤の汎用性を損
なうことなく1台の機械で素材から歯切まで一貫して行
うことが可能となり、全体的な工程時間を大幅に短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は歯車加工ユニットを装着した複合加工NC旋盤の
構成説明用部分図、第2図は中間軸軸心のb点を通るX
軸線上において軸心のa点が交叉して回転工具軸が主軸
軸心方向に対し角度θを有する歯車加工ユニットの展開
断面図、第3図は歯車加工ユニットの断面図である。 2……主軸、5……刃物台タレット 6……歯車加工ユニット、18……回転工具軸 23……ホブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃物台タレット(5)の回転工具取付ステ
    ーションに着脱可能に取付けられ刃物台(4)の切込送
    り方向に対する直角面上で主軸軸心に対して所定の角度
    θを有する回転工具軸(18)を備える歯車加工ユニット
    (6)と、主軸(2)と前記回転工具軸とを一定の公比
    で回転させる同期回転手段とを含んでなり、回転工具軸
    にホブ(23)を取付けることにより歯車創成加工を可能
    としたことを特徴とする複合加工NC旋盤。
  2. 【請求項2】同期回転手段は主軸軸心方向の送りに対し
    て主軸回転を一定の比率で増減させ得るものである、は
    すば歯車創成加工を可能としたことを特徴とする請求項
    1記載の複合加工NC旋盤。
JP63303486A 1988-11-30 1988-11-30 複合加工nc旋盤 Expired - Fee Related JPH0753323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63303486A JPH0753323B2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 複合加工nc旋盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63303486A JPH0753323B2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 複合加工nc旋盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02152718A JPH02152718A (ja) 1990-06-12
JPH0753323B2 true JPH0753323B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=17921533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63303486A Expired - Fee Related JPH0753323B2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 複合加工nc旋盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753323B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4712136B2 (ja) * 1998-04-20 2011-06-29 株式会社ツガミ 主軸台移動形cnc自動旋盤
JP2002028821A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Ogasawara Precision Engineering:Kk 歯車の加工方法および加工装置
DE102009008122B4 (de) * 2009-02-09 2012-04-05 Deckel Maho Pfronten Gmbh Werkzeugmaschine zum Bearbeiten eines Werkstücks durch Zerspanen und Verfahren zum Fertigen eines eine Verzahnung aufweisenden Werkstücks durch Wälzfräsen
CN101961801B (zh) * 2010-09-02 2013-07-24 王延忠 一种面齿轮滚齿加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02152718A (ja) 1990-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4316850B2 (ja) 複合加工工作機械における加工方法
JP2001198702A (ja) 複合加工機
JPH0794094B2 (ja) 工作機械
JP2002103139A (ja) 歯車研削加工方法、並びに歯車研削用タレットヘッド及び歯車研削工具
JPH05200614A (ja) フライス盤用切削工具及びカッタヘッド
JP2000141129A (ja) 歯切り装置を備えたマシニングセンタ
JPH0753323B2 (ja) 複合加工nc旋盤
JPH0871803A (ja) 開先加工装置
JP2678838B2 (ja) 複合加工nc旋盤
JPS5916882B2 (ja) 旋盤刃物台
JPH1015703A (ja) 多機能旋盤
JP2002011616A (ja) 歯切工具及び歯切加工方法
JP2657720B2 (ja) アタッチメントによる斜め穴加工時の回転工具の角度割出し方法
JPH09500333A (ja) Cnc自動旋盤のワークの機械加工方法及びcnc自動旋盤
US3835516A (en) Machine tool with indexible tool support
JP2521552B2 (ja) オフセット穴加工装置
CN219465366U (zh) 数控伺服凸轮结合式车铣复合走心机
JP2019076974A (ja) 旋盤用工具ホルダ及びこの工具ホルダを備えた旋盤
JP2538352B2 (ja) 回転工具アタツチメントのオフセツト機構
JP3224964B2 (ja) Nc旋盤
JPH01306102A (ja) Y軸機能付複合刃物台及びその加工方法
JPH01210256A (ja) 複合nc旋盤
JPS6357101A (ja) Nc付多軸自動盤
JP2007061937A (ja) 2主軸3タレット旋盤
JPS6157125B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees