JPS641539Y2 - - Google Patents

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JPS641539Y2
JPS641539Y2 JP10121583U JP10121583U JPS641539Y2 JP S641539 Y2 JPS641539 Y2 JP S641539Y2 JP 10121583 U JP10121583 U JP 10121583U JP 10121583 U JP10121583 U JP 10121583U JP S641539 Y2 JPS641539 Y2 JP S641539Y2
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JP
Japan
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lever
clutch
base frame
actuator
link
Prior art date
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JP10121583U
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JPS608529U (ja
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Publication of JPS608529U publication Critical patent/JPS608529U/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は流体圧アクチユエータにより摩擦クラ
ツチ機構を作動させる車両用クラツチ装置に関す
るものである。
[従来の技術] 例えば、平行歯車式変速機を用いた自動変速装
置を搭載した車両には自動クラツチ機構が用いら
れている。すなわち、第1図に示すように、クラ
ツチ機構3と平行歯車式変速機4の変速レバー1
4とにそれぞれ流体圧アクチユエータ43,1
3,14を連結し、かつ電子制御装置によつて運
転者が行うと同様の操作を自動的に行うようにし
たものが提案されている。
クラツチ機構3のレリーズレバーを支持する回
動軸28にクラツチアーム29が固定支持され、
このクラツチアーム29と変速機4のケース側に
回動可能に支持したレバー35とがリンク31を
もつて連結され、前記レバー35が流体圧アクチ
ユエータ43によつて駆動されるようになつてい
る。
ところで、クラツチ機構の接続動作はクラツチ
アーム29の僅かな回動によつて微妙な影響を受
けるから、クラツチアーム29と流体圧アクチユ
エータ43を連結するリンク機構にはガタがな
く、しかも最適の位置に連結されなければならな
い。
従来、このようなリンク機構の初期セツト位置
を決めるために、流体圧アクチユエータ43のス
トロークを測定し、クラツチ摩擦板の摩耗に対す
る余裕ストロークを残した位置に固定して組付け
るようになつており、このような組付け調整には
多大の手数と時間を要していた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的はクラツチ機構を接続・遮断する
クラツチアームと流体圧アクチユエータとを連結
するリンク機構の簡単で、正確な組付け位置が得
られる車両用クラツチ装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はア
クチユエータにより回動可能に基枠に軸支持した
レバーと基枠とに設けたピン穴に、レバーを基枠
の所定位置に保持する仮止めピンを挿通し、レバ
ーとばねによりクラツチ遮断方向に回動付勢され
るクラツチアームとの間に伸縮調整可能のリンク
を連結するものである。
[作用] ばね33の設定荷重はクラツチアーム29をク
ラツチ遮断方向に回転付勢し、クラツチアーム2
9の遊びを吸収するが、プレツシヤプレートを後
退させる力には及ばない。一方、アクチユエータ
43により駆動されるレバー35は、レバー35
のピン穴36と基枠39のピン穴に挿通した仮止
めピンにより所定位置に保持される。したがつ
て、リンク31を所定長さに調整したうえで、レ
バー35とクラツチアーム29に連結すれば、ア
クチユエータ43のピストンの初期位置が正確に
設定される。
[考案の実施例] 本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、
第2図に示すように、クラツチ機構3は機関2の
クランクシヤフト21に結合されたフライホイー
ル22に対して、変速機の入力軸と連結される出
力軸26にスプライン嵌合支持した摩擦板23
を、ダイアフラムばね20により付勢されるプレ
ツシヤプレート24を介して押付けて回転結合を
得るようになつており、クラツチ機構3のケース
39に回動軸28をもつて支持したレリーズレバ
ー27を図において時計方向に回動し、レリーズ
軸受25を左方へ押付けることによつてダイアフ
ラムばね20の外周部を図において右方へ移動
し、プレツシヤプレート23へのばね力を解除す
ることによりクラツチを遮断し得るようになつて
いる。
本考案によれば、回動軸28にクラツチアーム
29が固定支持され、このクラツチアーム29と
基枠、例えば変速機のケース39との間に所定の
荷重をもつ弱いばね33が掛け渡される。一方、
変速機のケース39には支軸38をもつてレバー
35が回動可能に支持され、この中間部分が流体
圧アクチユエータ43のロツド40とピン37を
もつて連結される。
流体圧アクチユエータ43はシリンダ42と、
このシリンダ42の内部に摺動可能に嵌装したピ
ストン41と、このピストン41に一端を結合し
たピストンロツド40とからなつており、ピスト
ンロツド40が上述のようにレバー35の中間部
分に連結されている。
レバー35の端部とクラツチアーム29の端部
とに、リンク31がピン34,30をもつて連結
される。リンク31は公知のターンバツクルなど
の長さ調節機構32を備えている。
本考案によれば、流体圧アクチユエータ43の
シリンダ42を支持するケース39に対して、ロ
ツド40に連結されるレバー35の位置を位置決
めするために、レバー35の中間部分にピン穴3
6を設けるとともに、基枠ないし変速機のケース
39に前記ピン穴36に対応するピン穴(図示せ
ず)を設ける。レバー35のピン穴36とケース
39のピン穴(図示せず)とに仮止めピンを挿入
することによつて、流体圧アクチユエータ43の
ロツド40の位置およびレバー35の位置が設定
される。
また、クラツチ機構3のクラツチアーム29
は、摩擦板23が完全に接続された状態にあつ
て、かつクラツチ解除方向にガタがないようにば
ね33の力により付勢される。
このようにして、クラツチアーム29とレバー
35との位置が設定されるから、長さ調節機構3
2によつてリンク31の長さを調節したうえ、ピ
ン30,34をもつてクラツチアーム29とレバ
ー35との間に連結すれば、流体圧アクチユエー
タ43とクラツチ機構3のクラツチアーム29と
のリンク機構が所定の位置に連結されることとな
る。そして、穴36から仮止めピンを抜き取れば
流体圧アクチユエータ43によるクラツチ機構3
の遮断・接続に最適の動作が得られる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、アクチユエータにより
回動可能に基枠に軸支持したレバーと基枠とに設
けたピン穴に、レバーを基枠の所定位置に保持す
る仮止めピンを挿通し、レバーとばねによりクラ
ツチ遮断方向に回動付勢されるクラツチアームと
の間に伸縮調整可能のリンクを連結するものであ
るから、クラツチアームの遊びが取り除かれる一
方、アクチユエータにより駆動されるアームが基
枠の所定位置に保持されるので、クラツチアーム
とレバーとを連結するリンクの長さを調節したう
えで両者の間に連結すれば、リンクの長さの調整
も簡単であり、レバーを駆動するアクチユエータ
の初期位置が正確に設定され、電子制御装置によ
るアクチユエータの精密な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用クラツチ装置が採
用される自動変速機の概略構成を示す平面図、第
2図は本考案に係る車両用クラツチ装置の平面図
である。 3:クラツチ機構、20:ダイアフラムばね、
22:フライホイール、23:摩擦板、24:プ
レツシヤプレート、26:出力軸、27:レリー
ズレバー、28:回動軸、29:クラツチアー
ム、31:リンク、32:長さ調節機構、33:
ばね、35:レバー、36:ピン穴、38:支
軸、39:ケース、43:流体圧アクチユエー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクチユエータにより回動可能に基枠に軸支持
    したレバーと基枠とに設けたピン穴に、レバーを
    基枠の所定位置に保持する仮止めピンを挿通し、
    レバーとばねによりクラツチ遮断方向に回動付勢
    されるクラツチアームとの間に伸縮調整可能のリ
    ンクを連結することを特徴とする車両用クラツチ
    装置。
JP10121583U 1983-06-30 1983-06-30 車両用クラツチ装置 Granted JPS608529U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10121583U JPS608529U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 車両用クラツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10121583U JPS608529U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 車両用クラツチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS608529U JPS608529U (ja) 1985-01-21
JPS641539Y2 true JPS641539Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30239106

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JP10121583U Granted JPS608529U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 車両用クラツチ装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040052042A (ko) * 2002-12-13 2004-06-19 현대자동차주식회사 차량용 클러치의 유압식 조작기구
JP4586346B2 (ja) * 2003-09-26 2010-11-24 アイシン精機株式会社 クラッチアクチュエータの組付け方法、及び電子制御装置
JP5482264B2 (ja) * 2010-02-09 2014-05-07 いすゞ自動車株式会社 車両用エアコンプレッサの自動空回り防止装置

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Publication number Publication date
JPS608529U (ja) 1985-01-21

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