JPS6412429B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6412429B2 JPS6412429B2 JP16230380A JP16230380A JPS6412429B2 JP S6412429 B2 JPS6412429 B2 JP S6412429B2 JP 16230380 A JP16230380 A JP 16230380A JP 16230380 A JP16230380 A JP 16230380A JP S6412429 B2 JPS6412429 B2 JP S6412429B2
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- JP
- Japan
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- station
- telephone
- line
- trunk
- circuit
- Prior art date
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 57
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 35
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 33
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 9
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 8
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/0016—Arrangements providing connection between exchanges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動電話交換機の通話路復旧制御方式
に関する。
に関する。
我が国の市外電話交換の歴史をふりかえつてみ
ると、まず手動待時式に始まり手動即時式を経て
自動即時式への道を辿り、つい最近になつてよう
やく全国自動化が完成したばかりである。この理
由はとりもなおさず、電話加入者へのサービスの
向上が求められたことはいうまでもないが、交換
接続の迅速化および省力化ならびに通信の秘密の
保障が求められたからである。ところが近年この
市外電話交換の全国自動化の完成を契機に、さら
に電話加入者へのサービスの向上をはかるため、
自動コレクトコールを市外電話交換に導入しよう
とする気運にもある。しかし、従来の我が国の自
動電話交換機の通話路の復旧制御方式は所謂発信
電話機の制御による発信者復旧制御方式であつ
て、この発信者復旧制御方式は着信電話機に通話
料金が賦課されるコレクトコールにはなじまな
い。その理由は、自動電話交換機の通話路の復旧
の制御は通話料金が賦課される側の電話機に従う
べきであつて、自動コレクトコールの場合におい
ては、通話路の復旧制御は発信電話機に従うべき
ではなくて、当然着信電話機に従わねば不合理に
なるからである。この点が自動コレクトコールを
市外電話交換に導入する場合の問題点になる。
ると、まず手動待時式に始まり手動即時式を経て
自動即時式への道を辿り、つい最近になつてよう
やく全国自動化が完成したばかりである。この理
由はとりもなおさず、電話加入者へのサービスの
向上が求められたことはいうまでもないが、交換
接続の迅速化および省力化ならびに通信の秘密の
保障が求められたからである。ところが近年この
市外電話交換の全国自動化の完成を契機に、さら
に電話加入者へのサービスの向上をはかるため、
自動コレクトコールを市外電話交換に導入しよう
とする気運にもある。しかし、従来の我が国の自
動電話交換機の通話路の復旧制御方式は所謂発信
電話機の制御による発信者復旧制御方式であつ
て、この発信者復旧制御方式は着信電話機に通話
料金が賦課されるコレクトコールにはなじまな
い。その理由は、自動電話交換機の通話路の復旧
の制御は通話料金が賦課される側の電話機に従う
べきであつて、自動コレクトコールの場合におい
ては、通話路の復旧制御は発信電話機に従うべき
ではなくて、当然着信電話機に従わねば不合理に
なるからである。この点が自動コレクトコールを
市外電話交換に導入する場合の問題点になる。
本発明の目的は上記の問題点を解決した新規な
通話路復旧制御方式を提供することにある。
通話路復旧制御方式を提供することにある。
本発明の通話路復旧制御方式は、局間中継線を
介して接続される発信局と着信局とを含み前記発
信局の発信電話機と前記着信局の着信電話機とを
接続する通話路の復旧を制御する通話路復旧制御
方式において、 前記着信局から前記局間中継線を介して送入さ
れる第1の信号を受信する第1の受信回路と該第
1の受信回路によつて受信された前記第1の信号
と前記発信局の市外帯域番号とを照合する照合回
路と該照合回路によつて前記第1の信号と前記発
信局の市外帯域番号とが合致すると判定されると
き前記局間中継線を介して前記着信局に第2の信
号を送出する送出回路とを前記発信局に備え、 また前記第2の信号を受信する第2の受信回路
と、該第2の受信回路の受信結果に基き前記通話
路の復旧制御方式を発信者復旧制御方式から着信
者復旧制御方式に切替える切替手段を着信局に備
えることを特徴とする。
介して接続される発信局と着信局とを含み前記発
信局の発信電話機と前記着信局の着信電話機とを
接続する通話路の復旧を制御する通話路復旧制御
方式において、 前記着信局から前記局間中継線を介して送入さ
れる第1の信号を受信する第1の受信回路と該第
1の受信回路によつて受信された前記第1の信号
と前記発信局の市外帯域番号とを照合する照合回
路と該照合回路によつて前記第1の信号と前記発
信局の市外帯域番号とが合致すると判定されると
き前記局間中継線を介して前記着信局に第2の信
号を送出する送出回路とを前記発信局に備え、 また前記第2の信号を受信する第2の受信回路
と、該第2の受信回路の受信結果に基き前記通話
路の復旧制御方式を発信者復旧制御方式から着信
者復旧制御方式に切替える切替手段を着信局に備
えることを特徴とする。
次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施例の中継方式図、第2図
は本発明の実施例の発信トランクのブロツク図、
第3図は本発明の実施例の発信トランクの監視回
路の主要部の回路図、第4図は本発明の実施例の
着信トランクのブロツク図、第5図は本発明の実
施例の着信トランクの監視回路の主要部の回路図
である。
は本発明の実施例の発信トランクのブロツク図、
第3図は本発明の実施例の発信トランクの監視回
路の主要部の回路図、第4図は本発明の実施例の
着信トランクのブロツク図、第5図は本発明の実
施例の着信トランクの監視回路の主要部の回路図
である。
第1図において、1は発信局、2は着信局、3
は市外交換網、4は発信局1と市外交換網3とを
接続する局間中継線、5は着信局2と市外交換網
3とを接続する局間中継線、10は発信局交換
機、11は発信電話機、12は発信トランク、1
3は発信トランク12から通話線1cを経由して
発信局1から送出され、局間中継線4を介して市
外交換網3に送入される市外帯域番号を並列に受
信計数するレジスタ、14はレジスタ13で受信
計数される市外帯域番号を通話度数登算時間情報
に変換するトランスレータ、15は発信局交換機
10を制御するマーカ、1aは発信局交換機10
と発信トランク12との間の通話線(両者間の制
御線を含む。)、1bは発信トランク12とレジス
タ13との間の制御線(両者間の信号線を含
む。)、1cは発信トランク12と局間中継線4と
の間の通話線(両者間の制御線を含む。)20は
着信局交換機、21は着信電話機、22は着信ト
ランク、23は着信トランク22から通話線2c
を経由して着信局2送出され、局間中継線5、市
外交換網3および局間中継線4を介して発信局1
に送入される市外帯域番号を並列受信計数するレ
ジスタ、24はレジスタ23で受信計数される市
外帯域番号を通話度数登算時間情報に変換するト
ランスレータ、25は着信局交換機20を制御す
るマーカ、2aは着信局交換機20と着信トラン
ク22との間の通話線(両者間の制御線を含
む。)、2bは着信トランク22とレジスタ23と
の間の制御線(両者間の信号線を含む。)2cは
着信トランク22と局間中継線5との間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、2dは着信トランク
22とマーカ25との間の制御線で、また第2図
において、120は監視回路、121はハイブリ
ツド回路、122は受信回路、123は照合回
路、124は切替回路、125は送信回路、12
aは監視回路120と通話線1aとの間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、12bは監視回路1
20と制御線1bとの間の制御線(両者間の信号
線を含む。)、12cは監視回路120と通話線1
cとの間の制御線、12dは監視回路120とハ
イブリツド回路121との間の通話線、12eは
監視回路120と照合回路123との間の制御
線、12fは切替回路124と通話線1cとの間
の通話線(送話側)、12gはハイブリツド回路
121と通話線1cとの間の通話線(受話側)
で、また第3図において、1200は通話度数登
算パルス発生回路で、また第4図において、22
0は監視回路、221はハイブリツド回路、22
2は受信回路、226はハイブリツド回路、22
aは監視回路220と通話線2aとの間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、22bは監視回路2
20と制御線2bとの間の制御線、22cは監視
回路220と通話線2cとの間の制御線、22d
は監視回路220とハイブリツド回路221との
間の通話線、22eは監視回路220と受信回路
222との間の制御線、22fはハイブリツド回
路226と通話線2cとの間の通話線(送話側)、
22gはハイブリツド回路221と通話線2cと
の間の通話線(受話側)、22hは監視回路20
0と制御線2dとの間の制御線、22iはハイブ
リツド回路226と制御線2bとの間の信号線
で、また第5図において、220は通話度数登算
パルス発生回路、2201は呼出信号電源回路で
ある。
は市外交換網、4は発信局1と市外交換網3とを
接続する局間中継線、5は着信局2と市外交換網
3とを接続する局間中継線、10は発信局交換
機、11は発信電話機、12は発信トランク、1
3は発信トランク12から通話線1cを経由して
発信局1から送出され、局間中継線4を介して市
外交換網3に送入される市外帯域番号を並列に受
信計数するレジスタ、14はレジスタ13で受信
計数される市外帯域番号を通話度数登算時間情報
に変換するトランスレータ、15は発信局交換機
10を制御するマーカ、1aは発信局交換機10
と発信トランク12との間の通話線(両者間の制
御線を含む。)、1bは発信トランク12とレジス
タ13との間の制御線(両者間の信号線を含
む。)、1cは発信トランク12と局間中継線4と
の間の通話線(両者間の制御線を含む。)20は
着信局交換機、21は着信電話機、22は着信ト
ランク、23は着信トランク22から通話線2c
を経由して着信局2送出され、局間中継線5、市
外交換網3および局間中継線4を介して発信局1
に送入される市外帯域番号を並列受信計数するレ
ジスタ、24はレジスタ23で受信計数される市
外帯域番号を通話度数登算時間情報に変換するト
ランスレータ、25は着信局交換機20を制御す
るマーカ、2aは着信局交換機20と着信トラン
ク22との間の通話線(両者間の制御線を含
む。)、2bは着信トランク22とレジスタ23と
の間の制御線(両者間の信号線を含む。)2cは
着信トランク22と局間中継線5との間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、2dは着信トランク
22とマーカ25との間の制御線で、また第2図
において、120は監視回路、121はハイブリ
ツド回路、122は受信回路、123は照合回
路、124は切替回路、125は送信回路、12
aは監視回路120と通話線1aとの間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、12bは監視回路1
20と制御線1bとの間の制御線(両者間の信号
線を含む。)、12cは監視回路120と通話線1
cとの間の制御線、12dは監視回路120とハ
イブリツド回路121との間の通話線、12eは
監視回路120と照合回路123との間の制御
線、12fは切替回路124と通話線1cとの間
の通話線(送話側)、12gはハイブリツド回路
121と通話線1cとの間の通話線(受話側)
で、また第3図において、1200は通話度数登
算パルス発生回路で、また第4図において、22
0は監視回路、221はハイブリツド回路、22
2は受信回路、226はハイブリツド回路、22
aは監視回路220と通話線2aとの間の通話線
(両者間の制御線を含む。)、22bは監視回路2
20と制御線2bとの間の制御線、22cは監視
回路220と通話線2cとの間の制御線、22d
は監視回路220とハイブリツド回路221との
間の通話線、22eは監視回路220と受信回路
222との間の制御線、22fはハイブリツド回
路226と通話線2cとの間の通話線(送話側)、
22gはハイブリツド回路221と通話線2cと
の間の通話線(受話側)、22hは監視回路20
0と制御線2dとの間の制御線、22iはハイブ
リツド回路226と制御線2bとの間の信号線
で、また第5図において、220は通話度数登算
パルス発生回路、2201は呼出信号電源回路で
ある。
次に第1図、第2図、第3図、第4図および第
5図を参照して、本発明の実施例を詳しく説明す
る。
5図を参照して、本発明の実施例を詳しく説明す
る。
第1図において、発信局1の発信電話機11か
ら局間中継線4と市外交換網3と局間中継線5と
を経由して着信局2の着信電話機21を呼出す場
合、まず発信電話機11がオフフツクされ、引続
いて着信電話機21の電話番号がダイヤルされ
る。この場合、ダイヤルされる着信電話機21の
電話番号は、市外識別番号と着信局2の市外帯域
番号と着信電話機21の市内番号とからなる。ま
ず発信電話機11で市外識別番号がダイヤルされ
ると、マーカ15は発信局交換機10を制御し、
発信電話機11を通話線1aを経由して発信トラ
ンク12に接続し、さらに通話線1cを経由して
発信トランク12を局間中継線4に接続する。一
方、発信トランク12が発信電話機11に接続さ
れると、発信トランク12は制御線1bを経由し
てレジスタ13(この場合、レジスタ13はダイ
ヤルパルスレジスタであるが、これが可聴周波信
号レジスタであつても本発明の本質に関係するも
のではない。)を捕捉する。次に着信局2の市外
帯域番号がダイヤルされると、発信トランク12
はこの市外帯域番号を中継してレジスタ13に送
出する。レジスタ13はこの市外帯域番号を受信
計数し、トランスレータ14はこの市外帯域番号
を通話度数登算時間情報に変換し、レジスタ13
および制御線1bを経由して発信トランク12に
この情報を送出し、記憶させる。一方、このダイ
ヤルされた市外帯域番号は発信トランク12から
通話線1cを経由して発信局1から送出され、局
間中継線4を介して市外交換網3に送入される。
市外交換網3はこの市外帯域番号を受信計数して
所定の方路、すなわち局間中継線5を選択して、
後続する着信電話機21の市内番号を、この局間
中継線5を介して着信局2に送出する。着信局2
に着信電話機21の市内番号が送入されると、マ
ーカ25は着信局交換機20を制御して、この着
信電話機21を通話線2aと着信トランク22と
通話線2cとを経由して局間中継線5に接続し、
同時に着信電話機21は着信トランク22から送
出される呼出信号を受信し、鳴動する。ここで着
信電話機22がオフフツクされると、はじめて発
信電話機11と着信電話機21との間の通話路が
完成し、また同時に応答信号が着信トランク22
から通話線2cを経由して着信局2から送出され
局間中継線5、市外交換網3および局間中継線4
を介して発信局1に送入される。発信トランク1
2は発信局1に送入されたこの応答信号を通話線
1cを経由して受信して、着信局2の市外帯域番
号に対して設定された通路度数登算時間情報に従
い、発信局1と着信局2との関係で定まる所定の
通話度数の登算を開始する。勿論、ここで、発信
電話機11と着信電話機21との通話の通話料金
を着信電話機21に賦課する場合は、着信電話機
21から発信局1の市外帯域番号(勿論この場
合、市外帯域番号の前位または後位またはその両
方に適当な特殊符号を付加しても差支えない。)
がダイヤルされる(この場合、本発明の実施例に
対する理解を容易にするために、着信電話機21
は押釦ダイヤル電話機であるとする。また、着信
電話機21からダイヤルされる発信局1の市外帯
域番号は、発信電話機11と着信電話機21との
間に行なわれる通話において、口頭によつて、発
信電話機11から着信電話機21に伝達されるも
のであることはいうまでもない。)。着信電話機2
1から発信局1の市外帯域番号をダイヤルするこ
とは、着信電話機21の使用者にとつては煩しい
ことかも知れないが、着信電話機21に通話料金
が賦課されるとなると、着信電話機21の使用者
は通話によつて伝達された発信局1の市外帯域番
号の真偽を、この方法を用いて確認するしか他に
確認の手段がない。ここで着信電話機21からダ
イヤルされた発信局1の市外帯域番号は、そのま
ま着信トランク22および通話線2cを経由して
着信局2から送出され局間中継線5、市外交換網
3および局間中継線4を介して発信局1に送入さ
れ、発信トランク12で受信される。発信トラン
ク12は受信した市外帯域番号を自己の所属する
発信局1の市外帯域番号と照合し、それらが合致
すれば、発信トランク12は確認信号を通話路1
cを経由して発信局1から送出し、局間中継線
4、市外交換網3および局間中継線5を介して着
信局2に送入するとともに、発信電話機11に賦
課すべく登算していた通話度数の登算を停止す
る。この場合、もしこれらが合致しなければ、発
信トランク12での通話度数の登算はそのまま継
続される。一方着信局2では、着信電話機21か
らダイヤルされた発信局1の市外帯域番号は、着
信トランク22から制御線2bを経由してレジス
タ22で受信計数され、トランスレータ24によ
つて通話度数登算時間情報に変換され、またこの
情報はレジスタ22および制御線2bを経由して
着信トランク22に記憶されているので、着信局
2に送入された確認信号が着信トランク22で受
信されると、発信局1の市外帯域番号に対して設
定された通話度数登算時間情報に従い、着信トラ
ンク22は発信局1と着信局2との関係で定まる
所定の通話度数の登算を開始し、この通話度数に
よる通話料金は着信電話機21に賦課される。着
信トランソク22での通話度数の登算は、発信電
話機11と着信電話機21との間の通話が終了
し、両者間の接続が開放されるまで続行する。発
信電話機11と着信電話機21との間の接続の開
放は両者間の通話が終了した後に行なわれる。こ
の接続の開放の方式、すなわち通話路の復旧制御
方式は、特殊の方式を採る。その理由は、通話路
の復旧制御の主導権が、通話料金が賦課される側
の局に存在するようにしなければ不合理であるか
らである。すなわち、上述の確認信号が発信トラ
ンク21から送出されるまでは通話路の復旧制御
方式は発信者復旧制御方式に従い、確認信号が着
信トランク22に受信されてからは通話路の復旧
制御方式は着信者復旧制御方式に従わなければな
らない。この発信者復旧制御方式から着信者復旧
制御方式への切替えについては後述する。
ら局間中継線4と市外交換網3と局間中継線5と
を経由して着信局2の着信電話機21を呼出す場
合、まず発信電話機11がオフフツクされ、引続
いて着信電話機21の電話番号がダイヤルされ
る。この場合、ダイヤルされる着信電話機21の
電話番号は、市外識別番号と着信局2の市外帯域
番号と着信電話機21の市内番号とからなる。ま
ず発信電話機11で市外識別番号がダイヤルされ
ると、マーカ15は発信局交換機10を制御し、
発信電話機11を通話線1aを経由して発信トラ
ンク12に接続し、さらに通話線1cを経由して
発信トランク12を局間中継線4に接続する。一
方、発信トランク12が発信電話機11に接続さ
れると、発信トランク12は制御線1bを経由し
てレジスタ13(この場合、レジスタ13はダイ
ヤルパルスレジスタであるが、これが可聴周波信
号レジスタであつても本発明の本質に関係するも
のではない。)を捕捉する。次に着信局2の市外
帯域番号がダイヤルされると、発信トランク12
はこの市外帯域番号を中継してレジスタ13に送
出する。レジスタ13はこの市外帯域番号を受信
計数し、トランスレータ14はこの市外帯域番号
を通話度数登算時間情報に変換し、レジスタ13
および制御線1bを経由して発信トランク12に
この情報を送出し、記憶させる。一方、このダイ
ヤルされた市外帯域番号は発信トランク12から
通話線1cを経由して発信局1から送出され、局
間中継線4を介して市外交換網3に送入される。
市外交換網3はこの市外帯域番号を受信計数して
所定の方路、すなわち局間中継線5を選択して、
後続する着信電話機21の市内番号を、この局間
中継線5を介して着信局2に送出する。着信局2
に着信電話機21の市内番号が送入されると、マ
ーカ25は着信局交換機20を制御して、この着
信電話機21を通話線2aと着信トランク22と
通話線2cとを経由して局間中継線5に接続し、
同時に着信電話機21は着信トランク22から送
出される呼出信号を受信し、鳴動する。ここで着
信電話機22がオフフツクされると、はじめて発
信電話機11と着信電話機21との間の通話路が
完成し、また同時に応答信号が着信トランク22
から通話線2cを経由して着信局2から送出され
局間中継線5、市外交換網3および局間中継線4
を介して発信局1に送入される。発信トランク1
2は発信局1に送入されたこの応答信号を通話線
1cを経由して受信して、着信局2の市外帯域番
号に対して設定された通路度数登算時間情報に従
い、発信局1と着信局2との関係で定まる所定の
通話度数の登算を開始する。勿論、ここで、発信
電話機11と着信電話機21との通話の通話料金
を着信電話機21に賦課する場合は、着信電話機
21から発信局1の市外帯域番号(勿論この場
合、市外帯域番号の前位または後位またはその両
方に適当な特殊符号を付加しても差支えない。)
がダイヤルされる(この場合、本発明の実施例に
対する理解を容易にするために、着信電話機21
は押釦ダイヤル電話機であるとする。また、着信
電話機21からダイヤルされる発信局1の市外帯
域番号は、発信電話機11と着信電話機21との
間に行なわれる通話において、口頭によつて、発
信電話機11から着信電話機21に伝達されるも
のであることはいうまでもない。)。着信電話機2
1から発信局1の市外帯域番号をダイヤルするこ
とは、着信電話機21の使用者にとつては煩しい
ことかも知れないが、着信電話機21に通話料金
が賦課されるとなると、着信電話機21の使用者
は通話によつて伝達された発信局1の市外帯域番
号の真偽を、この方法を用いて確認するしか他に
確認の手段がない。ここで着信電話機21からダ
イヤルされた発信局1の市外帯域番号は、そのま
ま着信トランク22および通話線2cを経由して
着信局2から送出され局間中継線5、市外交換網
3および局間中継線4を介して発信局1に送入さ
れ、発信トランク12で受信される。発信トラン
ク12は受信した市外帯域番号を自己の所属する
発信局1の市外帯域番号と照合し、それらが合致
すれば、発信トランク12は確認信号を通話路1
cを経由して発信局1から送出し、局間中継線
4、市外交換網3および局間中継線5を介して着
信局2に送入するとともに、発信電話機11に賦
課すべく登算していた通話度数の登算を停止す
る。この場合、もしこれらが合致しなければ、発
信トランク12での通話度数の登算はそのまま継
続される。一方着信局2では、着信電話機21か
らダイヤルされた発信局1の市外帯域番号は、着
信トランク22から制御線2bを経由してレジス
タ22で受信計数され、トランスレータ24によ
つて通話度数登算時間情報に変換され、またこの
情報はレジスタ22および制御線2bを経由して
着信トランク22に記憶されているので、着信局
2に送入された確認信号が着信トランク22で受
信されると、発信局1の市外帯域番号に対して設
定された通話度数登算時間情報に従い、着信トラ
ンク22は発信局1と着信局2との関係で定まる
所定の通話度数の登算を開始し、この通話度数に
よる通話料金は着信電話機21に賦課される。着
信トランソク22での通話度数の登算は、発信電
話機11と着信電話機21との間の通話が終了
し、両者間の接続が開放されるまで続行する。発
信電話機11と着信電話機21との間の接続の開
放は両者間の通話が終了した後に行なわれる。こ
の接続の開放の方式、すなわち通話路の復旧制御
方式は、特殊の方式を採る。その理由は、通話路
の復旧制御の主導権が、通話料金が賦課される側
の局に存在するようにしなければ不合理であるか
らである。すなわち、上述の確認信号が発信トラ
ンク21から送出されるまでは通話路の復旧制御
方式は発信者復旧制御方式に従い、確認信号が着
信トランク22に受信されてからは通話路の復旧
制御方式は着信者復旧制御方式に従わなければな
らない。この発信者復旧制御方式から着信者復旧
制御方式への切替えについては後述する。
次に本発明の実施例の発信トランクを第2図お
よび第3図を参照してさらに詳しく説明する。ま
ず発信電話機11が発信トランク12に接続され
ると、発信電話機11の直流環路は通話線1aお
よび通話線12aを経由して監視回路120に延
長接続され、監視回路120のリレーAO、続い
てリレーBOが動作する。リレーAOおよびリレ
ーBOが動作すると、監視回路120は、制御線
12bおよび制御線1bを経由してレジスタ13
を捕捉する。また監視回路120は発信電話機1
1の通話路を通話線12dおよびハイブリツド回
路121から、送話側は切替回路124および通
話線12fを、受話側は通話線12gを経由して
通話線1cに延長接続し、一方においては、ライ
ン信号線を制御線12cを経由して通話線1cに
延長接続し、局間中継線4を介して市外交換網3
を捕捉する。次に発信電話機11から着信局2の
市外帯域番号がダイヤルされると、この市外帯域
番号は制御線12c、通話線1cを経由して発信
局1から送出され、局間中継線4を介して市外交
換網3に送入されるとともに、制御線12bおよ
び制御線1bを経由してレジスタ13で並列受信
計数される。レジスタ13で受信計数されたこの
市外帯域番号はトランスレータ14で通話度数登
算時間情報に変換され、この情報は再びレジスタ
13、制御線1bおよび制御線12bを経由して
通話度数登算パルス発生回路1200に記憶され
る。着信局2の市外帯域番号に引続き着信電話機
21の市内番号がダイヤルされ、着信電話機21
への接続動作が終了し、着信電話機21がオフフ
ツクされて、着信トランク22から応答信号が送
出されると、この応答信号は通話線2cを経由し
て着信局2から送出され、局間中継線5、市外交
換網3および局間中継線4を介して発信局1に送
入され、通話線1cおよび制御線12cを経由し
て監視回路のリレーJO、続いてリレーKOを動作
させる。リレーJOが動作すればリレーJAOが動
作し、通話度数登算パルス発生回路1200をリ
レーPOに接続し、発信トランク12は通話度数
の登算を開始する。ここで、通話料金の賦課を発
信電話機11から着信電話機21に切替える場
合、着信電話機21から発信局1の市外帯域番号
がダイヤルされる。この市外帯域番号は着信トラ
ンク22から通話線2cを経由して着信局2から
送出され、局間中継線5、市外交換網3および局
間中継線4を介して発信局1に送入され、通話線
1c、通話線12gおよびハイブリツド回路12
1を経由して受信回路122で受信される。受信
された市外帯域番号は照合回路123で、そこに
登録されている発信局1の市外帯域番号と照合さ
れ、これらが合致すると、制御線12eを経由し
て監視回路120のリレーTOが動作し、続いて
リレーJAOが復旧し、発信トランク12におけ
る通話度数の登算を停止するとともに、通話路の
復旧制御方式を発信者復旧制御方式から着信者復
旧制御方式に切替える。この切替えは、発信局交
換機10のスイツチの保持が、リレーTOの動作
によつてリレーBO依存からリレーKO依存に切
替えられることで明らかである。一方、照合回路
123は切替回路124を制御し、通話像線12
fをハイブリツド回路121から送信回路125
に所定の時間の間切替え、送信回路125は確認
信号を切替回路124を経由して通話線12fに
送出する。この確認信号は発信トランク12から
通話線1cを経由して発信局1から送出され、局
間中継線4、市外交換網3および局間中継線5を
介して着信局2に送入され、着信トランク22で
受信され、着信トランク22はここで通話度数の
登算を開始する。なお受信回路122がハイブリ
ツド回路121から見て監視回路120と対称の
位置に接続してあるのは、発信電話機11から故
意に発信局1の市外帯域番号がダイヤルされて
も、これを受信回路122で受信できないように
するためである。またここにおいて、受信回路1
22がハイブリツド回路121の監視回路120
に対する平衡結線網回路を構成することも勿論で
ある。
よび第3図を参照してさらに詳しく説明する。ま
ず発信電話機11が発信トランク12に接続され
ると、発信電話機11の直流環路は通話線1aお
よび通話線12aを経由して監視回路120に延
長接続され、監視回路120のリレーAO、続い
てリレーBOが動作する。リレーAOおよびリレ
ーBOが動作すると、監視回路120は、制御線
12bおよび制御線1bを経由してレジスタ13
を捕捉する。また監視回路120は発信電話機1
1の通話路を通話線12dおよびハイブリツド回
路121から、送話側は切替回路124および通
話線12fを、受話側は通話線12gを経由して
通話線1cに延長接続し、一方においては、ライ
ン信号線を制御線12cを経由して通話線1cに
延長接続し、局間中継線4を介して市外交換網3
を捕捉する。次に発信電話機11から着信局2の
市外帯域番号がダイヤルされると、この市外帯域
番号は制御線12c、通話線1cを経由して発信
局1から送出され、局間中継線4を介して市外交
換網3に送入されるとともに、制御線12bおよ
び制御線1bを経由してレジスタ13で並列受信
計数される。レジスタ13で受信計数されたこの
市外帯域番号はトランスレータ14で通話度数登
算時間情報に変換され、この情報は再びレジスタ
13、制御線1bおよび制御線12bを経由して
通話度数登算パルス発生回路1200に記憶され
る。着信局2の市外帯域番号に引続き着信電話機
21の市内番号がダイヤルされ、着信電話機21
への接続動作が終了し、着信電話機21がオフフ
ツクされて、着信トランク22から応答信号が送
出されると、この応答信号は通話線2cを経由し
て着信局2から送出され、局間中継線5、市外交
換網3および局間中継線4を介して発信局1に送
入され、通話線1cおよび制御線12cを経由し
て監視回路のリレーJO、続いてリレーKOを動作
させる。リレーJOが動作すればリレーJAOが動
作し、通話度数登算パルス発生回路1200をリ
レーPOに接続し、発信トランク12は通話度数
の登算を開始する。ここで、通話料金の賦課を発
信電話機11から着信電話機21に切替える場
合、着信電話機21から発信局1の市外帯域番号
がダイヤルされる。この市外帯域番号は着信トラ
ンク22から通話線2cを経由して着信局2から
送出され、局間中継線5、市外交換網3および局
間中継線4を介して発信局1に送入され、通話線
1c、通話線12gおよびハイブリツド回路12
1を経由して受信回路122で受信される。受信
された市外帯域番号は照合回路123で、そこに
登録されている発信局1の市外帯域番号と照合さ
れ、これらが合致すると、制御線12eを経由し
て監視回路120のリレーTOが動作し、続いて
リレーJAOが復旧し、発信トランク12におけ
る通話度数の登算を停止するとともに、通話路の
復旧制御方式を発信者復旧制御方式から着信者復
旧制御方式に切替える。この切替えは、発信局交
換機10のスイツチの保持が、リレーTOの動作
によつてリレーBO依存からリレーKO依存に切
替えられることで明らかである。一方、照合回路
123は切替回路124を制御し、通話像線12
fをハイブリツド回路121から送信回路125
に所定の時間の間切替え、送信回路125は確認
信号を切替回路124を経由して通話線12fに
送出する。この確認信号は発信トランク12から
通話線1cを経由して発信局1から送出され、局
間中継線4、市外交換網3および局間中継線5を
介して着信局2に送入され、着信トランク22で
受信され、着信トランク22はここで通話度数の
登算を開始する。なお受信回路122がハイブリ
ツド回路121から見て監視回路120と対称の
位置に接続してあるのは、発信電話機11から故
意に発信局1の市外帯域番号がダイヤルされて
も、これを受信回路122で受信できないように
するためである。またここにおいて、受信回路1
22がハイブリツド回路121の監視回路120
に対する平衡結線網回路を構成することも勿論で
ある。
次に本発明の実施例の着信トランクを第4図お
よび第5図を参照してさらに詳しく説明する。着
信トランク22の回路の動作は上述の発信トラン
ク12の回路の動作と大部分において類似する。
まず、発信局1から着信局2に着信があり、着信
トランク22が着信電話機21に接続されるとマ
ーカ25の制御によつて、制御線25および制御
線22hを経由して監視回路220のリレー
RTAIが動作するので、呼出信号電源回路220
1が通話線22aおよび通話線2aを経由して着
信電話機21に接続されて、着信電話機21が鳴
動する。着信電話機21がオフフツクされると、
監視回路220のリレーRTIが動作してリレー
RTAIが復旧する。監視回路220のリレー
RTAIが復旧することによつて、着信電話機21
の直流環路は通話線2aおよび通話線22aを経
由してリレーAIに延長接続され、リレーAIが動
作する。リレーAIの動作によつて応答信号が制
御線22cおよび通話線2cを経由して着信局2
から送出され、局間中継線5、市外交換網3およ
び局間中継線4を介して発信局1に送入され、発
信トランク21で受信される。発信トランク21
はこの応答信号を受信して通話度数の登算を開始
する。次に通話料金の賦課を発信電話機11から
着信電話機21に切替えるために、着信電話機2
1(着信電話機21の方式は特に限定されない
が、この本発明の実施例の場合は、理解を容易に
するため、この着信電話機21は押釦ダイヤル電
話機であるとする。)から発信局1の市外帯域番
号がダイヤルされる。この市外帯域番号は通話線
2a、通話線22a、監視回路220、通話線2
2d、ハイブリツド回路221およびハイブリツ
ド回路226を経由して、一方は信号線22iお
よび制御線2bからレジスタ23へ送出され、レ
ジスタ23で受信され、また他方は通話線22f
および通話線2cを経由して着信局2から送出さ
れ、局間中継線5、市外交換網3および局間中継
線4を介して発信局1に送入され、発信トランク
12で受信される。レジスタ23で受信されたこ
の市外帯域番号はトランスレータ24で通話度数
登算時間情報に変換され、この情報はレジスタ2
3および制御線2bおよび制御線22bを経由し
て監視回路220の通話度数登算パルス発生回路
2200に記憶される。一方、発信トランク12
で受信された市外帯域番号は、照合回路123で
発信局1の市外帯域番号と照合され、これらが合
致すれば送信回路125から通路線1cを経由し
て発信局から送出される確認信号を局間中継線
4、市外交換網3および局間中継線5を介し、通
話線2c、通話線22gおよびハイブリツド回路
221を経由して受信回路222で受信し、受信
回路222はこの確認信号を受信することによつ
て制御線22eを経由して監視回路220のリレ
ーTIを動作させる。リレーTIの動作によつて、
通話度数登算パルス発生回路2200がリレー
PIに接続され、着信トランク22が通話度数の
登算を開始するとともに、着信局交換機20のス
イツチの保持がリレーKI依存からリレーBI依存
に切替えられる。すなわち、通話料金の賦課が発
信電話機11から着信電話機21に切替えられる
とともに、通話路の復旧制御方式が発信者復旧制
御方式から着信者復旧制御方式に切替えられる。
よび第5図を参照してさらに詳しく説明する。着
信トランク22の回路の動作は上述の発信トラン
ク12の回路の動作と大部分において類似する。
まず、発信局1から着信局2に着信があり、着信
トランク22が着信電話機21に接続されるとマ
ーカ25の制御によつて、制御線25および制御
線22hを経由して監視回路220のリレー
RTAIが動作するので、呼出信号電源回路220
1が通話線22aおよび通話線2aを経由して着
信電話機21に接続されて、着信電話機21が鳴
動する。着信電話機21がオフフツクされると、
監視回路220のリレーRTIが動作してリレー
RTAIが復旧する。監視回路220のリレー
RTAIが復旧することによつて、着信電話機21
の直流環路は通話線2aおよび通話線22aを経
由してリレーAIに延長接続され、リレーAIが動
作する。リレーAIの動作によつて応答信号が制
御線22cおよび通話線2cを経由して着信局2
から送出され、局間中継線5、市外交換網3およ
び局間中継線4を介して発信局1に送入され、発
信トランク21で受信される。発信トランク21
はこの応答信号を受信して通話度数の登算を開始
する。次に通話料金の賦課を発信電話機11から
着信電話機21に切替えるために、着信電話機2
1(着信電話機21の方式は特に限定されない
が、この本発明の実施例の場合は、理解を容易に
するため、この着信電話機21は押釦ダイヤル電
話機であるとする。)から発信局1の市外帯域番
号がダイヤルされる。この市外帯域番号は通話線
2a、通話線22a、監視回路220、通話線2
2d、ハイブリツド回路221およびハイブリツ
ド回路226を経由して、一方は信号線22iお
よび制御線2bからレジスタ23へ送出され、レ
ジスタ23で受信され、また他方は通話線22f
および通話線2cを経由して着信局2から送出さ
れ、局間中継線5、市外交換網3および局間中継
線4を介して発信局1に送入され、発信トランク
12で受信される。レジスタ23で受信されたこ
の市外帯域番号はトランスレータ24で通話度数
登算時間情報に変換され、この情報はレジスタ2
3および制御線2bおよび制御線22bを経由し
て監視回路220の通話度数登算パルス発生回路
2200に記憶される。一方、発信トランク12
で受信された市外帯域番号は、照合回路123で
発信局1の市外帯域番号と照合され、これらが合
致すれば送信回路125から通路線1cを経由し
て発信局から送出される確認信号を局間中継線
4、市外交換網3および局間中継線5を介し、通
話線2c、通話線22gおよびハイブリツド回路
221を経由して受信回路222で受信し、受信
回路222はこの確認信号を受信することによつ
て制御線22eを経由して監視回路220のリレ
ーTIを動作させる。リレーTIの動作によつて、
通話度数登算パルス発生回路2200がリレー
PIに接続され、着信トランク22が通話度数の
登算を開始するとともに、着信局交換機20のス
イツチの保持がリレーKI依存からリレーBI依存
に切替えられる。すなわち、通話料金の賦課が発
信電話機11から着信電話機21に切替えられる
とともに、通話路の復旧制御方式が発信者復旧制
御方式から着信者復旧制御方式に切替えられる。
以上説明した本発明の実施例は発信局のすべて
の発信トランクおよび着信局のすべての着信トラ
ンクに本発明を実施する場合であるが、本発明を
一部の発信トランクおよび一部の着信トランクの
みに実施することも可能である。この場合は、発
信電話機から特殊番号がダイヤルされて後本発明
を実施した発信トランクが捕捉されるようにすれ
ばよい。またこの場合において、発信トランクに
おける通話度数の登算を着信局の市外帯域に無関
係の定額方式とすることもできるし、また着信電
話機がフツクオフされた後所定の時間内に電信電
話機から通話料金賦課の受諾がないとき、すなわ
ち着信電話機から発信局の市外帯域番号がダイヤ
ルされないとき、いいかえれば発信局が着信局か
ら第1の信号を受信しないときには、発信トラン
クから着信トランクに確認信号を送出することな
く、いいかえれば発信局から着信局に第2の信号
を送出することなく、発信電話機と着信電話機と
の間の接続を強制的に切断復旧するようにするこ
ともできる。この方式の場合には、特殊番号で捕
捉されれる発信トランクに、着信トランクから応
答信号を受信して後所定数の通話度数登算パルス
を発生する回路と着信トランクから応答信号を受
信してからの時間を計数する回路と着信トランク
から応答信号を受信してから所定の時間内に着信
電話機からの通話料金賦課受諾の信号を受信しな
ければこの発信トランクを強制的に復旧させる回
路とを設ければよい。この場合の発信トランク
は、特に回路に明示して説明するまでもなく容易
に理解できるので、詳細な説明は省略する。なお
この方式の場合には、着信局の市外帯域番号とは
無関係に所定数の通話度数登算パルスを発生する
回路を発信トランクが有するから、発信局にレジ
スタおよびトランスレータを設ける必要がないの
はいうまでもない。
の発信トランクおよび着信局のすべての着信トラ
ンクに本発明を実施する場合であるが、本発明を
一部の発信トランクおよび一部の着信トランクの
みに実施することも可能である。この場合は、発
信電話機から特殊番号がダイヤルされて後本発明
を実施した発信トランクが捕捉されるようにすれ
ばよい。またこの場合において、発信トランクに
おける通話度数の登算を着信局の市外帯域に無関
係の定額方式とすることもできるし、また着信電
話機がフツクオフされた後所定の時間内に電信電
話機から通話料金賦課の受諾がないとき、すなわ
ち着信電話機から発信局の市外帯域番号がダイヤ
ルされないとき、いいかえれば発信局が着信局か
ら第1の信号を受信しないときには、発信トラン
クから着信トランクに確認信号を送出することな
く、いいかえれば発信局から着信局に第2の信号
を送出することなく、発信電話機と着信電話機と
の間の接続を強制的に切断復旧するようにするこ
ともできる。この方式の場合には、特殊番号で捕
捉されれる発信トランクに、着信トランクから応
答信号を受信して後所定数の通話度数登算パルス
を発生する回路と着信トランクから応答信号を受
信してからの時間を計数する回路と着信トランク
から応答信号を受信してから所定の時間内に着信
電話機からの通話料金賦課受諾の信号を受信しな
ければこの発信トランクを強制的に復旧させる回
路とを設ければよい。この場合の発信トランク
は、特に回路に明示して説明するまでもなく容易
に理解できるので、詳細な説明は省略する。なお
この方式の場合には、着信局の市外帯域番号とは
無関係に所定数の通話度数登算パルスを発生する
回路を発信トランクが有するから、発信局にレジ
スタおよびトランスレータを設ける必要がないの
はいうまでもない。
以上説明したように本発明は、自動電話交換機
の通話路の復旧制御方式を着信電話機の使用者の
意志で発信者復旧制御方式から着信者復旧制御方
式に切替えることを可能にするので、自動コレク
トコールを市外電話交換に合理的に導入すること
を可能にする効果がある。
の通話路の復旧制御方式を着信電話機の使用者の
意志で発信者復旧制御方式から着信者復旧制御方
式に切替えることを可能にするので、自動コレク
トコールを市外電話交換に合理的に導入すること
を可能にする効果がある。
なお本発明の実施例では、発信局の市外帯域番
号の照合回路を発信局に設けたが、この照合回路
を着信局に設けることも可能である。この場合の
方式の第1の例としては、発信局から着信局への
接続の際に一連の選択信号の末尾に発信局の市外
帯域番号を付加するもので、この発信局の市外帯
域番号を着信局にて受信記憶しておけば、照合回
路を着信局に設けることにより、着信電話機から
ダイヤルされる発信局の市外帯域番号を着信局に
て容易に照合・確認することができる。また第2
の例としては、着信電話機からダイヤルされる発
信局の市外帯域番号を一且着信局で受信・記憶
し、この発信局の市外帯域番号を受信・記憶した
着信局は、続いてこれとは別の信号(この信号は
市外帯域番号に対応して存在するものではない。
これはある一つの信号送出要求信号である。)を
発信局に送出して、発信局にその発信局固有の市
外帯域番号を送出するように要求する。次に発信
局から発信局固有の市外帯域番号が送出され、こ
の市外帯域番号を着信局で受信すれば、第1の例
の場合と同じように、発信局の市外帯域番号を容
易に着信局にて照合・確認することができる。ま
た第2の例の場合として、発信局から“発信局の
市外帯域番”の代りに“トランスレータで変換さ
れ通話度数登算パルス発生回路に記憶されている
通話度数登算時間情報”を送出することも考えう
る。この場合は、“着信電話機からダイヤルされ
る発信局の市外帯域番号を着信局のレジスタで受
信してトランスレータで変換した通話度数登時間
情報”と“発信局から送出される通話度数登算時
間情報”とを照合してもよい。いずれにしても照
合回路を着信局に設けることは、本発明の実施例
から容易に考えることができる。
号の照合回路を発信局に設けたが、この照合回路
を着信局に設けることも可能である。この場合の
方式の第1の例としては、発信局から着信局への
接続の際に一連の選択信号の末尾に発信局の市外
帯域番号を付加するもので、この発信局の市外帯
域番号を着信局にて受信記憶しておけば、照合回
路を着信局に設けることにより、着信電話機から
ダイヤルされる発信局の市外帯域番号を着信局に
て容易に照合・確認することができる。また第2
の例としては、着信電話機からダイヤルされる発
信局の市外帯域番号を一且着信局で受信・記憶
し、この発信局の市外帯域番号を受信・記憶した
着信局は、続いてこれとは別の信号(この信号は
市外帯域番号に対応して存在するものではない。
これはある一つの信号送出要求信号である。)を
発信局に送出して、発信局にその発信局固有の市
外帯域番号を送出するように要求する。次に発信
局から発信局固有の市外帯域番号が送出され、こ
の市外帯域番号を着信局で受信すれば、第1の例
の場合と同じように、発信局の市外帯域番号を容
易に着信局にて照合・確認することができる。ま
た第2の例の場合として、発信局から“発信局の
市外帯域番”の代りに“トランスレータで変換さ
れ通話度数登算パルス発生回路に記憶されている
通話度数登算時間情報”を送出することも考えう
る。この場合は、“着信電話機からダイヤルされ
る発信局の市外帯域番号を着信局のレジスタで受
信してトランスレータで変換した通話度数登時間
情報”と“発信局から送出される通話度数登算時
間情報”とを照合してもよい。いずれにしても照
合回路を着信局に設けることは、本発明の実施例
から容易に考えることができる。
また本発明の実施例では、発信電話機から伝達
される発信局の市外帯域番号の真偽を着信電話機
から確認するために、発信局の市外帯域番号が着
信電話機からダイヤルされたが、もしこの真偽の
確認の必要がない場合には、着信電話機からは通
話料金の賦課受諾のダイヤルをすればよいのであ
つて、この場合は発信局にも着信局にも照合回路
を必要としない。勿論この場合も通話料金の賦課
受諾のダイヤルによつて第1の信号が発信局に送
出され、発信局から第2の信号が送出されるよう
にすることもできるのはいうまでもない。従つ
て、この場合のシステムの構成は本発明の実施例
システムの構成よりも簡潔なものになることは明
らかである。いいかえれば、このシステムは本発
明の実施例から容易に考えることができる。
される発信局の市外帯域番号の真偽を着信電話機
から確認するために、発信局の市外帯域番号が着
信電話機からダイヤルされたが、もしこの真偽の
確認の必要がない場合には、着信電話機からは通
話料金の賦課受諾のダイヤルをすればよいのであ
つて、この場合は発信局にも着信局にも照合回路
を必要としない。勿論この場合も通話料金の賦課
受諾のダイヤルによつて第1の信号が発信局に送
出され、発信局から第2の信号が送出されるよう
にすることもできるのはいうまでもない。従つ
て、この場合のシステムの構成は本発明の実施例
システムの構成よりも簡潔なものになることは明
らかである。いいかえれば、このシステムは本発
明の実施例から容易に考えることができる。
第1図は本発明の実施例の中継方式図、第2図
は本発明の実施例の発信トランクのブロツク図、
第3図は本発明の実施例の発信トランクの監視回
路の主要部の回路図、第4図は本発明の実施例の
着信トランクのブロツク図、第5図は本発明の実
施例の着信トランクの監視回路の主要部の回路図
である。 1……発信局、10……発信局交換機、11…
…発信電話機、12……発信トランク、120,
220……監視回路、1200,2200……通
話度数登算パルス発生回路、121,221,2
26……ハイブリツド回路、122,222……
受信回路、123……照合回路、124……切替
回路、125……送信回路、13,23……レジ
スタ、14,24……トランスレータ、15,2
5……マーカ、1a,1c,12a,12d,1
2f,12g,2a,2c,22a,22d,2
2f,22g……通話線、1b,12b,12
c,12e,2b,2d,22b,22c,22
e,22h……制御線、22i……信号線、2…
…着信局、20……着信局交換機、21……着信
電話機、22……着信トランク、2201……呼
出信号電源回路、3……市外交換網、4,5……
局間中継線。
は本発明の実施例の発信トランクのブロツク図、
第3図は本発明の実施例の発信トランクの監視回
路の主要部の回路図、第4図は本発明の実施例の
着信トランクのブロツク図、第5図は本発明の実
施例の着信トランクの監視回路の主要部の回路図
である。 1……発信局、10……発信局交換機、11…
…発信電話機、12……発信トランク、120,
220……監視回路、1200,2200……通
話度数登算パルス発生回路、121,221,2
26……ハイブリツド回路、122,222……
受信回路、123……照合回路、124……切替
回路、125……送信回路、13,23……レジ
スタ、14,24……トランスレータ、15,2
5……マーカ、1a,1c,12a,12d,1
2f,12g,2a,2c,22a,22d,2
2f,22g……通話線、1b,12b,12
c,12e,2b,2d,22b,22c,22
e,22h……制御線、22i……信号線、2…
…着信局、20……着信局交換機、21……着信
電話機、22……着信トランク、2201……呼
出信号電源回路、3……市外交換網、4,5……
局間中継線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 局間中継線を介して接続される発信局と着信
局とを含み前記発信局の発信電話機と前記着信局
の着信電話機とを接続する通話路の復旧を制御す
る通話路復旧制御方式において、 前記着信局から前記局間中継線を介して送入さ
れる第1の信号を受信する第1の受信回路と該第
1の受信回路によつて受信された前記第1の信号
と前記発信局の市外帯域番号とを照合する照合回
路と該照合回路によつて前記第1の信号と前記発
信局の市外帯域番号とが合致すると判定されると
き前記局間中継線を介して前記着信局に第2の信
号を送出する送出回路とを前記発信局に備え、 また前記第2の信号を受信する第2の受信回路
と、該第2の受信回路の受信結果に基き前記通話
路の復旧制御方式を発信者復旧制御方式から着信
者復旧制御方式に切替える切替手段を着信局に備
えることを特徴とする通話路復旧制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16230380A JPS5787271A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Channel release control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16230380A JPS5787271A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Channel release control system |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14661287A Division JPS6323458A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 通話路復旧制御方式 |
JP14661387A Division JPS62289044A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 通話料金賦課方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5787271A JPS5787271A (en) | 1982-05-31 |
JPS6412429B2 true JPS6412429B2 (ja) | 1989-02-28 |
Family
ID=15751931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16230380A Granted JPS5787271A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Channel release control system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5787271A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858482B2 (ja) * | 1976-09-03 | 1983-12-26 | 日本「ほ」道株式会社 | 仮設道路 |
JPS5362404A (en) * | 1976-11-17 | 1978-06-03 | Hitachi Ltd | Incoming call charging system |
-
1980
- 1980-11-18 JP JP16230380A patent/JPS5787271A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5787271A (en) | 1982-05-31 |
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