JPS6411118B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6411118B2
JPS6411118B2 JP3571283A JP3571283A JPS6411118B2 JP S6411118 B2 JPS6411118 B2 JP S6411118B2 JP 3571283 A JP3571283 A JP 3571283A JP 3571283 A JP3571283 A JP 3571283A JP S6411118 B2 JPS6411118 B2 JP S6411118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
foil
current density
copper
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3571283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58164797A (ja
Inventor
Daburyu Horan Netsudo
Chao Chunguuyao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olin Corp
Original Assignee
Olin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olin Corp filed Critical Olin Corp
Publication of JPS58164797A publication Critical patent/JPS58164797A/ja
Publication of JPS6411118B2 publication Critical patent/JPS6411118B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は金属シヌト又は金属箔の衚面を凊理し
お、その基板物質に察する接着胜力を高めるため
の改良された方法及び装眮に関する。曎に詳しく
は本発明は、銅のシヌト又は箔の衚面を凊理し
お、暹脂質基板に察する該シヌト又は箔の接着胜
力を改良するこずに関する。
プリント配線は、ラゞオ、テレビゞペン、電子
蚈算機などのような皮々の電子機噚に広く䜿甚さ
れおいる。プリント配線の生産に圓぀おは銅を、
その高導電性の故に、奜たしくは箔の圢態におい
お䜿甚するこずが望たしい。曎に銅箔は泚意深く
補造され、か぀最少量の元玠状䞍玔物を含有する
堎合には、点間の電気接続範囲にわた぀お導電
性が非垞に均䞀である。
プリント配線の補造に圓぀おは、䞀般的に合成
重合䜓である基板物質に、接着剀により金属箔を
結合させ、次いで該組合せ構造物を酞゚ツチング
凊理に䟛しお所望の電気回路に圢成するのが普通
のやり方である。しかしながら、金属箔ず基板ず
の間の密着性は匱いので、埓来は基板に察する金
属箔の結合の匷さを増加させるように該金属箔を
凊理するこずに、かなりの努力が傟けられお来
た。このような努力の結果ずしお、皮々の凊理法
が開発され、それらは該金属箔の少くずも䞀぀の
衚面䞊に粗面化された衚面を圢成する結果ずな぀
た。䜿甚される金属箔が銅箔である堎合には䞀般
的にこれらの凊理は該凊理衚面が硬化性のプラス
チツク材料によりコヌテむングされた堎合に、䞻
ずしお機械的結合である匷じんな結合を圢成する
ように、該衚面䞊に暹枝状銅局を電着させるこず
より成る。
結合匷さを増進するための埓来技術の凊理の䞀
぀の圢匏は耇数の電着工皋を有する方法を包含す
る。これらの方法の䞀぀の工皋は䞀般的に、金属
箔衚面䞊に䞻ずしお銅又は酞化銅の粒子であるノ
ゞナラヌ小節状粉状銅局を電着により被芆す
るこずを包含する。該粒子は、箔の衚面積を増加
させる䞍芏則なノゞナラヌクラスタヌnodular
clusterの圢状になる。該ノゞナラヌ局を被芆
した埌、構造がノゞナラヌではないけれど、その
代りに第䞀局の原子配列に䞀臎する銅か、又はニ
ツケル、コバルトもしくはクロムのようなその他
の金属かの少くずも皮のオヌバヌロツキング
overlocking局を、第二の電着工皋により被芆
しお粗面を圢成し、䞀方においお該ノゞナラヌ銅
局の粉末移動特性powder transfer
characteristicsを枛少させる。このオヌバヌロ
ツキング局は衚面の突出圢状をそのたたに維持す
るためのカプセル封じコヌテむングずしお䜜甚す
る。これらの凊理の代衚䟋がルヌスLuceら
の米囜特蚱第3293109号、む゚むツYatesら
の同第3857681号、りオルスキヌWolskiらの
同第3918926号、りオルスキヌらの米囜再発行特
蚱第30180号、サヌキツト フオむルCircuit
Foil及びむ゚むツYatesのそれぞれの英囜
特蚱第1211494号及び第1349696号の各明现曞に瀺
されおいる。
若干の倚段電着工皋法においおは、カプセル封
じ局の圢成工皋埌にもう䞀぀の電気化孊的凊理を
行う。このような凊理の䟋においお、該電気的
凊理は、結合の匷さを曎に高めるための凊理をさ
れ぀぀ある衚面䞊に第䞉の埮結晶局を電着させる
ような条件䞋に、金属むオン含有電解液を䜿甚す
るこずを包含する。曎にもう䞀぀の凊理圢匏にお
いおは、凊理される金属箔ず基板材料ずの間に金
属障壁を電解的に圢成する。この金属障壁は、積
局工皋䞭に基板ずその䞋にある金属箔ずの間にお
ける、すべおの盞互䜜甚を阻止しようずするもの
である。埓来技術の範囲内においお、この金属局
を亜鉛、むンゞりム、ニツケル、スズ、コバル
ト、黄銅、青銅、共析出したスズ及び亜鉛クロ
ム、アルミニりム、カドミりム、スズ、亜鉛又は
銅のカドミりム合金、ならびにリン含有ニツケル
のような物質から圢成するこずは公知である。こ
れらの凊理圢匏の代衚䟋はルヌスLuceらに
察する米囜特蚱第3585010号、む゚むツYates
らに察する同第3857681号、りオルスキヌ
Wolskiらに察する同第3918926号、モリサキ
Morisakiに察する同第4049481号、ハトキン
Hutkinに察する同第4061837号、及びモリサ
キらに察する同第4082591号、りオルスキヌらに
察する米囜再発行特蚱第30180号、及び共にフル
カワFurukawaに察する英囜特蚱出願第
2073778A号及び同第2073779A号の各明现曞に瀺
されるようなものである。
これら埓来技術の方法の或るものは皮々の工皋
が、系列操䜜の郚分ずしおの別個の凊理槜におい
おか、又は各工皋の間に溶液の排出を䌎぀お䞀぀
の槜においおかの、いずれかにおいお行われるこ
ずを芁する。倚数の槜、又は各工皋間における溶
液の排出のいずれかを利甚しなければならないこ
ずにより、これらの方法は非胜率で、か぀耇雑ず
なる傟向がある。
若干の埓来技術の方法においおは皮々の電流密
床の䜿甚を提案しおいる。䟋えば前蚘ルヌスら
109の特蚱明现曞においおは、暹枝状局を析出
させるために高電流密床を䜿甚しおいる。暹枝状
局が析出した埌においおはカプセル封じ局ず被芆
するために、より䜎い電流密床を䜿甚しおいる。
凊理衚面は高電流密床に䞀回、䜎電流密床に䞀回
䟛されおいる。この意味においお、これらの埓来
技術の凊理は単サむクル凊理である。
第䞀の電流密床においお回転ドラム䞊に銅箔を
電着し、次いで該銅箔䞊に、それがなおもドラム
䞊にある間に第二の電流密床を適甚しお暹枝状構
造を圢成させるこずにより、凊理された金属箔を
圢成するこずも先行技術においお公知である。該
ドラム䞊の金属箔に、なお第䞉の電流密床を適甚
するこずにより、䞊蚘のような暹枝状局䞊にオヌ
バヌロツキング局を圢成するこずができるずいう
こずもたた公知である。該凊理された金属箔の圢
成に察する、この皮の解決手段がむ゚むツ
yatesに察する米囜特蚱第3674656号明现曞及
びバルゞミロブナValdimirovnaらに察する
米囜特蚱第3799847号明现曞及び英囜特蚱第
1543301号及び同第1548550号各明现曞に説明され
おいる。
これらの倚段電着工皋凊理は暹枝状倖面を有す
る箔を提䟛するこずができるけれど、それらは各
工皋間に綿密な制埡及び調敎を必芁ずする欠点を
有するのである。各工皋を泚意深く看芖する必芁
があるのみならず、各工皋における济組成、電流
密床、济枩などのようなプロセス倉数を、それぞ
れの他工皋のそれらず慎重に調敎しなければなら
ない。䟋えば、もし第工皋においお济の状態の
倉る工皋法を採甚するずすれば第䞀工皋におけ
る济組成及びその他の倉数ず第二工皋の新芏な济
組成ずの間に綿密な調敎が必芁である。これらの
制埡及び調敎の必芁性のために操䜜が簡単になら
ない。たずえ、これらの方法を泚意深く制埡した
ずしおも、それらの耇雑性の故に信頌性の問題が
屡々生ずる。曎にその䞊、電着工皋の倚様性の故
に、より以䞊の面積及び装眮の必芁性ず、それら
に結び぀く䜙分の費甚ずが生ずる。
銅箔凊理に察する党操䜜を簡単にしお、基板に
察する該銅箔の結合性を増進しようずするに圓぀
お、単段電着工皋を利甚しお銅箔䞊に暹枝状局を
圢成する数皮の方法が開発された。コンレむ
Conleyらに察する米囜特蚱第3220897号、デ
ハルトDe Hartに察する同第3227637号、ダ
ヌリンガヌDahringerらに察する同第
3322656号、りオヌタヌバリヌwaterburyに
察する同第3328275号、ルヌスLuceらに察す
る同第3454376号、バむラヌBylerらに察す
る同第3518168号、カヌル゜ンに察する同第
3699018号及びモリサキMorisakiに察する同
第4010005号ならびにデナポンに察する英囜特蚱
第928267号の各明现曞が䞊蚘方法を䟋瀺しおい
る。しかしながら、これらの方法は、远加凊理、
济のかくはんならびに䜿甚される電解济組成、济
枩及び電流密床の正確な制埡を屡々必芁ずする。
䟋えば前蚘ダヌリングの特蚱明现曞においおは、
電解的に圢成された局を、銅により圓該溶液にお
いお䜎溶解床を有する化合物を圢成するこずので
きるものずしお特城づけられる溶質を含有する溶
液により匕続いお凊理しおいる。該溶質の二぀の
矀が結合性を改良するに圓぀お効果的であるこず
がわか぀た。第䞀の矀は銅により硫化物、テルル
化物又はセレン化物を圢成するこずのできる化合
物より成る。第二の矀は銅によりクロム酞塩、モ
リブデン酞塩、タングステン酞塩又はバナゞン酞
塩を圢成するこずのできる化合物の匱酞性溶液よ
り成る。
前蚘バむラヌらの特蚱明现曞においおは第䞀銅
シアン化物济を䜿甚しお、枅浄な銅シヌトの衚面
䞊に銅の暹枝状晶Dendriteを電着させおい
る。しかしながら、シアン化物济溶液の䜿甚は毒
性及び凊理䞊の問題の故に望たしくない。
基板に察する銅の結合性を改良するためのもう
䞀぀の解決方法は銅の衚面にカドミりム又は亜鉛
のいずれかのコヌテむングを盎流電気的に斜こす
こずである。この解決方法はリセンチア
Licentiaに察するドむツ特蚱公告第1060075号
明现曞に立蚌されおいる。銅箔の結合性を改良す
るための、なおもう䞀぀の解決方法においおは、
兞型的にはアルミニりムのようなキダリア物質䞊
に䜿甚するための改良された銅め぀き法を採甚す
る。該方法はキダリア衚面の予備凊理ず、銅及び
硝酞むオン又はフツ玠むオンを含有し、単電流密
床single current densityにおいお操䜜する
こずのできる酞性め぀き济を䜿甚する銅箔の電着
ずより成る。この方法はベルダンBerdanら
に察する米囜特蚱第4169018号明现曞により䟋瀺
されおいる。
電着に察しお異な぀た圢匏の電流波圢を䜿甚す
るこずもたた先行技術においお公知である。1978
幎米囜マグロヌヒルブツク瀟発行の゚レクトロプ
レむテむングElectroplating、160〜163ペヌ
ゞにおいおロヌり゚ンハむムLowenheimに
より、め぀き電流の数皮の圢態が開瀺されおい
る。䞀぀の圢態は呚期逆流periodic reverse
ずしお知られおいる。この堎合、前も぀お定めた
間隔においお盎流の方向を倉えお、サむクルの䞀
郚に察しお電着が行われ、もう䞀方の郚分に察し
お脱め぀きが行われる。電着に范べおより倚くの
脱め぀きが行われるほど、サむクルの犠牲が益々
倧きくなるずいうべきである。この方匏を䟡倀あ
らしめるためには、該系における析出物又は若干
のその他の倉数の特性を若干改良するこずによ぀
お、逆サむクルにより生ずる党般的効率のロスを
補償しなければならない。銅め぀きのための呚期
逆電流法の利甚に包含される皮々の考慮に぀いお
の怜蚎がJ.マンMannにより、「トランスアク
シペン オブ ゞむンステむチナヌト オブ メ
タルフむニシングTranaction of the
Institute of Metal Finishing」第56巻、1978
幎、70〜74ペヌゞにおける論文「酞性銅電解液を
䜿甚する電気め぀きにおける呚期逆電流法
Periodic Reverse Current Process in
Electroplating Using Acid Copper
Electrolytes」に芋出すこずができる。
もう䞀぀の圢態はパルス電流め぀きずしお知ら
れおいる。パルス電流め぀きにおいおは電流を或
る時間䞭断する。これらの時間䞭に䞀般的に電流
密床がれロになる。パルス電流による解決手段を
䜿甚しお銅を電着するこずが先行技術においお公
知である。スキランダヌトSkilandatに察す
るドむツ民䞻䞻矩共和囜特蚱第134785号明现曞、
むノり゚―ゞダパツクス リサヌチInoue―
Japax Research瀟に察する英囜特蚱第
1529187号明现曞、及び「プレむテむング
Plating」1969幎月号、909〜913ペヌゞにお
けるV.A.ラムLambによる論文「マむクロ秒
範囲における電流パルスによる電気め぀き
Electroplating with Current Pulses in
Microsecond Range」に銅の電着に察するパル
ス電流による解決手段を説明しおいる。
金属の電気め぀きにおけるパルス電流の䜿甚
は、䞻ずしおめ぀き槜においお利甚できるアンペ
ア数が比范的に䜎いずいう理由から末だ党く工業
的に成功しおいない。この欠点を克服するために
提案された䞀぀の方法はAC電線源からの電流の
流れを呚期DCパルスに倉えおピヌクアンペア数
を増倧させる電子切換法を䜿甚するこずである。
め぀きの析出速床を増加させるこずができるよう
に、慣甚のDC䟛絊電源を回路に組み入れるこず
もできる。このような回路がスリバン
Sullivanに察する米囜特蚱第3959088号明现曞
に説明されおいる。
シナミツトSchmidtらに察するドむツ民䞻
䞻矩共和囜特蚱第112145号明现曞に金属箔䞊に暹
枝状構造を圢成するパルスめ぀き技術の倉圢が説
明されおいる。この倉圢は金属箔を電解济に通
し、次いで該金属箔を、比范的に䜎い基底
base電流密床䞊に重ねられた比范的に高い電
流密床の耇数の電流パルスに䟛するこずより成
る。該重ねられた高電流密床パルスはかく乱され
た局の成長を生じさせ、これは該金属箔䞊にノゞ
ナラヌ成長構造を発達させる。䞊蚘シナミツトら
は金属箔を〜10パルスに䟛するこずを提案しお
いる。各パルスに察し金属箔を0.1〜10秒の範囲
の時間にわたり高電流密床に䟛するのである。
シナミツトらの方法の欠点の䞀぀は比范的に長
いノゞナラヌ構造又は暹枝状構造を生成するこず
である。これらの比范的に長い暹枝状構造は積局
工皋䞭に砎壊されお基板の暹脂に封入されお来る
こずがある。この埌者の問題は先行技術においお
機械型汚染ずしお知られおいる。シナミツトらの
方法により生成される比范的に長い暹枝状構造も
たた゚ツチング可胜性及び耐摩耗性に関しお負の
圱響を有する。シナミツトらの方法により生成さ
れる暹枝状構造は基板材料内に深く䌞びお、長い
゚ツチング時間ず、゚ツチング寞法安定性を䜎䞋
させる匷いアンダヌカツトをもたらす。
本明现曞に蚘茉する発明は金属を凊理しお、そ
の基板、特に非金属基板に察する接着胜力を匷化
するための単工皋の電気化孊的方法及びその装眮
を包含する。本発明方法により凊理された金属は
金属衚面䞊に、より良奜に構成された暹枝状晶を
圢成する結果ずしお優れた耐応力性及び耐摩耗
性、ならびに䟋えば耐機械的汚染性ず改良された
剥離匷さず粉末移動powder tranfer特性ず
を瀺す。曎に本明现曞に蚘茉の方法は埓来技術の
実際よりも、より䞀局迅速により奜郜合に、か぀
より少い゚ネルギヌ消費量により達成するこずが
できる。
本明现曞に蚘茉の発明によれば、銅シヌト又は
銅箔を凊理しお、該シヌト又は箔を非金属基板に
堅固に結合させる接着性の、ノゞナヌル化された
又は暹枝状の衚面構造を生成するための電気化孊
的方法及び装眮は、倚サむクル倉動電流を䜿甚
し、単動䜜においお暹枝状衚面構造を圢成するず
同時に該構造をその䞋にある銅シヌト又は銅箔に
結合させる。該倉動電流は、奜たしくは䞀方向に
のみ流れ、しかも芏則的に反埩するパルスず、そ
れぞれがれロよりも倧きな量を有する第䞀及び第
二の電流密床を持぀陰極郚分ずを有する。
曎に詳しくは、硫酞銅―硫酞溶液より成る電解
济が電気化孊槜に保持されおいる。該槜は陜極ず
陰極ずを有する。該陰極は銅シヌト又は銅箔より
成り、その䞊に暹枝状晶が析出されおいる。電流
は定電流源ず関数発生噚function generator
又は定電圧源ず関数発生噚のいずれかにより槜を
暪切぀お通される。通す電流は方圢波圢、䞉角波
圢、正匊波圢などのような奜適な波圢を有するこ
ずが奜たしい。通された電流が、銅シヌト又は銅
箔に析出し、か぀結合すべき銅粒子のクラスタヌ
clusterを生ずる。これらの銅粒子のクラスタ
ヌは暹枝状晶を圢成する。䞀般的にそれら暹枝状
晶は非垞に奜たしい比范的に埮现な構造を有す
る。この比范的に埮现な暹枝状構造は最初の電流
パルス䞭における倚数の栞生成郚䜍の開始ず、も
う䞀぀の電流パルスが存圚する各回における暹枝
状構造の栞再生成ずの結果であるず思われる。曎
に、該暹枝状晶構造を比范的長時間にわたり限界
電流密床以䞊の流密床に䟛しないこずにより、望
たしくない柱状構造が回避される。本発明により
銅シヌト及び銅箔を凊理した埌、該シヌト又は箔
を非金属基板に積局しお、䟋えばプリント配線甚
積局物に圢成するこずができる。
本発明のより䞀局効果的で、か぀簡単な方法及
び装眮を䜿甚するこずにより、倧きな、すなわち
埓来技術の凊理により兞型的に生産されたものよ
りも倧きな剥離匷さを有する積局物を圢成するこ
ずができるこずがわか぀た。剥離匷さずは箔ず非
金属基板ずの間の結合の匷さを衚わすために慣甚
的に䜿甚される甚語である。
したが぀お本発明の目的は、金属シヌト又は金
属箔を凊理するための改良された方法及び装眮を
提䟛するこずである。
本発明のもう䞀぀の目的は、非金属基板に接着
するシヌト又は箔の胜力を匷化した䞊蚘の改良さ
れた方法及び装眮を提䟛するこずである。
本発明のなおもう䞀぀の目的はシヌト又は箔
を、より迅速に、より䟿宜に、か぀より少い゚ネ
ルギヌ消費を以぀お凊理する䞊蚘改良された方法
及び装眮を提䟛するこずである。
本発明の曎にもう䞀぀の目的は、単段電気化孊
工皋を䜿甚しお暹枝状局を圢成し、それを金属シ
ヌト又は金属箔に結合させる䞊蚘改良された方法
及び装眮を提䟛するこずである。
本発明の曎にもう䞀぀の目的は、金属シヌト又
は金属箔䞊に比范的に埮现な暹枝状構造を圢成
し、それにより該シヌト及び箔に察し改良された
剥離匷さ、耐摩耗性及び耐機械的汚染性を䞎える
䞊蚘改良された方法及び装眮を提䟛するこずであ
る。
本発明のこれらの、及びその他の目的を䞋蚘の
蚘茉及び図面により明らかにする。
本発明により金属シヌト又は金属箔を電解的に
凊理しお基板、特に非金属基板に察する接着胜力
を高めるための方法及び装眮が提䟛される。本発
明の方法及び装眮は倚皮の金属又は合金に応甚す
るこずができるけれど、銅又は銅合金補のシヌト
又は箔の凊理に察しお特に有甚である。本発明の
方法及び装眮の䜿甚により、特にプリント配線甚
に奜適な高剥離匷さを有する積局物を完成するこ
ずができる。
第図においお、本発明の装眮は、陜極、
陰極及び電解济溶液を有する電解槜
を包含する。陜極及び陰極は、所望の波
圢を有する電流を通すために系に接続されお
いる。
陰極は、䞊面に銅粒子の暹枝状晶を析出さ
せるべきシヌト又は箔から成る。該シヌト又は箔
は非垞に薄く、か぀奜たしくはプリント配線玚の
銅より成る。該シヌト又は箔は図瀺省略の機械的
ドラムmechanical drumに察し圓業界に呚
知の方法においお保持させるこずができ、か぀圓
業界に公知である図瀺省略の任意の慣甚のけん匕
機構pulling mechanismにより溶液を通しお
けん匕するこずができる。該機械的ドラムは該溶
液を通しおの該シヌト又は箔のけん匕を助ける。
該シヌト又は箔は該機械的ドラムから電気的に絶
瞁し、しかも該ドラムに結合させないこずが奜た
しい。該機械的ドラム及びけん匕機構の代りに、
該シヌト又は箔をアルミニりム、銅、鉄、ニツケ
ル又はその他の任意の奜適な導電性金属のストリ
ツプのような䞀時的の支持䜓に取り぀けお、図瀺
省略の任意の適圓な慣甚手段により溶液に浞
挬するこずができる。最埌に、暹枝状局が析出し
た埌、該シヌト又は箔を該支持䜓から取り陀く。
シヌト又は箔の䞡面の凊理が望たしい堎合には該
シヌト又は箔自䜓を支持䜓やドラムなどのような
支持構造物なしに济溶液に浞挬するこずができ
る。
任意の奜適な導電性金属を陜極に䜿甚する
こずができる。奜たしくは陜極は鉛もしくは
癜金のいずれか、又はそれらの合金から成る。陜
極は陰極から適圓な距離だけ離す。
電解济溶液は銅を含有する溶液より成る。
奜たしい実斜態様においおは硫酞銅―硫酞溶液を
䜿甚する。該溶液は実質的に宀枩か又はわずかに
高められた枩床かのいずれかに保぀こずが奜たし
い。実質的に宀枩に保たれる堎合には該溶液は奜
たしくは玄10から宀枩における飜和濃床で
ある玄60たでの、硫酞銅の圢態における銅
濃床を有する。銅濃床玄10以䞋においおは
本発明方法を適切に行うためには電流密床が䜎過
ぎる。飜和点以䞊においおは硫酞銅が沈殿し、銅
がそれ以䞊溶液䞭に入るこずが実質䞊䞍可胜にな
る。奜たしい実斜態様においおは、宀枩における
溶液䞭の銅濃床は玄15〜玄40の
範囲にある。
溶液䞭の硫酞は、銅が硫酞銅ずしお沈殿す
るような濃床たでの濃床を有するこずができる。
奜たしい実斜態様においおは硫酞の濃床は、実質
䞊宀枩における溶液に察しお玄10〜玄100
である。
銅及び硫酞の濃床は济溶液の枩床に関係するこ
ずを認識すべきである。所望により、電解槜
は該济溶液の枩床を所望の氎準に保぀ために、圓
業界に公知のように、図瀺省略の任意の呚知の慣
甚手段を備えるこずができる。溶液が宀枩以
倖の枩床に保たれおいる堎合には䞊蚘に論じた銅
及び硫酞の濃床を調敎するこずができる。高めら
れた枩床においおは、溶解床の限界が枩床ず共に
増加するに぀れお銅濃床を比范的に高くするこず
ができる。
電流䟛絊系は奜たしくは定―電流源
ず関数発生噚ずを包含する。関数発生噚
は電解槜に通される電流に所望の波圢を䞎
える。電解槜に通す電流は、それぞれがれロ
よりも倧きな倧きさの、第䞀及び第二の電流密床
を持぀た陰極性郚分を有する、しかも䞀方向にの
み流れる、䞭断されない、倚サむクルの倉動電流
であるこずが奜たしい。第〜図に瀺すよう
に、適甚電流は非れロの基底陰極性電流であり、
この堎合第二の電流密床もたた基底電流密床であ
る。第図に瀺す方圢波圢、第図に瀺す䞉角波
圢、及び第図に瀺す正匊波圢のような任意の奜
適な波圢を、それがれロよりも倧きな倧きさの第
䞀及び第二の電流密床を持぀た陰極性郚分を有す
る限り䜿甚するこずができる。定電流源及び
関数発生噚は、それぞれ圓業界に公知の任意
の慣甚の定電流源及び関数発生噚から成るこずが
できる。
電解槜を暪切぀お通される電流は、該電流
の各サむクル䞭に第䞀期間t1に察する第䞀の倧き
さず、第二期間t2に察する第二の倧きさずを有す
る電流密床の陰極性郚分を有するこずが奜たし
い。この通される電流は、奜たしくは䞀方向にの
み流れ、そのため該電気化孊的凊理䞭には電着の
みが行われる。
所望の暹枝状局を生成するに芁する電流密床は
济溶液の濃床及び操䜜枩床による。電流密床
の第䞀の倧きさは限界電流密床の倧きさ以䞊であ
るべきであり、䞀方においお電流密床の第二の倧
きさは奜たしくは限界電流密床の倧きさ以䞋であ
る。該限界電流密床は、この堎合は銅むオンであ
る排出し埗る金属皮が金属箔又は金属シヌトの衚
面においお実質䞊消耗し぀くされる最倧電流密床
ずしお定矩するこずができる。溶液枩床が䞊昇す
れば、本発明方法に採甚される電流密床は、それ
にしたが぀お䞊げねばならない。もし銅濃床が䜎
䞋し、又は硫酞濃床が増加すれば、必芁な電流密
床は䜎䞋する。
䞊蚘に論じた銅及び硫酞の濃床を有する、実質
䞊宀枩における济溶液に察しお電流は玄55〜玄
350mAcm2の倧きさの第䞀の電流密床ず玄〜
箄50mAcm2の倧きさの第二の電流密床を持぀陰
極性郚分を有する。奜たしい実斜態様においおは
該電流は玄150〜玄300mAcm2の第䞀の電流密床
ず玄10〜玄40mAcm2の第二の電流密床ずを持
぀。第䞀の電流密床においお、溶液からの銅粒子
が陰極衚面䞊に析出しお暹枝状局を圢成する。第
二の電流密床においお、該暹枝状晶が銅箔又は銅
シヌトの衚面に接着される。本発明方法の実斜に
おいお、電流の倚数のサむクル䞭に暹枝状晶が銅
シヌト又は銅箔の衚面䞊に析出され、次いで該銅
シヌト又は銅箔䞊に接着される。
基板に積局すべき銅シヌト又は銅箔の衚面䞊に
銅粒子の暹枝状局を析出させるこずにより、該衚
面が曎に容易に基板に接着し埗るようになる。こ
のこずは、暹枝状局を圢成する粒子が、高床に䞍
芏則な、こぶ状突起により特城づけられ、該突起
が露出衚面積を増加させお、それにより接着性を
改良するのみならず、接着の機械的性質を匷化す
るからである。
電流は所望の呚波数においお、か぀所望の、析
出時間ずしお知られる時間にわた぀お電解槜
に通すこずが奜たしい。電流の呚波数により、銅
シヌト又は銅箔が所定時間にわた぀お䟛されるパ
ルス数が定たる。この堎合もたた呚波数及び析出
時間の䞡方ずも溶液における銅及び硫酞の濃
床ならびに溶液の枩床に関係するこずに泚目
すべきである。䜿甚する電流の呚波数は暹枝状晶
の圢成及び結合の䞡方に察しお十分であるべきで
あるが、適甚される電流が実質的に盎線状のDC
電流ずなるように高くすべきでない。実質的に宀
枩における前蚘硫酞銅―硫酞溶液に察しおは、呚
波数は玄〜玄10000Hz、奜たしくは玄〜玄
1000Hz、最も奜たしくは玄12〜玄300Hzである。
析出時間は溶液の濃床及び枩床に関係するず同
様に電流密床の倧きさに関係する。電流密床が䜎
䞋すればするほど、所望の暹枝状構造を圢成する
のに十分な銅を箔又はシヌト䞊に析出するのに、
より倚くの時間を芁する。該析出時間は、䞍十分
な銅が析出する析出時間よりも長く、しかし過量
の銅が析出し、か぀こわれ易い長い暹枝状晶が生
成する析出時間よりも短かくすべきである。実質
䞊宀枩における前蚘溶液濃床、及び前蚘範囲の電
流密床に察しお、析出時間は玄〜玄60秒、奜た
しくは玄〜玄30秒であるべきである。
本発明を実斜するに圓぀お、該シヌト又は箔を
比范的短時間にわた぀お第䞀の倧きさの電流密床
に䟛するこずが望たしい。箔が第䞀の、又はより
高い電流密床に䟛される時間t1は玄0.125秒以䞋、
奜たしくは玄0.1秒以䞋であるべきである。優れ
た耐摩耗性及び耐応力性、剥離匷さ、及び粉末移
動特性を有する凊理された金属箔を補造するため
には第䞀の電流密床における時間t1及び電流の呚
波数に察しお臚界性が存圚するず思われる。最も
奜たしい実斜態様においお、第䞀の電流密床にお
ける時間t1は玄0.04秒以䞋であるべきである。該
シヌト又は箔が䟛されるサむクル又はパルスの数
は10パルス以䞊、䟋えば11パルス又はそれ以䞊で
あるべきである。奜たしくは該シヌト又は箔は少
くずも25パルスに䟛される。この方法により暹枝
状構造を圢成するこずによ぀お望たしくない柱状
構造を回避するこずができ、しかも埮现構造を生
成させるこずができる。この解決方法を採甚する
こずにより、より倚くの栞生成郚分が最初に生ず
るこず、及びパルスが存圚する床に暹枝状晶が再
栞生成するこずが考えられる。
第図の電流䟛絊系統の代りに電圧制埡系
統を䜿甚しお金属箔衚面䞊に倚皮の暹枝状晶を奜
適に析出させるこずができる。奜適な電圧制埡系
統を第図に瀺す。電圧制埡系統は定電
圧源及び関数発生噚を包含する。関数発
生噚は所望の波圢を有する電圧を䟛絊するた
めに䜿甚する。䜿甚される電圧波圢は、芏則的な
反埩パルスず所望の呚波数ず、れロよりも倧きい
第䞀の倧きさの第䞀の電流密床及び該第䞀の倧き
さよりも小さいけれどれロよりも倧きな第二の倧
きさの第二の電流密床を有する陰極性郚分ずを持
぀波圢の電流を発生するこずができるべきであ
る。さきに論じたような態様で電圧及び電流を電
解槜′に䟛絊する。電解槜′はさきに蚘茉
したもののように陜極、陰極及び济溶液
を有する。
電解槜′に加えられる電圧の方圢波圢、䞉
角波圢、正匊波圢などのような任意の奜適な波圢
を有するこずができる。定電圧源及び関数発
生噚は圓業界に公知のもののような任意の慣
甚の定電圧源及び関数発生噚より成るこずができ
る。電圧制埡系統は電流䟛絊系統ず実質
的に同様な結果を埗る。
金属シヌト又は金属箔を、基板に察するその接
着胜力を匷化するために凊理する方法は、陜極及
び銅含有電解济溶液を有する電解槜に、凊理すべ
き金属シヌト又は金属箔を入れるこずを包含す
る。該シヌト又は箔は電解槜甚陰極を構成する。
れロよりも倧きな倧きさず芏則的に反埩するパル
スによる波圢ずをそなえた第䞀及び第二の電流密
床を有し、陰極性郚分を持぀非䞭断の倚サむクル
倉動電流を、電解槜を暪切぀お、奜たしくは䞀方
向にのみ通す。該倉動電流は济溶液からの銅を銅
シヌト又は銅箔の少くずも䞀぀の衚面䞊に析出さ
せるのに十分な時間にわた぀お通す。該析出した
銅は該シヌト又は箔の衚面䞊に堅固に結合した倚
皮の暹枝状晶の圢態を有しおいる。奜たしくは該
暹枝状晶は䞀端においお比范的に倧きな、こぶ状
突起を有する。電着凊理が完了した埌、該凊理さ
れた銅シヌト又は銅箔を取り出しお、適圓な液
䜓、䟋えば氎で掗浄する。
凊理されたシヌト又は箔は、加圧及び加熱凊理
のような任意の呚知結合方法を䜿甚しお基板に積
局するこずができる。箔又はシヌトを結合すべき
基板は、該積局に予期される甚途及びこのような
積局物が䜿甚されるであろう䜿甚条件によ぀お倉
わる。プリント配線圢成甚の積局物に適合する、
特に適切な基板ぱポキシ暹脂含浞フアむバヌグ
ラス支持䜓、゚ポキシ含浞玙、プノヌル暹脂含
浞玙などを包含する。該基板はたた、ポリテトラ
フルオロ゚チレン含浞フアむバヌグラス、フルオ
ロカヌボン含浞フアむバヌグラス、マむラヌ
Mylarなどのような、たわみ性及び非たわみ
性の䞡方の支持䜓より成るこずもできる。その他
のたわみ性基板ずしおは、蚘号カプトン
Kaptonのもずに知られるデナポン瀟補のもの
のようなポリむミドを包含する。
加圧及び加熱凊理を䜿甚しお該凊理されたシヌ
ト又は箔を基板に結合させるず、該圧力及び熱に
より基板物質又は基板コヌテむングが、暹枝状晶
により圢成された空間に流入し、それにより結合
の匷さが改良される。
所望により亜鉛、黄銅、ニツケル又は任意のそ
の他の適圓な物質の局を暹枝状晶䞊に圢成しお、
銅を或る皮の基板材料に結合させるこずに関連す
る問題を排陀するこずができる。この局を暹枝状
局に被芆するためには、任意の呚知の慣甚の装眮
及び方法を䜿甚するこずができる。
本発明が曎に十分に理解され埗るように䞋蚘の
実斜䟋を説明のために瀺す。
実斜䟋 硫酞銅ずしおの銅20及び硫酞45を
含有する電解济溶液を調補した。0.061cm2
2ozft2の加工されたC11000銅箔を陰極ずし
お䜿甚した。電解槜は陰極から玄2.54cm1in
離しお癜金陜極を蚭けた。第図に瀺すような方
圢波圢を有し、か぀呚波数1020Hzヘルツを有
する倉動電流を電解槜を暪切぀お通した。該倉動
電流は、4.9×10-4秒の第䞀の期間にわたる第䞀
の電流密床200mAcm2ず第䞀の期間に等しい第
二の期間にわたる25mAcm2の第二の電流密床ず
を持぀陰極性郚分を有した。析出時間は20秒であ
぀た。凊理埌に電解槜から銅箔を取り出しお掗浄
した。
次いで通垞に容認された手順にしたがい該銅箔
を、゚ポキシ暹脂により含浞されたフアむバヌグ
ラスに察し、加熱及び加圧䞋に積局させお芏栌
FR―の剛性のプリント配線積局物を圢成した。
連絡及び包装協䌚電子回路暙準詊隓法Institute
for Interconnecting and Packaging Electronic
Circuit Test Method2.4.8によ぀お、この積局
物の剥離匷さを枬定し、2143.2〜2321.8cm
12〜13lbinに等しいこずがわか぀た。
実斜䟋 倉動電流がHzの呚波数を有した点を陀いお前
蚘実斜䟋に開瀺した凊理ず同䞀の凊理を行぀
た。剥離匷さの倀1428.8〜1786.0cm〜
10lbinが埗られた。
実斜䟋 前蚘実斜䟋に開瀺の凊理ず同䞀の凊理を、呚
波数1020Hz及びHzにおいお析出時間10秒間にわ
た぀お行぀た。それぞれ1428.8cm8lbin
及び1071.6cm6lbinの剥離匷さが埗ら
れた。
実斜䟋 前蚘実斜䟋の方圢波圢に察し、第図及び第
図に瀺されるもののような䞉角波圢及び正匊波
圢を眮き換えた。残りの操䜜は前蚘実斜䟋の操
䜜ず同䞀であ぀た。これらの波圢に察しお剥離匷
さは䞀般的に前蚘実斜䟋及びにおいお埗られ
たものよりも䜎か぀た。
したが぀お䞊蚘実斜䟋のすべおが、䟋えばプリ
ント配線甚に瞟局した堎合に良奜な剥離匷さを有
する銅シヌト又は銅箔を提䟛する。基板に察する
該シヌト又は箔の接着性を改良するために、奜た
しくは芏則的に反埩するパルスをそなえた波圢を
有し、か぀䞀方向にのみ流れる、䞭断されない倚
サむクルの倉動電流により操䜜される単工皋の電
着法を䜿甚しお、銅シヌト又は銅箔䞊に暹枝状局
を被芆するのである。本発明方法は暹枝状晶の圢
成ず箔衚面ぞの該暹枝状晶の結合ずが実質的に同
時に行われるこずを可胜にする。たた本発明方法
は、埓来技術においお䞀般的に䜿甚される電流密
床よりも䜎い電流密床の䜿甚をも可胜ずする。
実斜䟋 本発明により凊理された銅箔により瀺される、
電流呚波数ず粉末移動特性ずの間の臚界的関係を
立蚌するために、䞋蚘のように倚数の凊理された
銅箔の詊料を調補した。硫酞銅ずしお銅20
及び硫酞45を含有する電解济溶液を調補し
た。陰極ずしお0.061cm22ozft2の加工
C11000銅箔の切取り詊片を䜿甚した。電解槜に
は陰極から2.54cm1in離しお癜金陜極を蚭け
た。第図に瀺すもののような波圢を有する倉動
電流を電解槜を暪切぀お通した。該倉動電流は
200mAcm2の第䞀の電流密床ず25mAcm2の第二
の電流密床ずを有した。該第䞀及び第二の電流密
床を同䞀時間にわた぀お適甚した。該電流は15秒
間の析出時間にわた぀お0.251664
256及び1024Hzの各呚波数においお䟛絊した。各
凊理埌に該銅箔の切取り詊片を電解槜から取り出
し、氎掗し、也燥し、次いで秀量した。
スコツチマゞツクScotch Magic透明テヌ
プの片を各凊理銅箔の切取り詊片䞊に抌し぀
け、次いで手で剥がした。金属の移転が行われた
か吊かを芋るために各テヌプの目芖怜査を行぀
た。その埌に各凊理銅箔切取り詊片を秀量した。
もし重量倉化が負であ぀たなら、それは暹枝状凊
理物の䞀郚が銅箔から匕き出されたこずを意味す
る。もし重量倉化が正であ぀たなら、それは接着
剀がテヌプから匕き出されたこずを意味する。
この詊隓の結果を第図に瀺す。この堎合、重
量倉化を電流呚波数に察しお䜜図しおある。この
図面から〜1024Hzの範囲の呚波数においお良奜
な結果が埗られるこず、及び12〜300Hzの臚界的
範囲の電流呚波数においお予想倖に優れた結果が
埗られたこずがわかる。
該シヌト又は箔は本発明方法に䟛するに先立぀
お、圓業界に公知の任意の奜適な枅浄凊理に䟛す
るこずができる。䟋えばシヌト又は箔を任意の圢
匏の電解掗浄操䜜、すなわち陰極的又は陜極的掗
浄、及び又は硫酞酞掗い溶液䞭ぞの浞挬に䟛す
るこずができる。
本発明を、銅シヌト又は銅箔䞊における銅暹枝
状晶の圢成に぀いお蚘茉しお来たけれど、本発明
はニツケル、亜鉛又はクロムのようなその他の金
属に぀いおも利甚するこずができる。
济溶液は実質的に宀枩か、又はわずかに高
められた枩床かの、いずれかに保぀こずが奜たし
いけれど、本発明方法は济溶液の凝固枩床付
近、䟋えば玄−80℃の枩床においおも有功であ
る。兞型的には本発明方法は玄15〜玄50℃の範囲
の枩床における济溶液により行われる。
䞊蚘各実斜䟋は、第䞀の期間に察する第䞀の電
流密床ず第二の期間に察する第二の電流密床ずを
有し、この堎合該二぀の期間が等しいものである
陰極性郚分を持぀波圢に぀いお䟋蚌するけれど、
他方の期間よりも長い䞀方の期間を有する波圢を
䜿甚するこずもできる。
䞀方向にのみ流れる非䞭断の倚サむクル倉動電
流が奜たしく䜿甚されるけれど、䞭断される電流
又は呚期逆流電流のいずれかのような、その他の
電流を䜿甚するこずもできる。
本発明を特定の硫酞銅―硫酞電解济溶液に぀い
お蚘茉しお来たけれど、本発明方法はその他の圢
匏の電解济溶液を䜿甚しお実斜するこずができ
る。
本発明の銅シヌト又は銅箔凊理方法を特定の実
斜䟋に぀いお説明しお来たけれど、所望の衚面凊
理は倉動電流密床、呚波数及び波圢の広範囲の組
合せにより埗るこずができ、本発明は本明现曞に
特定されたものに限定されるべきではない。
本発明により、銅の結合匷さを改良するための
銅の電気化孊的凊理法が提䟛され、該凊理法は前
蚘に蚘茉した目的、手段、及び利点を十分に満足
させるものであるこずが明らかである。本発明を
その特定の実斜態様の組合せに぀いお蚘茉しお来
たけれど、倚くの代甚、改良及び倉曎が、これた
での蚘茉により圓業者に明らかであるこずがわか
る。したが぀お、すべおのこのような代甚、改
良、及び倉曎は本発明の特蚱請求の範囲の芁旚及
び広矩の範囲内に属するこずを匷調する。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の装眮の抂略図である。第図
は本発明に䜿甚するこずのできる電流の波圢を瀺
す。第図は本発明に䜿甚するこずのできる、も
う䞀぀の電流波圢を瀺す。第図は本発明に䜿甚
するこずのできる、もう䞀぀の電流波圢を瀺す。
第図は本発明の装眮のもう䞀぀の実斜態様を瀺
す抂略図である。第図は本発明により凊理した
銅箔の粉末移動特性を呚波数の関数ずしお瀺すグ
ラフ図である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  金属箔の、基板に察する接着胜力を高め
    るための凊理方法においお、 ある濃床の金属を含有する電解济溶液ず陜
    極ずを有する電解槜を提䟛し 前蚘箔を陰極ずしお前蚘溶液に浞挬し 所望の呚波数ず、反埩パルスを䌎぀た所望の波
    圢ずを有する非れロの基底陰極性電流を提䟛し、
    各前蚘パルスは第䞀の期間にわたる第䞀の電流密
    床を有する第䞀の郚分ず、第二の期間にわたる第
    二の電流密床を有する基底郚分ずより成り、しか
    も前蚘第䞀の電流密床は前蚘第二の電流密床より
    も実質的に倧きくか぀ 前蚘電解槜に前蚘電流を通じ、か぀前蚘箔
    を倚数の前蚘電流パルスに䟛しお各前蚘パル
    スの前蚘第䞀の電流密床を0.1秒以䞋の時間にわ
    た぀お適甚し、 これにより前蚘溶液からの金属を、改良された
    剥離匷さ、改良された耐摩耗性及び耐応力性、な
    らびに改良された粉末移動特性を有する埮现な暹
    枝状め぀きずしお前蚘箔䞊に析出させる、 こずを特城ずする前蚘方法。  前蚘箔を、倚数の前蚘電流パルスに䟛し
    お各前蚘パルスの第䞀の電流密床を0.04秒以䞋の
    時間にわた぀お適甚する、 こずを曎に特城ずする、前蚘電流を通す工皋を有
    する特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  前蚘箔を10以䞊の電流パルスに䟛するこ
    ずを曎に特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    方法。  前蚘箔を少なくずも25の電流パルスに䟛
    するこずを曎に特城ずする特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の方法。  10〜60の濃床における銅ず10〜100
    の濃床における硫酞ずを含有する济溶液
    を提䟛し、 前蚘济溶液を実質的に宀枩に保ち、 それにより、前蚘溶液から前蚘箔䞊に
    析出する前蚘金属が前蚘銅から成る、 こずを曎に特城ずする、前蚘電解槜を䟛絊する工
    皋を有する特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  限界電流密床よりも倧きな前蚘第䞀の電流密
    床ず、限界電流密床よりも小さな前蚘第二の電流
    密床ずを有する前蚘電流を通すこずを曎に特城ず
    する前蚘電流を通す前蚘工皋を有する特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の方法。  150〜300cm2の範囲にある前蚘第䞀の電
    流密床ず、10〜40cm2の範囲にある前蚘第二
    の電流密床ずを有する前蚘電流を通す、 こずを曎に特城ずする、前蚘電流を通す前蚘工皋
    を有する特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  〜1000Hzの範囲にある前蚘呚波数を有する
    前蚘電流を通す、 こずを曎に特城ずする、前蚘電流を通す工皋を有
    する特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  金属箔を、基板に察するその接着胜力を
    高めるために凊理する装眮においお、 ある濃床の金属を含有する電解济溶液を収
    容するための手段 前蚘溶液に浞挬される陜極及び陰極 前蚘金属箔から成る前蚘陰極 所望の呚波数ず、反埩パルスを包含する所望の
    波圢ずを有し、各前蚘パルスは第䞀の期間にわた
    る第䞀の電流密床を有する第䞀の郚分ず、第二の
    期間にわたる第二の電流密床を有する基底郚分ず
    より成り、前蚘第䞀の電流密床は前蚘第二の電流
    密床よりも実質的に倧きく、しかも前蚘第䞀の期
    間は0.1秒以䞋である、非れロの基底陰極性電流
    を䟛絊するための手段及び 前蚘電流を前蚘陰極及び陜極に通しお
    前蚘箔を10以䞊の前蚘パルスに䟛するようにし、 それにより前蚘溶液からの金属を、改良さ
    れた剥離匷さ、改良された耐摩耗性及び耐応力
    性、ならびに改良された粉末移動特性を有する埮
    现な暹枝状め぀きずしお前蚘箔䞊に析出させる手
    段、 を特城ずする前蚘装眮。
JP3571283A 1982-03-05 1983-03-04 結合匷さを改良する銅の電気化孊的凊理 Granted JPS58164797A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US35505382A 1982-03-05 1982-03-05
US355053 1982-03-05
US460630 2003-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164797A JPS58164797A (ja) 1983-09-29
JPS6411118B2 true JPS6411118B2 (ja) 1989-02-23

Family

ID=23396044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3571283A Granted JPS58164797A (ja) 1982-03-05 1983-03-04 結合匷さを改良する銅の電気化孊的凊理

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58164797A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317597A (ja) * 1986-07-10 1988-01-25 叀河サヌキットフォむル株匏䌚瀟 印刷回路甚銅箔及びその補造方法
JP4856896B2 (ja) * 2005-06-02 2012-01-18 新光電気工業株匏䌚瀟 リヌドフレヌムのめっき方法およびリヌドフレヌム
CN102517617B (zh) * 2007-03-02 2014-12-31 叀河电气工䞚株匏䌚瀟 衚面粗化铜板的装眮、以及衚面粗化铜板
JP2011162860A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 衚面粗化銅箔ずその補造方法及び銅匵積局板
KR102215846B1 (ko) * 2019-11-27 2021-02-16 와읎엠티 죌식회사 회로Ʞ판의 ꎀ통홀 충진 방법 및 읎륌 읎용하여 제조된 회로Ʞ판

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164797A (ja) 1983-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4468293A (en) Electrochemical treatment of copper for improving its bond strength
US4515671A (en) Electrochemical treatment of copper for improving its bond strength
US4898647A (en) Process and apparatus for electroplating copper foil
CN100571483C (zh) 垊蜜䜓的极薄铜箔以及䜿甚垊蜜䜓的极薄铜箔的电路板
US4088544A (en) Composite and method for making thin copper foil
EP0180981B1 (en) A process for the surface treatment of copper products
US4490218A (en) Process and apparatus for producing surface treated metal foil
TW480902B (en) Improved method for forming conductive traces and printed circuits made thereby
KR20010108414A (ko) 표멎처늬동박 및 ê·ž 표멎처늬동박의 제조방법 및 귞표멎처늬동박을 사용한 동 큮래드 적잵판
US4961828A (en) Treatment of metal foil
US5322975A (en) Universal carrier supported thin copper line
KR100755377B1 (ko) 표멎처늬 동박의 제조방법
US4692221A (en) In-situ dendritic treatment of electrodeposited foil
US4551210A (en) Dendritic treatment of metallic surfaces for improving adhesive bonding
JPH08236930A (ja) 印刷回路甚銅箔及びその補造方法
US4549940A (en) Method for surface treating copper foil
JP3670185B2 (ja) プリント配線板甚衚面凊理銅箔の補造方法
EP0250195A2 (en) Double matte finish copper foil
JPS6411118B2 (ja)
JP2003328178A (ja) 高枩耐熱甚キャリア箔付電解銅箔の補造方法及びその補造方法で埗られる高枩耐熱甚キャリア箔付電解銅箔
EP0525956A2 (en) Metal foil with improved bonding to substrates and method for making said foil
EP0269208A1 (en) A process for the treatment of copper foil
JPS6317597A (ja) 印刷回路甚銅箔及びその補造方法
JP2005008955A (ja) 銅箔の衚面凊理方法
JPH0149794B2 (ja)