JPS6399756A - 磁気デイスク装置のヘツド位置決めアクチユエ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チュエータに係り、特に記録・再生用のへ・ノドを揺動
可能に支持するスウィングタイプのヘッド位置決めアク
チュエータに関する。

この種の磁気ディスク装置におけるヘッド位置決めアク
チュエータの従来技術としては、実開昭６０−１５９５
６６号公報と示される公知技術がある。

その公知技術は、ボイスコイルモータの磁気回路を形成
する為のコイルと、アーム尾部とを樹脂成形して、コイ
ル支持体であるアーム基部と一体構造とし、これにより
組立が容易になり、また振動等でコイルが脱落する懸念
がない等の利点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、磁気ディスク装置は装置臼体の小型化を図る
ことに加え、厳しい環境条件での使用に耐え得ることが
要請されている。

しかしながら、前記従来技術では、コイル支持体である
アーム基部がコイルと尾部とを樹脂成形した一体構造と
なっているので、コイルと樹脂とで熱膨張係数が異なり
、そのため、温度範囲の広い条件下で装置が使用された
場合、熱膨張係数の差によってアーム基部に歪み、変形
、亀裂などが生じ、信頼性に乏しい問題がある。

また、外力による悪影譬１をなくずには、ヘッドが搭載
されるヘッドアームと、アーム基部とをバランスさせる
必要があるが、そのようにした場合、ベッドアームか小
さくとも金属製で比軟的土星が！）るので、アーム基部
がコイルをもっているものの、樹脂成形によって！Ｆｌ
ｉ！星化されるため、アーム基部の体積を大きくせざる
を得なくなる結果、小型化を計る上で障害となる問題が
ある。

本発明の目的は、前記従来技ｆ（ｊの間赳点に鑑み、温
度範囲の広い条件下で使用されても、歪等が生じるのを
確実に防止でき、又小型化も図り得るようにした磁気デ
ィスク装置のヘッド位置決めアクチュエータを提供する
ことにある。

〔問題点を解決する為の手段〕

本発明では、記録・再生用のヘッドを一端部に支持し、
かつ軸周りに回動可能に支承されたヘッドアームと、ヘ
ッドアームの他端に取付けられ、かつ合成樹脂によりボ
イスコイルモータ用のコイルが一体的に形成さノｔでな
るコイル支持体とをｍえヘッド位置決めアクチュエータ
が１４成されている。そして、ヘッド位置決めアクチュ
エータのコイル支持体の合成樹脂に金属粉を混入させて
、：１イル支持体の熱膨張係数と記録・再生用のヘッド
を有するヘッドアームの熱膨張係−敗とを同程度にする
と共に、コイル支持体の比重とへラドアームの比重を同
程度に構成されている。

〔作用〕

前述の如く、コイル支持体の熱膨張係数とベッドアーム
のそれとが略同じであるので、温度範囲の広い条件下で
使用されても、コイル支持体が全体に五り殆んど一様に
伸張、収縮することにより、コイル支持体に歪、変形、
亀裂等が生じるの？確実に防止でさる。また、コイル支
持体の比重とへラドアームのそれも略同じであるので、
ｂＹ：未到のように単に合成樹脂のみとコイルとでコイ
ル支持体を形成しなものに比較すると、ベッドアームが
金属製の比較的重いものであっても、コイル支持体を小
型にできろ、しかも、コイル支持体とベッドアームとを
バランスできるので、振動等の外力が作用してもそれを
吸収緩和でき、それだけ外力に対する安定性が得られる
。

従って、コイル支持体に歪等が生じるのを防止でき、ま
たコイル支持体を小型にでき、しがも外力に対する安定
性を得ることができるので、小型化かつ高信顆性を図り
得る効果がある。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図乃至第４図により説明す
る。第１図及び第２図は本発明を適用した磁気ディスク
装置を示す全体平面図及び拡大縦断面図、第３図及び第
４図は本発明の一実施例を示すヘッド位置決めアクチュ
エータの平面図及び縦断面図である。

第１図及び第２図に示す磁気ディスク装置は、ベース１
上に設置されたモータのスピンドル２に複数枚の磁気デ
ィスク３が所定間隔をもって取付けられている。そして
、磁気ディスク３にデータを記録しかつ記録されたデー
タを磁気ディスク７から再生する為のヘッド４がヘッド
位置決めアクチュエータ１０に揺動可能に支持されてい
る。

即ち、前記位置決めアクチュエータ１０は、ヘッドを一
端部に支持し、その他炸１部が回動可能に支承されたヘ
ッドアーム１１と、該ヘッドアーム１１の他端に取付け
られたコイル支持体１２とを備えて信或されている。

ヘッドアーム１１は、金属仮によって形成されており、
一端部に支持アームラを介してヘッド４を支持し、その
他端部がベース１上に固定された軸１３に軸受１４を介
して取付けられ、１ｌｒ１１１３を中心として回動する
ようにしている。支持アーム５は磁気ディスク３の片面
及び両面に対し記録・再生するヘッド４の数に応じて設
けられかつアームスペーサ２０により互に所定間隔をも
って配置される。

コイル支持体１２は第３図及び第４図に示すように、ヘ
ッドアーム１１の他端にビス１５によって取付けられて
おン〕、コイル１７を合成樹脂１６で鰭ぐるむことによ
って合成樹脂１６とコイル１７とで一体的に成形されて
いる。′Ｆ３記コイル１７はこれと向い会い位とに配置
された永久磁石１８と共にボイスコイルモータを構成し
ており、永久磁石１８との間で磁気回路が形成されるこ
とによりアクチュエータ１０を駆動するようにしている
。なお、永久１石１８は第３図に示す如く、ベース１上
に対向して設置された鉄板１９．１９の内側に固定され
ている。

しかして前記コイル支持体１２を形成する合成樹脂１６
には金属粉が混入されている。即ち、合成樹脂１６は予
め酸化銅などの金属粉が混入されており、コイル１７と
一体的に成形されることによりコイル支持体１２を形成
したとき、コイル支持体１２の熱、膨張係数をヘッドア
ーム１１のそれとおなし程度にし、かつコイル支持体１
２の比重をヘッドアーム１１のそれと同じ程度にするよ
うにしている。

そのため、合成樹脂に混入される金属粉の割合は、ヘッ
ドアーム１１の材質によって適宜に選定されている。

上記の如き構成のヘッド位置決めアクチュエータ１０を
磁気ディスク装置に用いると、該アクチュエータ１０の
コイル支持体１２の熱膨張係数とへラドアーム１１のそ
れとが略同じであるので、温度範囲の広い条件下で使用
されても、コイル支持体１２が全体に亘りほとんど一様
に伸張、収縮することにより、コイル支持体１２に歪、
変形、亀裂等が生じると云うのを確実に防止することが
できる。

また、コイル支持体１２の比重とへラドアーム１１のそ
れも略同じであるので、従来例のように単に合成樹脂の
みとコイルとでコイル支持体を形成したものに比重する
と、ヘッドアーム１１が金属製の比較的重いものであっ
ても、コイル支持体１２を小型にできる。しかも、上述
の理由によってコイル支持体１２とヘッドアーム１１と
をバランスできるので、振動等の外力が作用してもそれ
を吸収でき、それだけ外力に対する安定性が得られる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明は、記録・再生用のへ・ソド
を一端部に支持し、かつ軸周りに揺動可能に支承された
ヘッドアームと、該ヘッドアームの他端に取付けられ、
かつ合成樹脂及びボイスコイルモータ用のコイルにより
一体に形成されたコイル支持体とを備え、コ・イル支持
体の合成樹脂に金属粉を混入させて、コイル支持体の熱
膨張係数をヘッドアームのそれと同程度にすると共に、
コイル支持体の比ｆｆｌ’−ヘッドアームのそれと同程
度にするように構成したので、温度範囲の広い条件下で
使用されても、歪等の悪影響が受けるのを防止でき、ま
たコイル支持体をコンパクトにでき、しがも外力に対す
る安定性が得られる結果、小型化かつ高信顆性を図り得
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明を適用した磁気ディスク装置
を示す全体平面図及び拡大縦断面図、第３図及び第１１
図は本発明の一実施例を示すヘッド位置決めアクチュエ
ータの平面図及び縦断面図である。 １０・・・ヘッド位置決めアクチュエータ、１１・・・
ヘッドアーム、１２・・・コイル支持体、１６金属粉を
混入した合成樹脂、１７・・・ボイスコイルモータ用の
コイル、４・・・記録・再生用のヘッド 代理人　弁理士　　　秋　本　正　実 射　１　図 ４−−−へ・ｌド　　　　　　　　　　　　；１−−−
へ１＝／ドアーム１０−−−ヘヅドイ立夏決め才喫省岨
　　／２−　　コイル支キ呼イ木第　３　図 １クー一一コイル 高４−　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、記録・再生用のヘッドを一端部に支持し、かつ軸周
   りに回動可能に支承されたヘッドアームと、ヘッドアー
   ムの他端に取付けられ、かつ合成樹脂によりボイスコイ
   ルモータ用のコイルが一体的に形成されてなるコイル支
   持体とを備え、前記コイル支持体の合成樹脂に金属粉を
   混入させて、コイル支持体の熱膨張係数をヘッドアーム
   の熱膨張係数と同程度にすると共に、コイル支持体の比
   重をヘッドアームの比重と同程度にしたことを特徴とす
   る磁器ディスク装置のヘッド位置決めアクチュエータ。