JPS6399143A - ビス類の供給装置 - Google Patents

ビス類の供給装置

Info

Publication number
JPS6399143A
JPS6399143A JP61242247A JP24224786A JPS6399143A JP S6399143 A JPS6399143 A JP S6399143A JP 61242247 A JP61242247 A JP 61242247A JP 24224786 A JP24224786 A JP 24224786A JP S6399143 A JPS6399143 A JP S6399143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screws
chute
screw
brush
shooter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61242247A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0829460B2 (ja
Inventor
Choji Watanabe
渡辺 長次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61242247A priority Critical patent/JPH0829460B2/ja
Publication of JPS6399143A publication Critical patent/JPS6399143A/ja
Publication of JPH0829460B2 publication Critical patent/JPH0829460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビス、リベット、鋲等をシュータにより所
定の位置に供給するようにしたビス類の供給装置に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明は、ビス類を所定の位置に供給するシュータを有
するビス類の供給装置において、シュータ上面の所定の
領域における異常姿勢のビス類を除去するための除去手
段を設けると共に、前記所定領域を通過した異常姿勢の
ビス類を押し戻し手段により押し戻して前記所定領域に
再び持ち来すことによって、シュータ上面における異常
姿勢のビス類を確実に除去できるようにしたものである
〔従来の技術〕
ビス、リベット等のビス類をシュータにより所定の位置
に供給するようにした従来のビス類の供給装置としては
、例えば実公昭52−32538号公報に記載されたよ
うな装置が存在する。
前記装置は、ディツパにより掬い上げられたビス類をシ
ュータにより所定の位置に供給するように構成されてい
る。シュータの上面にはガイド用スリットが設けられて
おり、ディツパから流し込まれたビス類は、このガイド
用スリットにその軸部が挿入されて所定の位置まで滑り
落とされる。
シュータの上方には、ビス類の頭部がシュータの上面か
ら浮き上がってビス類が異常姿勢になるのを防止するた
めのカバ一部材が配設されており、また、カバ一部材の
始端部分には、シュータ上面の異常姿勢のビス類を除去
するための除去部材が揺動自在に設けられている。そし
てこの除去部材の下端部とシュータの上面との間には、
供給されるビス類の頭部の高さと略同−の隙間が形成さ
れている。従って軸部がシュータのガイド用スリットに
挿入された正常姿勢でシュータを滑り降りて来たビス類
は、その頭部が除去部材の下端部に引っ掛かることなく
上述の隙間を通過するが、シュータ上面を横転状態等の
異常姿勢で滑り落ちて来た異常姿勢のビス類は、その頭
部が除去部材の下端部に引っ掛かってそこで堰止められ
るようになされている。そしてその堰止められた異常姿
勢のビス類は、その後の除去部材の揺動運動によりシュ
ータ上面から払い落とされるように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の従来装置によれば、その軸部にば
ね座金が組込まれたビス類を供給する場合には、そのビ
ス類はばね座金の下面がガイド用スリットの両側のシュ
ータ上面に引っ掛けられた状態でシュータを滑り降りる
ようになっている。
このため、ばね座金が組込まれていない通常のビス類を
供給する場合に較べて、ばね座金の分だけ余分に除去部
材の下端部とシュータ上面との間隙およびカバ一部材と
シュータ上面との隙間をそれぞれ大きくする必要があり
、またビスの軸部へのばね座金の取付位置についての誤
差も考慮して隙間を設定する必要・がある。
しかしながら、除去部材の下端部とシュータ上面との間
の隙間、およびカバ一部材とシュータ上面との隙間を上
述のように大きくすると、横転状態等の異常姿勢のビス
類が、除去部材の揺動運動の際或いは除去部材の揺動運
動の前後に、除去部材の下端部の下をくぐり抜けてカバ
一部材の下部に入り込んでしまう場合がある。このよう
な場合には、一旦装置を停止させてそのビス類を手作業
で取り除かねばならず、ビス類の円滑な供給を妨げるこ
とになる。
そこで本発明は、ばね座金が装着されたビス類等の特殊
な構造のビス類でも円滑に供給することができるビス類
の供給装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ビス類を所定の位置に供給するためのシュー
タと、前記シュータの上面に開口するように形成されて
いるガイド用スリットとを具備し、前記ビス類の軸部を
前記ガイド用スリットに挿入させた状態で前記ビス類を
このガイド用スリットに沿って移動させて前記所定の位
置まで供給するように構成したビス類の供給装置におい
て、前記シュータの上面の所定の領域における異常姿勢
のビス類を除去するために作動する除去手段と、前記除
去手段に除去されることなく前記所定領域を通過した異
常姿勢のビス類を前記ビス類の前記移動方向とは逆方向
に押し戻して前記所定領域に再び持ち来すように作動す
る押し戻し手段とを設けたものである。
〔作用〕
本発明によれば、シュータ上面の異常姿勢のビス類がシ
ュータ上面の所定領域における除去手段の除去作用を受
けることなく前記所定領域を通過しても、この異常姿勢
のビス類は押し戻し手段により押し戻されて除去手段の
除去作用を受ける前記所定領域に再び持ち来たされ、次
いで除去手段によりシュータ上面から除去される。
〔実施例〕 以下、この発明をビス供給装置に適用した一実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図に示すように、基台1の上部にはほぼ直方体形状
の枠体19が立設されている。そしてこの枠体19の内
部の下方には、ビス70を掬い上げるためのディツパ1
0が配置されており、そのディツパ10には、供給すべ
きビス70の軸部が係入されるガイド用スリット13が
形成されている。ディツパ10は、アーム11を具備し
ている。
そしてそのアーム11の基端が第2図に示すように軸1
8によってシュータ30に回動自在に軸支され、このた
めに上記ディツパ10は上下方向に揺動自在に構成され
ている。アーム11には、回転カム20の側面に偏心し
て設けられた偏心ピン21を係合させる保合用スリット
12がアーム11の長さ方向に沿って形成されている。
枠体19内には、第1図に示すように複数の傾斜板3が
配設され、これらの傾斜板3と枠体19とによって、ビ
ス70を収容するためのストック部2が枠体19内に形
成されている。ストック部2のほぼ中心位置には、間仕
切り板4が配設され、その間仕切り板4の下方には連通
用開口9が形成されている。また間仕切り板4には連通
用開口9の上下方向の間隔を調整する間隔調整板7が取
付けられている。そしてストック部2に投入されたビス
70は、傾斜板3にガイドされて連通用開口9を通って
ガイド用スリット13の上面開口に向かって寄せ集めら
れる。
枠体19の内部の一側面には、ディツパ10が下降する
際に、枠体19の後壁とディツパ10の後部との間にビ
ス70が食い込んで、ディツパの動きを阻害するのを防
止するためのビス食い込み防止具5がディツパ10に対
向して配置されている。
基台1上には、さらに、ディツパ10の前方位置におい
てシュータ30が配設されている。シュータ30は、一
対の平板状のガイド板29を具備し、これらのガイド板
29の間にはディツパ10のガイド用スリット13と連
通し得るガイド用スリット31が形成されている。そし
てこのシュータ30の始端側の一半はストック部2内に
配置され、また終端側の残りの一半はストック部2の外
側に配置されている。またシェーク30の上面は始端側
から終端側に向かって下方に傾斜しており、ディツパ1
0が上昇し切った時にこのディツパlOの上面とシュー
タ30の上面とがほぼ連続した傾斜面(図示の実施例の
場合にはほぼ一直線)となるようになっている。従って
この状態においては、ガイド用スリット13の上面開口
とガイド用スリット31の上面開口とがほぼ一直線の連
続した溝を構成するようになっている。
シュータ30の上面の始端部の上方には、シュータ30
の上面における横転状態のビス等の異常。
姿勢ビスを除去するための除去手段である刷毛40が配
置されている。この刷毛40はほぼコ字形状の刷毛取付
板41に取付けられている。そしてこの刷毛取付板41
は、シュータ30のガイド用スリッ)31の上面開口に
ほぼ直交する方向に揺動、即ち首振り運動するように軸
72によって枠体19に軸支されている。また刷毛取付
板41には取付孔42が設けられ、この取付孔42とス
トック部2の一側壁に設けられた取付部6との間にコイ
ルばね等の付勢手段43が掛は渡されている。
枠体19内には、第2図に示すように、駆動用モータ5
1が配設されており、その駆動用モータ51の回転軸2
3には、回転カム20が固定されている。そしてこの回
転カム20のカム面には、ならい部材46の中間部分に
おいて下方に突設されたならい部48が当接しており、
このならい部材46はその一端を軸66によって枠体1
9に対して回動自在に軸支されている。またならい部材
46の他端には保合用切込み49が形成され、この切込
み49には押上げアーム44の下端が係合している。そ
して押上げアーム44の作動部44aは、第1図に示す
ように、刷毛取付板41の突片部45に当接している。
回転カム20の側面には既述のように偏心ビン21が設
けられ、この偏心ピン21はディツパ10のアーム11
に形成されている係合用スリット12に係合している。
従って回転カム20が回転する毎にディツパ10は軸1
8を支点として一回ずつ往復回動するようになっている
シュータ30は、第3図に示すように、ガイド板29に
比べて比較的肉厚の一対の保持板28を具備し、これら
の保持板28はガイド板29の前端側にそれぞれ隣接し
て配設されている。そしてこれらの保持板28はガイド
板29とそのスペーサ27を共用しているので、ガイド
用スリット31は保持板28の前端まで延びている。な
お、保持板28はねじ85によってスペーサ27に固定
されている。
第1図、第3図に示すように、シュータ30の上方には
、シュータ30の始端部を除く上面を覆うためのカバ一
部材37が設けられている。このカバ一部材37は、ビ
ス70の頭部74がシュータ30の上面から浮上ってシ
ュータ30上で異常姿勢になるのを防止するためのもの
であり、カバ一部材37とシュータ30の上面との間隔
はビス70の頭部74の高さとほぼ同一でやや大きく設
定される。なおビス70がその軸部にばね座金75が装
着されたものである場合には、上記間隔はビス70の頭
部74とばね座金75との高さの和とほぼ同一でやや大
きく設定される。そして、供給されるビス70の頭部7
4の大きさに応じてカバ一部材37とシュータ30の上
面との間隔を調整するために、このカバ一部材37は上
下に移動可能なように構成されている。すなわち、第3
図に示すように、カバ一部材37の側部には、段違いを
なす一対の水平板部34が形成されており、その水平板
部34の孔(図示せず)にはそれぞれ六角穴付ボルト3
5が嵌入されている。ボルト35の先端のねじ部35a
は、シュータ30の側部にねし止め固定されているホル
ダ一部材36の底板36aに設けられたねじ穴(図示せ
ず)にねじ込まれており、ボルト35の中間には段部3
5bが設けられている。カバ一部材37の水平板部34
とホルダ一部材36の底板36aとの間には、コイルば
ね47がボルト35を挿入させた状態で配置されており
、これらのばね47はカバ一部材37を上方に付勢して
いる。
そしてボルト35を締めると、カバ一部材37は段部3
5bによってその水平板部34を押し下げられるのでば
ね47に抗して下降し、ボルト35を緩めると、カバ一
部材37はばね47の付勢力により上昇させられる。そ
してこの実施例によれば、一対のボルト35によりカバ
一部材37の後端側と前端側をそれぞれ別々に上下させ
てカバ一部材37とシュータ30の上面との間隔を種々
の状態に調整することができる。従って、ビス長の異な
る各種のビスに応じて上記間隔を調整することができ、
例えば、自重により鉛直になり易くてシュータ30の上
面に対して傾き易い長いビスの場合はカバ一部材37の
後端側を特に上昇させてビスの頭部がカバ一部材37の
後端部にひっかかるのを効果的に防止し、シュータ30
の終端付近で横倒しく横転状態)になり易い短いビスの
場合はカバ一部材37の前端側を特に下降させてビスの
横倒しを防止する等の調整が可能である。
次に、枠体19内には、押し戻し部材80が配設されて
いる。
この押し戻し部材80は、刷毛40の揺動運動の各揺動
動作の時間的な間隙をぬう等して刷毛40により除去さ
れることなくシュータ30上面を滑り降りてきた異常姿
勢のビス70を、刷毛40の所定の揺動領域まで押し戻
すための部材であって、第1図および第4A図〜第4C
図に示すように、取付部材81と駆動部材82と回動部
材83とからなる。
回動部材83は、その下部が略コ形に形成されており、
そこに一体に設けられた上下一対の枢支ピン84a、8
4bが取付部材81に設けられた上下一対の挿入孔86
a、86b内にそれぞれ挿入されることにより、第4A
図、第4B図の矢印a、b方向に回動自在となるように
取付部材81に取付けられている。そしてこの回動部材
83の上端部には、湾曲された押し戻し部87が一体成
形されている。
回動部材83の下部に設けられたばね取付孔67と取付
部材81のばね取付部67に設けられた取付孔68との
間には、回動部材83を第4A図に示す非動作状態に復
動させるための復動ばね69が架設されている。また、
回動部材83の略中間部に設けられたばね取付部88と
駆動部材82の上部に設けられたばね取付孔71との間
には、回動部材83を駆動するための駆動ばね89が架
設されている。そして駆動ばね89は、上述の復動ばね
69よりも強いばね力を有するばね(ばね定数の大きい
ばね)で構成されている。
駆動部材82は、ビン76により取付部材81に第4A
図、第4B図の矢印c、d方向に回動自在に取付けられ
ている。駆動部材82の下部には、かぎ状に屈曲された
被駆動部90が一体に設けられている。この被駆動部9
0は、その外周囲90a、90bをアーム11から水平
に突出された駆動ピン15が摺動するように構成されて
おり、またその尖端部分91は、第4A図〜第4C図、
第5図および第6図に示すように、アーム11とは反対
の側に斜めに折り曲げられて駆動ビン15との対向面が
傾斜面92となるように構成されている。
駆動部材82の回動輪となるビン76は、取付部材81
に設けられた略コ形の軸受部93の一対の挿通孔94a
、94bを貫通し、その先端部76aが挿通孔94bか
ら外側に突出している。そしてその先端部76aには、
抜は止め用のリング73が取付けられている。
挿通孔94bは長孔から成り、ピン76の先端部76a
がその孔94bに沿って第4A図、第4B図の矢印e、
f方向に移動可能なように構成されている。そしてピン
76は、その軸部に取付けられた戻しばね95により、
矢印e方向に付勢されている。
なお、取付部材81には、この取付部材81を枠体19
の一側壁にねじ止めするためのねしく図示せず)がねじ
込まれるねじ穴59が設けられている。
シュータ30の側部には、第1図に示すように、発光素
子と受光素子とからなる光センサ78が配置されている
。この光センサ78は、シュータ30の上面の始端付近
におけるビス70の有無を検出するものである。そして
シュータ30上のビス70が少なくなったことを光セン
サ78が検出すると、この検出結果に基づいてディツパ
10が揺動してシュータ30にビス70が供給され、シ
ュータ30上にビス70がある程度溜ると、ディツパI
Oの揺動が停止するようになっている。
シュータ30の上面の終端に設けられているビス供給部
33には、係止部材52が配設されている。この係止部
材52は、シュータ30の側部にネジ止め固定されてお
り、線条ばね55によって第1図における反時計方向に
付勢されている。係止部材52の一端には、その長手方
向に対してほぼ直角に延びる7字状の係止部53が形成
されている。そしてこの係止部53は、係止部材52が
第1図に示す復動位置にある時には、ガイド用スリット
31の上方開口に沿ってシュータ30の上面を移動して
来るビスの頭部74をビス供給部33に停止させる。ま
た係止部には、係止部53に隣接してストッパ部54が
形成されている。そしてこのストッパ部54はシュータ
30の側壁面に当接して係止部材52の復動位置を規制
するようになっている。
係止部材52には、線条ばね55の一端を係止させるた
めの突片部56が設けられ、この突片部56の側方には
、ビス供給部33からのビス7゜の取出しを検出するリ
ーフスイッチ98が配設されている。
係止部材52の係止部53の上方には、ビットガイド6
2が設けられている。このビ・ノドガイド62は、係止
部材52により停止させられている最前端のビスの頭部
から上方に向かって末広がりに傾斜している3つの傾斜
面63a、63b、63cを有し、これらの傾斜面の下
端によって、ビスの軸部の直径と略同−の幅を有するU
字状の切込み64が形成されている。
次に、ビス70としてその軸部にばね座金75が装着さ
れているビスを用いた場合におけるこの実施例の動作を
説明する。
まず、パワースイッチS1がオン状態に切換えられると
、光センサ78が作動してシュータ3゜上のビス70の
有無を検出する。すなわち、シュータ30上のビスが少
なかったり、シュータ30上にビスがなかったりすると
、光センサ78がこれを検出してディツパ10を駆動す
る駆動用モータ51を始動させる。
駆動用モータ51が始動すると、第2図に示す回転カム
20が回転するので、ディツパ10のアーム11に設け
られた保合用スリット12に係合された偏心ピン21が
保合用スリット12内を滑動しつつディツパlOを上下
に揺動させる。ディツパ10が揺動すると、ディツパ1
0の上面に供給されたビス70の中でその軸部がディツ
パ10のガイド用スリット13に挿入されたものがディ
ツパ10により上方に掬い上げられる。一方、回転カム
20の回転によりならい部材46を介して押上げアーム
44が上下動させられると、押上げアーム44の作動部
44aが刷毛取付板41の突片部45に作用するので、
刷毛40はシュータ30のガイド用スリット31の上方
開口に対してほぼ直交する方向に首振り運動して、シュ
ータ30上の異常姿勢ビスを除去する。
ディツパ10に掬い上げられたビス70は、このディツ
パ10の上面がシュータ30の上面とほぼ一直線となっ
て、ディツパ10のガイド用スリット13の上面開口と
シュータ30のガイド用スリット31の上面開口とが連
通ずると、その軸部がスリット31に挿入されたままで
自重によりシュータ30を滑り降りて、ビス供給部33
に到達する。そしてシュータ30を滑り降りたビス70
 。
は、係止部材52の係止部53によりその頭部74を係
止されて停止する。そしてシュータ30上にビス70が
ある程度溜ると、光センサ78がそれを検出して駆動用
モータ51を停止させる。
そしてマグネットドライバ60のビット61をビットガ
イド62の傾斜面63b、63aないしは63cに沿わ
せて下降させると、ビット61の先端がビス70の頭部
74に自動的に当接してこれを吸着させる。またこの状
態において、ビット61をU字状切込み64に沿って前
方に引けば、ビス70の頭部74が係止部材52を押す
ので、この係止部材52が時計方向に往回動し、ビス7
0はビス供給部33から引き出される。なおビス70が
引き出されると、係止部材52は線条ばね55の付勢力
によって第1図に示す位置まで素早く復帰し、後続のビ
スの不必要な流出を防止する。
この際、係止部材52に設けられたストッパ部54がシ
ュータ30の側部を叩打してシュータ30に衝撃を与え
るので、シェーク30の上面でのビスの流れが円滑にな
る。特に、小さいビスは自重が軽いためシュータ30の
上でその流れが止まる場合が多く、その流れを円滑にす
るためにもシュータ30に衝撃を与えることは有益であ
る。また係止部材52が元の位置に復帰する際にストッ
パ部54がシュータ30の側部に当接するため、係止部
材52の過剰な復回動が防止されて、その係止部53を
シェーク30の上面の所定の位置に復帰させることがで
きる。
なお上述の押し戻し部材80は以下に述べるように動作
する。
まず第4A図に示すように、ディツパ10が一点鎖線で
示す最上昇位置から実線で示すように矢印g方向に下降
すると、アーム11に設けられた駆動ビン15が、駆動
部材82全体を矢印C方向に回動させるように駆動部材
82の被駆動部90の外周囲90aを押圧しつつその外
周囲90a上を摺動する。そして駆動部材82が矢印C
方向に回動すると、駆動部材82と回動部材83との間
に架設された駆動ばね89が復動ばね69のばね力に打
ち勝って回動部材83を矢印C方向に引っ張って、回動
部材83を第4B図に示すように矢印a方向に回動させ
る。
回動部材83の矢印a方向への回動に伴って、回動部材
83の押し戻し部87が第5図に実線で示す位置から一
点鎖線で示すようにシュータ30の上面とカバ一部材3
7との間に突き出される。
そして、刷毛40に除去されることな(シュータ30の
上面に沿って滑り落ちてきた異常姿勢のビスフ0が、第
4A図、第5図に示すようにカバ一部材37とシュータ
30の上面との間に入り込んでそこに引っ掛かっていた
場合には、そのビス70はその突き出された押し戻し部
87により第4B図に実線、第5図に一点鎖線で示すよ
うに刷毛40の所定の揺動領域まで押し戻される。そし
て刷毛40はこの時シェーク30上面を掃くようなタイ
ミングを持たされているので、この押し戻されたビス7
0は刷毛40により確実にシェーク30の上面から側方
に払い落とされる。
次に、ディツパ10が第4B図に示す位置から更に第4
C図に示すように下降して駆動ピン15が被駆動部90
の外周囲90b上に到ると、復動ばね69が回動部材8
3を矢印す方向に復動させるので、押し戻し部87はシ
ュータ30の上方から第5図に実線で示す移動位置に復
動する。
次に、ディツパ10が第4C図に示す最下降位置から矢
印り方向に上昇する時には、駆動ピン15の先端部が、
第4C図に一点鎖線で、また第6図に二点鎖線で示すよ
うに、被駆動部90の尖端部分9工の傾斜面92に摺接
してその傾斜面92を相対的に徐々に押圧する。これに
より駆動部材82の回動支点であるピン76の先端部7
6aが挿通孔94b内を矢印f方向に下降し、これに伴
って駆動部材82が第6図に二点ui線で示すように少
し傾斜する。そして駆動ピン15が第4A図に示すよう
に駆動部材82の上方へ抜は出ると、戻しばね95のば
ね力により、駆動部材82は第5図、第6図に実線で示
す位置に復帰する。従って、ディツパ10の上昇時には
、駆動ピン15は被駆動部90の外周囲90a、90b
上を摺動しないので、上述のような押し戻し部87によ
るビス70の押し戻し動作は行われない。
上述の実施例によれば、ばね座金75が装着されたビス
70を供給するために、カバ一部材37とシュータ30
の上面との隙間を、ばね座金75が装着されていないビ
ス70を供給する場合に較べて大きくする必要があるこ
とに伴って、刷毛40の揺動運動の各揺動動作の時間的
間隙をぬってシュータ30の上面を滑り落ちてきた異常
姿勢のビス70が、第4A図に示すようにカバ一部材3
7とシュータ30の上面との間にもぐり込むようにして
引っ掛かってしまった場合でも、押し戻し部材80によ
りそのビス70は刷毛40の所定の揺動領域まで押し戻
され、刷毛40により確実にシュータ30の上面から除
去される。
また、押し戻し部材80は、ディツパ10が第4A図に
一点鎖線で示す最上昇位置にあって、ビス70をシュー
タ30に流し込んでいる時は動作せず、ディツパlOが
ビス70をシュータ30に流し込み終わって第4A図に
実線で示すように下降し始めた時に動作するタイミング
を持っている。
従って、この押し戻し部材80は、シュータ30を滑り
落ちてくる正常姿勢のビス70の流れを阻害することは
なく、シュータ30の上面に存在する異常姿勢のビス7
0のみを有効に押し戻すことができる。
さらに、回動部材83が駆動ばね89により駆動部材8
2と連動するように構成されている。従って回動部材8
3が回動して押し戻し部87がカバ一部材37とシュー
タ30の上面との間に突き出された時に、シュータ30
の上面に正常姿勢のビス70が正しく配列されていて、
その押し戻し部87がそれらのビス70の頭部74に当
接することにより第4A図の矢印a方向に回動し得なく
なった場合でも、駆動部材82だけは駆動ばね89が延
びることにより正常な動作を続けることができ、従って
ディツパ10の上下動も妨げられることがない。
上述の実施例におけるビス供給装置は、ビス径2.6〜
4.0φのビスであって、特にばね座金が予め装着され
ているビスの供給に用いるのに好適であるが、ビス径2
.6 φ以下ないしは4.0 φ以上のビスや、ばね座
金が装着されていない普通のビスの供給装置としても利
用し得るのは勿論である。
また上述の実施例においては、シュータの上面の所定の
領域における異常姿勢のビス類を除去するための除去手
段として、シュータに設けたガイド用スリットに対して
ほぼ直交する方向に揺動するti11毛を用いたが、押
し戻し手段により押し戻されて上記所定領域に再び持ち
来たされた異常姿勢のビス類をシュータの上面から除去
し得るものであれば、その材質、構造及び動作状態を特
に制限されることはない。
また上述の実施例においては、押し戻し部材80をディ
ツパ10と連動させるようにするために、アーム11に
設けた駆動ピン15により上記押し戻し部材80を作動
させるようにしたが、ディツパ10に直接設けた駆動ピ
ンなどにより作動させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シュータ上面の異常姿勢のビス類がシ
ュータ上面の所定領域における除去手段の除去作用を受
けることなく前記所定領域を通過してしまっても、この
異常姿勢のビス類は押し戻し手段により押し戻されて除
去手段の除去作用を受ける前記所定領域に再び持ち来た
される。
そしてこの押し戻された異常姿勢のビス類は、除去手段
により確実にシュータ上面から除去される。従って、異
常姿勢のビス類が除去手段によりシュータ上面から除去
されないで前記所定領域を通過してこの異常姿勢のビス
類が後続の正常姿勢のビス類の移動を阻害するのを防止
することができ、またこの異常姿勢のビス類を手作業で
取り除く必要がなく、従ってビス類の供給を極めて円滑
かつ簡単に行うことができる。
また本発明によれば、ばね座金が装着されたビス類を供
給する場合にも、シュータ上面の異常姿勢のビス類を確
実に除去することができてビスづまり等を生じさせるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明をビス供給装置に適用した一実施例を
示すものであって、第1図は装置全体の斜視図、第2図
は同装置の駆動機構を示す概略図、第3図はシュータの
カバ一部材の調整機構を示す斜視図、第4A図〜第4C
図は押し戻し部材の動作を順次示す斜視図、第5図は同
平面図、第6図は同側面図である。 なお図面に用いた符号において、 2−・−・・−・−・・−一一一一スドック部10−・
−一一一・・・・・・・−・−・ディツパ13−・・−
一−−−−−・−・・−ガイド用スリット30・・−・
−−−−−−−−・−・−シュータ31−・−−−−−
−−−−・−・−・ガイド用スリット33−−−−−−
−−・−一一−−−−−・・ビス供給部(所定の位置)
37・−−−−−−−−−一−−−・−・カバ一部材4
0・・−・・−・−〜〜−〜−一一−−・・刷毛(除去
手段)70・−・・・・・・・・・・−・−ビス80・
−・・−・・−・−−−−一・押し戻し部材(押し戻し
手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ビス類を所定の位置に供給するためのシュータと、前記
    シュータの上面に開口するように形成されているガイド
    用スリットとを具備し、前記ビス類の軸部を前記ガイド
    用スリットに挿入させた状態で前記ビス類をこのガイド
    用スリットに沿って移動させて前記所定の位置まで供給
    するように構成したビス類の供給装置において、 前記シュータの上面の所定の領域における異常姿勢のビ
    ス類を除去するために作動する除去手段と、 前記除去手段に除去されることなく前記所定領域を通過
    した異常姿勢のビス類を前記ビス類の前記移動方向とは
    逆方向に押し戻して前記所定領域に再び持ち来すように
    作動する押し戻し手段とを設けたことを特徴とするビス
    類の供給装置。
JP61242247A 1986-10-13 1986-10-13 ビス類の供給装置 Expired - Lifetime JPH0829460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61242247A JPH0829460B2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 ビス類の供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61242247A JPH0829460B2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 ビス類の供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399143A true JPS6399143A (ja) 1988-04-30
JPH0829460B2 JPH0829460B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=17086431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61242247A Expired - Lifetime JPH0829460B2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 ビス類の供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143848A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Fujitsu Ltd ネジ供給装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611268A (ja) * 1984-06-09 1986-01-07 Toyo Koku Denshi Kk インバ−タ負荷結線方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611268A (ja) * 1984-06-09 1986-01-07 Toyo Koku Denshi Kk インバ−タ負荷結線方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143848A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Fujitsu Ltd ネジ供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0829460B2 (ja) 1996-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62208836A (ja) ビス類の供給装置
JPS6399143A (ja) ビス類の供給装置
JP2997865B2 (ja) ネジ類送給装置
JPH0435306B2 (ja)
US4572683A (en) Structure for mounting an ink ribbon cassette on a printer carriage
JP2531385B2 (ja) ビス類の供給装置
JP2531386B2 (ja) ビス類の供給装置
JP2511759B2 (ja) 部品供給装置
JPH0337863Y2 (ja)
CN111607911A (zh) 一种缝纫机及其送料牙自动避让装置
JP4464094B2 (ja) 部品供給装置
JPS601245B2 (ja) フアスナ−部品供給機における不整列フアスナ−部品の排除装置
JPH0672984U (ja) サブホッパー
JP4196057B2 (ja) ダイエジェクタ装置
JPS5851905Y2 (ja) ミシンの上下送り機構
KR200278527Y1 (ko) 떡 절단장치
JP2003325895A (ja) 幕板の支持装置
JPH0623168A (ja) ミシンの上送り装置
JP3894988B2 (ja) 弾球遊技機
JP2021104876A (ja) 部品供給装置
JPS5825619B2 (ja) 頭付棒材整列供給装置
JPH0520371Y2 (ja)
JP2014200850A (ja) 連結ネジ用ネジ締め機におけるネジガイド構造
JPS58109329A (ja) 頭付棒材供給装置
JP2006198163A (ja) ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term