JPS6399029A - 芳香族ヨウ素化物の加水分解法 - Google Patents

芳香族ヨウ素化物の加水分解法

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JPS6399029A
JPS6399029A JP61243168A JP24316886A JPS6399029A JP S6399029 A JPS6399029 A JP S6399029A JP 61243168 A JP61243168 A JP 61243168A JP 24316886 A JP24316886 A JP 24316886A JP S6399029 A JPS6399029 A JP S6399029A
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JP
Japan
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mol
ketone
diphenyl ether
water
alcohol
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Application number
JP61243168A
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English (en)
Inventor
Kazunori Yamataka
山高 一則
Yuji Matsuoka
松岡 有二
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビフェニル又はジフェニルエーテルタイプの
芳香族ヨウ素化物を加水分解することにより、芳香族ヒ
ドロキシ化合物を製造する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、芳香族ハロゲン化物の加水分解方法としては、例
えば4t、4t’−ジブロモジフェニルエーテルを苛性
アルカリ水溶液中で、アルカリ金属過酸化物、ハロゲン
化銅存在゛下に加水分解することによりg、4t’−ジ
ヒドロキシジフェニルエーテルを得る方法(U8P32
903rt)があり、更+二tt、タージブロモジフェ
ニルを銅化合物触媒存在下(二、アルカリ水溶液中で加
水分解し、g、4t’−ジヒドロキンジフェニルを得る
方法(特開昭33−/73θり)がある。
更に、ダ、ダージョードジフェニルエーテルを苛性アル
カリ水溶液中でアルカリ金属酸化物、ハロゲン化鋼の存
在下(;加水分解することにより、グ。
グ′−ジヒドロキシジフェニルエーテルを得る方法(特
開昭乙/−20093♂)がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
芳香族ハロゲン化合物の大きな特色の一つは、ハロゲン
の反応性が、脂肪族の場合に比して、はるか:二手さい
ことである。
従って、該従来方法は、一般的(=はアルカリ水溶液中
で、銅化合物触媒存在下に/♂0〜250℃で加水分解
を行なっている。
該従来方法をビフェニル又はジフェニルエーテル系の芳
香族ヨク素化物(以下率(二芳香族ヨク素化物と略記す
る)の加水分解反応(;適用した場合、脱ヨク素反応な
どの熱分解が起こる場合がある。
ビフェニル系のヨク素化合物の場合はあまり目立たない
が、ジフェニルエーテル系のヨク素化合物の場合には収
率が相当悪くなる。
本発明者らは、低温、短時間で高選択的;;加水、分解
する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果芳香族ヨワ
素化物が、水1ニアルコール、ケトンを混合した溶媒中
で、銅化合物または、鉄化合物と苛性アルカリの存在下
で容易に加水分解され、目的とする芳香族ヒドロキシ化
合物(二転化することを見い出し、この知見(二基づい
て本発明を完成するに至った。
〔問題点を一決するための手段及び作用〕本発明におい
ては、反応溶媒に水にアルコール及び/又はケトンを混
合した混合物を用いることが必須条件である。混合物を
溶媒として用いることによって、基質である所の芳香族
ヨク素化物。
銅化合物または鉄化合物、苛性アルカリ及び水または、
苛性アルカリ単°独が可溶化され、その結果、穏和な条
件下(二おいても加水分解反応が進行するものと推定さ
れる。混合溶媒は、単独で用いてもよいが、触媒の溶解
度を高めることを目的として第3級アミンおよび/また
は相間移動触媒、例えば、第9級アンモニウムハロゲン
化物などと組合せて用いてもよい。混合溶媒の使用量は
、特に制限はないが実用上芳香族ヨク素化物(二対して
、コ倍量〜グθ倍量程度が好ましい。
水にアルコール、ケトンの混合割合は、水/(アルコー
ル及び/又はケトン)としてり0モル係/70モル係〜
70モル憾/り0モル壬が好ましい。水が多過ぎるとア
ルコール、ケトンを添加した効果が小さくなり、アルコ
ールが多過ぎるとヨク素が加アルコール分解されたエー
テル化合物の副生が増加してきたり、反応速度が逆(=
遅くなったりする。特に水/アルコールとしては♂θモ
ル%/2θモル係〜コθモルチ/♂0モルチが好ましい
用いられるアルコールとしては脂肪族低級アルコールが
好ましく、メタノール、エタノールが良い。用いられる
ケトンとしては脂肪族低級ケトンが好ましく、アセトン
、メチルエチルケトンが好ましい。
苛性アルカリの水/(メタノール及び又はアセトン)混
合液中でのa度は、一般的(=は苛性アルカリの濃度が
!〜!θ4tlsのものが用いられる。
好ましくは7〜30重は憾の濃度である。
本発明(二おいて、加水分解;;供されるビフェニル又
はジフェニルエーテル系のヨワ索化物としては、例えば
グーヨードビフェニル、4t、&’−9ヨードビフェニ
ル、グーヨードジフェニルエーテル、先ターショートジ
フェニルエーテルなどがある。
本発明反応は特(ニジフェニルエーテル系のヨク素化物
;ユ適用すると効果が著しく好ましい。
加水分解触媒としては、CuO、Cu1O1CuCI、
CuCl2、CuBr、CuBr2、Cu(CH3CO
O)2、Cu(CH3COO)、Cu l  Cur 
、 CuF2 ・2 H2O、Cu(OH)z、FeO
、Fe(OH)2、Fe201、FeCl2、Fe 1
2、F e (C)(3COO)2などであり、それぞ
れ単独、または混合物、たとえば、CuOとCu2Oと
の混合物を使用することができる。使用量は、原料に対
して、θ、7〜/θθモル係で、好ましくはθ、j〜3
0モル係である。
本発明(二おいて用いる苛性アルカリは水酸化ナトリク
ム、水酸化カリワムが好ましく、その使用量は、実用上
芳香族ヨワ素化物(二対して/〜コθ倍モル程度が好ま
しい。
本発明において反応温度は、目的とする芳香族ヒドロキ
シ化合物を得るために?θ〜2jO℃が好ましい。温度
が低いと反応が進まないばかりでなく、加水分解生成物
の選択率も低くなる。
又、温度が高いと脱ヨワ素反応などの熱分解が起こり、
加水分解生成物の選択率も低くなる。特に好ましくは、
100℃〜、220℃である。
本発明において反応時間は、反応温度と目的とする芳香
族ビドσキシ化合物によって規定されるものであり特(
=制限はない。
本発明方法に於いて得られた、反応生成物を含むアルカ
リ溶液は、鉱酸で中和後、生成物をフリーにして生成物
を単離する。生成物の単離、精製については特に制限は
ない。
(実施例) 次に実施例)二よって本発明をさらに詳細に説明するが
1本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例/ llt、g’−ショートジフェニルエーテル!、θ1(
0,0/ / 、tモル)、水酸化ナトリワム3.22
(0,02モル)、水/θ、t、t t (o、s♂モ
ル)、メタノール/ /、g r (θ、!♂モル)、
ヨワ化銅θ、1t(o、ooosモル)を10θ−のス
テンレス製オートクレーブ(=入れ、750℃で2時間
攪拌して反応した。反応終了後、常温まで冷却し、減圧
濾過(=より固形物を除去する。濾液をリン酸々性(ニ
ジ、析出した結晶を単離した。ガスクロマトグラフィー
及び液体クロマトグラフィーにより生成物を分析した結
果、4t、4t′−ショートジフェニルエーテルの転化
率は/θ04であり、g、4t’−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテルの選択率は77係であった。
実施例コ グ、グージョードジフェニルエーテル!、θt(0,0
/ / J−モル)、水酸化カリウム3.51(0,0
5モル)、水/ !、/ t (0,29モル)、メ9
/−ル/、2f (0,3fモル)、酸化$2@0./
fco、ooiモル)を100m1のオートクレーブに
入れ、750℃で6時間攪拌して反応した。反応後実施
例/と同様にして後処理した。g、4t’−ジョー下ジ
フェニルエーテルの転化率が7♂チであす、り、グージ
ヒドロキシジフェニルエーテルの選択率は夕/%であっ
た。
実施例3 tt、<t′−vヨードジフェニルエーテルタ、θV(
0,0113モル)、水酸化ナトリクム3.;t(0,
0tモル)、水7.θf(0,39モル)、メタ/−ル
27f (Of/lモk) 、ヨ’7化銅o、o t 
y(o、ooo72rモル)、酸化第1鉄0./v(θ
、00 / 4tモル)を700−のオートクレーブ(
=入れ、130℃で5時間攪拌して反応した。その結果
、グ、り′−ショートジフェニルエーテルの転化率は1
00%であり、4t、グージヒドロキシジフェニルエー
テルの選択率は!!チであった。
実施例グ グーヨードジフェニルエーテル!、θy(0,077モ
ル)、水酸化カリウム2.6?(θ、03乙モル)、水
/θ、4tr (0,,3−2モル)、エタノール/♂
、グ2(0,6rモtv ) 、酸化l1fI/銅0.
/ f (0,007モル)を100−のオートクレー
ブに入れ、790℃で3時間反応した。その結果、グー
ヨードジフェニルエーテルの転化率は100係であり、
グーヒドロキシジフェニルエーテルの選択率は62チで
あった。
実施例! グ、グージョードビフェニルs、o y (0,oi2
jモル)、水酸化ナトリクム3.2 F (0,02モ
ル)、水/ j−、/ f (0,29モル)、メタノ
ール109(0,37モル)、ヨク化@0./ r (
0,0005モル)を100−のオートクレーブに入れ
、270℃で乙時間攪拌して反応させた。その結果、g
、4t’−ショートビフェニルの転化率は9.2係であ
り、ダ、グージヒドロキシビフェニルの選択率は73係
であった。
実施例6 グーヨードビフェニル、3−、Of (0,072モル
)、水酸化カリウムλ、jr (0,034モル)、水
/!、/1(0,♂グモル)、メタノール/、2f (
θ、3♂モル)、塩化第コ銅θ、/ f (0,0θ/
3モル)を/θθ−オートクレープに入れ、/りo℃で
tH間反応した。その結果、グーヨードビフェニルの転
化率は♂7%であり、グーヒドロキシビフェニルの選択
率は59%であった。
実施例7 グーヨードビフェニルj、Or (0,0/♂モル)、
水酸化ナトリクムλ、j?(0,0625モル)、水/
 6./y (0,♂9モル)、アセトン乙?(0,1
03モル)、塩化第1銅0./W(0,0007モル)
を700ゴオートクレープに入れ、790℃で6時間反
応した。その結果、グーヨードビフェニルの転化率は♂
/係であり、グーヒドロキンビフェニルの選択率はグア
壬であった。
実施例♂ り、q′−ショートジフェニルエーテル10.θ?(0
,023モル)、水酸化ナトリクム6.グ2(0,/乙
モル)、ヨク化f@o、2y (o、o o 1モル)
、水7.2 ? (0,グモル)、メタノール/ 、2
.J’ ?(0,9モル)を/θ0−オートクレーブ中
(二人れ、750℃で2時間攪拌下(=反応した。その
結果、グ、q′−ショートジフェニルエーテルの転化率
は100係であり、り、タージヒドロキシジフェニルエ
ーテルの選択率が♂0%であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビフェニル又はジフェニルエーテルのヨウ素化物
    を銅系化合物又は鉄系化合物と苛性アルカリの存在下に
    水にアルコール及び/又はケトンを混合した混合溶媒中
    で加水分解することを特徴とする芳香族ヨウ素化物の加
    水分解法。
  2. (2)混合溶媒中の混合割合は、水/(アルコール及び
    /又はケトン)として、90モル%/10モル%〜10
    モル%/90モル%の範囲である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  3. (3)アルコールがメタノール又はエタノールである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)ケトンがアセトン又はメチルエチルケトンである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)加水分解を100℃〜220℃で行なう特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP61243168A 1986-10-15 1986-10-15 芳香族ヨウ素化物の加水分解法 Pending JPS6399029A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02240036A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Tosoh Corp ビフェニル―4,4´―ジオールの製造法
JPH0665131A (ja) * 1991-06-26 1994-03-08 Agency Of Ind Science & Technol 2,7−ジヒドロキシ−9,10−ジヒドロフェナンスレンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02240036A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Tosoh Corp ビフェニル―4,4´―ジオールの製造法
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