JPH09110754A - オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム/フエノール/水錯体、製造法及びオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウムの分離のための使用 - Google Patents

オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム/フエノール/水錯体、製造法及びオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウムの分離のための使用

Info

Publication number
JPH09110754A
JPH09110754A JP8280136A JP28013696A JPH09110754A JP H09110754 A JPH09110754 A JP H09110754A JP 8280136 A JP8280136 A JP 8280136A JP 28013696 A JP28013696 A JP 28013696A JP H09110754 A JPH09110754 A JP H09110754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenol
complex
sodium
aqueous solution
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8280136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3924027B2 (ja
Inventor
Christian Sidot
クリスチャン・シド
Michel Tarlier
ミシェル・ターリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi Aventis France
Original Assignee
Francaise Hoechst Ste
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Francaise Hoechst Ste filed Critical Francaise Hoechst Ste
Publication of JPH09110754A publication Critical patent/JPH09110754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3924027B2 publication Critical patent/JP3924027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C59/00Compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
    • C07C59/40Unsaturated compounds
    • C07C59/42Unsaturated compounds containing hydroxy or O-metal groups
    • C07C59/52Unsaturated compounds containing hydroxy or O-metal groups a hydroxy or O-metal group being bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶化オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウ
ム−フエノール−水錯体を得る。 【解決手段】 結晶化される目的生成物を得るため、p
H7〜9.5で水性溶液S中にフエノール(P2 )を導
入し、水性溶液Sは、三級アミン及び3価カチオンの存
在下グリオキシル酸とフエノール(P1 )の反応から生
ぜしめるようにし、次いでアルカリ水酸化物の溶液を用
いて処理する製造法である。この錯体はオルソヒドロキ
シマンデル酸ナトリウムの製造のため使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は結晶化オルソヒドロキシマンデル
酸ナトリウム−フエノール−水錯体の製造、結晶化した
形でのその製造法及び高純度を有する結晶化した形、又
は溶液の形でのオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム
の製造のためのこの錯体の用途に関する。
【0002】充分に純粋な形で及び容易に処理できる形
でオルソヒドロキシマンデル酸(OHMA)又はそのナ
トリウム塩(NaOHM)の製造は工業的規模では達成
できていない。
【0003】Howe , R. , Rao B. S.及び Heynecker
H. ( J. Chem. Soc. 1967年、2510〜251
4)は前還元アダムス触媒の存在下に炭酸水素ナトリウ
ムの水性溶液中で水素を用い2−ヒドロキシ−α−オキ
ソベンゼン酢酸の還元から粘稠なガムの形でオルソヒド
ロキシマンデル酸を得た。
【0004】この論文によれば、オルソヒドロキシマン
デル酸のオルソ異性体を分離する幾つかの計画が失敗し
ている。例えばサリチルアルデヒドをシアン化水素で処
理し、形成するニトリルを塩酸の濃厚溶液を用いて加水
分解することが提案された。又ナトリウムアマルガムを
用い2−ヒドロキシ−α−オキソベンゼン酢酸を還元す
ることも提案された。最後に2−アミノマンデル酸のナ
トリウム塩をジアゾ化し、形成されるジアゾニウム化合
物を稀硫酸と加熱することが提案された。
【0005】しかし全ての場合において、還元生成物は
常に低収率で、実施困難である方法により粘稠な形で得
られた。
【0006】現在、オルソヒドロキシマンデル酸又はそ
のアルカリ塩を得るための既知の方法は、グリオキシル
酸とフエノールの反応から出発している。
【0007】Hoefnagel A. J. , Peters J. A. , Van
Bekkum H. ( Recl. Trav. Chim.Pays - Bas 198
8年、107(3)、242〜247)は、グリオキシ
ル酸のフエノールとの縮合は、一定の金属イオンで触媒
でき、アルミニウム、クロム、鉄の如き3価金属カチオ
ンの存在下、100℃で、pH5で、稀薄水性媒体中で
操作することにより、オルソ位での高い選択率を得るこ
とができたことを示した。しかしながら、一方で低い生
産性を生ずる著しい稀釈に原因し、他方で目的のオルソ
ヒドロキシマンデル酸を分離することが困難である錯体
混合物をもたらすジ置換生成物の高レベルを得ることに
原因して、この方法は工業的レベルで利用できない。
【0008】Schouteeten A. 及び Christidis Y. は
FR−A−2687143に、三級アミン、好ましくは
トリブチルアミン、及び3価金属カチオン、好ましくは
Al2 (SO43 の触媒量の存在下に、グリオキシル
酸とフエノールとの縮合により、86.5%の収率でオ
ルソヒドロキシマンデル酸を得ることを可能にする方法
を最近発表した、この反応の副生成物は非常に少量での
パラヒドロキシマンデル酸及びジ置換生成物である。
【0009】しかし前記両方のケースにおいて、オルソ
ヒドロキシマンデル酸又はそのアルカリ塩は、純粋な状
態で分離すべきことが残っている。
【0010】最近 Hoefnagel A. J. , Peters J. A.
, Van Bekkum H. は、WO−94,14746に、
水性混合物の選択抽出によりオルソヒドロキシマンデル
酸のアルカリ塩からオルソ及びパラ異性体の分離のため
の方法を発表している。極性非プロトン有機溶媒、例え
ばアセトン、メチルケトン、テトラヒドロフラン、酢酸
エチルで混合物の抽出を行うことによって、オルソ異性
のナトリウム塩がこれらの溶媒に非常に可溶性であるこ
とを見出した。しかしかかる方法は、数多くの抽出及び
蒸発を必要とし、溶媒の繰返し使用を必要とし、これは
この方法を工業的規模、費用及び汚染源によって実施困
難にしている。更に得られる生成物は、例えば医薬工業
のための活性成分の合成の如き用途に要求される純度を
有しない。
【0011】意外な方法で、本発明者は、例えばFR−
A−2687143に記載された如きオルソヒドロキシ
マンデル酸ナトリウム(NaOHM)−パラヒドロキシ
マンデル酸ナトリウム(NaPHM)混合物から出発し
て、そしてこの媒体中にフエノールを導入することによ
って、結晶の形で、NaOHM−フエノール−水錯体が
得られることを見出した。
【0012】この結晶したNaOHM−フエノール−水
錯体は、次いで高純度の水和又は結晶NaOHM、又は
高純度のNaOHMの水性溶液の何れかを得ることを可
能にする。これはファインケミカルにおける合成中間体
として使用できるかかる分子のために特に重要である。
【0013】更に詳細には、本発明は下記式(I)の新
規なオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム−フエノー
ル−水錯体に関する:
【0014】
【化3】
【0015】式中nは0.8〜1.2、好ましくは0.
9〜1.1であり、mは0.8〜1.2である。錯体な
る語は、付加錯体、即ち分子が二つ以上の他の分子との
並置から生ずる化合物を言うものとして理解する。得ら
れる錯体の明確な特性は、結晶した形で分離できたこと
にある。
【0016】本発明は又、結晶化される目的錯体を得る
ため、7〜9のpHで水性溶液S中にフエノール(P
2 )を導入することからなる前述した結晶化錯体の製造
法にも関する。水性溶液Sは、特にFR−A−2687
143に記載されている如く、三級アミン及び3価カチ
オンの存在下にグリオキシル酸とフエノール(P1 )の
反応から生じ、次いでアルカリ性水酸化物の溶液で処理
したものの如き溶液である。
【0017】好ましい方法において、水性溶液Sはかか
る反応から生じ、下記条件の下に製造される:
【0018】グリオキシル酸に対するフエノール(P
1 )のモル比は、1より大、好ましくは4より大であ
る。
【0019】グリオキシル酸に対する三級アミンのモル
比は、0.8〜1.2、好ましくは0.9〜1.1であ
る。
【0020】3価カチオンは、アルミニウム、クロム、
鉄、そして好ましくはアルミニウムの3価カチオンによ
って構成される群から選択する。
【0021】グリオキシル酸に対する金属カチオンのモ
ル比は、0.001〜0.1であり、好ましくは約0.
05に等しい。
【0022】使用するグリオキシル酸の水性溶液の重量
濃度は約50%である。
【0023】反応温度は50℃以上、好ましくは100
℃未満である。
【0024】この溶液Sは、主としてオルソヒドロキシ
マンデル酸ナトリウム(NaOHM)、パラヒドロキシ
マンデル酸ナトリウム(NaPHM)及び場合によって
少量の2,4及び2,6位で置換されたヒドロキシベン
ゼンジグリコール酸(HBDGA)を含有するであろ
う。
【0025】所望される結晶化錯体を形成するため、S
中に含有されるNaOHMとS中に導入されるフエノー
ル(P2 )の間のモル比は、特に0.5〜1.5の値、
好ましくは0.9〜1.1の値である。反応のpHは7
〜9である。
【0026】錯体(I)の結晶化は、有利には30〜6
0℃、好ましくは40〜50℃で行う。濾過及び結晶の
乾燥後、目的錯体(I)が得られる。
【0027】それが真の錯体であることが、特に混合物
中のフエノール及びNaOHMの個々のスペクトルの付
加の結果とは異なる赤外スペクトルによって証明するこ
とができた。又錯体の水が真に錯体の構成成分水である
ことが熱重量分析によって証明することもできた。
【0028】又本発明は、式(II)のオルソヒドロキシ
マンデル酸ナトリウム(NaOHM)を製造するため前
述した結晶化錯体の使用にある:
【0029】
【化4】
【0030】又本発明は、前記錯体から式(II)のオル
ソヒドロキシマンデル酸ナトリウム(NaOHM)の製
造法にある。
【0031】この方法は、前記錯体を、NaOHMを可
溶化しないが、フエノールを可溶化する溶媒を用いて処
理することを特徴としている。特にメチルイソブチルケ
トン(MIBK)又はアセトンの如きケトンを使用す
る、好ましくはMIBKを使用する。乾燥後得られる生
成物は粉末の形で殆ど無水のNaOHMである。
【0032】本発明は又前述した錯体から出発して水性
溶液中でオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム(Na
OHM)を製造する方法にも関する。
【0033】この方法は、錯体(I)を、水−有機溶媒
S′混合物で処理することからなる、S′は水と非混和
性であり、フエノールを可溶化できる。S′は、ケトン
例えばMIBK又はエーテル例えばt−アミルメチルエ
ーテル(TAME)、メチル−t−ブチルエーテル(M
TBE)、ジイソプロピルエーテル(DIPE)である
ことができる。好ましくはTAMEを使用する。前記条
件の下、特にフエノールの痕跡を有しない非常に純粋な
NaOHMが得られた。
【0034】下記実施例は本発明を更に良く理解できる
ように示す。
【0035】実施例 1 90%水性溶液でのフエノール95g(0.91モル)
を、FR−A−268743の実施例2に記載された操
作方法により得、本質的に(1)オルソヒドロキシマン
デル酸ナトリウム(NaOHM)173g(0.91モ
ル)、(2)パラヒドロキシマンデル酸ナトリウム(N
aPHM)34.2g(0.18モル)、(3)2,4
位及び2,6位で置換されたヒドロキシベンゼンジグリ
コール酸のナトリウム塩(NaHBDGA)5.7g
(0.02モル)を含有し、pHを7に調整した水性溶
液1000gの混合物に加えた。全体を30分間撹拌下
に45℃で加熱し、次いでゆるく撹拌しながら徐々に冷
却した。結晶化は約40℃で開始した。
【0036】媒体を12時間周囲温度に戻すため放置
し、次いで氷浴で5℃に冷却した。
【0037】この方法で、濾別し、5℃で水250ml
で洗って沈澱を得た。この方法で、224gの湿潤生成
物を得た、これは50℃で水銀柱50mmの減圧下に乾
燥オーブン中で乾燥後、195gのクリーム状白色ない
し橙色の固体生成物を生成した、このものの融点は毛細
管法により105℃であった。得られた収率は71%で
あった。
【0038】高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)
による最終生成物の分析は、1モルのNaOHM−0.
92モルのフエノール−1.15モルの水のモル組成を
有する錯体の存在を示した。この分析は酸滴定によって
行った錯体の分析によって確認した。
【0039】見出された錯体の赤外スペクトルは、Na
OHM及びフエノールのスペクトルの付加から生ずるス
ペクトルとは異なっていた、これは錯体が実際に存在
し、3種の化学物質の並存でないことを証明している。
錯体の熱重量分析は、存在する水が錯体の構成成分水で
あることを示している。
【0040】実施例 2 実施例1で作った分離したNaOHM−フエノール−水
錯体887gを3000cm3 のメチルイソブチルケト
ン(MIBK)中に懸濁し、周囲温度でゆるく撹拌しな
がら12時間放置した。沈澱が形成された、これをを2
回1000cm3 のMIBKで洗った。
【0041】この方法で575gの湿潤生成物を回収し
た、これを12時間減圧下に80℃で乾燥オーブン中で
乾燥し、乾燥生成物536gを得た、即ち目的生成物に
対して96%の収率であった。
【0042】熱重量分析(TGA)及びカール・フィッ
シャー法による水の分析は、生成物が殆ど水分不含であ
ることを示した。TGAは、生成物が検出される溶融す
ることなく150℃から分解すると言うことができた。
アルカリ分析及び酸分析は99%の純度を有する生成物
を示した。
【0043】NMR及びIRスペクトルは生成物の目的
構造に従っており、即ちNaOHMのそれであった。
【0044】実施例 3 実施例1によって作った分離した湿潤錯体2600g
を、10lの反応容器中で、周囲温度で水4300g中
に懸濁した。次にt−アミルメチルエーテル(TAM
E)の3lを加え、撹拌を25℃で1時間行った。沈澱
の全部が可溶化された。撹拌停止後二つの明確な相が得
られた。これらの相を分離し、TAME1000cm3
で3回水性相を洗い、ロータリー蒸発器を用いて濃縮し
てTAMEを除去した後、5300gの水性相が得られ
た、このもののHPLCでの分析は、22.4重量%の
NaOHMの濃度及びフエノールの不存在を示した。反
応の収率は99%で、生成物は100%の純度を有して
いた。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶化オルソヒドロキシマンデル酸ナト
    リウム−フエノール−水錯体。
  2. 【請求項2】 式(I): 【化1】 (式中nは0.8〜1.2であり、mは0.8〜1.2
    である)の請求項1のオルソヒドロキシマンデル酸ナト
    リウム−フエノール−水錯体。
  3. 【請求項3】 結晶化すべき目的生成物を得るため、7
    〜9のpHで水性溶液S中にフエノール(P2 )を導入
    することからなり、水性溶液Sが、三級アミン及び3価
    カチオンの存在下にグリオキシル酸とフエノール(P
    1 )の反応から生ぜしめ、次いでアルカリ性水酸化物の
    溶液を用いて処理することを特徴とする請求項1の錯体
    の製造法。
  4. 【請求項4】 水性溶液Sを、 (1)グリオキシル酸に対するフエノール(P1 )のモ
    ル比が1より大であり、 (2)グリオキシル酸に対する三級アミンのモル比が
    0.8〜1.2であり、 (3)三価カチオンがアルミニウム、クロム又は鉄のカ
    チオンであり、 (4)グリオキシル酸に対する金属カチオンのモル比が
    0.001〜0.1であり、 (5)グリオキシル酸を、約50重量%の濃度を有する
    水性溶液中で使用し、 (6)反応温度が50℃以上であることを特徴とする請
    求項3の方法。
  5. 【請求項5】 水性溶液Sが、オルソヒドロキシマンデ
    ル酸ナトリウム(NaOHM)、パラヒドロキシマンデ
    ル酸ナトリウム(NaPHM)及び場合により2,4位
    で及び2,6位で置換されたヒドロキシベンゼンジグリ
    コール酸(HBDGA)を含有することを特徴とする請
    求項3又は4の方法。
  6. 【請求項6】 水性溶液S中に導入するフエノール(P
    2 )に対する水性溶液S中に含有されたNaOHMのモ
    ル比が0.5〜1.5であることを特徴とする請求項3
    〜5の何れか1項の方法。
  7. 【請求項7】 反応に入るフエノール(P2 )に対する
    水性溶液S中に含有されたNaOHMのモル比が0.9
    〜1.1であることを特徴とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 水性溶液SのpHを、フエノールの導入
    前に、7〜9の値に調整することを特徴とする請求項4
    〜7の何れか1項の方法。
  9. 【請求項9】 式(II): 【化2】 のオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム(NaOH
    M)の製造のため使用することを特徴とする請求項1又
    は2の錯体。
  10. 【請求項10】 請求項1又は2の錯体を、フエノール
    を可溶化するがNaOHMを可溶化しない溶媒を用いて
    処理することを特徴とする請求項1又は2の錯体から式
    (II)のオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム(Na
    OHM)の製造法。
  11. 【請求項11】 溶媒がメチルイソブチルケトン(MI
    BK)又はアセトンの如きケトンであることを特徴とす
    る請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1又は2の錯体を、水/有機溶
    媒S′混合物(S′は水と非混和性であり、フエノール
    を可溶化する)を用いて処理することを特徴とする請求
    項1又は2の錯体から水性溶液中で式(II)のNaOH
    Mの製造法。
  13. 【請求項13】 S′がジイソプロピルエーテル、メチ
    ル第三ブチルエーテル、メチルイソブチルケトン、又は
    第三アミルメチルエーテルであることを特徴とする請求
    項12の方法。
JP28013696A 1995-10-04 1996-09-30 オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム/フエノール/水錯体、その製造法及びオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウムの分離のための使用 Expired - Fee Related JP3924027B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9511658A FR2739618B1 (fr) 1995-10-04 1995-10-04 Complexe orthohydroxymandelate de sodium-phenol-eau, procede de preparation et utilisation pour isolement de l'orthohydroxymandelate de sodium
FR9511658 1995-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09110754A true JPH09110754A (ja) 1997-04-28
JP3924027B2 JP3924027B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=9483225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28013696A Expired - Fee Related JP3924027B2 (ja) 1995-10-04 1996-09-30 オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム/フエノール/水錯体、その製造法及びオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウムの分離のための使用

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5750775A (ja)
EP (1) EP0767162B1 (ja)
JP (1) JP3924027B2 (ja)
AT (1) ATE187432T1 (ja)
DE (1) DE69605520T2 (ja)
ES (1) ES2139319T3 (ja)
FR (1) FR2739618B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2901553B1 (fr) 2006-05-24 2011-08-26 Clariant Specialty Fine Chem F Complexes metalliques comprenant un ligand derive d'acide 2-aryl-2-hydroxyacetique et un cation metallique divalent ou trivalent, et leur utilisation

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3063330D1 (en) * 1979-08-09 1983-07-07 Beecham Group Plc Process for the isolation of a solid salt of p-hydroxymandelic acid; some salts of p-hydroxymandelic acid

Also Published As

Publication number Publication date
ES2139319T3 (es) 2000-02-01
FR2739618A1 (fr) 1997-04-11
FR2739618B1 (fr) 1998-01-02
EP0767162B1 (fr) 1999-12-08
DE69605520D1 (de) 2000-01-13
US5750775A (en) 1998-05-12
DE69605520T2 (de) 2000-04-06
ATE187432T1 (de) 1999-12-15
EP0767162A1 (fr) 1997-04-09
JP3924027B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4450881B2 (ja) 5,5’−ビ−1h−テトラゾール塩の製造方法
JP3924027B2 (ja) オルソヒドロキシマンデル酸ナトリウム/フエノール/水錯体、その製造法及びオルソヒドロキシマンデル酸ナトリウムの分離のための使用
JP3874820B2 (ja) タウリン類縁体の製造方法
JPH0470310B2 (ja)
JPH11228540A (ja) 2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方法
KR20020091077A (ko) α-(2-4-디술포페닐)-N-tert-부틸니트론 및 제약상허용되는 그의 염의 신규 제조 방법
US4076745A (en) Process for calcium salts α-ketocarboxylic acids
JPS6316375B2 (ja)
JP4310820B2 (ja) カルバゾクロムスルホン酸誘導体の製法
JPS59116298A (ja) 6,8−置換−アデノシン−3′,5′−環状リン酸及びその塩の製法
JP4085199B2 (ja) O,O−ジメチル−O−(p−シアノフェニル)ホスホロチオエートの製造方法
JPH02233692A (ja) 新規なn↑6,2′―o―ジ置換―アデノシン―3′,5′―環状リン酸及びその製法
JPS6334857B2 (ja)
JPH01131143A (ja) d,l−カルニチンニトリルクロライドの光学分割法
JPS6318941B2 (ja)
JP4032825B2 (ja) 3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルを製造する方法
JPS59157039A (ja) キシリレングリコ−ルの製造法
JPS6123795B2 (ja)
JPS6256145B2 (ja)
WO1989001469A1 (en) Process for purifying 4,4'-dihydroxydiphenyl sulfone
JPS6155914B2 (ja)
JPS6241501B2 (ja)
JPS6317869A (ja) 2−低級アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの製造法
JPS6215080B2 (ja)
JPH0713044B2 (ja) 新規なカリキサレン誘導体及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061025

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees