JPS639640A - 燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ−の反力軽減機構 - Google Patents
燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ−の反力軽減機構Info
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- JPS639640A JPS639640A JP61153753A JP15375386A JPS639640A JP S639640 A JPS639640 A JP S639640A JP 61153753 A JP61153753 A JP 61153753A JP 15375386 A JP15375386 A JP 15375386A JP S639640 A JPS639640 A JP S639640A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/04—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors
-
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- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/08—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance
- F02D1/10—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D11/00—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
- F02D11/04—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by mechanical control linkages
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、例えば産業用機関に付設される燃料噴射ポ
ンプ用オールスピード型メカニカルガバナにおける制御
レバーの反力軽減機構の改良に関するものである。
ンプ用オールスピード型メカニカルガバナにおける制御
レバーの反力軽減機構の改良に関するものである。
（従来の技術）
この種のメカニカルガバナを構成してアクセルペダルに
連結される制御レバーにはリターン付勢力蓄積用付勢手
段としてのメインスプリングが取付けられているが、こ
の場合、メインスプリングの付勢力は制御レバーの回動
位置（レバー角）に応じて変化し、例えば機関の回転速
度が小なる場合に対応するレバー角が小なるときはメイ
ンスプリングの付勢力も小となっているので、制御レバ
ーに加わる反力も小となってアクセルペダルの戻り特性
を悪くする一方、レバー角が大なるときは制御レバーの
反力も大になってアクセルペダルの操作性を悪くすると
いう欠点が生じる。
連結される制御レバーにはリターン付勢力蓄積用付勢手
段としてのメインスプリングが取付けられているが、こ
の場合、メインスプリングの付勢力は制御レバーの回動
位置（レバー角）に応じて変化し、例えば機関の回転速
度が小なる場合に対応するレバー角が小なるときはメイ
ンスプリングの付勢力も小となっているので、制御レバ
ーに加わる反力も小となってアクセルペダルの戻り特性
を悪くする一方、レバー角が大なるときは制御レバーの
反力も大になってアクセルペダルの操作性を悪くすると
いう欠点が生じる。
そのため、従来よりかかる欠点を改善すべく制御レバー
の反力を減殺すべくその反力方向と反対方向に作用する
モーメントを付与するための平衡スプリングを設けるよ
うにしたものが知られており、例えば実公昭５４−４５
８３号公報には、一端がガバナ本体部に固定された平衡
スプリングの他端を制御レバーの回動に応じて回動可能
とする一方、該平衡スプリングの張力の作用線が所定の
機関回転速度状態にて制御レバーの回転軸上を通過する
構成としたものが知られている。
の反力を減殺すべくその反力方向と反対方向に作用する
モーメントを付与するための平衡スプリングを設けるよ
うにしたものが知られており、例えば実公昭５４−４５
８３号公報には、一端がガバナ本体部に固定された平衡
スプリングの他端を制御レバーの回動に応じて回動可能
とする一方、該平衡スプリングの張力の作用線が所定の
機関回転速度状態にて制御レバーの回転軸上を通過する
構成としたものが知られている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、上述のような従来技術の構成によると、
平衡スプリングの他端を制御レバーの回動に追従させ、
これによりメインスプリングの漸次増大する付勢力をそ
の回動に応じて漸次消勢せんとするようにしているもの
の、平衡スプリングの一端はガバナ本体部に固定されて
いるので、平衡スプリングの移動自由度が少なく、した
がって、平衡スプリングの張力とその作用距離とにより
生ずるモーメントの大きさを所定限度以上に大きくする
ことができず、メインスプリングによる制御レバーの最
大反力の軽減には自ずと限度があり、制御レバーの操作
性の改善が十分に行われていないという問題点があった
。
平衡スプリングの他端を制御レバーの回動に追従させ、
これによりメインスプリングの漸次増大する付勢力をそ
の回動に応じて漸次消勢せんとするようにしているもの
の、平衡スプリングの一端はガバナ本体部に固定されて
いるので、平衡スプリングの移動自由度が少なく、した
がって、平衡スプリングの張力とその作用距離とにより
生ずるモーメントの大きさを所定限度以上に大きくする
ことができず、メインスプリングによる制御レバーの最
大反力の軽減には自ずと限度があり、制御レバーの操作
性の改善が十分に行われていないという問題点があった
。
（問題点を解決するための手段）
この発明はかかる従来技術の問題点を解決すべくなされ
たものであり、第一の発明はガバナ本体部に回動自在に
取付けられ、かつ、機関のアイドリング状態に対応する
第一の回動端位置、及び該機関の最高回転速度状態に対
応する第二の回動端位置をそれぞれ有すると共に、所定
の付勢手段により前記第一の回動端位置から第二の回動
端位置への回動に応じて漸次反力を増大させるように付
勢されている制御レバーと、該制御レバーに連結される
と共に、該制御レバーの回動に追従して駆動するリンク
機構と、該リンク機構と前記制御レバーとの間に張設さ
れると共に、両張設端位置を結ぶ線が該制御レバーの回
動中心を挟んで平行移動可能である反減スプリングとを
備えたことを特徴とするものであり、制御レバーの回動
位置如何に拘らず制御レバーに付与される反力を極力軽
減することができ、操作性に優れたメカニカルガバナを
提供せんとするものである。
たものであり、第一の発明はガバナ本体部に回動自在に
取付けられ、かつ、機関のアイドリング状態に対応する
第一の回動端位置、及び該機関の最高回転速度状態に対
応する第二の回動端位置をそれぞれ有すると共に、所定
の付勢手段により前記第一の回動端位置から第二の回動
端位置への回動に応じて漸次反力を増大させるように付
勢されている制御レバーと、該制御レバーに連結される
と共に、該制御レバーの回動に追従して駆動するリンク
機構と、該リンク機構と前記制御レバーとの間に張設さ
れると共に、両張設端位置を結ぶ線が該制御レバーの回
動中心を挟んで平行移動可能である反減スプリングとを
備えたことを特徴とするものであり、制御レバーの回動
位置如何に拘らず制御レバーに付与される反力を極力軽
減することができ、操作性に優れたメカニカルガバナを
提供せんとするものである。
また、第二の発明はガバナ本体部に回動自在に取付けら
れ、かつ、機関のアイドリング状態に対応する第一の回
動端位置、及び該機関の最高回転速度状態に対応する第
二の回動端位置をそれぞれ有すると共に、所定の付勢手
段により前記第一の回動端位置から第二の回動端位置へ
の回動に応じて漸次反力を増大させるように付勢されて
いる制御レバーと、該制御レバーの回動中心と共通の回
動中心を有するように該制御レバーに連結されると共に
、該制御レバーに突設された調整部材を案内する弧状溝
が形成され、少なくとも該制御レバーの前記第一の回動
端位置にて該制御レバーに対して相対回動可能な補助制
御レバーと、該補助制御レバーに連結されると共に、該
補助制御レバーの回動に追従して駆動するリンク機構と
、該補助制御レバーとリンク機構との間に張設されると
共に、両張設端位置を結ぶ線が該制御レバーの回動中心
を挟んで平行移動可能である反減スプリングとを備えた
ことを特徴とするものであり、第一の発明と同様な目的
を達成せんとするものである。
れ、かつ、機関のアイドリング状態に対応する第一の回
動端位置、及び該機関の最高回転速度状態に対応する第
二の回動端位置をそれぞれ有すると共に、所定の付勢手
段により前記第一の回動端位置から第二の回動端位置へ
の回動に応じて漸次反力を増大させるように付勢されて
いる制御レバーと、該制御レバーの回動中心と共通の回
動中心を有するように該制御レバーに連結されると共に
、該制御レバーに突設された調整部材を案内する弧状溝
が形成され、少なくとも該制御レバーの前記第一の回動
端位置にて該制御レバーに対して相対回動可能な補助制
御レバーと、該補助制御レバーに連結されると共に、該
補助制御レバーの回動に追従して駆動するリンク機構と
、該補助制御レバーとリンク機構との間に張設されると
共に、両張設端位置を結ぶ線が該制御レバーの回動中心
を挟んで平行移動可能である反減スプリングとを備えた
ことを特徴とするものであり、第一の発明と同様な目的
を達成せんとするものである。
（作用）
第一の発明によれば、制御レバーに連結されるリンク機
構の回動により、制御レバーの所定のレバー角位置を境
界として、機関のアイドリング状態と最高回転速度状態
にそれぞれ対応する制御レバーの第−及び第二の両回動
端位置に対して圧減スプリングの付勢方向が反転する一
方、最高回転速度状態における圧減スプリングの両端位
置は平行移動しているためモーメントに寄与する作用距
離が大きくなり、制御レバーに付与される反力もそれに
応じて軽減される。
構の回動により、制御レバーの所定のレバー角位置を境
界として、機関のアイドリング状態と最高回転速度状態
にそれぞれ対応する制御レバーの第−及び第二の両回動
端位置に対して圧減スプリングの付勢方向が反転する一
方、最高回転速度状態における圧減スプリングの両端位
置は平行移動しているためモーメントに寄与する作用距
離が大きくなり、制御レバーに付与される反力もそれに
応じて軽減される。
また、この制御レバーに補助制御レバーを取付けるよう
にした第二の発明の構成によれば機関のアイドリング状
態に対応する制御レバーの第一の回動端位置にてレバー
角の変動に応じて制御レバーの移動を許容し得ることと
なる。
にした第二の発明の構成によれば機関のアイドリング状
態に対応する制御レバーの第一の回動端位置にてレバー
角の変動に応じて制御レバーの移動を許容し得ることと
なる。
（実施例）
第１図は第一の発明に係る実施例を示すものであり、略
Ｖ字状に形成された制御レバー１は、回動軸２の回りに
回動自在に取付けられており、この回動軸２にはリンク
機構を構成する第一のリンクレバー３の一端が回動自在
に取付けられている。
Ｖ字状に形成された制御レバー１は、回動軸２の回りに
回動自在に取付けられており、この回動軸２にはリンク
機構を構成する第一のリンクレバー３の一端が回動自在
に取付けられている。
そして、この第一のレバー３の中途部には第二のリンク
レバー４の一端が第一ピン５を介して回動自在に取付け
られており、この第二のリンクレバー４の他端には第三
のリンクレバー６の一端が第二ピン７を介して回動自在
に取付けられていて。
レバー４の一端が第一ピン５を介して回動自在に取付け
られており、この第二のリンクレバー４の他端には第三
のリンクレバー６の一端が第二ピン７を介して回動自在
に取付けられていて。
この第三のリンクレバー６の他端は前記制御レバー１の
回動中心と一方の先端部１ａとの間における中途部に第
三ピン８を介して回動自在に取付けられている。また、
第二ピン７は案内板１０に形成された案内長孔１０ａに
摺動自在に挿入されていて、この案内板１０はガバナ本
体部Ａにボルト９．９にて固定されている一方、制御レ
バー１の他方の先端部１ｂに突設された第一掛止ピン１
１と前記第一のリンクレバー３の一端３ａに突設された
第二掛止ピン１２との間には圧減スプリング１３が張設
されている。
回動中心と一方の先端部１ａとの間における中途部に第
三ピン８を介して回動自在に取付けられている。また、
第二ピン７は案内板１０に形成された案内長孔１０ａに
摺動自在に挿入されていて、この案内板１０はガバナ本
体部Ａにボルト９．９にて固定されている一方、制御レ
バー１の他方の先端部１ｂに突設された第一掛止ピン１
１と前記第一のリンクレバー３の一端３ａに突設された
第二掛止ピン１２との間には圧減スプリング１３が張設
されている。
なお、制御レバー１の一方の先端部１ａは第一のストッ
パ１４及び第二のストッパ１５とそれぞれ当接可能とな
っていて、第一のストッパ１４は機関のアイドリング状
態に対応する一方の回動端側におけるガバナ本体部Ａに
固定されており、第二のストッパ１５は機関の最高回転
速度状態に対応する他方の回動端側におけるガバナ本体
部Ａに固定されている。
パ１４及び第二のストッパ１５とそれぞれ当接可能とな
っていて、第一のストッパ１４は機関のアイドリング状
態に対応する一方の回動端側におけるガバナ本体部Ａに
固定されており、第二のストッパ１５は機関の最高回転
速度状態に対応する他方の回動端側におけるガバナ本体
部Ａに固定されている。
なお、制御レバー１は図示しないメインスプリングの付
勢作用により第一のストッパ１４側における回動端側か
ら第二のストッパ１５側における回動端側に向かって漸
次反力を増大させるようになっている。
勢作用により第一のストッパ１４側における回動端側か
ら第二のストッパ１５側における回動端側に向かって漸
次反力を増大させるようになっている。
次に、このように構成された実施例の作動につき説明す
る。
る。
第１図は機関のアイドリング時の状態を示すものであり
、制御レバー１の一方の先端部１ａは第一のストッパ１
４と当接していて、圧減スプリング１３の張力作用線は
回動軸２の回動中心に対して図の下方、即ち第一の掛止
ピン１１、回動軸２及び第二の掛止ピン１２とが一直線
上に並んだ際におけるそれらを結ぶ線（以下死点線りと
いう）の下方に変位している。つまり、制御レバー１の
一方の先端部１ａは同図の反時計方向に回動付勢されて
おり、アクセルペダルの踏み込みを解除した場合のよう
に制御レバーが自由な状態となった場合、その先端部１
ａが第一のストッパ１４に常時当接するように作用する
こととなり、メインスプリングの弱い付勢力により制御
レバー１が不安定な位置に止まるのを回避できる。
・これに対し、第２図は機関の高速回転時の状態を示す
ものであり、制御レバー１が第１図に示す状態から図に
おいて時計方向に回動し、先端部１ａは第二ストッパ１
５と当接した状態となっている。
、制御レバー１の一方の先端部１ａは第一のストッパ１
４と当接していて、圧減スプリング１３の張力作用線は
回動軸２の回動中心に対して図の下方、即ち第一の掛止
ピン１１、回動軸２及び第二の掛止ピン１２とが一直線
上に並んだ際におけるそれらを結ぶ線（以下死点線りと
いう）の下方に変位している。つまり、制御レバー１の
一方の先端部１ａは同図の反時計方向に回動付勢されて
おり、アクセルペダルの踏み込みを解除した場合のよう
に制御レバーが自由な状態となった場合、その先端部１
ａが第一のストッパ１４に常時当接するように作用する
こととなり、メインスプリングの弱い付勢力により制御
レバー１が不安定な位置に止まるのを回避できる。
・これに対し、第２図は機関の高速回転時の状態を示す
ものであり、制御レバー１が第１図に示す状態から図に
おいて時計方向に回動し、先端部１ａは第二ストッパ１
５と当接した状態となっている。
この場合、制御レバー１の回動に追従するリンク機構の
駆動により第二ピン７は案内板１０の案内長孔１０ａに
沿って移動し、他方、圧減スプリング１３の付勢力作用
線は回動軸２の回動中心に対して同図の上方に変位する
こととなり、圧減スプリング１３はメインスプリングの
付勢力を消勢しつつ制御レバー１を第二ストッパ１５側
に付勢するようにしている。
駆動により第二ピン７は案内板１０の案内長孔１０ａに
沿って移動し、他方、圧減スプリング１３の付勢力作用
線は回動軸２の回動中心に対して同図の上方に変位する
こととなり、圧減スプリング１３はメインスプリングの
付勢力を消勢しつつ制御レバー１を第二ストッパ１５側
に付勢するようにしている。
次に、第３図を参照しなから圧減スプリング１３に着目
してこの実施例に係る作動の原理につき従来の構成と比
較しつつ説明する。
してこの実施例に係る作動の原理につき従来の構成と比
較しつつ説明する。
圧減スプリング１３はその両端位置１３ａ、Ｌ３ｂがリ
ンク機構の駆動に追従して移動するようになっているた
め、機関のアイドリング状態から最高回転速度状態への
間に制御レバー１の死点線りを挟んで平行移動すること
となるが、従来の構成に係る平衡スプリングＭはその一
端位置Ｍｂが固定状態となっている。したがって、制御
レバー１の反力に対する減殺力が最も必要とされる最高
回転速度状態において、各スプリング１３１Ｍの作用に
より生じる回転モーメントのそれぞれにつき比較した場
合、減殺力に寄与する回転モーメントの腕の長さく回転
中心Ｐとスプリングとの最短距離）は本実施例の場合Ｌ
１であるのに対し従来構成の場合Ｌ２となる。即ち、平
衡スプリングＭの一端Ｍｂが固定されてその移動自由度
が制約されている分だけＬ２はＬ□よりも短くなり、本
発明の構成による方が従来構成よりも大きな減殺力が得
られることとなる。
ンク機構の駆動に追従して移動するようになっているた
め、機関のアイドリング状態から最高回転速度状態への
間に制御レバー１の死点線りを挟んで平行移動すること
となるが、従来の構成に係る平衡スプリングＭはその一
端位置Ｍｂが固定状態となっている。したがって、制御
レバー１の反力に対する減殺力が最も必要とされる最高
回転速度状態において、各スプリング１３１Ｍの作用に
より生じる回転モーメントのそれぞれにつき比較した場
合、減殺力に寄与する回転モーメントの腕の長さく回転
中心Ｐとスプリングとの最短距離）は本実施例の場合Ｌ
１であるのに対し従来構成の場合Ｌ２となる。即ち、平
衡スプリングＭの一端Ｍｂが固定されてその移動自由度
が制約されている分だけＬ２はＬ□よりも短くなり、本
発明の構成による方が従来構成よりも大きな減殺力が得
られることとなる。
さらに、従来構成は平衡スプリングＭの一端Ｍｂがガバ
ナ本体部に固定されているため、この一端Ｍｂを固定す
る部分に加わるスプリングの付勢力が制御レバーに対す
る減殺力の寄与に何等効果を発揮できないが１本実施例
においては圧減スプリング１３の一端が回動可能な第一
レバー３上のピン１２に取付けられているので、この圧
減スプリング１３の一端１３ｂを取付けているピン１２
に加わる力も制御レバー１の反力に対する減殺力に有効
に働くようになる。したがって、前記回転モーメントの
腕の長さの増大分と、圧減スプリング１３がピン１２に
有効に働く分の力との相乗効果により制御レバー１３に
対する大きな減殺力が得られることとなる。
ナ本体部に固定されているため、この一端Ｍｂを固定す
る部分に加わるスプリングの付勢力が制御レバーに対す
る減殺力の寄与に何等効果を発揮できないが１本実施例
においては圧減スプリング１３の一端が回動可能な第一
レバー３上のピン１２に取付けられているので、この圧
減スプリング１３の一端１３ｂを取付けているピン１２
に加わる力も制御レバー１の反力に対する減殺力に有効
に働くようになる。したがって、前記回転モーメントの
腕の長さの増大分と、圧減スプリング１３がピン１２に
有効に働く分の力との相乗効果により制御レバー１３に
対する大きな減殺力が得られることとなる。
第４図は第二の発明に係る実施例を示すものであり、長
板状の制御レバーＬＡに突設された調整部材としての調
整ボルト１６を三角板状の補助制御レバーＩＢに形成さ
れた弧状溝１７に挿通すると共に、この補助制御レバー
ＩＢを制御レバーＩＡの回動軸２の回りに回動可能に取
付け、さらに、この補助制御レバー板ＩＢに固着された
第三ピン８に第三のリンクレバー６の一端を回動自在に
取付ける一方、補助制御レバーＩＢの端部ＩＢｂに突設
された第一掛止ピン１１と第一リンクレバー３の一端に
突設された第二掛止ピン１２との間に圧減スプリング１
３を張設するようになっている。
板状の制御レバーＬＡに突設された調整部材としての調
整ボルト１６を三角板状の補助制御レバーＩＢに形成さ
れた弧状溝１７に挿通すると共に、この補助制御レバー
ＩＢを制御レバーＩＡの回動軸２の回りに回動可能に取
付け、さらに、この補助制御レバー板ＩＢに固着された
第三ピン８に第三のリンクレバー６の一端を回動自在に
取付ける一方、補助制御レバーＩＢの端部ＩＢｂに突設
された第一掛止ピン１１と第一リンクレバー３の一端に
突設された第二掛止ピン１２との間に圧減スプリング１
３を張設するようになっている。
第二の発明に係る実施例はこのように構成されているの
で、制御レバーＩＡのレバー角が変動した場合、例えば
適宜の調整手段によりメインスプリングの張力が変動し
た場合には、調整ボルト１６が弧状溝１７に沿って移動
可能であるので、制御レバーＩＡも第一の回動端位置に
て補助制御レバーＩＢに対して相対回動可能、即ち若干
の移動が確保されるようになり、レバー角のバラツキに
対処できる。他の構成及び作用は上述の実施例と同様で
あるので重複した説明を省略する。
で、制御レバーＩＡのレバー角が変動した場合、例えば
適宜の調整手段によりメインスプリングの張力が変動し
た場合には、調整ボルト１６が弧状溝１７に沿って移動
可能であるので、制御レバーＩＡも第一の回動端位置に
て補助制御レバーＩＢに対して相対回動可能、即ち若干
の移動が確保されるようになり、レバー角のバラツキに
対処できる。他の構成及び作用は上述の実施例と同様で
あるので重複した説明を省略する。
（発明の効果）
以上のように第一の発明によれば、制御レバーの回動に
追従して駆動するリンク機構を設は制御レバーとリンク
機構との間に圧減スプリングを張設すると共に、この圧
減スプリングの両端位置を制御レバーの回動中心に対し
てそれぞれ平行移動可能とし、かつ、その回動中心を挟
む両端位置で制御レバーに対する反力軽減方向を反転さ
せ得る構成としたので、メインスプリングによる制御レ
バーに作用する反力の軽減を、特に高速回転側にて有効
に実現することができ、制御レバーひいてはアクセルペ
ダル機構の操作性の向上に貢献できる。
追従して駆動するリンク機構を設は制御レバーとリンク
機構との間に圧減スプリングを張設すると共に、この圧
減スプリングの両端位置を制御レバーの回動中心に対し
てそれぞれ平行移動可能とし、かつ、その回動中心を挟
む両端位置で制御レバーに対する反力軽減方向を反転さ
せ得る構成としたので、メインスプリングによる制御レ
バーに作用する反力の軽減を、特に高速回転側にて有効
に実現することができ、制御レバーひいてはアクセルペ
ダル機構の操作性の向上に貢献できる。
また、第二の発明によれば制御レバーに補助制御レバー
を取付ける構成としたので、第一の発明の効果に加えて
制御レバーのレバー角の変動に対処できるという効果を
奏する。
を取付ける構成としたので、第一の発明の効果に加えて
制御レバーのレバー角の変動に対処できるという効果を
奏する。
第１図及び第２図は第一の発明に係る実施例の構成を示
す要部平面図であり、第１図は機関のアイドリング時の
状態を示す図、第２図は機関の高速回転時の状態を示す
図、第３図はこの発明の作動原理を説明する模式平面図
、第４図は第二の発明に係る実施例の構成を示す要部平
面図である。 １、ＩＡ・・・制御レバー、ＩＢ・・・補助制御レバー
、２・・・回動軸、３，４．６・・・リンクレバー（リ
ンク機構）、１３・・・圧減スプリング、１６・・・調
整ボルト（調整部材）、Ａ・・・ガバナ本体部。
す要部平面図であり、第１図は機関のアイドリング時の
状態を示す図、第２図は機関の高速回転時の状態を示す
図、第３図はこの発明の作動原理を説明する模式平面図
、第４図は第二の発明に係る実施例の構成を示す要部平
面図である。 １、ＩＡ・・・制御レバー、ＩＢ・・・補助制御レバー
、２・・・回動軸、３，４．６・・・リンクレバー（リ
ンク機構）、１３・・・圧減スプリング、１６・・・調
整ボルト（調整部材）、Ａ・・・ガバナ本体部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ガバナ本体部に回動自在に取付けられ、かつ、機関
のアイドリング状態に対応する第一の回動端位置、及び
該機関の最高回転速度状態に対応する第二の回動端位置
をそれぞれ有すると共に、所定の付勢手段により前記第
一の回動端位置から第二の回動端位置への回動に応じて
漸次反力を増大させるように付勢されている制御レバー
と、該制御レバーに連結されると共に、該制御レバーの
回動に追従して駆動するリンク機構と、該リンク機構と
前記制御レバーとの間に張設されると共に、両張設端位
置を結ぶ線が該制御レバーの回動中心を挟んで平行移動
可能である反減スプリングとを備えたことを特徴とする
燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバー
の反力軽減機構。 ２、ガバナ本体部に回動自在に取付けられ、かつ、機関
のアイドリング状態に対応する第一の回動端位置、及び
該機関の最高回転速度状態に対応する第二の回動端位置
をそれぞれ有すると共に、所定の付勢手段により前記第
一の回動端位置から第二の回動端位置への回動に応じて
漸次反力を増大させるように付勢されている制御レバー
と、該制御レバーの回動中心と共通の回動中心を有する
ように該制御レバーに連結されると共に、該制御レバー
に突設された調整部材を案内する弧状溝が形成され、少
なくとも該制御レバーの前記第一の回動端位置にて該制
御レバーに対して相対回動可能な補助制御レバーと、該
補助制御レバーに連結されると共に、該補助制御レバー
の回動に追従して駆動するリンク機構と、該補助制御レ
バーとリンク機構との間に張設されると共に、両張設端
位置を結ぶ線が該制御レバーの回動中心を挟んで平行移
動可能である反減スプリングとを備えたことを特徴とす
る燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ
ーの反力軽減機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153753A JPS639640A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ−の反力軽減機構 |
| KR1019870004284A KR900002310B1 (ko) | 1986-06-30 | 1987-05-01 | 연료분사펌프용 기계식 초속기에 있어서의 제어레버의 반력경감기구 |
| US07/065,335 US4802451A (en) | 1986-06-30 | 1987-06-22 | Mechanical governor for fuel injection pump, with reaction force adjusting mechanism for governor control lever |
| DE19873721078 DE3721078A1 (de) | 1986-06-30 | 1987-06-26 | Mechanischer regler fuer eine kraftstoffeinspritzpumpe, mit einer reaktionskraftreduziervorrichtung fuer einen reglersteuerhebel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153753A JPS639640A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ−の反力軽減機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639640A true JPS639640A (ja) | 1988-01-16 |
Family
ID=15569367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61153753A Pending JPS639640A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 燃料噴射ポンプ用メカニカルガバナにおける制御レバ−の反力軽減機構 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4802451A (ja) |
| JP (1) | JPS639640A (ja) |
| KR (1) | KR900002310B1 (ja) |
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| DE4421370A1 (de) * | 1994-06-18 | 1995-12-21 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Einspritzvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| SU717384A1 (ru) * | 1977-01-26 | 1980-02-25 | Научно-Исследовательская И Конструкторско-Технологическая Лаборатория Токсичности Двигателя "Цнилтд" | Центробежный регул тор плунжерного топливного насоса высокого давлени |
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| DE3418174A1 (de) * | 1984-05-16 | 1985-11-21 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
| JPS611830A (ja) * | 1985-05-16 | 1986-01-07 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | デイーゼル機関の調速装置 |
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-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153753A patent/JPS639640A/ja active Pending
-
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- 1987-06-22 US US07/065,335 patent/US4802451A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-26 DE DE19873721078 patent/DE3721078A1/de active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5474030A (en) * | 1977-11-24 | 1979-06-13 | Nippon Denso Co Ltd | Centrifugal speed governor for internal combustion engine |
| JPS56117030U (ja) * | 1980-02-08 | 1981-09-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3721078A1 (de) | 1988-02-11 |
| KR880000676A (ko) | 1988-03-28 |
| DE3721078C2 (ja) | 1991-01-31 |
| US4802451A (en) | 1989-02-07 |
| KR900002310B1 (ko) | 1990-04-11 |
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