JPS6395995A - チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法 - Google Patents

チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法

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Publication number
JPS6395995A
JPS6395995A JP61243357A JP24335786A JPS6395995A JP S6395995 A JPS6395995 A JP S6395995A JP 61243357 A JP61243357 A JP 61243357A JP 24335786 A JP24335786 A JP 24335786A JP S6395995 A JPS6395995 A JP S6395995A
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JP
Japan
Prior art keywords
chip
recess
card base
plastic
card
Prior art date
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Pending
Application number
JP61243357A
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English (en)
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芝 悦嗣
晴男 畑中
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Original Assignee
Individual
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチックカードにICチップやLSIチッ
プを埋込んだチップ埋込みプラスチックカードの製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 前記プラスチックカードは、カード基体はゆるやかに曲
がる程度のものであるが、チップはそれよりも硬く柔軟
性があまりないために、カード基体の曲げに対応できず
、カード基体が携帯中などに曲げられると、カード基体
から脱落しやすい。
そこで従来、プラスチックシートを積層して接着や熱溶
着などにより一体化したプラスチックカードの一部に前
記チップを表面が露出するように埋込むのに、第9図に
示すような方法が採られている。この方法はチップaを
埋込む部分を形成することになるプラスチックシートb
やCに予めチップ埋込み用の孔dを明けておき、これら
をベースとなるプラスチックシーl−eとこのシートe
の表面を覆う透明なプラスチックシートfとを積層して
一体化し、前記孔dによって形成される四部にチップa
を嵌め込んだ後、前記プラスチックシー)b、c、e、
fの積層一体化物のチップaが埋込まれた側の表面に透
明なプラスチックシートgを積層一体化し、プラスチッ
クシートgにはチップaよりも少し小さ目の孔りを設け
ておきチップaを抜止め状態で表面に露出させるように
している。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の方法では、プラスチックシートを積層して一
体化するのに、少なくとも一方の透明なプラスチックシ
ートgは、チップaを埋込んでからの後加工で積層一体
化されることになるし、チップ埋込みのための孔を各シ
ート別々に形成してお(ことになるため、製造工程が多
工程になってしまう。また複数のシートb、c、gに設
ける孔dやhの位置合せが離しく、チップ埋込みプラス
チックカードを処理装置に挿入したときのチップと装置
側との信号授受のための必要位置精度が高いために歩留
が悪い。そしてこれらが原因してチップ埋込みプラスチ
ックカードの製造コストが高くなっている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、所要数のプラスチ
ックシートを積層一体化してカード基体を形成するのに
、後に形成するチップを埋込む凹部の底面となる部分の
プラスチックシート間に離型処理を施しておき、積層一
体化して形成したカード基体の少なくとも前記凹部を形
成する部分を、その凹部形成面側で凸となるように湾曲
させ、この湾曲した状態で前記凹部を前記離型処理部ま
で打抜き加工して形成し、これにより形成した凹部にチ
ップを嵌込み、カード基体を湾曲状態から解放すること
により復元させ、そのとき凹部の開口が狭まることによ
ってチップを凹部内に保持させることを特徴とするもの
である。
(作 用) 所要数のプラスチックシートを積層してカード基体を形
成するのに、チップを埋込む凹部の底面となる部分のプ
ラスチックシート間に離型処理を施しておき、積層一体
化して形成したカード基体をその凹部形成側表面から前
記離型処理部まで打抜き加工することにより凹部が形成
され、チップを埋込む凹部を持ったプラスチックカード
が、1回の積層一体化工程と、離型処理工程と、打ち抜
き工程だけの少ない工程数で形成することができる。し
かも凹部は打抜き型にカード基体を位置決めすることで
位置精度よく形成することができる。
また凹部はカード基体をチップ凹部を形成する表面側に
凸の湾曲状態にして打抜き形成されるので、カード基体
が湾曲状態から解放されたときの復元によって、前記打
抜き形成した凹部の開口が狭くなり、凹部に嵌込んだチ
ップを確固に保持することができる。
(実施例) 第1図から第6図に示す本発明の第一実施例について説
明する。本実施例は第1図に示すような5枚のプラスチ
ックシート12.3.4.5を積層して一体化したカー
ド基体6に、第3図に示すようなICチップ20を埋込
んだチップ埋込みカードを形成する場合を示している。
プラスチックシート1と5は透明な塩化ビニルシートで
あってカード基体6の表裏の保護層をなすものである。
プラスチックシート2.3.4は不透明な塩化ビニルシ
ートであって、プラスチックシート1.5を含み所定厚
さのカード基体6を形成するためのものである。プラス
チックシート2.3.4は前記所定厚さを得るため適当
な厚さのものが選ばれるし、枚数を増減されてもよい。
透明なプラスチックシート1.5の下層となるプラスチ
ックシート2.4の各表面には各種外部表示7が印刷さ
れている。
プラスチックシート1〜5は熱溶着や接着によって第2
図に示すように積層状態で一体化してカード基体6に形
成するが、この一体化に先立って第3図の如きICチッ
プ20を埋込む凹部8を形成する場合の底面となるシー
ト表面部分、本実施例ではプラスチックシート4の裏面
の第1図に示す部分21に、離型層(離型処理)9を形
成しておく。この離型層9は第2図に示すように積層一
体化されたカード基体6のプラスチックシート4と5と
の接着ないし溶着の境界部に位置して、その部分でのプ
ラスチックシート4と5との接着ないし溶着を阻止し分
離状態に保っている。
次に第2図に示すカード基体6に、第3図に示すような
四部8を形成するのであるが、この形成のために先ず第
4図に示すようにカード基体6を上治具10と下治具1
1との間に挟み込んで、カード基体6の少なくとも凹部
8を形成しようとする部分が凹部形成表面側に凸の状態
に湾曲するように弾性変形させる。この湾曲は無方向の
球面状となるようにするのが望ましいが、一方向の円筒
面状となるようにすることもできる。またカード基体6
を湾曲させやすくするのに、弾性変形を損なわない程度
に加熱するようにしてもよい。
この湾曲させた状態で、上治具10に形成された中央通
路12を通じて打抜き型13を第4図に示すように挿入
し、カード基体6をその凸面側から前記離型層9まで打
抜き加工する。カード基体6の打抜き加工された第4図
格子状ハツチングを施した部分は、離型層9による分離
状態保持と打抜き加工による切込みとによってカード基
体6から独立した小片14となり、打抜き型13の引抜
きと共に或いは別工程によってカード基体6から取除か
れる。
これによってカード基体6に第3図、第5図に示すよう
な凹部8を形成し終る。
この形成した凹部8には第5図に示ずように上治具10
の中央通路12を通じてICチップ20を嵌め込み、そ
の後カード基体6を湾曲状態から解放するとカード基体
6は第6図に示すように平らな状態に復元し、凹部8の
対向内側面8a、8aどうしが第5図の平行な状態から
第6図の破線の状態になって凹部8の開口8bを狭めよ
うとする。この作用で内側面8a、8aがICチップ2
0の側面にICチップ20を凹部8内に保持する圧着力
を持って密着する。
一7= この結果ICチップ20は凹部8内に確固に装着される
。これに加え凹部8の側面とICチップ20の側面との
間等を接着などしておくとICチップ20の抜は落ちを
さらに確実に防止することができる。なお前記凹部8の
打抜き形成時のカード基体6の湾曲度は、前記rcチッ
プ20の確固な装着状態が使用中も保証されるために、
通常使用状態でカード基体6が曲げられる度合を上回る
ことが望ましい。
前記開口8bの挟まりは、凹部8を形成する際のカード
基体6の湾曲が無方向であった場合には無方向に生じて
ICチップ20をそのまわりからほぼ均等に圧着するの
で、ICチップ20の抜止め効果が高い。湾曲が一方向
であった場合前記開口8bの挟まりは一方向にしか生じ
ないが、湾曲の方向を凹部8の対角線方向に選ぶと、矩
形ICチップ20に対する抜止め圧着力の作用はそのほ
とんど全周に生じるようにすることができる。
第7図、第8図に示す本発明の第2実施例は、ICチッ
プ20を図のような断面台形状にした場合を示している
。このようにしておくと凹部8の打抜き形成後カード基
体6が平らに復元したとき、開口8bの挟まりで凹部8
の周壁部8CがICチップ20の傾斜側面に第8図の如
く被さるので、その分節1実施例の場合よりもチップ抜
止め効果がさらに向上する。
(発明の効果) 本発明によれば前記構成および作用を有するので、チッ
プを高い位置精度で確固に埋込んだプラスチックカード
を少ない工程で歩留りよく製造することができ、製品コ
ストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例におけるカード基体を構成
するプラスチックシートの分解斜視図、第2図はカード
基体を第1図の各シートで積層形成した状態を示す断面
図、第3図はrcチップを埋込んだプラスチックカード
を示す一部斜視図、第4図はカード基体にチップ埋込み
用の凹部を打抜き形成する状態を示す断面図、第5図は
打抜き形成した凹部にICチップを嵌め込む状態を示す
断面図、第6図はICチップ埋込み後の状態を示す断面
図、第7図は本発明の第2実施例におけるICチップ嵌
込み状態を示す断面図、第8図はICチップ埋込み後の
状態を示す断面図、第9図は従来のチップ埋込みプラス
チックカードの製造方法を示す分解断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 所要数のプラスチックシートを積層一体化して
    カード基体を形成するのに、後に形成するチップを埋込
    む凹部の底面となる部分のプラスチックシート間に離型
    処理を施しておき、積層一体化して形成したカード基体
    の少なくとも前記凹部を形成する部分を、その凹部形成
    面側で凸となるように湾曲させ、この湾曲した状態で前
    記凹部を前記離型処理部まで打抜き加工して形成し、こ
    れにより形成した凹部にチップを嵌込み、カード基体を
    湾曲状態から解放することにより復元させ、そのとき凹
    部の開口が狭まることによってチップを凹部内に保持さ
    せることを特徴とするチップ埋込みプラスチックカード
    の製造方法。
JP61243357A 1986-10-13 1986-10-13 チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法 Pending JPS6395995A (ja)

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JP61243357A JPS6395995A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法

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JP61243357A JPS6395995A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法

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JPS6395995A true JPS6395995A (ja) 1988-04-26

Family

ID=17102633

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JP61243357A Pending JPS6395995A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 チツプ埋込みプラスチツクカ−ドの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02147296A (ja) * 1988-02-01 1990-06-06 Motorola Inc データ装置及びデータ装置モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02147296A (ja) * 1988-02-01 1990-06-06 Motorola Inc データ装置及びデータ装置モジュール

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