JPS6395665A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPS6395665A JPS6395665A JP24247986A JP24247986A JPS6395665A JP S6395665 A JPS6395665 A JP S6395665A JP 24247986 A JP24247986 A JP 24247986A JP 24247986 A JP24247986 A JP 24247986A JP S6395665 A JPS6395665 A JP S6395665A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体装置に関し、特に高密度・高速化を図っ
た絶縁分離方式で、高量耐圧の向上を図り、半導体基板
のコンタクトを表面から取ることに関するものである。
た絶縁分離方式で、高量耐圧の向上を図り、半導体基板
のコンタクトを表面から取ることに関するものである。
従来の技術
近年、半導体装置はますます高密度・高速化の方向に進
み、絶縁分離方式による半導体装置の研究が活発に行な
われている。例えば、その一つの方法としてAeHay
asaka et al、”U−GrooveIsol
ation Teclnique for high
5peedBipolar VLSI’s”、(アイイ
ーデーエム テクニカル ダイジェスト) (IED
M Tecl、Dig、)1982 PP、62〜6
5に示されているようなトレンチ分離技術がある。
み、絶縁分離方式による半導体装置の研究が活発に行な
われている。例えば、その一つの方法としてAeHay
asaka et al、”U−GrooveIsol
ation Teclnique for high
5peedBipolar VLSI’s”、(アイイ
ーデーエム テクニカル ダイジェスト) (IED
M Tecl、Dig、)1982 PP、62〜6
5に示されているようなトレンチ分離技術がある。
第2図に一般的なトレンチ分離技術を用いたバイポーラ
トランジスタ(以下Tr と略す)の要部断面構造図を
示す。1は例えばp型半導体基板、2は高濃度r埋込み
層、3はn型エピタキシャル層、4は半導体基板を開口
してから形成したp型半導体層でチャネル・ストッパー
の役目を果たしている。6は開口部表面を酸化、した酸
化膜、6は開口部の中に充てんしたPo1y St、
7はPo1y Si表面を酸化した酸化膜であり、酸化
膜5,7とPo1ySi6で素子間分離をしている。8
はコレクタ・ウオールで高濃度n+埋込み層2とつなが
っている。9はペース層、1oはエミッタ、11はコン
タクト開口用の酸化膜、12はAn電極配線である。
トランジスタ(以下Tr と略す)の要部断面構造図を
示す。1は例えばp型半導体基板、2は高濃度r埋込み
層、3はn型エピタキシャル層、4は半導体基板を開口
してから形成したp型半導体層でチャネル・ストッパー
の役目を果たしている。6は開口部表面を酸化、した酸
化膜、6は開口部の中に充てんしたPo1y St、
7はPo1y Si表面を酸化した酸化膜であり、酸化
膜5,7とPo1ySi6で素子間分離をしている。8
はコレクタ・ウオールで高濃度n+埋込み層2とつなが
っている。9はペース層、1oはエミッタ、11はコン
タクト開口用の酸化膜、12はAn電極配線である。
発明が解決しようとする問題点
トレンチ分離法では素子間分離領域の幅は狭く、かつ深
く形成して素子の高密度・高速化を図っている。しかし
ながら、従来のトレンチ分離法では半導体基板のコンタ
クトを表面から取ることができず、第2図に示すように
裏面からコンタクトを取らなければならないという大き
な欠点があった。
く形成して素子の高密度・高速化を図っている。しかし
ながら、従来のトレンチ分離法では半導体基板のコンタ
クトを表面から取ることができず、第2図に示すように
裏面からコンタクトを取らなければならないという大き
な欠点があった。
よって、ICおよびLSIの設計、製造において半導体
基板の電位が場所によって異なり、誤動作あるいは信頼
性不良の原因にもなっていた。
基板の電位が場所によって異なり、誤動作あるいは信頼
性不良の原因にもなっていた。
また、第2図で示すように従来のトレンチ分離法では半
導体基板を開口してからイオン注入法でチャネル・スト
ッパーを形成している。Trの高量耐圧はn+埋込み層
2とチャネル・ストッパー4とのアバランシェ耐圧ある
いはn 埋込み層2とp型半導体基板1との間のパンチ
スルー耐圧で決まる。特に、トレンチ分離法では分離領
域の幅が狭くなるにしたがってパンチスルーが生じやす
く高量耐圧が低下してくるので、パンチスルーをおこさ
ないようにすることが重要である。
導体基板を開口してからイオン注入法でチャネル・スト
ッパーを形成している。Trの高量耐圧はn+埋込み層
2とチャネル・ストッパー4とのアバランシェ耐圧ある
いはn 埋込み層2とp型半導体基板1との間のパンチ
スルー耐圧で決まる。特に、トレンチ分離法では分離領
域の幅が狭くなるにしたがってパンチスルーが生じやす
く高量耐圧が低下してくるので、パンチスルーをおこさ
ないようにすることが重要である。
本発明はこのような問題点を解決するもので、半導体基
板のコンタクトを任意に表面から取ることを可能とし、
IC,LSIにおいて誤動作、信頼性不良を防ぎ、かつ
分離領域の幅が狭くなってもパンチスルーをおこさない
で高量耐圧を高くして、高密度・高速化を図ることを可
能にした半導体装置およびその製造方法を提供するもの
である。
板のコンタクトを任意に表面から取ることを可能とし、
IC,LSIにおいて誤動作、信頼性不良を防ぎ、かつ
分離領域の幅が狭くなってもパンチスルーをおこさない
で高量耐圧を高くして、高密度・高速化を図ることを可
能にした半導体装置およびその製造方法を提供するもの
である。
問題点を解決するだめの手段
この問題点を解決するために、本発明は一方導電型半導
体基板上に一方導電型の高濃度半導体層および低濃度半
導体層を形成し、前記低濃度半導体層上に他方導電型の
高濃度半導体層および低濃度半導体層を形成し、前記一
方導電型の高濃度半導体層に達する開口部を形成し、前
記開口部の側面にのみ絶縁膜を形成し、開口部の中には
導電性物質を充てんし、導電性物質上に電極を形成する
構造により、半導体基板のコンタクトを任意に表面から
取ることを可能とし、かつトレンチ分離領域の幅が狭く
なっても高量耐圧を高くして高密度・高速化を図ったも
のである。
体基板上に一方導電型の高濃度半導体層および低濃度半
導体層を形成し、前記低濃度半導体層上に他方導電型の
高濃度半導体層および低濃度半導体層を形成し、前記一
方導電型の高濃度半導体層に達する開口部を形成し、前
記開口部の側面にのみ絶縁膜を形成し、開口部の中には
導電性物質を充てんし、導電性物質上に電極を形成する
構造により、半導体基板のコンタクトを任意に表面から
取ることを可能とし、かつトレンチ分離領域の幅が狭く
なっても高量耐圧を高くして高密度・高速化を図ったも
のである。
作 用
この構成により、トレンチ分離領域の開口部の側面にの
み酸化膜を形成してPo1y Si を充てんしてい
る。しだがって、隣接するTr間は開口部側面の酸化膜
で絶縁され、Po1y St は半導体基板とつなが
っているので、任意の場所でPo1y St上に電極を
形成することができる。半導体基板のコンタクトを表面
から自由に取ることが可能なので、ICおよびLSIの
電位を安定にすることができ、誤動作2信頼性不良を防
ぐことができる。
み酸化膜を形成してPo1y Si を充てんしてい
る。しだがって、隣接するTr間は開口部側面の酸化膜
で絶縁され、Po1y St は半導体基板とつなが
っているので、任意の場所でPo1y St上に電極を
形成することができる。半導体基板のコンタクトを表面
から自由に取ることが可能なので、ICおよびLSIの
電位を安定にすることができ、誤動作2信頼性不良を防
ぐことができる。
また、p型半導体基板上に高濃度p型半4本層および低
濃度p型半導体層、そして高濃度n型半導体層および低
濃度n型半導体層を形成している。
濃度p型半導体層、そして高濃度n型半導体層および低
濃度n型半導体層を形成している。
よって、高閲に電圧を加えていくと空乏層はまず低濃度
p型半導体層側に広がっていき、高濃度p型半導体層ま
で達するともうあまシ広がらない。
p型半導体層側に広がっていき、高濃度p型半導体層ま
で達するともうあまシ広がらない。
したがって、高量耐圧はパンチスルー耐圧でなくアバラ
ンシェ耐圧で決まる。故に、従来のように空乏層がp型
半導体基板中に広がってパンチスルーをおこすことがな
く、トレンチ分離領域の幅が狭くなっても高量耐圧を高
くすることができる。
ンシェ耐圧で決まる。故に、従来のように空乏層がp型
半導体基板中に広がってパンチスルーをおこすことがな
く、トレンチ分離領域の幅が狭くなっても高量耐圧を高
くすることができる。
したがって、本発明はトレンチ分離法において基板コン
タクトを任意に表面から取ることができ、IC,LSI
において誤動作、信頼性不良を防ぎ、かつ分離領域の幅
が狭くなってもパンチスルーをおこさず、高量耐圧を高
くでき、素子の高密度・高速化を図ることができる。
タクトを任意に表面から取ることができ、IC,LSI
において誤動作、信頼性不良を防ぎ、かつ分離領域の幅
が狭くなってもパンチスルーをおこさず、高量耐圧を高
くでき、素子の高密度・高速化を図ることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例について第1図a〜第1図eと
ともに説明する。
ともに説明する。
第1図aにおいて、21は例えばp型半導体基板、22
は高濃度n型半導体層、23は低濃度p型半導体層、2
4は高濃度n型半導体層、26は低濃度n型半導体層で
ある。本発明はこのように5層構造にすることに一つの
特徴があシ、形成方法としては■ MB E (Mol
ecular BeamEpitaxy)法、■ 従来
技術の組合せの2通りが。
は高濃度n型半導体層、23は低濃度p型半導体層、2
4は高濃度n型半導体層、26は低濃度n型半導体層で
ある。本発明はこのように5層構造にすることに一つの
特徴があシ、形成方法としては■ MB E (Mol
ecular BeamEpitaxy)法、■ 従来
技術の組合せの2通りが。
ある。
■はMBE法を用いてp型半導体基板21(6X10
7m)上に高濃度p型半導体層22(IXlo AJ
)を0.7μm、低濃度p型半導体層23(1×10/
cfI)を0.3 μm、高濃度n型半導体層24(5
X10/CJ)を0.8μm、低濃度n型半導体層26
(1×10/cd)を1.2μm連続して形成する。
7m)上に高濃度p型半導体層22(IXlo AJ
)を0.7μm、低濃度p型半導体層23(1×10/
cfI)を0.3 μm、高濃度n型半導体層24(5
X10/CJ)を0.8μm、低濃度n型半導体層26
(1×10/cd)を1.2μm連続して形成する。
MBE法で温度850−950℃、真空度1o−10T
orr付近で形成しているので各半導体層とも均一な濃
度に制御性良く形成することができる。
orr付近で形成しているので各半導体層とも均一な濃
度に制御性良く形成することができる。
■はp型半導体基板21中にイオン注入法でB(ボロン
)を高エネルギーで深く打ち込み、高濃度p+埋込み層
22を形成し、そして高濃度n+埋込み層24を形成す
る。したがって、低濃度p型半導体層23はp型半導体
基板21七同じ濃度になっている。次に、通常のエピタ
キシャル法でn型エピタキシャル層26を1.2μm形
成している。
)を高エネルギーで深く打ち込み、高濃度p+埋込み層
22を形成し、そして高濃度n+埋込み層24を形成す
る。したがって、低濃度p型半導体層23はp型半導体
基板21七同じ濃度になっている。次に、通常のエピタ
キシャル法でn型エピタキシャル層26を1.2μm形
成している。
26は熱酸化膜で50OA、27は窒化ケイ素膜で12
0OA形成している。28はCVD(Chemical
Vapor Deposition)法で形成したS
102膜で1.2μm形成している。29はフォトリ
ン法で形成したレジスト膜のパターンで、トレンチ分離
領域のバターニングをしている。
0OA形成している。28はCVD(Chemical
Vapor Deposition)法で形成したS
102膜で1.2μm形成している。29はフォトリ
ン法で形成したレジスト膜のパターンで、トレンチ分離
領域のバターニングをしている。
その後、レジスト膜29をマスクとしてCVD5102
膜28、窒化ケイ素膜27、熱酸化膜26を連続してR
I E (Reactiue Ion Etching
)法でエツチングする。そして、レジスト膜29を除去
する。次に、CV D S 102膜28をマスクとし
て、低濃度n型半導体層26、高濃度n型半導体層24
、低濃度p型半導体層23および高濃度p型半導体層2
2を0.3μmRIE法でエツチングして、トレンチ分
離領域の開口部3oを形成する。開口部3Qの深さは2
.6μmで、この開口部3oが高濃度p型半導体層22
に達するまでエツチングしておくことが重要である。こ
の状態でSiエツチングのマスクとして用いたC V
D S iO2膜28の残膜厚は約2o○〇八である。
膜28、窒化ケイ素膜27、熱酸化膜26を連続してR
I E (Reactiue Ion Etching
)法でエツチングする。そして、レジスト膜29を除去
する。次に、CV D S 102膜28をマスクとし
て、低濃度n型半導体層26、高濃度n型半導体層24
、低濃度p型半導体層23および高濃度p型半導体層2
2を0.3μmRIE法でエツチングして、トレンチ分
離領域の開口部3oを形成する。開口部3Qの深さは2
.6μmで、この開口部3oが高濃度p型半導体層22
に達するまでエツチングしておくことが重要である。こ
の状態でSiエツチングのマスクとして用いたC V
D S iO2膜28の残膜厚は約2o○〇八である。
そして、開口部30を熱酸化膜31を2000人形成す
る。酸化膜31の膜厚とCVDSi○2膜28の残膜原
28ぼ等しくなるようにしておくことが必要である(第
1図b)。
る。酸化膜31の膜厚とCVDSi○2膜28の残膜原
28ぼ等しくなるようにしておくことが必要である(第
1図b)。
第1図Cにおいて、本発明の特徴であるRIE等の異方
性の強いドライエツチング法で開口部30の底面部の酸
化膜31をエツチングして開口部3゜の側面にのみ酸化
膜31を残す。この時に窒化ケイ素膜27上のCV D
S z 02膜28もエツチングされた状態になる。
性の強いドライエツチング法で開口部30の底面部の酸
化膜31をエツチングして開口部3゜の側面にのみ酸化
膜31を残す。この時に窒化ケイ素膜27上のCV D
S z 02膜28もエツチングされた状態になる。
開口部30がほぼ垂直で、異方性の強いドライエツチン
グ法を用いているので開口部30の側面の酸化膜31は
安定に残すことができる。この開口部30の側面の酸化
膜31が隣接するTr間を絶縁する。そして、全面にP
o1ySi32を1.4μm形成する。開口部3o上に
埋められたPo1ySi32は表面で溝33を形成する
。そして、全面にレジスト膜34を1.5μm形成する
。レジスト膜34は粘性がよいので溝33上は厚く形成
され、レジスト膜表面はほぼ平坦になっている。
グ法を用いているので開口部30の側面の酸化膜31は
安定に残すことができる。この開口部30の側面の酸化
膜31が隣接するTr間を絶縁する。そして、全面にP
o1ySi32を1.4μm形成する。開口部3o上に
埋められたPo1ySi32は表面で溝33を形成する
。そして、全面にレジスト膜34を1.5μm形成する
。レジスト膜34は粘性がよいので溝33上は厚く形成
され、レジスト膜表面はほぼ平坦になっている。
その後、エッチバック法と呼ばれる平坦化法で、まずレ
ジスト膜34をエツチングする。窒化ケイ素膜27上に
形成されたレジスト膜は完全にエツチングされるが、ト
レンチ分離領域の溝33上はレジスト膜が厚く形成され
ているので、形成された溝33を埋めた状態でレジスト
膜が残る。次に、Po1y Si32とレジスト膜34
のエツチング速度が等しくなる条件でPo1y Si3
2をエツチングする。トレンチ分離領域の溝33上には
レジスト膜34が埋まっているので同じエツチング速度
でエツチングすると溝が解消されて平坦にエツチングさ
れる。この状態でトレンチ分離領域はPo1ySiで平
坦に埋め込まれたことになる。そして、半導体基板のコ
ンタクトを取る領域にのみ窒化ケイ素膜35を100O
A形成する。窒化ケイ素膜27および35をマスクとし
てトレンチ分離領域のpolysi32を酸化して酸化
膜36をsoo。
ジスト膜34をエツチングする。窒化ケイ素膜27上に
形成されたレジスト膜は完全にエツチングされるが、ト
レンチ分離領域の溝33上はレジスト膜が厚く形成され
ているので、形成された溝33を埋めた状態でレジスト
膜が残る。次に、Po1y Si32とレジスト膜34
のエツチング速度が等しくなる条件でPo1y Si3
2をエツチングする。トレンチ分離領域の溝33上には
レジスト膜34が埋まっているので同じエツチング速度
でエツチングすると溝が解消されて平坦にエツチングさ
れる。この状態でトレンチ分離領域はPo1ySiで平
坦に埋め込まれたことになる。そして、半導体基板のコ
ンタクトを取る領域にのみ窒化ケイ素膜35を100O
A形成する。窒化ケイ素膜27および35をマスクとし
てトレンチ分離領域のpolysi32を酸化して酸化
膜36をsoo。
人形酸する。この状態で表子間分離が完成する(第1図
d)。
d)。
第1図eにおいては通常の方法でTrを形成している。
37はコレクタ・ウオール、38はベース層である。ベ
ース層38を形成する時に、半導。
ース層38を形成する時に、半導。
体基板のコンタクトを取るPo1y St 32 a
中にも同時にB(ボロン)を拡散しておく。必要に応じ
て半導体基板のコンタクトを取るPo1y 5i32a
中にさらにBを拡散して高濃度のp+ドープ) Po1
ySi にしておいてもよい。Po1y St 中
でばBの拡散は単結晶Siに比べて非常に速く、低温の
熱処理でも容易に高濃度p型半導体層22にまで到達す
る。39はエミッタ、40はコンタクト開口用の酸化膜
、41はへλ電極配線である。
中にも同時にB(ボロン)を拡散しておく。必要に応じ
て半導体基板のコンタクトを取るPo1y 5i32a
中にさらにBを拡散して高濃度のp+ドープ) Po1
ySi にしておいてもよい。Po1y St 中
でばBの拡散は単結晶Siに比べて非常に速く、低温の
熱処理でも容易に高濃度p型半導体層22にまで到達す
る。39はエミッタ、40はコンタクト開口用の酸化膜
、41はへλ電極配線である。
発明の効果
以上のように本発明によると半導体装置特にバイポーラ
半導体装置において、従来のトレンチ分離法と同様に高
密度・高速化を図るとともに■半導体基板のコンタクト
を任意の場所で表面から自由に取る、■ 隣接するTr
間の高量耐圧を高くできるという二つの効果を有する。
半導体装置において、従来のトレンチ分離法と同様に高
密度・高速化を図るとともに■半導体基板のコンタクト
を任意の場所で表面から自由に取る、■ 隣接するTr
間の高量耐圧を高くできるという二つの効果を有する。
■はトレンチ分離領域の開口部の側面にのみ酸化膜を形
成してPo1y Si を充てんしているので、開口
部側面の酸化膜で隣接する’rr間を絶縁し、Po1y
Si は半導体基板とつながシ、表面から任意の場
所で半導体基板のコンタクトを取ることが可能となる。
成してPo1y Si を充てんしているので、開口
部側面の酸化膜で隣接する’rr間を絶縁し、Po1y
Si は半導体基板とつながシ、表面から任意の場
所で半導体基板のコンタクトを取ることが可能となる。
また、Po1y Si 中ではBの拡散が単結晶St
に比べて非常に速く、低温で短時間に拡散することがで
きるので、Trのエミッタ、ベースのプロファイルを変
えることもない。したがって、ICあるいはLSIにお
いて誤動作、信頼性不良をおこすこともなくなる。
に比べて非常に速く、低温で短時間に拡散することがで
きるので、Trのエミッタ、ベースのプロファイルを変
えることもない。したがって、ICあるいはLSIにお
いて誤動作、信頼性不良をおこすこともなくなる。
■はp型半導体基板上に高濃度p型半導体層、低濃度p
型半導体層、高濃度n型半導体層、低濃度n型半導体層
を形成して、トレンチ分離領域は高濃度p型半導体層に
達するよう形成している。
型半導体層、高濃度n型半導体層、低濃度n型半導体層
を形成して、トレンチ分離領域は高濃度p型半導体層に
達するよう形成している。
このため、コレクタ基板間接合において空乏層はまず低
濃度p型半導体層側に広がるが、高濃度p型半導体層ま
で達するとあまシ広がらなくなる。
濃度p型半導体層側に広がるが、高濃度p型半導体層ま
で達するとあまシ広がらなくなる。
よって、従来のように空乏層がチャネル拳ストッパー下
部の半導体基板中に広がってパンチスルーをおこすこと
もない。したがって、トレンチ分離領域の幅が狭くなっ
ても高量耐圧を高くすることができる。また、コレクタ
基板間の容量は高濃度n型半導体層と低濃度p型半導体
層との接合容量で決まるので、容量も非常に小さくなる
。
部の半導体基板中に広がってパンチスルーをおこすこと
もない。したがって、トレンチ分離領域の幅が狭くなっ
ても高量耐圧を高くすることができる。また、コレクタ
基板間の容量は高濃度n型半導体層と低濃度p型半導体
層との接合容量で決まるので、容量も非常に小さくなる
。
以上のように本発明はトレンチ分離法において、半導体
基板のコンタクトを表面から任意の場所で自由に取るこ
とができ、高量耐圧を高くして高密度・高速化を図った
半導体装置およびその製造方法に大きく寄与し、また工
業的にも非常に価値の高いものである。
基板のコンタクトを表面から任意の場所で自由に取るこ
とができ、高量耐圧を高くして高密度・高速化を図った
半導体装置およびその製造方法に大きく寄与し、また工
業的にも非常に価値の高いものである。
第1図a−eは本発明の一実施例における半導体装置の
構造とその製造方法を説明するための工程断面図、第2
図は従来のトレンチ分離法によるバイポーラトランジス
タの要部断面図である。 21・・・・・・p型半導体基板、22・・・・・・高
濃度p型半導体層、23・・・・・・低濃度p型半導体
層、24・・・・・・高濃度n型半導体層、25・・・
・・・低濃度n型半導体層、27・・・・・・窒化ケイ
素膜、3o・・・・・・開口部、31・・・・・・酸化
膜、32・・・・・・Po1y Si、 33・・・・
・・溝、34・・・・・・レジスト膜、36・・・・・
・酸化膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名煉
ペ ^へ 第 1 図 第2図
構造とその製造方法を説明するための工程断面図、第2
図は従来のトレンチ分離法によるバイポーラトランジス
タの要部断面図である。 21・・・・・・p型半導体基板、22・・・・・・高
濃度p型半導体層、23・・・・・・低濃度p型半導体
層、24・・・・・・高濃度n型半導体層、25・・・
・・・低濃度n型半導体層、27・・・・・・窒化ケイ
素膜、3o・・・・・・開口部、31・・・・・・酸化
膜、32・・・・・・Po1y Si、 33・・・・
・・溝、34・・・・・・レジスト膜、36・・・・・
・酸化膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名煉
ペ ^へ 第 1 図 第2図
Claims (2)
- (1)一方導電型半導体基板上に一方導電型の高濃度半
導体層および低濃度半導体層を有し、前記低濃度半導体
層上に他方導電型の高濃度半導体層および低濃度半導体
層を有し、前記一方導電型の高濃度半導体層に達する開
口部が形成され、前記開口部の側面にのみ絶縁膜が形成
され、前記開口部の中には導電性物質が充てんされ、前
記導電性物質上に電極が形成されてなる半導体装置。 - (2)一方導電型半導体基板上に一方導電型の高濃度半
導体層および低濃度半導体層を形成する工程と、前記低
濃度半導体層上に他方導電型の高濃度半導体層および低
濃度半導体層を形成する工程と、前記一方導電型の高濃
度半導体層に達する開口部を形成し、前記開口部の側面
にのみ絶縁膜を形成する工程と、前記開口部の中に導電
性物質を充てんし、前記導電性物質上に電極を形成する
工程とを備えてなる半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24247986A JPS6395665A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24247986A JPS6395665A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6395665A true JPS6395665A (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=17089696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24247986A Pending JPS6395665A (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6395665A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03233937A (ja) * | 1990-01-23 | 1991-10-17 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | マルチレベル・エピタキシャル構造を用いた半導体デバイス構造体及びその製造方法 |
JPH08148553A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Nec Yamagata Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
KR100326243B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2002-05-09 | 박종섭 | 래치업방지를위한씨모스트랜지스터형성방법 |
JP2010212367A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP24247986A patent/JPS6395665A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03233937A (ja) * | 1990-01-23 | 1991-10-17 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | マルチレベル・エピタキシャル構造を用いた半導体デバイス構造体及びその製造方法 |
JPH08148553A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Nec Yamagata Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
KR100326243B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2002-05-09 | 박종섭 | 래치업방지를위한씨모스트랜지스터형성방법 |
JP2010212367A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
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