JPS6393518A

JPS6393518A - 硬質部材または硬質材料の切断法および装置

Info

Publication number: JPS6393518A
Application number: JP62205298A
Authority: JP
Inventors: カ・トラ・デイン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-08-20
Filing date: 1987-08-20
Publication date: 1988-04-23
Also published as: FR2602994A1; EP0258136A1; ATE54082T1; US4836069A; EP0258136B1; DE3763375D1; FR2602994B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔利用分野〕本発明は、柔軟な部材または材料を切断するのではなく
硬い部材または材料を切断するための方法および装置に
関する。

一般に電動機によって周期的に駆動され、各種の材料ま
たは部材を切断できるまたは挽割ることができる切断装
置（例えば、ノコ）は公知である。

〔従来技術〕

この種の装置としては、特に、丸ノコおよび挽回しノコ
が挙げられる。この場合、切断機構は、それぞれ、固定
軸線のまわシに回転、駆動される歯付ディスクおよび往
復線形運動される歯付ブレードから構成される。

しかしながら、この種の工具、特に、材料の性質、即ち
、硬いか柔らかいかに関係なく、材料に切断機構を当て
て切断を行う工具には、若干の問題点がある。換言すれ
ば、この種の工具の使用者が、不器用であるか、たとえ
時折であっても、不注意である場合は、切断機構が使用
者の身体の一部に接触して重大な怪我を負う危険性があ
る。

〔発明の概要〕

本発明に係る方法および装置は、柔軟な材料または部材
（例えば、肉）を切断および損傷することなく、硬い材
料または部材を有効に切断することによって、この種の
危険性を完全にまたは少くとも大巾に排除するものであ
る。

このため、本発明に係る方法では、切断機構に対して、
相互に組合された２つの運動、即ち、一方では、所定の
切断方向へ向く比較的大きい周期の第１周期運動と、他
方では、上記切断方向へ向き上記第１運動の周期よりも
小さい周期の振動運動とを伝達する。かくして、切断装
置の使用に関連する危険性が大巾に減少される。更に、
装置の寿命が延長され、切断機構は、加熱されずに均一
に摩耗する。

本発明の実施例では、特に、切断機構に対して、一方で
は、所定の切断軸線の方向へ向く比較的低速で比較的大
きい振幅の往復線形運動を伝達し、他方では、上記切断
軸線の方向へ向き、上記線形運動よりも高速で且つ振幅
が小さい、往復線形運動中に切断機構が占める一連の位
置の周囲の振動運動を伝達する。

別の有利な実施例にもとづき、切断機構に対して、一方
では、固定軸線のまわりの比較的低速の回転運動を伝達
し、他方では、常に切断方向内にあシ、より高速で振幅
が比較的小さい、回転運動時に切断機構が占める一連の
位置の周囲の振動運動を伝達する。

更に、実施例の如何に拘わらず、切断機構に加えられる
運動は、公知の線形または円形、駆動装置の場合よりも
激しくないので、上記切断機構の作動部分が損傷される
危険性が少く、従って、切断機構の保守が容易となシ、
寿命が延長される。

本発明に係る方法は、既述の如く、特に、挽回しノコお
よび丸ノコに適用され、本発明に係る装置は、切断機構
（例えば、ノコ刃）以外に、上記の２種のノコの何れか
１つに使用する特殊な駆動手段を含む。

従って、有効で危険のない切断装置が得られる。

一方、刃に対して、比較的高速で、場合に応じて大きい
または小さい振幅の周期運動を伝達するこの種の公知の
装置による硬い材料（例えば、木材）の切断は、危険で
あるか有効でない。

〔実施例〕

添付の図面を参照して以下に本発明に係る方法および装
置を詳細に説明する。

まず、第１．２図について説明する。同図に、”挽回し
ノコ”の種類の本発明に係る切断装置を示した。

図示の装置１は、ボデーまたはボックス２を有し、上記
ボックス内には、特に、ボックス２に対して実質的に刃
の軸線２５の方向へ平行運動できる支持フレーム３１と
、フレーム３１に固定された原動機４（好ましくは、電
動機）の動力によって周期の異なる組合せ周期運動を上
記刃３に行わしめる各種の駆動または連結手段とが設け
である。

説明の簡略化のため、装置の構成手段について説明する
。

電動機４け、歯車８を貫通し且つこの歯車を結合した出
力シャフト１４を回転する。このシャフト１４は、電動
機とは反対側の端部において、延長されて頚軸１０に移
行する。この頚軸は、シャフト１４の回転軸線１４Ｈに
対して僅かに偏心させてあり、刃の軸線２５およびシャ
フト１４に対して実質的に垂直な方向２７へ長く延びた
開口２６のレベルにおいて、刃に剛に結合されたロッド
１５を貫通する。

図面から明らかな如く、刃３は、装置の切断機構を構成
し、ロッド１５は、上記刃に続き刃の軸線方向へ装置内
に延びる。

第１図または第２図において、歯車８は、シャフト１１
およびピン１２．１３を介して歯車Ｉに運動を伝達する
歯車６と噛合う。

このシャフト１１は、歯車６，７以外に、刃の軸線２５
の方向へ実質的に平行に長く延びた開口２２のレベルに
おいてロッド１５を貫通し、変化できないが回転自在な
よう、対向端でシャフト１４に平行にフレーム３１に取
付けである。

歯車７は、シャフト１６および２つのピン２゜、２１を
介して両側で２つの歯車９，９′に結合された歯車５と
噛合う。

シャフト１６は、歯車９．９′の間にシャフト１１．１
４に平行に延び、特に、歯車５以外に、刃の軸線２５の
軸線に実質的に平行に長く延びた開口２３のレベルにお
いてロッド１５を貫通する。

歯車９．９′は、それぞれ、シャフト１６の軸線１６ａ
に平行に延びる偏心頚軸１９，１９’を備えている。各
頚軸は、偏心運動を導くため、既述の軸線２７に実質的
に平行に長く延びた開口３４゜３５のレベルにおいてボ
ックス２の固定部分３２．３３を貫通する。

頚軸１９，１９’は、電動機の出力シャフト１４に対す
る頚軸１０の偏心度よりも大きくシャフト１６に対して
偏心させである。

刃の主駆動手段はすでに述べた。第１図において、フレ
ーム３１に支持した装置の可動部分を斜線で示した。偏
心頚軸１９，１９’は、変位できないが回転自在なよう
ボックスの部分３２．３３に設置してあり、固定のボッ
クス２と可動部分を構成する各種手段とを連結する。軸
線２５に平行に上記可動部分を変位させるため、特に、
補完形状のレール２９．３０がフレーム３１およびボッ
クス２に設けである。更に、ローラ２８　ａ　＋　２８
　ｂ　ｒ２８ｃ、２８ｄまたは同様の手段で、出口２４
のレベルにおいてボックス２外へ延びる刃の操作ロッド
１５を案内すれば有利である。

さて、第３．４図について説明する。同図に、丸ノコの
種類の工具を有する本発明に係る装置の実施例を示した
。

先行例と同様、刃の駆動手段の部分のみが発明対象をな
す。

しかしながら、判シ易いよう、ここでは、上記丸ノコを
作動させる全手段を詳細に説明する。

図示の装置は、第１，２図に示した装置と同様、ボック
ス２００．各歯車３００　、３１０〜３５ｏ、結合シャ
フト４００　、４１０・−・・４３０　、ピン８ｏｏ、
８１ｏ・曲・８３゜、回転駆動電動機６００および歯付
ディスクの種類の切断機構７００を含む。

更に、この装置のシャフトまたは偏心頚軸５００には、
ころがυ軸受９００　、９１０・・・９３０が設けであ
る。

第３図、４図から明らかな如く、装置のボックス２００
に固定した電動機６００は、出力シャフト４２０を回転
し、上記シャフトは、ピン８３０　、８２０によって上
記シャフトにそれぞれ結合された２つの歯車３００　、
３１０に上記回転運動を伝達する。

歯車３００は、更に、歯車３３０と噛合い、一方、歯車
３１０は、歯車３２０と噛合う。歯車３２００レベルに
は、シャン）　４２０に平行に延び偏心頚軸５００を担
持するシャフト４００が設けである。上記偏心頚軸５０
０は、特に、シャフト４３０に取付けたころがり軸受９
１０の内部に延びている。シャン）　４３０は、概ねＬ
字形であり、上記ボックスの壁に設けた別のころがり軸
受９００を介して、第１シャフト４２０の軸線と平行な
（または同軸の）軸線４ｏに泊ってボックス２００外へ
突出している。

シャフト４３０は、その突出端４３１のレベルにおいて
、切断ディスク７００を回転する。

さて、歯車結合について説明する。歯車３００に結合さ
れた歯車３３０は、シャン）４２０に平行なシャフト４
１０および各歯車３３０　、３５０にそれぞれ設けたピ
ン８００　、８１０を介して、歯車３５０に回転運動を
伝達する。シャフト４１０け、対向する自由端のレベル
において、ボックス２００の固定部分２５ｏ。

２５１に回転自在なよう取付けである。

第３図について更に詳細に説明する。歯車３５０は歯車
３４０と噛合、この歯車３４０には、既述のシャフト４
００　、４２０が貫通している。これらのシャフトは、
上記歯車３４０に取付けたころがり軸受９２０　、９３
０の内部に延びている。

さて、第４図について説明する。装置の切断ディスクの
駆動シャフト４３０は、偏心頚軸５００との結合端のレ
ベルにおいて、偏心頚軸５００が内部を通過するころが
り軸受９１０を囲む２つの歯４５１゜４５２を備えたホ
ークとして構成しである。

本発明に係る装置の２つの実施例について説明したが、
以下に、その機能を説明する。柔軟な部材または材料を
切断または損傷することなく、硬い部材または材料を切
断するため、切断機構（刃またはディスクまたは別の同
様の機構）に対して、同一の切断方向へ向き周期の異彦
る２つの周期運動を相互に組合せて伝達する。

更に詳細に云えば、第１，２図に示した挽回しノコの場
合、刃３に対して、軸線２５で示した切断方向へ、一方
では、比較的低速で振幅の大きい往復線形運動を伝達し
、他方では、より高速でょシ小さい振幅の振動運動を伝
達する。後者の運動は、往復線形運動中に刃が占める一
連の位置の周囲に行われる。

２つの組合せ運動は、下記の態様で得られる。

ａ、ノコ刃の振動運動電動機４で運転されるシャフト１４に固定した偏心頚軸
１０が、ロッド１５．即ち、刃３を駆動して実質的に軸
線２５の方向へ高速で小さい振幅の縦方向往復運動を行
わさせる。このため、ロッド１５は、長穴２２，２３を
通って延びる２つのシャン）　１１．１６　およびロー
／’２８ａ、２８ｂ。

２８Ｃ，２８ｄによって案内される。

ｂ、刃および装置の可動部分の往復運動減速歯車系８−
６．７−５によって、それぞれ偏心頚軸１９　、１９’
を含む歯車９，９′が、２つの頚軸の共通の軸線３６の
まわシにゆっくり回転し、かくして、比較的低速で振幅
の大きい往復運動と装置の可動部分、特に、刃３に実質
的に軸線２５の方向へ伝達する。

丸ノコに関する本発明の実施例の場合、往復線形運動を
切断機構に伝達する代わりに、固定軸線４０のまわりの
比較的低速の回転運動を切断方向５０へ切断機構に伝達
し、より低速で振幅が比較的小さく、回転運動中の切断
機構、即ち、歯付ディスク７００が占める一連の位置の
まわυの振動運動を上記切断方向へ上記回転運動に組合
せる。

下記の態様で上記２つの組合せ運動を得ることができる
。

ａ、ディスクの振動運動電動機６００に結合されたシャフト４２０によって運転
される歯車３１０が、ころがシ軸受９１０を取付けた偏
心頚軸５００を備えたシャフト４００を担持する歯車３
２０を急速に回転し、この歯車３２０は、主軸線４０の
まわりの比較的高速の振動をＬ字シャフト４３０に伝達
し、このシャフトは、上記運動を歯付ディスク７００に
伝達する。

ｂ、ディスクの回転運動電動機６００によって運転されるシャフト４２０に結合
された歯車３００が、減速歯車３３０　、３５０　、３
４０を介してシャフト４３０を（上記の振動運動に比し
て）比較的低速で回転する。

従って、比較的低速の回転と、切断方向５０の方向の且
つ固定軸線４０の周囲のより高速の振動とを組合せた運
動が、ディスク７００に加えられる。

もちろん、本発明は、上述の実施例に限定されるもので
はなく、本発明の枠内において各種の設計変更が可能で
ある。

特に、切断機構を振動させるため、偏心頚軸の代わシに
または偏心頚軸の補足として、カム系またはバイブレー
タまたは電気空気圧式装置を設けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例の内部の略図、第２図は
、第１図の装置の歯車および結合部材の詳細図、第３図
は、本発明の別の実施例の内部の略図、第４図は、第３
図の装置の各歯車および操作シャフトの位置を示す図面
である。１・・・・切断装置、２・・・・フレーム固定１５一部分、３・・・・切シ刃、４・・・・電動機、５〜８・
・拳・歯車、９．１９．９’　、１９’−・・・第１偏
心器、１０・・争−第２偏心器、１４・・・Φ第１シャ
フト、１５・・Φ・操作ロッド、１６・・・Φ第２シャ
フト、３１１１・・Ｏフレーム可動部分。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ノコ刃（３，７００）の種類の切断機構によつて
部材または材料を切断する方法であつて、上記ノコ刃に
対して、一方では、所定の切断方向へ向く比較的大きい
周期の第１周期運動を伝達し、他方では、上記第１周期
運動の周期よりも小さい周期の振動運動を伝達し、上記
２つの運動を組合せる形式のものにおいて、柔軟な別の
部材または材料を切断するのではなく比較的硬い部材ま
たは材料を切断するため、上記振動運動を上記第１周期
運動の切断方向へ伝達することを特徴とする方法。
（２）上記ノコ刃（３）に対して、一方では、所定の切
断軸線（２５）の方向へ向く比較的低速で比較的大きい
振幅の往復線形運動を伝達し、他方では、上記切断軸線
（２５）の方向へ向き、上記線形運動よりも高速で且つ
振幅が小さい、往復線形運動中にノコ刃（３）が占める
一連の位置の周囲の振動運動項記載の方法。
（３）上記ノコ刃（７００）に対して、一方では、所定
の固定軸線（４０）のまわりの且つ１つの方向の比較的
低速な回転運動を伝達し、他方では、上記方向へ向き且
つ上記軸線（４０）のまわりの、振動が比較的大きく上
記回転運動よりも高速の、回転運動中にノコ刃（７００
）が占める一連の位置の周囲の振動運動を伊達すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の方法。
（４）特許請求の範囲第１項または第２項記載の方法を
実施するための、挽回しノコの形の切断装置において、
固定部分（２）および可動部分（３１）を含むフレーム
と、フレーム内に延びていて、上記可動部分（３１）に
結合された駆動手段を介してフレームの上記固定部分（
２）に対して平行運動可能なよう取付けた操作ロッド（
１５）に接続された切り刃（３）とを有し、上記手段が
、第１シャフト（１４）の回転操作電動機（４）と、上
記第１シャフトに取付けてあり、フレームの上記固定部
分（２）に対して回転自在に連結された少くとも１つの
第１偏心器（９、１９；９′、１９′）を固定した第２
シャフト（１６）に上記回転運動を伝達する手段を形成
する歯車列（８、６、７、５）と、上記第２シャフト（
１６）は、比較的低速で振幅が比較的大きい軸線方向の
上記往復線形運動を上記ロッド（１５）に行わしめるよ
う上記ロッドに機械的に結合してあつて、上記第１シャ
フト（１４）に固定してあり、軸線方向の上記往復線形
運動中に同一軸線（２５）の方向へ向く第２振動運動を
上記ロッド（１５）に行わしめるよう上記ロッドに機械
的に結合された第２偏心器（１０）とを有することを特
徴とする装置。
（５）特許請求の範囲第１項または第３項記載の方法を
実施するための、丸ノコの種類の切断装置において、フ
レーム（２００）と、駆動手段によつて所定の切断方向
に沿ってフレームに対して駆動できるようフレーム外に
設けた切り刃（７００）とを有し、上記駆動手段が、第
１シャフト（４２０）の回転操作電動機（６００）と、
上記第１シャフト（４２０）に固定してあり、第２シャ
フト（４００）に回転運動を伝達する手段を形成する歯
車列（３００、３３０、３１０、３２０、３４０、３５
０）と、軸線（４０）のまわりに刃（７００）を回転駆
動するため、一方では、上記第２シャフト（４００）に
、他方では、フレーム（２００）外に突出する部分で上
記刃に機械的に結合された第３シャフト（４３０）と、
上記第２シャフト（４００）に固定してあり、上記回転
運動中の上記刃に切断方向へ向く振動運動を行わしめる
ため上記第２シャフトと上記第３シャフト（４３０）と
の間に上記第３シャフトに対して回転自在な機械的結合
手段を形成する偏心器（５００）とを有することを特徴
とする装置。
（６）上記第３シャフト（４３０）が、偏心器（５００
）との結合レベルに、２つの歯（４５１、４５２）を備
えたホークの形状を有し、上記歯の間に、上記偏心器（
５００）が回転自在なよう受容されていることを特徴と
する特許請求の範囲第５項記載の装置。