JPS6392874A - 複合体からなる弁体を備えたバルブ - Google Patents

複合体からなる弁体を備えたバルブ

Info

Publication number
JPS6392874A
JPS6392874A JP23893186A JP23893186A JPS6392874A JP S6392874 A JPS6392874 A JP S6392874A JP 23893186 A JP23893186 A JP 23893186A JP 23893186 A JP23893186 A JP 23893186A JP S6392874 A JPS6392874 A JP S6392874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
resin
fixed valve
fixed
lubricity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23893186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Tsukada
輝代隆 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP23893186A priority Critical patent/JPS6392874A/ja
Publication of JPS6392874A publication Critical patent/JPS6392874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体の通路の連通又はi!!断を行なうバル
ブに関し、特に本発明は複合体からなる弁体な備えたバ
ルブに関するものである。
(従来の技術) バルブ本体内に収納した固定弁体に対し、移動弁体を操
作レバーの操作によって摺接した状態で相対移動させる
ことにより、流体の通路の連通又は遮断、換言すれば開
閉、切換、調節、混合等の制御を行なうようにしたバル
ブは、既に数多くのものが提案されてきている。
ところで、この種のバルブに対しては、次のような種々
な要望がある。
■固定弁体と移動弁体とが常に摺接した状態であっても
、操作レバーによる操作は軽く行なえること。
■操作レバーによる操作が軽いことを長期間維持で5き
ること。
■バルブのメンテナンスが簡単で、出来れば全く不要で
あること。
■当然のことながら、各弁体間の密着性か変化せず、長
期の使用によっても流体の漏れがないこと。
■各弁体の製造が簡単であること。
従来既に提案されてきている流体用に各種のバルブ、例
えば湯水混合栓用のバルブにあっては、各弁体間の耐摩
耗性を考慮して、各弁体な金属あるいは酸化アルミニウ
ム焼結体等の比較的硬質材料によって形成したものが多
かった。このようにすると、各弁体の耐摩耗性は向上す
るが各弁体間の摺動は円滑にはならず、例えば酸化アル
ミニウム焼結体を弁体として使用し、潤滑剤を全く使用
しない場合には、湯水混合栓の操作レバーに掛る摺動ト
ルクは初期において相当大きくなる。従って、このWj
動を円滑に行なうため、各弁体の表面に潤滑剤を塗布し
ておかなければならないことになる。潤滑剤を使用すれ
ば、さらに次のような問題か発生することになる。
・潤滑剤には流体中のゴミ等の不純物が付着し易く、こ
れが各弁体間に入ると摺動性及び密着性を悪くする。′ 長期間使用すれば、潤滑剤が流出してしまい初期の操作
特性を維持し得なくなる。
例えば、第4図の(ロ)の酸化アルミニウム焼結体を弁
体として使用し、摺接面に潤滑剤を塗布して摺動トルク
を測定した結果に示すように、徐々にWi揄トルクが大
きくなる。
(発明が解決しようとする問題点) このように、金属あるいはセラミックスそれ自体は高い
硬度を有し耐摩耗性に優れてはいるものの一般に自己潤
滑性に乏しいものであり、これを解決することのできる
バルブ用弁体として優れた材料は未だ提案されていなか
ったのである。
本発明は以上のような実状に鑑みてなされたもので、そ
の解決しようとする問題点は、長期間使用した場合であ
っても、操作レバーによる流体の連通・遮断操作を常に
軽くかつ安定した状態で行なうことのできるバルブを提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために本発明か採った手段は、 バルブ本体に固定的に収納されて流体の通路を形成した
固定弁体と、前記バルブ本体の操作レバーによって前記
固定弁体に接触した状態で相対移動させることにより前
記固定弁体の通路の連通または遮断を行なうようにした
移動弁体とを備えたバルブにおいて。
前記固定弁体または移動弁体の少なくともいずれか一方
かビッカース硬度で200kg/mm2を少なくとも有
し、表面の面粗さRma xイ1が34m以トを有する
母材より成り、前記表面に潤滑性を有する固体被膜が形
成されていることを特徴とする複合体よりなる弁体な備
えたバルブ (発明の作用) 本発明に係るバルブは、上記のように構成されることに
よって1次のような作用がある。
まず、固定弁体または移動弁体の少なくともいずれか一
方を、耐摩耗性に優れた高硬度の母材によって形成する
ことにより、これらの固定弁体及び移動弁体が流体抵抗
あるいは弁体締め付けに対し寸法安定性に優れ摩耗性が
向上している。
また、固定弁体また゛は移動弁体の少なくともいずれか
一方の摺接面部分に潤滑特性を有する固体被膜を形成す
ることによって、固定弁体と移動弁体との摺接が円滑に
行なわれる。すなわち、固定弁体または移動弁体の表面
に位置する潤滑膜により摺動か円滑になされるのである
そして、当該バルブにおいては、その各固定弁体又は移
動弁体自体が潤滑剤を含有しているため、従来のように
定期的に潤滑剤を各弁体に塗布する等のメンテナンスは
全く不必要である。
次に、本発明に係る複合体からなる弁体な湯水混合栓(
111)の固定弁体(13)または移動弁体(14)に
適用した場合について、その機構の一例を1′、21面
を参照して説明する。第1図には湯水混合栓(lO)の
縦断面図が示してあり、この湯水混合栓(10)はこれ
に供給された水または熱湯をこれら単独で、あるいはこ
れらを適宜混合してその蛇口(18)から導出するもの
である。
この湯水混合栓(lO)のバルブ本体内には支持部材(
12)か収納されていて、この支持部材(12)kに固
定弁体(13)が固定的に配置してあり、さらにこの固
定弁体(13)の上には移動弁体(14)か配置しであ
る。移動弁体(14)の上部には連結部材(I5)が固
定してあり、この連結部材(15)に係合した作動レバ
ー(16)によって動かされたとき、移動弁体(14)
を固定弁体(13)に対して密着した状態で前後左右に
摺動し得るようになっている。勿論、−上記の支持部材
(12)と固定弁体(13)及び移動弁体(14)と連
結部材(15)とはそれぞれ一体的に形成して実施して
もよく、この場合にはこの一体に形成したものの摺接面
部分を、後述のように高硬度の母材表面に潤滑性をイイ
する固体被膜を形成すればよい。
固定弁体(13)及び移動弁体(14)は、:52図及
びi3図に示すようなものて、それぞれには−個または
複数の通路(13a)または通路(14a)が形成され
ている。これらの通路(13a)または通路(+4a)
は、移動弁体(14)が操作レバー(17)の操作によ
って固定弁体(13)に対して摺接移動することにより
、水及び湯の混合を選択的に行なえるようにその数及び
位置が設定されている。勿論、これらの通路(13a)
または通路(14a)は貫通したちのてあってもよいし
、また単なる凹所であってもよい。
そして、以上説明したような各固定弁体(13)または
移動弁体(14)の少なくともいずれか一方の摺接面部
分に、高い硬度の母材表面に潤滑性を有する固体被膜か
形成しであるのである。
以下の説明は、固定弁体(13)あるいは移動弁体(1
4〕についての詳説である。
固定弁体(13)あるいは移動弁体(14)の母材の摺
接面部分の表面粗さは、3ルm以り必要である。
これはJISで定められるR m a x値である。こ
のように深さに範囲を設ける理由は、3gmよりも浅い
と、被膜保持性か弱くなる傾向があるためである。なか
でも51Lm以上が好ましい。
前記母材の硬度はビラカース硬度で少なくとも200k
g/mm”であることが必要である。この理由は200
kg/mrrr′よりも小さいと、使用時における固定
弁体(13)と移動弁体(14)の密着圧力か高いため
に寸法安定性が悪くなって、変化を生じ、Wi動時に摩
耗し易くなり、長期の使用により摩耗を生じ、流体の漏
れを生じるようになるためであり、なかでも400kg
/mrn’以上有することか望ましい。前記母材として
は、金属、合金、セラミックス、磁器、合成樹脂あるい
はそれらの複合材料のいずれをも利用することかてきる
。なかても、セラミ・ンクス、磁器は、その硬度か高い
ため、さらに好適に使用でき、たとえば、Alz03、
S jo□、Zr0z 、S ic、TiC1TaC,
B4 C,WC,Cr= C,、S i’z N4、 
 BN、  TiN、  AIN、  TiB、、  
CrB2 。
ZrB、、コージェライト、ムライト、Tie。
あるいはこれらの化合物から選択されるいずれか少なく
とも1種であることか好適である。
次いて、前記固体被膜はアセタール樹脂、ナイロン樹脂
、ポリエチレン樹脂あるいはフッ素樹脂から選択される
いずれか少なくとも1種の潤滑被膜であることが好まし
い。この理由は、前記の硬度の高い材料は、耐摩耗性が
あるかわりに相手材料を摩耗させる力か強いからであり
、しかも自己潤滑性に乏しいため、単独では使用が困難
だからである。そのため、前述の弁体相互の摩耗を防ぎ
、自己潤滑性を与えるための潤滑膜を被覆する必要があ
る。
一方、自己潤滑性を与える固体被膜は、粉末状の固体潤
滑剤と高分子樹脂との複合膜でも好ましく、なかでも黒
鉛、フッ素樹脂、フッ化黒鉛、窒化ホウ素、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、セレン化タングステン、
セレン化モリブデン、セレン化ニオブ、グラファイト層
間化合物、金、銀、鉛、錫、インジウムから選ばれるい
ずれか少なくとも1種の粉末と、ポリアセタール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリブチンテレフタレート樹脂、スチレンアクリ
ロニトリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹
脂、ボソフェンレンサルファイト樹脂、シリコーン樹脂
、あるいはフッ二に樹脂から選ばれるいずれか少なくと
も1種のマトリックスとの複合膜であることがより好適
に使用てきる。
これらの潤滑膜の形成方法としては、樹脂を加熱して溶
融させて塗布する方法、樹脂を溶剤に溶解させて塗4j
する方法、微粒化した樹脂を静電塗装あるいは分散媒液
中に分散させてこの分散液を噴霧P@ /Ii L/、
後に樹脂の溶融温度て焼きつける方法等が適用てきる。
そして、1)11記4〒1滑被膜の膜厚は少なくとも3
pμmであることか好ましい。その理由は3JLmより
も少ないと、母材表面よりも被膜か凹むため潤滑効果か
十分に発揮てきないからである。
(実施例) 実施例」 出発原料は95%かβ型結晶よりなる炭化珪素粉末であ
り、0.31Lmの平均粒径を有し、0.3重争%の遊
g1炭素、0.2重量%のMgIシリカ、0.03重驕
%の鉄、0.03[1i1%のアルミニウムを主として
含有していた。
この粉末1001i部に対し、ポリビニルアルコール5
重ψ部、水100重量部を配合し、ボールミル中で5時
間混合後、200°Cて噴霧乾燥した。
この粉末23gを採取して、金属製成形型を用いて、+
000k g f / c rn’の圧力でプレス成形
を行い、外径か36mmで第2図及び第3図符吟(14
)に示した如き形状の生成形体を得た。
この生成形体をタンマン炉に装入し、5見/分のアルゴ
ンガス気流中て500°Cまて2°C/分、500°C
より2100°Cまで5°C/分で昇温し、最高温度2
100″Cで1時間保持した後、自然冷却した。
得られた焼結体は硬度か:1800k g / mm’
、気孔率か3容量%の緻密質焼結体であった。この緻密
質焼結体の摺接面に相裏する面を250メツシユの炭化
珪素砥粒によってサンドブラスト処理し1表面粗さRm
axイ4を18終mとした。
この焼結体に、平均粒径3ルmのポリテトラフルオロエ
チレンの微粒子を静電塗装し、大気中で350°Cまで
5℃/分の速度で加熱し、350℃で1時間保持した後
、水中に投下した。その結果、その表面にポリテトラフ
ルオロエチレン膜が25延m被覆された。この複合体摺
接面を54mのダイアセント砥粒により研磨し、移動弁
体(14)を得た。
一方、外径46 m mの成形金型中に純度か92%で
あるアルミナ粉末20gを装入し、1300k g/c
tn’の圧力でプレス成形し、第2図及び第3図に示す
如き形状の生成形体を製造した。この生成形体をシリコ
ニット炉中に装填し、5°C/分の昇温速度で1500
℃まで加熱し、1時間保持した後冷却した。得られたア
ルミナ焼結体の密度は3.74g/cITr′、気孔率
は4容量%であった。このアルミナ質焼結体の摺接面を
6JLmタイアモントて研摩し、固定弁体(13)を得
た。
前記移動弁体(14)と固定弁体(I3)を第1図に示
す如き湯水混合栓(lO)に挿入し、回転方向の往復t
ri動トルクを測定した。
その結果を第4図(ハ)に示す。第4図よりわかるよう
に、囲動トルクはlO万回摺動中常に3.5〜5.5 
k g−c mの範囲であり平均4.2kg”cm、変
動幅は1.5kg−cm以下てあり、低い摺動トルクが
極めて長期の間維持される優れた弁体であった。
1遍」1ス 実施例1と同様の形状の、移動弁体(14)を以下の方
法て製造した。5US−316L素材を切削加工し、5
00°Cに加熱して水中に投下、急冷した。このSUS
  316Lのビッカース硬度は420 k g、/m
rn’、 Rma x値は25gmであった。
次いで、この移動弁体(14)の表面に実施例1と同様
の方法を2度繰り返しポリテトラフルオロエチレンの被
膜を形成した。
fl)られた移動弁体(14)の表面にはポリテトラフ
ルオロエチレン被膜か31 pμm形成されていた。
この移動弁体(14)の摺動トルクを、実施例1と同様
に測定したところ、第4図(ニ)に示すように初期摺動
トルクが4.5kg−cm、平均摺動トルクか6.0k
g−Cm、変動幅か−1,0〜+ 2.flkg−Cm
てあり、極めて安定した摺動トルクが長期間維持された
比較例1 実施例2と同様であるが、素材として5US−304を
使用して、硬度が110 k g/mm’、 Rmax
値か241Lmの母材を得た。この母材に実施例2と同
様の樹脂処理を3回実施した。得られた移動弁体の表面
には45JLmのポリテトラフルオロエチレンが被覆さ
れていた。この移動弁体の摺動トルクを、実施例1と同
様に測定したところ、第4図(ホ)に示す結果となり、
W1*トルクか徐々にL昇してゆく傾向が見られた。
実施例3、比較例2 実施例1と同様であるが、95改f%がZrO□で残部
がY2O3からなる粉末を用い、第2図及び3図の符号
(14)の如き形状の生成形体と成し、これをエレマ炉
に装入し、1600℃まて2℃/分の昇温速度で加熱し
、 1600℃にて1時間保持した後徐冷した。
得られたジルコニア焼結体は、硬度かl:100k g
/ m m’、密度が5.9g/crn’、気孔率か1
.9%であった。この焼結体をG C# 400の砥粒
を利用してサンドブラスト処理して表面を荒し、Rma
 xか6.5 p−mの而を得た。一方、同様にしてG
C#4000の砥粒を利用したサンドブラスト処理でR
max値が1.6μmの面を得た。これらの焼結体の表
面に120°Cで溶融させたフッ化黒鉛30%含有の低
密度ポリエチレン溶融液を塗布し冷却固化せしめた。前
記弁体の表面にはそれぞれ12μm、10gm、の被膜
か形成されていた。
次いで、平均粒径が0.5gmのCeO2粒子により表
面を研磨した後、実施例1と同様の方法て摺動特性を調
べた。その特性は第4]A(へ)、(ト)である。
図から明らかなように、Rmax値を6.5 p−mと
した場合の第4図の(へ)にあっては、安定したトルク
か得られているが、Rmax値を1.67tmとした場
合の第4図の(ト)ては危機なトルク上昇が認めらtだ
(発明の効果) 以1ユ詳述した通り、本発明によれば、固定弁体(13
)または移動弁体(14)の少なくともいずれか一方の
摺接面部分を、硬度がビッカース硬度で200kg/m
m’を少なくとも有し、面粗さRm a x 4pを2
gm以上とした母材によって形成するとともに、前記表
面に潤滑性を有する固体被膜を形成したことにその特徴
があり、これにより、固定弁体(13)と移動弁体(1
4)とが常に摺接した状態であっても、操作レバーによ
る連通−遮断操作を常に軽くかつ安定した状態で行なう
ことのできるバルブを提供することができる。
そして、このように形成した当該バルブにあっては、操
作レバーによる操作を長期間に亙って軽く行なうことが
できるだけでなく、固定弁体(13)と移動弁体(14
)との密着摺動を長期間に亙って維持し流体の漏れを生
ずるようなことかない。
勿論、以北のことは、水や湯以外の流体、例えば油等の
液体、あるいはプロパンガスのような気体等の流体の通
路の連通または!断を行なうようにしたあらゆる形態の
バルブについても同様である。
なお、本発明の複合体は上記の如き実施例に示した複合
体の他に例えば、ステンレス焼結合金、鋳鉄、アルミニ
ウム合金、青銅鋳物合金、Ni合金、Ni−Cr−Mo
合金、A’120y、ZrO2,SiC,TiC,B、
C,WC、コージェライト、ムライト、Sl 3 N4
.8N、AIN、及び、TiB2から選ばれるいずれか
少なくとも1種からなる母材として使用した複合体の場
合においても、上記の作用と略同様の作用かあるもので
ある。
また、各固定弁体(13)または移動弁体(14)の全
体を1−述したようにして形成して実施する外、少なく
とも各固定弁体(13)または移動弁体(14)の17
−。
いに摺接する面部分のみを上記のようにして形成して実
施した場合にも同様な効果を得ることかできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したー・実施例である湯水混合栓
の縦断面図、第2図は固定弁体と移動弁体との関係を示
す縦断面図、第3図は第2図を、ヒ方からみた透視平面
図、第4図は本発明に係る固定弁体と移動弁体間及び従
来の固定弁体と移動弁体間との摺動トルク変動をそれぞ
れ比較して示したグラフである。 符   号   の   説  リ1 【0・・−湯水混合栓、11−・・ハルツ本体、13・
・・固定弁体、14−・・移動弁体、+7−・操作レバ
ー、18・・・蛇口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、バルブ本体に固定的に収納されて流体の通路を形
    成した固定弁体と、前記バルブ本体の操作レバーによっ
    て前記固定弁体に接触した状態で相対移動されることに
    より前記固定弁体の通路の連通または遮断を行なうよう
    にした移動弁体とを備えたバルブにおいて、前記固定弁
    体または移動弁体の少なくともいずれか一方かビッカー
    ス硬度で200kg/mm^2を少なくとも有し、表面
    の面粗さRmax値が3μm以上を有する母材より成り
    、前記表面に潤滑性を有する固体被膜が形成されている
    ことを特徴とする複合体よりなる弁体を備えたバルブ。 2)、前記潤滑性を有する固体被膜が、フッ素樹脂、ポ
    リアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、アセタール樹脂より
    選ばれるいずれか少なくとも1種である特許請求の範囲
    第1項記載のバルブ。 3)、前記潤滑性を有する固体被膜が、黒鉛、フッ素樹
    脂、フッ化黒鉛、窒化ホウ素、二硫化モリブデン、二硫
    化タングステン、セレン化タングステン、セレン化モリ
    ブデン、セレン化ニオブ、グラファイト層間化合物、金
    、銀、鉛、錫、インジウムから選ばれるいずれか少なく
    とも1種の粉末と、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹
    脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリブ
    チンテレフタレート樹脂、スチレンアクリロニトリル樹
    脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリフェ
    ンレンサルファイト樹脂、シリコーン樹脂、あるいはフ
    ッ素樹脂から選ばれるいずれか少なくとも1種のマトリ
    ックスとの複合膜である特許請求の範囲第1項記載のバ
    ルブ。 4)、前記潤滑性を有する固体被膜の厚みか少なくとも
    3μmである特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載のバルブ。 5)、前記母材が種として、Al_2O_3、SiO_
    2、ZrO_2、SiC、TiC、TaC、B_4c、
    WC、Cr_3C_2、Si_3N_4、BN、TiN
    、AlN、TiB_2、CrB_2、ZrB_2、コー
    ジェライト、ムライト、TiO_2あるいはこれらの化
    合物から選択されるいずれか少なくとも1種である特許
    請求の範囲1項〜第4項のいずれかに記載のバルブ。
JP23893186A 1986-10-07 1986-10-07 複合体からなる弁体を備えたバルブ Pending JPS6392874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23893186A JPS6392874A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 複合体からなる弁体を備えたバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23893186A JPS6392874A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 複合体からなる弁体を備えたバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6392874A true JPS6392874A (ja) 1988-04-23

Family

ID=17037407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23893186A Pending JPS6392874A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 複合体からなる弁体を備えたバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6392874A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068871U (ja) * 1990-12-26 1994-02-04 京セラ株式会社 セラミックディスクバルブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759750A (en) * 1980-09-30 1982-04-10 Tokyo Shibaura Electric Co Corrosion-resisting complex

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759750A (en) * 1980-09-30 1982-04-10 Tokyo Shibaura Electric Co Corrosion-resisting complex

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068871U (ja) * 1990-12-26 1994-02-04 京セラ株式会社 セラミックディスクバルブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1581758B1 (en) Valve component with multiple surface layers
US9909677B2 (en) Faucet component with coating
CA2624842C (en) Valve component for faucet
US7866343B2 (en) Faucet
CA2748920C (en) Faucet with wear-resistant valve component
JPS6392874A (ja) 複合体からなる弁体を備えたバルブ
JPS6338772A (ja) 多孔質複合体からなる弁体を備えたバルブ
JP2568712B2 (ja) 低摩擦係数を有する硬質材料からなる一対の密封部材
JP4091761B2 (ja) ディスクバルブ
JP3393724B2 (ja) 摺動装置及びフォーセットバルブ
JPS61244980A (ja) セラミツクス質複合体からなる弁体を備えたバルブ
JPS639781A (ja) バルブ用弁体
JPS5825972A (ja) サ−マルヘツドの製造方法
JPH08233121A (ja) フォーセットバルブ
JPS624969A (ja) バルブ用弁体
JPH08128541A (ja) ディスクバルブ及びその評価方法
JPS63186076A (ja) バルブ用弁体
JP3025938B2 (ja) ディスクバルブ
JPH01172684A (ja) バルブ用弁体
JPH0492827A (ja) 光学素子成形用型
JPH1053469A (ja) セラミツクス摺動材料および同材料を用いた湯水混合栓用止水弁
JPH07260014A (ja) ディスクバルブ
JPH10281312A (ja) 湯水混合栓
JPH08178090A (ja) 摺動部材およびこれを用いたディスクバルブ