JPH01172684A - バルブ用弁体 - Google Patents

バルブ用弁体

Info

Publication number
JPH01172684A
JPH01172684A JP33157487A JP33157487A JPH01172684A JP H01172684 A JPH01172684 A JP H01172684A JP 33157487 A JP33157487 A JP 33157487A JP 33157487 A JP33157487 A JP 33157487A JP H01172684 A JPH01172684 A JP H01172684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
valve body
impregnated
grease
open pores
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33157487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0772592B2 (ja
Inventor
Tomoharu Higashimatsu
東松 智春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP62331574A priority Critical patent/JPH0772592B2/ja
Publication of JPH01172684A publication Critical patent/JPH01172684A/ja
Publication of JPH0772592B2 publication Critical patent/JPH0772592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体の通路の連通または遮断を行なうバルブ用
弁体に関する。
(従来の技術) バルブ本体内に収納した固定弁体に対し、移動弁体を操
作レバーの操作によって摺接した状態で相対移動させる
ことにより、流体の通路の連通またはjg断、換言すれ
ば開閉、切換、3J節、混合等のv制御を行なうように
したバルブは、既に数多くのものか提案されている。
ところで、この種のバルブに対しては、次のような種々
な要9がある。
(0固定弁体と移動弁体とが常に摺接した状態であって
も、操作レバーによる操作は軽く行なえること。
■操作レバーによる操作の軽いことが長期間維持できる
こと。
■多弁体のメンテナンスか簡単で、出来れば全く不要で
あること。
[株]当然のことながら、各弁体間の密着性か変化せず
、長期の使用によっても流体の漏れがないこと。
(5)各弁体の製造が簡単であること。
従来既に提案されてきている流体用の各種のバルブ1例
えば湯水混合栓用のバルブにあっては。
各弁体間の耐Pj耗性を考慮して、各弁体を金属酸いは
酸化アルミニウム焼結体等の比較的硬い材料によって稠
密状態に形成したものが多かった。このようにすると、
各弁体の耐摩耗性は向上するが各弁体間の摺動は円滑に
ならず、第1図に示すように湯水混合栓の操作レバーに
掛る摺動トルクが初期において相当大きくなる。従って
、この摺動を円滑に行なうため、各弁体の表面に潤滑剤
を塗布する。しかしながら1表面に塗布しただけの潤滑
剤は流出し易く、長期間使用した場合に、初期の操作特
性を維持することが困難である。
そこで1以上のような問題点を解決するため、出願人は
、[少なくとも摺接部分が、三次元網目構造の開放気孔
を有するセラミックス多孔質体の開放気孔中にフッ素系
オイル或いはシリコーン系オイルから選択されるいずれ
か少なくとも1種の潤滑剤が含浸されてなることを特徴
とするバルブ用弁体」(特願昭60−143427号公
報)を既に提案している。
(発す1が解決しようとする問題点) しかしながら、上記三次元網目構造の開放気孔を有する
セラミックス多孔質体の開放気孔中に潤滑剤が含浸され
てなるバルブ用弁体にあっては、表面油膜が薄いため、
使用開始当初は弁体面粗度、及び湯・木切換え時の弁体
の熱膨張・収縮によるキシミを防1卜することが困難で
あり、初期摺動トルクを充分低減することができなかっ
た。表面油膜を厚くするため、含浸する潤滑剤の粘度を
高くすることか考えられるが、高粘Jバの潤滑剤は開放
気孔中に含浸することができない。
未発IJJは以上のような実状に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、使用開始当初の操作レバーによる流
体の連通・遮断操作を常に軽く、かつ安定した状態で行
なうことのできるバルブ用弁体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために本発明の採った手
段は。
r少なくとも摺接面部分が三次元網目構造の開放気孔を
有するセラミックス多孔質体の開放気孔中にフッ素系オ
イル或いはシリコーン系オイルから選択されるいずれか
1種のオイルが含浸されるとともに、その表面に前記開
放気孔中に含浸されるオイルと同系のグリースが塗布さ
れてなることを特徴とするバルブ用弁体」 である。
本発明のバルブ用弁体は、バルブ本体内に固定的に収納
されて流体の流路を形成した固定弁体、またはバルブ本
体の操作レバーによって固定弁体に接触した状態で相対
移動させることにより固定弁体の通路の連通またはi!
!断を行なうようにした移動弁体の少なくともいずれか
一方に使用されろものであり、少なくとも摺接面部分か
三次元#1【1構造の開放気孔を有するセラミックス多
孔質体の開放気孔中にフッ素系オイル或いはシリコーン
系オイルから選択されるいずれか1種のオイルか含浸さ
れるとともに、その表面に前記開放気孔中に含浸される
オイルと同系のグリースが塗布されてなることを特徴と
するバルブ用弁体である。
前記セラミックス多孔質体は、開放気孔率か5〜40容
積%であることが有利である。その理由は、前記開放気
孔率が5古語%より低いと、実質的なオイルの含侵量が
少なくなり、潤滑特性を充分に発揮させることが困難で
あるからであり、−方40*積%よりも高いと、多孔質
体の強度か低く、粒子が脱離し易いばかりでなく、オイ
ルか流出し易いからである。
前記セラミックス多孔質体は、結晶の平均粒径が10g
m以下であることが右利である。その理由は、前記結晶
の平均粒径がloomよりも大きいと、多孔質体表面の
面粗度が大きくなり易く、摺動特性か劣化するからであ
る。
前記出発原料であるセラミックス粉末は、平均粒径が1
107L以下であることが有利である。その理由は、平
均粒径か10pmより大きいセラミックス粉末を使用す
ると1粒と粒との結合箇所が少なくなるため、高強度の
多孔質体を製造することが困難になるばかりでなく、表
面の面粗度か劣化するからである。
本発明に係るバルブ用弁体にあっては、前述の如くして
製造されたセラミックス多孔質体の開放気孔中にまずフ
ッ素系オイル或いはシリコーン系オイルから選択される
いずれか少なくとも1種のオイルが含浸される必要かあ
る。その理由は、耐摩耗性に優れたセラミックス基材に
潤滑特性に優れたフッ素系オイル或いはシリコーン系オ
イルから選択されるいずれか1種を含浸することによっ
て、W!動特性を著しく向上させることができるかうで
ある。
前記フッ素オイルとしては、フルオロエチレン、フルオ
ロエステル、フルオロトリアジン、ペルフルオロポリエ
ーテル、フルオロシリコーン、これらの誘導体或いはこ
れらの重合体から選択される1種または2種以との混合
物を使用することが右利であり、また前記シリコーン系
オイルとしては、メチルシリコーン、メチルフェニルシ
リコーン、これらの誘導体或いはこれらの重合体から選
択される1種または2種以−トの混合物を使用すること
が有利である。
なお、前記フッ素系オイル及びシリコーン系オイルは、
耐溶剤性、化学的安定性、及び耐熱性に優れているため
、長期間にわたって極めて良好な潤滑特性を付与するこ
とができるものである。
前記セラミックス多孔質体の開放気孔中にオイルを含浸
する方法としては、加熱により低粘度化したオイル中に
セラミックス多孔質体を侵清し。
真空または加圧下で含浸する方法など一般的な方法か適
用できる。
この場合、前記オーイルを前記多孔質体の開放気孔10
0容積部に対し、少なくともlO容lIi部含浸するこ
とが有利である。その理由は、オイルの含浸量が10容
a部より少ないと、潤滑性を向上させることか困難だか
らである。
また、本発明に係るバルブ用弁体にあっては、開放気孔
中にフッ素系オイル或いはシリコーン系オイルから選択
されるいずれか少なくとも1種のオイルか含浸されたセ
ラミックス多孔質体の表面に、前記含浸されたオイルと
同系のグリースを塗布する必要かある。その理由は、表
面にグリースを塗布することによって1表面油膜を厚く
することができ、弁体面粗度、及び湯・水切換え時の弁
体の8膨張・収縮によるキシミを防止することかできる
からである。なお、表面に塗布するグリースを開放気孔
中に含浸されたオイルと同系のものに限定する、すなわ
ちフッ素系オイルが含浸された場合はフッ素系グリース
、或いはシリコーン系オイルが含浸された場合はシリコ
ーン系グリースをpIi布する、理由は、例えばフッ素
系オイルが含浸された場合にシリコーン系グリースを塗
布すると、表rmに”k tri シたシリコーン系グ
リースがフッ素系オイルによりグリースの基油と増ちょ
う剤が分離して、その潤滑性が劣化するからである。
なお、前記フッ素グリース及びシリコーングリースはオ
イルを基油とし、各種の増もよう剤や添加剤(油性向上
剤、酸化防1F剤など)を配合したものである。
前記セラミックス多孔質体の表面にグリースを441す
る方法としては、f−めローラーにグリースを付着させ
、それをセラミックス表面に転写する方法、スクリーン
印刷の如き方法、或いはグリースを引き伸ばした面にセ
ラミフクスな摺接する方法など−・般的な方法が適用で
きる。
この場合+iij記グリースは少なくともo、3gm以
t”3布することか右利である。その理由は、グリース
の塗布驕が0.3gmより少ないと、弁体面粗度、及び
湯・木切換え時の弁体の熱膨張・収縮によるキシミを防
1卜することが困難だからである。
なお、シリコーン系オイル及びシリコーン系グリースは
、フッ素系オイル及びフッ素系グリースに比し安価に入
手することができるため、より好適であるといえる。
(発明の作用) 本発明に係るバルブ用弁体は、上記のように構成される
ことによって、次のような作用がある。
まず、固定弁体または移動弁体の少なくともいずれか一
方の摺接面部分をセラミックス多孔質体によって形成す
ることにより、このセラミックス多孔賀体自体か高い硬
度を有し、かつ耐II耗性に優れていることから、これ
らの固定弁体及び移動弁体の耐摩耗性が向トしている。
また、固定弁体または移動弁体の少なくともいずれか一
方の摺接面部分を三次元網目4I造の開放気孔を有する
セラミックス多孔質体によって形成するとともに、その
開放気孔中にオイルを含浸し、かつその表面にグリース
を塗布することに″よって、これら潤滑剤が有する潤滑
性により、固定弁体と移動弁体との摺接が長期間円滑に
行なわれるのである。
この実際の潤滑特性を上記の固定弁体及び移動弁体のう
ち、固定弁体なアルミナ質焼結体、移動弁体をメチルシ
リコーンオイルか含浸され、シリコーングリースか塗布
された)に化珪素賀体によって構成するとともに、これ
らを内部に組付た湯水混合栓の場合の実験結果から考察
してみると、図に示すようになった。この実験において
は、固定弁体と移動弁体との摺接面における潤滑性を見
るために、当該湯水混合栓の操作レバーにおける摺動ト
ルク変動を計測することによって行なった。
この実験によると、操作レバーを10万回動かしても、
操作レバーに掛る摺動トルク(図中のイ)は、常に3k
gfcm以下にあった。そして、摺動トルクの変動幅は
、はぼ1.5kgfcm以ドであった。すなわち従来の
温水混合栓における操作レバーの摺動トルク変0(図中
の口)と比較すれば、本発明に係るバルブ用弁体を使用
した場合は、その操作レバーに係る摺動トルクか小さい
だけでなく、長期間にわたって使用してもW!!動トル
ク変動はほとんどないのである。また、潤滑剤が含浸さ
れた弁体を備えた温水混合栓における操作レバーのFM
動トルク変![1中のハ)と比較しても、潤滑特性が優
れている。
勿論、以上のことは流体として油、各種洗浄液、各種溶
液等の液体、J&いは各種の気体についても同様である
また、上記の炭化珪素質多孔質体に代えて他のセラミ・
ンクス多孔質体、すなわちA9.20.、S  io2
 、 ZrO2、S  iC,T  iC,TaC。
B、  C,WC,Cr*  C2、S  iz  N
4  、  BN、TiN、AIN、TiB、、CrB
2或いはこれらの化合物から選択されるいずれか1種ま
たは2種以上を主として含有するセラミックス多孔質体
を使用した場合においても、F記の作用とほぼ同様の作
用かあるものである。
そして、当該バルブにおいては、従来のようなメンテナ
ンスは全く不要である。
そして1以上説11 L、たような各固定弁体または移
動弁体の少なくともいずれか一方の摺接面部分か、三次
元網目構造の開放気孔を有するセラミックスとして炭化
珪素を主体としたものを実際に製造する場合の実施例及
び比較例について説明する。
実施例1 出発原料として使用した炭化珪素粉友は、94 、6 
@r、:、%かβ型結晶で残部か実質的に2H型結晶よ
りなり、0.29重f%の遊離15素。
0.17重Iよ%の酸素、0.03重に%のアルミニウ
ムを主として含有し、0.28μmの平均粒径を有して
おり、ホウ素は検出されなかった。
炭化珪素粉末100重Y部に対し、ポリビニルアルコー
ル5重ψ部、木3001量部を配合し、ボールミル中で
5時間混合した後乾燥した。
この乾燥混合物を適宜裸地して顆粒化した後、金属製押
し型を用いて3000 k g / c m″の圧力て
成形した。この生成形体の寸法は50 m m x50
 m m X 30 m mて密度は2−0g/ctr
r’(62容積%)であった。
前記生成形体を黒鉛製ルツボに装入し、タンマン型焼成
炉を使用して1気圧の主としてアルゴンガス雰囲気中で
焼成した。4温過程は、まず450’C/時間で200
0°Cまで昇温し、最高温度200℃を10分間維持し
た。焼結中のCOガス分圧は、常温〜1700℃におい
ては80Pa以ド、1700℃よりも高温域では300
±50Paの範囲内となるようアルゴンガス原着を適宜
調整して制御した。
得られた多孔質体の密度は2.05g/cm″、開放気
孔率は36容植%で、その結晶構造は走査型電T−顕微
鏡によってW1察したところ、平均アスペクト比か2.
5の変化珪素結晶が多方向に複雑に絡みあった三次元網
目構造を有しており、生成形体に対する線収縮率はいず
れの方向に対しても0.25±0.02%の範囲内で、
多孔質体の寸法精度±0.05mm以内であった。また
、この多孔質体の平均曲げ強度は18.5kg/mrn
’と極めて高い値を示した。
この多孔質体を外径が30 m m、内径か15mm、
厚さか5mmのリング状に加工した後、メチルシリコー
ンに真空下で浸漬して含浸させた。この多孔質体中に含
浸されたメチルシリコーンの開放気孔中に占める割合は
約90容積%であった。
次に、多孔質体の表面にシリコーングリースを塗布した
このメチルシリコーンを含浸し、シリコーングリースを
塗布した多孔質体のステンレス鋼(SUS304)に対
する乾式摺動試験を500mm/secの摺動速度でW
I動させるリングオンリング法てl Ok g f /
 c rn’の端面荷重を負荷して行なったところ、摩
擦係数は0.2〜0.3.また摩耗係数は1.8x 1
0−’mm/km (kgf/c rn’ )であり、
極めて優れた摺動特性を有してU−ることか認められた
■奥」」2 多孔質体は実施例1と同様であるか、オイルを含浸、及
びグリースを塗布することなく摺動試験を行なったとこ
ろ、摩擦係数は0.6〜0.7、摩耗係数は2.2XI
O−’mm/km (kgf/c rrr′)てあった
几112 多孔質体は実施例1と同様であり、オイルを同様に含浸
したが、グリースを塗布することなく摺動試験を行なっ
たところ、摩擦係数は0.15〜0.30.Pl耗係数
は4.8x l O−’mm/km(k g f / 
c rn’ )てあった。
基癒負ス 実施例1と同様であるが、メチルシリコーンに代えてペ
ルフルオロポリエーテルを含浸し、フッ素グリースを塗
布した。この多孔質体中に含浸されたメチルフェニルシ
リコーンの開放気孔中に占める割合は約90容植%であ
った。
この多孔質体を実施例1と同様の方法で摺動特性を測定
したところ、摩擦係数は0.2〜0.3、摩耗係数は1
.5x l O−’mm/km(k g f / c 
rn’ )てあり、上記の比較例1と比べて約1470
倍、比較例2と比べて約5倍の耐摩耗性を有しているこ
とか認められた。
実m 実施例1と同様の方法であるが、炭化珪素粉末ioot
w諺部に対し、炭化ホウ素粉末をIf<u部、カーボン
ブラック粉末を2倍量部配合した乾燥物を使用し、焼成
温度を1900℃に低めて多孔質体を得た。
得られた多孔質体は結晶の平均粒径が約2.7μmで、
三次元網■構造で結合しており、密度は2.sag/c
m″、平均曲げ強度は52 k g f / c tn
’であった。
この多孔質体を移動弁体の形状に加工した後。
実施例1と同様にメチルシリコーンを多孔質体の開放気
孔中に約90容植%含浸し、シリコーングリースを塗布
した。
次いで、このメチルシリコーンを含浸し、シリコーング
リースを塗布した多孔質体よりなる移動弁体を湯水混合
栓に組付けて耐久試験を行なった。
その結果を図に示す。
なお、固定11体としては緻v1.買のアルミナ焼結体
を使用した。
図に示した結果よりわかるように本実施例の弁体は極め
て長期間にわたり、て良好な摺fh特性を有するもので
あった。
(発明の効果) 以上詳述した通り1本発明によれば、固定弁体または移
動弁体の少なくともいずれか一方の摺接面部分を、三次
元網l構造の開放気孔を有するセラミ・ンクス多孔質体
によって形成するとともに、重犯開放気孔中にオイルを
含侵し、かつその表面にグリースを塗布したことにその
特徴があり、これにより、固定弁体と移動弁体とが常に
摺接した状態であっても、操作レバーによる連通・遮断
操作を常に軽くかつ安定した状態で行うことのできるバ
ルブを提供することができる。
そして、このように形成した当該バルブに五つては、操
作レバーによる操作を長期間にわたって軽く行うことが
できるだけでなく、固定弁体と移動弁体との密着摺動を
長期間にわたって維持し。
流体の漏れを生ずるようなことがない。
勿論、以りのことは、水や湯以外の流体1例えば油等の
液体、あるいはプロパンガスのような気体等の流体の通
路の連通または遮断を行うようにしたあらゆる形態のバ
ルブについても同様である。また、本発明を適用するに
あたっては、その材料としてA1120−1.5ift
、ZrO,。
S iC,T iC,TaC,B4 C%WC,Cr:
+C2、Sl:l N4.8N、TIN、AQN、Ti
B2.CrB、あるいはこれらの化合物から選択される
いずれか1種または2種以上を主として含有するものか
ら自由に選択することができるものである。
また、各固定弁体または移動弁体の全体をE述したよう
にして形成して実施する他2少なくとも各固定弁体また
は移動弁体の〃いに摺接する面部分のみを1−記のよう
に形成して実施した場合にも同様な効果を得ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る固定弁体と移動弁体間及び従来の固定
弁体と移動弁体との摺動トルク変動をそれぞれ比較して
示したグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも摺接面部分が三次元網目構造の開放気孔を有
    するセラミックス多孔質体の開放気孔中にフッ素系オイ
    ル或いはシリコーン系オイルから選択されるいずれか1
    種のオイルが含浸されるとともに、その表面に前記開放
    気孔中に含浸されるオイルと同系のグリースが塗布され
    てなることを特徴とするバルブ用弁体。
JP62331574A 1987-12-26 1987-12-26 バルブ用弁体 Expired - Fee Related JPH0772592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331574A JPH0772592B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 バルブ用弁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331574A JPH0772592B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 バルブ用弁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172684A true JPH01172684A (ja) 1989-07-07
JPH0772592B2 JPH0772592B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=18245175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62331574A Expired - Fee Related JPH0772592B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 バルブ用弁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772592B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06265030A (ja) * 1993-03-11 1994-09-20 Kyocera Corp セラミック製ディスクバルブ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988390B2 (ja) * 2007-03-13 2012-08-01 株式会社オーケーエム 弁駆動用アクチュエータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150164U (ja) * 1984-09-04 1986-04-04
JPS6288880A (ja) * 1985-07-05 1987-04-23 ハンザ メタルベルケ アクチエンゲゼルシヤフト 制御デイスク弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150164U (ja) * 1984-09-04 1986-04-04
JPS6288880A (ja) * 1985-07-05 1987-04-23 ハンザ メタルベルケ アクチエンゲゼルシヤフト 制御デイスク弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06265030A (ja) * 1993-03-11 1994-09-20 Kyocera Corp セラミック製ディスクバルブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0772592B2 (ja) 1995-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940005095B1 (ko) 세라믹스질(質) 복합체로써 형성된 밸브체를 구비한 밸브
FI82975C (fi) Glidelementkombination.
Wang et al. The analysis of the friction and wear mechanisms of plasma-sprayed ceramic coatings at 450 C
US20040067384A1 (en) Sliding pairing for machine parts that are subjected to the action of highly pressureized and high-temperature steam, preferably for piston-cylinder assemblies of steam engines
JPH01172684A (ja) バルブ用弁体
JP2568712B2 (ja) 低摩擦係数を有する硬質材料からなる一対の密封部材
JPS6237517A (ja) 摺動部材
JPH059394B2 (ja)
JP2010006642A (ja) 摺動部材、弁体およびフォーセットバルブ
JP2665773B2 (ja) 摺動材料の製造方法
JPS63186076A (ja) バルブ用弁体
JPS6263219A (ja) セラミツクス質複合体からなる摺動部材
JP3481774B2 (ja) セラミック製摺動装置
JPH0456908B2 (ja)
JPH0658434A (ja) セラミック摺動部材
JPS61244980A (ja) セラミツクス質複合体からなる弁体を備えたバルブ
JP2000283302A (ja) ディスクバルブ
JPH0668332B2 (ja) 多孔質複合体からなる弁体を備えたバルブ
JPS61281086A (ja) 摺動材料
JPH11335806A (ja) 高温用摺動材の製造方法
JPS616428A (ja) セラミツクス摺動材
JPH0672667B2 (ja) バルブ用弁体
JPS6379775A (ja) セラミツク摺動部材
JP3677392B2 (ja) フォーセットバルブ
JPH07260014A (ja) ディスクバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees