JPS6392735A - 粗糸ボビンの残粗糸除去装置 - Google Patents

粗糸ボビンの残粗糸除去装置

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Publication number
JPS6392735A
JPS6392735A JP61232158A JP23215886A JPS6392735A JP S6392735 A JPS6392735 A JP S6392735A JP 61232158 A JP61232158 A JP 61232158A JP 23215886 A JP23215886 A JP 23215886A JP S6392735 A JPS6392735 A JP S6392735A
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JP
Japan
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carrier
roving
bobbin
roving bobbin
belt
Prior art date
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Application number
JP61232158A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakayama
中山 広
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Murao and Co Ltd
Original Assignee
Murao and Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/100,265 priority patent/US4793036A/en
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Priority to DE19873732796 priority patent/DE3732796A1/de
Priority to IT22070/87A priority patent/IT1222769B/it
Publication of JPS6392735A publication Critical patent/JPS6392735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H73/00Stripping waste material from cores or formers, e.g. to permit their re-use
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、粗紡機において巻き上げられ、精紡機にお
いて巻きほどかれる粗糸ボビンから残粗糸を除去するた
めの、粗糸ボビンの残粗糸除去装置に関する。
従来技術 粗紡機において粗糸を巻き上げられ、精紡機において粗
糸を巻きほどかれて、粗紡機と精紡機との間を往復搬送
される粗糸ボビンは、精紡機から粗紡はへ返戻される途
中において、ボビン上に残留している残粗糸を除去する
工程を経る必要があるものである。その理由は、精紡機
においては、粗糸の供給の中断を回避するために、粗糸
ボビン上の粗糸が完全に消費される前に、いわゆる篠継
ぎ作業を実施し、次の粗糸ボビンへの切換えを行なうこ
とが主因であるが、その他にも、精紡機に対する仕掛は
品種の切換えによる粗糸の使用中止、何らかの原因によ
る粗糸の解舒不能の事態等の発生によることもある。
而して、かかる粗糸ボビンの残粗糸除去工程の自動化を
行なう装置としては、キャリアによって、粗糸ボビンを
、最初は巻戻しベルトに沿うて搬送し、続いて、植毛ベ
ルトに沿うて搬送することによって、前者においては、
粗糸ボビン上に巻き付けられている粗糸を、粗糸ボビン
を回転させながら巻き戻して除去し、後者においては、
粗糸ボビン上に残留している、残粗糸の端部を主として
除去するようになしたものが広く知られている(実公昭
50−35150号公報)。
一方、近年においては、粗紡機に対する操業の自動化の
傾向が強くなって来ており、その操業安定性向上策の一
環として、粗糸ボビンの周壁の一部に、スティッキング
クロスと称する特殊な植毛布を添着することが行なわれ
るようになっている。
このものは、基布の表面に、ナイロン等の弾力性のある
毛を一様に植毛し、且つ、この毛を一方向に寝かせ付け
てなるものであって、粗糸の先端部を、このスティッキ
ングクロスの毛の寝かせ付は方向と逆方向になる方向に
押圧するとき、スティッキングクロスの毛と粗糸を構成
する繊維とが強力に係合することができるので、フライ
ヤによる粗糸の巻き取り開始の円滑化を図ることができ
るものでおる。
発明が解決しようとする問題点 而して、前記した従来技術によるときは、粗糸ボビン上
の残粗糸を除去する手段として、巻戻しベルトと植毛ベ
ルトとを備えるのみであったので、前記スティッキング
クロス上に係合している粗糸の繊維までを完全に除去す
ることは不可能であるという問題があった。
また、さらに、粗糸ボビン上の残粗糸の量は、前記の各
理由とその発生タイミングによって、満管に近い大径の
場合から、粗糸ボビンの周壁上に、はんの僅かの量が残
留する場合にまで、大ぎく変動するものであるが、前記
従来技術は、かかる事情について何ら配慮したものでな
かったので、専ら、精紡機における粗糸の消費が順調に
推移したときの、僅かの伍の残粗糸が付着した粗糸ボビ
ンのみを対象とするものであり、したがって、大量の残
粗糸を有する粗糸ボビンの処理は困難であるという問題
をも併有するものであった。
また、巻戻しベルトと植毛ベルトとは、これを別々に設
けなくとも、後者のみによって、残粗糸の巻きほどきに
よる除去が有効にできることがわかって来た。
そこでこの発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑み
、巻戻しベルトを削除するとともに、残粗糸除去工程の
最終に近い位置においてエアノズルを配設し、粗糸ボビ
ンに添着したスティッキングクロスに空気を吹き付ける
ことによって、スティッキングクロス上に残留して付着
している繊維を効果的に吹き飛ばすことができる一方、
植毛ベルトに沿うて搬送される区間を、上面が間口した
、長い水平走行区間とすることによって、当該水平走行
区間に、直接、大量の残粗糸を有する粗糸ボビンを上載
して処理することもできるので、スティッキングクロス
を有し、しかも、残粗糸の聞が大きく変動する場合にあ
っても、有効に対処することができる、新規の、粗糸ボ
ビンの残粗糸除去装置を提供することにおる。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、左右一
対のローラチェーン間に多数本のキャリアプレートを列
設した無端の梯子状で、しかも、長い水平走行区間を含
んで循回可能に張設されたキャリアと、このキャリアの
水平走行区間に沿って循回走行し、キャリアによって搬
送されつつある粗糸ボビンを支承して、これを回転せし
め、以って、粗糸ボビン上の残粗糸を除去する植毛ベル
トと、コームの先端を植毛ベルトに接しながら、植毛ベ
ルトの走行速度より大きな周速で回転するコーム車とを
設け、さらに、前記水平走行区間の上面を間口するとと
もに、水平走行区間の終端部付近に、粗糸ボビンに添着
したスティッキングクロスの表面に空気を噴射するエア
ノズルを配設し、併せて、前記キャリアの循回速度を変
速自在としたことをその要旨とする。
作用 而して、この構成によるときは、キャリアのキャリアプ
レートの前方側面で押されて1本ずつ搬送される粗糸ボ
ビンが水平走行区間に至ると、粗糸ボビンは植毛ベルト
によって回転せしめられるから、このときの回転方向を
、粗糸ボビン上の残粗糸がほどかれる方向に選定してお
くことによりて、粗糸ボビン上の残粗糸は連続的に巻き
はとかれて、植毛ベルトによって持ち去ることができる
とともに、植毛ベルトに付着して持ち去られる粗糸は、
コーム車のコームによって掻き取られて、開城屑として
外部に排出することができる一方、  ゛水平走行区間
の上面を間口しておるので、大量の残粗糸を有する大径
の粗糸ボビンは、直接、この     ゛水平走行区間
に上載して、大量の残粗糸を除去するに必要充分な長時
間にわたって、粗糸ボビンが水平走行区間内に滞留する
ようにキャリアの速度を可変設定することによって、満
管ボビンに近い大量の残粗糸付き粗糸ボビンの処理も円
滑に実施できるのみならず、水平走行区間の終端部付近
においては、粗糸ボビンの周壁上の残粗糸はすべて除去
されてしまっており、スティッキングクロス上に残1f
lll維が付着しているのみであるから、ここに配設し
であるエアノズルから空気を噴射することによって、当
該ll1taを、効率よく、スティッキングクロスから
引き剥がして除去することができるように作用するもの
である。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
粗糸ボビンの残粗糸除去装置は、殿舎10に配設した、
粗糸ボビンB、B・・・を搬送するためのキャリア12
と、植毛ベルト40と、コーム車41と、エアノズル2
0とを主要部材としてなる(第1図)。
いま、キャリア12による粗糸ボビンB、B・・・の搬
送方向(第1図の矢印Pの方向)を前方とすれば、機台
10は、前後方向に長い枠体であうで、後端面が前方へ
ゆくにつれて高くなるような急傾斜面に形成されるとと
もに、粗糸ボビンB、B・・・の供給ホッパ11が後方
に突設されているものである。また、殿舎10の前端面
上方には、排出口10bが形成されている。
キャリア12は、左右一対のローラチェーン13.13
に、第1のキャリアプレート14.14・・・と、第2
のキャリアプレート15.15・・・とを交互に列設し
てなる無端の梯子状であって、機台10の外回りに沿っ
て、後方から前方へ循回走行するように張設されている
第1のキャリアプレート14および第2のキャリアプレ
ート15は、ローラチェーン13.13のリンクプレー
ト13a、13aにブラケット13b、13bを突設し
、両端を、ブラケット13b、13bに掛けるようにし
て螺着しである(第2図)。ただし、第1のキャリアプ
レート14は、単純な溝形部材の両側に、舌片14a、
14a・・・を突設したものであるが、第2のキャリア
プレート15は、両端部に突片15b、15b・・・を
形成した溝形部材15aと、固定板16.17と可動板
18と案内ピン19とを含む各部材からなって、ローラ
チェーン13.13に対して、溝形部材’15aを着脱
自在に取り付けたものである。
第2のキャリアプレート15を取り付けるための、一方
の固定板16は、ローラチェーン13のブラケット13
bに螺着する基板16aの前端に、溝形部材15aの端
面と対面する取付板16bを設け、取付板16bに、溝
形部材15aの突片15b、15bが差し込まれる支持
孔16G、16c@53?けてなる。他方の固定板17
は、ローラチェーン13のブラケット13bに螺着され
る、浅い溝形の板材であって、中央部に長孔17aを・
 設けである。
可動板18は、溝形の固定板17に摺動可能に嵌まる基
板18aの前端に、溝形部材15aの端面と対面する取
付板18bを設けてなり、取付板18bには、突片15
b、15bが差し込まれる支持孔180.18C8設け
である。また、基板18aの後端部には、ねじ孔18d
を形成し、固定板17の長孔17aを挿通するボルト1
8eを挿着できるようになっている。ただし、ボルト1
8eは、長孔17a内を、その前後方向に移動自在であ
るように、固定板17に対して、緩い状態に固着しであ
るものとする。
案内ピン19は、取付は用のブロック19aを基端に有
する円柱体であって、ブロック19aにねじ孔19b、
19bを設け、ローラチェーン13に対して、ブラケッ
ト13bを挟むようにして、固定板17と共に、ボルト
19C,19Gによって螺着しである(第4図)。案内
ピン19には、コイルばね19dが嵌装されており、可
動板18の取付板18bを、溝形部材15aの方向に押
し付けている。すなわち、このコイルバネ19dの弾力
によって、溝形部材15aの両端の突片15b、15b
・・・が、固定板16、可動板18の各支持孔16C1
16c、18C118Cから扱けないように保持されて
いる。
いま、溝形部材15aに対して、コイルばね19dの弾
力に抗して、可動板18の方向に力を加えると(第4図
の矢印方向)、溝形部材15aは、同方向に移動するこ
とができる。したがって、固定板16の側の端面の突片
15b、15bは、支持孔16G、16Cから恢は出る
ことになり、溝形部材15aは、容易に、上方へ取り外
すことができる。また、これと逆の操作によって、容易
に取り付けることもできる。このようにして、第2のキ
ャリアプレート15は、ローラチェーン13.13に対
して、着脱自在に形成されているものである。
キャリア12は、機台10の後端の上部から前端上部を
経て、機台10に配設されている第1から第5のスプロ
ケット31.32.33.34.35に、この順序で巻
き掛けられており(第1図)、前端下部の第4のスプロ
ケット34が駆動用として、また、その上の第3のスプ
ロケット33が、ローラチェーン13.13のテンショ
ン調整用として、それぞれ、ム堪ブられている。キャリ
ア12は、機台10の上部において、第1のスプロケッ
ト31と第2のスプロケット32との間に、長い水平走
行区間を有するとともに、機台10の後端部において、
第5のスプロケット35と第1のスプロケット31との
間に斜行上昇部を有する。機台10は、水平走行区間の
上面は、大きな間口部10aが形成してあって、キャリ
ア12が上方に露出している一方、斜行上昇部において
は、供給ホッパ11に間口している。なお、斜行上昇部
から、第1のスプロケット31を越えて水平走行区間に
至る間、および、水平走行区間の終端部から、第2のス
プロケット32のまわりに至る、キャリア12の各下面
には、それぞれ、ガイドプレート12a、12bが配設
してあって、キャリア12によって搬送中の粗糸ボビン
B、B・・・の落下を防止している。
キャリア12の循回走行速度は、第4のスプロケット3
4を駆動する可変速モータM1の回転速度によって定め
られ、任意に変速可能となっている。また、水平走行区
間においては、キャリア12のローラチェーン13.1
3は、機台10から突設したブラケット13dと、その
先端のガイドレール13Cとによって、下方から水平状
態に支承されながら走行しているものとする(第3図、
第4図)。
植毛ベルト40は、基布の表面にナイロン等の弾力性の
ある合成樹脂製の毛を、一方に寝かせて植毛してなる無
端の広幅のベルトでおって、第1のスプロケット31と
第2のスプロケット32との間において、水平走行区間
にあるキャリア12の下方で、キャリア12によって搬
送される粗糸ボビンB、B・・・を支承するように配置
され、駆動ロール36と従動ロール37との間に巻き掛
けられて、上面がキャリア12の走行方向と逆に進行す
るように循回走行している(第1図における矢印Q方向
)。植毛ベルト40の表面の毛は、その走行方向へ寝か
せ付けており、また、駆動ロール36は、中継プーリ1
v12aを介して、モータM2によって駆動せられてい
る。
コーム車41は、外周面にコーム41a141計・・を
等間隔おきに列設した回転円筒であって、コーム41a
の先端が植毛ベルト40の下面に接するように配置され
、植毛ベルト40の走行方向に、その走行速度より大き
な周速を以って、モータM3によって回転駆動されてい
る。
エアノズル20は、機台10の上面の前端部付近、すな
わち、キャリア12の水平走行区間の終端部付近に、ブ
ラケット20aに軸支した軸20bを介して取り付けら
れている。ここで、エアノズル20からの空気噴射方向
Xは、キャリア12によって搬送されつつある粗糸ボビ
ンB、B・・・に対向し、しかも、粗糸ボビンBの周壁
上に添着されているスティッキングクロスSCに対して
、はぼ、その接線方向に向かう方向であるようにしであ
るものとする(第5図)。
エアノズル20からの空気の噴射タイミングを制御する
ために、エアバルブ切換装置21が設けてあり、このも
のは、キャリア12上に列設されているキャリアプレー
ト14.14・・・、15.15・・・に接触して揺動
するレバー23と、レバー23によって作動せしめられ
るエアバルブ22とからなっている(第6図)。すなわ
ち、ケース25に対して、軸23aを以って、揺動自在
に枢着されているレバー23の先端にローラ23bを軸
着する一方、その他端は、ばね24によって一方向に張
力を加えるとともに、エアバルブ22のアクチュエータ
22aを押圧するようになし、キャリアプレート14.
14・・・、15.15・・・が、ローラ23bを介し
てレバー23を揺動せしめるとき、エアバルブ22が作
動し、エアノズル20に圧縮空気を供給するようになっ
ている。
なお、エアバルブ切換装置21は、第3のスプロケット
33の側面に、軸33aを中心とする円周上に沿ってピ
ン33b、33b・・・を等間隔に突設し、エアバルブ
22のアクチュエータ22aの先端のローラ22bが、
このピン33b、33b・・・に触れてアクチュエータ
22aを押すことにより、エアバルブ22が作動せしめ
られるようにしてもよい(第7図)。
これらのいずれの形態にあっても、エアバルブ22の作
動タイミングは、キャリア12の走行と同期せしめられ
ており、粗糸ボビンBが、エアノズル20の先端に搬送
され、そこに位置しているときにのみ、エアノズル20
からの空気の噴射が行なわれるようになっている。さら
に、エアバルブ切換装置21は、かかる機能が実現でき
るものであれば、たとえば、光電スイッチによって粗糸
ボビンBの存在を検出して、電磁弁式のエアバルブを作
動せしめるようにしたものであってもよい。
かかる構成の粗糸ボビンの残粗糸除去装置を運転するど
きは、まず、精紡機から回収した残粗糸未処理の粗糸ボ
ビンBSB・・・を、供給ホッパ11に投入する。この
とき、粗糸ボビンB上に残留している残粗糸が、キャリ
ア12の水平走行区間において、植毛ベルト40によっ
て巻きほどかれる方向になるように、粗糸ボビンB、B
・・・の方向を一定に揃えて、供給ホッパ11に投入す
るものとする。
供給ホッパ11に投入された粗糸ボビンB、B・・・は
、順次、キャリア12のキャリアプレート14.14・
・・、15.15・・・に1本づつ掛かって、ガイドプ
レート12に沿うて、斜行上昇部を上方へ搬送される。
このとき、粗糸ボビンBの長手方向の位置決めは、各キ
ャリアプレート14.15の舌片14a、14a−・・
、取付板16b、18bによって行なわれ、粗糸ボビン
Bは、キャリアプレート14.15の前方側面で押され
ながら、キャリア12の進行に従って搬送されるもので
ある。
粗糸ボビンBが、第1のスプロケット31を越えて、水
平走行区間に入ると、ガイドプレート12aが途切れる
から、粗糸ボビンBは、植毛ベルト40の上に落とされ
て、植毛ベルト40に支承されながら、キャリアプレー
ト14.15によって前方へ搬送される。ここで、植毛
ベルト13は、粗糸ボビンBが搬送される方向とは逆の
方向に循回走行しているので、粗糸ボビンBは、キャリ
アプレート14.15の前側において回転せしめられ、
したがって、粗糸ボビンB上の残粗糸は、植毛ベルト4
0によって巻きほどかれて、連続的に、植毛ベルト40
によって持ち去られて除去される。水平走行区間を通過
した粗糸ボビンB、B・・・は、第2のスプロケット3
2を越えると、排出口10bから排出される。
このようにして、粗糸ボビンB上の残粗糸は、キャリア
12の水平走行区間において、植毛ベルト40によって
巻きほどかれて除去されるが、このようにして除去され
た残粗糸は、植毛ベルト40の表面に付着して搬送せら
れ、コーム車41のコーム41a、41a・・・によっ
て掻き取られた上、開繊屑となって、外部に排出される
水平走行区間において、粗糸ボビンBから除去し得る残
粗糸の量は、水平走行区間内における粗糸ボビンBの滞
留時間によって決まる。そこで、キャリア12を駆動す
る可変速モータM1の回転速度を調整し、この滞m時間
を必要充分に長くすることによって、粗糸ボビンB上の
残粗糸のすべてを除去することができるものである。
しかしながら、粗糸ボビンBの周壁の一部にスティッキ
ングクロスSCが添着されているときは、スティッキン
グクロスSCの表面の毛SCI、SC1・・・には、な
お、僅かの残留繊維Sが、強固に付着していることが多
い(第5図)。そこで、粗糸ボビンBが、エアノズル2
0の先端付近に到達したときに、エアノズル20がら空
気を噴射すると、この残留繊維Sは、スティッキングク
ロスSCから引き剥がされるようにして除去することが
できる。このとき、スティッキングクロスSCの毛SC
1、SC1・・・は一方に寝かせ付けであるので、その
背面側から空気を吹き付けるように、空気の噴射方向X
を選定すれば、残留繊維Sの引き剥がしを一層有効に行
なうことができる。また、エアノズル20からの噴射空
気が、スティッキングクロスSCの全幅にわたって有効
に作用するように、エアノズル20を、粗糸ボビンBの
長手方向に撮動せしめることもできるものとする。
極端に大量の残粗糸を有する粗糸ボビンBsは、供給ホ
ッパ11を経由することなく、キャリア12の水平走行
区間において、機台10の上面に形成した間口部10a
を介して、直接、植毛ベルト40の上面に上載すること
ができる(第1図)。
このときは、キャリア12のキャリアプレート14.1
4・・・、15.15・・・のうち、1本の第2のキャ
リアプレート15を一時的に取り外し、そこに、粗糸ボ
ビンBSを置くに充分な、大きなスペースを形成すると
ともに、キャリア12の循回走行速度も、極端に低速に
するか、一時的に停止してしまい、粗糸ボビンBs上の
大量の残粗糸がすべて除去されるまで、粗糸ボビン3s
を植毛ベルト40上に滞留せしめればよい。
なお、この実施例においては、キャリア12に対して着
脱自在の、第2のキャリアプレート15.15・・・は
、第1のキャリアプレート14.14・・・と交互に、
1本おきに配設したが、これは、特に大量の残粗糸を有
する粗糸ボビンBsを買くためのスペースを形成するた
めのものでおるから、その他の任意の配設方法をとって
もよいものであることは勿論でおる。たとえば、すべて
のキャリアプレートを着脱自在としてもよいし、逆に、
大部分を第1のキャリアプレート14.14・・・とじ
て、僅かの本数の第2のキャリアプレート15.15・
・・を、その中に混在せしめてもよいものとする。
発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、長い水平走行区
間を含んで循回走行する粗糸ボビン搬送用のキャリアと
、キャリアの水平走行区間に沿って、キャリアの走行方
向と逆方向に循回走行し、キャリアによって搬送されつ
つある粗糸ボビンを回転せしめて、連続的に残粗糸を除
去する植毛ベルトと、植毛ベルトにコームの先端を接し
て回転するコーム車とを備えるとともに、水平走行区間
の上面を間口し、水平走行区間の終端付近にエアノズル
を配設し、併せて、キャリアの循回速度を変速自在とす
ることによって、単に、植毛ベルトが、粗糸ボビン上の
残粗糸を巻きほどいて、これを連続的に持ち去ることに
より、効率よく、残粗糸の除去作業ができるのみならず
、粗糸ボビンに添着されているスティッキングクロスに
向けて、エアノズルから空気を吹き付けることによって
、有効にスティッキングクロス上の残留繊維の除去がで
き、ざらに、水平走行区間において、粗糸ボビンを、直
接、植毛ベルト上に上載するとともに、キャリアの循回
速度を遅くし、おるいは、これを一時的に停止せしめる
ことによって、水平走行区間内における粗糸ボビンの滞
苗時間を必要充分に長くとることもできるので、残粗糸
量の如何に拘らず、あらゆる場合に対応することができ
るという侵れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は実施例を示し、第1図は全体側面
説明図、第2図はキャリアの要部分解斜視図、第3図は
キャリアの要部平面図、第4図は第3図のY−Y線矢視
図、第5図は粗糸ボビンの拡大断面説明図、第6図はエ
アノズル切換装置の組立図である。 第7図は、他の実施例を示す第6図相当図である。 B、BS・・・粗糸ボビン SC・・・スティッキングクロス 12・・・キャリア  13・・・ローラチェーン14
.15・・・キャリアプレート 20・・・エアノズル 21・・・エアバルブ切換装置
40・・・植毛ベルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)左右一対のローラチェーン間に、多数本のキャリア
    プレートを列設した無端の梯子状で、しかも、長い水平
    走行区問を含んで循回可能に張設されたキャリアと、該
    キャリアの前記水平走行区問に沿つて、前記キャリアと
    反対方向へ循回走行しながら、前記キャリアによつて搬
    送される粗糸ボビンを回転せしめ、粗糸ボビン上の残粗
    糸を除去する植毛ベルトと、該植毛ベルトにコームの先
    端を接しながら、該植毛ベルトの走行速度よう大きな周
    速を以って回転するコーム車とを備えるとともに、前記
    水平走行区間の上面を間口し、且つ、該水平走行区間の
    終端部付近に、粗糸ボビンのステイッキングクロスの表
    面に空気を噴射するエアノズルを設け、併せて、前記キ
    ャリアの循回速度を変速自在としたことを特徴とする粗
    糸ボビンの残粗糸除去装置。 2)前記エアノズルは、前記キャリアによって、粗糸ボ
    ビンが所定位置に搬送されたときにのみ空気を噴射する
    ように、エアバルブ切換装置を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の粗糸ボビンの残粗糸除去装
    置。 3)前記キャリアは、前記キャリアプレートの少なくと
    も一部が、前記ローラチェーンに対して着脱可能にして
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の粗糸ボビンの残粗糸除去装置。
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