JP2722119B2 - スプールの残ラップ除去装置 - Google Patents

スプールの残ラップ除去装置

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    • B65H73/00Stripping waste material from cores or formers, e.g. to permit their re-use
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、紡績工場において、リボンラップやスラ
イバラップ(以下、単に、ラップと総称する)を巻き取
るスプールから残ラップを効率よく除去するための、ス
プールの残ラップ除去装置に関する。
従来技術 紡績工場では、原綿は、まず混打綿装置によって開繊
され、夾雑物の除去が行なわれて、シート状のラップが
作られる。このときの最終工程には、いわゆるラップマ
シンが使用され、製造されたラップは、スプールと称さ
れる大径のボビンに巻き取られて、次工程への搬送の便
宜を図るのが普通である。
また、混打綿工程に引き続く梳綿工程でも、スライバ
ラップマシンまたはリボンラップマシンを使用してスラ
イバラップまたはリボンラップが作られ、これらもスプ
ールに巻き取られて搬送されるものである。
これらの諸工程で使用されるスプールは、工程間を往
復搬送して繰り返し使用するものであるから、ラップマ
シン等に装着して新たなラップを巻き取るためには、そ
の準備工程として、スプールの表面に残留している残ラ
ップを完全に除去する必要があり、かかるラップ除去作
業を行なう装置としては、たとえば、ドラフト機構とエ
アノズルとの組合せによるものが知られている(特公昭
54−22528号公報)。
このものは、残ラップ付きの未処理のスプールを、一
対の平行ローラからなるドラフト機構上に保持して、残
ラップの巻きほどき方向に回転させ、同時に、スプール
の接線方向にエアノズルからのエアジェットを噴出する
ことにより、残ラップの口出しと巻戻しとを行なわせる
ことができるものである。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、スプール上の
残ラップの口出しは、専らエアジェットによるものであ
るから、確実な口出しを実現するためには、エアジェッ
トの方向が、残ラップの先端部におけるラップの接線方
向(より正確には、最上層のラップの先端と次層のラッ
プとの接触部における後者の表面の接線方向)に正確に
一致する必要があるものである。しかしながら、スプー
ル上の残ラップの量は、必ずしも一定していないため、
常に、この条件を満たすことは至難であり、したがっ
て、この従来技術では、口出しが不確実となり、ラップ
除去作業に失敗することが少なくないという問題が避け
られなかった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に
鑑み、エアノズルからのエアジェットに代えて、スプー
ル上の残ラップに対して機械的に接触する回転ブラシを
使用し、残ラップを機械的にちぎり取るようにすること
によって、残ラップの除去処理を確実に行なうことがで
きる。新規のスプールの残ラップ除去装置を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、スプ
ールを保持する保持具と、保持具によって保持されたス
プールを残ラップの巻きほどき方向に積極回転するモー
タとを備えたボビンホルダと、ボビンホルダに保持され
ているスプールに接して回転し、スプール上の残ラップ
を除去する回転ブラシと、ドラム上にスパイクピンを螺
旋状に植設し、回転ブラシに接して回転するスパイクロ
ーラとを備えることをその要旨とする。
なお、ボビンホルダは、スプールを着脱する準備位置
と、保持したスプールの残ラップを除去する作動位置と
の間を往復揺動可能としてもよく、また、回転ブラシ
は、その回転速度を変更可能としてもよい。
さらに、スパイクローラは、側端面を斜辺に形成した
スパイクピンベースをスパイクピンに付設することもで
きる。
作 用 而して、この構成によるときは、ボビンホルダは、保
持具によって残ラップ付きのスプールを保持し、これを
残ラップの巻きほどき方向に積極回転することができる
から、回転ブラシは、このスプールよりも高速に回転す
ることにより、巻きほどかれる残ラップを、その先端部
分から順にちぎり取るようにして連続的に除去すること
ができる。一方、スパイクローラは、このようにして回
転ブラシ上に転移し、繊維屑となった残ラップを掻き取
り、これを連続的に開繊し、排出することができる。
ボビンホルダが準備位置と作動位置との間に往復揺動
可能であれば、たとえば、スプールの搬送コンベヤ上に
準備位置を定めうことにより、全体装置を容易にスプー
ルの搬送ラインに組み込むことができる。
回転ブラシの回転速度を変更可能とすれば、残ラップ
の除去完了時点において、これを高速に増速回転するこ
とにより、スプールの表面に付着している繊維屑を一層
完全に除去することが可能である。
また、スパイクローラにスパイクピンベースを付設す
ると、スパイクローラの回転により、スパイクピンの基
部から先端部に向かう空気の流れが発生し、これによっ
て、スパイクピンに掛かった繊維屑を円滑に分離するこ
とができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
スプールの残ラップ除去装置は、ボビンホルダ10と、
回転ブラシ20と、スパイクローラ30とを主要部材として
なり(第1図、第2図)、全体として、ベースフレーム
B上に組み立てられている。
ボビンホルダ10は、一対の揺動アーム11、11と、一対
のスライドアーム12、12とを有し(第1図、第3図)、
揺動アーム11、11の基部は軸13に固定されている一方、
先端部は、別の軸14によって連結されている。軸13は、
軸受13a、13aを介して回動自在に軸支されている一方、
スライドアーム12、12は、軸13、14に対して摺動自在に
嵌合されている。
スライドアーム12、12は、その中間部において、エア
シリンダ12aを介して連結されており、また、スライド
アーム12、12の基端部は、引張りばね12b、12bにより、
それぞれ固定ピン12cに連結されている。軸13には、ス
ライドアーム12、12の摺動限を規制するストッパ13b、1
3b…が装着されている。
スライドアーム12、12の先端部には、笠形の保持具1
5、15が回転自在に軸着されている。また、一方の保持
具15は、スプロケット15a、チェーン15b、スプロケット
15cを介して、スライドアーム12の中間部に固定したモ
ータ15dに連結されている。
軸14の中間部には、エアシリンダ14aのロッドが連結
され、エアシリンダ14aの基端部は、ブラケットB1を介
し、ベースフレームBに連結されている(第1図、第2
図)。一方の揺動アーム11の後方には、エアシリンダ14
aを伸長したときのボビンホルダ10の作動位置を定める
ストッパボルト10aが配設されている。
スライドアーム12、12には、投光器PS1と受光器PS2と
からなるセンサPSが装着されている(第3図)。ただ
し、センサPSは、保持具15、15によって保持されるスプ
ールLB上の残ラップLの有無を検知することができるも
のとする。
回転ブラシ20は、ボビンホルダ10の後方に配設されて
いる(第1図、第2図)。回転ブラシ20は、ボビンホル
ダ10が作動位置にあるとき、ボビンホルダ10に保持され
たスプールLBに接して回転するものとし、ブラシ胴20a
の周側に剛い毛足のブラシ毛20bを植毛してなる。回転
ブラシ20の軸端は、ベルト21aを介して、可変速形のモ
ータ21に連結されている。
スパイクローラ30は、回転ブラシ20の後方に配設され
ていて、ベルト31aを介し、別のモータ31に連結されて
いる。スパイクローラ30は、ドラム30aの周側に、断面
略台形のスパイクピンベース30bを介し、多数のスパイ
クピン30c、30c…を螺旋状に植設してなる(第4図)。
ただし、スパイクピンベース30bは、1条に限らず、2
条以上の複数条を使用してもよいものとする。スパイク
ローラ30は、回転ブラシ20に接して回転し(第2図)、
前者のスパイクピン30c、30c…は、後者のブラシ毛20b
の表面部分を順次櫛けずるように作動するものとする。
回転ブラシ20とスパイクローラ30とは、前方側がボビ
ンホルダ10に向けて開口し、後方側が、エアダクト41を
介して図示しない吸引ブロワ付きの集綿装置に連結され
たカバーダクト40に収納されている。カバーダクト40
は、回転ブラシ20の上方と下方とにおいては、それぞれ
上下に開閉自在の可動カバー42、42となっており、可動
カバー42、42は、カバーダクト40の前端部の固定ピン42
a、42aに枢着されるとともに、圧縮ばね42b、42bによっ
て、その閉鎖方向に付勢されている。
スパイクローラ30の前半部分は、固定カバー43、43に
よって覆われ、また、後半部分は、エアダクト41に付設
されたカバープレート41a、41aによって覆われている。
ただし、固定カバー43、43とカバープレート41a、41aと
の接合部分には、前方に向けて開口するスリット状のエ
ア吸入孔43a、43aが形成されている。
カバーダクト40は、全体として、ベースフレームB上
のカバーフレームB2に組み付けられている。
ボビンホルダ10の前方側には、2本の無端のコンベヤ
ベルト51、51を有する搬送コンベヤ50が配設されている
(第1図、第2図)。コンベヤベルト51、51は、それぞ
れ、プーリ51a、51a…に巻き掛けられるとともに箱形の
コンベヤガイド52に沿って走行し、その一端側から供給
される残ラップL付きのスプールLBは、ボビンホルダ10
の前方を通り、他端側に搬送することができる。搬送コ
ンベヤ50には、スプールLBの転落を防止するためのガイ
ドロッド53が設けてある。
いま、搬送コンベヤ50の一端側から供給される残ラッ
プL付きのスプールLBは、ボビンホルダ10の前面の規定
位置に搬入される(第1図)。なお、このときのボビン
ホルダ10は、エアシリンダ12aを伸長することにより、
スライドアーム12、12、保持具15、15の相互間隔を十分
に開くとともに、エアシリンダ14aを伸長し、上方に高
く起立して待機しているものとする。
スプールLBが規定位置に搬入されたら、エアシリンダ
14aを短縮する。これにより、ボビンホルダ10は、全体
として、軸13を中心に下方に揺動して、その準備位置を
とることができる(第2図の二点鎖線)。このとき、ボ
ビンホルダ10の保持具15、15は、搬送コンベヤ50上のス
プールLBに対し、その前後両側から挾むようにして位置
し、しかも、スプールLBとほぼ同心位置となるように、
ボビンホルダ10のスライドアーム12、12の長さ、搬送コ
ンベヤ50の配設位置等を定めてあるものとする。
次いで、エアシリンダ12aを短縮すると、保持具15、1
5は、スプールLBの前後方向から接近し、これを挾み込
んで保持することができる(第3図)。保持具15、15
は、笠形に形成されているから、その頂部がスプールLB
の内部に滑らかに入り込むことができ、また、スライド
アーム12、12は、引張りばね12b、12bにより、互いに引
き付けられる方向に付勢され、しかも軸13、14上の任意
の位置に停止することができるから、保持具15、15は、
搬送コンベヤ50上のスプールLBの停止位置に多少の不整
があったとしても、これを前後方向から確実に保持する
ことができる。
つづいて、エアシリンダ14aを伸長すると、ボビンホ
ルダ10は、スプールLBを保持したまま、その作動位置に
起立することができる(第2図の実線)。そこで、モー
タ15dを起動すれば、保持具15、15に保持されているス
プールLBを所定方向に積極回転することができ、同時に
モータ21を起動すれば、回転ブラシ20により、スプール
LB上の残ラップLを連続的に除去することができる。た
だし、モータ15dによるスプールLBの回転方向は、残ラ
ップLを巻きほどく方向(たとえば第2図の矢印K1方
向)とし、回転ブラシ20の回転方向は、これと逆方向
(同図の矢印K2方向)に定めるものとする。また、この
ときの回転ブラシ20の回転速度は、スプールLBの回転速
度よりいくぶん高速にするのがよく、これにより、残ラ
ップLは、その先端部分から順次引きちぎられるように
して、回転ブラシ20上に連続的に転移して行くことがで
きる。
スパイクローラ30を回転するモータ31は、回転ブラシ
20を駆動するモータ21と同時に起動する。スパイクロー
ラ30の回転方向は、回転ブラシ20のそれと逆方向にとり
(同図の矢印K3方向)、また、その回転速度は、回転ブ
ラシ20よりさらに高速にしておく。そこで、回転ブラシ
20上に転移し、繊維屑となった残ラップLは、スパイク
ローラ30のスパイクピン30c、30c…によって連続的に掻
き取られ、開繊されるので、以後、エアダクト41内を流
れる空気流により、スパイクピン30c、30c…から分離さ
れ、同図の矢印K4方向に排出される。
エアダクト41内の空気流は、スパイクローラ30の上下
に形成されたエア吸入孔43a、43aのうち、下方のものか
らの空気によって発生するものであり、このとき、上方
のものは、スパイクローラ30の回転方向と逆向きに開口
しているから、殆ど空気を吸入することがない。また、
スパイクローラ30のスパイクピン30c、30c…は、スパイ
クピンベース30bを介して植設されているので、スパイ
クピン30c、30c…の近傍には、スパイクローラ30の回転
により、その基部から先端部に向かう局部的な空気流
(第4図の矢印K3a、K3aによって示す)が発生する。し
たがって、スパイクピン30c、30c…によって回転ブラシ
20から掻き取られた繊維屑は、スパイクピン30c、30c…
から滑らかに分離し、エアダクト41に排出することがで
きる。
回転ブラシ20によりスプールLBから除去される残ラッ
プLは、スプールLBの回転速度で決まる少量ずつが回転
ブラシ20上に転移して行くのが常態であるが、ときとし
て、塊状の繊維屑が回転ブラシ20上に転移することもあ
る。このときは、回転ブラシ20の上下の開閉カバー42、
42が一時的に上下に開き、塊状の繊維屑をスパイクロー
ラ30の側に移送するための広い通路を形成するから、回
転ブラシ20の上下に繊維屑が詰まってしまうようなこと
がない。
このようにして、スプールLBから残ラップLの全量が
除去されると、センサPSが作動するから、これに呼応し
て、回転ブラシ20の回転速度を一時的に増速する。これ
により、スプールLBの表面に付着している生毛状の繊維
屑を除去し、残ラップLの除去処理を終了することがで
きる。
残ラップLの除去処理を終了したら、モータ15d、2
1、31を停止するとともに、エアシリンダ14aを短縮して
ボビンホルダ10を準備位置に復帰する。つづいて、エア
シリンダ12aを伸長し、保持具15、15の間隔を開けば、
処理済のスプールLBを搬送コンベヤ50上に返戻すること
ができる。そこで、エアシリンダ14aにより、ボビンホ
ルダ10を上方に退避するとともに、搬送コンベヤ50を運
転し、処理済のスプールLBを排出するとともに、未処理
のスプールLBをボビンホルダ10の前面に搬送し、以後同
様の手順を繰り返せばよい。
以上の説明において、スプールLB上の残ラップLの巻
付け方向が逆であるときは、その巻きほどき方向も逆と
なる。したがって、このときは、モータ15d、21、31に
よるスプールLB、回転ブラシ20、スパイクローラ30の各
回転方向は、第2図の矢印K1、K2、K3方向と逆方向とす
ればよいことはいうまでもない。
また、処理するスプールLB上の残ラップLの巻きほど
き方向が一方向に固定されているときは、スパイクロー
ラ30の上下のエア吸入孔43a、43aは、スパイクローラ30
の回転方向に合わせ、有効に空気を吸入する側の一方の
みを設ければ足る。さらに、そのときのスパイクピンベ
ース30bは、一方向に回転するスパイクローラ30の回転
方向の前面側の側端面を斜辺に形成し、スパイクピン30
c、30c…の基部から先端部に向かう空気流を発生できれ
ばよく、必ずしも、断面略台形とする必要はない。たと
えば、スパイクピン30c、30c…の片側に、断面略三角形
のスパイクピンベース30bを付設するのみでも、ほぼ同
等に機能させることが可能である。
なお、搬送コンベヤ50は、スプールLBを搬送し、ボビ
ンホルダ10による着脱動作が可能である限り、その形式
や搬送方向は、前実施例以外の任意のものを選定できる
ものとする。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、回転ブラシ
とスパイクローラとを備え、前者により、スプール上の
残ラップをその先端部分から順次引きちぎるようにして
除去するとともに、後者により、回転ブラシ上に転移し
た繊維屑を開繊し、排出することができるから、残ラッ
プの除去処理に当り、口出しに失敗するおそれが全くな
く、極めて確実な除去動作を実現することができるとい
う優れた効果がある。
また、ボビンホルダに保持され、除去処理中のスプー
ルは、残ラップの巻きほどき方向に積極回転されてお
り、回転ブラシによって除去される繊維屑の量は、常に
スプールの回転素度で決まる適正量に保つことができる
から、回転ブラシによる残ラップ除去機能が不用意に低
下し、全体機能が失われてしまうようなおそれは極めて
少ないという優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は要部構成
斜視説明図、第2図は全体構成説明図、第3図は要部平
面図、第4図は要部拡大斜視図である。 L……残ラップ LB……スプール 10……ボビンホルダ 15……保持具 15d……モータ 20……回転ブラシ 30……スパイクローラ 30a……ドラム 30b……スパイクピンベース 30c……スパイクピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールを保持する保持具と、該保持具に
    よって保持されたスプールを残ラップの巻きほどき方向
    に積極回転するモータとを備えたボビンホルダと、該ボ
    ビンホルダに保持されているスプールに接して回転し、
    スプール上の残ラップを除去する回転ブラシと、ドラム
    上にスパイクピンを螺旋状に植設し、前記回転ブラシに
    接して回転するスパイクローラとを備えてなるスプール
    の残ラップ除去装置。
  2. 【請求項2】前記ボビンホルダは、スプールを着脱する
    準備位置と、保持したスプールの残ラップを除去する作
    動位置との間を往復揺動可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のスプールの残ラップ除去装
    置。
  3. 【請求項3】前記回転ブラシは、回転速度を変更可能で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のスプールの残ラップ除去装置。
  4. 【請求項4】前記スパイクローラは、側端面を斜辺に形
    成したスパイクピンベースを前記スパイクピンに付設す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか記載のスプールの残ラップ除去装置。
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