JP2607907B2 - 粗糸ボビンの残粗糸除去装置 - Google Patents

粗糸ボビンの残粗糸除去装置

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JP2607907B2 JP63067969A JP6796988A JP2607907B2 JP 2607907 B2 JP2607907 B2 JP 2607907B2 JP 63067969 A JP63067969 A JP 63067969A JP 6796988 A JP6796988 A JP 6796988A JP 2607907 B2 JP2607907 B2 JP 2607907B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、粗紡機において巻き上げられ、精紡機に
おいて巻きほどかれる粗糸ボビンから残粗糸を効率よく
除去するための粗糸ボビンの残粗糸除去装置に関する。
従来技術 粗紡機において粗糸を巻き上げられ、精紡機において
粗糸を巻きほどかれて、粗紡機と精紡機との間を往復搬
送される粗糸ボビンは、精紡機から粗紡機へ返戻される
途中において、ボビン上に残留している残粗糸を除去す
る必要がある。その理由は、精紡機において、粗糸の供
給の中断を回避するために、粗糸ボビン上の粗糸が完全
に消費される前にいわゆる篠継ぎ作業を実施し、次の粗
糸ボビンへの切換えを行なうことが主因であるが、その
他にも、精紡機において仕掛け品種の切換えにより粗糸
の使用が中断される場合や、何らかの原因により粗糸が
解除不能になる場合もある。
一方、最近では、精紡機によって粗糸が巻きほどかれ
て空ボビンとなった粗糸ボビンを、ボビンハンガに列に
吊り下げて連続的に粗紡機に送り返す、いわゆるボビン
搬送装置が広く用いられ、紡績工場の省力化に貢献しつ
つある。
そこで、出願人は、かかる事情に的確に対処するため
に、ボビンハンガに吊下されている状態の粗糸ボビンに
対し、走行する植毛ベルトを押し付けることによって粗
糸ボビンを回転させ、粗糸ボビン上の残粗糸を効率よく
巻きほどいて除去する残粗糸除去装置を提案した(特開
昭62−90337公報)。このものは、植毛ベルトの表面の
多数の毛によって粗糸ボビン上の残粗糸の糸端を捕捉
し、植毛ベルトの走行と粗糸ボビンの回転により、残粗
糸を連続的に巻き戻すようにして除去することができ
る。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、粗糸ボビン上に多層に
巻き付いている残粗糸は、その最上層から順次巻き戻さ
れて行くから、残粗糸量が多きときは処理時間が長くな
り、処理効率が低いものに留まらざるを得ないという問
題があった。
そこで、この発明の目的は、カッタ装置を使用して粗
糸ボビン上に巻き付いている残粗糸を切断するととも
に、回転ブラシを介して連続的に剥ぎ取ることによっ
て、残粗糸を効率よく除去することができる粗糸ボビン
の残粗糸除去装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、粗糸
ボビンの両端部を回転自在に保持する保持装置と、保持
装置を介して保持する粗糸ボビン上の残粗糸を切断する
カッタ装置と、カッタ装置によって切断された粗糸ボビ
ン上の残粗糸を剥ぎ取る回転ブラシとを備えてなり、カ
ッタ装置は、カッタガイドを介してナイフブレードを搭
載し、ナイフブレードは、刃先を粗糸ボビンの周面に近
接させて、粗糸ボビンの全長に亘って直接移動すること
をその要旨とする。
なお、カッタガイドは、保持装置を介して保持する粗
糸ボビンに対して平行起立し、ナイフブレードは、カッ
タガイドに沿って上下動するカッタアセンブリに搭載す
ることができる。
また、保持装置は、粗糸ボビンの下端部に挿脱する回
転ホルダと、粗糸ボビンの上端のリング部に接して転動
する固定ローラ、可動ローラとを備えることができ、回
転ブラシは、サクション装置に接続するカバーダクトを
備えることができる。
作 用 かかる発明の構成によるときは、たとえば、ボビン搬
送装置によって吊り下げて搬送される粗糸ボビンは、回
転ブラシに対峙する所定位置に停止すると、保持装置に
よって回転自在に保持することができる。そこで、カッ
タ装置は、粗糸ボビン上の残粗糸を粗糸ボビンの母線方
向に切り開くようにして切断し、回転ブラシは、切断さ
れた残粗糸を極めて効率よく粗糸ボビンから除去するこ
とができる。カッタ装置は、ナイフブレードを粗糸ボビ
ンの全長に亘って直線移動させることによって、粗糸ボ
ビン上の残粗糸を粗糸ボビンの一周長ごとに短く切断す
ることができるからである。ただし、ここでいう粗糸ボ
ビンの全長とは、粗糸を巻き付けることができる粗糸ボ
ビンの有効長さの全長をいう。
カッタガイドを粗糸ボビンに平行に起立させれば、ナ
イフブレードは、粗糸ボビンに対し、正確に平行に移動
させることができる。ナイフブレードは、カッタガイド
に沿って上下動するカッタアセンブリに搭載されている
からである。
回転ホルダと固定ローラ、可動ローラとを組み合わせ
る保持装置は、前者によって粗糸ボビンの下端部を位置
決めし、後者によって上端部を位置決めすることによ
り、粗糸ボビンを安定に保持することができる。
回転ブラシがカバーダクトを備えるときは、除去され
た残粗糸は、カバーダクトを介し、サクション装置によ
って吸引して所定の集綿装置に自動的に搬送して集積す
ることができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
粗糸ボビンの残粗糸除去装置は、保持装置10と、カッ
タ装置20と、回転ブラシ31とを主要部材としてなる(第
1図)。なお、残粗糸除去装置は、全体として、機械フ
レームF上に一体に組み立てられている(第2図、第3
図)。
残粗糸付きの粗糸ボビンB、B…は、ボビンハンガBH
を介して吊り下げられ、ボビン搬送装置BCにより連続的
に搬送されている。そこで、残粗糸除去装置は、これら
の粗糸ボビンB、B…をボビンハンガBHから取り外すこ
となく残粗糸の除去処理をすることができる。
保持装置10は、粗糸ボビンBの上端のリング部B1の高
さ位置にある固定ローラ11と、固定ローラ11に対峙させ
る一対の可動ローラ12、12とを備えている(第1図ない
し第3図)。固定ローラ11は、ベアリングブラケット11
aと、板状の取付部材11bとを介し、機械フレームFの上
端部に下向きに装着されている一方、可動ローラ12、12
は、揺動ブラケット13を介し、下向きに取り付けられて
いる。ただし、揺動ブラケット13は、揺動ピン13aを介
して一端が機械フレームFに枢着され、他端部には、エ
アシリンダ13bが連結されている。揺動ブラケット13に
は、可動ローラ12、12の中間に切欠き13cが形成され、
また、光電スイッチPSが取り付けられている。
保持装置10は、粗糸ボビンBの下端部に挿脱する上向
きの回転ホルダ14を備えている。回転ホルダ14は、鍔14
a付きの先細の回転円柱状に形成され、スライスベース1
4b、エアシリンダ14cを介し、機械フレームF内に上下
動自在に配設されている。
カッタ装置20は、カッタガイド21と、カッタアセンブ
リ22とを備え、カッタアセンブリ22には、ナイフブレー
ド22dが搭載されている。カッタガイド21は、中間部に
一対の揺動ピン21a、21aを有する上下に長い板材であっ
て、固定ブラケット21bを介して揺動ピン21a、21aを回
転自在に支持することにより、機械フレームF内に揺動
自在に立設されている。すなわち、カッタガイド21は、
粗糸ボビンBの母線方向に配設されており、上端部に
は、エアシリンダ21cが連結されている。
カッタアセンブリ22は、カッタガイド21を挟み込む板
材22a、22aと、カッタガイド21の前後の側端面に接して
転動するガイドローラ22b、22b…と、ブラケット22cを
介し、板材22a、22aによって保持するナイフブレード22
dとを備えている(第4図)。ただし、ナイフブレード2
2dは、カッタアセンブリ2の前方に突出し、カッタガイ
ド21が粗糸ボビンBに対して平行に起立して垂直姿勢を
とるとき、刃先が粗糸ボビンBの周面にほぼ接するよう
にして近接する。
カッタガイド21の後側端面には、エアシリンダ23が上
向きに装着されており(第1図、第2図)、エアシリン
ダ23のロッドは、ブラケット23aを介してカッタアセン
ブリ22に連結されている。
回転ブラシ31は、上下のベアリング31a、31aを介して
垂直方向に配設されており(第1図ないし第3図)、ベ
ルト31bを介してモータ31cに連結されている。ただし、
回転ブラシ31、モータ31cは、固定ピン32aのまわりに揺
動自在のブラケット32に組み付けられており、ブラケッ
ト32には、エアシリンダ32bが連結されている。そこ
で、回転ブラシ31は、エアシリンダ32bを伸長させると
き、粗糸ボビンBの全長に接するようにして回転するこ
とができる。
回転ブラシ31の周囲には、カバーダクト33が形成さ
れ、カバーダクト33は、ダクト33aを介して図示しない
サクション装置に接続されている。
かかる残粗糸除去装置は、エアシリンダ14cを短縮し
て回転ホルダ14を下降させ、エアシリンダ13bを短縮し
て可動ローラ12、12を後方に退避させ、エアシリンダ21
cを短縮してカッタガイド21を後方に傾斜させ、エアシ
リンダ32bを短縮して回転ブラシ31を後退させ、さら
に、エアシリンダ23を伸長してカッタアセンブリ22を上
昇限において待機する。
つづいて、ボビン搬送装置BCを1ピッチ分タクト送り
し(第3図の矢印K1方向)、未処理の粗糸ボビンBの1
本をカッタ装置の20の前方に移動させ、回転ホルダ14の
直上の適位置に停止させる。
次いで、エアシリンダ14cを伸長して回転ホルダ14を
上方に突き上げて粗糸ボビンBの下端部に挿入するとと
もに、エアシリンダ13bを伸長すれば、揺動ブラケット1
3は、揺動ピン13aを中心として前方に回転し(同図の矢
印K2方向)、可動ローラ12、12は、固定ローラ11との間
に粗糸ボビンBの上端のリング部B1を挟み込むようにし
て、粗糸ボビンBを位置決めすることができる(同図の
二転鎖線)。なお、このとき粗糸ボビンBは、回転ホル
ダ14と、固定ローラ11、可動ローラ12、12とによって上
下両端部が回転自在に保持されている。また、このよう
にして保持される粗糸ボビンBの位置は、ボビン搬送装
置BCの搬送経路とほぼ同位置であるものとし、したがっ
て、粗糸ボビンBは、ボビンハンガBHによって吊り下げ
られた状態のまま、その位置と姿勢とを格別に変化する
ことがない。
つづいて、エアシリンダ21cを伸長すれば、カッタガ
イド21は、揺動ピン21a、21aのまわりに回転して(第5
図の矢印K3方向)、粗糸ボビンBに対して平行に起立す
る(同図の実線)。そこで、カッタアセンブリ22上のナ
イフブレート22dは、その刃先が粗糸ボビンBの周面に
近接するように前進するから、この状態でエアシリンダ
23を短縮すれば、カッタアセンブリ22がカッタガイド21
に沿って下降し(同図の二転鎖線)、ナイフブレード22
dは、粗糸ボビンB上の残粗糸を粗糸ボビンBの母線方
向に切り開くようにして切断することができる。ただ
し、ナイフブレード22dは、カッタアセンブリ22の上昇
限において、粗糸ボビンBの上端のリングB1の直下部分
に対峙する一方、カッタアセンブリ22の下降限におい
て、粗糸ボビンBの下端部に対峙するものとし、したが
って、エアシリンダ23のストロークは、ナイフブレード
22dが粗糸ボビンBの全長に亘って直線移動するように
設定されている。
次いで、エアシリンダ21cを短縮してカッタガイド21
を後方に傾斜させ(同図の二点鎖線)、ナイフブレード
22dを後方に退避させるとともに、エアシリンダ32bを伸
長させると、回転ブラシ31等を組み付けているブラケッ
ト32が固定ピン32aのまわりに回転し(第3図、第6図
の矢印K4方向)、回転ブラシ31が粗糸ボビンBに押し付
けられる(第6図の実線)。そこで、同時にモータ31c
を起動すれば、回転ブラシ31は、粗糸ボビンBに接しな
がら同図の矢印K5方向に回転し、粗糸ボビンB上の切断
された残粗糸を連続的に剥ぎ取ることができる。このと
き、残粗糸は、カッタ装置20のナイフブレード22dによ
って粗糸ボビンBの1周長ごとに切断されており、しか
も、粗糸ボビンBが回転ブラシ31によって強制的に回転
させられるので、残粗糸の剥取り動作は極めて円滑であ
り、極く短時間のうちに大部分は除去されてしまう。な
お、ナイフブレード22dによって切断されなかった最下
層部分の残粗糸は、回転ブラシ31の毛によって糸端が捕
捉され、同時に簡単に除去することができる。
このようにして粗糸ボビンBから除去された残粗糸
は、ダクトカバー33、ダクト33aを介し、屑綿として図
示しないサクション装置に吸引され(同図の矢印K6方
向)、図示しない集綿装置に集積することができる。ま
た、粗糸ボビンBから除去されつつある残粗糸は、小孔
33bを介してダクトカバー33内に投射される光電スイッ
チPSの光軸PSaによって検知することができ、光電スイ
ッチPSは、粗糸ボビンB上の残粗糸の除去完了を検出す
ることができる。そこで、光電スイッチPSが復帰した
ら、モータ31cを停止するとともに、エアシリンダ32bを
短縮して回転ブラシ31を粗糸ボビンBから引き離し、ま
た、エアシリンダ13b、14cを短縮して、可動ローラ12、
12、回転ホルダ14をそれぞれ後方、下方に退避させ、粗
糸ボビンBを解放する。
つづいて、ボビン搬送装置BCを1ピッチタクト送り
し、以下同様にして、次の粗糸ボビンBの処理を繰り返
せばよい。なお、カッタアセンブリ22は、カッタガイド
21を後方に傾斜させナイフブレード22dが退避している
間に適当なタイミングにおいて上昇限に復帰させてお
く。
以上の説明において、光電スイッチPSは、粗糸ボビン
B上の残粗糸の除去完了を検出してモータ31cを停止さ
せる。そこで、モータ31cは、光電スイッチPSに代え
て、適当な時間長の運転時間を設定するタイムスイッチ
を介して停止させてもよい。
また、回転ブラシ31は、エアシリンダ32bによって粗
糸ボビンBに押し付けられている。そこで、回転ブラシ
31の押付力は、エアシリンダ32bの駆動力によって任意
に設定することができる。また、エアシリンダ32bは、
粗糸ボビンBから残粗糸が剥ぎ取られ、その実効径が変
動しても、常に一定の押付力により回転ブラシ31を粗糸
ボビンBに押し付けることができる。
他の実施例 カッタアセンブリ22に搭載するナイフブレード22d
は、切欠き22e、22eを対称形に形成する円形刃としても
よい(第7図)。このときのナイフブレード22dは、ブ
ラケット22cに対し、固定ピン22f、止めねじ22gを介し
て取り付けることができ、一方の切欠き22eが粗糸ボビ
ンBのリング部B1に対向する位置で使用すれば、リング
部B1の直下の残粗糸も確実に切断することができる。ま
た、ナイフブレード22dを180゜回転させることによって
使用する刃先の位置を変更し、ナイフブレード22dの使
用可能期間を2倍に延長することができる。
以上の各実施例において、処理すべき粗糸ボビンB、
B…は、ボビン搬送装置BCのボビンハンガBHから吊り下
げたままで保持装置10を介して保持させているが、この
発明は、手動または自動により粗糸ボビンBをボビンハ
ンガBHから取り外し、その後、保持装置10に保持させて
使用してもよいものとする。ボビンハンガBHが回転不能
形であっても、何ら支障なく対処することができる。
さらに、保持装置10、カッタ装置20、回転ブラシ31
は、これらをユニットとしてボビン搬送装置BC上におけ
る粗糸ボビンB、B…の吊下げピッチに合わせて複数ユ
ニットを並設し、同時に複数本の粗糸ボビンB、B…の
並行同時処理を図ることもできる。1本当りの粗糸ボビ
ンBの実効処理時間をさらに短縮することができる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、保持装置
と、カッタ装置と、回転ブラシとを備え、保持装置によ
って回転自在に保持されている粗糸ボビン上の残粗糸を
カッタ装置によって切断し、回転ブラシを介して連続的
に剥ぎ取ることによって、残粗糸は、粗糸ボビンの1周
長ごとに短く切断されているので、所要除去処理時間を
著るしく短縮することができ、したがって、ボビン搬送
装置を使用する搬送ラインに組み入れるときにも、全体
としての搬送速度が不当に遅くなってしまうおそれが全
くないという優れた効果がある。
また、カッタ装置に搭載するナイフブレードは、刃先
を粗糸ボビンの周面に近接させて直線移動させることに
より、粗糸ボビン上の残粗糸を一挙に切断することがで
きるから、駆動機構が極めて簡単である上、保持装置
は、ボビンハンガに依存することなく粗糸ボビン回転自
在に保持するから、ボビンハンガを早期に破損させた
り、差動中の粗糸ボビンの高さ位置が不正確になったり
するおそれがなく、高い作動信頼性を容易に実現するこ
とができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は実施例を示し、第1図は要部分解
斜視説明図、第2図は一部切欠き全体側面説明図、第3
図は全体平面説明図、第4図は第2図の要部拡大分解説
明図、第5図は第2図の要部拡大動作説明図、第6図は
第2図のX−X線矢視断面説明図である。 第7図は、他の実施例を示す第4図相当図である。 B……粗糸ボビン B1……リング部 10……保持装置 11……固定ローラ 12……可動ローラ 14……回転ホルダ 20……カッタ装置 21……カッタガイド 22……カッタアセンブリ 22d……ナイフブレード 31……回転ブラシ 33……カバーダクト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗糸ボビンの両端部を回転自在に保持する
    保持装置と、該保持装置を介して保持する粗糸ボビン上
    の残粗糸を切断するカッタ装置と、該カッタ装置によっ
    て切断された粗糸ボビン上の残粗糸を剥ぎ取る回転ブラ
    シとを備えてなり、前記カッタ装置は、カッタガイドを
    介してナイフブレードを搭載し、該ナイフブレードは、
    刃先を粗糸ボビンの周面に近接させて、粗糸ボビンの全
    長に亘って直線移動することを特徴とする粗糸ボビンの
    残粗糸除去装置。
  2. 【請求項2】前記カッタガイドは、前記保持装置を介し
    て保持する粗糸ボビンに対して平行に起立し、前記ナイ
    フブレードは、前記カッタガイドに沿って上下動するカ
    ッタアセンブリに搭載することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の粗糸ボビンの残粗糸除去装置。
  3. 【請求項3】前記保持装置は、粗糸ボビンの下端部に挿
    脱する回転ホルダと、粗糸ボビンの上端のリング部に接
    して転動する固定ローラ、可動ローラとを備えることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の粗
    糸ボビンの残粗糸除去装置。
  4. 【請求項4】前記回転ブラシは、サクション装置に接続
    するカバーダクトを備えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれか記載の粗糸ボビンの
    残粗糸除去装置。
JP63067969A 1988-03-22 1988-03-22 粗糸ボビンの残粗糸除去装置 Expired - Lifetime JP2607907B2 (ja)

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