JPH0689504B2 - 連続スプレー染色の色替え方法 - Google Patents
連続スプレー染色の色替え方法Info
- Publication number
- JPH0689504B2 JPH0689504B2 JP1124762A JP12476289A JPH0689504B2 JP H0689504 B2 JPH0689504 B2 JP H0689504B2 JP 1124762 A JP1124762 A JP 1124762A JP 12476289 A JP12476289 A JP 12476289A JP H0689504 B2 JPH0689504 B2 JP H0689504B2
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- JP
- Japan
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- dyeing
- nozzle
- dyed
- liquid
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B1/00—Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
- D06B1/02—Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by spraying or projecting
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B11/00—Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B23/00—Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
- D06B23/30—Means for cleaning apparatus or machines, or parts thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばスライドファスナーチェーンあるいは
スライドファスナー用テープの如き長尺の被染物を連続
して送り、その間に所定区間ごとに色を替えてスプレー
染色する際に適用する染色の色替え方法に関する。
スライドファスナー用テープの如き長尺の被染物を連続
して送り、その間に所定区間ごとに色を替えてスプレー
染色する際に適用する染色の色替え方法に関する。
周知のように従来のスプレー染色は、一つのノズルより
染液を被染物に吹き付けるものである。ところで多品種
少量生産方式を導入する場合、長尺の被染物に対して所
定区間ごとに色を替えて染色されるが、その際色替えす
る区間ごとに、染色機の入口から出口までの長さを持つ
導布を介在しておき、染色を施して導布に至った時、ノ
ズルからの吹き付けを停止するが、機械をなお駆動して
導布の先端部が機械の出口に至った時に機械を停止す
る。そこで色替えするために、ノズル及びノズルへの染
液供給装置を洗浄し、他の色の染液と交換し、更に染色
機械の被染物ガイドを洗浄する作業を行うものである。
染液を被染物に吹き付けるものである。ところで多品種
少量生産方式を導入する場合、長尺の被染物に対して所
定区間ごとに色を替えて染色されるが、その際色替えす
る区間ごとに、染色機の入口から出口までの長さを持つ
導布を介在しておき、染色を施して導布に至った時、ノ
ズルからの吹き付けを停止するが、機械をなお駆動して
導布の先端部が機械の出口に至った時に機械を停止す
る。そこで色替えするために、ノズル及びノズルへの染
液供給装置を洗浄し、他の色の染液と交換し、更に染色
機械の被染物ガイドを洗浄する作業を行うものである。
上述の一つのノズルを持つ染色機械で色を替えて染色す
る場合、予め導布を取り付けておく必要があり、機械を
停止して洗浄などの作業を行う手間が掛かるものである
から、色替えに時間が掛かり非能率的であった。
る場合、予め導布を取り付けておく必要があり、機械を
停止して洗浄などの作業を行う手間が掛かるものである
から、色替えに時間が掛かり非能率的であった。
本発明は導布などの継ぎ材を用いること無く、また被染
物の送りを止めること無く自動的に色替えを可能とする
連続スプレー染色の色替え方法を提供することにある。
物の送りを止めること無く自動的に色替えを可能とする
連続スプレー染色の色替え方法を提供することにある。
本発明による解決手段は、ガイドに沿って連続走行して
いる被染物に、染液及び洗浄液を送る少なくとも一対の
液供給系に設けた各ノズルを交互に対向してスプレー染
色を施すが、染色を終了したノズルを被染物以外へ変向
すること。他のノズルで染色している間に、前記変向し
たノズル及びその系統の液供給系を洗浄した後に、新た
な染液を供給できるように待機していること。更にノズ
ルを被染物に交互に対向するための交換時中に生じた被
染物の非染色区間が、前記ガイドを通過する間に、ガイ
ドに付着した先の染液を除去して洗浄を施す方法によ
る。
いる被染物に、染液及び洗浄液を送る少なくとも一対の
液供給系に設けた各ノズルを交互に対向してスプレー染
色を施すが、染色を終了したノズルを被染物以外へ変向
すること。他のノズルで染色している間に、前記変向し
たノズル及びその系統の液供給系を洗浄した後に、新た
な染液を供給できるように待機していること。更にノズ
ルを被染物に交互に対向するための交換時中に生じた被
染物の非染色区間が、前記ガイドを通過する間に、ガイ
ドに付着した先の染液を除去して洗浄を施す方法によ
る。
一対の各ノズルを交互に被染物に対向して染液を吹き付
けるから、色替えが迅速に行われ、ノズルの交換時に生
じる非染色区間が短縮される。また吹き付けを終了した
ノズルが変向し、洗浄され、且つ新たな染液を噴射でき
るように待機するものであるから、長尺の被染物に所望
される複数種の色に染め分けが出来る。更に非染色区間
がガイドを通過する間に、ガイドに付着した染液を除去
することから、染め分けした当初の部分に先行する染液
が混入することがない。しかも上記各要件を含むことに
よって、長尺の被染物を連続に送ってしかも確実に色替
えすることが出来る。
けるから、色替えが迅速に行われ、ノズルの交換時に生
じる非染色区間が短縮される。また吹き付けを終了した
ノズルが変向し、洗浄され、且つ新たな染液を噴射でき
るように待機するものであるから、長尺の被染物に所望
される複数種の色に染め分けが出来る。更に非染色区間
がガイドを通過する間に、ガイドに付着した染液を除去
することから、染め分けした当初の部分に先行する染液
が混入することがない。しかも上記各要件を含むことに
よって、長尺の被染物を連続に送ってしかも確実に色替
えすることが出来る。
本発明による方法を具体化した装置によって説明する
が、第1図に図示する例は、カチオンダイアブルポリエ
スター繊維で織成または編成した長尺のテープよりなる
被染物Aを、カチオン染料を用い、常圧で、100℃のス
プレー染色を行うもので、四角い染液吹き付け室1に連
続して鈎形に屈折した発色室2を設け、長尺の被染物A
を一旦予熱乾燥室3内を通過してから染液吹き付け室1
へ下から挿入し、発色室2内を複数のガイド4を介して
発色室2の下よりウオターシール5を通じ、引出しロー
ル6によって送り出すものである。尚、予熱乾燥室3に
は120℃の乾燥した熱風を吹き込み、染液吹き付け室1
と発色室2内には蒸気噴出し口7,7′より蒸気を導入
し、100℃の湿熱を保持している。
が、第1図に図示する例は、カチオンダイアブルポリエ
スター繊維で織成または編成した長尺のテープよりなる
被染物Aを、カチオン染料を用い、常圧で、100℃のス
プレー染色を行うもので、四角い染液吹き付け室1に連
続して鈎形に屈折した発色室2を設け、長尺の被染物A
を一旦予熱乾燥室3内を通過してから染液吹き付け室1
へ下から挿入し、発色室2内を複数のガイド4を介して
発色室2の下よりウオターシール5を通じ、引出しロー
ル6によって送り出すものである。尚、予熱乾燥室3に
は120℃の乾燥した熱風を吹き込み、染液吹き付け室1
と発色室2内には蒸気噴出し口7,7′より蒸気を導入
し、100℃の湿熱を保持している。
前記発色室2では被染物Aを下から起立して送るように
なっており、その側方に染液Bを噴射する一対の各ノズ
ル8,9を、被染物Aに向かう横向きと下向きに交互に回
転可能に設けてあって、第2図図示のように、染液Bを
面状に且つ末広状に噴射するものであり、しかも被染物
A寄りのノズル8は矢印10のように下方へ回転する軌跡
で変向し、横に並ぶ他のノズル9は矢印11のように上方
へ回転する軌跡で変向するようになっている。ノズル8,
9は図面上それぞれ1個設けているが、被染物が巾広の
ものである時は、2個、3個複数設けても良い。また各
ノズル8,9に接続する各パイプ12,13の中間部に電磁弁1
4,15を介してバイパスドレン16,17を分岐して設けてい
る。更に染液吹き付け室1の下部にはV字状の溝18を有
し、その底にドレン19を備えている。
なっており、その側方に染液Bを噴射する一対の各ノズ
ル8,9を、被染物Aに向かう横向きと下向きに交互に回
転可能に設けてあって、第2図図示のように、染液Bを
面状に且つ末広状に噴射するものであり、しかも被染物
A寄りのノズル8は矢印10のように下方へ回転する軌跡
で変向し、横に並ぶ他のノズル9は矢印11のように上方
へ回転する軌跡で変向するようになっている。ノズル8,
9は図面上それぞれ1個設けているが、被染物が巾広の
ものである時は、2個、3個複数設けても良い。また各
ノズル8,9に接続する各パイプ12,13の中間部に電磁弁1
4,15を介してバイパスドレン16,17を分岐して設けてい
る。更に染液吹き付け室1の下部にはV字状の溝18を有
し、その底にドレン19を備えている。
前記一対の各ノズル8,9ごとに、染液Bと洗浄液Cを供
給する個々の各系統20,21に接続するもので、各液供給
系20,21はスプレー装置によって構成される。双方のス
プレー装置は同一であるからその一方のみ説明するが、
テーブル22上に染液タンク23と洗浄液タンク24とを載置
し、前記パイプ12,13の吸込み口が染液タンク23と洗浄
液タンク24内に交互に突入できるように、パイプ12,13
をシリンダー25で上下動し、そのシリンダー25を回転す
るか、あるいはテーブル22を回転して両タンク23,24に
交互に差し替えるものであり、またパイプ12,13の中間
部にポンプ26,レギュレーター27,蒸気による加熱部28を
順次介在してある。
給する個々の各系統20,21に接続するもので、各液供給
系20,21はスプレー装置によって構成される。双方のス
プレー装置は同一であるからその一方のみ説明するが、
テーブル22上に染液タンク23と洗浄液タンク24とを載置
し、前記パイプ12,13の吸込み口が染液タンク23と洗浄
液タンク24内に交互に突入できるように、パイプ12,13
をシリンダー25で上下動し、そのシリンダー25を回転す
るか、あるいはテーブル22を回転して両タンク23,24に
交互に差し替えるものであり、またパイプ12,13の中間
部にポンプ26,レギュレーター27,蒸気による加熱部28を
順次介在してある。
従って被染物Aを連続的に走行する間に、一方のノズル
8を被染物Aに対向してスプレー染色を施し、その間に
他のノズル9を下方のドレン19に向けて、液供給系21よ
り供給した洗浄液Cによってその系列を洗浄する。その
際バイパスドレン17を開放することにより、大半の洗浄
液Cがバイパスドレン17を通じて流出し、しかもノズル
9よりも流出するため、ノズルのみより流出するものよ
り遥かに迅速に短時間で洗浄することが出来る。この洗
浄作業を終了する前に、先行する染液とは他の色の染液
タンク23と交換しておき、洗浄後取り替えた染液タンク
23内にパイプ13の吸込み口を挿入し、且つバイパスドレ
ン17を閉鎖しておくことにより、次期の染色が出来るよ
うに待機状態となる。そこで色替えする時には、先行し
て噴射していたノズル8を下方へ向きを変え、一方下に
向いていたノズル9を被染物Aに対向して染液Bを噴射
することにより色替えして染色することが出来る。
8を被染物Aに対向してスプレー染色を施し、その間に
他のノズル9を下方のドレン19に向けて、液供給系21よ
り供給した洗浄液Cによってその系列を洗浄する。その
際バイパスドレン17を開放することにより、大半の洗浄
液Cがバイパスドレン17を通じて流出し、しかもノズル
9よりも流出するため、ノズルのみより流出するものよ
り遥かに迅速に短時間で洗浄することが出来る。この洗
浄作業を終了する前に、先行する染液とは他の色の染液
タンク23と交換しておき、洗浄後取り替えた染液タンク
23内にパイプ13の吸込み口を挿入し、且つバイパスドレ
ン17を閉鎖しておくことにより、次期の染色が出来るよ
うに待機状態となる。そこで色替えする時には、先行し
て噴射していたノズル8を下方へ向きを変え、一方下に
向いていたノズル9を被染物Aに対向して染液Bを噴射
することにより色替えして染色することが出来る。
ところで、色替え動作中においても被染物Aが複数のガ
イド4によって発色室2内を走行しているもので、色替
えした際にガイド4に付着していた先行する染液Bが被
染物Aの色替えされた部分に混入するため、色替えごと
にガイド4を洗浄する必要がある。その手段は発色工程
の前半と後半とで異にしている。
イド4によって発色室2内を走行しているもので、色替
えした際にガイド4に付着していた先行する染液Bが被
染物Aの色替えされた部分に混入するため、色替えごと
にガイド4を洗浄する必要がある。その手段は発色工程
の前半と後半とで異にしている。
前半の洗浄手段は、発色室2内に設けた主ロール29と発
色室2外に設けた副ロール30間に無端ベルト状のライナ
ー31を掛け、主副両ロール29,30の何ずれかに回転駆動
力を伝達し、副ロール30に対向して洗浄ノズル32を対設
しておく。そこで染色中はライナー31を停止しておき、
被染物Aのノズル8,9を交換する間に生じる非染色区間
がガイド4を通過する間に、ライナー31を全体の半分の
区間回転して、清浄な部分が発色室2内の主ローラ29を
覆うようになし、しかもその回転中に洗浄ノズル32によ
って付着している染液Bを除去する。尚上記運転による
ことなく、染色中はライナー31を回転しておき、色替え
の指令に先立って一定時間洗浄ノズル32を作用させて洗
浄し、その後色替えをするようにしても良い。
色室2外に設けた副ロール30間に無端ベルト状のライナ
ー31を掛け、主副両ロール29,30の何ずれかに回転駆動
力を伝達し、副ロール30に対向して洗浄ノズル32を対設
しておく。そこで染色中はライナー31を停止しておき、
被染物Aのノズル8,9を交換する間に生じる非染色区間
がガイド4を通過する間に、ライナー31を全体の半分の
区間回転して、清浄な部分が発色室2内の主ローラ29を
覆うようになし、しかもその回転中に洗浄ノズル32によ
って付着している染液Bを除去する。尚上記運転による
ことなく、染色中はライナー31を回転しておき、色替え
の指令に先立って一定時間洗浄ノズル32を作用させて洗
浄し、その後色替えをするようにしても良い。
また、後半の洗浄手段は、第3図と第4図及び第5図に
示しているように、ガイド4をロールで構成し、これに
水切りロール33を圧接して設け、両ロール間に向かって
洗浄液Cを吹き付けるように洗浄ノズル32を対設してお
き、しかも下方に受け樋34を設けておく。そこで前述の
被染物Aの非染色区間が通過する間に、洗浄液を吹き付
けてガイド4を洗浄する。尚、その洗浄にあたっては、
100℃の熱水を用いることが発色室2の雰囲気条件を保
持する上で好ましい。また、前記前半の洗浄手段とし
て、第6図図示の如く、後半の例と同様に、ガイド4を
ロールで構成し、これに水切りロール33を圧設し、受け
樋34を設けたものであっても良い。
示しているように、ガイド4をロールで構成し、これに
水切りロール33を圧接して設け、両ロール間に向かって
洗浄液Cを吹き付けるように洗浄ノズル32を対設してお
き、しかも下方に受け樋34を設けておく。そこで前述の
被染物Aの非染色区間が通過する間に、洗浄液を吹き付
けてガイド4を洗浄する。尚、その洗浄にあたっては、
100℃の熱水を用いることが発色室2の雰囲気条件を保
持する上で好ましい。また、前記前半の洗浄手段とし
て、第6図図示の如く、後半の例と同様に、ガイド4を
ロールで構成し、これに水切りロール33を圧設し、受け
樋34を設けたものであっても良い。
本発明による連続スプレー染色の色替え方法によれば、
少なくとも一対のノズルを交互に連続走行する被染物に
対向して色替えしてスプレー染色を行い、スプレー染色
を終了したノズル及びその液供給系を、他のノズルで染
色している間に洗浄すると共に、新たな染液を噴射でき
るように待機させておくため、ノズルの交換が即座に行
われ、しかも交換と同時に染液を噴射することが出来、
色替え操作中に被染物が走行していても、取替え中に進
む非染色区間の長さが僅かであり、無駄な部分を最少に
して色替えすることが出来る。
少なくとも一対のノズルを交互に連続走行する被染物に
対向して色替えしてスプレー染色を行い、スプレー染色
を終了したノズル及びその液供給系を、他のノズルで染
色している間に洗浄すると共に、新たな染液を噴射でき
るように待機させておくため、ノズルの交換が即座に行
われ、しかも交換と同時に染液を噴射することが出来、
色替え操作中に被染物が走行していても、取替え中に進
む非染色区間の長さが僅かであり、無駄な部分を最少に
して色替えすることが出来る。
また、前記被染物を走行するためのガイドに被染物の非
染色区間が通過する間に、ガイドに付着した染液を洗浄
液によって除去するため、色替えしても先行する染液が
次位の染め部分に混入する恐れがなくなる。
染色区間が通過する間に、ガイドに付着した染液を洗浄
液によって除去するため、色替えしても先行する染液が
次位の染め部分に混入する恐れがなくなる。
更に、一対のノズルを交互に対向すること、洗浄して新
たな染液を噴射できるように待機していること、及びガ
イドを洗浄して色替えした部分を案内できることの各工
程を満足することにより、被染物を停止することなく連
続して走行することが可能となり、長尺の被染物に対し
て複数に色替えして染色する能率を飛躍的に向上するも
のであり、しかも自動化できるものである。
たな染液を噴射できるように待機していること、及びガ
イドを洗浄して色替えした部分を案内できることの各工
程を満足することにより、被染物を停止することなく連
続して走行することが可能となり、長尺の被染物に対し
て複数に色替えして染色する能率を飛躍的に向上するも
のであり、しかも自動化できるものである。
第1図は本発明による連続スプレー染色の色替え方法を
実施できる装置の大要を示す断面図、第2図はスプレー
染色を行っている状態を示す斜視図、第3図は下側ガイ
ドの洗浄状況を示す斜視図、第4図は同じく側面図、第
5図は上側ガイドの洗浄状況を示す斜視図、第6図はス
プレー染色が行われている近辺のガイドにおける洗浄状
況の他の例を示す斜視図である。 A……被染物、B……染液、C……洗浄液 1……染液吹き付け室、2……発色室 3……予熱乾燥室、4……ガイド 6……引出しロール、7,7′……上記噴出し口 8,9……ノズル、14,15……電磁弁 19……ドレン、20,21……液供給系 23……染液タンク、24……洗浄液タンク 26……ポンプ、28……加熱部 31……ライナー、32……洗浄ノズル 33……水切りロール、34……受け樋
実施できる装置の大要を示す断面図、第2図はスプレー
染色を行っている状態を示す斜視図、第3図は下側ガイ
ドの洗浄状況を示す斜視図、第4図は同じく側面図、第
5図は上側ガイドの洗浄状況を示す斜視図、第6図はス
プレー染色が行われている近辺のガイドにおける洗浄状
況の他の例を示す斜視図である。 A……被染物、B……染液、C……洗浄液 1……染液吹き付け室、2……発色室 3……予熱乾燥室、4……ガイド 6……引出しロール、7,7′……上記噴出し口 8,9……ノズル、14,15……電磁弁 19……ドレン、20,21……液供給系 23……染液タンク、24……洗浄液タンク 26……ポンプ、28……加熱部 31……ライナー、32……洗浄ノズル 33……水切りロール、34……受け樋
Claims (1)
- 【請求項1】ガイド(4)に沿って連続走行している被
染物(A)に、染液(B)及び洗浄液(C)を送る少な
くとも一対の液供給系(20,21)に設けた各ノズル(8,
9)を交互に対向してスプレー染色を施し、染色を終了
したノズルを被染物以外へ変向し、他のノズルで染色し
ている間に、前記変向したノズル及びその系統の液供給
系を洗浄した後に、新たな染液を供給できるように待機
させ、更にノズルを被染物に交互に対向するための交換
時中に生じた被染物の非染色区間が、前記ガイドを通過
する間に、ガイドに付着した先の染液を除去する洗浄を
施すことを特徴とする連続スプレー染色の色替え方法
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124762A JPH0689504B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 連続スプレー染色の色替え方法 |
AU54609/90A AU616115B2 (en) | 1989-05-18 | 1990-05-01 | Method of continuous changing dye-colour in spray dyeing |
CA002015906A CA2015906C (en) | 1989-05-18 | 1990-05-02 | Method of continuous changing dye-colour in spray dyeing |
ES90108619T ES2045633T3 (es) | 1989-05-18 | 1990-05-08 | Metodo de cambio continuo de color del colorante en la tintura por rozamiento. |
EP90108619A EP0398126B1 (en) | 1989-05-18 | 1990-05-08 | Method of continuous changing dye-colour in spray dyeing |
DE90108619T DE69003303T2 (de) | 1989-05-18 | 1990-05-08 | Verfahren zum kontinuierlichen Verändern des Färbebades in einer Färbedüseneinrichtung. |
PH40502A PH27518A (en) | 1989-05-18 | 1990-05-10 | Method of continuous changing dye-color in spray dyeing |
US07/522,975 US5081731A (en) | 1989-05-18 | 1990-05-14 | Method of continuous changing dye-color in spray dyeing |
FI902395A FI90095C (fi) | 1989-05-18 | 1990-05-14 | En metod foer att kontinuerligt byta ut faergningsfaerg vid sprutmaolning |
KR1019900007053A KR920003943B1 (ko) | 1989-05-18 | 1990-05-17 | 분무 염색시 염료 색깔을 연속 교체하는 방법 |
MYPI90000792A MY106711A (en) | 1989-05-18 | 1990-05-17 | Method of continuous changing dye-color in spray dyeing. |
BR909002413A BR9002413A (pt) | 1989-05-18 | 1990-05-18 | Metodo de alterar continuamente a cor do corante na tintura por pulverizacao |
ZA903844A ZA903844B (en) | 1989-05-18 | 1990-05-18 | Method of continuous changing dye-colour in spray dyeing |
HK75497A HK75497A (en) | 1989-05-18 | 1997-06-05 | Method of continuous changing dye-colour in spray dyeing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124762A JPH0689504B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 連続スプレー染色の色替え方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02307960A JPH02307960A (ja) | 1990-12-21 |
JPH0689504B2 true JPH0689504B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14893484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1124762A Expired - Fee Related JPH0689504B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 連続スプレー染色の色替え方法 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5081731A (ja) |
EP (1) | EP0398126B1 (ja) |
JP (1) | JPH0689504B2 (ja) |
KR (1) | KR920003943B1 (ja) |
AU (1) | AU616115B2 (ja) |
BR (1) | BR9002413A (ja) |
CA (1) | CA2015906C (ja) |
DE (1) | DE69003303T2 (ja) |
ES (1) | ES2045633T3 (ja) |
FI (1) | FI90095C (ja) |
HK (1) | HK75497A (ja) |
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