JPH06322647A - 高速編み機のヤーン供給方法と装置 - Google Patents

高速編み機のヤーン供給方法と装置

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JPH06322647A
JPH06322647A JP6090195A JP9019594A JPH06322647A JP H06322647 A JPH06322647 A JP H06322647A JP 6090195 A JP6090195 A JP 6090195A JP 9019594 A JP9019594 A JP 9019594A JP H06322647 A JPH06322647 A JP H06322647A
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JP
Japan
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drive
capstan
processing station
central axis
knitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6090195A
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English (en)
Inventor
Howard Morris Paul
ハウワード モリス ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPH06322647A publication Critical patent/JPH06322647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/42Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration
    • D04B9/44Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration elongated tubular articles of small diameter, e.g. coverings for cables
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/48Thread-feeding devices
    • D04B15/482Thread-feeding devices comprising a rotatable or stationary intermediate storage drum from which the thread is axially and intermittently pulled off; Devices which can be switched between positive feed and intermittent feed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撚り線材料を均等かつ均一に供給経路に沿っ
て加工ステーションへ供給する。 【構成】 撚り線材料(700)を、供給パッケージ
(540)のバンクから編みヘッド(150)へ延びる
供給経路に沿って、供給するシステムが、編みヘッドの
駆動ユニット(620)のバンクを用い、この駆動ユニ
ットは、撚り線の区間を整合させ、均等に緊張にさせ
る。撚り線材料の供給は、供給パッケージのバンク、駆
動ユニットのバンク、編みヘッド、供給経路の配列のす
べてが、軸線(175)の回りで回転する間に行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の、ヤーンのよう
な撚り線材料を供給経路の配列に沿って加工ステーショ
ンに、加工ステーションを通して延びる中心軸線の周り
で供給経路の配列が回転されている選定された速度とは
無関係に制御される均一な供給速度を供給するために、
同調して作動させられる複数の確動型駆動ユニットを用
いることに関する。特に、本発明に関しているのは、ヤ
ーンのような撚り線材料の回転する配列を加工ステーシ
ョンに供給しており、そこでは撚り線が、ほぼ連続的に
加工ステーションに供給された上でそこを通過するホー
スコアの周りで編まれ、それにより、補強材料でできた
ほぼ連続的なジャケットを形成するという編み機であっ
て、a)フレーム手段、すなわち、直立の構造体を含ん
でいて、その直立の構造体が、支持面上に位置してい
て、両側の第1と第2の直立の端部組立体を提供してお
り、それら端部組立体は相互間に間隔をおいており、上
側と下側のフレーム部材によって剛性的に相互に結合さ
れており、その上側と下側のフレーム部材は、それぞ
れ、機械の中心軸線の上方と下方にあり、その中心軸線
は、第1と第2の端部組立体によってそれぞれが限定さ
れている第1と第2の揃った開口のほぼ中央を通ってい
る、フレーム手段と、b)中心軸線の周りでほぼ同心的
に延びていて、両側の第1と第2の端部組立体の近くに
位置した第1と第2すなわち両側の端部領域を有してい
る管状の手段であって、フレーム手段と相対的に中心軸
線の周りで回転するようにフレーム手段に結合されてお
り、第1の端領域は、ホースコア材料がほぼ中心軸線に
沿って移動している間にそのホースコア材料が通過して
供給され得るところの一つの開口を限界しており、管状
の手段の第2の端部領域の近くにおいては、編み機の運
転の間にホースコア材料が動いて来た上で通過するとこ
ろの、編み機の加工ステーションが限定されている、と
いう管状の手段と、c)管状の手段に、それの両側の端
部領域の一方の近くにおいて結合されていて、複数の編
み針を含んでいる編み手段であって、それら編み針は、
編み機の加工ステーションの中へ延びていて、加工ステ
ーションに供給されている複数のヤーンのような撚り線
材料を編むための、中心軸線の周りでの管状の手段の選
定された回転運動に応答して往復運動を実行し、それに
より、編み機の運転の間には、ホームコアのある部分が
加工ステーションを通過するときに、ホームコアのその
部分の周りに、補強材料でできたほぼ連続的な編まれた
ジャケットを形成する、編み手段と、d)管状の手段に
結合されている撚り線供給パッケージ支持手段、すなわ
ち、少なくとも1バンクの撚り線供給パッケージを収容
しており、その撚り線供給パッケージのバンクを中心軸
線の周りで回転させ、編み機の運転の間には、ヤーンの
ような撚り線材料が、供給パッケージから払い出され
て、個々の供給経路に沿って加工ステーションに供給さ
れるようにする撚り線供給パッケージ支持手段と、e)
機械の運転の間に、回転している撚り線供給パッケージ
のバンクから繰り出された撚り線を受け入れ、回転して
いる撚り線の配列を、均等/均一そして同時的に加工ス
テーションに供給するための撚り線供給手段であって、
i)環状の取り付け手段、すなわち、加工ステーション
のほぼ近くの位置において中心軸線の周りでほぼ同心的
に延びていて、中心軸線の周りでの撚り線供給パッケー
ジ支持手段の回転に同調して管状の手段と共に中心軸線
の周りで回転するように管状の手段に結合されており、
撚り線供給パッケージから繰り出された撚り線が、供給
パッケージのバンクから加工ステーションへ移動して供
給されるときに沿うところの、個別の供給経路の配列
の、少なくともある部分を限定する、環状の取り付け手
段と、ii)確動型駆動手段、すなわち、前記の環状の取
り付け手段に、それと一緒の中心軸線の周りで回転する
ように結合されている複数の確動型駆動ユニットを含ん
でいて、それら確動型駆動ユニットの各々は、個別の一
つの撚り線供給経路に沿って位置していて、その確動型
駆動ユニットの各々のものは、前記の構造体と相対的に
個別のキャプスタン軸線の周りで回転可能なキャプスタ
ンを含んでおり、キャプスタンの各々のものは、概して
円筒系の撚り線収容形状部分を限定していて、その撚り
線収容形状部分は、それに組み合う撚り線供給経路に位
置されて、組み合う相手の供給経路に沿って供給される
撚り線の緊張した巻き付けを受けることで個別の一つの
供給経路に組み合っている、確動型駆動ユニットと、ii
i )キャプスタン回転手段、すなわち、キャプスタン
を、それぞれのキャプスタン軸線の周りで同時的に回転
させ、これにより、すべてのキャプスタンを同時的に、
組み合う相手のキャプスタンの撚り線収容形状部分の周
りの撚り線の巻き付きの滑りなしに駆動することによっ
て、各々のキャプスタンの各々のものから加工ステーシ
ョンへ延びている撚り線の区間の、均等/均一そして同
時的な供給を行わせる、キャプスタン回転手段を含んで
いる撚り線供給手段を含んでいる編み機である。
【0002】
【従来の技術】高圧の流体を輸送するために用いられる
タイプの補強入りのホースの普通の製造において、一つ
のよく知られたプロセスは、ホースの“内側チューブ”
すなわち“コア”部分を、ゴムのような材料でもって形
成することから始まっている。コアは、編み機の“編み
ヘッド”と言われるものの中央を通って延びている移動
経路に沿って、長さ方向に供給される。コアのある部分
が連続的に編みヘッドを通って動くときには、複数のカ
ム動作の編み針が一連の相対的運動を実行することによ
り、ヤーンのような練り線材料を編んで、コアの外表面
の回りに、緊張して付与された補強材料のウェブすなわ
ちジャケットを形成する。
【0003】普通には、ゴムのような“外管”材料つま
り“被覆”材料での追加の層を、撚り線で補強されたコ
アの回りに延びるように押し出す。ある場合には、さら
にもう一つの編まれた補強材料の層であるジャケットを
付与するべく、被覆された後の撚り線で補強されたコア
を再度編み機を通して供給して、それから、普通には、
さらにゴムのような被覆材料の層を付与する。もし、コ
アと被覆層を形成するために用いられる材料のゴムであ
るときは、被覆されたホースを、加硫プロセスを通して
処理し、製造を完了する。
【0004】編み機の加工ステーションにおいて、編ま
れた補強材料のジャケットを形成するための編みヘッド
によって編まれる撚り線は、典型的には、1ダースまた
はより多くのヤーンの撚り線を含んでいて、それらヤー
ンの撚り線の各々のものは、個別の供給パッケージから
加工ステーションに、個別の供給経路に沿って供給され
る。供給経路を限定するために、種々の形の適当な案内
手段が用いられており、ある案内用形状は他のものより
複雑であるが、案内手段のすべてのものが、線通しが可
能な限り簡単であるような形状にされている。何故なら
ば、使い果たしたヤーン供給パッケージを交換すると
か、破断したヤーンの撚り線を交換することのために編
み機の“線通し”または“再度の線通し”して消費され
る時間は、機械の“休止時間”を意味し、それは、生産
性を極度に制約するものである。編み機の運転において
は、機械の“休止時間”を最小にすることは、恐らく、
高品質の製品が生産されるように撚り線が編みヘッドに
適切に供給されてそこで編まれることを確実にするとい
う目的だけがより重要であるような目的である。
【0005】撚り線材料を、供給パッケージから編みヘ
ッドまで、供給経路の配列に沿って供給するためには、
撚り線材料が、各々の供給パッケージから払い出されて
各々が線通しされた供給経路に沿って動くことのために
十分な張力をそれら撚り線材料に付与することが必要で
ある。多くの編み機は、そのような張力を得るについ
て、編み針の周期的運動に全面的に頼っている。しか
し、その方式は数多の欠点を有している。
【0006】供給パッケージから編みヘッドまで、撚り
線を緊張させて供給するために編み機の針を利用するこ
とから生ずる一つの欠点は、ヤーンをその供給パッケー
ジから払い出してそれを適正に線通しされた供給経路に
沿って供給するために編み機の針が付与するべき張力
は、平均的に言って、重要なもう一つの目的、すなわ
ち、正規性があって無駄がない所望の編みパターンが得
られるような適正な針の動きが起こることとなるよう
に、針と、針と共に働くカムや案内部材のような組み合
う部材の稼働寿命を最大にするという目的、と相容れる
よりも大きい。
【0007】撚り線を緊張させて供給することのために
編み機の針を利用することから生ずるもう一つの欠点
は、ヤーンの撚り線の各々のものがそれに組み合った供
給経路に沿って供給される故に、撚り線がその供給パッ
ケージから払い出されるときにその撚り線にかかる張力
が、かなり変動することにある。撚り線が、各々の供給
パッケージから払い出されて各々の線通しされた供給経
路に沿って供給されることに抵抗しようとする程度は、
時々刻々、不規則に変動するので、編み機の種々の針に
かかって来る張力の大きさの最大値と大きさの急激な変
動とが原因となって、編み機の構成部分の不当な摩耗や
破損が起こり、場合によっては、整備、補修、および、
破断した撚り線の再度の線通しを行うために必要な“休
止時間”を機械にもたらし、それにより、大いに生産性
が低減される。
【0008】撚り線の張力と撚り線の供給速度の変動に
起因する不都合な効果があって、そのような不都合な効
果が、編み機が高速で運転されるほど激しくなる故に、
しばしば、編み機が連続して信頼性をもって運転され得
る速度は、もし良好な編み機の生産性が維持されるべき
であるならば、所望されるよりもずっと大きい程度に遅
くされなければならない。もし、補強されたホースの生
産の過度に高い速度が試みられるならば、針の破損、撚
り線の破断、そしてその結果としての、編み機の整備/
補修や、破損/破断した針の撚り線の交換のために必要
な“休止時間”が、生産性を高めるどころか低減させ
る、ということが知られている。
【0009】ホースのコアが編みヘッドの中央を通って
動くときに、そのホースのコアが沿って移動するところ
の中心軸線の回りで回転することのない編みヘッドを利
用することによってでも、補強材料の中において、多種
の所望のタイプの編みパターンが形成され得るが、コア
が編みヘッドの中央を通って動くときにコアと相対的な
編みヘッドの回転運動がある場合にのみ実現できるよう
な、幾つかの望ましい編みパターンがある。例えば、螺
旋形の編みパターンは、コアが編みヘッドの中央を通っ
て動くときに編みヘッドとコアの間で相対的回転運動が
起こる場合にのみ作られ得る。
【0010】そのような相対的回転運動を、コアを編み
ヘッドの中心軸線の回りで回転させることによって起こ
させることが、不可能ではないとしても、ほとんど実用
に適しない故、必要な相対的回転は、普通には、コアを
編みヘッドの中央を通して移動するときに、そのコアが
沿って供給されるところの中心軸線の回りで、編みヘッ
ドとそれに付帯した撚り線供給/案内システムの構成部
分を回転させることによって得なければならない。特
に、ホースのコアを形成するために非回転型の押し出し
装置が用いられて、そのコアが、コアが押出機から出て
きたところより下流に位置した編み機に供給されるとい
う連続的なホース製造プロセスにおいては、螺旋形の編
みパターンを作るために用いられ得る唯一の考えられる
方法は、コアを編みヘッドの中央を通って移動すると
き、そのコアが沿って行くところの経路の回りで、編み
ヘッドとそれに付帯した撚り線供給/案内システムの構
成部分を回転させることである。
【0011】編みヘッドとそれに組み合った撚り線供給
/案内用構成部分を回転させることは、もし、所望の編
み機の性能と妥当な生産性が得られるべきであるなら
ば、注意深い検討を要する幾多の事柄である。良好な生
産性が得られるべきである場合に達成されることが必要
な、中心軸線の回りでの撚り線案内/供給システムの構
成部分と撚り線供給経路の回転速度は、600回/分よ
り高く、望ましくは600〜1400回/分の回転速度
である。回転速度は、ホースのコア材料が加工ステーシ
ョンを通して供給される速度をより高くされるならば、
編み針は周期的往復運動を遂行する速度も、それら編み
針が遂行する編み機能をより迅速に発揮するように、よ
り高くされる。
【0012】供給システムの回転速度が600〜140
0回/分であるときは、編み針は、対応するように高い
速度、すなわち、約3000〜約6000ストローク/
分の範囲内の速度で作動させられるのが望ましい。しか
し、従来提案された撚り線供給/案内システムの提案の
場合、供給システムの回転速度が600〜1400回/
分の範囲内へと高められた場合に論理的に得られる望ま
しい生産性は、実際に達成されておらず、ましてや、妥
当な時間長さに亘って維持されていない。障害として眼
前にあった主たる制約要因は、約300〜約6000ス
トローク/分の間という針の行程速度が、達成されるだ
けでなく長い生産運転の間に亘って維持されるようにし
て、回転している撚り線の配列を編みヘッドに適切に供
給する、という困難性であった。編み機の針に至るヤー
ンの撚り線の不規則な緊張と不均一な供給が、それに起
因して針や撚り線の破損/破断が起こり、また、針とそ
れに組み合ったカムや案内用構成成分で過度の摩耗/引
っ掻きが起こったことの故に、障害として眼前にあっ
た。
【0013】編みヘッドとそれに付帯する撚り線供給/
案内用構成部分が、約600回/分程度の速度で回転さ
せられた場合でも考慮に入れておくべき問題の中に、編
み機の構成部分だけでなく各々の所定の供給経路に沿っ
て延びている撚り線材料の区間にも課せられる。回転に
よる遠心力と風損荷重がある。もし、遠心力と風損荷重
によって起こされる問題が、編みヘッドに至る撚り線の
不規則な緊張と不均一な供給によって起こされる問題に
加わったならば、過度な構成部分の摩耗/破損が、過度
の撚り線の破断と共に結果として起こる傾向にある。さ
らに、同時に編み針の運動速度を、約1000ストロー
ク/分から約3000〜約6000ストローク/分の範
囲内のどこかまで高めることによって、適切な高速の編
み機の運転を試みるならば、編みヘッドに至る撚り線の
不規則な緊張と不均一な供給に起因する問題はさらに深
刻になり、その結果、機械の補修および/または破断し
た撚り線の交換を必要とする“休止時間”同士の間に、
意味ある長さの生産運転がほとんど行われ得ないという
ことになる。さらに、結果としてできる製品の品質が、
編みのパターンの中に現れる変動/乱れの故に、受入れ
られないものになる傾向がある。
【0014】従来、撚り線が編み針に影響を及ぼす張力
を適当に減らすために、回転する撚り線供給経路に沿っ
て設置された補助的供給装置の配列を駆動し運転を整え
るような、高度に信頼性あるシステムの、積年のニーズ
があったが、そのニーズに対処する適当な、簡単で信頼
性のある機械的、電気的、または電気・機械的なシステ
ムは一つも提案されなかった、比較的に高い速度、すな
わち、供給システムの構成部分の回転は典型的には約6
00〜役1400回/分の範囲内、編み針の行程速度は
約3000〜約6000ストローク/分の範囲内にある
という比較的高い速度で、連続して信頼性をもって運転
され得る編み機を提供することの望ましさが認められて
いたが、そのような機械を提供するに至る道において真
正面にあった制約要因は、かなりの遠心力や風損荷重を
受けても信頼性をもって機能し、機械の加工ステーショ
ンを通って比較的に高速で移動しているホースのコアの
回りに補強材料のウェブが形成されているときに、針
が、選定された編みパターンを正確かつ首尾一貫して実
現し得るような、編みヘッドの針に至る回転中の補強材
料の撚り線の配列の制御された供給を同調して行わせる
ような、撚り線補給/案内/供給システムが必要になる
ことにあった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一つの、確
動型の供給装置の配列、すなわち、編み機の加工ステー
ションに送給されるべく供給パッケージから払い出され
ているときのヤーンのような撚り線材料が沿って供給さ
れるところの供給経路の配列の各々のものを、二つの力
的に縁切りされたセグメントに分割し、個別の供給経路
の各々のものが力的に縁切りされたセグメントに分割さ
れることにより、供給パッケージから払い出されつつあ
る撚り線の区間において起こる不規則な張力が、加工ス
テーションに至っている区間に伝達されないように縁切
りされることとなるようにする確動型の供給装置の配列
を利用することとし、加工ステーションが受け取られる
撚り線の区間において均一な供給速度が実現し、それに
より、加工ステーションを通って動いているホースのコ
アの回りで高度に均一な編みのパターンが形成されるこ
とが可能になると共に、その編みパターンの高速での編
みが行われて、しかも、針と撚り線の破損/破断は最小
であり、針にかかる荷重は、針と、針が編みの機能を発
揮できるように針とともに働くカムや案内用構成部分の
有効稼働寿命を最大にするような荷重であるということ
が可能になるように、その確動型の供給装置の作動が整
合されるようにした。新規な改善されたシステムを提供
することによって、前述およびその他のニーズおよび従
来技術の欠点に対処している。
【0016】
【課題を解決するための手段】望ましい適用法におい
て、本発明の一つの局面は編み機の提供であって、その
編み機は、ヤーンのような撚り線材料の回転する配列を
加工ステーションに供給しており、そこでは撚り線が、
ほぼ連続的に加工ステーションに供給された上でそこを
通過するホースコアの回りで編まれ、それにより、補強
材料でできたほぼ連続的なジャケットを形成するという
編み機であって、a)フレーム手段、すなわち、直立の
構造体を含んでいて、その直立の構造体が、支持面上に
位置していて、両側の第1と第2の直立の端部組立体を
提供しており、それら端部組立体は相互間に間隔をおい
てあって、上側と下側のフレーム部材によって剛性的に
相互結合されており、その上側と下側のフレーム部材
は、それぞれ、機械の中心軸線の上方と下方にあり、そ
の中心軸線は、第1と第2の両側の端部組立体によって
それぞれが限定されている第1と第2の揃った開口のほ
ぼ中央を通っている、というフレーム手段と、b)中心
軸線の周りでほぼ同心的に延びていて、第1と第2つま
り両側の端部組立体の近くに位置した第1と第2つまり
両側の端部領域を有している管状の手段であって、フレ
ーム手段と相対的に中心軸線の周りで回転するようにフ
レーム手段に結合されており、第1の端領域は、ホース
コア材料がほぼ中心軸線に沿って移動している間にその
ホースコア材料が通過して供給され得るところの一つの
開口を限界しており、管状の手段の第2の端部領域の近
くにおいては、編み機の運転の間にホースコア材料が動
いて来た上で通過するところの、編み機の加工ステーシ
ョンが限定されている、という管状の手段と、c)管状
の手段に、それの両側の端部領域の一方の近くにおいて
結合されていて、複数の編み針を含んでいる編み手段で
あって、それら編み針は、編み機の加工ステーションの
中へ延びていて、加工ステーションに供給されている複
数のヤーンのような撚り線材料を編むための、中心軸線
の周りでの管状の手段の選定された回転運動に応答して
往復運動を実行し、それにより、編み機の運転の間に
は、ホームコアのある部分が加工ステーションを通過す
るときに、ホームコアのその部分の周りに、補強材料で
できたほぼ連続的な編まれたジャケットを形成する、と
いう編み手段と、d)管状の手段に結合されている撚り
線供給パッケージ支持手段、すなわち、少なくとも1バ
ンクの撚り線供給パッケージを収容しており、その撚り
線供給パッケージのバンクを中心軸線の周りで回転さ
せ、編み機の運転の間には、ヤーンのような撚り線材料
が、供給パッケージから払い出されて、個々の供給経路
に沿って加工ステーションに供給されるようにする撚り
線供給パッケージ支持手段と、e)機械の運転の間に、
回転している撚り線供給パッケージのバンクから払い出
された撚り線を受け入れ、回転している撚り線の配列
を、均等/均一そして同時的に加工ステーションに供給
するための撚り線供給手段であって、i)環状の取り付
け手段、すなわち、加工ステーションのほぼ近くの位置
において中心軸線の周りでほぼ同心的に延びていて、中
心軸線の周りでの撚り線供給パッケージ支持手段の回転
に同調して管状の手段と共に中心軸線の周りで回転する
ように管状の手段に結合されており、撚り線供給パッケ
ージから払い出された撚り線が、供給パッケージのバン
クから加工ステーションへ移動して供給されるときに沿
うところの、個別の供給経路の配列の、少なくともある
部分を限定するという、環状の取り付け手段と、ii)確
動型駆動手段、すなわち、前記の環状の取り付け手段
に、それと一緒の中心軸線の周りで回転するように結合
されている複数の確動型駆動ユニットを含んでいて、そ
れら確動型駆動ユニットの各々のものは、個別の一つの
撚り線供給経路に沿って位置していて、その確動型駆動
ユニットの各々は、前記の構造体と相対的に個別のキャ
プスタン軸線の周りで回転可能なキャプスタンを含んで
おり、キャプスタンの各々のものは、概して円筒形の撚
り線収容形状部分を限定していて、その撚り線収容形状
部分は、それに組み合う撚り線供給経路に位置されて、
組み合う相手の供給経路に沿って供給される撚り線の緊
張した巻き付きを受けるということで個別の一つの供給
経路に組み合っている、という確動型駆動手段と、iii
)キャプスタン回転手段、すなわち、キャプスタン
を、それぞれのキャプスタン軸線の周りで同時的に回転
させ、それにより、すべてのキャプスタンを同時的に、
組み合う相手のキャプスタンの撚り線収容形状部分の周
りの撚り線の巻き付きの滑りなしに駆動することによっ
て、各々のキャプスタンの各々のものから加工ステーシ
ョンへ延びている撚り線の区間の、均等/均一そして同
時的な供給を行わせる、キャプスタン回転手段を含んで
いる撚り線供給手段を含んでいる編み機である。
【0017】望ましい適用法において、本発明の別の局
面は一つの方法であって、それは、複数のヤーンのよう
な撚り線材料を、供給経路の配列に沿って、編み機に、
その供給経路の配列が、加工ステーションを通って延び
ている仮想の中心軸線の周りで回転している間に、均等
/均一そして同時的に供給する方法であって、a)供給
経路を限定する手段、すなわち、編み機の加工ステーシ
ョンを通って延びている仮想の中心軸線の周りで延び、
そして回転させられていて、複数のヤーンのような撚り
線材料を、撚り線の各々のものが個別の一つの供給経路
に沿って導かれることとして加工ステーションへと導
く、中心軸線の周りで延びる供給経路の配列を限定する
一つの構造体を含んでいる、供給経路を限定する手段を
設け、b)回転可能なキャプスタン手段、すなわち、前
記構造体と一緒に中心軸線の周りで回転させられ、、な
お、前記構造体と相対的に、中心軸線の周りで延びた一
つの配列の形で配置された複数の互いに離れたキャプス
タン軸線の周りで回転させられる、複数のキャプスタン
を含んでいて、それらキャプスタンの各々は、個別の一
つのキャプスタン軸線の周りで回転可能であって、それ
らキャプスタンの各々は、供給経路に沿って位置して、
個別の一つの撚り線がそれに組み合う供給経路に沿って
加工ステーションへ動くときその撚り線の緊張した巻き
付きに駆動的に係合するようになっている、ということ
で個別の一つの供給経路と組み合っている、回転可能な
キャプスタン手段を設け、c)前記構造体を前記キャプ
スタンと一緒に中心軸線の周りで回転させるための、第
1の回転駆動手段を設け、d)前記キャプスタンを、前
記構造体と相対的に、それぞれのキャプスタン軸線の周
りで同時的に同調して回転させ、それにより、複数の撚
り線の各々のものの、前記の供給経路の配列に沿って加
工ステーションに至る、確実で同時的な供給を同調して
行わせるための、第2の回転駆動手段を設け、e)第1
の回転駆動手段を作動させることにより、前記構造体を
前記キャプスタンと一緒に中心軸線の周りで回転させ、
それにより、前記の供給経路の配列が中心軸線の周りで
回転するようにし、f)第1の回転駆動手段の作動と同
時に第2の回転駆動手段を作動させることにより、前記
キャプスタンを同時的に同調して回転させ、それによ
り、回転している供給経路の配列に沿っての、複数のヤ
ーンのような撚り線材料の供給を、撚り線の各々が、組
み合う相手の個別の一つの供給経路に沿って延び、各々
の撚り線の供給がそれに組み合ったキャプスタンの回転
運動が組み合ったキャプスタンの周りで緊張して延びる
組み合った撚り線の巻き付きに伝達されることによって
行われるように、組み合う相手の個別の一つのキャプス
タンの周りで緊張して延びる巻き付きを有することとし
て行い、それにより、複数の撚り線が加工ステーション
に、均等/均一そして同時的に供給されるようにする、
というステップを含んでいる方法である。
【0018】
【実施例】以降の説明と「特許請求の範囲」を、添付の
図面と関係させつつ参照することによって、本発明の、
上記およびその他の特徴と、より深い理解が得られるで
あろう。
【0019】図1,2、および6を見ると、ここにおい
て説明し特許請求しているところの本発明の望ましい行
い方を実施するための知られている最もよいモードを具
現している高速の編み機が全体として参照番号100で
示されている。本発明は、ヤーンのような撚り線材料の
配列を機械100の加工ステーション(150)に供給
するためのシステムの特徴に関していて(加工ステーシ
ョンは図1に示された機械100の左端の方で見えてい
る)、本発明の撚り線供給システムの諸特徴は、種々あ
る他の形態の編み機にも使われ得るものであるので、図
1〜6においては、機械100の、選定された数の主た
る構成部分だけが示されている。運動部分を保護的に囲
うための防護装置および類似のもののような、他の普通
に用いられる構成部分は、よく知られたものであるの
で、当業者が本発明の主題を形成している撚り線供給シ
ステムの諸特徴を完全に利用することを可能にするため
にも、ここにおいて説明や図示をする必要がない。
【0020】機械100は、溶接構造の直立の支持構造
体を有していて、それの主たる構成部分は、図1の手前
の側面図、図2の右側端面の図、および図6の左側端面
の図において、全体として参照番号200で示されてい
る。支持構造体200の目的は、全体として参照番号1
25で示されている床面の上にある機械100の、他の
構成部分を支持するための剛性的フレームになることで
あり、かなりの数のそれら構成部分は、機械100の中
心軸線の回りに配列されており、その中心軸線は、加工
ステーション150の中央を通って延びている図1,3
〜5、および7において全体として参照番号175で示
されている。
【0021】支持構造体200は、ほぼ同形の右側と左
側の直立のフレーム組立体202,204を含んでい
る。下側の水平に延びたビーム206は、中心軸線17
5の下方にあってフレーム組立体202,204の下方
部分を剛性的に相互結合する働きをしている。1対つま
り前側と後側の上側で水平に延びたビーム208,21
0は、フレーム組立体202,204の上方部分を結合
すると共に、左方に張り出して(図1および3〜5で見
られる)、加工ステーション150が位置している領域
の上方での支持構造体となるという働きをしている。支
持構造体200の性格は本発明の適用上特に重要なもの
でなく、多種ある他の形態の支持構造体によって置き換
えられ得るものであるので、支持構造体200の主たる
特徴は、一般的表現で説明され、図面においては幾分簡
単化されて示されている。
【0022】図2、および6を見るに、右と左のフレー
ム組立体202,204は、ほぼ同形の性格のものであ
り、内方に傾いたレッグ、それぞれ212,222、お
よび214,224、で形成された下部構造体を有して
いる。足232,242、および234,244が、そ
れぞれ、レッグ212,222、および214,224
の下端に設けられている。右側と左側のクロスバー25
2,254が、それぞれ、右側と左側のレッグ、21
2,222、および214,224、の同士間を水平に
延びている。下側のビーム206の右側と左側の端領域
262,264が、それぞれ、右側と左側のクロスバー
252,254に結合されている。
【0023】図1,2、および6を見るに、右側と左側
のレッグ、212,222、および214,224、の
上側端領域は、右側と左側の箱型組立体と結合されて、
それを支持しており、各々の箱型組立体は、全体として
参照番号272,274で示されている。主として図
2、および6を見ると、それら箱型組立体は、右側と左
側のクロスバー部材、282,284、および292,
294、そしてなお、前側と後側の直立の部材、30
2,312、および304,314、を有していて、そ
れら部材は、全体として参照番号332,334で示さ
れている右側と左側の長方形の取り付けプレートの周囲
部分を巡って延びている。右側と左側の取り付けプレー
ト332,334は、中心軸線175と垂直に交差する
互いに平行な面内で延びている。プレート332,33
4の中央を通って、比較的に大きい直径の穴が形成され
ていて、それら穴は、右側と左側の支持リング部材34
2,344を、それらリング部材342,344が中心
軸線175の回りで同心的に延びるようにして収容して
いる。
【0024】なおも図1,2、および6を見るに、右側
と左側の直立材、352,362、および354,36
4が、上側クロス部材292,294から上方へと延び
ている。前側の直立材352,354は、それらの上側
端で、前側の水平に延びたビーム208に結合されてい
る。後側の直立材362,364は、それらの上側端
で、後側の水平に延びたビーム210に結合されてい
る。
【0025】モーター取り付けプレート350が、水平
に延びたビーム208,210の上で支持されている、
と示されている。3台の、互いに無関係に機能する駆動
モーター400,500,600が、取り付けプレート
350によって支持されている、と示されている。モー
ター400が、フレーム構造体200の右側端の近くに
おいてプレート350の上に取り付けられていて、それ
に、駆動プーリ404を支持するべく右側(図1、およ
び3で)へ延びているモーター駆動シャフト402がつ
いている。モーター500が、フレーム構造体200の
左側端の近くにおいてプレート350の上に取り付けら
れていて、それに、駆動プーリ504を支持するべく左
側(図1、および4で)へと延びているモーター駆動シ
ャフト502がついている。モーター600が、加工ス
テーションの上方の位置においてプレート350の下側
に取り付けられていて、それに、駆動プーリ604を支
持するべく左側(図1、および5で)へと延びているモ
ーター駆動シャフト602がついている。
【0026】主として図1、および3〜5(なお図7
も)を見るに、静止の管状構造体275が、中心軸線1
75の回りで同心的に延びている。静止の管状構造体2
75の右側端領域は、図1〜5において参照番号277
で示されているように、フレーム構造体200の右側端
を超えて延びている。静止の管状構造体275の左側端
領域は、図1,3〜5、および7において参照番号27
9で示されているように、フレーム構造体200の右側
端領域を超えて延びている。ホースのコア250(図
1,3〜5、および7参照)を加工ステーション150
に供給するためには、ホースのコア250は、右から左
へ(図1,3〜5の機械100で)、実質的に中心軸線
175に従った経路に沿って、静止の管状構造体275
を通って供給される。
【0027】モーター400,500,600は、相互
に無関係に、実質的に前記のフレーム構造体200およ
び/または静止の管状の部材275によって支持されて
いる3セットの回転部材を駆動する。モーター400に
よって駆動される回転部材は、図面において401〜4
99の範囲内の参照番号で示されている。モーター50
0によって駆動される回転部材は、図面において501
〜599の範囲内の参照番号で示されている。モーター
600によって駆動される回転部材は、図面において6
01〜699の範囲内の参照番号で示されている。
【0028】モーター400と500によって駆動され
る回転部材として、中心軸線175の回りで同心的に延
びている1対の管状構造体475,575がある。管状
構造体575は、管状構造体475の回りで延びてい
て、管状構造体475は、静止の管状構造体275の回
りで延びている。管状構造体275,475,575
が、比較的に小さい距離をもって離れて同心的に延びて
いる相互に近接した部分を有しているので、図1のよう
な視図(種々のモーター400,500,600によっ
て駆動される回転部材だけでなく、静止の部材も示して
いる)は、種々ある回転部材のどれが種々あるモーター
400,500,600のどれによって駆動されるかを
はっきり知るためには、幾分わかりにくい。
【0029】そこで、どの構成部分がどのモーターで駆
動されるのかの明瞭な理解を助ける目的で、図3,4、
および5の各々のものが、編み機100の相対的に回転
する別々の一つの構成部分のセットを表示している。例
えば、図3において描かれた構成部分としては、共に静
止のものであるフレーム構造体200と管状構造体27
5のほか、モーター400によって駆動される回転部材
を一緒にしたモーター400がある。同様に、図4にお
いて描かれた構成部分としては、共に静止のものである
フレーム構造体200と管状構造体275のほか、モー
ター500によって駆動される回転部材を一緒にしたモ
ーター500がある。また同様に、図5において描かれ
た構成部分としては、共に静止のものであるフレーム構
造体200と管状構造体275のほか、モーター600
によって駆動される回転部材を一緒にしたモーター60
0がある。
【0030】管状構造体475,575が、相互に相対
的に、そしてまた静止の管状構造体275および静止の
リング部材342,344と相対的に回転し得るよう
に、適当な市販の玉軸受組立体(図示せず)が、1)静
止の管状構造体275とそれを包囲している管状構造体
475の、両方の端近くの位置での間、2)二つの回転
可能の管状構造体375,575の、両方の端近くの位
置での間、および、3)管状構造体575の両方の端領
域とリング部材342,344の間、に介在している。
管状構造体275,475,575のような、三重管型
に同心配置された各部材間の相対的回転を可能にするた
めの市販の軸受の選定/設置は、当業者が知っているこ
とであるから、それについての説明を続ける必要はな
い。
【0031】しかし、図7に描かれている相対的に回転
可能な構成部分の各セットの右側の場所で見られるよう
に、静止の管状構造体275の諸部分は相対的に回転可
能な構造体475の諸部分によって包囲されており、そ
の構造体475の諸部分は相対的に回転可能な構造体5
75の諸部分によって包囲されており、それにより、図
7に描かれているか、または管状構造体475,575
のどちらかに結合されている(または管状構造体275
と共に静止している)相対的に動き得る構成部分の各セ
ットは、相対的運動をさせられていて、その相対的運動
は、多分に、管状構造体475,575が相互に相対的
に、そしてまた管状構造体275のような静止の構成部
分と相対的に回転する回転の仕方によって制御される、
ということが重要なことである。しかし、図7に描かれ
ている相対的に動き得る構成部分の説明に入る前に、駆
動モーター400,500,600が、相対的に動き得
る構成部分のそれら種々のセットに連結されている連結
の仕方を説明しなければならない。
【0032】図1、および3を見ると、駆動プーリ41
0が、管状構造体475の右端領域の回りで延び、それ
に駆動的に結合されている。駆動ベルト450が、両方
の駆動プーリ404,410に掛かっていて、それによ
り、モーター400の管状構造体475に駆動的に結合
している。このような構造方法により、モーター400
による駆動シャフト402の回転が中心軸線175の回
りに対応する管状構造体475の回転を起こさせ、この
ことが、図7に描かれた相対的に動き得る構成部分の諸
セットに入力が付与される三つの道の第1のものになっ
ている。
【0033】図1、および4を見るに、駆動プーリ51
0が、管状構造体575の左側領域の回りで延び、それ
に駆動的に結合されている。駆動ベルト550が、両方
の駆動プーリ504,510に掛かっていて、それによ
り、モーター500の管状構造体575に駆動的に結合
している。このような構造方法により、モーター500
による駆動シャフト502の回転が中心軸線175の回
りの対応する管状構造体575の回転を起こさせ、この
ことが、図7に描かれた相対的に動き得る構成部分の諸
セットに入力が付与される三つの道の第2のものになっ
ている。
【0034】図1,6,7、および9を見るに、複数の
キャプスタン組立体620が、中心軸線175の回りで
延びている概して円形の配列の中に配置されていて、キ
ャプスタン組立体620の各々のものは、環状プレート
520に結合されている。プレート520が500番台
の参照番号で示されているのは、(簡単に言うならば)
それは、管状部材575にそれと共に中心軸線175の
回りで回転するように結合されている多数の構成部分の
うちの一つであるからである。キャプスタン組立体62
0の各々のものが、個別の一つの(自分の)キャプスタ
ン回転軸線625の回りで回転可能な、軸受が取り付け
られたシャフト630を有しているので、キャプスタン
シャフト630上に取り付けられた構成部分は、組み合
った相手のキャプスタンシャフト630と一緒に、それ
ぞれのキャプスタン軸線625の回りで回転することが
できて、その回転は、モーター500が回転する結果と
して起こることになる中心軸線175の回りの環状プレ
ート520の回転とは無関係に行われる。
【0035】他とは無関係にキャプスタンシャフト63
0を、キャプスタン組立体620が取り付けられている
環状プレート520と相対的に回転させるための入力を
付与するために、ダブルトラック面確動型の駆動プーリ
610が、キャプスタンシャフト630の左端領域に取
り付けられて、そこに駆動的に結合されている。駆動プ
ーリ610の各々のものの歯付き“トラック面”の第1
のものは、参照番号612で示されている。駆動プーリ
610の各々のものの歯付き“トラック面”の第2のも
のは、参照番号614で示されている。第1と第2の確
動型の駆動ベルト640,650が、それぞれ、第1と
第2の歯付きプーリトラック面612,614に駆動的
に結合するために設けられている。
【0036】図9で最もよく見られるように、第1の確
動型駆動ベルト640が、プーリ610の配列の周囲を
巡って延びていて、歯付きの第1のトラック面612の
各々のものによって係合されているので、プーリ610
のすべてのものを駆動的に相互結合し、それぞれのキャ
プスタン軸受625の回りで同時的に同調して回転され
る。言い方を変えるならば、第1のベルト640は、も
し、キャプスタンシャフト630の一つのものが、それ
の(それぞれの)キャプスタン軸線625の回りで回転
されられるならば、他のキャプスタンシャフト630の
各々のものも同様に、同じだけ、それの(それぞれの)
キャプスタンシャフト625の回りで回転させられる。
アイドラープーリ616が、プーリ610の、一つおき
の相隣る二つの間に入り込んで、ベルト640の区間6
18を半径方向内方に向けて引っ張っていて、それによ
り、ベルト640が歯付きの第1の駆動トラック面61
2に適当に係合することが確実になり、ひいては、どの
プーリ610もベルト640と相対的に滑らないことが
確実になり、それにより、プーリ610の整合された同
時的回転が確実になる。
【0037】第2の確動型の駆動ベルト650は、プー
リ610の配列の周囲の下方部分を巡って延びている下
方区間624を有していて、それにより、プーリ610
の歯付きの第2のトラック面614の、全部ではない幾
つかのものに駆動的に係合している。ベルト650の上
方の区間626は、モーター600の駆動シャフト60
2上に担持された駆動プーリ604の回りに掛かってい
る。この構造方法により、第2のベルト650は、プー
リ610の、各時点において丁度そのときに係合してい
る幾つかのものを直接に駆動する機能を果たし、プーリ
610のすべてのもの(したがって、キャプスタンシャ
フト630のすべてのもの)が、キャプスタン組立体6
20が取り付けられている環状プレート520と総体的
に、同調して回転させられることを確実にするについて
は第1のベルト640の整合機能に頼っている。
【0038】もし、モーター500によって環状プレー
ト520が、中心軸線175の回りで回転させられるな
らば、それにより、プーリ610の第2のトラック面6
14が次々に、第2のベルト650と駆動的に係合する
ことに参入し、次々にそこから離脱することとなる。し
かし、プーリ610のどのものらが直接に第2のベルト
650によって係合されるかに関係なく、第1のベルト
640の整合機能によって、プーリ610のすべてのも
のがそれぞれのキャプスタン軸線625の回りで同調し
て回転することが確実にされることとなる。したがっ
て、第2の確動型の駆動ベルト650は、モーター60
0の作動に応答して、プーリ610の配列に回転運動を
起こさせ、第1の確動型の駆動ベルト640は、プーリ
610のすべてのものを同調して回転させることに従事
し、このことが、図7に描かれた相対的に動き得る構成
部分の諸セットに入力が付与される三つの道の第3のも
のになっている。
【0039】図7に描かれた幾つかの構成部分は、制止
している構成部分だけでなく、上述の三つの“入力”の
一つまたはより多くへの結合の性質に依存した種々の動
き方をする構成部分のセットをも含んでいるので、以降
において、それら種々の構成部分を順序よく説明するに
ついては、制止の構成部分の説明から始めることにな
る。その次に説明するのが、管状部材475に結合され
てそれと一緒にモーター400の作動に応答して回転す
る構成部分である。その次に説明するのが、管状部材5
75に結合されてそれと一緒にモーター500の作動に
応答して回転する構成部分である。最後に説明するの
が、モーター600によって駆動される構成部分であ
る。
【0040】図7を見ると、フレーム構造体200と相
対的に回転もその他の運動もしない静止している構成部
分としては、管状部材275(それの左側端部が図7の
右側に方に示されている)と、一つの環状の案内組立体
285(図7においてだけ、それの左側の方に示されて
いる)があって、その環状の案内組立体は、中心軸線1
75の回りに同心的に延びている中央の開口287を有
しており、その開口を通ってコア250が通過するが、
それは、機械100の加工ステーション150におい
て、編み針490(の配列)によって撚り線700が回
りで編まれることにより、ホースのコア250の回り
に、編まれたウェブつまりジャケット750が形成され
ているときのことである。図7においては、管状部材2
75と環状の案内組立体285のどちらについても、そ
れを静止状態に保持するための装置を示していないが、
当業者なら直ちに理解するであろうように、フレーム組
立体200に結合されているとか、床125から上向き
に延びているとか、またはそれに類似の適当な構造体
が、種々の(多種ある)形で設けられ得る。環状の案内
組立体285は、静止状態に保持されていてよいが、所
望ならば回転させられてもよく、例えば、供給径路70
0を限定している案内/供給構造体の回転と整合するよ
うに回転させられてもよい。管状構造体275を静止状
態に保持するためのそれへの接近は、右端領域277が
突出しているところの、機械100の右側端において容
易に得られる。環状の案内組立体285を、静止状態に
保持するかまたは中心軸線175の回りで回転させるた
めのそれへの接近は、機械100の左側端において容易
に得られる。
【0041】図3、および7を見るに、管状構造体47
5と一緒に回転するものとして、編み針490を担持し
ている環状の針案内組立体480がある。案内組立体4
80は、概して円筒形の内側部分482を有していて、
その部分から、半径方向外方に一つの環状フランジ48
4が延びている。フランジ484の近くから軸方向右側
と左側に、右側と左側のスリーブ部分486,488が
延びている。右側に延びているスリーブ部分486は、
円筒形の部分482を、それの半径方向外方に間隔をお
いて包囲していて、それにより、一つの環状のスペース
492が、スリーブ部分486と円筒形の内側部分48
2の間に限界されている。
【0042】環状のスペース492の中には、カム部材
580、すなわち、編み針490をして、中心軸線17
5と平行な方向に延びた往復の行程運動を遂行させるた
めに編み針490の右端領域494と結合されているカ
ム部材580の、管状のカム担持部分590(図4、お
よび7参照)があり、針490の右端領域494は、半
径方向内方へ曲げられて円筒形の部分482に向かって
延びている(それは、カム部材580の中に形成された
カム溝594に収容されるためであるが、それについて
は、管状構造体575に結合されていてそれと一緒に回
転する構成部分の説明との関連で、より詳しく後述す
る)。編み針490の左端領域486は、適当に形作ら
れた撚り線係合形状部分を限定していて、その部分が、
加工ステーション150を通して右から左への方向に通
過しているホースのコアの回りに、撚り線材料700で
のジャケットつまりウェブ750を編むために、普通に
行なわれるように、撚り線の種々のものの相対的運動を
行なわせる働きをする。
【0043】図4、および7を見ると、比較的に多数の
構成部分が、管状構造体575に結合されていてそれと
一緒に回転する。しかし、さしあたり、図7の右側の方
に注意を向けるならば、そこでは、環状の案内担持部材
570が、ねじ付きのファスナ571によって、環状の
スペーサースリーブ572、およびカム部材580の環
状フランジ582と結合されている。撚り線案内はと目
が、案内担持部材570によって担持されていて、そこ
では、個々の一つの案内はと目582が、撚り線700
の各々のものを収容して案内するために設けられてい
る。
【0044】カム部材580の、管状のカム溝担持部分
590は、それの取り付けフランジ582との結合部か
ら左方に延び、環状のスペース492の中へと延びてい
る。管状の部分590の周囲を巡って、編み針490の
内方に曲がった右端領域494を受け入れるための、周
方向に延びている溝594が形成されている。溝594
は、管状の部分590の周囲を巡って延びるについて、
概して正弦波に似た形になっている。この構造方法によ
れば、管状構造体475と575の間でどんな相対的運
動が起こっても、その結果、編み針490が、少なくと
も、中心軸線175に平行に延びる方向の何がしかの
“行程”運動が行われることになる。運転の際には、加
工ステーション150に供給される撚り線700に係合
してそれを動かすための編み針490を往復運動させる
ことによって、ホースのコア280が連続的に右から左
へと中心軸線に沿って編み機100の加工ステーション
150を通って動くときに、そのホースのコアの回りに
形成されつつある補強材料でのジャケットつまりウェブ
750における編みパターンの所望の形を実現するため
に、管状構造体475と575の間(したがって、針案
内組立体480とカム部材580の間)で起こることが
必要な類いの相対運動が起こるように、モーター40
0,500がセットされる。
【0045】針案内組立体480、針490、およびカ
ム部材580が一緒になって、編みヘッドという言葉で
呼ばれるものを成しており、そのものは、当業者がよく
知っている特徴を具現している構成部分の集合体であ
り、図7においては参照番号800で示されている。管
状構造体475と575が相互間で相対的に回転させら
れるときに種々のタイプの相対的な針の動きを所望のよ
うに起こさせるような形にされた針作動用溝594を有
する編みヘッドの種々のよく知られた形状のどれでもが
用いられ得るし、また、機械100と共に用いられる選
定された編みヘッド800の正確な性質は、撚り線70
0を加工ステーション150に供給するために用いられ
る本発明の新規で改善されたシステムに関しては重要な
ものではないので、加工ステーション150に設置さ
れ、自身の相対的に回転可能な針案内とカム構成部分が
それぞれ相対的に回転可能な管状構造体475と575
に結合される。ということで機械100と共に用いられ
るべく選定され得る。ある一つの編みヘッドの特質につ
いて、さらに説明を続ける必要はない。
【0046】当業者ならば直ちに理解するであろうよう
に、針案内組立体480とカム部材580が相互間で相
対的に回転する回転の仕方を変形することによって、結
果としての、編まれたジャケットつまりウェブ750を
形成するために付与される撚り線材料700のうね(wa
les )の螺旋角度やピッチ(course)が、所望のタイプ
の螺旋巻きの編まれた補強層750ができるように制御
され得る。しかし、本発明の特徴は、撚り線700の加
工ステーション150への供給に関しているのであり、
補強層750の中で形成される編みパターンの形に関心
をもつものではないので、図7において幾分概略的に描
かれている編みパターンは、モーター400,500,
600の作動の種々の相対層どの選定を通しての機械1
00の多能性の利用によって選定され得る特定のタイプ
の編みパターンを表わすとか例示することを意図したも
のではない、ということが理解されるであろう。
【0047】図1、および4を見ると、管状構造体57
5に、それと一緒に回転するべく結合されている他の構
成部分の中に、典型的にはヤーンである撚り線材料70
0の供給パッケージ542の二つの回転バンク540が
ある。図示の供給パッケージの形態は、補強材料でのジ
ャケットつまりウェブ750を編むときに用いられる撚
り線材料700を収容するスプールである。バンク54
0の各々のものは、典型的には6個のスプール型の供給
パッケージ542を保持していて、それらパッケージ5
42は、円形の配列の中で配置されていて、中心軸線1
75に対して対称的に位置している相対するパッケージ
の対での円形の配列の中に位置していて、それは正確
に、図1、および4において供給パッケージ542の相
対する対の位置が示されているとおりである。
【0048】運転の際には、供給パッケージ542のバ
ンク540は、それらを支持している管状構造体575
と一緒に、モーター500の作動に応答して回転する。
撚り線材料700は、供給パッケージ542から払い出
されて、個別の供給経路(図1、および4では、撚り線
の方向の矢印700に撚って幾分概略的に表わされてい
る)に沿って供給され、最終的には加工ステーション1
50に送られる。普通に行われているように、撚り線供
給経路に沿って、比較的に頻繁な間隔でもって、適当な
撚り線案内が設けられていて、それら撚り線案内は、1
本またはより多くの撚り線700を破断した場合や供給
パッケージ542が残り少なくなった場合に必要な再度
の線通しを行うために比較的に短い機械の“休止時間”
の長さしか必要としないように、線通しが可能な限り容
易であるように設計されている。図1、および4では撚
り線案内が描かれていないが、図4、および7では、例
えば環状の案内担持部材570によって担持された撚り
線案内用はと目582のような、多くの典型的な案内が
示されている。
【0049】図4、および7を見ると、環状の案内担持
部材570から左方に、概して円筒形のドラム552に
延びていて、そのドラムは、ねじ付きのファスナ(図示
せず)によって部材570に剛性的に結合されている。
ドラム552の左側端では、環状プレート520に係合
してそれを支持するための、半径方向外方に突出してい
る環状の取り付け用フランジ554が設けられている。
典型的なキャプスタン組立体620の一つのものが描か
れている図8を見るに、キャプスタンシャフト630に
は相互間に間隔をおいた1対の玉軸受663が設けられ
ていて、それら玉軸受が、キャプスタンシャフト630
を環状の取り付け用フランジ554と環状プレート52
0の組立体と相対的に回転するように回転支持している
ことが知られよう。ダブルトラック面型の駆動プーリ6
10の片側のものが、キャプスタンシャフト630の左
端領域に駆動的に結合されている。撚り線を収容するス
プール665が、キャプスタンシャフト630の右側領
域に駆動的に結合されていて、それにより、スプール6
65は、ダブルトラック面型の駆動プーリ610に、そ
れと一緒に回転するように駆動的に結合されている。
【0050】図7、および8を見ると、スプール665
の各々のものには、個別の案内組立体671が設けられ
ていて、その案内組立体は、はと目型案内582からそ
の案内組立体671に供給されて来た撚り線の諸部分を
収容するための案内673,675を担持している。案
内組立体671の各々のものは、個別の1本の撚り線7
00を、個別の一つのキャプスタン組立体620の個別
の一つのキャプスタンスプール665に供給している。
各々の撚り線700は、キャプスタンスプール665の
回りに複数巻き付けられている。撚り線700の各々の
ものは、組み合う相手のキャプスタンスプール665を
出たならば、ドラム552を貫通するように形成された
組み合う相手の開口671の両側に位置した1対の案内
はと目667,669を通って供給され、それから撚り
線700は、半径方向内方へと動き、動いているホース
のコア250の回りの定位置に付与される補強材料での
ジャケットつまりウェブ750を形成するために、編み
ヘッド800の針490によって係合される。
【0051】図7、および8を見ると、キャプスタン組
立体620は、撚り線700の各々のものを、供給パッ
ケージ542から加工ステーション150への、供給経
路に沿って、同時的に供給するために、正確に、そして
同調して回転する一つのセットになった“確動型駆動ユ
ニット”と言われるものを成している。“確動型駆動ユ
ニット”620の整合された作動は、加工ステーション
150に提供される撚り線の均一なタイプの供給のため
の重要要件(鍵)であるが、“確動型駆動ユニット”6
20によって果たされる同様に重要な一つの機能は、キ
ャプスタンスプール665から加工ステーション150
へ延びる撚り線の区間を、供給パッケージ542からキ
ャプスタンスプール665へと延びる撚り線の区間から
“張力縁切り”することである。
【0052】言い方を変えるならば、撚り線700の各
々のものは、それが沿って供給されるところの、三つの
別々の“区間”すなわち供給経路のセグメントを有して
いると考えてよい。図7、および8だけで見られるが、
描かれた2本の撚り線の各々の“第1の区間”Aは、そ
の撚り線の供給パッケージ542からキャプスタンスプ
ール665へと延びていて、これは、広範囲で変動する
張力を受ける撚り線の区間である。何故ならば、撚り線
をそれの供給パッケージ542から払い出させるために
キャプスタンスプール665が出さねばならない力は、
しばしば、時々刻々かなり大きく変動するからである。
“第2の区間”Bは、組み合う相手のキャプスタンスプ
ール665の回りに緊張して巻き付けられている撚り線
の部分で形成されている。“第3の区間”Cは、キャプ
スタンスプール665から加工ステーション150へと
(つまり、組み合う相手の編み針490によって、係合
されて、補強材料でのジャケットつまりウェブ750が
編まれるときには穏やかに緊張させられるように、編み
ヘッド800に)延びている撚り線700の部分であ
る。
【0053】“第2の区間”Bは、加工ステーション1
50に常に均一に供給されるように、組み合った相手の
“確動型駆動ユニット”620の一つのもののスプール
665の一つのものの回りに緊張して巻き付いているの
で、“第1の区間”Aにおいて経験される張力の変動
は、“第2の区間”Bを通って“第3の区間”Cへと伝
達されることがないように完全に縁切りされ、それによ
り、撚り線700の“第3の区間”Cにおいて維持され
る張力は、編み針490の作動と、さらには“確動型駆
動ユニット”の回転速度によって制御される。この構造
方法によれば、撚り線材料700は、編み針490に、
全く一様に、比較的に低い制御されたレベルの張力で供
給され、その張力は、針490と、それに組み合った、
針490がそれの編み機能を遂行するために実行する行
程タイプの運動を制御するカムと案内用構成部分の稼働
寿命を最大にするように最適化される。
【0054】図9を見ると、環状プレート520を貫通
して中央開口521が形成されている。図7を見ると、
全体として参照番号523で示された一つの組立体が開
口521の中に取り付けられていることが知られよう。
組立体523の諸構成部分は、編み針490の作動の領
域の中へ延びて、それと共に働いて、針490によって
編み作業が行われている間の、針490と撚り線700
の作動を案内することを助ける。
【0055】上記の説明から明らかになるであろうよう
に、本発明での撚り線供給システムは、各々のものが、
個別の供給源542から加工ステーション150へと供
給されるべき撚り線700の配列の個別の1本に係合す
るという、1セットの“確動型駆動ユニット”620を
提供している。その“確動型駆動ユニット”620は、
加工ステーション150への撚り線700の供給を、同
時的に、そして同じ供給速度で正確に同調して行わせる
働きをするだけでなく、加工ステーション150に供給
される撚り線700の区間Cを、撚り線材料が供給パッ
ケージ542から払い出されるときに区間Aにおいて生
じさせられる撚り線張力の無視できない変動から“張力
縁切り”する働きもする。この構造方法により、ヤーン
のような撚り線材料が、供給パッケージ542から、約
600〜約1400回/分の間の撚り線パッケージの回
転速度で機械100が運転されるときにある得るような
大きい遠心力の風損荷重の存在の下で、払い出されるこ
とが可能になる。
【0056】編み針490への撚り線材料の“一様に制
御された張力”での“均一な供給”から生ずるさらに別
の重要な利点は、編み針490の作動の速度が、典型的
には約3000〜約6000ストローク/分の範囲内の
比較的に高い行程速度(機械100が、補強されたホー
スを連続的に送出することにおいて高度に生産的である
ためにはそれが望まれる)で作動するように画期的に増
大させられることにある。
【0057】編み針への撚り線材料の“一様に制御され
た張力”での“均一な供給”から生ずるさらに別の重要
な利点は、結果としてできる製品(すなわち、補強材料
での編まれたジャケットつまりウェブが緊張状態で外表
面を包囲しているホースのコアであって、ほぼ均一に緊
張させられた補強材料の撚り線の、ほぼ欠陥なしに位置
した編みパターンが形成されていることで特徴づけられ
るホースのコア)が、ほぼ類似の製品(すなわち、同じ
編みパターンを有するが、撚り線が、それが編まれると
ころの加工ステーションに“一様に制御された張力”で
“均一な供給”されてはいない製品)と比べて、正真正
銘に改善された製品になっていることにある。したがっ
て、たとえ、人が目で見て、本発明の特徴を用いて作ら
れた製品と用いないで作られた製品の外観での差異が認
められなくても、本発明の特徴は、本発明の実施の結果
として製造された製品での改善された形態において確か
に存在する。
【0058】3基の、別個に制御されうる駆動モーター
400,500,600を、上述の相対的に動き得る構
成部分の各セットを選択的に作動させるために用いるこ
とに撚って、破壊、破損、または摩耗した針490のよ
うな構成部分を交換するために必要な機械の“休止時
間”を最小にして高い生産の速度で機能し得る、高度に
多能なタイプの機械100が提供される。さらに、ホー
スのコア150の回りに形成される補強材料でのジャケ
ットつまりウェブ750において種々のタイプの編みパ
ターンが作られ得て、その種々のタイプ(の選定)は、
主としては、モーター400,500,600の作動の
相対速度を適当に設定することによって制御される。
【0059】前述の構造体やそれの幾つかの構成部品
は、図面において、ほぼ垂直方向、ほぼ水平方向、また
は幾つかの他の方向に描かれているが、本発明のシステ
ムの特徴は、どんな考えられる実質的方向に延びている
撚り線の供給経路の配列と共にでも用いられ得る、とい
うことを留意するべきである。つまり、“水平方向に延
びている”とか、“垂直方向に延びている”とか、
“右”とか“左”とか、その他同様の言葉がここにおい
て用いられたが、そのような言葉は、添付の図面におい
て特徴が描かれている設置方向においてそれら特徴を読
者が参照することを助けることだけのために用いられた
のであって、添付の「特許請求の範囲」の範囲を制限す
るものと解釈されるべきでない、ということが理解され
るであろう。
【0060】以上では、本発明を、ある程度の特定性を
もって説明したが、この、望ましい実施例の開示は、例
によって成されたに過ぎないものであり、多くの、構造
の詳細や要素の組み合わせ/配列における変更がなされ
得る、ということが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施例の特徴を具現している
高速の編み機の主たる部分の図である。
【図2】編み機の選択された諸部分の右側端面の立面図
である。
【図3】図1の編み機の選択された諸部分の側面の立面
図であって、直立のフレーム構造体、第1の駆動モータ
ー、および、第1の駆動モーターによって駆動される、
編み機の選択された構成部分を含んでいる図である。
【図4】編み機の選択された諸部分の側面の立面図であ
って、フレーム構造体、駆動モーター、および、駆動モ
ーターによって駆動される、編み機の選択された構成部
分を含む図である。
【図5】編み機の選択された諸部分の側面の立面図であ
って、フレーム構造体、駆動モーター、および、駆動モ
ーターによって駆動される、編み機の選択された構成部
分を含んでいる図である。
【図6】編み機の選択された諸部分の左側端面の立面図
である。
【図7】編み機の左端領域の拡大された側面の立面図で
あって、幾つかの部分を取り除いて断面を示しており、
なお、個々の撚り線の幾つかのものが従って行く供給経
路の各部分を実線で示している図である。
【図8】図7の視図の左上隅の領域で見えている選択さ
れた構成部分の拡大された側面の立面図であって、幾つ
かの部分を取り除いて断面を示しており、なお、編み機
の加工ステーションに向けて供給される途中でキャプス
タン組立体に係合しているときの個々の撚り線の1本の
もののが従って行く供給経路の各部分を実線で示してい
る図である。
【図9】複数の、図8に示されたタイプのキャプスタン
組立体を回転させてその回転を整合させるために用いら
れているベルト駆動システムの特徴を示している、拡大
された尺度での斜視図である。
【符号の説明】
100 編み機 125 床面 150 加工ユニット 175 中心軸線 200 支持構造体 202,204 フレーム組立体 206 下側のビーム 208,210 上側のビーム 250 ホースのコア 275 管状構造体 277 管状構造体275の端部 342,344 支持リング 400 モーター 402 モーターの駆動シャフト 410 駆動プーリ 450 駆動ベルト 475 管状構造体 480 針案内組立体 490 編み針 500 モーター 502 モーターの駆動シャフト 510 駆動プーリ 520 環状プレート 540 供給パッケージ542の回転バンク 550 駆動ベルト 575 管状構造体 600 モーター 602 モーターの駆動シャフト 604 モーターの駆動プーリ 612,614 駆動プーリのトラック面 616 アイドラープーリ 620 キャプスタン組立体 625 キャプスタン回転軸線 630 キャプスタンシャフト 640,650 駆動ベルト 665 スプール 700 撚り線(供給経路) 750 ジャケット(ウェブ)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤーンのような撚り線材料(700)の
    回転する配列を加工ステーション(150)へ供給し、
    そこで撚り線(700)が、連続的に加工ステーション
    (150)へ供給された上でそこを通過するホースコア
    (250)の周りで編まれ、補強材料でできた連続的な
    ジャケット(750)を形成する編み機(100)であ
    って、 a)フレーム手段(200)である、直立の構造体(2
    00)を含んでいて、その直立の構造体が、支持面(1
    25)上に位置していて、両側の第1と第2の直立の端
    部組立体(202,204)を提供しており、この端部
    組立体は相互間に間隔をおかれており、上側と下側のフ
    レーム部材(206,208,210)によって剛性的
    に相互結合されており、その上側と下側のフレーム部材
    は、それぞれ、機械(100)の中心軸線(175)の
    上方と下方にあり、その中心軸線は、両側の端部組立体
    (202,204)によってそれぞれが限定されている
    第1と第2の揃った開口(342,344)のほぼ中央
    を通っている、フレーム手段(200)と、 b)中心軸線(175)の周りでほぼ同心的に延びてい
    て、第1と第2の端部組立体(202,204)の近く
    に位置した第1と第2の端部領域(277,279)を
    有する管状の手段(275)であって、フレーム手段
    (200)と相対的に中心軸線(175)の周りで回転
    するようにフレーム手段に結合しており、第1の端領域
    (277)は、ホースコア(250)材料がほぼ中心軸
    線(175)に沿って移動している間にそのホースコア
    材料が通過して供給され得るところの一つの開口を限定
    しており、第2の端部領域(279)の近くにおいて
    は、編み機(100)の運転の間にホースコア(25
    0)材料が動いて来た上で通過するところの、編み機
    (100)の加工ステーション(150)が限定されて
    いる、管状の手段(275)と、 c)管状の手段(275)に、それの両側の端部領域
    (277,279)の一方の近くにおいて結合されてい
    て、複数の編み針(490)を含んでいる編み手段(1
    50)であって、それら編み針は、編み機(100)の
    加工ステーション(150)の中へ延びていて、加工ス
    テーション(150)に供給される複数の撚り線材料
    (700)を編むための、中心軸線(175)の周りで
    の管状の手段(275)の選定された回転運動に応答し
    て往復運動を実行し、それにより、編み機(100)の
    運転の間には、ホームコア(250)のある部分が加工
    ステーション(150)を通過するときに、ホームコア
    のその部分の周りに、補強材料でできたほぼ連続的な編
    まれたジャケット(750)を形成する、編み手段(1
    50)と、 d)管状の手段(275)に結合されている撚り線供給
    パッケージ支持手段(540)である少なくとも1バン
    クの撚り線供給パッケージ(540)を収容しており、
    その撚り線供給パッケージ(540)のバンクを中心軸
    線(175)の周りで回転させ、編み機(100)の運
    転の間には、ヤーンのような撚り線材料(700)が、
    供給パッケージ(540)から繰り出されて、個々の供
    給経路に沿って加工ステーション(150)に供給され
    るようにする撚り線供給パッケージ支持手段(540)
    と、 e)機械(100)の運転の間に、回転している撚り線
    供給パッケージ(540)のバンクから繰り出された撚
    り線(700)を受け入れ、回転している撚り線(70
    0)の配列を、均等かつ均一そして同時的に加工ステー
    ション(150)に供給するための撚り線供給手段(6
    20)であって、 i)環状の取り付け手段(520)、すなわち、加工ス
    テーション(150)のほぼ近くの位置において中心軸
    線(175)の周りでほぼ同心的に延びていて、中心軸
    線(175)の周りでの撚り線供給パッケージ支持手段
    (540)の回転に同調して管状の手段(275)と共
    に中心軸線(175)の周りで回転するように管状の手
    段に結合されており、撚り線供給パッケージ(540)
    から払い出された撚り線(700)が、供給パッケージ
    (540)のバンクから加工ステーション(150)へ
    移動して供給されるときに沿うところの、個別の供給経
    路(700)の配列の、少なくともある部分を限定す
    る、環状の取り付け手段(520)と、 ii)確動型駆動手段(620)、すなわち、前記の環状
    の取り付け手段(520)に、それと一緒に中心軸線
    (175)の周りで回転するように結合されている複数
    の確動型駆動ユニット(620)を含んでいて、それら
    確動型駆動ユニット(620)の各々のものは、個別の
    一つの撚り線供給経路(700)に沿って位置してい
    て、その確動型駆動ユニット(620)の各々は、前記
    の構造体(200)と相対的に個別のキャプスタン(6
    65)軸線の周りで回転可能なキャプスタン(665)
    を含んでおり、キャプスタン(665)の各々は、円筒
    形の撚り線収容形状部分(665)を限定していて、そ
    の撚り線収容形状部分は、撚り線供給経路に位置され
    て、供給経路(700)に沿って供給される撚り線の緊
    張した巻き付きを受けることで個別の一つの供給経路
    (700)に組み合っている、確動型駆動ユニット(6
    20)と、 iii )キャプスタン回転手段(620,630,64
    0,650)、すなわち、キャプスタン(665)を、
    それぞれのキャプスタン(665)軸線の周りで同時的
    に回転させ、すべてのキャプスタン(665)を同時的
    に、組み合う相手のキャプスタン(665)の撚り線収
    容形状部分の周りの撚り線の巻き付きの滑りなしに駆動
    することによって、各々のキャプスタン(665)の各
    々のものから加工ステーション(150)へ延びる撚り
    線の区間の、均等かつ均一そして同時的な供給を行わせ
    る、キャプスタン回転手段(620,630,640,
    650)を含んでいる撚り線供給手段(620)を含ん
    でいる編み機(100)。
  2. 【請求項2】 前記環状の取り付け手段(520)が、
    環状プレート手段(520)、すなわち、中心軸線(1
    75)にほぼ垂直に延びていて、確動型駆動ユニット
    (620)を、確動型駆動ユニット(620)のキャプ
    スタン(665)軸線が中心軸線(175)にほぼ平行
    に延びるように取り付けている環状プレート手段(52
    0)を含んでいる、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 キャプスタン回転手段(620,63
    0,640,650)が、キャプスタン(665)のす
    べてのものを、各々のキャプスタン(665)軸線の周
    りで同時的に回転するように駆動的に相互結合するため
    の第1のフレキシブル駆動手段(640)と、キャプス
    タン(665)の少なくとも幾つかを、キャプスタン
    (665)を回転させることによって撚り線(700)
    がその供給経路(700)に沿って加工ステーション
    (150)へ確動的に供給されるようにする回転運動の
    源(600)と、駆動的に相互結合するための第2のフ
    レキシブル駆動手段(650)を含んでいる、請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1と第2のフレキシブル駆動手段(6
    40,650)が、キャプスタン(665)の各々のも
    のに設けられている個別の歯付き駆動プーリのトラック
    面(612,614)に係合している第1と第2の確動
    型駆動ベルト(640,650)を含んでいる、請求項
    3記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1の確動型駆動ベルト(640)に、
    第1の歯付き駆動プーリ(612)の選定された対であ
    る相隣るものの間の位置において、環状のプレート手段
    (520)に回転可能に結合されているアイドラー手段
    (616)が係合していて、第1の確動型駆動ベルト
    (640)は、駆動プーリ(612)のその対である相
    隣るものの周においては、区間距離が、第1の確動型駆
    動ベルト(640)が第1の歯付き駆動プーリ(61
    2)のほぼ円形の配列の周りを単に周方向に延びるよう
    に掛けられた場合よりも長くなるように掛けられること
    となっている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2の確動型駆動ベルト(650)が、
    第2の歯付き駆動プーリのトラック面(614)の配列
    から離れて延びて前記の回転運動の源(600)によっ
    て回転させられている駆動プーリ(604)の周りに掛
    かっているところを除いては、第2の歯付き駆動プーリ
    のトラック面(614)のほぼ円形の配列の周りに、周
    方向に延びるように掛けられている、請求項4記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 キャプスタン回転手段(620,63
    0,640,650)が、キャプスタン(665)のす
    べてのものを各々のキャプスタン(665)軸線の周り
    で同時的に回転するように駆動的に相互結合するための
    第1のフレキシブル駆動手段(640)と、キャプスタ
    ン(665)の少なくとも幾つかのものを、キャプスタ
    ン(665)を回転させることによって撚り線(70
    0)がその供給経路(700)に沿って加工ステーショ
    ン(150)へ確動的に供給されるようにする回転運動
    の源(600)と、駆動的に相互結合するための第2の
    フレキシブル駆動手段(650)を含んでいる、請求項
    5記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1と第2のフレキシブル駆動手段(6
    40,650)が、キャプスタン(665)の各々に設
    けられている個別の歯付き駆動プーリのトラック面(6
    12,614)に係合している第1と第2の確動型駆動
    ベルト(640,650)を含んでいる、請求項7記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置であって、 a)管状の手段(275)が、中心軸線(175)の周
    りで同心的に、そして中心軸線(175)に連続的に沿
    って、第1の直立の端部組立体(202)の近くに位置
    した第1の領域から、第2の直立の端部組立体(20
    4)の近くで加工ステーション(150)に隣接して位
    置した第2の領域へ延び第1の管状構造体(475)を
    含んでいて、その第1の管状構造体(475)は、フレ
    ーム手段(200)によって、それと相対的に中心軸線
    (175)の周りで回転するように支持されており、そ
    の第1の管状構造体(475)の第1の端部領域には、
    その第1の管状構造体(475)を中心軸線(175)
    の周りで回転させるための第1のフレキシブルでエンド
    レスの駆動部材(450)を収容するための第1の駆動
    用結合手段(410)が設けられており、 b)管状の手段(275)が、中心軸線(175)の周
    り、そして第1の管状構造体(475)の周りで、第1
    と第2の直立の端部組立体(202,204)の間を延
    びる空間のほぼ全長に沿って第1の管状構造体(47
    5)を連続的に包囲して延びている第2の管状構造体
    (575)を含んでいて、その第2の管状構造体(57
    5)は、第1の直立の端部組立体(202)の近くで、
    第1の駆動用結合手段(410)からは離れて位置した
    第1の端部領域を有しており、第2の直立の端部組立体
    (204)の近くに位置した第2の端部領域を有してお
    り、フレーム手段(200)によって、それと相対的
    に、そして第1の管状構造体(475)と相対的に、中
    心軸線(175)の周りで回転するように支持されてお
    り、第2の管状構造体(575)の第2の端部領域に
    は、第2の管状構造体(575)を中心軸線(175)
    の周りで回転させるための第2のフレキシブルでエンド
    レスの駆動部材(550)を収容するための第2の駆動
    用結合手段(510)が設けられており、 c)編み手段(150)が、第1と第2の相対回転部材
    (480,570)を含んでいて、それら相対回転部材
    は、協力して、編み針(490)のセット、である、加
    工ステーション(150)に送給される複数の撚り線
    (700)に係合しそれを編むことにより、編み機(1
    00)が運転中のときに連続的に加工ステーション(1
    50)に供給された上でそこを通過するホースコア材料
    (250)の周りに螺旋形の編みパターンを形成するに
    適している編み針(490)のセットを支持して可動的
    に取り付けており、第1の相対回転部材(480)は、
    第1の管状構造体(475)に駆動的に結合されて、そ
    れにより支持されており、第2の相対回転部材(57
    0)は、第2の管状構造体(575)に駆動的に結合さ
    れて、それにより支持されており、編み手段(150)
    は、第1と第2の管状構造体(475,575)の相対
    的回転に応答して、前記の編み針(490)のセットを
    周期的に動かし、それにより、編み機(100)の運転
    中のときにほぼ連続的に加工ステーション(150)に
    供給された上でそこを通過するホースコア材料(25
    0)の周りに螺旋形の編みパターンを編む働きをしてお
    り、 d)第1の変速可能な駆動手段(400)が設けられて
    いて、それが、第1の変速可能な駆動モータ(400)
    のほか、第1の変速可能な駆動モータ(400)の出力
    軸(402)と、第1の管状構造体(475)をフレー
    ム構造体(200)と相対的に中心軸線(175)の周
    りで回転させるための第1の駆動結合手段(410)を
    駆動的に結合している第1のフレキシブルでエンドレス
    の駆動部材(450)を含んでおり、 e)第2の変速可能な駆動手段(500)が設けられて
    いて、それが、第2の変速可能な駆動モーター(50
    0)のほか、第2の変速可能な駆動モーター(500)
    の出力軸(502)と、第2の管状構造体(575)を
    フレーム構造体(200)と相対的に中心軸線(17
    5)の周りで回転させるための第2の駆動結合手段(5
    10)を駆動的に結合している第2のフレキシブルでエ
    ンドレスの駆動部材(550)を含んでおり、 f)キャプスタン(665)回転手段が、第3の変速可
    能な駆動モーター(600)のほか、第3の変速可能な
    駆動モーター(600)の出力軸(602)とキャプス
    タン(665)を、キャプスタン(665)がそれぞれ
    のキャプスタン軸線(625)の周りで同期して回転す
    るように駆動的に結合している第3のフレキシブルでエ
    ンドレスの駆動部材(650)を含んでおり、それによ
    り、前記の撚り線(700)が加工ステーション(15
    0)に均等かつ均一そして同時的に供給され、加工ステ
    ーション(150)において編まれて、編み機(10
    0)が運転中のとき連続的に加工ステーションに供給さ
    れた上でそこを通過するホースコア材料(250)の周
    りで、緊張して形成された撚り線材料でできたジャケッ
    ト(750)における螺旋形の編みパターンを形成させ
    ており、 g)以上のことにより、加工ステーション(150)に
    おいてホースコア材料(250)の周りに緊張して形成
    された撚り線材料でできたジャケット(750)におい
    て形成された螺旋形の編みパターンの特性が、第1,第
    2、および第3の変速可能な駆動モーター(400,5
    00,600)の相対的運転速度によって制御され得
    る、装置。
  10. 【請求項10】 編み機(100)の運転の間におい
    て、第1と第2の変速可能な駆動モーター(400,5
    00)が、編み針(490)が加工ステーション(15
    0)において約3000〜約6000サイクル/分の範
    囲内の往復運動速度を遂行することとなるように選定さ
    れた相対的速度で運転される、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 編み機(100)の運転の間におい
    て、第2の変速可能な駆動モーター(200)が、回転
    する供給経路(700)の配列がフレーム構造体(20
    0)と相対的に約600〜約1400回/分の範囲内の
    速度で回転する様に選定された速度で運転される、請求
    項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 複数のヤーンのような撚り線材料(7
    00)を、供給経路(700)の配列に沿って、編み機
    (100)に、その供給経路(700)の配列が、加工
    ステーション(150)を通って延びている仮想の中心
    軸線(175)の周りで回転している間に、均等かつ均
    一そして同時的に供給する方法において、 a)供給経路を限定する手段、である、編み機(10
    0)の加工ステーション(150)を通って延びている
    仮想の中心軸線(175)の周りで延び、そして回転さ
    せられていて、複数のヤーンのような撚り線材料(70
    0)を、撚り線(700)の各々のものが個別の一つの
    供給経路(700)に沿って導かれることとして加工ス
    テーション(150)へと導く、中心軸線(175)の
    周りで延びる供給経路(700)の配列を限定する一つ
    の構造体(575)を含んでいる、供給経路を限定する
    手段を設け、 b)回転可能なキャプスタン手段(665)、である前
    記構造体(575)と一緒に中心軸線(175)の周り
    で回転させられ、、なお、前記構造体(575)と相対
    的に、中心軸線(175)の周りで延びる一つの配列の
    形で配置された複数の互いに離れたキャプスタン軸線
    (625)の周りで回転させられる、複数のキャプスタ
    ン(665)を含んでいて、それらキャプスタン(66
    5)の各々は、個別の一つのキャプスタン軸線(62
    5)の周りで回転可能であって、なお、それらキャプス
    タン(665)の各々は、供給経路に沿って位置して、
    個別の一つの撚り線(700)が供給経路(700)に
    沿って加工ステーション(150)へ動くときにはその
    撚り線の緊張した巻き付きに駆動的に係合するようにな
    っている、個別の一つの供給経路(700)と組み合っ
    ている、回転可能なキャプスタン手段(665)を設
    け、 c)前記構造体(575)を前記キャプスタン(66
    5)と一緒に中心軸線(175)の周りで回転させるた
    めの、第1の回転駆動手段(500)を設け、 d)前記キャプスタン(665)を、前記構造体(57
    5)と相対的に、それぞれのキャプスタン軸線(62
    5)の周りで同時的に同調して回転させ、それにより、
    複数の撚り線(700)の各々の、前記の供給経路(7
    00)の配列に沿って加工ステーション(150)に至
    る、確実で同時的な供給を同調して行わせるための、第
    2の回転駆動手段(600)を設け、 e)第1の回転駆動手段(500)を作動させることに
    より、前記構造体(575)を前記キャプスタン(66
    5)と一緒に中心軸線(175)の周りで回転させ、そ
    れにより、前記の供給経路(700)の配列が中心軸線
    (175)の周りで回転するようにし、 f)第1の回転駆動手段(500)の作動と同時に第2
    の回転駆動手段(600)を作動させることにより、前
    記キャプスタン(665)を同時的に同調して回転さ
    せ、それにより、回転している供給経路(700)の配
    列に沿っての、複数のヤーンのような撚り線材料(70
    0)の供給を、撚り線(700)の各々のものが、個別
    の一つの供給経路に沿って延び、各々の撚り線(70
    0)の供給がキャプスタン(665)の回転運動によっ
    て行われるように、個別の一つのキャプスタン(66
    5)の周りで緊張して延びる巻き付きを有することとし
    て行い、それにより、複数の撚り線(700)が加工ス
    テーション(150)に、均等かつ均一そして同時的に
    供給されるようにする、ステップを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法であって、 a)回転駆動手段を設けるステップが、キャプスタン
    (665)のすべてのものを各々のキャプスタン軸線
    (625)の周りで同時的に回転するように駆動的に相
    互結合するための第1の駆動的相互結合手段(640)
    を設けるステップと、選定された数のキャプスタン(6
    65)を前記第2の回転駆動手段(600)に駆動的に
    結合するための第2の駆動的相互結合手段(650)を
    設けるというステップを含んでおり、 b)前記第2の回転駆動手段(600)を作動させるス
    テップが、回転運動を前記第2の回転駆動手段(60
    0)から前記第2の駆動的相互結合手段(650)を経
    て前記の選択された数のキャプスタン(665)に伝え
    るステップと、回転運動を前記の選択された数のキャプ
    スタン(665)から前記第1の駆動的相互結合手段
    (640)を経て他のすべてのキャプスタン(665)
    に伝えるステップを含んでおり、それにより、キャプス
    タン(665)が、すべて、各々のキャプスタン軸線
    (625)の周りで同時的に同調して回転することとな
    り、その結果、複数の撚り線(700)の、加工ステー
    ション(150)への均等かつ均一そして同時的に供給
    が行われることとなる、方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法であって、 a)供給経路を厳戒する手段を設けるステップが、前記
    構造体(575)を、加工ステーション(150)の周
    りで同心的にぼびるように設けるステップを含んでお
    り、 b)回転可能なキャプスタン手段(665)を設けるス
    テップが、前記キャプスタン(665)の各々に、キャ
    プスタンシャフト(630)、である、前記構造体(5
    75)と相対的に、キャプスタン軸線(625)の周り
    で回転可能に支持されるように、前記構造体(575)
    によって担持された軸受(633)に収容されるため、
    キャプスタン(665)軸線に沿って延びているキャプ
    スタンシャフト(630)を設けるステップを含んでお
    り、 c)回転可能なキャプスタン手段(665)を設けるス
    テップが、さらに、前記キャプスタン(665)に、円
    筒形の外表面(665)を限界している複数のスプール
    (665)を含んだスプール形手段を、それらスプール
    (665)の各々が、キャプスタンシャフト(630)
    と駆動的に結合され、それに概して円筒形の外表面(6
    65)が、それの周りで撚り線材料(700)の前記の
    巻き付きを収容するために、キャプスタン軸線(62
    5)の周りで同心的に、供給経路(700)に沿って延
    びるように位置するようにされて、個々の一つのキャプ
    スタン(665)と組み合わされるステップを含んでお
    り、 d)第1の回転駆動手段を設けるステップが、第1の駆
    動プーリ手段、すなわち、各々のものが個別の一つのキ
    ャプスタンシャフト(630)にそれと一緒に回転する
    ように駆動的に結合されている複数の第1の駆動プーリ
    (612)を含んでいる第1の駆動プーリ手段を設ける
    ステップを含んでおり、 e)第1の駆動的相互結合手段を設けるステップが、第
    1の駆動プーリ(612)のすべてのものに係合して、
    それらプーリを、各々のキャプスタン軸線(625)の
    周りで同時的に回転するように駆動的に相互結合するた
    めの第1のフレキシブルでエンドレスの駆動手段(64
    0)を設けるステップを含んでおり、 f)第1の回転駆動手段を作動させるステップが、回転
    運動を、前記の選定された数のキャプスタン(665)
    の第1の駆動プーリ(612)から、第1のフレキシブ
    ルでエンドレスの他のすべてのキャプスタン(665)
    の第1の駆動プーリ(612)へ伝達し、それにより、
    キャプスタン(665)のすべてのスプール(665)
    が、各々のキャプスタン軸線(625)の周りで同時的
    に同調して回転させられ、その結果、複数の撚り線(7
    00)の、加工ステーション(150)への均等かつ均
    一そして同時的な供給が行われることとなる、ステップ
    を含んでいる、方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法であって、 a)第2の回転駆動手段を設けるステップが、第2の駆
    動プーリ手段、すなわち、各々のものが個別の一つのキ
    ャプスタンシャフト(630)にそれと一緒に回転する
    ように駆動的に結合されている複数の第2の駆動プーリ
    (614)を含んでいる第2の駆動プーリ手段を設ける
    ステップを含んでおり、 b)第2の駆動的相互結合手段を設けるステップが、前
    記の選定された数のキャプスタン(665)の第2の駆
    動プーリ(614)と前記第2の回転駆動手段(60
    0)に係合し、それらを駆動的に相互結合するための第
    2のフレキシブルでエンドレスの駆動手段(650)を
    設けるステップを含んでおり、 c)第2の回転駆動手段(600)を作動させるステッ
    プが、回転運動を、第2の回転駆動手段(600)か
    ら、前記の選択された数のキャプスタン(665)の第
    2の駆動プーリ(614)へ伝達するステップを含んで
    いる方法。
  16. 【請求項16】 さらに、編み機(100)の加工ステ
    ーション(150)において編み針(490)を作動さ
    せ、それにより、連続的に加工ステーション(150)
    の場所に向かって来た上でそこを通過して供給される製
    品コア(250)の周りに、編まれた材料でできたジャ
    ケット(750)を形成させる、ステップを含んでい
    る、請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】 編み針(490)が、加工ステーショ
    ン(150)において周期的往復の行程運動をさせら
    れ、その行程運動が行われる速さが約3000〜約60
    00サイクル/分の範囲内にある、請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 供給経路を限定する手段(575)
    が、中心軸線(175)の周りで、約600〜約140
    0回/分の範囲内の速度で回転させられる、請求項16
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 連続的に加工ステーション(150)
    に向かって来た上でそこを通過して供給される製品コア
    (250)がフレキシブルなホースのコアであり、加工
    ステーション(150)において編まれた、編まれた材
    料のジャケット(750)は、フレキシブルなホースの
    コア(250)の外表面に緊張して付与されて、補強材
    料のジャケット(750)が形成され、それにより、フ
    レキシブルなホースのコア(250)は、緊張して編ま
    れた補強材料のジャケット(750)を身につけて加工
    ステーション(150)から出て来る、請求項15記載
    の方法。
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