JPS6391734A - デ−タ格納制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野］ 本発明は、磁気ディスク内のデータファイル等を主記憶
装置上に格納するための制御装置に係り、詳しくは、磁
気ディスク内に所定長毎に識別情報を付して格納した一
連のデータを当該Ｃ４気デイスクから読み出し、この一
連のデータを主記憶装置上にアドレスの指定と共に予め
定めた順序に従って書込むデータ格納制御装置に関する
。

［従来の技術］ １ｉ気デイスク上に記録されるデータのフォーマットは
例えば、第４図に示すように、所定長単位のデータ（Ｄ
ａｔａ）に識別番号（ＩＩ））を付してゼクタを溝成し
、このセクタ単位にトラック上へのデータ記録がなされ
ている。また、各トラックには、その起点を示すインデ
ックスＩが記録されている。

磁気ディスク装置内に保／７きれたファイル等をメイン
メモリに移し替える場合、上記のようなフォーマットに
て磁気ディスク上に記録されたデータを読み出してメイ
ンメモリに書込むことになるが、この場合、従来の処理
では、磁気ディスクに対する読み出し指令がなされると
、まず、トラック上のインデックスＩを検出し、その後
、セクタ０から順次当該トラック上のセクタｎまでデー
タを読み出してゆく。そして、このように読み出したデ
ータを例えば第５図に示すように、メインメモリの予め
定めたアドレスａＯ（■の位置）から順に書込んでゆく
。従って、メインメモリ上には、具体的にセクタＯのデ
ータ（Ｎバイｌ−’）がアドレスａＯからアドレス（ａ
ｏ＋Ｎ−１）までに、セクタ１のデータがアドレス（ａ
ｏ　＋Ｎ）からアドレス（ａｏ＋２Ｎ−１）までに、・
・・、セクタｎのデータがアドレス（ａｏ　＋ｎ−Ｎ）
からアドレス（ａｏ　＋　（ｎ＋１）　・Ｎ−１）まで
に夫々書込まれることになる。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、上記処理の手法に従った従来のデータ格納制
御装置にあっては、磁気ディスクからデータを読み出り
際に時間的なロスが必然的に発生してしまう。

それは、任意のタイミングで読み出し指令がかけられて
から、当該トラック上のインテ・９クスを検出するため
の時間的なロスがあるからである。

この時間的なロスは、最大、当該ディスクが１回転する
に要覆る１１５間となる（平均的には１７２回転に要す
る時間となる）。

そこで、本発明の課題は、任意のタイミングで読み出し
指令がなされた時点で、磁気ディスクから即時読み出し
可能なデータから順次読み出して主記憶装置上に書込む
ことを可能にすることである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、第１図に示すように、磁気ディスク１内に所
定長ＤｓｆｒＪ１．：１別情報ＩＱを付して格納した一
連のデータ（ＤＡＴＡ）を当該磁気ディスクから読み出
し、この一連のデータ（ＤＡＴＡ）を主記憶装置２内に
アドレスの指定と共に予め定めた順序に従って書込むデ
ータ格納制御装置を前提としており、当該データ格納制
御装Ｆゴにおいて、上記課題を解決するだめの手段は、
最初に磁気ディスク１から読み出されたデータを書込む
べき主記憶装置２上のアドレスを設定する初期アドレス
設定手段３と、読み出し指令に基づく識別情報の最初の
認識によって磁気ディスク１からのデータ（ＤＡＴＡ）
ｐｌｍみ出しを開始する読み出し起動手段４と、磁気デ
ィスクからのデータ読み出しの過程で上記最初に読み出
されるデータが記録されたトラックＴの最終位置を検出
するトラック終端検出手段５と、このトラック終端検出
手段５が当該最終位置を検出したとぎに次のデータを書
込むべき主記憶装置２上のアドレスを設定する変更アド
レス設定手段６と、磁気ディスク１が１回転して当該ト
ラックＴについての読みだ出しが終了したことを検出す
る１−ラック読み出し終了検出手段７とを（ＩｉｒＪえ
たものである。

［作用］ まず、初期アドレス設定手段３が最初に磁気ディスク１
から読み出されＩζデータを書込むべき主記憶装置２上
のアドレスを予め設定する。この状態において、磁気敷
ディスク１に対して任意のタイミングで読み出し指令が
なされると、その時点から最初の識別情報　ＩＤの確認
によって読み出し起動手段４が磁気ディスク１からのデ
ータの読み出しを開始する。そして、当該トラックＴ上
のデータが順次読み出され、その読み出しデータが上記
初期アドレス設定手段３に設定したアドレスから順に予
め定めた順序に従って主記憶装置２に書込まれていく。

この処理の過程で、ト記最初に読み出されるデータが記
録されたトラックＴの最終位置、例えば、そのトラック
Ｔにおいて最終識別情報１０が付されたデータＤＳを読
み出したことをトラック終端検出手段５が検出ηると、
変更アドレス設定手段６が次のデータを書込むべき主記
憶装置２上のアドレスを上記書込み順序とは独立的に設
定する。以後、この変更アドレス設定手段５にて設定さ
れたアドレスから当該多め定めた順序に従って、磁気デ
ィスク１から読み出されるデータが順次書込まれてゆく
。そして、］へラック読み出し終了検出手段７が上記最
初の読み出しから当該磁気ディスク１が１回転したこと
を検出すると、当該トラック上のデータ読み出しの終了
を認識する。その後、例えば、次のトラックについての
データ読み出し、及びそのデータの主記憶装置２への１
１込み処理がなされる。

上記変更アドレス設定手段６に設定すべきアドレスは、
例えば、磁気ディスク１におけるトラック上のデータ昂
を考慮して、当該トラック上の最初の識別情報ＩＯに対
応したデータから最後の識別情報に対応したデータまで
が順に主記憶装置２上に格納されたかたちになるように
定められるものである。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明に係るデータ格納制御装置の基本的なハ
ードウェア構成例を示すブロック図である。

同図において、２０は秒々のデータファイルを格納した
磁気ディスク装置であり、この電気ディスク装置２０の
各ディスクには例えば第４図に示ずように、セクタ単位
にデータ（Ｄａｔａ）が識別情報ＩＤを付されたかたち
で記録されている。１０は磁気ディスク制御装置、３０
はＣＰＵ、３１はメインメモリであり、ＣＰＵ３０の指
令に基づいて磁気ディスク制御装置１０が順次磁気ディ
スク装置２０から読み出したデータを更に、ＣＰＵ３０
を介してメインメモリ３１に書込むようになっている。

上記磁気ディスク制ｉＩＩ装置１ｏの具体的構成は、内
部制御を行なうプロセッサ１１と、磁気ディスク装置２
０とのインタフェースを行なうハードディスクドライブ
接続部１２と、ＣＰＵ３０とのインタフェースを行なう
ＣＰＵ接続部１３とをｉ＃ｉえると共に、ハードディス
クドライブ接続部１２を介した磁気ディスク装置２０側
からのデータ、あるいは、ＣＰＵ接続部１３を介したＣ
ＰＵ３０側からのデータを一時蓄えるデータバッファ１
４と、磁気ディスク装置２０から読み出したデータをメ
インメモリ３１に書込む際のアドレス設定を行なうアド
レス設定部１５とを備えている。

次に、第３図に示すフローヂャートに従って作動を説明
する。

ＣＰＵ３０から読み出し指令がなされると、磁気ディス
ク制御装置１０は、磁気ディスク装置２０にリード指令
を発し、所定のトラックへのシーク作動の後、その時点
でヘッドが位置するセクタを読み出す。まず、このセク
タの識別情報ＩＯを読み込み、この識別情報ＩＤが何で
あるかを判別し、例えば、ｒＤ＝　ｉとなれば（セクタ
ｉ）、アドレス設定部１５に初期アドレス（ａｏ＋１−
Ｎ）が設定される（Ｎは各セクタのデータバイト数）と
共に、当該セクタｉの１バイ１−目データを読み出す。

そして、ＣＰＵ３０の制御のもと、アドレス設定部１５
に設定されたメインメモリ３１のアドレス（ａｏ＋１−
Ｎ）に上記読み出されたセクタｉの１バイト目のデータ
が書込まれる（第５図における■の位置）。以後、磁気
ディスク装置２０から当該セクタ１の２バイト目以降の
データ、更には次のセクタ以降のデータが識別情報ＩＤ
のＷｉ認と共に順次読み出され、この読み出されるデー
タが上記初期アドレス（ａｏ＋１−Ｎ）から順次カウン
トアツプされるメインメモリ３１のアドレスに１バイト
単位に１０込まれてゆく。

上記処理の過程で、磁気ディスク装置２０から読み出さ
れるデータの識別情報ＩＤが当該トラックの最終セクタ
ｎのｂであると判別すると、当該セクタｎのＮバイトデ
ータが上記と同様の処理によりメインメモリ３１上のア
ドレス（ａｏ　＋　　ｎ−Ｎ）からアドレス（ａ　ｏ　
＋　（ｎ＋１）　−Ｎ−１）までに１バイト毎に書込ま
れた後、アドレス設定部１５には新たなアドレスａＯが
設定される。尚、この時、当該磁気ディスク装置２０か
らの読み出し処理がディスク１回転についてなされたか
否かが確認される。

磁気ディスク装置２０からの上記セクタｎのデータ読み
出しが終了すると、当該データ読み出しはセクタＯに移
行する。そして、この時点ではアドレス設定部１５には
上述したようにアドレスａＯが設定されていることから
、読み出されたセクタ０のデータはメインメモリ３１上
のアドレスａＯから順次１バイト毎に書込まれ、更には
、磁気ディスク装置２０から続けて読み出されるセクタ
１以降のデータが順次力ウトアツブされるメインメモリ
３１上のアドレスに同様に１バイトずつＩＲ込まれてゆ
く。この処理の過程で、当該磁気ディスク装置２０から
の読み出し処理がディスク１回転についてなされたかが
確認されると、具体的には、セクタ（ｉ−１）のデータ
読み出しの終了を確認すると、当該トラックについての
読み出しが終了したことを認識し、以後、例えば、ＣＰ
Ｕ３０からの指令に従って次のトラックの読み出し処理
に移行する。メインメモリ３１への書込み処理もまた、
上記セクタ（ｉ−１）についてのデータ書込みが終了し
た時点で当該トラックについてのデータ書込みは終了す
る。

上記処理の結果、第４図に示すようなセクタＯからセク
タｎまでの各Ｎバイトデータは、第５図に示すように、
従前と同様、メインメモリ３１上にセクタＯからセクタ
ｎまで順に書込まれたかたちになる。

尚、上記実施例において、最初に磁気ディスク装置２０
から読み出すデータが当該トラック上の最終セクタＮの
ものである場合には、初期アドレスがａＯ＋ｎ−Ｈに設
定され、当該セクタｎのデータがメインメモリ３１上に
書込まれると、即時、新たなアドレスａＯの設定がなさ
れる。

また、上記実施例では、実際にセクタｎのに対する識別
情報ＩＯ＝　ｎを確認することで当該トラックの最終位
置を認識するようにしているが、その他、例えば、イン
デックスＩを検出することにより、当該トラックの最終
位置を検出づることも可能である。

［発明の効果１ 以上説明してきたように、本発明によれば、任意のタイ
ミングで読み出し指令がなされた時点で、磁気ディスク
から即時読み出し可能なデータから順次読み出して主記
憶装訝内に書込むことができるようになる。その結果、
磁気ディスクから主記憶装置にファイル等を移す際、時
間的なロスを極力少なくすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明に係るデータ格納制御装置の基本的なハードウェア構
成例を示すブロック図、第３図はＩＳ理の流れを示すフ
ローブ１１−ト、第４図は磁気ディスク記録されたデー
タフォーマットの一例を示す図、第５図はメインメ［り
上のデータ書込みの状態を示す図である。 ［符号の説明コ ト・・磁気ディスク ２・・・主記憶装置 ３・・・初期アドレス設定手段 ４・・・読み出し起動手段 ５・・・１〜ラック終端検出手段 ６・・・変更アドレス設定手段 ７・・何〜ラック読み出し終了検出手段１０・・・…気
ディスク制御装置 ２０・・・磁気ディスク装置 ３０・・・ＣＰＵ ３１・・・メインメモリ 特許出願人　　富士ゼロックス株式会社代　理　人　　
弁理士　　中村　凹溝 （外２名） ■− ■− 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ディスク内に所定長毎に識別情報を付して格納した
   一連のデータを当該磁気ディスクから読み出し、この一
   連のデータを主記憶装置内にアドレスの指定と共に予め
   定めた順序に従つて書込むデータ格納制御装置において
   、最初に磁気ディスクから読み出されたデータを書込む
   べき主記憶装置上のアドレスを設定する初期アドレス設
   定手段と、読み出し指令に基づく識別情報の最初の確認
   によって磁気ディスクからのデータ読み出しを開始する
   読み出し起動手段と、磁気ディスクからのデータ読み出
   しの過程で上記最初に読み出されるデータが記録された
   トラックの最終位置を検出するトラック終端検出手段と
   、このトラック終端検出手段が当該最終位置を検出した
   ときに次のデータを書込むべき主記憶装置上のアドレス
   を設定する変更アドレス設定手段と、磁気ディスクが一
   回転して当該トラックについての読み出しが終了したこ
   とを検出するトラック読み出し終了検出手段とを備えた
   ことを特徴とするデータ格納制御装置。