JPS639109A - リング状樹脂磁石の製造法 - Google Patents

リング状樹脂磁石の製造法

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JPS639109A
JPS639109A JP15344086A JP15344086A JPS639109A JP S639109 A JPS639109 A JP S639109A JP 15344086 A JP15344086 A JP 15344086A JP 15344086 A JP15344086 A JP 15344086A JP S639109 A JPS639109 A JP S639109A
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JP
Japan
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ring
shaped
mold cavity
molten resin
runner
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JP15344086A
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JPH0439214B2 (ja
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Isamu Koyama
勇 小山
Kazuhiko Muya
撫養 和彦
Shigeru Nasu
那須 滋
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Resonac Corp
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Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂磁石、特に高精度回転磁気センサ等に適
した多極のリング状樹脂磁石の製造法に関する。
従来の技術 多極のリング状樹脂磁石は、例えば、第3図に示すよう
に1回転軸lを備えたヨーク2と一体になったリング状
樹脂磁石3の外周面に、複数個のN極とS極を交互に着
磁したものであって、VTRのFG(周波数発電機)な
どに用いられている。磁石素材は、熱硬化性樹脂あるい
は熱可塑性樹脂と強磁性粉末、そのほか必要に応じて添
加剤を混合混練して得た成形材料であり、これを磁場中
で射出成形しで、リング状の磁石を得ている。
従来のリング状磁石の射出成形は、生産性や材料歩留り
等の配慮から、第4図に示すように、成形されるリング
状樹脂磁石3の側面に配置されたサイドゲート7から金
型キャビティに溶融樹脂を射出することが行なわれてい
る。あるいは、第5図に示すように、成形されるリング
状樹脂磁石3の上面に配置されたピンポイントゲート8
からキャビティに溶融樹脂を射出することが行なわれて
いる。
発明が解決しようとする問題点    ′ところで、前
述のPGなどに用いられるリング状樹脂磁石は、高い着
磁性能、すなわち、表面磁束密度のピーク値のバラツキ
が少なく、着磁されたN極とS極の幅が規則正しく正確
なものでなければならない。そのためには、着磁前の樹
脂磁石成形品は、密度が均一でかつ磁性粉末が均質に分
散していなければならない。
しかし、従来の射出成形では、成形品の均一性という点
では非常1ζ問題がある。すなわら、従来の方法では、
溶融樹脂が短時間でゲートより金型キャビティ1ζ注入
され固化するので、成形品には髭の発生1ζ伴う密度の
不均一、表面の樹脂膜厚みの不均一が生じる。また、金
型キャビティ内での溶融樹脂の流動が不七分であるため
に6、磁性粉末の部分的配向や偏在か起こり、これがウ
ェルドとし゛C成形品に残る。
このような不均一’l−IJング状耐樹脂磁石多極着磁
をしたとき1こは、表面磁束のピーク値のバラツキが大
きくなり、N極とS極の幅、いわゆる極ピッチが不規則
で、ワウフラッタ−が太き(、FGとしては使用できる
ものではなかった。
本発明は、溶融樹脂を十分に攪拌して磁性粉末の分散を
均一にし、FG等の多極着磁に適したリング状樹脂磁石
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、強磁性粉末を配
合した溶融樹脂を金型キャビティに射出し磁場中でリン
グ状樹脂磁石を成形するに際し、前記キャビティと全周
でつながるリング状ランナに、該ランナの周方向から溶
融樹脂を導入する。そして、さらに、リング状ランナの
全周から、金型キャビティに溶融樹脂を導入する点1ζ
特徴を有するものである。
作用 本発明によれば、リング状ランナに、その周方向から溶
融樹脂が導入されるので、リング状ランナ中を溶融樹脂
が七分1ζ流動し、リング状ランナの全周から金型キャ
ビティに溶融樹脂が導入されたときは、渦巻状に流動し
て攪拌が良好に行なわれ、磁性粉末は均一に分散する。
また、溶融明晰は、金型キャビティの全周から(ゲート
が全周に存在する)導入されるため、成形されたリング
状樹脂磁石の着磁面にウェルドが発生せず、リング状樹
脂磁石は均一化、均質化されるものである。
実施例 次に、本発明の詳細な説明する。
実施例1 バリウムフェライト80部、12ナイロン20部を混合
混練して得た成形材料を、射出成形機のシリンダ内で溶
融し、金型キャビティ内に射出した。この過程は、第り
図、第2図に示すように、まず、金型キャビティ9と同
心に、その外側に配置したリング状ランナ5へ、周方向
ランナ6より溶融樹脂を導入する。周方向ランナ6は、
リング状ランナ5の周囲に複数個配置し、リング状ラン
ナ5へその接線方向から溶融樹脂を導入した。そして、
金型キャビティ9とリング状ランナ5は、ゲート4によ
り全周でつながっているので、溶融樹脂は渦巻状に流動
して攪拌されながら金型キャビティ9に導入される。
本実施例では、ヨーク2をインサートして、へ その外周にリング状樹脂磁石3を一体成形した。
得られた成形品の中央に35のの軸を取付け、機械加工
でリング状樹脂磁石3の外側面を滑らかに仕上げ、外径
を68の、軸に対して外径の芯振れを5trm以内とし
、第3図に示すような形状とした。
このリング状樹脂磁石の外周面に、着磁ヘッドによつ1
440極(極ピッチ148μm)の着磁を行ない、評価
した結果を11表に示した。
実施例2 実施例1で、ヨーク2が、ない成形品を得、成形後にヨ
ーク2を接着し〔一体化した以外は同様に加工して評価
した結果を第り表に消した。
実施例3 実施例1で、リング状ランナ5を金型キャビティ9の内
側に同心に配置し、両者を全周でっケいで、他は実施例
1と同様に行ない、評価した結果を第1表に示した。
比較例1 同様に加工しで評価した結果を第り表に示した。
比較例2 第5図に示すようIこ、ビンポイントゲート四ケ所より
溶融樹脂を射出して成形し、他は実施例tと同様1ζ加
工し°〔評価した結果を第1表に示した。
第  1  表 ◆1.リップル 表面磁束密度のバラツキ(最高磁束密
度−最低磁束合肥 /最高磁束密度xto。
!I12 ワウ・フラッタ LOOOrpmで測定発明
の効果 第1表で明らかな様に、比較例りのサイドゲート、比較
例2のピンポイントゲートは、ウェルドが発生して磁性
粉末の分散が不均質になり、着磁の再生波形が乱れで、
リップルやワウ・フラッタが悪くなり、実用上使用でき
るものでなかったが、本発明によれば、ウェルドがなく
磁性粉末の分散が均一で均質なリング状樹脂磁石か得ら
れた。この事から、高い着磁性能FGが得られる点工業
的価値は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する平面図、第2図は本発
明の詳細な説明する断面図、第3図は本発明を適用する
リング状樹脂磁石の一例を示す斜視図、第4図、第5図
は従来の射出成形法を示す断面図である。 3はリング状樹脂磁石、4はゲート、5はリング状ラン
ナ、6は周方向ランナ、9は金型キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 強磁性粉末を配合した溶融樹脂を金型キャビティに射出
    し磁場中でリング状樹脂磁石を成形するに際し、前記金
    型キャビティと全周でつながるリング状ランナに該ラン
    ナの周方向から溶融樹脂を導入し、更にリング状ランナ
    の全周から金型キャビティに溶融樹脂を導入することを
    特徴とするリング状樹脂磁石の製造法。
JP15344086A 1986-06-30 1986-06-30 リング状樹脂磁石の製造法 Granted JPS639109A (ja)

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JP15344086A JPS639109A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 リング状樹脂磁石の製造法

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JP15344086A JPS639109A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 リング状樹脂磁石の製造法

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JPS639109A true JPS639109A (ja) 1988-01-14
JPH0439214B2 JPH0439214B2 (ja) 1992-06-26

Family

ID=15562577

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1106962B1 (de) * 1999-12-10 2010-03-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Schnellkupplung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5944976A (ja) * 1982-09-07 1984-03-13 Hitachi Ltd 交流電源制御方式

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JPH0439214B2 (ja) 1992-06-26

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