JPH03274413A - 磁気エンコーダー - Google Patents

磁気エンコーダー

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Publication number
JPH03274413A
JPH03274413A JP7413690A JP7413690A JPH03274413A JP H03274413 A JPH03274413 A JP H03274413A JP 7413690 A JP7413690 A JP 7413690A JP 7413690 A JP7413690 A JP 7413690A JP H03274413 A JPH03274413 A JP H03274413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic
drum
mold
magnetic encoder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7413690A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Uetake
植竹 昭仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP7413690A priority Critical patent/JPH03274413A/ja
Publication of JPH03274413A publication Critical patent/JPH03274413A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1、電子機器などに使われるモータやアクチュ
エータ等に利用される磁気エンコーダーに関する。
「従来の技術] 磁気エンコーダーは、回転磁気ドラムと磁気センサから
構成され、回転磁気ドラムには円筒状樹脂結合形磁石で
射出成形法、圧縮成形法あるいは押出成形法により製造
された樹脂結合形磁石を使用し、上記回転磁気ドラムと
対向配置された磁気センサにはホールセンサやMRセン
サが使用されている。このように磁気エンコーダーは、
光学式エンコーダーに比べ構造が簡易であり耐環境性、
振動、衝撃に強く比較的小型、低価格で出来るので○A
、AV用エンコーダーとして多く用いられている。
回転磁気ドラムに使用される円筒状樹脂結合形磁石の製
造方法として射出成形法は、磁石粉末と熱可塑性樹脂か
らなる磁石組成物を十分な流動性が得られる温度まで過
熱した状態で金型中に充填し、所定の形状に成形するも
のである。圧縮成形法は、磁石粉末と熱硬化性樹脂から
なる磁石組成物をプレス装置の金型中に充填し圧縮して
成形する方法である。押出成形法は、流動状態の磁石組
酸物をスクリューまたはプランジャーを使って金型中に
送り込み、この金型中を通過させることで成形する方法
である。このうち射出成形法と圧縮成形法は、成形時金
型内に磁場を加え異方性を有する磁石を成形することが
できる。このようにして製造された磁石は、径方向の厚
みは最小1mm程度のものが得られ所望の着磁を施した
後、エンコーダーに組み込まれる。射出成形法によるも
のはさらに径゛方向の厚みを薄くすることが可能である
が磁石成形体の表面にスキン層と呼ばれる磁石粉末の少
ない部分が形成されることや、金型内に充填された磁石
組成物が急速に冷やされ十分な流動性が得られなくなり
極端に成形性が悪くなるのでほぼ上記の寸法が限界であ
る。
磁気エンコーダーの分解能はエンコーダー磁石の1周当
りの着磁パターンのパルス数によって決まる。例えば、
回転磁気ドラムの外径が同一で着磁パルス数が200パ
ルスと400パルスのものを比較すると後者は基本的に
2倍の分解能が得られる。
しかし、同時に着磁パルス巾が半分となり高密度な着磁
をする必要がある0着磁パルス巾を狭くして行くと磁石
厚みが問題となり弱いパルスとなったり不均一なパルス
となる。従って、強く均一なパルスを得ながら分解能を
上げるためには、磁石を回転磁気ドラムに組み込んだ後
、外径を切削して磁石厚みを薄くして着磁を施すように
したり、外径を大としていた。
[発明が解決しようとする課題及び目的コしかしながら
、上記の成形方法により製造された円筒状樹脂結合形磁
石は、以下に示すような課題を有している。
■これら比較的厚肉の磁石を使用して高性能、高分解能
の磁気エンコーダーを得るためには、使用する磁石の外
径を太きくしなければならず、機器の小型化、軽量化の
要求を満足することができない。
■外径を大きくせずに高性能、高分解能の磁気エンコー
ダーを得るためには、磁石外径の切削が必要であり高価
なものとなる。
■射出成形法によってさらに磁石の径方向厚みを薄くし
小型、軽量化を図ろうとすると性能の確保ができない。
■従来の押出成形法は成形時に磁場を加えない方法が主
である。しかし、この方法では等方性の磁石しか得るこ
とができず薄肉で高性能の磁石は得られない。
本発明は、これらの課題を解決するものであり、その目
的とするところは、放射状に異方性を有する円筒状樹脂
結合形磁石を薄肉に成形し、これを回転磁気ドラムに使
用することによって高性能で、かつ高密度着磁による高
分解能で、小型、軽量な磁気エンコーダーを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の磁気エンコーダーは、樹脂結合形磁石で、磁石
粉末、有機物樹脂及び必要ならば添加剤を加えた組成か
らなる成形用原料を金型中を硬化させながら通過させて
押出成形することにより円筒状で薄肉、かつ径方向に放
射状に異方性を有するように製造された円筒状磁石を回
転ドラムに使用したことを特徴とする。
[実施例コ 本発明に利用できる磁石粉末としては、フェライト系磁
石粉末、希土類金属とコバルト、鉄を主体とする遷移金
属からなる組成とする希土類磁石粉末、あるいは基本組
成を希土類金属と鉄を主体とする遷移金属及びホウ素か
ら成る組成とする希土類磁石粉末等がある。
これら磁石粉末と有機物樹脂を必要ならば添加剤を加え
て充分に混合する。次にこの混合物を、混練機にて有機
物樹脂が溶融する温度以上に加熱して、充分混練した後
造粒する。造粒した磁石組成物を押し出し成形機に投入
しシリンダーで加熱、流動状態としてスクリューにて金
型内に送り込む。
金型内に注入された磁石組成物は、磁場を印加された金
型中を通過することで、原料中の磁石粉末の磁化容易軸
が磁場の方向に揃えられて(配向されて)成形される。
成形品は、磁石組成物が金型内に形成された磁場中にあ
るときに冷却硬化されて押し出される。この後磁石成形
体は、適当な長さで切断する。次に、軸方向必要な長さ
に切断することによって磁気エンコーダー用磁石が得ら
れる。
第1図に本発明の磁気エンコーダーに使用される磁石の
製造装置を示す。押出成形機は、材料投入部であるホッ
パー101、シリンダ102、スクリュー1033、シ
リンダ部に金型を取り付けるためのアダプターブI/−
ト104、金型105、およびスクリュー駆動用モータ
(区示せず)から成っており、さらに金型内に磁場を印
加するための電磁コイル109が金型の外側に配置され
た構成に成っている。
この押出成形機に原料コンパウンド110を投入する。
この原料コンパウンドを、シリンダ102内にて260
°Cに加熱し流動状態として金型105内を通過させる
金型の構造については第2図に示す。金型は、外ダイ2
01とマントI/ル202で構成されている。
外ダイは非磁性材で作られているが、先端部に磁束を誘
導するためのリング状の磁性材201aが取り付けられ
ている。また、マンドレルも非磁性材からできており、
やはりその先端には磁性材202aが取り付けられてい
る。金型の外側に設置された電磁コイル109に電液を
涼すと発生する磁束は透磁率の高い磁性材中を通り易い
ため図中の矢印Hのように流れる。このため、マンドレ
ルの先端部202aと外ダイに取り付けられた磁性材の
リング201aとの空間(以下配向部と呼ぶ)に、放射
状の磁場が発生する。そして、磁石組成物が配向部を通
過する時に、磁石粉末が配向されながら成形されるわけ
である。
本実施例において、成形磁場は15kOe、成形時の金
型温度は250℃であり、冷却は金型出口の部分で強制
空冷することで行なった。これにより、配向した磁石組
成物は金型出口で冷却硬化されて押出成形された。この
方法により製造される磁石の径方向厚みは、最小0.4
〜0.5mmまで可能である。
第3図に本発明の磁気エンコーダ・−の構成を示す。上
記により製造された磁気エンコーダー用磁石301は磁
石保持ドラム302に接着等により固定され、前記磁気
エンコーダー用磁石301外周部に所望の着磁パターン
で着磁を施す。前記磁石保持ドラム302は回転軸30
3の指定位置に圧入等により固定され、これら回転磁気
ドラム304はハウジング306内の所定の位置に回転
自在なように配設される。また、磁気エンコーダー用磁
石301と所定の空隙を持って対向するように磁気セン
サ305が前記ハウジング306内に配設固定される。
以上の構成により回転軸303の回転による物理的変化
が電気的なデジタル変化あるいはアナログ変化量に変換
される。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の磁気エンコーダーは、その磁
石が樹脂結合形磁石を押出成形法により製造されるので
、従来になく薄肉円筒状で径方向に放射状に異方性を有
する磁石が得られ、磁気性能が高く強い着磁パルスを得
ることができ、高分解能、高精度で小型、軽量の磁気エ
ンコーダーを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1ズは本発明の磁気エンコーダー用磁石の製造装置の
説明図。 第2図は製造装置に使われる金型の構造を示す図。 第3図は本発明の磁気エンコーダーの構成説明図。 101・・・ホッパー、1o2・・・シリン死103・
・・スクリュー、1o4・・・アダプタープ1ノート、
  105−・・金型、  106,107,108−
1j−夕。 109・・・電磁コイル、11o・・・原料コンパウン
ド111・・・磁石成形体22o1・・・外ダイ、  
201a・・・外ダイ部磁性材、2o2・・・マンドレ
ル、  202a・・・マンドレル部磁性材、H・・・
磁束の流れ301・・・磁気エンコーダー用磁石、3o
2・・・磁石保持ドラム。 303 ・・・回転軸。 04 ・・・回転磁気 ドラム。 05 ・・・磁気センサ。 06 ・・・ハウジン グ 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂結合形磁石で、磁石粉末、有機物樹脂及び必要なら
    ば添加剤を加えた組成からなる成形用原料を金型中を硬
    化させながら通過させて押出成形することにより円筒状
    で薄肉、かつ径方向に放射状に異方性を有するように製
    造された円筒状磁石を回転ドラムに用いることを特徴と
    する磁気エンコーダー。
JP7413690A 1990-03-24 1990-03-24 磁気エンコーダー Pending JPH03274413A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7413690A JPH03274413A (ja) 1990-03-24 1990-03-24 磁気エンコーダー

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JP7413690A JPH03274413A (ja) 1990-03-24 1990-03-24 磁気エンコーダー

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Publication Number Publication Date
JPH03274413A true JPH03274413A (ja) 1991-12-05

Family

ID=13538469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7413690A Pending JPH03274413A (ja) 1990-03-24 1990-03-24 磁気エンコーダー

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JP (1) JPH03274413A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10332427A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Nippon Seiko Kk エンコーダ付転がり軸受ユニット
JP2001236859A (ja) * 1999-12-21 2001-08-31 Nokia Mobile Phones Ltd ロータリ・スイッチ
JP2017053776A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 日立金属株式会社 回転角検出用磁石、回転角検出装置及び回転角検出用磁石の製造方法

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JP2001236859A (ja) * 1999-12-21 2001-08-31 Nokia Mobile Phones Ltd ロータリ・スイッチ
JP2017053776A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 日立金属株式会社 回転角検出用磁石、回転角検出装置及び回転角検出用磁石の製造方法

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