JPS6390202A - 高周波ろ波器 - Google Patents

高周波ろ波器

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JPS6390202A
JPS6390202A JP23640686A JP23640686A JPS6390202A JP S6390202 A JPS6390202 A JP S6390202A JP 23640686 A JP23640686 A JP 23640686A JP 23640686 A JP23640686 A JP 23640686A JP S6390202 A JPS6390202 A JP S6390202A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductor
inner conductors
dielectric block
outer conductor
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP23640686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Isoda
磯田 陽次
Moriyasu Miyazaki
守泰 宮崎
Osami Ishida
石田 修己
Fumio Takeda
武田 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS6390202A publication Critical patent/JPS6390202A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は比較的高周波帯、特にV HF帯、UHF帯
およびマイクロ波帯で多く用いられる高周波ろ波器に関
するものである。
【従来の技術〕
第4図は例えばアイイーイーイーマイクロ波理論と技術
に関する報告書エムティティー14295〜296頁(
1966)(IEEE Transactionson
 Microwave Theory and tec
hniques、vol、NTT−14、PI’295
〜296 (1966))に示された従来の高周波ろ波
器の概略構成を示す図で、同図(a)は一部欠載する斜
視図、同図(b)は横断面図である。また、第4図は第
3図に示す従来の高周波ろ波器の等価回路を示す回路図
、第5図はその減衰特性を示す線図である。第3図にお
いて。
1は外導体、2a〜2dは内導体、3は結合孔、4は結
合用プローブ、5は隔壁、p、、p、は入出力端子であ
る。内導体2a〜2dの一端は外導体1と隔壁5で囲ま
れた共振器の概略中央に接続され、短絡されて短絡端と
なっており、他端は開放端となっている。また、内導体
2a〜2dはその長さがほぼ1/4波長となっており、
それぞれ途中で外径が変化して、その位置から開放端側
は分布定数的に容量性のインピーダンスとなって容量負
荷が実現されている。内導体2aと2b、2bと2c、
2cと2dは各々結合孔3を介して磁界により結合して
おり、内導体2aと2dは結合用プローブ4を介して電
界により結合している。入出力端子P工、P2は例えば
同軸接栓であり、入出力結合回路はこの入出力端子P1
.P2の内導体の先端部を内導体2a、2bに接近させ
ることにより実現している。
次に動作について説明する。今、内導体2a〜2dの長
さを調整することによって全ての内導体が同一周波数f
0で共振するものとすれば、周波数f。では共振状態に
ある内導体2a〜2dは相互に強く結合するとともに、
入出力端子Pエ p2とも強く結合し、入出力端子P0
への入射波は入出力端子P2に導かれる。しかし、周波
数f0以外の周波数では内導体2a〜2dは相互の結合
及び入出力端子P x 、P 2どの結合が非常に弱く
、入出力端子p1. p、への入射波はほとんどの電力
が反射される。このように、第4図に示した従来の高周
波ろ波器は帯域通過ろ波器としての機能を有する。
さらに、第4図に示す従来の高周波ろ波器の等価回路は
第5図に示すように、内導体2aと2dの結合M 14
は電界結合であり、他の結合M12゜M2.、 M34
は電界結合とは極性の異る磁界結合であるため、第6図
に示すように通過帯域近傍に減衰極が存在し、急峻な減
衰特性を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の高周波ろ波器は、以上のように構成されているの
で、内導体、外導体、隔壁、結合用プローブ、入出力端
子等の個別の部品を組み立てて製造するものであるため
部品数が多く製造組立に時間がかかり、また寸法も大き
くなるという問題点があり、さらに、内導体の周囲に誘
電体を充てんして波長を短縮し、小形化をはかつても、
誘電体と内導体、外導体及び隔壁との線膨張係数の差に
よって温度が変化すると共振周波数が変化するという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、部品数が少なく製作容易で、小形化でき、か
つ、温度特性も良好な通過帯域近傍に減衰極が存する急
峻な減衰特性を備えた高周波ろ波器を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る高周波ろ波器は、所定の間隔でコの字状
に配列されて偶数個の貫通孔があけられた誘電体ブロッ
クを用い、この誘電体ブロックの表面に密着して導体膜
による外導体を形成するとともに、前記貫通孔の内周面
に密着して前記外導体と一方の端部においてのみ接続さ
れた内導体を導体膜によって形成し、前記誘電体ブロッ
クの貫通孔があけられている各側面の内導体相互間の所
定の位置に、前記外導体に接続された導体膜で覆われた
第1及び第2の溝を設けたものである。
〔作用〕
この発明における高周波ろ波器は、誘電体ブロックとこ
れに密着した導体膜とで形成することで、部品数を減少
させて製造組立を容易化するとともに、誘電体ブロック
に比誘電率の大きな材料を用いて波長を短縮してやるだ
けで、他にはほとんど制約を受けることなくその小形化
を可能とし、かつ、導体膜を誘電体ブロックに密着させ
、その線膨張係数が銅、アルミニウムのような良導電性
金属のものより小さい誘電体の線膨張係数で決まるよう
にして良好な温度特性を実現し、さらに、誘電体ブロッ
クの両側面に設けられた第1及び第2の溝によって、内
導体相互の結合をそれぞれ極性の異なる磁界結合と電界
結合によって与え、従来の高周波ろ波器と同等の1通過
帯域近傍に減衰極が存する急峻な減衰特性を実現してい
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による高周波ろ波器の概略構成
を示す斜視図であり、第2図(a)はそのA−A線断面
図、同図(b)は同じ<B−B線断面図である0図にお
いて、10は外導体。
20a〜20dは内導体、7は第1の溝、8は第2の溝
、9a、9bは入出力内導体、11は誘電体ブロックで
ある。
誘電体ブロック11には一側面からその背面に貫通する
貫通孔が偶数個(4個)、所定の間隔でコの字状にあけ
られており、この貫通孔の長さはほぼ174波長となっ
ている。外導体10はこの誘電体ブロック11の表面に
密着して配置された導体膜によって形成されており、内
導体20a〜20dは前記誘電体ブロック11の各貫通
孔の内周面に密着して配置された導体膜によって形成さ
れ、一端が前記外導体10に継目なく接続されて短終端
となり、他端が開放端となっている。誘電体ブロック1
1の前記内導体20a〜20dの開放端側の側面には、
コの字状に配列された内導体20a〜20dの20aと
20bの間、20bと20cの間、20cと20dの間
には、それぞれ前記コの字の各辺に直交する如く第1の
溝7が設けられている。この第1の溝7には外導体10
に継目なく接続された導体膜が密着して配されている。
また、誘電体ブロック11の前記内導体208〜20d
の短絡端側の側面にも、コの字状に配列された内導体2
0a〜20dの前記コの字の対向する辺の内導体20a
と20dの間に第2の溝8が設けられている。この第2
の溝8にも外導体10に継目なく接続された導体膜が密
着して配されている。
前記第1の溝7は内導体20a〜20dの開放端側の相
互間に配されて電界結合をさえぎるため、内導体20a
と20b、20bと20c、20cと20dはそれぞれ
主として磁界によって結合する。一方前記第2の溝8は
内導体20aと20dの短絡端側の間に配されて磁界結
合をさえぎるため、両者は主として電界によって結合す
る。また、入出力内導体9a、9bは導体膜で形成され
て外導体1oとは絶縁されており、前記コの字の端部の
内導体20a、20dに接続されて、内導体20aある
いは20dに流れる電流の一部を分流する形式の入出力
結合回路を形成している。
次に動作について説明する。今、内導体20a〜20d
の長さを調整することによって全ての内導体20a〜2
0dが同一周波数f0で共振するものとすれば、周波数
f0では共振状態にある内導体20a〜20dは相互に
強く結合するとともに入出力内導体9a、9bとも強く
結合し、入出力内導体9aに接続される入出力端子への
入射波は入出力内導体9bに接続される入出力端子へ導
かれる。しかし周波数f0以外の周波数では、内導体2
0a〜20dの相互の結合及び入出力内導体9a、9b
との結合が非常に弱く、入出力内導体9a、9bに接続
される入出力端子への入射波はほとんどの電力が反射さ
れる。このように、この実施例の高周波ろ波器は帯域通
過ろ波器としての機能を有する。さらに、内導体20a
と20dの結合は前述のように電界結合であり、内導体
20aと20b、20bと20c、20cと20dの間
の磁界結合とは極性が異るため、従来の高周波ろ波器と
同様に通過帯域近傍に減衰極が現われて、急峻な減衰特
性が得られる。
第3図はこの発明の他の実施例による高周波ろ波器を示
す斜視図で、内導体を6個設けたものである。内導体開
放端側側面の第1の溝7は内導体20aと20b、20
bと20c、20cと2゜d、20dと20e、20e
と2Of間にコの字の各辺に直交する如く設けられ、内
導体短絡端側側面の第2の溝8はコの字の対向する辺の
内導体20aと2Of、及び20bと20c間に設けら
れている。この場合、第1図に示す実施例による高周波
ろ波器よりもさらに急峻な減衰特性を得ることができる
なお、上記実施例では内導体の数が4本あるいは6本の
場合について述べたが、内導体の数が8本以上の偶数個
の場合にも適用することができる。
また、入出力結合回路を内導体に流れる電流を分流する
形式のものについて述べたが、磁界による結合あるいは
静電容量による結合を用いてもよく、上記実施例と同等
の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、外導体とコの字状に
折り返して配列した偶数個の内導体を誘電体ブロックの
表面あるいは貫通孔の内周面に密着した導体膜で形成し
、誘電体ブロックの内導体開放端側側面及び短絡端側側
面の内導体間に導体膜が密着して配された第1及び第2
の溝を設けるように構成としたので、第1の溝と第2の
溝とによって内導体間に異なる極性の結合が得られて。
通過帯域の近傍に減衰極の存在する急峻な減衰特性を実
現することができるとともに、外導体、内導体が極めて
薄形化され、比誘電率の大きな誘電体ブロックを用いれ
ば、他にはほとんど制約を受けずに小形化することが可
能となるばかりか、誘電体ブロックとこれに密着した導
体膜とで形成されているため、部品数も少なく製造組立
が容易となり、その線膨張係数は良Mffi性金属のそ
れよりも小さな誘電体ブロックのそれで決定されるため
極めて良好な温度特性が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による高周波ろ波器の概略
構成を示す斜視図、第2図(a)は第1図のA−A線断
面図、第2図(b)は第1図のB−B線断面図、第3図
はこの発明の他の実施例による高周波ろ波器の概略構成
を示す斜視図、第4図(a)は従来の高周波ろ波器の概
略構成を示す一部欠載の斜視図、第4図(b)は第4図
(a)の横断面図、第5図その等価回路を示す回路図、
第6図は通過特性を示す線図である。 7は第1の溝、8は第2の溝、9a、9bは入出力内導
体(入出力結合回路)、10は外導体。 11は誘電体ブロック、20a〜20fは内導体。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一側面からその背面へ貫通する偶数個の貫通孔が所定
    の間隔でコの字状に配列してあけられた誘電体ブロック
    と、前記各貫通孔の内周面に密着して配された導体膜で
    形成される偶数個の内導体と、前記誘電体ブロックの表
    面に密着して配された導体膜で形成され、前記各内導体
    の一方の端部が継目なく接続されている外導体と、前記
    誘電体ブロックの前記一側面のコの字状に配列された前
    記内導体の間に、前記コの字の各辺に直交する如く設け
    られて、前記外導体と継目なく接続された導体膜を有す
    る第1の溝と、前記誘電体ブロックの前記一側面の背面
    のコの字状に配列された前記内導体の前記コの字の対向
    する辺の内導体の間に設けられて、前記外導体と継目な
    く接続された導体膜を有する第2の溝と、入出力結合回
    路とを備えた高周波ろ波器。
JP23640686A 1986-10-02 1986-10-02 高周波ろ波器 Pending JPS6390202A (ja)

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