JPS6389535A - 光学式デイスク - Google Patents

光学式デイスク

Info

Publication number
JPS6389535A
JPS6389535A JP61233182A JP23318286A JPS6389535A JP S6389535 A JPS6389535 A JP S6389535A JP 61233182 A JP61233182 A JP 61233182A JP 23318286 A JP23318286 A JP 23318286A JP S6389535 A JPS6389535 A JP S6389535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bis
hydroxyphenyl
diisopropylbenzene
phosgene
cyclohexane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61233182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2515993B2 (ja
Inventor
Tatsuya Sugano
菅野 龍也
Ikuo Takahashi
郁夫 高橋
Yoshihiro Iguchi
井口 善裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP61233182A priority Critical patent/JP2515993B2/ja
Publication of JPS6389535A publication Critical patent/JPS6389535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2515993B2 publication Critical patent/JP2515993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はレーザー光線により信号を記録しあるいはレ
ーザー光線の反射又は透過により記録された信号の読み
出しを行なう光学式情報記録用ディスクに用いられるポ
リカーボネート共重合体から成る光学式ディスクに関す
る。
(従来の技術) レーザー光線のスポットビームをディスクにあて、ディ
スクに微細なピットで信号を記録あるいほこのようなピ
ットによって記録された信号をレーザー光線の反射又は
透過光量を検出することによって読み出すDRAW(ダ
イレクト・リード・アフター・ライト)、Erasab
le−DRAW(イレーザブル−ダイレクト・リード・
アフター・ライト)型光学式情報記録再生方式は著しく
記録密度を上げることができ特にErasable−D
RAW型では記録の消去、書き込みも可能であり、且つ
それらから再生される画像や音質が優れた特性を有する
ことから画像や音質の記録又は記録再生、多量の情報記
録再生等に広く実用されることが期待されている。この
記録再生方式に利用されるディスクにはディスク本体を
レーザー光線が透過するために透明であることは勿論の
こと読み取り誤差を少なくするために光学的均質性が強
く求められる。ディスク本体形成時の樹脂の冷却及び流
動過程において生じた熱応力2分子配向、ガラス転移点
付近の容積変化による残留応力が主な原因となり、レー
ザー光線がディスク本体を通過する際に複屈折が生ずる
。この複屈折に起因する光学的不均一性が大きいことは
光学式ディスクとしては致命的欠陥である。
(発明が解決しようとする問題点) このようにディスク成形時の樹脂の冷却及び流動過程に
おいて生じた熱応力2分子配向、残留応力が主原因で生
ずる複屈折は形成条件を選ぶことによって得られるディ
スクの複屈折はかなり小さくすることができるが、成形
樹脂自身のもつ固有の複屈折、すなわち光弾性定数に大
きく依存している。
(問題点を解決するための手段) 複屈折は光弾性定数と残留応力の積として下記(1)式
で表すことができる。
nl−n2=C(al−a2)、       (1)
nx−n2:複屈折 ’1−02’残留応力 C:光弾性定数 (1)式から光弾性定数を小さくすれば成形条件が同じ
でも得られるディスクの複屈折が小さくなることは明ら
かである。そこで発明者らは1,1−ビス、(4−ヒド
ロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼンと1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン
をカーボネート結合によって共重合させることによって
芳香族ポリカーボネートの機械的特性を損ねることなく
光弾性定数の小さな樹脂が得られる事実を見出し、本発
明に至ったものである。
(発明の構成) 本発明は1,1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−p−ジイソプロピルベンゼン(I)97〜3モル%と
1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン(Il)3〜97モル%とをカーボネート結合して
得られる芳香族ポリカーボネート共重合体から成る光学
式ディスクに関する。かくして、この発明によれば、下
記の式(I)、(II)で示されるビスフェノールがカ
ーボネート結合により共重合してなる芳香族ポリカーボ
ネート共重合体が提供される。
(I)            (II)また、式(I
I )の構成単位は10〜90モル%が好ましい。とい
うのは、式(II )の構成単位が10モル%未満のも
のであると得られる芳香族ポリカーボネートの光弾性定
数は式(I)よりなるホモポリカーボネートとあまり変
わらない。また、式(II )の構成単位が90モル%
を超えると得られる芳香族ポリカーボネートの流動性が
式(I)よりなるホモポリカーボネートに較べて著しく
低下する。なお、本発明の共重合体の粘度平均分子量は
13,000〜50,000が好ましい。13,000
未満では共重合体がもろくなり50,000を越えると
共重合体の流れが悪くなり成形性が劣る。
さらに、第3成分を共重合体させることも可能である。
本発明のポリカーボネート共重合体の製造法としては、
次の2つのの方法がある。
■エステル交換法 1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼンと1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサンの混合物に対し化学量論的
に当量よりやや過剰のジフェニルカーボネートに通常の
カーボネート化触媒の存在下的 160〜180°Cの温度下で常圧下、不活性ガスを導
入した条件下で約30分反応させ約2時間〜3時間かけ
て徐々に減圧しながら180〜220°Cの温度下で最
終的に10Torr、220°C下で前縮合を終了する
。  そ  の  後、10Torr、270°C下 
 で30分、5Torr、270°C下で20分反応し
、次いで0.5Torr以下好ましくは0.3Torr
〜0.ITorrの減圧下で2706C下で1.5時間
〜2.0時間稜線合を進める。尚、カーボネート結合の
ためカーボネート化触媒としてはリチウム系触媒、カリ
ウム系触媒、ナトリウム系触媒、カルシウム系触媒、錫
系触媒等のアルカリ金属、アルカリ土類金属触媒が適し
ており例えば水酸化リチウム、炭酸リチウム、水素化ホ
ウ素カリウム、リン酸水素カリウム、水酸化ナトリウム
、水素化ホウ素ナトリウム、水素化カルシウム、ジブチ
ル錫オキシド、酸化第1錫が挙げられる。これらのうち
、カリウム系触媒を用いることが好ましい。
■ホスゲン法 三つロフラスコにかき混ぜ機、温度計、ガス導入管、排
気管をつける。1.1’−ビス−(4,ヒドロキシフェ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼンと1,1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンの混合物を
ピリジンに溶かしこれを激しくかき混ぜながらホスゲン
ガスを導入するのであるが、ホスゲンは猛毒であるから
強力なドラフト中で操作する。また、排気末端には水酸
化ナトリウム10%水溶液で余剰ホスゲンを分解無毒化
するユニットをつける。ホスゲンはボンベからの洗気び
ん、パラフィンを入れた洗気びん(池数を数える)、空
の洗気びんを通してフラスコに導入する。ガラス導入管
はかき混ぜ機の上に差し込むようにし、析出するピリジ
ン塩によってつまらないようにするため先端を漏斗状に
広げておく。ガス導入に伴いピリジンの塩酸塩が析出し
て内容は濁ってくる。反応温度は30°C以下になるよ
うに水冷する。縮合の進行とともに粘ちょうになってく
る。ホスゲン−塩化水素錯体の黄色が消えなくなるまで
ホスゲンを通じる。反応終了後、メタノールを加えて重
合体を沈殿せしめ、ろ別乾燥する。生成するポリカーボ
ネートは塩化メチレン、ピリジン、クロロホルム、テト
ラヒドロフランなどjこ溶けるから、これらの溶液から
メタノールで再沈殿して精製する。このようにして得ら
れるポリカーボネート共重合体は、レーザー光線により
信号を記録し、あるいは、レーザー光線の反射又は透過
により記録された信号の読み出しをおこなう DRAW、Erasable−DRAW光学式情報記録
用ディスクに有用である。以下に本発明を実地例にっい
て説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定
されるものではない。
実施例1 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジイ
ソプロピルベンゼン250重量部(60mo1%)と1
,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニルフシクロヘキサ
2129重量部(40mo1%)とジフェニルカーボネ
ート265重量部を31三つロフラスコに入れ脱気、N
2パージを5回繰り返した後、シリコンバス180°C
′″c−窒素を導入しながら溶融させた。溶融したら、
カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウムを予め
フェノールに溶かした溶Fly(仕込んだビスフェノー
ル全量に対して10−3mo1%量)を加え、180°
C5N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度下、
1QQTorrにし30分攪はんした後、同温度下でさ
らに5QTorrに減圧し60分反応させた。次に徐々
に温度を220°Cまで上げ60分反応させここまでの
反応でフェノール留出理論量の80%を留出させた。し
かるのち、同温度下で1QTorrに減圧し30分反応
させ温度を徐々に270°Cに上げ、30分反応させた
。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反応させ
、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮合を
終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで2時
間径縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取り出
し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cに
て溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度平均分
子量はMv=19,200であった。
実施例2 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに1,1′−ビス。
(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベン
ゼン250重量部と1,1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン129重量部を溶かし、水酸化
ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを激しく攪はん
しながらホスゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベか
ら空の洗気びん、水を入れた洗気びん、空の洗気びんを
通してフラスコに導入した。ホスゲンガスを導入中の反
応温度は25°C以下になるように水冷した。縮合の進
行とともに溶液は粘ちょうになってくる。さらにホスゲ
ン−塩化水素錯体の黄色が消えなくなるまでホスゲンを
通じた。反応終了後、メタノールに反応溶液を注ぎこみ
、ろ別し水洗を繰り返した。さらに生成したポリカーボ
ネートはジクロルメタンの溶液からメタノールで再沈精
製した。精製後よく乾燥したのちジクロルメタンを溶媒
に用いて20°Cにて溶液粘度を測定した。この値から
算出した粘度を測定した。この値から算出した粘度平均
分子量はMv=20,500であった。
(記録特性の評価) 上記のようにして製造したポリカーボネート共重合体に
記録膜を付けて、光記録特性評価した。即ち、実施例1
,2に記載のポリカーボネート共重合体を射出成形機(
多機製作所製、ダイナメルター)を用いて直径130m
m5厚さ1.2mmの円盤状基板に成形し、この基板上
に Tb23.5Fe64.2CO12,3(原子%)の合
金ターゲットを用いてスパッタリング装置(RFスパッ
タリング装置、日本真空(株)製)中で光磁気記録膜を
1.000人形成した。この記録膜上に本出願人による
特開昭60−177449号に記載の無機ガラスの保護
膜1,000人を上記と同じスパッタリング装置を用い
て形成した。得られた光磁気ディスクの性能をCN比、
BERおよび60°C90RH%の条件下でのCN比変
化率で評価した。結果は表1の通りであった。
表1 (注1)CN比=書き込みパワー7mW(ミリワット)
読み取りパワー1mW、キャリア周波数IMHz、分解
能帯域中30KHzで測定 (注2) CN変化率(%)=初期CN比に対する60
°C,90RH%条件下で30日経過後のCN比の低下
度 (注3)比較例=従来公知のポリカーボネート(音大化
成(株)AD−5503)基板を用いて上記と同じ手順
で光磁気ディスクを作ったものである。
表1の結果から明らかなように、本発明によるポリカー
ボネート共重合体は複屈折値の低下によりCN比が大幅
に向上しており、耐久性にも優れていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニノレ)−p−
    ジイソプロピルベンゼン97〜3モル%と1、1−ビス
    −(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン3〜97
    モル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカ
    ーボネート共重合体から成る光学式ディスク
JP61233182A 1986-10-02 1986-10-02 光学式デイスク Expired - Lifetime JP2515993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61233182A JP2515993B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 光学式デイスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61233182A JP2515993B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 光学式デイスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389535A true JPS6389535A (ja) 1988-04-20
JP2515993B2 JP2515993B2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=16951019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61233182A Expired - Lifetime JP2515993B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 光学式デイスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2515993B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0362792A2 (en) * 1988-10-05 1990-04-11 Daicel Chemical Industries, Ltd. Aromatic polycarbonate copolymer and optical disk having a substrate of the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0362792A2 (en) * 1988-10-05 1990-04-11 Daicel Chemical Industries, Ltd. Aromatic polycarbonate copolymer and optical disk having a substrate of the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2515993B2 (ja) 1996-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6389539A (ja) 光学式デイスク
JPS6389529A (ja) 光学式デイスク
JPS6389535A (ja) 光学式デイスク
JPS63207822A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS63207821A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS6389527A (ja) 光学式デイスク
JP2552120B2 (ja) 光学式デイスク
JPS6389540A (ja) 光学式デイスク
JPS6389530A (ja) 光学式ディスク
JPS6389533A (ja) 光学式デイスク
JPS63207820A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS6389528A (ja) 光学式デイスク
JPS63199734A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS63199731A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS6389538A (ja) 光学式デイスク
JPS63199729A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS6389537A (ja) 光学式デイスク
JPS6389534A (ja) 光学式デイスク
JPS63227390A (ja) 光学式デイスク
JPS63154733A (ja) 光学式デイスク
JPH02128336A (ja) 光学式ディクス基板用芳香族ポリカーボネート共重合体
JPS63193921A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS63277232A (ja) 芳香族ポリカ−ボネ−ト三元共重合体
JPS6389532A (ja) 光学式デイスク
JPH01101327A (ja) 芳香族ポリカーボネート三元共重合体