JPS638856B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS638856B2 JPS638856B2 JP7198781A JP7198781A JPS638856B2 JP S638856 B2 JPS638856 B2 JP S638856B2 JP 7198781 A JP7198781 A JP 7198781A JP 7198781 A JP7198781 A JP 7198781A JP S638856 B2 JPS638856 B2 JP S638856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- winding
- cylindrical
- rim
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 101100008050 Caenorhabditis elegans cut-6 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/14—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は素材を真円形にかつ円滑に巻き加工す
ることができる円筒巻き加工法に関するものであ
る。
ることができる円筒巻き加工法に関するものであ
る。
従来の円筒巻き加工法においては第1図乃至第
3図に示すように、素材送り方向と直交する端部
切口形状を有する素材1は、主ロール2とその周
囲に適宜の間隔を設けて配設された小ロール3,
4とから構成される円筒巻き加工装置に挿入され
ることにより、円筒形に巻き加工される。この場
合、素材1は第1図に示すように、主ロール2と
第1の小ロール3に摺動するように挿入される
が、この摺接点をa,bとすると、ba方向にの
びる素材1は主ロール2の通り過ぎた後第2の小
ロール4に突き当る。この突き当り点をcとする
と、円滑な巻き加工がなされるためには、c点
は、第2の小ロール4の中心を通り素材1の送り
方向と平行な線X−X′よりも上方になければな
らない。c点で小ロール4に突き当つた素材1
は、小ロール4の回転によつて先端部を曲げら
れ、第2図のように、主ロール2との接点a、小
ロール3および4との接点b,cの3点で曲げら
れつつロールの回転と共に丸められることにな
る。かくの如くして、第3図に示すように巻き加
工が進行するが、巻初め端部e−d間にはね返り
による直線に近い部分が生じる。巻終りの部分に
も同様の直線に近い部分が生じるので、巻初めと
巻終りの端部を突合せると形状上折れ部ができ、
巻き加工の真円がそこなわれることになる。
3図に示すように、素材送り方向と直交する端部
切口形状を有する素材1は、主ロール2とその周
囲に適宜の間隔を設けて配設された小ロール3,
4とから構成される円筒巻き加工装置に挿入され
ることにより、円筒形に巻き加工される。この場
合、素材1は第1図に示すように、主ロール2と
第1の小ロール3に摺動するように挿入される
が、この摺接点をa,bとすると、ba方向にの
びる素材1は主ロール2の通り過ぎた後第2の小
ロール4に突き当る。この突き当り点をcとする
と、円滑な巻き加工がなされるためには、c点
は、第2の小ロール4の中心を通り素材1の送り
方向と平行な線X−X′よりも上方になければな
らない。c点で小ロール4に突き当つた素材1
は、小ロール4の回転によつて先端部を曲げら
れ、第2図のように、主ロール2との接点a、小
ロール3および4との接点b,cの3点で曲げら
れつつロールの回転と共に丸められることにな
る。かくの如くして、第3図に示すように巻き加
工が進行するが、巻初め端部e−d間にはね返り
による直線に近い部分が生じる。巻終りの部分に
も同様の直線に近い部分が生じるので、巻初めと
巻終りの端部を突合せると形状上折れ部ができ、
巻き加工の真円がそこなわれることになる。
これを少なくするには、小ロール3,4と主ロ
ール2との軸間角度αをできるだけ小さくし、か
つ主ロール2に巻きつける如くロール間ギヤツプ
をできるだけつめることが望ましい。しかるに、
ロールギヤツプを少なくすると、初めの素材1の
挿入角度が大きくなり、素材1と第2の小ロール
4との当接点cがX−X′線に近くなつて素材1
の喰込みが悪くなり、素材1の端面にすりきずや
変形を与えてしまうという問題が生じる。
ール2との軸間角度αをできるだけ小さくし、か
つ主ロール2に巻きつける如くロール間ギヤツプ
をできるだけつめることが望ましい。しかるに、
ロールギヤツプを少なくすると、初めの素材1の
挿入角度が大きくなり、素材1と第2の小ロール
4との当接点cがX−X′線に近くなつて素材1
の喰込みが悪くなり、素材1の端面にすりきずや
変形を与えてしまうという問題が生じる。
とくに異形断面をもつた素材1では、その断面
係数が大きいために素材1を曲げるためには大き
な力を要するので、第2の小ロール4との当接点
cはできるだけ小ロール軸心の上方で当接させな
いと、ロール4と素材1との摩擦力で素材1をロ
ールに咬み込むことができないという問題が生じ
る。
係数が大きいために素材1を曲げるためには大き
な力を要するので、第2の小ロール4との当接点
cはできるだけ小ロール軸心の上方で当接させな
いと、ロール4と素材1との摩擦力で素材1をロ
ールに咬み込むことができないという問題が生じ
る。
本発明の円筒巻き加工法は、このような問題を
解消するために、素材1の両端部の切断形状を変
えることによつて、真円に近い曲げ加工を容易に
行なうことができ、その結果、円滑なロールの咬
み込みと曲げが行なえるようにしたものである。
解消するために、素材1の両端部の切断形状を変
えることによつて、真円に近い曲げ加工を容易に
行なうことができ、その結果、円滑なロールの咬
み込みと曲げが行なえるようにしたものである。
以下に本発明の円筒巻き加工法の一実施例を、
円筒巻き加工用素材として自動車の車輸用リムを
例にとつて、図に従つて説明する。
円筒巻き加工用素材として自動車の車輸用リムを
例にとつて、図に従つて説明する。
第4図はリム素材1の斜視図であるが、図示の
端部の断面形状に示すように、該断面は一方にフ
ランジ部fと他方にガダー部gを有した左右非対
称形断面からなつている。
端部の断面形状に示すように、該断面は一方にフ
ランジ部fと他方にガダー部gを有した左右非対
称形断面からなつている。
今、このリム素材1を、第5図に示すように、
その素材送り方向前後端の端部切口6,6′を素
材送り方向と直交する線(第5図の想像線Y−
Y′)から傾斜させて形成する。端部切口6,
6′の傾斜は、図示例のように傾斜角βをもつた
直線形状であつてもよいが、直線に限るものでは
なく、前端部で素材送り方向に断面係数が次第に
大に増大し、後端部で素材送り方向に断面係数が
次第に減少する直線以外の曲線であつてもよい。
ただし、前端部切口形状6と後端部切口形状6′
は、円筒形に巻かれたときに互に整合して接合し
得る形状でなければならない。
その素材送り方向前後端の端部切口6,6′を素
材送り方向と直交する線(第5図の想像線Y−
Y′)から傾斜させて形成する。端部切口6,
6′の傾斜は、図示例のように傾斜角βをもつた
直線形状であつてもよいが、直線に限るものでは
なく、前端部で素材送り方向に断面係数が次第に
大に増大し、後端部で素材送り方向に断面係数が
次第に減少する直線以外の曲線であつてもよい。
ただし、前端部切口形状6と後端部切口形状6′
は、円筒形に巻かれたときに互に整合して接合し
得る形状でなければならない。
この素材1は、第6図に示す如き円筒巻き加工
装置で巻き加工される。この装置では主ロール2
の周囲に小ロール3,4,5が主ロール2に対し
て適度のギヤツプをおいて配置されている。
装置で巻き加工される。この装置では主ロール2
の周囲に小ロール3,4,5が主ロール2に対し
て適度のギヤツプをおいて配置されている。
第5図に示したように、端部切口を形成された
リム素材1を第6図のコイラーロールに挿入して
曲き加工すると、傾斜切口を有する端部の巻軸方
向の断面係数は、傾斜切口の先端部から徐々に大
きくなるので、ロールの咬み込み時にリムの傾斜
切口端部は容易に曲げられ、したがつてその咬み
込みも確実に行なわれ、かつ最初の咬み込みによ
つてリム素材1の巻き力が生じるので円滑に順次
引き込んで巻き加工されることになる。リム素材
1は、その断面形状の主軸の方向と平行に巻くこ
とが最も無理が生じないのであり、最終リムセク
シヨン成形に適した主軸と傾斜した傾きで巻く必
要が生じるのであるが、このため従来は素材1の
咬み込みに無理が生じやすかつたのに対し、本発
明の加工法においては、素材1が円滑に咬み込ま
れて引き込まれるので、巻き加工に無理が生じに
くい。
リム素材1を第6図のコイラーロールに挿入して
曲き加工すると、傾斜切口を有する端部の巻軸方
向の断面係数は、傾斜切口の先端部から徐々に大
きくなるので、ロールの咬み込み時にリムの傾斜
切口端部は容易に曲げられ、したがつてその咬み
込みも確実に行なわれ、かつ最初の咬み込みによ
つてリム素材1の巻き力が生じるので円滑に順次
引き込んで巻き加工されることになる。リム素材
1は、その断面形状の主軸の方向と平行に巻くこ
とが最も無理が生じないのであり、最終リムセク
シヨン成形に適した主軸と傾斜した傾きで巻く必
要が生じるのであるが、このため従来は素材1の
咬み込みに無理が生じやすかつたのに対し、本発
明の加工法においては、素材1が円滑に咬み込ま
れて引き込まれるので、巻き加工に無理が生じに
くい。
巻き加工が進行してリム素材1の後端部がロー
ルに咬み込まれると、該後端部も後端に行くにし
たがつて断面係数が小となつているから容易に円
筒形に巻かれ、はね返りも小となるのでその真円
形性は良好に保たれる。
ルに咬み込まれると、該後端部も後端に行くにし
たがつて断面係数が小となつているから容易に円
筒形に巻かれ、はね返りも小となるのでその真円
形性は良好に保たれる。
円筒形に巻き加工されたリム素材1は、その前
端と後端の切口6,6′を整合させて溶接接合さ
れリムが完成する。
端と後端の切口6,6′を整合させて溶接接合さ
れリムが完成する。
本発明の円筒巻き加工法は上記の構成、作用を
有するものであるから、本加工法によるときは、
つぎの効果を得る。
有するものであるから、本加工法によるときは、
つぎの効果を得る。
すなわち、端部の真円度が良好に保たれるの
で、従来加工法によるときにできていた巻初め部
と巻終り部の接合部の直線状折れ部分もほとんど
生じず、高品質の真円に近い円筒形製品を得るこ
とができる。
で、従来加工法によるときにできていた巻初め部
と巻終り部の接合部の直線状折れ部分もほとんど
生じず、高品質の真円に近い円筒形製品を得るこ
とができる。
また、素材の巻初め部のロールへの咬み込みも
良好なため、円滑な巻き加工を行なうことがで
き、従来の加工法において屡々生じていたきずや
変形または割れの発生を抑止することができる。
良好なため、円滑な巻き加工を行なうことがで
き、従来の加工法において屡々生じていたきずや
変形または割れの発生を抑止することができる。
とくに、自動車用リムの如き異形断面部材で
は、従来のような単なる曲げにおいては座掘によ
つて腰折れを生じ、かつ直線折れ部分とそれに伴
なう不都合も生じ易かつたのであるが、本加工法
の適用により、これらの問題を切口形状の変更と
いう単純な方法によつて解消することができ、著
しい効果を得る。
は、従来のような単なる曲げにおいては座掘によ
つて腰折れを生じ、かつ直線折れ部分とそれに伴
なう不都合も生じ易かつたのであるが、本加工法
の適用により、これらの問題を切口形状の変更と
いう単純な方法によつて解消することができ、著
しい効果を得る。
なお、上記説明においては円筒巻き加工用製品
として自動車用リムを例にとつて述べたが、本発
明方法は自動車用リムの円筒巻きにのみ適用され
るものではなく、円筒巻きされるものであれば、
他の如何なる製品の加工にも適用され得るもので
ある。
として自動車用リムを例にとつて述べたが、本発
明方法は自動車用リムの円筒巻きにのみ適用され
るものではなく、円筒巻きされるものであれば、
他の如何なる製品の加工にも適用され得るもので
ある。
第1図乃至第3図は従来のベンダー加工プロセ
スを示す側面図、第4図は自動車用リム素材の斜
視図、第5図のイ,ロは、本発明の端部切口形状
を有するリム素材の側面図、平面図、第6図は、
本発明の方法を実施する円筒巻き加工装置の側面
図、第7図は、第6図装置のロール間の素材咬み
込み部の正面図、である。 1……円筒巻き加工用素材、たとえば自動車用
リム素材、2……主ロール、3,4,5……小ロ
ール、6,6′……素材端部切口。
スを示す側面図、第4図は自動車用リム素材の斜
視図、第5図のイ,ロは、本発明の端部切口形状
を有するリム素材の側面図、平面図、第6図は、
本発明の方法を実施する円筒巻き加工装置の側面
図、第7図は、第6図装置のロール間の素材咬み
込み部の正面図、である。 1……円筒巻き加工用素材、たとえば自動車用
リム素材、2……主ロール、3,4,5……小ロ
ール、6,6′……素材端部切口。
Claims (1)
- 1 円筒巻き加工素材の前後端の切口を素材送り
方向と直交する線から傾斜させて形成し、前記素
材を主ロールとその周囲に配設された2個以上の
小ロールとの間に通して円筒状に巻き加工するこ
とを特徴とする円筒巻き加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198781A JPS57187115A (en) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | Roll-working method of cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198781A JPS57187115A (en) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | Roll-working method of cylinder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57187115A JPS57187115A (en) | 1982-11-17 |
JPS638856B2 true JPS638856B2 (ja) | 1988-02-24 |
Family
ID=13476316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7198781A Granted JPS57187115A (en) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | Roll-working method of cylinder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57187115A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6262166B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-01-17 | Jfeスチール株式会社 | ベンディングプレス成形用金型 |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP7198781A patent/JPS57187115A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57187115A (en) | 1982-11-17 |
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