JPH02179316A - 電縫管の製造方法および装置 - Google Patents

電縫管の製造方法および装置

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JPH02179316A
JPH02179316A JP33215388A JP33215388A JPH02179316A JP H02179316 A JPH02179316 A JP H02179316A JP 33215388 A JP33215388 A JP 33215388A JP 33215388 A JP33215388 A JP 33215388A JP H02179316 A JPH02179316 A JP H02179316A
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JP
Japan
Prior art keywords
edge
width direction
resistance welded
roll
electric resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP33215388A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Hidaka
日高 恒夫
Iwao Kashiwagi
柏木 巖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02179316A publication Critical patent/JPH02179316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電縫管の製造方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
高張力鋼および厚板の電縫管製造上における最大の技術
的問題点は、溶接部の形状不良およびこれに伴う溶接強
度の低下にある。
第2図は初段にいわゆるWベント成形を行なった後、エ
ツジフォーミングとサーキュラ−フォーミングとを併用
した厚肉電縫管成形のフラワーの一例を示すものである
。製品は、このフラワー例においても判るように、平板
から最終的に両縁部、中央部を含む全ての断面位置が均
一な曲率となるよう曲げ成形された後両縁部間を溶接接
合されて製造されるが、特に両縁部の成形は初段におい
て行なわれるのが一般的である。
第3図は第2図のNo、1成形段での曲げ成形状況を示
したものである。すなわち、曲げ成形は、上下のブレー
クダウンパスロール2,3間の湾曲したロールギャップ
に導入されることにより曲げ成形される。しかし、縁部
近傍では曲げモーメントの要素である距離が十分でない
ため、十分な曲げモーメントが得られず、最縁部が曲げ
成形量不足となり、製品管の断面形状を乱す、または強
加工により、製品で外周となる側のコーナ一部1a′の
圧潰にもかかわらず、内周となる側は縁端部に空隙gが
生じたままで、十分な曲げ成形が行なわれない。つまり
最縁部は減肉(薄肉化)が起り。
また縁面ば外周となる面に対し、正しく直角の平面とは
ならない。以上はN091段で被成形材がW字形となる
いわゆるWベンド法で述べたが、縁部の減肉は他の方式
でも同様に生ずるものである。
被成形材の縁部は、その後フィンパスロール工程でこの
減肉および縁面形状を多少修正された後、互いに溶接接
合される。この溶接において、被溶接縁面形状は理想約
1型開先とならないため、十分な溶接結果は期待できな
い、なお、溶接局部のみはスクイズ量を適当に選定する
ことにより、増肉しつつ溶接し、その機内、外径部を規
定厚みとなるよう切削することにより減肉を補償するこ
とができる。しかし、その両側部には、減肉部が残存し
易い。第4図はこの溶接後の断面形状をやや誇張して描
いたものである。
被成形材の縁部の曲げ成形に伴う減肉に対して、本発明
者らは先に(i)特開昭63−108911号、(ii
)特願昭63−194192号、(伍)特願昭63−2
31691号等で、被成形材縁部のそれぞれ減肉防止曲
げ成形方法、減肉の補償方法、減肉防止曲げ成形方法を
提案してきた。このうち、(i)および(iii)は被
成形材の縁面を拘束しつつ曲げ成形するもので、ロール
の構成が複雑となるという問題点を有する。また、(i
t)は−旦減肉した被成形材を縁面側から圧縮して、減
肉に見合う程度に増肉するものであるが、減肉に見合う
増肉となるよう制御する点で、作業条件選定の自由度が
制限されるという問題点を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は溶接接合される両縁の形状を容易に正しく整え
、これにより健全な溶接結果を得ることができる電縫管
の製造方法および装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、金属帯板をその長手方向に走行させつつ、幅
方向に曲げ成形し、その両縁間を溶接接合する電縫管の
製造方法において、平板状被成形材の縁面をエツジヤロ
ールで圧縮して該縁部を厚肉化した後、前記幅方向に曲
げ成形することを特徴とする電縫管の製造方法、 および金属帯板をその長手方向に走行させつつ、幅方向
に曲げ成形しその両縁間を溶接接合する電縫管の製造装
置において、被成形材を前記幅方向に曲げ成形するブレ
ークダウンロール段より前段側に被成形材の両縁部を除
く部分を表裏から支持する一対の支持ロールおよび前記
縁部をその縁面側から圧縮して肉厚化させる一対のエツ
ジヤ−ロールを設けたことを特徴とする電縫管の製造装
置、である。
〔作用〕
本発明の製造方法は、被成形材を縁面側から圧縮して縁
部を厚み方向に増肉した後ブレークダウンパスロール、
つまり第3図1こ示すように、一対の相対向するロール
2,3、がなすロールギャップに供給し、幅方向に曲げ
成形するものであり、この曲げに伴う減肉に対し予め増
肉することで補償せんとするものである。
この結果、本発明の効果は、 (1)増肉を減肉部に対しやや多くした場合、この余剰
分はロールギャップでの圧延により解消される。
(2)装置的には、簡単なエツジヤ−ロール装置をブレ
ークダウンパスの前段に設けるのみで前記(i)または
(ni)のごとき、複雑なロール構成となることを回避
でき、また(it)のように高剛性のロールスタンドを
要せず5したがって既設の成形装置をそのまま使用する
ことができる。
(3)エツジヤ−ロールは第1図に例示するように、広
幅のものとして十分な機械的強度を得ることができ、こ
れらは被成形材の板厚変化に対し共用可能である等有効
な効果が得られる。
本発明の製造方法において、圧縮後の縁面の形状を第1
図CI、C2に示すように製品管で内周となる側の面1
bが、他の面1aに比して幅狭となる方向に傾斜角θを
与えると1曲げ成形後の縁面が半径線に対し平行に近く
なり、したがって溶接開先形状が1型に近くなり、良い
溶接結果が得られる。
次に本発明の装置は、被成形材を一対の支持ロールで表
裏から挟圧して座屈を防止した状態で縁面からエツジヤ
ロールで圧縮する装置を主旨とするもので、強加工によ
り十分な増肉を可能とするものである。そして、支持ロ
ールは、軸方向に分割し相互間隔調整可能とした分割ロ
ール片で構成することにより、被成形材の種々の幅寸法
のものに対し容易に対応可能とすることが望ましい。
〔実施例〕
第1図は、本発明装置のエツジヤ−ロール部のロール配
列の例を示すものである。Aは、左右の分割ロール片4
L、4Rをその相互間隔調整自在に一軸上に装架してな
る上支持ロール4およびほぼ同様の下支持ロール5によ
り、平板状被成形材1をその縁部を除く部分を表裏から
支持して座屈を防止しつつ、エツジヤ−ロール6.6に
より被成形材の縁面を圧縮し、表裏はぼ平等に増肉する
ものである。本例は、ロール相互の間隔が広くロールの
支持が容易となる特徴を有する。
Bは、増肉を製品管で内周となる側とし、被成形材の外
周側面縁部に生ずる強圧による過度の極部圧延を防止す
るものである。
CI、C2は前述のように、被成形材1の製品管で内周
となる面1bが他方の面1bより幅狭となる方向に縁面
に傾斜角θを与えて圧縮する例であり、CIはエツジヤ
ロール軸を垂直とし、ロール支持装置を簡略化したもの
、C2は図示しないロール支持装置を旋回可能とし、任
意の傾斜角θを得んとするものである。
上記B、C1,C2において、増肉を主に製品管で外周
となる側にしても有効である。
上記実施例のうちC2形式のものを使用して、厚肉管の
曲げ成形テストを行なった。管外径はD=約40m、肉
厚10an(t / D =25%)、θ=15′ と
した結果、増内部の最大肉厚12IIInであり、最終
的に減肉はほぼ完全に防止され、はぼ理想的I型開光状
況を得ることができた。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明は従来の方法に比し、容易に
かつ既存のラインに簡単な装置を付加するのみで被成形
材の縁部の減肉を防止して正しい両縁部の形状を得るも
のであり、産業上の効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置のエツジヤロールの配列例を示
す図、第2図と第3図はそれぞれ電縫管の曲げ成形フラ
ワ例とそのN o 、 1パスにおける縁部の曲げ状況
を示す図、および第4図は溶接部の断面の従来例を示す
図である。 1:被成形材、1b:内周となる側、1a’:圧潰部、
2.3ニブレークダウンパスロール、4゜5.5’  
:支持ロール、4R,4L:分割ロール片。 6.6’ 、6’ :エッジャロール、θ:傾斜角、D
:直径、t:肉厚、g:ギャップ #凍り由 第 図 り 通 殺 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属帯板をその長手方向に走行させつつ、幅方向に
    曲げ成形し、その両縁間を溶接接合する電縫管の製造方
    法において、平板状被成形材の縁面をエッジャロールで
    圧縮して該縁部を厚肉化した後、前記幅方向に曲げ成形
    することを特徴とする電縫管の製造方法。 2 縁面の圧縮は、製品で内周となる側のコーナーを他
    方に比して強く圧縮するものであることを特徴とする請
    求項1記載の電縫管の製造方法。 3 金属帯板をその長手方向に走行させつつ、幅方向に
    曲げ成形しその両縁間を溶接接合する電縫管の製造装置
    において、被成形材を前記幅方向に曲げ成形するブレー
    クダウンロール段より前段側に被成形材の両縁部を除く
    部分を表裏から支持する一対の支持ロールおよび前記縁
    部をその縁面側から圧縮して肉厚化させる一対のエッジ
    ャーロールを設けたことを特徴とする電縫管の製造装置
    。 4 支持ロールは軸方向に分割され相互間隔を可変とさ
    れたロール片からなることを特徴とする請求項3記載の
    電縫管の製造装置。
JP33215388A 1988-12-28 1988-12-28 電縫管の製造方法および装置 Pending JPH02179316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013132671A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Jfe Steel Corp 厚肉電縫鋼管の製造方法
JP2015147239A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 Jfeスチール株式会社 電縫鋼管の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013132671A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Jfe Steel Corp 厚肉電縫鋼管の製造方法
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