JPS6040934B2 - 厚肉uo鋼管の成形方法 - Google Patents

厚肉uo鋼管の成形方法

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JPS6040934B2
JPS6040934B2 JP1975079A JP1975079A JPS6040934B2 JP S6040934 B2 JPS6040934 B2 JP S6040934B2 JP 1975079 A JP1975079 A JP 1975079A JP 1975079 A JP1975079 A JP 1975079A JP S6040934 B2 JPS6040934 B2 JP S6040934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はUO鋼管製造工程における厚肉UO鋼管の成形
法に関し、なかんずく板厚19肋以上(好ましくは25
.4側以上)の成形効率の良い厚肉UO鋼管の成形法に
関するものである。
溶接鋼管の代表的製造法としてUO製造法が有る。
これはパイプ素材である鋼板(被成形材)をC成形(端
曲げ)し、ついでU成形後○プレスにて円形とし溶接後
拡管機または縮管機により所望の形状寸法にするもので
ある。一方鋼管は近年厚肉高張力化しており、板厚19
柳以上、強度もX−65(降伏点45.6k9/磯以上
)以上のものが要求されるようになってきた。
UO製造法は生産性の高い鋼管製造法であるが、上言己
厚肉鋼管を成形する場合下記の問題点を有している。‘
1’ 0成形後のピーキングが大きい。
すなわち0プレスによる○成形時に衝合部が充分変形し
ないために第1図に示すようにピーキング(衝合部付近
の尖り)が発生し、特に厚肉管では○成形力が不足し、
このピーキング量p(第1図に示すように真円からのず
れ)が大きくなる。
このピーキングは溶接後もそのまま残り、拡管矯正によ
っても、厚肉鋼管では充分矯正されずに残り、形状不良
の一因となる。またピーキング量が大きいと拡管時に大
きな曲げモーメントを生じ、その結果溶接部近傍に大き
な歪が加わり鞠性劣化の原因ともなる。■ ○成形後の
真円度が不良 すなわち0成形後の形状が前記ピーキング発生の他にパ
イプの真円度も悪く、部分的に製品パイプ半径より大き
い半径を有する部分が残ったり逆に製品パイプ半径より
小さい半径を有する部分を生じたりする。
また全体的に縦長となったりする。これら真円度不良は
拡管矯正率を増加することによってかなり改善されるが
、拡管矯正率増加は矯正歪の増加を必然的にともない轍
性劣化の原因となり好ましくない。また拡管機のパワー
も大きなものが必要となる。【3} ○プレスパワーが
増大する。
上記川、‘21の問題点は、原理的には○プレスパワー
を増大させ○成形時に充分な圧縮歪を付与することによ
って解決可能であるが、このためには、巨大な○プレス
パワーが必要であり、本発明者らの知見によればたとえ
ば材質グレードAPIX−70、板厚38肋、パイプ径
48″(1219側)を成形する場合を考えると従来で
は必要○成形荷重として1肌当たり約380mon、長
さ18肌のパイプを成形する場合では○プレスパワーと
して約7方■nが必要となる。
このような巨大なプレス能力を有するプレス機械は工業
的には製造困難で有り、仮りに出来たとしても極めて高
価なものとなろう。‘4’秦管の衝合部間隔の確保およ
びコントロールが困難である。
○成形後の素管(以後○成形後・拡管矯正前のパイプを
素管と呼ぶ)は次に衛合部を溶接されるが、この際第2
図に示したように衝合部間隔6(以後ギャップと呼ぶ)
を適当量有することが溶酸作業性および溶接部の品質の
点から好ましい。しかし従来のUO成形法では被成形材
の板厚が厚くなればなる程ギャップ量が小さくなり、ギ
ャップの確保が困難となる。いわんやギャップ量を適当
量にコントロールすることは不可能に近かった。本発明
は上記厚肉UO鋼管製造時の問題点を解決する成形法を
提供するもので(1} その第1の目的は成形効率の良
い成形法の提供にある。
すなわちC成形条件とU成形条件を改善することにより
従来法より少なくとも20%低い○成形荷重で○プレス
しても形状のよい素管を成形することにある。
また同時に効率的なC成形法の提供をも目的としている
。■ 第2の目的は素管のギャップを確保しさらにはギ
ャップ量6を適当量にコントロールする成形法の提供に
ある。
その要旨は 【1’UO鋼管製造工程において、C成形工程で被成形
材端部と下金型との接触部を除き、被成形材と下金型と
が、成形開始から成形完了時まで接しないような構造を
有する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.05作
(D−t)以上でかつ級形帯長さ場側(COS−・曲5
)以下となるごとくC成形し、引き続きU成形および0
成形することを特徴とする厚肉UO鋼管の成形方法。
ここでD:パイプ外径(欄)t;被成形材の板厚(側)
‘2’UO鋼管製造工程において、C成形工程で被成形
材端部と下金型との接触部を除き被成形材と下金型とが
、成形開始から成形完了時まで鞍しないような構造を有
する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.05汀(
D−t)以上でかつ級縦長さカギ号tan(COS−・
D亮)以下となるごと〈C成形し次なるU成形工程でU
パンチ形状が0.65S2(B+t)/D≦0.93か
つ0.28ミH/波SO.45の関係を満足するUパン
チを用いてU成形し、ついで○成形することを特徴とす
る厚肉UO鋼管の成形方法。
ここでD:パイプ外径(肋)t;被成形材の板厚(柳)
が;Uパンチ幅(肋)H;Uパンチ高さ(側) 【3} UO鋼管の製造工程において、C成形工程で被
成形材端部と下金型との接触部を除き、被成形材と下金
型とが、成形開始から成形完了時まで接しないような構
造を有する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.0
5灯(D−t)以上でかつ未変続長さカギ芸tan(C
OS‐ID亮)以下となるごとくC成形し、次なるU成
形工程でUパンチ形状が0.65ミ2(B+t)/D≦
0.93および0.28SH/2B≦0.45でありか
つパンチ高さ日が可変なるUパンチを用いて、被成形材
の板厚、強度および管径に応じて、0成形後の衝合部間
隔が目標間隔より小なる場合はH/波が4・なるごとく
、目標間隔より大なる場合はH/波を大なるごとく調整
して目標間隔となるよう可変パンチ高さ日を設定してU
成形し、ついで○成形することを特徴とする厚肉UO鋼
管の成形方法。
ここでD;パイプ外径(側)t;板厚(肌)波;Uパン
チ幅(肋)H;Uパンチ高さ(側)、である。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明者らはC、Uおよび0プレスによる成形過程を詳
細に研究した結果○成形荷重および秦管形状は○成形前
の被成形材の形状によって著しく影響をうけることがわ
かった。
より詳細には‘11 C成形条件が○成形荷重および素
管の形状(特にピーキング量pおよびギャップ量6)に
大きな影響を与えC成形条件を特定することによって低
い○成形荷重で、ピーキング量の小さい素管(したがっ
て拡管または縦管矯正時の矯正歪も小さく矯正後のピー
キング量も小さい)およびギャップを確保しやすい素管
が成形出釆る。■ C成形条件の他に、U成形条件を特
定することによっても低い○成形荷重で、形状(特に真
円度)の良い葵管(したがって拡管または縮管矯正率が
小さくても製品形状が優れている)が成形でき、また秦
管のギャップ確保が確実となりさらにはギャップ量を適
当量にコントロール出来る。
本発明法では、C成形条件として特許請求範囲に記載の
ごとく三つの条件を密接不可分の関係として特定するが
その理由は{1} C成形では必ず被成形材の端部には
第3図に示すように未変形の部分21(以後未変形帯と
呼ぶ)を生ずるがこの未変形帯21は厚肉管では○プレ
スパワーが充分にないので○成形によってもほとんど変
形せず、秦管のピーキング発生の主因となっておりこの
未変形帯長さIF(定義は第3図に示す通りパイプ外面
側の関先部からの距離)が大きい程、素菅のピーキング
量は大きくなる。
一方素管ピーキング量が大きいと前述のように拡管また
は縮管矯正によっても充分矯正できず製品パイプの形状
不良の原因ともなり、また矯正時に溶接部近傍に大きな
歪を生じてパイプの鞠性を劣下させる。また製品パイプ
にピーキングが有るとその幾何学的要因のみによっても
パイプの破壊特性を劣化させる。すなわち、素管のピー
キング量を許容範囲である2.5肋以下にすると、第1
3図よりまた未変形帯長さをIFとすると、上記の式よ
りIF号any考tan(COS‐ID誌)となる。
したがって素管のピーキング量は出来るだけ小さくする
ことが望ましく、そのためは未変形帯長さIFを短か〈
する必要があるが、本発明法ではこの禾変形帯長さIF
を旨tan(C瓜−・D王三5)〔ここでDはパイプ外
径(豚)〕以下に限定する。未変形帯長さがこの限界値
を超えると、従来の必要○成形荷重より少なくとも20
%低い○成形荷重であっても同等の優れた素菅形状(特
にピーキング)を得るという本発明の目的を達成するこ
とは不可能となるばかりでなく素管のピーキング量も2
.5肋以上となり、製品パイプの形状も悪化する。勿論
禾変形帯長さIFは短い方が素管形状は向上し、かつ拡
管または縮管矯正時の熔接部近傍に集中する矯正歪も減
少するので低温靭性が重要視される厚肉鋼管の成形には
好ましく、その意味からあるいはより一層0成形荷重を
低減させたい場合は未変形帯長さIFを芸tan(C瓜
−1D;号;)以下とすることが好ましい。
{2手 本発明におけるC成形方法は従来法と異なった
新規な方法で行なわれる。
第4図は従来のC成形方法を概略示す図、第5図は本発
明法におけるC成形法の一実施例を概略示す図である。
第4図に示す様に従来法では被成形材3と下金型2が多
点で接しC成形荷重Pの分散が生じる。従って被成形材
端部4に作用し未変形帯長さIFを短かくするために必
要な力PEが小さくなり、成形荷重を効率的に利用して
いるとは云えない。一方本発明法では第5図に示したよ
うに、被成形材端部9と下金型6との接触部10を除き
、被成形材8と下金型6が、C成形開始から成形完了時
まで接しないような構造を有する金型を用いて成形(以
後この新規なC成形法を略して1点接触成形と呼ぶ)を
行なうもので、これによってC成形荷重は被成形材端部
9と下金型6との後触部101こ集中できるので成形荷
重を効率的に利用して未変形帯長さIFを鎧かくするこ
とが出来る。換言すれば未変形帯長さが同一で有れば従
来法より小さいC成形荷重ですむことになる。C成形荷
重はおおよそ未変形帯長さに反比例し、被成形材の板厚
の2乗に比例するので本発明の対象とする板厚1劫豚以
上の厚肉鋼管のC成形では著しく大きなプレスパワーを
必要とする。その上本発明では前述のように低い○成形
荷重で優れた秦管形状を得るためにC成形時の未変形帯
長さを極力小さくす−ることを条件としているので、C
プレスパワーは一層大きいものが必要となって釆る。従
って、この新規な1点接触成形の採用によってC成形荷
重は従釆法より約30%低減出釆るので、この新規なC
成形法を採用することが工業的見地から見ると本発法に
とって必須の条件となる。第5図〜第9図は、本発明特
定の1点接触成形を工業的に実施する例を概略示したも
のである。
1点接触成形においてはまず、被成形材8が、曲げ成形
されている間は常に、その端部9で下金型6,7または
13と接するのみでなく、被成形材8の端部9が、C成
形の極限(すなわちIF=0)でも上金型5に完全に密
着させうる構造を有する金型でC成形される必要がある
そのためには被成形材8が上金型5に密着したと仮定し
た場合のの(下金型6,7または13の曲率中心OLと
接触部10の先端11を結ぶ直線とy方向のなす角)と
8(上金型5の曲率中心○uと接触部10の先端11を
結ぶ直線とy方向のなす角で以後捲きつき角とも呼ぶ)
の間にの−8>○の関係を満足しなければならない。そ
れと同時に被成形材端部9と下金型6,7または13と
の接触部10を除き、被成形材8が下金型6,7または
13と、曲げ成形開始から曲げ成形完了時まで接しない
ようにするためにはRu,RL、上、下金型の曲率中心
○u,0しのオフセット量Fおよび下金型の長さノを適
当に選択することによって容易に達成出釆る。なお、上
金型半径Ruは成形されるパイプ径、板厚、強度等によ
って好ましい半径が決定され〔本発明の好ましい上金型
半径はRu:芸−t)×(0.65〜0.9)但しD:
パイプ外径(側)t;被成形材の板厚(側)〕るのでR
Lは上記Ruとの関連において定める。第5図〜第7図
は下金型半径RLが上金型半径Ru以上となる場合の例
で、第8図および第9図は逆にRu>RLの場合の例を
示している。RL≧Ruの場合は被成形材8が接触部1
0以外で下金型6に接するケースは比較的生じないが、
その危険性が有れば下金型の長さを下金型7の様に短く
すれば良くまた第6図および第7図のように、支え12
を置くことによっても容易に接触部10以外での下金型
との接触を回避出釆る。支え12を置く場合には、支え
12に作用する力によって成形荷重の分散を生じない様
に支え12と上金型5の最下点との距離Sを300脚以
上取ることが好ましい。これによってC成形荷重の分散
は無視出釆る程度となり、支えなしの場合と同程度の効
率的なC成形が可能である。また支えを設置することに
よって被成形材を効率良く上金型に捲きつけることが出
来るので工業的には支えを利用することが好ましい。
この場合特に改めて支えを設置する必要はなく、それと
同等の効果を有するものたとえば搬送ローラー等で代替
しても良い。第8図および第9図はRu>RLの場合の
例であるがこの場合は下金型13の様に被成形材8が接
触点10以外に下金型と接しないようにするために下金
型の長さを短くする。
この場合にも第9図のように支えを利用した方が好まし
い。以上1点援触成形法の工業的実施例を述べたが工業
的には第5図〜第7図に示したようにRLZRuの方が
実施しやすくこの場合RL=の(直線)であっても良い
またの−aも余り大きすぎると、溶接のための開先部形
状が下金型6,7または13によって損傷されその結果
溶接作業に好ましくない影響を与える可能性があるので
の−OSI50とすることが好ましい。
なお後述の実施例で述べるごとく、1点接触法の採用の
みによってC成形荷重は従来法より約30%低減出来る
‘3} 3番目の条件として、C成形される長さLを特
定する。
このC成形長さLは第10図に示すように上金型最下点
14より被成形材先端11までの長さで定義される。今
半径Ruの上金型携えるとL=(Ru+享)X間〔但し
服捲きつき角度(度)〕の関係が成立し、C成形長さL
と捲きつき角8は密接な関係にある。
このC成形長さLすなわち捲きつき角のま○成形後の素
管形状に極めて重要な影響を与え従来法よりC成形長さ
を大きくすることによって低い0成形荷重でも素管形状
の良いものが成形出来ることが半明した。
すなわち後述の実施例で詳述するように、C成形長さL
が大きくなるにつれ【ィー 素管の真円度が向上する 【ロー素管のギャップ量を広げる作用があるし一 C成
形工がより効率的に行なわれ未変形帯長さが減少し、素
警のピーキングも向上する。
これらの効果を享受するための必要C成形長さとして数
多〈の実験結果よりC成形長さLZO.05竹(D−t
)を見し、出したがこの下限値よりC成形長さが4・さ
し、と上記索管形状向上効果、C成形効率向上効果は著
しく減少し、結果として必要○成形荷重は従来に比して
それ程低下しない。
勿論C成形長さLが大きい方が上記効果をより一層向上
させるが余り大きくしても効果は飽和する。工業的な好
ましい範囲としてはL=(0.06〜0.15)竹(D
−t)であり、この値は従来のC成形長さに対し約1.
5倍以上の値となっている。以上特許請求の範囲の第1
項の発明法に関する説明を詳細に行なったが、本発明法
の主たる目的は、従来法より0成形効率の良い成形法の
提供にあり、より具体的には従来法より少なくとも20
%低い○成形荷重で○成形しても形状の良い秦管を成形
することにある。
この目的達成のためのC成形条件として前述の3つの条
件が密接不可分の関係にあり、どれ一つを欠いても工業
的に本発明の効果を享受することは困難であるか或いは
極めて高価なプレスの設置が必要となる。以下実施例に
より特許請求の第1項の発明法における効果をより明確
にする。
材質グレードAPIX−6与板厚32柵の鋼板を用い、
第1表および第2表に示すC成形条件でC成形し、U成
形条件、0成形条件を同一にしてパイプ径42″(10
66.8側)のパイプを成形した。
この場合の素菅形状、ギャップ、等価○成形荷重比およ
び必要○成形荷重比を第2表に示す。ここで等価○成形
荷重比とは第2表のNo.7(本発明法)とほぼ同等の
素管形状を得るに必要な○成形荷重とNo.7の○成形
荷重の比で、大きい方が大きい○成形荷重を必要とする
。また必要○成形荷重比とは従釆法の典型例である第2
表のNo.8で良好な素管形状を得るに必要な成形荷重
を基準とした比でこの比が小さい方が形状良好な素管を
得るに必要な○成形荷重が小さくて良く0成形効率が良
し、。また素管形状中、ピーキング量pは小さい方が良
く、内接円直径は大きい方が真円度が良く、ギャップは
有の方が好ましい。 ※第1表○成形条件
(注)Uパンチ形状 幅波=813肌 高さH=324側 第 2 表 0成形条件と秦管形状、ギャップ、等価○
成形炎缶車比および必要○成形荷重比注1)○EO;本
発明法注2)○成形荷重比とは修7に対する比で大きい
方が荷重は大注3)等価○成形荷重比= 修7と同等の
紫管形状を得るに必要な○成形荷重修7の○成形荷重注
4)必要0成形荷重比とは修8(従来法)の必要0成形
荷重の比で/一・さい方が低い○成形荷車で良い。
第2表より下記のことがわかる。
‘ィ)未変形帯長さIFの影響(No.1、2、3の比
較)未変形帯長さはピーキング量に大きな影響を与え、
IFが本発明特定条件からはずれると大きなピーキング
を生じ、このままでは拡管矯正してもピーキングが残存
し、また溶接部近傍の矯正歪も著しく大きくなりパイプ
の破壊特性を劣化させる。
またIFが大きくなると真円度も悪化する。{口} C
成形長さLの影響 Lが大きくなるとギャップが確保出来、これは溶接作業
上から好ましい。
また特筆すべきことはNo.3〜6を比較すればわかる
ようにC成形荷重が同一の場合Lが大きくなるにつれ未
変形帯長さIFが短か〈なる。これはC成形長さLを大
きくすることによってよりC成形効率が良くなることを
意味する。またC成形荷重が同一でC成形長さLが大き
くなるとピーキング量も減少し真円度も良くなり素管形
状も向上する。し一 C成形法の影響(No.3、9、
10の比較、No.4 8の比較)本発明特定の一点接
触法を採用すれば、従来法より約30%低いC成形荷重
で同等の未変形帯長さが得られ、また成形荷重が同一で
あれば未変形帯長さは約30%短くなるのでC成形効率
は約30%向上することになる。
臼総合 本発明特定の条件をすべて満足するNO.2、3、5、
6、7は必要○成形荷重比およびC成形荷重比いずれに
おいても優れており、必要C成形荷重を約30%、必要
○成形荷重を少なくとも20%低減出来、それだけ従来
法より小さいプレス荷重で素管形状の良いパイプが成形
出釆るかあるいは製造可能板厚範囲を拡大出来る。
またギャップ確保にも有利であるので本発明法の工業的
価値は大である。上述のようにC成形条件を特定するこ
とによってピーキングおよび夏円度で代表される形状の
良い素管が低い成形荷重で成形出釆る。
これにさらにU成形条形としてUパンチ形状を下記{1
}式の条件に限定することによって素管のギャップ確保
がより確実となり、また上述の効果をより一層向上させ
る。
2(B十t)/D= 0.65〜0.93(好ましくは0.70〜0.90)
H/妃=0.28〜0.45(好ましくは0.30〜0
.43) ‘1}但し妃;パンチ幅(帆)D;パイプ外
径(側)t;被成形材の板厚(肌)H;パンチ高さ(肌
)であり、その定義は第11図に示す通りである。
第11図は本発明法で用いられるUパンチの1例を示す
断面図でありサイドパンチ15、ボトムパンチ16、パ
ンチスベーサー17とから構成されており、パンチ高さ
日とはパンチ最大幅位置からの高さを意味する。Uパン
チ幅盃を大きくすると、0成形後の素管の真円度を向上
させ同時にピーキングも若干減少させる効果があり、同
時にギャップ量を大きくする作用があるので、厚肉鋼管
では一般にギャップが生じずらし、のでこの点からも好
都合であり波をなるべく大きくすることが好ましいが2
(B′十t)/Dが0.93を超えると被成形材を○プ
レス機に搬入困難となる。
また2(B十t)/Dが0.65未満となると縦長の黍
管となり本発明の効果の一つである優れた真円度を損な
う危険性があり、同時にギャップ確保も困難となるので
好ましくない。H/波は特に素管のギャップ量に影響を
与え、0.45超ではほとんどギャップが開かなくなる
。H/波が小さくなるにつれギャップ量は大きくなるが
、0.28未満になるとギャップ量が大きくなりすぎる
危険性が有り、またUパンチ形状としては必然的にサイ
ドパンチ15の半径R,が小さくなり、これによりU成
形荷重が増大する欠点を生じ成形効率の点から好ましく
ない。またギャップ量は被成形材の強度、板厚によって
も変化するので素管の形状や必要ギャップ量および成形
効率等を総合して最も適したUパンチ形状を選ぶことが
好ましい。
さらに低い○成形荷重で優れた素管形状を得ると同時に
ギャップ量を広範囲の板厚、強度、管蓬に対して適当量
にコントロールしたい場合‘1}式の条件に加えてパン
チ高さ日を可変にして、被成形材の板厚、強度および管
径に応じて、ギャップ量が目標値より小なる場合はH/
波を4・なるごとく、目標値より大なる場合はH/波を
大なるご・とくパンチ高さを調整することによってギャ
ップ量をコントロール出来る。
なおギャップ量は○成形荷重によってもコントロール出
来る。
しかし厚肉鋼管を成形する場合0成形荷重の余力はほと
んどないので、もっぱらピーキング低減、真円度向上に
主眼を置くべきで有ってその意味からもUパンチ形状に
よってギャップ量をコントロールすることが好ましい。
第12図にパンチ高さ日を可変にするUパンチの1例を
示す。この場合ブロック18とボトム19の間にスベー
サー20を入れ、スベーサー高さを調整することにより
パンチ高さ日を変更する。第3表は特許請求の範囲の第
2項の本発明に関する実施例で材質グレードAPIX−
60、板厚38肌の鋼板を本発明特定のC成形し、その
後第3表に示すUパンチでU成形パイプ径48′′(1
219柳)に○成形した素管の形状およびギャップ量を
示す。
なおC成形、0成形条件は同一である。第3表 第3表より明らかなようにNo.13のパンチ形状は{
1’式の条件からいずれもはずれているのでNO.11
、12に比して、ギャップが零であり、内接円直径も若
干小さくなり、若干真円度が劣下している。
しかし本発明の最も重要な特性であるピ−キング量は充
分満足すべきものである。第4表は特許請求の範囲第3
項の本発明法に関する実施例で、種々の強度、板厚およ
び管径を有する鋼管を成形する場合に、Uパンチの高さ
日を変更してギャップ量を〜IQ岬こコントロールする
例を示したものである。
なおC成形は本発明特定の条件内で行なわれ、0成形条
件はいずれの場合も同一である。また比較のためUパン
チ高さを362肋に固定した場合のギャップ量を示して
いる。使用したUパンチは第12図に示すような構造を
しており波=965.2肌 R,=R2=304.8側
である。第4表 第4表より、H可変パンチを使用してパンチ高さを変更
すれば容易に目標ギャップ量が得られることがわかる。
なおパンチ高さ日を調整する場合はあらかじめ管径、鋼
板の強度、板厚、Uパンチ形状等とギャップ量の相互関
係を実験または計算で求めておき、実際に成形される管
の諸元に応じて上記データに基づいてパンチ高さ日を設
定する。以上本発明を詳細に説明したが、本発明法によ
れば厚肉UO鋼管がより低い成形荷重で成形出来、製造
可能範囲も拡大出来る。また必要によりギャップコント
ロールも出来るのでその工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は○成形後の素菅衝合部付近の1例を概略示す断
面図。 第2図は○成形後の秦管形状の1例を概略示す断面図。
第3図はC成形後の形状の1例を概略示す断面図。第4
図は従来のC成形方法を概略示す図。第5〜第9図は本
発明法におけるC成形方法の実施例を概略示す図。第1
0図はC成形長さLの説明図。第11図、第12図はU
パンチの1例を示す断面図。第13図は未変形帯長さI
Fとピーキング量Pとの関係を示す図。5・・・…C上
金型、6,7,13・・・・・・C下金型、8・・・…
被成形材(鋼板)、9……被成形材(鋼板)端部、10
・…・・綾触部、11・・・・・・接触部先端(被成形
材パイプ外面側関先部先端)、12・・・・・・支え、
14…・・・C上金型の最下点、15・…・・サイドパ
ンチ、16,19……ボトムパンチ、17……パンチス
ベーサー、18……ブロック、20……スべ−サー、2
1・・…・未変形帯。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第13図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 UO鋼管製造工程において、C成形工程で被成形材
    端部と下金型との接触部を除き、被成形材と下金型とが
    、成形開始から成形完了時まで接しないような構造を有
    する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.05π(
    D−t)以上でかつ未変形帯長さがD/2tan(co
    s^−^1D/(D+5))以下となるごとくC成形し
    、引き続きU成形およびO成形することを特徴とする厚
    肉UO鋼管の成形方法。 ここでD:パイプ外径(mm)、t:被成形材の板厚(
    mm)2 UO鋼管製造工程において、C成形工程で被
    成形材端部と下金型との接触部を除き被成形材と下金型
    とが、成形開始から成形完了時まで接しないような構造
    を有する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.05
    π(D−t)以上でかつ未変形帯長さがD/2tan(
    cos^−^1D/(D+5))以下となるごとくC成
    形し、次なるU成形工程でUパンチ形状が0.65≦2
    (B+t)/D≦0.93かつ0.28≦H/2B≦0
    .45の関係を満足するUパンチを用いてU成形し、つ
    いでO成形することを特徴とする厚肉UO鋼管の成形方
    法。 ここでD:パイプ外径(mm)t:被成形材の板厚(m
    m)2B:Uパンチ幅(mm)H:Uパンチ高さ(mm
    )3 UO鋼管の製造工程において、C成形工程で被成
    形材端部と下金型との接触部を除き、被成形材と下金型
    とが、成形開始から成形完了時まで接しないような構造
    を有する金型を用い、被成形材のC成形長さが0.05
    π(D−t)以上でかつ未変形帯長さがD/2tan(
    cos^−^1D/(D+5))以下となるごとくC成
    形し、次なるU成形工程でUパンチ形状が0.65≦2
    (B+t)/D≦0.93および0.28≦H/2B≦
    0.45でありかつパンチ高さHが可変なるUパンチを
    用いて、被成形材の板厚、強度および管径に応じて、O
    成形後の衝合部間隔が目標間隔より小なる場合はH/2
    Bが小なるごとく、目標間隔より大なる場合はH/2B
    を大なるごとく調整して目標間隔となるよう可変パンチ
    高さHを設定してU成形し、ついでO成形することを特
    徴とする厚肉UO鋼管の成形方法。 ここでD:パイプ外径(mm)t:板厚(mm)2B:
    Uパンチ幅(mm)H:Uパンチ高さ(mm)
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