JPS6387454A - 循環原稿搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機等の画像形成装置に装着され
る循環原稿搬送装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、複写機等の画像形成装置に装着され、原稿載置台
に収納した原稿を画像形成装置の画像読取部に給送し、
更に該原稿を画像読取部から原稿載置台に再収納するよ
うに構成された循環原稿搬送装置（ＲＤ　Ｆ）がある。

そして、該循環原稿搬送装置を用いて画像読取部への給
送等原稿処理をする場合、該循環原稿搬送装置が１個の
原稿載置台を備えているので、該原稿載置台にセットさ
れる１束の原、稿しか処理できない。そのため、１つの
原稿束の処理中に、次のオペレータが原稿をセットしよ
うとすると、前の原稿束の処理が終了するまで待たなけ
ればならず、また待たずシζ新シζ出直してくると、前
の原稿束の原稿処理終了時から次の原稿束の原稿処理開
始時までの間に時間のロスが生じて装置の有効活用がで
きない。

そこで、このような不都合を解消するものとして本出願
人によって複数の予約側（原稿載置台）を？ａ丈、各予
約側にセットした原稿束の処理を所定の順序に従って順
次実行する予約式の循環原稿搬送装置が案出されている
。

Ｑ→　発明が解決しようとする問題点 ところで、上述予約式の循環原稿搬送装置は、オペレー
タが前にセットされた原稿束の処理終了まで待ったりす
る等の上述不都合を有効に解消するものであるが、該装
置には予約側にセットした原稿束の処理終了の表示がな
く、オペレータが次の原稿束を予約側にセットしようと
する際に、各予約側に全て原稿束がセットされていると
、処理済の予約側が不明でいずれの予約側にセットした
らよいか明らかでなく、セットすべき予約側を誤る等誤
操作が生じ易く、操作性が悪いという不都合がある。

（５）　問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とし、原Ｔ
ｉＩＩ載置台に収納するシート原稿の処理終了をそれぞ
れ検知する検知手段と、該検知手段の検知に基づいて各
原ｆａ載置台のシート原稿の処理終了をそれぞれ表示す
る表示手段とを設けたことを特徴とするものである。

（ホ）　作用 上述構成に基づき、いずれかの原稿載置台に収納された
シート原稿の処理終了が検知手段にて検知されると、表
示手段が該原稿載置台に対応して例えば発光する等作動
し、該原稿載置台に収納されたシート原稿の処理終了が
表示される。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

第３図は本発明の実施例に係る原稿自動宋送装置１の正
面断面図である。図中Ａは複写機等の画像形成装置であ
る。またＢは予約装置であって、それぞれの原稿束Ｓ・
・を載置し、上下に移動する第１ないし第３の予約側２
，２’、２“を備えている。

Ｃは循環式原稿自動送り装置であって、３はその原稿給
紙口、４は原稿給紙口３にある選択された予約側の原稿
束Ｓ・・・の内の原稿を分離部５へ導くための給紙ロー
ラである。分離部５は送り方向に回転する製送ベルト５
ａと逆方向に回転する分離ベルト５ｂから成り、原稿束
Ｓ・・の最下位の原稿から順次１枚ずつ送り出す。７は
分離部５で送り出された原稿をプラテン６上へ導く給紙
パス、８は駆動ローラ９及び従動ローラ１０に懸架され
、プラテン６の全面を覆う搬送ベルトである。１１はプ
ラテン６上で画像読取り等処理された原稿を排出させる
排紙パスである。１３は両面原稿を反転させるための反
転パスであり、排紙パス１１と反転パス１３への原稿搬
送の切換えはフラッパ１２で行う。２２は原稿排紙口で
原稿は排出ローラ２３によりここを通って排出される。

次に予約装置Ｂの構成について第４図及び第５図を用い
て説明する。第４図は予約装置Ｂの予約側２，２’、２
“の移動機構を示す断面詳細図、第４図はその平面図で
ある。

予約装置Ｂのフレームを構成する前後側板１４゜１４′
にはそれぞれ一体的に板カム１５．１５’及びスライド
レール１６，１６’が設けられている。

予約側２．２’、　　２’はそれぞれ、平行リンクを構
成する第１リンク１７及び第２リンク１８により支持板
１９，１９’に支持されている。クランク状の第１リン
ク１７の中心部は支持板１９に回転自在に支持されてお
り、また一端は予約側に回転自在に取り付いており、ま
た他端は板カム１５に係合している。支持板１９の端部
にはラック１９ａが形成されていて、側板１４に支持さ
れたピニオン２０により支持板１９の昇降が行われる。

ピニオン２０は昇降モータ２１の駆動により行われる。

支持板１９が昇降するに伴って、第１リンク１７が係合
している板カム１５の形状が第４図に示す如くなってい
るため、予約側２．２’、　２’のそれぞれの間隔が変
位し、原稿給紙口３及び原稿排紙口２２に対応する位置
で間隔が広がるように構成きれている。従って予約側２
．２’、　２’間の間隔は処理作業中の棚のみの必要な
箇所での間隔だけ広く、他の必要のない箇所での間隔は
狭くなるように構成されているため、予約装置Ｂ全体の
高さを極力低く出来るようになっている。支持板１９゜
１９′に設けられたガイドコロ２４．２４’は側板１４
．１４’内に形成されたレール１６，１６’に係合し支
持板１９．１９’の昇降の案内をする。そして、一方の
支持板１９の各予約棚２．２’、　２’に対応する位置
には位置検知穴５０．５０’、５０’がおいており、位
置検知センサ５１によって循環式原稿自動送り装置Ｃの
原稿給紙口３及び原稿排紙口２２に対応する位置にどの
予約棚を移動させるかをランダムに選ぶことが出来る。

一方、該予約装置Ｂの各予約棚２，２’、２’には、第
１図に示すように、それぞれ表示手段を構成する表示部
６０．６０’、６０’が配設されている。そして、これ
ら表示部６０．６０’、６０’は、第１０図（ａ）及び
（ｂ）に示すように、その内部にＬＥＤ６１が配置され
、また表面にプラスチックカバー６２が取り付けられて
いて、外部からＬＥＤの発光が目視される。更に、該予
約装置にはこれら予約棚２．２’、　２’の原稿束を循
環させるために必要な、束毎に原稿を区別するための仕
切手段６３が配置されている（第２図及び第９図参照）
。

そして、第２図は原稿束Ｓ　の１頁目と最終頁を区切る
仕切りレバーを示す詳細図で、２５は仕切りレバーで仕
切りモータ２６の軸を中心に回転自在に取り付いている
。２７は仕切りモータ２６の軸に固設された回転レバー
であって、自重で落下した仕切りレバー２５を原稿束の
最上部へはね上げる。仕切りレバー２５は下方に原稿が
なくなると自重にて落下し、これをレバーセンサ２８に
より検知することにより１回の循環終了が確認される。

そして、該レバーセンサ２８によって該仕切レバー２５
の落下が所定回数検知されると、該レバーセンサ２８に
対応する表示部６０に信号が送信されて、表示部６０の
ＬＥＤ６１が発光し、対応する予約棚２の原稿処理終了
が表示される。また、各予約棚２．２’、２′にはそれ
ぞれ原稿有無検知センサ６５が配置されており、発光し
ている表示部６０から原稿を取り出すと、該原稿有無検
知センサ６５により原稿がないことが検知されて、表示
部６０の発光が消える。なお、表示部６０゜６０’、６
０’は、レバーセンサ２８の仕切レバー２５の所定回数
の落下が検知された場合のみ発光するので、次の原稿束
がセットされても発光しない。

次に予約棚及びリサイクルストッパの構成について第６
図を用いて説明する。

第６図（ａｌは予約棚の詳細図で、図中３０はリサイク
ルストッパであって、循環式原稿自動送り装置Ｃの原稿
給紙口３上方に設けられており、循環式原稿自動送り装
置Ｃ内のストッパソレノイド３１の０Ｎ−ＯＦＦにより
図示しないリンク機構を介して予約棚上の原稿排紙口２
２と原稿給紙口３との間に突出してくる。リサイクルス
トッパ３０が突出してくると、それ以後の排出原稿は全
てリサイクルストッパ３０上に積載され、再度原稿給紙
口３に入り込むことはなくなる。３２は原稿ホルダであ
って（第６図（ｂｌ参照）、該原稿ホルダ３２は各予約
棚２．２’、　２’にそれぞれ設けられていて、１例と
して第６図ｆｂｌに示すように、予約棚２の一端を回転
中心として回動可能に取り付いている。原稿ホルダ３２
は通常はホルダバネ３３により、直立状態になっている
が、予約棚２内の、ホルダソレノイド３４がＯＮすると
ことにより図中の破線状態になり、予約棚２の延長線上
に位置する。これにより、予約棚２内に収納された原稿
束はホルダソレノイド３４がＯＮすると、予約棚２の傾
斜により自重落下し、予約棚２の表面上をすべり落ち循
環式原稿自動送り装置Ｃの原稿給紙口３に束ごと移動す
る。また、ホルダソレノイド３４がＯＦＦすると原稿ホ
ルダ３２は直立し原稿束は予約棚２表面をすべることな
く棚内にセットされる。第６図（Ｃ１はリサイクルスト
ッパ３０及び原稿ホルダ３２を平面的に示した詳細図で
あるが、図の如くリサイクルストッパ３０と原稿ホルダ
３２とはそれぞれくし歯形状をしており、互いに入り組
んだ構成となっていて、原稿束がそれぞれの間をすり抜
けることはない。従って、最終サイクル終了後原稿束が
リサイクルストッパ３０上にセットされた後、原稿ホル
ダ３２が直立し、その後リサイクルストッパ３０が退避
した際に原稿束Ｓ・・は予約筒２内に保持されることに
なる（第６図Ｆｄｌ参照）。

次に動作について説明する。

オペレータは画像処理しようとする原稿束Ｓ・・をいず
れかの予約筒２．２’、　２’へ挿入・セットする。必
要なモード（部数、倍率、濃度）を画像形成装置Ａ内の
図示しない操作パネルで久方後スタートキーをＯＮする
と、予約装置Ｂが動作を始め、選択され原稿束Ｓ・・・
を入れた予約筒が循環式原稿自動送り装置Ｃの原稿給紙
口３に対応する所定の位置にくるように、昇降モータ２
１が支持板１９を移動させ、該予約筒をセットする。予
約筒のセットが終了するとホルダソレノイド３４がＯＮ
し原稿ホルダ３２が倒れ原稿束Ｓ・・・は原稿給紙口３
に送り込まれる。原稿給紙口３に送り込まれた原稿束Ｓ
・は分離部５により最下位より１枚ずっくり出され給紙
パス７を通過しプラテン６上にセットされ、露光終了後
排紙パス１１を通過し、原稿排紙口２２から収納されて
いた予約筒の原稿の最上部へと積載されていく。ここで
、片面原稿３枚の原稿束の原稿Ｓ、、　Ｓ２．　Ｓ３の
流れについて第７図に示す。最下位の原稿Ｓ３から順次
給送、再収納されて、第７図に示す動作を１回行うこと
により１セツトの処理が行われ、必要回数くり返すこと
により所望部数の処理が可能となる。第８図は３人のオ
ペレータがそれぞれ片面原稿３枚ずつ処理する際の予約
筒２．２’、　２’の動作を示したものである。３人の
オペレータはそれぞれ各自の原稿束を異なる予約筒２．
２’、　２’に挿入する。

画１象処理は入力した順序で行われる。第１のオペレー
タが原稿Ｓ１．　Ｓ２．　Ｓ３からなる原稿束を第１の
予約筒２に入れ、第２のオペレータが原稿ｓ′１゜Ｓ／
２．３／３からなる原稿束を第２の予約筒２′に入れ、
また第３のオペレータが原稿ＳＺ、Ｓ＃２．Ｓ＃３から
なる原稿束を第３の予約筒２′に入れる。そして、モー
ドの入力が第１、第２、第３の予約筒の順に行われたと
すると、まず第１の予約筒２が原稿給紙口３に対応する
位置に移動しく第８図［ａｌ参照）、上述第７図に示す
処理と同一な処理が行われ、終了後は初期の状態に戻る
。そして、第１の予約筒２に対応する表示部６０が発光
し原稿処理終了を表示する。続いて第２の予約筒２′が
原稿給紙口３に対応する位置に移動しく第８図（ｂ）参
照）、第７図に示す如く処理動作が行われ終了後初期の
状態に戻り、更に、第３の予約筒２′が原稿給紙口３に
対応する位置に移動しく第８図（ｃ）参照）、処理終了
後初期の状態に戻って、それぞれ第２及び第３の予約筒
２’、２’に対応する表示部６０’、６０″が発光して
原稿処理終了を表示する。以上により３人のオペレータ
の各原稿束の処理が連続的に画像形成装置Ａをストップ
させることなく行われる。この際、以後のオペレータが
発光した表示部６０．６０’、６０′に対応したいずれ
かの予約筒２．２’、２“から処理を終了した原稿束を
取り出し、該予約＠２．２’、　２′に新な原稿束を次
々にセットすれば、操作を誤ることなく限りなく連続的
に画像処理が可能となる。

また、発光した表示部６０．６０’、６０’は対応する
予約筒２．２’、　２’から原稿束が取り出されると発
光を止める。

尚、予約装置Ｂは循環式原稿自動送り装置Ｃに取り付け
られているが、簡単に脱着可能になっており、予約装置
Ｂを循環式原稿自動送り装置Ｃがら取り外し、単一の原
稿積載台を装着することにより通常の循環式原稿自動送
り装置Ｃへの切換文も容易に可能である。

また、循環式原稿自動送り装置Ｃは原稿処理装置Ａ上の
プラテン６に対して開閉自在に取り付いている。従って
予約装置Ｂも循環式原稿自動送や装置Ｃとともにプラテ
ン６に対して開閉されることになる。

、また更に、上述実施例においては、表示部６０゜６０
’、６０”を対応する予約筒２．２’、　２’にそれぞ
れ配設するようにしたが、これに限らず、第１１図に示
すように、予約装置Ｂのカバー上面６６に配置してもよ
く、また、画像形成装ｆｉＡのコピ−ボタン６７配置位
置近傍に配置してもよい。また、第１２図に示すように
、表示部６０，６０’。

６０′を、循環式原稿自動送り装置Ｃの外部に設けられ
た予約装置Ｂの各予約５２．２’、　２’にそれぞれ配
設してもよい。

また、表示部には、ＬＥＤに代えて液晶表示器を配設し
てもよく、この場合には原稿処理終了を文字をもって明
確に表示することができる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、原稿載置台に収納
するシート原稿の処理終了をそれぞれ検知する検知手段
と、該検知手段の検知に基づいて各原稿載置台のシート
原稿の処理終了をそれぞれ表示する表示手段とを設けて
、いずれかの原稿載置台のシート原稿の処理が終了する
と、該原稿載置台の処理終了の表示をするようにしたの
で、オペレータが次の原稿束を原稿載置台にセットする
際に、どこの原７１載置台にセットしたらよいかが明確
になって、操作性の良い装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る表示部を備えた原稿自動
搬送装置における予約装置の斜視図、第２図はレバーセ
ンサが配置された仕切手段の詳細を示す図、第３図は原
稿自動搬送装置の正面断面図、第４図及び第５図はその
予約棚の移動機構を示す図で、第４図は断面図、第５図
は平面図である。第６図は予約棚を示す図で、（ａ）は
予約棚の詳細図、（ｂ）は原稿ホルダーの起伏状態を示
す図、ｆｃｌはリサイクルストッパ及び原稿ホルダーを
示す図、（ｄ）はリサイクルストッパの退避を示す図で
ある。 そして第７図は原稿自動搬送装置の原稿束の処理の動作
を示す図、第８図はその３個の予約棚の原稿束の処理の
動作を示す図で、ｆａｌは第１、（ｂ）は第２の、（ｃ
）は第３の予約棚の原稿束の処理の動作をそれぞれ示す
図である。第９図は予約棚におけろ表示部及びレバーセ
ンサを示す斜視図、第１０図は表示部の詳細図で（ａｌ
が側断面図、（ｂ３は正面図である。第１１図は表示部
の配置位置を変更した予約装置の斜視図、第１２図は表
示部が設けられた予約装置を外部に備えた原稿自動搬送
装置の正面図である。 ２、２’、　２’・・・原稿載置台（予約棚）　、２５
．２８・・検知手段（仕切レバー、レバーセンサ）　　
、　６０．６０’、６０’・・表示手段（表示部）　、
　Ｃ・・・循環原稿搬送装置（原稿自動搬送装置）　、
　Ｓ・・・シート原稿（原稿束）。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）駆動手段により移動し得る複数の原稿載置台を備
   え、これら原稿載置台に収納するシート原稿を画像形成
   装置の画像読取部に給送し、かつ該シート原稿を給送し
   た原稿載置台に再度収納するようにしてなる循環原稿搬
   送装置において、 前記原稿載置台に収納するシート原稿の処理終了をそれ
   ぞれ検知する検知手段と、該検知手段の検知に基づいて
   各原稿載置台のシート原稿の処理終了をそれぞれ表示す
   る表示手段とを設けたことを特徴とする循環原稿搬送装
   置。
2. （２）前記表示手段が、対応する原稿載置台に収納する
   シート原稿の処理終了の際に表示作動し、かつ該原稿載
   置台からシート原稿を除去すると表示作動を解除するよ
   うに構成してなる特許請求の範囲第１項記載の循環原稿
   搬送装置。