JPS6386582A - ジヨセフソン接合素子の製造方法 - Google Patents

ジヨセフソン接合素子の製造方法

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JPS6386582A
JPS6386582A JP61232680A JP23268086A JPS6386582A JP S6386582 A JPS6386582 A JP S6386582A JP 61232680 A JP61232680 A JP 61232680A JP 23268086 A JP23268086 A JP 23268086A JP S6386582 A JPS6386582 A JP S6386582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
resist
josephson junction
anode oxidation
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP61232680A
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English (en)
Inventor
Takeshi Imamura
健 今村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は対向電極となるべき領域を除いて超伝導金属膜
を陽極酸化することにより該対向電極の領域を画定する
ジョセフソン接合素子の製造方法において、複数の異な
るパターンのマスクを用いて複数回、陽極酸化を行うも
のであり、かつ該複数のパターンを部分的に重ね合わせ
ることにより対向電極の領域を画定することを特徴とす
る。これにより極めて微細構造のジョセフソン接合素子
を再現性良く、容易に形成することが可能となる。
〔産業上の利用分野〕
本発明はジョセフソン接合素子の製造方法に関するもの
であり、更に詳しく言えば微細構造のジョセフソン接合
素子の製造方法に関するものである。
最近、ジョセフソン接合素f−の電極材料は、従来の鉛
合金から高融点金属であるNbやNb化合物(例えば、
Nb N)に変わり、これにより素f−の安定性が飛躍
的に向」−シている。特にNb/AuOx/Nb接合は
電気的特性も良好で、集積回路への応用が盛んに研究さ
れている。しかし回路の集積度をLげるためには、Ig
m径程度の微細な接合を作成することが必要となる。
〔従来の技術〕
従来よりNb/Si/Nbのジョセフソン接合素子の製
造方法において、レジスト膜等をマスクとして対向電極
用のNb膜を陽極酸化することにより、対向電極の寸法
、従って接合領域の寸法を決定する方法が提案されてい
る。(0開昭57−109388)、なおこの方法はN
b /A交/Nbのジョセフソン接合素子を製造する場
合にも適用可能である。
第3図(a)〜(C)はその陽極酸化工程を説明する断
面図である。まず81基板1上に基部電極用Nb膜2、
トンネルバリア膜用A交−A40x膜3.対向電極用N
b膜4を連続的に成膜し、レジスト膜5をマスクとして
Nb膜4を陽極酸化してNb;+05の酸化膜6を形成
する。これにより対向電極7の1法、すなわち接合領域
の寸法が定まる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでNb膜4が陽極酸化されと、Nb2O5又はそ
れに近い組成の酸化物になるので、Nb2O5膜の体積
は元のNb膜の体積の約2.5倍になる。このため第4
図(a)に示すように、陽極酸化時にレジスト膜5の端
が持ち上がってしまう。特に接合寸法が小さくなり、例
えば17zmロ程度になると、レジストパターンの形成
精度の悪化に加え、レジスト膜の持ち上がりによる次の
ような影響が顕著になる。
(1)レジスト膜の端が持ち上がるとき、接合領域9の
寸法Bはレジストパターン8の寸法Aよりもかなり減少
する。この影響は寸法が小さいほど大きくなり、また特
に正方形パターンの角の部分で大きい。
(2)対向電極7の陽極酸化されていない部分の寸法C
も小さくなる。この部分は後の工程で形成されるNb配
線とコンタクトする領域10であ゛るから、極端に小さ
くなるとNb配線と対向電極7との十分な電気的接続は
保証されないことになる。
(3)またレジスト膜5の密着が悪い場合(パターンが
小さくなるほど密着性が悪くなる。)、レジスト膜が剥
離して対向電極7も陽極酸化され、ジョセフソン接合が
できなくなる。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みて創作されたもので
あり、極めて微細構造のジョセフソン接合素子を再現性
良く、かつ容易に形成することを可能とする製造方法の
提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の製造方法の原理を説明する図である。
D、Eはそれぞれ1回目、2回目の陽極酸化用のマスク
パターン、またF、Gはそれぞれ1回目、2回目の陽極
酸化工程で酸化されない領域を表わす、すなわち、最終
的に酸化されないF、Gの共通部分が対向電極の領域(
ジョセフソン接合領域)となる。
〔作用〕
本発明の製造方法は、接合領域を画定する陽極酸化工程
を複数の異なるパターンのマスクを用し〜で複数回行な
う。すなわち接合領域(陽極酸化されない領域)は異な
るパターンの重なり合った共通部分により定められる。
このようにして、各パターン自体は比較的大きくても微
細な接合領域を形成することができる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例につl/)で説明
する。第2図は本発明の実施例に係るジョセフソン接合
素子の製造工程を示す断面図(左方)と上面図(右方)
である。
(1)S+基板ll上にNb膜12.Ai−A立Ox膜
13およびNb膜14を同一真空層内で順次、連a#i
、膜する。このときNb膜(±dC又ζ±rfマグネト
ロンスパッタで成膜し、Nb膜12は200〜300 
n m 、 N b膜144±30〜1100nの膜厚
である。またAJII±dc又t±rfスパッタ法によ
り3〜10nmで成膜し、その後、酸素を導入してA文
表面にA見O!を形成する。
なおSt基板11とNb膜12との間に、熱酸化膜、超
伝導接地面膜、絶縁膜又は抵抗等が形成されていてもよ
い(同図(a))。
(2)次にパターンDのレジスト膜15をマスクとして
、少なくともNb膜14の全膜厚について陽極酸化を行
なう(同図(b) )、レジストパターンの形状は任意
であるが、図で示すように、長方形の場合に本発明の効
果が顕著である0例えば所望の接合形状が正方形である
場合、その正方形の辺の長さく例えば1.5pm)を−
辺とし、他の一辺はレジストのバターニングが容易な長
さく例えば10101Lであるような長方形を用いる。
なおレジストパターンはDのような長方形であっても、
レジストパターン端では陽極酸化がレジストを持ち−L
げて進むので、実際に酸化されないで残る接合部はFで
示すように、Dよりやや小さめになる。特にレジストパ
ターンの角の部分では、この傾向が顕著である。
(3)次いでレジスト膜15を除去した後に、別のレジ
ス)11917をマスクとして、再びNb膜14の陽極
酸化を行なう(同図(e))、今回のマスクパターンと
しては、例えば前回のパターンDを90膜回転させたも
の(パターンE)を用いる。2回目の陽極酸化工程では
、1回目の陽極酸化工程でマスクされていたために酸化
されなかった部分で、今回はマスクされていない部分の
みが新たに酸化される。2回目の酸化でもレジストパタ
ーンよりもやや小さい形状の酸化されない部分(G)が
残る。レジスト除去後は同図(d)のに面図に示すよう
に、正方形の部分だけが酸化されずに残り、対向電極1
8となる。
このようにして2つの異なったレジストパターンD、F
を用いて2回の陽極酸化を行なうことにより、従来の単
一の正方形レジストパターンを用いた場合に比べて正方
形の角の部分に丸みがなく、従ってより正確の正方形の
パターンを形成することができる。特に微細なパターン
(例えば1.5Ji、m口)の場合、単一レジストでは
丸いパターンになってしまうのに対して、本実施例方法
によれば、はぼ正確に1.5gm口の対向電極パターン
を作成することができる。
更にパターン形状が微細化するに伴ってレジスト膜のは
がれが生じ易くなるが、実施例ではこのような不都合も
解消される。
なお陽極酸化はエチレングリコール+ホウ酸アンモニウ
ム混合液中で行なう、酸化膜厚は印加電圧で決定される
。IVあたり0.9nmの膜厚のNbが消費され、2.
3nmのNb2O5膜が形成される。実施例ではNbI
Iの全膜厚にわたって酸化するので、印加電圧は35〜
120Vである。
なおNb膜14だけでなくその下のAi−AJIOx[
13やNbWJ12の一部が酸化されてもよい。
(4)次いで不図示の別のレジスト膜をマスクとしてR
IE法により陽極酸化膜16.A見−A立Ox膜13お
よびNb膜12をエツチングしてパターニングを行なう
(同図(d))。このときの反応ガスは、それぞれCH
F3.Ar。
CF4+5%02を用いる。
(5)次に層間絶縁膜として膜厚400〜500 n 
m+7)S+Oz膜19全19ッタ法、CVD法等で形
成する(同図(e))。
(6)次いで不図示のレジスト膜をマスクとしてRIE
加工よりコンタクトホール2oを形成する。反応ガスと
してはCHF3を用いるが、ガス圧が15mTorrの
とき、エツチングレートは、S+02. Nb2O5、
Nbに対しそれぞれ30,15゜5nm/分である。こ
のためNb205膜からなる陽極酸化膜16はエツチン
グストッパとして働くので、接合領域よりも広いコンタ
クトホールを形成することができる(同図(f))。
(7)次にAr中でスパッタクリーニングすることによ
り対向電極18の表面の薄い酸化膜を除去した後に、膜
厚500〜800nmのNb膜からなる配線膜21を形
成した後にパターン加丁する(同図(g))。
このように本発明の実施例によれば2つの異なったレジ
ストパターンを用いて2回陽極酸化することにより、微
細パターンの対向電極を容易に、かつ正確に形成するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば複数の異なったパ
ターンのレジストを用いて複数回、陽極酸化を行なうこ
とにより、極めて微細な対向電極、すなわちジョセフソ
ン接合素子の接合領域を再現性良く、容易に作成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のジョセフソン接合素子の製造方法の原
理を説明する図、 第2図は本発明の実施例に係るジョセフソン接合素子の
製造工程を説明する図、 第3図は従来例の製造方法を説明する図、第4図は従来
例の問題点を説明する図である。 (符号の説明) 1.11・・・Si基板、 2.4,12.14・・・Nb膜、 3.13・・・A又−A文O!膜、 5.15.17・・・レジスト膜、 6.16・・・陽極酸化膜、 7.18・・・対向電極、 8・・・レジストパターン、 9・・・接合領域、 10・・・コンタクト領域、 19・・・5i02膜、 20・・・コンタクトホール、 21・・・Nb配線膜。 ゛、ユニー ′ (α) 不老朗ハV克嘗J図 第2図(での1) /5LO2膜19 木潮呼のヅに拗1]図 第 2 図 はの2) 不旬明の電党務IJ図 第2図しの3) tl−) 字配 1辷 7折りのま濱九 1月 〔8(cL)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の超伝導金属膜、トンネルバリア膜および第2の超
    伝導金属膜を順次、基板上に重ねて成膜する工程と、 前記第2の超伝導金属膜のうち対向電極となるべき領域
    を残して該第2の超伝導金属膜の全膜厚について陽極酸
    化する工程とを有するジョセフソン接合素子の製造方法
    において、 前記対向電極となるべき領域は、複数の異なるパターン
    のマスクを用いて複数回の陽極酸化を行い、該パターン
    を部分的に重ね合わせることにより画定されるものであ
    ることを特徴とするジョセフソン接合素子の製造方法。
JP61232680A 1986-09-30 1986-09-30 ジヨセフソン接合素子の製造方法 Pending JPS6386582A (ja)

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