JPS638607Y2 - - Google Patents

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JPS638607Y2
JPS638607Y2 JP2391883U JP2391883U JPS638607Y2 JP S638607 Y2 JPS638607 Y2 JP S638607Y2 JP 2391883 U JP2391883 U JP 2391883U JP 2391883 U JP2391883 U JP 2391883U JP S638607 Y2 JPS638607 Y2 JP S638607Y2
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JP
Japan
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gas
film
impermeable
moisture
packaging material
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JP2391883U
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JPS59129740U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は少なくとも片面の包装材を、ガス不透
過性フイルムの内面に熱接着性と防湿性を有する
ガス透過性フイルムとを重ね合せて形成し、前記
ガス不透過性フイルムにガス抜き用透孔を形成し
てなるガス抜き包装袋に関するものであり、農
薬、コーヒー等の内容物から発生するガスを外部
に放出すると共に、防湿性に優れたものである。
従来一般に提供されているガス抜き包装袋はガ
ス不透過性フイルムの全面に透孔を形成したもの
や実公昭54−32737号公報に示される様に透孔を
形成した金属箔の上下面にガス透過性フイルムを
積層したものであるが、前者は防湿性に劣り、後
者は透孔を形成した金属箔の部分のみしか通気性
を有しないため、通気効果が劣る等の欠点があつ
たが、本考案者は種々実験研究の結果、このよう
な欠点のない本考案を得たのである。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する
と、厚さ5〜50μのアルミニウム箔、ステンレス
スチール箔等の金属箔、又はポリエステル、ポリ
エチレン等の厚み10〜100μ程度の合成樹脂フイ
ルム片面にアルミニウム等の金属蒸着層を形成し
たもの、あるいは、ナイロン、セロフアン、ポリ
プロピレン、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アルコールの部分ケン化物に塩化ビニリデンコー
トしたもの等の厚さ10〜100μでガス透過度が0
〜20c.c./m2・24hr・1atm程度のガス不透過性フ
イルムよりなるガス不透過性フイルム1の単体も
しくは斯るガス不透過性フイルムの内面にポリエ
チレン、ポリプロピレン等の厚さ10〜150μの熱
接着性合成樹脂フイルムを積層し、必要ならば外
面に厚さ10〜100μのポリエステル、ポリプロピ
レン、ナイロン等よりなる補強フイルムを積層し
た複層のガス不透過性フイルム1の内面に、厚さ
10〜150μのポリエチレンフイルム、またはポリ
プロピレンフイルムあるいはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂フイルム等の熱接着性と防湿性を有
するガス透過度1000〜5000c.c./m2・24hr・1atm
程度のガス透過性フイルム2を接着することなく
重ね合せて少なくとも片面の包装材3となし、ガ
ス不透過性フイルム1に内径0.1〜2.0mm程度の透
孔5を形成し、ガス不透過性フイルム1とガス透
過性フイルム2との間隙6を外気開放とするもの
であり、好ましくは透孔5の周囲の、間隙6に通
気路7を残存してガス不透過性フイルム1とガス
透過性フイルム2とを複数の接着部8で接着し、
透孔5の破損を防止するものである。前記のガス
不透過性フイルム1と同様なガス不透過性フイル
ム10の内面に必要に応じ前記と同様の熱接着性
合成樹脂フイルムを接着して他面の包装材12と
し、前記片面の包装材3と他面の包装材12とを
重ね合せて必要周縁部を加熱加圧して熱接着部1
3を形成して包装体14とするものであり、図中
15は片面の包装材3を形成するガス不透過性フ
イルム1とガス透過性フイルム2との熱接着部で
ある。他面の包装材9としては片面の包装材3を
必要長さの2倍とするか、あるいは2倍の幅とし
て二つ折して形成してもよく、また他面の包装材
9に片面の包装材3と同様に透孔を形成してもよ
いものである。
本考案はコーヒー、農薬等のガスを発生する内
容物を充容し、口部を封止して後、内容物より発
生するガスはガス透過性フイルム2の全面を透過
してガス不透過性フイルム1とガス透過性フイル
ム2との間の間隙6に流入し、ガス不透過性フイ
ルム1に形成した透孔6より外気に放出されると
共にガス透過性フイルム2の防湿性によつて、外
気の湿気は透孔5より間隙6内には浸入するが、
包装袋14の内部には浸入することができず、内
容物を湿気より保護するものである。
本考案は少なくとも片面の包装材3を、ガス不
透過性フイルム1の内面に熱接着性と防湿性を有
するガス透過性フイルム2とを重ね合せて形成
し、前記ガス不透過性フイルム1にガス抜き用透
孔5を形成してなるガス抜き包装袋であるから、
内容物より発生するガスは透孔5より外部に排出
され、発生したガスによる破袋を有効に防止する
ものであり、また内層のガス透過性フイルム2の
防湿性によつて外気の湿気を袋内に浸入させず、
内容物の吸湿を防止するものである。
第3図、第4図に時す他の実施例は透孔5の周
縁のガス不透過性フイルム1とガス透過性フイル
ム2とを複数の接着部8で接着したものであり、
間隙6内のガスは透孔5より容易に排出される
が、湿気を含有する外気の透孔5よりの浸入は困
難となるものであり、またガス不透過性フイルム
1の内面またはガス透過性フイルム2の外面にエ
ンボス等により凹凸を形成しておくと、ガス不透
過性フイルム1とガス透過性フイルム2とは密着
しないので、内容物より発生したガスの間隙6内
の流動が良好となり、透孔5よりのガスの排出を
良好にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切除した平面図、第2図は第1図
のA−A線拡大断面図、第3図は他の実施例の一
部切除した平面図、第4図は第3図のB−B線拡
大断面図である。 1……ガス不透過性フイルム、2……ガス透過
性フイルム、3……片面の包装材、5……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも片面の包装材3を、ガス不透過性フ
    イルム1の内面に熱接着性と防湿性を有するガス
    透過性フイルム2とを重ね合せて形成し、前記ガ
    ス不透過性フイルム1にガス抜き用透孔5を形成
    してなるガス抜き包装袋。
JP2391883U 1983-02-21 1983-02-21 ガス抜き包装袋 Granted JPS59129740U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2391883U JPS59129740U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 ガス抜き包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2391883U JPS59129740U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 ガス抜き包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129740U JPS59129740U (ja) 1984-08-31
JPS638607Y2 true JPS638607Y2 (ja) 1988-03-15

Family

ID=30154984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2391883U Granted JPS59129740U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 ガス抜き包装袋

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JP (1) JPS59129740U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59129740U (ja) 1984-08-31

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