JPS6384973A - カラ−プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はカラーリボンを使用することによりカラー印字
を行なうカラープリンタに関する。

（従来の技術） カラープリンタは、例えば第５図に示すようなリボンカ
セット１１を使用することにより所定のカラー印字を行
なうように構成されている。リボンカセット１１は、例
えば４つのカラーバンド（「黒」、「青」、「赤」、「
黄」）からなるカラーリボン１２を収納しており、例え
ば第６図に示すようなリボンキャリッジ１３にセットさ
れる。

このリボンキャリッジ１３は、プラテン１４に対向して
上下にシフト移動し、所定のカラーバンドを印字ヘッド
１５に対向させるようになっている。

したがって、例えば黄色のカラー印字を行なう場合には
、リボンキャリッジ１３をカラーバンドｒＤＪが印字ヘ
ッド１５に対向するようにシフトさせ、この状態で印字
ヘッド１５を用紙１６に接触させるものである。

このように、カラープリンタは、リボンキャリッジ１３
を所定のカラーバンドに対応してシフトさせることによ
り所定のカラー印字を行なうことができる。

しかしながら、このような構成のカラープリンタにあっ
ては、リボンキャリッジ１３をシフトさせた際に、カラ
ーリボン１２が用紙１６のミシン目１７に引掛かる可能
性がある。すなわち、例えば、黄色のカラー印字を行な
った後に、黒色のカラー印字を行ないたい場合、リボン
キャリッジ１３をｒＬＪだけシフトさせて、印字ヘッド
１５と対向するカラーバンドをｒＤＪから「Ａ」に換え
なければならない。このとき、カラーリボン１２がミシ
ン目１７に引掛かる場合がある。

ところが、従来のカラープリン、りの場合、リボンキャ
リッジ１３をｒＬＪだけシフトさせると、印字を開始す
るようになっているため、万が一１上記したようにカラ
ーリボン１２が引掛かった状態にあると、印字品質に悪
影響を及ぼし、また、本来のカラーでない色で印字して
しまう欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した如く、従来のカラープリンタにあっては、リボ
ンキャリッジを所定のカラーリボンに応じた距離だけシ
フトさせて印字を開始するため、カラーリボンが用紙の
ミシン目に引掛り、本来のカラーでない色で印字してし
まう欠点があった。

本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、カラー
リボンの引掛りを防止し、信頼性の高いカラー印字を行
なうことができるようなカラープリンタを提供すること
を目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち、本発明に係わるカラープリンタにあっては、
異なる色で複数のカラーバンドからなるカラーリボンを
使用して所定のカラー印字を行なうカラープリンタにお
いて、カラーが指定された際に、この指定されたカラー
に対、応するカラーバンドが印字ヘッドに対向するまで
の距離に予め設定された距離を加えた距離だけリボンキ
ャリッジをシフトするリボンキャリッジシフト制御手段
と、このリボンキャリッジシフト制御手段によってシフ
トされたリボンキャリッジを上記設定された距離だけ逆
方向にシフトするリボンキャリッジ逆方向シフト制御手
段とを具備して構成するものである。

（作用） 上記のようにして構成されるカラープリンタにあっては
、リボンキャリッジが指定されたカラーに応じた距離に
予め設定された距離を加えてシフトし、その後、上記設
定された距離だけ逆方向にシフトするため、カラーリボ
ンの引掛りが無くなり、本来のカラーで印字を行なうこ
とができるようになる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係わるカラー
プリンタを説明する。第１図は一実施例に係わる印字機
構部の構成を示す図である。なお、第１図において、第
６図と同一部分は同一符号を付して説明するものとする
。

すなわち、この印字機構部は、用紙１６を支持し、その
用紙１６の紙送りを行なうプラテン１４に対向してシャ
フト２１が設けられており、このシャフト２１の軸方向
を移動可能にしてキャリッジ２２が支持されている。こ
のキシリッジ２２には、印字ヘッド１５がプラテン１４
に対して離接可能にして配置されている。

また、キャリッジ２２には、第５図に示したようなリボ
ンカセット１１を収納するリボンキャリッジ１３が、そ
の先端すなわちプラテン１４側を上下移動可能にして配
置されている。そして、この゛す′ボンキャリッジ１３
の上下移動を制御する機構としてリボンモータ２３、リ
ボンギヤ２４、アイドルギヤ２５およびギヤビニンオン
２６がキャリッジ２２の下部に設けられている。

リボンギヤ２４は、リボンモータ２３の回転により矢印
２７方向に回転するものであり、このリボンギヤ２４の
回転によりアイドルギヤ２５のギヤビニンオン２６が矢
印２８方向に移動するように構成されている。そして、
このギヤピニンオン２６の回転によりリボンキャリッジ
１３が上下すなわち矢印２９方向に移動するように構成
されている。

第２図はこのカラープリンタの全体的な制御系を概略的
に示すブロック図である。すなわち、このカラープリン
タ全体はＣＰＵ３１によって制御されているものであり
、このＣＰｕ３１にはシステムバス３２が接続されてい
る。このシステムバス３２には、インタフェース３３、
ＲＯＭ３４、ＲＡＭ３５、受信バッファ３６、印字バッ
ファ３７、キャラクジエネレータ（以下、ＣＧと称す）
３８、モータ駆動回路３９、印字ヘッド駆動回路４０が
それぞれ接続されている。

インタフェース３３は、図示せぬホストからの印字デー
タおよびカラーコマンドを受取りＣＰＵ３１に転送する
機能を有している。ＲＯＭ３４は、ＣＰＵ３１を駆動す
るためのプログラム等のデータを格納している。ＲＡＭ
３５は、システムバス３２を介して送られてくる情報の
記憶あるいは記憶した情報の読み出しを行なっている。

受信バッファ３６は、インタフェース３３を介して受信
した文字コードを含んだ印字データを一時格納する記憶
部である。印字バッファ３７は、ＣＧ３８から取出した
文字パターンを格納する記憶部である。

また、モータ駆動回路３９および印字ヘッド駆動回路４
０は、それぞれＣＰＬＪ３１からのＩＩＩ御信角信号づ
いて紙送りモータ４１、キャリッジモータ４２、リボン
モータ２３および印字ヘッド１５を駆動するドライバで
ある。

以下、このカラープリンタの動作を第３図に示すフロー
チャートを参照して説明する。すなわち、まず、ステッ
プＳ１で、ホストからカラーを指定するカラーコマンド
が転送されてきたか否かの条件判断が行われる。この場
合、ホストからカラーコマンドが転送されると、このカ
ラーコマンドはインタフェース３３を介してＣＰＬＪ３
１に入力される。このステップＳ１において、“カラー
コマンドが転送されてきたと判断されると、ステップＳ
２で、上記指定されたカラーに対応するカラーバンドが
印字ヘッドと対向するまでの距離ｒＬＪに予め設定され
た距離ｒＸＪを加えた距離ｒＬ＋Ｘ」だけリボンキャリ
ッジ１３をシフトする。すなわち、ＣＰＵ３１は、カラ
ーが指定されると、リボンキャリッジ１３をｒＬ＋ＸＪ
だけシフトさせる信号をモータ駆動回路３９に出力する
。モータ駆動回路３９は、この信号に基づいてリボンモ
ータ２３を駆動する。

次に、ステップＳ３で、上記距離ｒＸＪだけ逆方向にリ
ボンキャリッジ１３をシフトする。すなわち、ＣＰｕ３
１は、リボンキャリッジ１３を上記距離ｒＸＪだけ逆方
向にシフトさせる信号をモータ駆動回路３９に出力する
。モータ駆動回路３９は、この信号に基づいてリボンモ
ータ２３を駆動する。

以上のような動作によりリボンキャリッジ１３は、第４
図に示すように、まず、カラーが指定されると、ｒＬ＋
ＸＪだけシフト、次に、ｒＸＪだけ逆方向にシフトして
停止するようになる。したがって、従来のようにリボン
キャリッジ１３がｒＬＪだけシフトして停止した場合に
は、カラーリボン１２が用紙１６のミシン目１７に引掛
った状態にあったが、このカーラーブリシタでは、「Ｌ
」からざらにｒＸＪだけシフトし、その後にｒＸＪだけ
逆方向にシフトするため、カラーリボン１２がミシン目
１７に引掛かることを防止できる。したがって、この状
態で印字を開始すれば印字品質に恩彰響を及ぼすことな
く、本来のカラーで印字を行なうことができるようにな
る。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、カラーが指定された際に
、リボンキャリッジ半金をこの指□定されたカラーに対
応するカラーバンドが印字ヘッドに対向するまでの距離
に予め設定された距離を加えた距離だけシフトさせ、そ
の後に、上記設定された距離だけ逆方向にシフトさせた
ため、カラーリボンの引掛りが防止できるようになり、
信頼性の高いカラー印字を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるカラーブリンクの印
字機構部の構成を示す図、第２図は同実施例の制御系の
回路構成を示すブロック図、第３図は同実施例の動作を
説明するためのフローチャート、第４図は同実施例によ
るリボンキャリッジのシフト状態を説明するための図、
第５図はリボンカセットの構成を説明するための図、第
６図は従来のカラープリンタにおけるリボンキャリッジ
のシフト状態を説明するための図である。 １１・・・リボンカセット、１２・・・カラーリボン、
１３・・・リボンキャリッジ、１４・・・プラテン、１
５・・・印字ヘッド、１６・・・用紙、１７・・・ミシ
ン目、２２・・・キャリッジ、２３・・・リボンモータ
、３１・・・ＣＰＵ、３３・・・インタフェース、３９
・・・モータ駆動回路。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 異なる色で複数のカラーバンドからなるカラーリボンを
   使用して所定のカラー印字を行なうカラープリンタにお
   いて、 上記カラーリボンを収納したリボンカセットと、このリ
   ボンカセットを搭載するリボンキャリッジと、 カラーが指定された際に、この指定されたカラーに対応
   するカラーバンドが印字ヘッドに対向するまでの距離に
   予め設定された距離を加えた距離だけ上記リボンキャリ
   ッジをシフトするリボンキャリッジシフト制御手段と、 このリボンキャリッジシフト制御手段によつてシフトさ
   れたリボンキャリッジを上記設定された距離だけ逆方向
   にシフトするリボンキャリッジ逆方向シフト制御手段と
   を具備したことを特徴とするカラープリンタ。