JPH06227076A - プリンタの印字ヘッド制御装置および文書作成装置の印刷制御装置 - Google Patents

プリンタの印字ヘッド制御装置および文書作成装置の印刷制御装置

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JPH06227076A
JPH06227076A JP1495293A JP1495293A JPH06227076A JP H06227076 A JPH06227076 A JP H06227076A JP 1495293 A JP1495293 A JP 1495293A JP 1495293 A JP1495293 A JP 1495293A JP H06227076 A JPH06227076 A JP H06227076A
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JP
Japan
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head
print head
printing process
printing
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Pending
Application number
JP1495293A
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English (en)
Inventor
Masayasu Serizawa
正康 芹澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は特に文書作成装置に使用されて
いるプリンタにおいて、印刷処理の中断時には、印字ヘ
ッドを標準位置以外の指定位置に移動させて、常に最適
な印刷処理を実現することにある。 【構成】CPU1は、印刷処理の正常終了時には印字ヘ
ッド7を標準位置P1に位置決めする。一方、CPU1
は印刷処理の中断時には印字ヘッド7を標準位置P1以
外で予め設定した指定位置P2に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドの位置決め
制御を行なうプリンタの印字ヘッド制御装置に関するも
のであり、特に文書作成装置に使用される印刷制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置は、作成・編集した
文書情報を各種サイズの用紙に印刷する印刷装置(プリ
ンタ)を有する。プリンタは、文書作成装置の印刷モー
ドの設定により、印字ヘッドと用紙送り機構とが連動し
て駆動することにより、用紙送り機構にセットされた用
紙上に作成・編集した文書情報を印刷する。
【0003】ところで、印刷処理の初期時(電源投入
時)には、印字ヘッドを所定の初期位置(標準位置)に
位置決めする制御が行なわれている。印字ヘッドの標準
位置として、例えば印字開始位置となる左端の所定位置
または移動範囲のほぼ中央位置を設定するのが通常であ
る。
【0004】標準位置が印字開始位置であれば、印刷処
理の開始を直ちに実行できる。一方、標準位置が中央位
置の場合には、印刷処理の開始時には印字ヘッドを印字
開始位置まで移動させる必要があるが、以下の利点を有
する。印字ヘッドはヘッド移動機構であるキャリッジに
搭載されている。キャリッジにはインクリボンのカセッ
トをセットする機構も搭載されている。ここで、印字ヘ
ッドが中央位置に位置決めされると、ユーザがキャリッ
ジにインクリボンのカセットをセットし易いという利点
がある。特に、プリンタを搭載している文書作成装置で
は、インクリボンのカセットをセットするというプリン
タの操作性は重要である。このため、最近では、特に文
書作成装置では、印字ヘッドの標準位置として中央位置
を使用するものが開発されている。
【0005】ここで、印字ヘッド制御として、印刷処理
中にキーボードの取消キーの操作等により、印刷処理が
中断したときには、通常では印字ヘッドを標準位置まで
移動させる。当然ながら、印刷処理が正常に終了した場
合も同様である。このような制御方式の場合に、通常の
印刷処理では何等不都合はないが、特殊な印刷処理のと
きに不都合が発生することがある。
【0006】具体例として、インクリボンとラベルテー
プを組み合わせたカセットが開発されている。このカセ
ットは、インクリボンのカセットと同様にキャリッジに
セットすることができる。印刷モードがセットされる
と、印字ヘッドはラベルテープの表面に文字を印刷す
る。ラベルテープは、インクリボンの巻取駆動に伴っ
て、キャリッジの側部の方に送られていく。このような
特殊な印刷処理時に、取消キーの操作等により中断した
とき、印字ヘッドを標準位置まで移動させると、キャリ
ッジがカセットから送り出されたラベルテープに絡まる
ような事態が発生する可能性が高い。したがって、常に
印字ヘッドを標準位置まで移動させる制御方式は、必ず
しも最適な方式とはいえない面がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書作成装置に
使用されているプリンタでは、印刷処理の終了または中
断時に、印字ヘッドを初期時の標準位置まで移動させる
制御方式が通常である。しかしながら、特に印刷処理の
中断時に、印字ヘッドを常に標準位置まで移動させる制
御方式は、前記のような特殊な印刷処理時には不都合が
発生することがあり、必ずしも最適な方式とはいえな
い。
【0008】本発明の目的は、特に文書作成装置に使用
されているプリンタにおいて、印刷処理の中断時には、
印字ヘッドを標準位置以外の指定位置に移動させて、常
に最適な印刷処理を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、行方向に送ら
れる用紙に対して印字ヘッドを列方向に移動して、前記
用紙に行単位の印刷処理を実行させるヘッド駆動手段お
よびヘッド駆動手段を制御して印字ヘッドの位置決め制
御を実行するヘッド制御手段を備えたプリンタの印字ヘ
ッド制御装置である。
【0010】
【作用】本発明では、ヘッド制御手段は印刷処理の正常
終了時に印字ヘッドを標準位置に位置決めし、かつ印刷
処理の中断時に印字ヘッドを標準位置以外で予め設定し
た指定位置に位置決めする。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1は同実施例に係わる文書作成装置に使
用されるプリンタの印刷制御装置の要部を示すブロック
図、図2は同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【0013】本装置は、図1に示すように、印刷制御部
(CPU)1、キーボード2、印刷バッファ3、ヘッド
・キャリッジ駆動部4およびプリンタ機構5からなる。
CPU1は、本発明に係わるヘッド制御処理および印刷
制御処理を実行する。キーボード2は各種の文字キーや
コマンドキー以外に、印刷モードキー2a、取消キー2
b、選択/実行キー2cを有する。
【0014】印刷バッファ3は、印刷データを格納する
バッファメモリであり、文書作成装置で作成された文書
情報の各文字に対応するフォントデータを格納する。ヘ
ッド・キャリッジ駆動部4はCPU1の制御により、印
字ヘッド7の印字動作およびキャリッジ6の駆動を行な
う駆動機構である。
【0015】プリンタ機構5は、印字ヘッド7を搭載
し、インクリボンカセットのセット機構を有するキャリ
ッジ6、用紙10を行方向に送る用紙送り機構の要素で
あるプラテン8および基準位置センサ9を備えている。
キャリッジ6は、用紙10に対して列方向(水平方向
X)に移動し、印字ヘッド7を標準位置P1および本発
明に係わる指定位置P2まで移動させる。印字ヘッド7
は熱転写方式のヘッドであり、キャリッジ6にセットさ
れたカセットのインクリボンを介して用紙10に印刷
し、または感熱用紙には直接に印刷する。基準位置セン
サ9は、例えば左端に設けられており、キャリッジ6の
位置により印字ヘッド7の基準位置(印字開始位置)を
検出する。次に、同実施例の動作を説明する。
【0016】まず、印刷処理の初期時(電源投入時)に
印字ヘッド7が標準位置P1に位置せずに位置不確定の
場合に、CPU1はヘッド・キャリッジ駆動部4を制御
して、キャリッジ6を移動し、印字ヘッド7を標準位置
P1まで移動させる(図2のステップS1のNO,S
2)。ここで、標準位置P1はキャリッジ6の移動範囲
のほぼ中央位置として設定されている。なお、ステップ
S1,S2の処理は必要不可欠ではなく、印刷処理の開
始時に印字ヘッド7を基準位置まで移動させる制御から
開始してもよい。
【0017】キーボード2の印刷モードキー2aが操作
されると、文書作成装置は印刷モードに移行し、印刷処
理の準備に入る(ステップS3のYES)。続いて、キ
ーボード2の選択/実行キー2cが操作されると、CP
U1は印刷処理を実行する(ステップS4)。即ち、C
PU1は、印刷バッファ3に格納された文字列データ
(フォントデータ)に応じて印字ヘッド7を駆動し、か
つキャリッジ6を水平方向に移動する。このとき、CP
U1は、印字ヘッド7を標準位置P1から基準位置まで
移動させて、この基準位置から印刷処理を開始する。基
準位置は基準位置センサ9により検出される。これによ
り、プリンタ機構5では、プラテン8にセットされた用
紙10に対して行単位(1行または数行)の印刷処理が
実行される。
【0018】この印刷処理が指定の範囲(開始行から終
了行)まで正常に終了すると、CPU1は印字ヘッド7
を標準位置P1まで移動させる(ステップS5のYE
S,S6)。そして、次に印刷モードキー2aが操作さ
れるまで、待機状態となる。
【0019】一方、印刷処理中に、取消キー2bが操作
されると、CPU1は印刷処理を中断する(ステップS
5のNO,S7のYES)。ここで、取消キー2bの操
作ではなく、例えば用紙切れやインクリボン切れ等の要
因による印刷処理の中断の場合には、そのような要因を
解消するためのエラーメッセージを装置の表示画面に表
示するなどの処理を実行する(ステップS7のNO,S
12)。
【0020】また、取消キー2bの操作がタイミング
が、ある行末までの印刷処理が終了して、位置決め処理
に移行しているときには、CPU1は印字ヘッド7を標
準位置P1まで移動させる(ステップS8のYES,S
6)。即ち、取消キー2bの操作により、印刷処理は指
定の終了行の前で中断となるが、印字ヘッド7の標準位
置P1への位置決め処理は実行されることになる。
【0021】一方、取消キー2bが操作されたときに、
位置決め処理には移行しておらず、ある行末までの1行
印刷処理が終了していないときには、CPU1はその行
末までの印刷処理を実行する(ステップS9のNO,S
10)。行末までの印刷処理が終了すると、CPU1は
印字ヘッド7を標準位置P1ではなく、予め設定された
指定位置P2まで移動させる(ステップS11)。
【0022】指定位置P2は、図1に示すように、標準
位置P1に対して例えば右端側に設定した位置である。
次に、印刷モードキー2aが操作されると、CPU1は
印字ヘッド7を基準位置まで移動させて、印刷処理を再
開することになる。
【0023】このようにして、印刷処理が正常に終了す
るか又は位置決め処理に移行しているときには、印字ヘ
ッド7を標準位置P1まで移動させる。一方、位置決め
処理に移行することなく、印刷処理が中断したときに
は、印字ヘッド7を標準位置P1以外の例えば右端側の
指定位置P2まで移動させる。言い換えれば、印刷処理
が正常に終了するときには、キャリッジ6にセットされ
たインクリボンのカセットの交換に都合の良い標準位置
P1に印字ヘッド7を位置決めする。一方、印刷処理の
中断のときには、例えばラベルテープを使用する特殊な
印刷処理時に、キャリッジがカセットから送り出された
ラベルテープに絡まるような不都合な事態が発生しない
ような指定位置P2に、印字ヘッド7を位置決めする。
当然ながら、指定位置P2は通常の印刷処理時でも、印
刷処理の中断により印字ヘッド7を位置決めしても、何
等不都合が発生しない位置である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷処理の中断時に印字ヘッドを標準位置以外の予め設定
した指定位置に位置決めする。これにより、例えばラベ
ルテープを使用するような特殊な印刷処理を実行する場
合に、印刷処理の中断時に印字ヘッドを標準位置まで移
動したことにより発生し易い不都合を防止することが可
能となる。言い換えれば、通常および特殊な印刷処理に
おいて、印刷処理の中断時に何等不都合が発生しない位
置である指定位置に印字ヘッドを移動することにより、
印字ヘッドの駆動における不都合の発生を未然に防止す
ることができる。したがって、常に最適な印刷処理を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる同実施例に係わる文書
作成装置に使用されるプリンタの印刷制御装置の要部を
示すブロック図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…CPU、2…キーボード、3…印刷バッファ、4…
ヘッド・キャリッジ駆動部、5…プリンタ機構、6…キ
ャリッジ、7…印字ヘッド、8…プラテン、9…基準位
置センサ、10…用紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向に送られる用紙に対して印字ヘッ
    ドを列方向に移動して、前記用紙に行単位の印刷処理を
    実行させるヘッド駆動手段と、 このヘッド駆動手段を制御して、印刷処理の正常終了時
    に前記印字ヘッドを標準位置に位置決めし、かつ前記印
    刷処理の中断時に前記印字ヘッドを標準位置以外で予め
    設定した指定位置に位置決めするヘッド制御手段とを具
    備したことを特徴とするプリンタの印字ヘッド制御装
    置。
  2. 【請求項2】 用紙を行方向に送る用紙送り機構および
    用紙に対して印字ヘッドを列方向に移動して印刷処理を
    実行させるヘッド駆動機構を有するプリンタ機構手段
    と、 文書作成に必要な各種入力および印刷モードを指示する
    入力を実行する入力手段と、 この入力手段により指示された前記印刷モードにより前
    記用紙に対する印刷処理を実行するときに、印刷処理の
    正常終了時に前記印字ヘッドを標準位置に位置決めし、
    かつ前記印刷処理の中断時に前記印字ヘッドを標準位置
    以外で予め設定した指定位置に位置決めするように前記
    ヘッド駆動機構を制御する印刷制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする文書作成装置の印刷制御装置。
JP1495293A 1993-02-01 1993-02-01 プリンタの印字ヘッド制御装置および文書作成装置の印刷制御装置 Pending JPH06227076A (ja)

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ID=11875317

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JP1495293A Pending JPH06227076A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 プリンタの印字ヘッド制御装置および文書作成装置の印刷制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37893E1 (en) * 1995-12-21 2002-10-22 The Whitaker Corporation Cable assembly with equalizer board

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37893E1 (en) * 1995-12-21 2002-10-22 The Whitaker Corporation Cable assembly with equalizer board
USRE40749E1 (en) 1995-12-21 2009-06-16 The Whitaker Corporation Cable assembly with equalizer board

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