JPS6384762A - ロボツト用ア−ム装置 - Google Patents

ロボツト用ア−ム装置

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Publication number
JPS6384762A
JPS6384762A JP23064286A JP23064286A JPS6384762A JP S6384762 A JPS6384762 A JP S6384762A JP 23064286 A JP23064286 A JP 23064286A JP 23064286 A JP23064286 A JP 23064286A JP S6384762 A JPS6384762 A JP S6384762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
hawk
corrosion resistance
supporting member
arm device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23064286A
Other languages
English (en)
Inventor
Mineo Maruoka
丸岡 峰男
Yuichi Igarashi
雄一 五十嵐
Hideki Ohashi
秀樹 大橋
Shigeo Anzai
安西 重雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23064286A priority Critical patent/JPS6384762A/ja
Publication of JPS6384762A publication Critical patent/JPS6384762A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は例えば自動半田装置等に用いられる耐環境用
ロボットシステムに好適するロボット用アーム装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、この種のロボット用アーム装置はその駆動用モ
ータ及び歯車等で構成されるロボットシステムにおける
駆動機構部の小形化のために、被作業部品保持用のホー
ク部材や、このホーク部材を支持する支持部材を軽量な
アルミ合金やカーボン繊維強化プラスチック(以下、C
FRPと称する)を用いて形成されていることが知られ
ている。
ところが、上記ロボット用アーム装置では、例えば自動
半田装置等の300’以上の高温下や塩素系ガスや亜硫
酸ガス等の腐蝕性ガスの発生する環境下に適用した場合
、ホーク部材が温度の影響により変形したり、腐蝕性ガ
スにより腐蝕したりして、その寿命が非常に短いものと
なっていた。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は例えば上記の耐熱性及び腐蝕性ガスに対する
耐腐蝕性の劣る点を解決するためになされたもので、軽
量化の要請を確保したうえで、耐熱性の向上を図り得、
かつ、耐腐蝕性の向上を図り得るようにしたロボット用
アーム装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段及び作用)この発明はポ
リイミド系のカーボン繊維強化プラスチックで形成され
た構造体に熱伝導性粒子分散複合材料層及びシリコン系
の熱放射塗料層が順に積層され、一端に被作業部品を保
持する保持部を有したホーク部材と、このホーク部材の
他端が保持されるガラス繊維強化プラスチックで形成さ
れた構造体に薄膜金属を被着してなる支持部材とを備え
ることにより、ホーク部材と支持部材でいわゆる放熱回
路を構成すると共に、耐腐蝕性の向上を実現したもので
ある。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るロボット用アーム装
置の適用されたロボットシステムの設置された自動半田
装置を示゛すもので、半田槽10に対応して駆動機構部
11に連結された支持部材12が配設される。この支持
部材12は例えば図示しないマンドレルと称する型にフ
ィラメントワインディング法(以下FW法と記す)によ
りガラスフィラメントにエポキシレジンを含浸したガラ
ス繊維強化プラスチック(以下GFRPと称する)で筒
状の構造体13が形成され、その中間部には第2図に示
すように嵌合部13aが形成される。
そして、この構造体13の表面には薄膜金属層(図中で
は図の都合上図示せず)が例えばブタジェンゴムの接着
剤を塗布した後、90ミクロンの銅箔が被着された後、
130@で約2時間の硬化温度で硬化されて積層される
。また、この支持部材12の嵌合部13aにはホーク部
材14の他端が例えば軸方向(矢印A、B方向)に移動
自在に支持される。このホーク部材14は上記駆動機構
部11により上記支持部材12に対して矢印A。
B方向に移動制御されるもので、その他端には被作業部
品保持用の保持部14aが形成される。このホーク部材
14は例えばFW法によりマンドレルと称する型にカー
ボンフィラメントまたはプリプレグにポリイミドレジン
を含浸したカーボン繊維強化プラスチックで矩形をした
筒状の構造体15(第3図参照)が形成された後、プレ
キュアと称する170’の温度で2時間の熱処理とボス
トキュアと称する240’の温度で3時間の熱処理が施
されて硬化され製作される。その後、この構造体15は
その表面がサンディングと称する表面加工法により表面
処理が施されて、その両端がめくら板16により閉塞さ
れた後、第3図に示すように注形用の型17収容されて
熱伝導性粒子分散複合材料層18がアルミナ含有エポキ
シレジンを被着した後、130’で約2時間の硬化温度
で硬化され、約7〜8mmの厚さ形成される。そして、
この熱伝導性粒子分散複合材料層18上には第4図に示
すようにシリコン系の熱放射塗料層19がシリコンモノ
マーを約60″の温度で30分焼付けした後、熱放射性
塗料を充填剤として例えば酸化亜鉛を用いて約60ミク
ロンの膜厚で塗布して、その後約24時間の自然乾燥が
施されて形成される。次に、上記シリコン系の熱放射塗
料層19の形成された構造体15は仕上げ加工された後
、その一端に上記被作業部品保持用の保持部14aが形
成され、その他端部には嵌合部14bが上記支持部材の
嵌合部13aに対応して形成される。
上記構成のように駆動機構部11を介して支持部材12
に支持されたホーク部材14は被作業部品の半田付作業
を行なう場合、先ず支持部材12とともに図示しない制
御部により駆動制御される駆動機構部11を介して適宜
に作動制御され、その保持部14aに図示しない半田付
部品を保持する。そして、ホーク部材14は再び駆動機
構部11を介して適宜に作動されて半田槽10に導かれ
、その半田付部品(図示せず)を浸漬して半田付し、そ
の後再び駆動機構11を介して作動されて、その保持部
14aで保持した半田付部品を搬送用ベルトコンベア2
0まで運んで、該ベルトコンベア20上に裁置する。こ
れにより、半田付部品(図示せず)はベルトコンベア2
0により、次ぎの工程の冷却槽21に移送されて冷却さ
れ、その半田付工程が完了する。
このように、上記アーム装置はポリイミド系のカーボン
繊維強化プラスチック製の構体15に熱伝導性粒子分散
複合材料層18及びシリコン系の熱放射塗料層19を順
に積層したホーク部材14をガラス繊維強化プラスチッ
ク製の構造体13に薄膜金属を被着してなる支持部材1
2に移動調整自在に配設して、被作業部品等からの熱の
伝導をそのホーク部材14のシリコン系の熱放射塗料層
19で放熱すると共に、その熱伝導性粒子分散複合材料
層18で吸収し、しかも支持部材12の薄膜金属層との
間で放熱回路を構成するようにしたことにより、例えば
上述した自動半田装置のように環境温度が300’以上
に達する環境下に適用した場合においても効率的な熱放
射が可能なことで、熱による悪影響を受けることが確実
に防止される。これは、シリコン系の熱放射塗料層19
を構成する熱放射塗料が吸収率α0.19〜0.24、
放射率ε0.83〜0.93で、シリコンゴム、ケイ成
力すュウム及び酸化亜鉛を主組成とし、常温での形態が
トルエン、キシレン含有マルジョンで、その熱伝導性粒
子分散複合材料層18を構成する熱伝導性エポキシ樹脂
が熱伝導率35ca l/cms s ec’ Cs熱
膨張率31×10’ /’ Cs引張り強度5.12k
 g/mm2、熱安定性−0,17%、比重2.3の特
性値を有することから明らかなものである。また、これ
によれば、その構成上、従来のアルミニウム合金及びエ
ポキシ系のCFRPを用いたホーク部材に比して本願の
ホーク部材14は下記の表1のように曲げ強度及び引張
りヤング率の向上が顕著であることが確認されている。
表1 さらに、上記アーム装置はホーク部材14と支持部材1
2とで放熱回路が構成されることで、従来のエポキシ系
のCFRPを用いたホーク部材及び支持部材に比して、
下記の表2に示す如くホーク部材配置部の環境温度が4
00°C1支持部材配置部の環境温度が70’Cの環境
下における測定値より、ホーク部材14の蓄熱が支持部
材12を介して効率的に放熱されることが顕著に現われ
ていることからして、高7H環境化における使用に十分
対応し得ることが確認されるものである。
表2 また、上記実施例では、自動半田付装置に適用した場合
で説明したが、その他、製造装置を含む高温環境下及び
腐蝕環境下で使用される各種の装置に適用することが可
能なもので、同様の顕著な効果が期待できる。
なお、この発明はホーク部材及び支持部材の駆動形態と
しては上記実施例で述べた駆動形態に限ることなく、各
種の駆動形態に適用することが可能である。よって、こ
の発明は上記実施例に限ることなく、その他、この発明
の要旨を逸脱しない゛ 範囲で種々の変形を実施し得る
ことはいうまでもないことである。
[発明の構成] 以上詳述したように、この発明によれば、軽量化の要請
を確保したうえで、耐熱性の向上を図り得、かつ、耐腐
蝕性の向上を図り得るようにしたロボット用アーム装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るロボット用アーム装
置の適用された自動半田装置を示す斜視図、第2図はこ
の発明のアーム装置の支持部材を示す一部断面図、第3
図はこの発明のアーム装置のホーク部材の製造工程を説
明するために示した習作説明図、第4図はこの発明のア
ーム装置のホーク部材を示す断面図である。 10・・・半田槽、11・・・駆動機構部、12・・・
支持部材、13・・・構造体、13a・・・嵌合部、1
4・・・ホーク部材、14a・・・保持部、14b・・
・嵌合部、15・・・構造体、16・・・めくら板、1
7・・・型、18・・・熱伝導性粒子分散複合材料層、
19・・・シリコン系の熱放射塗料層、20・・・ベル
トコンベア、21・・・冷却I(lI。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポリイミド系のカーボン繊維強化プラスチックで形成
    された構造体に熱伝導性粒子分散複合材料層及びシリコ
    ン系の熱放射塗料層が順に積層され、一端に被作業部品
    を保持する保持部を有したホーク部材と、このホーク部
    材の他端が保持されるガラス繊維強化プラスチックで形
    成された構造体に薄膜金属を被着してなる支持部材とを
    具備することを特徴とするロボット用アーム装置。
JP23064286A 1986-09-29 1986-09-29 ロボツト用ア−ム装置 Pending JPS6384762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23064286A JPS6384762A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ロボツト用ア−ム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23064286A JPS6384762A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ロボツト用ア−ム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6384762A true JPS6384762A (ja) 1988-04-15

Family

ID=16910984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23064286A Pending JPS6384762A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ロボツト用ア−ム装置

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JP (1) JPS6384762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10315349A (ja) * 1997-05-20 1998-12-02 Honda Motor Co Ltd ロボット用複合材リンクの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10315349A (ja) * 1997-05-20 1998-12-02 Honda Motor Co Ltd ロボット用複合材リンクの製造方法

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