JPS6383331A - 住戸内給水・給湯用配管および工法 - Google Patents

住戸内給水・給湯用配管および工法

Info

Publication number
JPS6383331A
JPS6383331A JP22844786A JP22844786A JPS6383331A JP S6383331 A JPS6383331 A JP S6383331A JP 22844786 A JP22844786 A JP 22844786A JP 22844786 A JP22844786 A JP 22844786A JP S6383331 A JPS6383331 A JP S6383331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
hot water
pipe
dedicated
piping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22844786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0735662B2 (ja
Inventor
孝 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Original Assignee
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK filed Critical NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Priority to JP22844786A priority Critical patent/JPH0735662B2/ja
Publication of JPS6383331A publication Critical patent/JPS6383331A/ja
Publication of JPH0735662B2 publication Critical patent/JPH0735662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、例えば集合住宅の共用部分のシャフトから
各住戸内の台所、浴室、洗面所等の水場廻りに至って用
途別に分岐配管される住戸内給水・給湯用配管システム
および工法に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の住戸内給水・給湯用配管システムとして
、例えば、第13図に示す分岐配管システムと、第14
図に示す鞘管使用によるヘッダ配管システムがある。 まず、第13図について述べると、図において、1は受
水槽、2は図示省略のガス供給源に接続されたガス供給
主管、3は給水主管であり、この給水主管3は、上記受
水槽1から経路開閉用のパルプなどと、揚水ポンプPと
を介し、集合住宅のパイプシャフト4内に立上っている
。 このパイプシャフト4内において、上記給水主管3には
、上流側開閉弁Vl、M圧弁R1量水器M、下流側開閉
弁v2を介して給水分岐管5が接続されている。 この給水分岐管5には、上記下流側開閉弁v2の下流側
で給湯用給水枝管6が接続され、この給湯用給水枝管6
は開閉弁V3を介して給湯器(湯沸器)7の入口に接続
されている。 また、上記給水分岐管5には、洗濯パン、洗面所9台所
、浴室2便所等の水場廻りの用途別給水カラン等の端末
器具に至る複数の給水枝管8〜12がそれぞれ管継手を
介して接続されている。 一方、上記給湯器7の出口には、給湯管13が接続され
ている。 この給湯管13においても、上記水場廻りの用途別給水
カランの端末器具に至る複数の給湯枝管14〜16がそ
れぞれ管継手を介して接続されている。 以上の構成において、上記給水主管3.給水分岐管5.
給湯用給水枝管6.各給水技管8〜12および給湯管1
3.各給湯枝管14〜16は、それぞれ管径20龍の同
径管材が用いられている。 そして、給水系統の用途別単独使用時には、給水主管3
から上流側開閉弁Vl、fi圧弁R,[水界M、下流側
開閉弁■2を介して給水分岐管5に流入している上水が
給水枝管8〜12を介してその系統のカラン等端末器具
から供給される。 一方、給湯系統の単独使用時には、上記給水分岐管5か
ら給湯用給水枝管6を介して給湯器7に給水され、この
給湯器7で加熱された湯が給湯管13を通り給湯枝管1
4〜16を介してその系統のカラン等端末器具から供給
される。 また、上記給水系統と上記給湯系統の同時使用時には、
上述の給水と給湯が同時に行われる。 次に、第14図の鞘管使用によるヘッダ配管システムに
ついて述べる。 この配管システムでは、給水分岐管5の基部付近におい
て、この給水分岐管5と給湯用給水枝管6を分配給水用
の給水ヘッダ17を接続し、この給水ヘッダ17に各給
水枝管8〜12を接続している。 また、給湯器7からの給湯管13にも給湯ヘソダ18を
接続し、この給湯ヘッダ18に各給湯枝管14〜16を
それぞれ接続している。 ここで、上記給湯用給水枝管6と給湯管13は管径20
鶴、洗濯機パン系統の給水枝管と浴室系統の給水枝管1
1および給湯枝管16は管径13龍、その他の給水枝管
8〜10および12と給湯枝管14.15は管径10龍
の管材が使用され、それらの管径はそれぞれの系統の使
用水量の技術データなどから算出されている。 そして、上記給水枝管8〜12および上記給湯枝管14
〜16は、第15図示のように、天井、床下や床盤19
などに埋設された同数の鞘管20内に一本宛個々に挿入
して配管している。
【発明が解決しようとする問題点】
このような従来の住戸内給水・給湯用配管システムでは
、いずれも、上記管径に対応した圧力の関係から上記給
水分岐管5および給水枝管8〜12の管内流量が必要以
上の過大流量となって、給水・給湯圧力が一定せず、そ
の流量を各戸別光りの適正流量に制御することは各管内
の流量と圧力の関係から極めて困難であり、特に、湯水
混合率がアンバランスになるという問題点があった。 例えば、入浴時間帯において、シャツ使用中に他用途の
端末給水器具(水道蛇口)が使用されると、上記ジャワ
の吐出温度が変化して急激に熱くなったり、ぬるくなっ
たりして、時折、火傷を負うなど、シャツ使用時の快適
性が損なわれる。 そこで、ジャワ吐出温度の不安定性を、給湯器7の出口
温度の自動制御とサーモ機横付湯水混合水栓で凌ぐ等の
方法も採られているが、サーモ機横付湯水混合水栓はコ
ストも高く、たとえ、そのサーモ機横付湯水混合水栓と
上記給湯器をこの種の配管システムに組込んでも、給湯
系統と給水系統の同時使用時における負荷が増せば、そ
れ程の効果も得られない。 また、上記給湯器や配管ラインに高性能温度調整弁等を
組込んだ場合にあっても、その温度調整弁等の性能に比
例してコストも高くなり、保守頻度も増し、居住者の経
済的負担が大きくなる。 また、第14図の従来例では、給水枝管8〜12および
上記給湯枝管14〜16をそれぞれ一本毎鞘管20内に
挿入しているので、給水枝管8〜12および上記給湯枝
管14〜16と同数の多くの鞘管20が必要となり、配
管構造上の補強手段やレイアウトによっては上記鞘管2
0相互が交差することにより、抽送配管に不都合が生じ
、給水・給湯器具への立上り、それらへの接続等の施工
性も充分でなく、コスト的にも割高になるという問題点
があった。 この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、高価なサーモ機横付湯水混合水栓や温度調整弁等を使
用することなく、用途別給水系統と用途別給湯系統の同
時使用時における管内流量が基準流量に自動制御され、
各系統器具の同時負荷を軽減でき、定流量の湯・水およ
び定温度の湯を安定供給することができる住戸内給水・
給湯用配管システムを提供することを目的とする。 また、この発明の他の目的は、給水分岐管と給湯管およ
び各用途別の給水・給湯用枝管が抽送配管される鞘管の
本数と、該鞘管相互の交差を軽減し、不陸を無くして通
管性を容易にし、併せて構造的な補強手段を少なくし、
新素材の管材使用によって、腐食、詰まり、赤水の防止
が図れ、特性、安全性、利便性、耐久性などの向上、ラ
イフサイクルへの対応も可能な住戸内給水・給湯用配管
工法を提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
この発明の住戸内給水・給湯用配管システムは、管に給
水専用ヘッダを介して接続され用途別給水系統毎に専用
化された複数の専用給水枝管と、給湯器に給湯専用ヘッ
ダを介して接続され用途別給湯系統毎に専用化された複
数の専用給湯枝管との各内部に、それらの管内流量を制
御するオリフィスを設け、このオリフィス孔によって、
用途別給水系統端末器具と用途別給湯系統端末器具の単
独使用時および同時使用時の上記管内流量が基準流量に
自動市■卸されるようにしたものである。 また、この発明は、用途別給水系統および用途別給湯系
統の配管経路に、給水分岐管と給湯管をペアで納める共
用鞘管と、専用給水枝管および専用給湯枝管をそれらの
系統の各端末器具毎にペアで納める共用鞘管あるいは水
場廻りの各端末器具毎にベアした数組の枝管と同時に排
水横枝管をも納めるトレンチを敷設し、それらの各共用
鞘管およびトレンチに記名枝管を拙速配管および収納さ
せると共に、洗濯機パン廻りの供給枝管および器具排水
管と併せてその他の電気等付属設備をユニット化した洗
濯機パンユニットを設けたものである。
【作 用】
この発明においては、用途別給水系統端末器具と用途別
給湯系統端末器具の単独使用時および同時使用時にそれ
ぞれの系統の専用給水枝管および専用給湯枝管を流れる
水および湯の流量が、上記各枝管内のオリフィス孔によ
って基準流量に自動制御され、定流量の湯・水および定
温度の湯が安定供給される。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 尚、第13図〜第15図との同一または相当部分には同
一符号を付す。 第1図および第2図示の住戸的給水・給湯用配管システ
ムにおいて、給水分岐管5と給湯管13およびガス供給
分岐管21には、洗濯パン、洗面所1台所、浴室2便所
等の用途別水場廻りに至る中間部でそれぞれ専用の給水
ヘッダ17と給湯ヘッダ18およびガス供給へラダ22
に接続されている。 これらのヘッダ17.18.22は、第3図示のように
、ヘッダ本管23の中間部に一体接続された入口継手管
部24と、この入口継手管部22の反対側で上記ヘッダ
本管23に一定の間隔で一体接続された複数の分岐継手
管部25とを有している。 上記入口継手管部24に、割座金26.ゴムパツキン2
7.スプリングワッシャ28を介して袋ナツト29で給
水分岐管5.給湯管13ガス供給分岐管21の何れかが
接続されている。 そして、上記各分岐継手管部25には、分配流量制御用
のオリフィス部材302割座金32.ゴム式ツキ33.
スプリングワツシヤ34を介して袋ナツト35により、
専用給水枝管8〜12または給湯枝管14〜16が接続
される。 尚、上記オリフィス部材30は、銅製、黄銅製。 合成樹脂等の耐熱性および耐久性のある素材で形成され
、オリフィス孔31に対する配管抵抗の調整と流量制御
が一定のもの、給水側(枝管)用オリフィス孔のみ冬期
水温条件下のオリフィス孔31とし、水温の上昇と共に
年平均温度以上の上記オリフィス孔に復元させる記憶形
状合金で形成されたものの何れでもよい。 ここで、表1に示すように、上記給水分岐管5による戸
別当りの総給水量(l/m1n)に対し上記給水分岐管
5.給湯管13.専用給水枝管8〜12、専用給湯枝管
14〜16の各管径は最小基準口径に設定され、これら
の口径に対応してそれぞれのオリフィス孔31の孔径が
設定されている。 表1 即ち、減圧弁Rで一定供給圧力にされた総給水量25 
(1/m1n)の水は、給水ヘッダ17に流入し、この
給水ヘッダ17で分流されたのち、オリフィス孔31を
通過して基準流量となって各器具へ専用の給水枝管8〜
12で基準水量を供給する。 一方、給湯系統においては、水温を上昇させる湯温と出
湯量とで給湯器7の加熱能力が定まるので、上記各器具
の単独使用時の所要基準給湯量およびその管径を上記給
水に準じて設定する。 同じく、洗面所、浴槽あるいはジャワが同時使用されて
も、吐出量が不足せず、その吐出量のアンバランスを発
生させないように、冬期の水温(5〜IO℃)の条件に
併せた湯と水の混合比率で基準流量が確保できるように
オリフィス孔31で制御する。 換言すると、吐水部と流量は、給湯器7の加熱能力と給
水温度、使用温度および該基準水量から決まるため、実
際の使用にあたっては、居住者が各器具に応じて用途別
の使用温度に湯と水を混合し、基準吐水量および水温に
して使用する。 また、夏期には水温が高くなることが多いので平均25
℃以上)、この場合には、水の混合比率を多くし、用途
別の使用温度、湯量に調整して使用する。 即ち、減圧弁R以降の給水は、給湯器7を通過して湯と
なり、給湯枝管14〜16を流通する。 この場合、総給湯量の湯は、上記給湯器7から給湯ヘッ
ダ18に流入し、そこで分流されたのち、冬期条件に合
わせたオリフィス孔31を通過して基準流量となって各
器具へ専用の給湯枝管14〜16でその系統管路末端の
混合水栓等まで流れ、後述する混合比率の使用温度で基
準湯量を供給する。 例えば、洗面所と流しの2ヶ同時使用時の混合1、水温
5℃の場合 (1)使用温度;洗面所40℃、流し40°C(2)給
湯器加熱能力(16号の場合の加熱能力24.000”
” /、  ・・・製造メーカ推奨値〕冬期の出湯量 (24,000””/、 +(60℃−5℃)  ) 
+60”’=7.28i!/min (9,55β/m
1n)夏期に出湯量 (24,000KciL/h + (60℃−25℃)
 l +60″′i’=11.47 f/min (1
5,0Off/m1n)t2・・・給湯温度。t3・・
混合後の温度)上式より、洗面所の使用温度40℃、基
準湯量!M  (6−4J)では、 から、 60℃の給湯量=51 Xo、64=3.21 /m1
n5°Cの給水量=5 II X(10,64) =1
.8 A/+ninまた、流しの使用温度40℃、基準
湯;迂10A’(6−412)では、 60℃の給湯量=101 Xo、64=6.41 /m
1n(3,841! /min ) 5℃の給水量=1(H!X(10,64) =3.6 
#/m1n(7,161/min ) ジャワの使用温度42℃、基準湯量10Z(8−12A
)では、 から、 60℃の給湯量=101 Xo、67=6.71 /m
1n5°Cの給水量=10/x(10,67) =3.
31/min尚、季節別出湯量の(数値)は21号給湯
器での湯量を、〔数値〕は製造メーカ推奨標準値を示す
。 ■、水温15℃(年間平均水温)の場合(1)上記5℃
と同一条件 (2)給湯器加熱能力〔上記5℃に同じ〕出湯量(24
、000にCm(/、÷(60℃−15℃))÷60″
″’ =8.8!IN! /mjn (11,67/ 
/m1n)(3)混合率 上式より、洗面所に使用温度40℃、基準湯量から、 60℃の給湯量=5 (l Xo、56=2.8 /m
1n15℃の給水1t=5 jl! X(10,56)
  =2.2 A/minまた、流しの使用温度40°
C1基準湯量10β(6−46)では、 60℃の給湯ff1=10j2 X□、56=5.61
. /m1nC3,36A /min ) 15°Cの給水!=10ffX(10,56) −4,
46/m1n(6,64β/m1n) ジャワの使用温度42℃、基準湯〒107!(8−12
6)では、 から、 60℃の給湯量=101X0.6 =6.0 //m1
n15℃の給水’Wk=101 x (1−0,6) 
=4.Ol /min尚、季節別出湯贋の(数値)は2
1号給湯器での出湯量を、〔数値〕は製造メーカ推奨標
準値を示す。 以上のように、16号給湯器を使用しての計算例からの
オリフィス制御による住戸的給水・給湯用配管システム
においては、条件の厳しい冬期に流し、洗面所の2ケ所
同時使用時の吐出量がやや不足するが、製造メーカ推奨
標準吐出量は満足する。 また、冬期以外の年間を通じての流し、洗面所の2ケ所
同時使用あるいは製造メーカ推奨標準吐出量では、ジャ
ワか風呂の落し場に使用しながら洗面所または流しの2
ケ所同時使用も可能である。 更に、1ランク上の給湯器では、冬期2ケ所の器具同時
使用や冬期以外とすれば、3ケ所の器具の同時使用が可
能になるため、製造メーカ推奨標準吐出量では1ランク
上に相当する給湯器を設けたのと同性能の配管システム
ということができる。 一方、圧力、流量、管径の関係からは、使用上で支障が
なく、かつ、満足感のある器具での吐出圧(付表の枠内
数値)の範囲を、空気調和衛生工学便覧・第10版第1
3巻に記載の管からの吐出量計算式に基づき計算した結
果の表2からも上記住戸的給水・給湯用配管システムの
基準流量および最小基準口径を充分に許容し得るもので
ある。 表2 注意;上記表2の給水・給湯共、給湯器への給水配管は
、号数により、13〜181m。 尚、第8図には、上記住戸的給水・給湯用配管システム
を実験した結果のデータを示す。 上記実験は、 1、実測装置:第1図の当該システムの実大装置 2、実測条件:実験室室温24℃、水温27.6℃、ジ
ャワ設定温度42.10℃ 圧力−5’l / c+lI(1&圧)2 ”’ /a
nt (1次圧) の条件によって行われ、各器具はサーモ機横付湯水混合
水栓を使用せず、ミキシング機構のものを使用した。尚
、プレッシャガードとは、パイプライン組込み型の温度
調整弁で米国製のものであり、図中の温度は、上記使用
形態でのジャワ吐出口においてセンサで実測した。 また、表3には、第14図示の従来配管システムと第1
図示の本発明配管システムの吐出量を比較実験した結果
のデータを示す。 表3 上記表3において、吐出量は、供給圧力2KGF lc
r&における上記各配管システムでの実験実測値を示し
、節水率は、上記各配管システムの単独使用時間の吐出
量を集計し、更に、上記各配管システムでの吐出量を1
00として本発明配管システムの吐出量を百分率に換算
して算出した数値を示す。 尚、従来配管システムでの実測値は冬期のものであるた
め、同時使用時の各器具では湯温43℃(ジャワ)に設
定しているが、その他器具での吐出量は無視した。但し
、本発明においては、9月時であることから、各器具の
使用温度(ジャワ42°C2洗面器、流し40°C)に
設定しての吐出量数値である。 このような住戸内給水・給湯用配管システムにおいて、
給水分岐管5と給湯管13を、第6図および第7図示の
ように、コンクリート床盤19に埋設された専用共用鞘
管20内にペアで纏めて抽送配管している。この場合、
ガス供給分岐管21を同時に抽送配管してもよい。 また、これと同様に、給水枝管8〜12および給湯枝管
14’〜16を、各器具毎にペアで共用鞘管20内に同
時拙速配管、或いは、水場廻りの給水・給湯枝管をペア
とした数組、同時に排水横枝管を収めるトレンチ36 
(第10図参照)、さらには洗濯器パン廻りの枝管、器
具排水管と併せて、その他電気等の付属設備をユニット
化した洗濯パンユニットとの構成とすることにより、鞘
管の本数と鞘管相互の交差が軽減し、不陸が無くなって
通管性が容易となり、併せて構造的な補強手段が少なく
なって、腐食、詰まり、赤水の防止に加え、施工性、安
全性、利便性耐久性などの向上、ライフサイクルへの対
応も可能な更新性あるものとなる。 また、上記給水ヘッダ17および給湯ヘッダ18を水場
廻りの洗濯器パンユニット38 (第7図)の点検口直
下に設け、これによって、全ての配管経路を埋設から回
避することで、上記特徴に加えて保守が容易となり、使
用上の利便性が向上する。 また、上記トレンチ36の場合においては、洗濯器パン
ユニットとの組み合わせることにより、風呂の残湯配管
システムの配管先行或いはオプション配管が可能となり
、節水による省資源化、利便性が得られる。
【発明の効果】
以上、この発明の住戸内給水・給湯用配管システムのよ
れば、一定圧力の元でへ・ノダ方式による配管の小口径
化、専用化、および吐水量の流量バランスをオリフィス
で制′4コロすることにより、給水および給湯を器具の
同時使用がある場合にも、定流量で、かつ、定温な湯を
供給でき、システムの小容量化設計を可能にする。また
、小口径化することによって管内流速が成る程度高くな
るので、従来管径に比べて湯待ち時間が短く、使用管の
向上と所定の湯温になるまでに必要以上の水を捨てるこ
となく、節水効果も得、られる。更に、洗濯機パンユニ
ットと水場廻りのの配管経路にトレンチを組合せて風呂
の残湯配管システムを採用すれば、風呂の残り湯を洗濯
用の洗水として再使用できる。 以上のことから、低廉で省エネおよび資源の再利用可能
なシステムを提供できる。 また、この発明性戸内給水・給湯用配管工法においては
、新素材の管材と共用鞘管あるいはトレンチによって、
躯体コンクリートへの打込みや床下、天井のスペースを
利用しての配管が可能となり、建築工事の終了後に配管
工事を行うことができ、その上、配管の損傷からも保護
されると共に、保温の必要もなく併せて遮音効果も期待
できるばかりでなく、トラブル発生時の他器具系統への
波及の防止、全配管経路の共用鞘管として躯体コンクリ
ートへ打込む場合には、構造的な補強手段も軽減できる
。 更に、水場廻りをトレンチとした場合には、トレンチに
上る配管経路も整理でき、不陸等による通管性の問題も
解消し、給水・給湯用の枝管をペアで数組纏めて排水横
枝管と共に同時配管することができる。 また、洗濯機パンユニットの組合せにより、風呂の残湯
配管もオプション配管とすることができる。 以上のことから、施工、品質、工程管理等を容易にし、
it久性の向上とライフサイクルに対応しての更新性と
を併せて、低廉で生産性の高い工法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る住戸内給水・給湯用
配管システムの構成図、第2図は同配管系統の概略的な
斜視図、第3図はヘッダの拡大斜視図、第4図はオリフ
ィス部材の概略的断面図、第5図は同正面図、第6図は
共用鞘管埋設部分の断面図、第7図は配管系統の平面図
、第8図は実験結果を示す表口、第9図は風呂の残湯再
利用システム・ドレンチェ法の説明図、第10図はドレ
ンチェ法における排水横枝管の配管図、第11図。 第12図はドレンチェ法における器具接続立上り配管図
、第13図、第14図は従来の配管図、第15図は枝管
の配管図である。 特 許 出 願 人 株式会社西原衛生工業所代理人 
  弁理士 1) 澤   博  昭(外2名) 第9図 第11図 第12図 手続補正書(方式) 61,12.25 昭和  年  月  日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、給水主管から分岐した住戸別分配用の給水分岐
    管により、給湯器と用途別給水系統にそれぞれ給水し、
    かつ、上記給湯器から給湯管を介して用途別給湯系統に
    給湯する住戸内給水・給湯用配管システムにおいて、上
    記給水分岐管に分配給水用の給水専用ヘッダを介して接
    続され、かつ、用途別給水系統毎に専用化された複数の
    専用給水枝管と、上記給湯管に分配給湯用の給湯専用ヘ
    ッダを介して接続され、かつ、用途別給湯系統毎に専用
    された複数の専用給湯枝管と、上記専用給水枝管および
    上記専用給湯枝管の各内部にそれぞれ設けられ、それら
    の管内流量を個別制御するオリフィスとを備え、上記給
    湯器と上記用途別給水系統の単独使用時および同時使用
    時における上記専用給水枝管からの所要給水量を基準水
    量に、かつ、上記専用給湯枝管からの所要給湯量を混合
    基準湯量に上記オリフィスで用途別制御することを特徴
    とする住戸内給水・給湯用配管システム。
  2. (2)、上記給水専用ヘッダおよび上記給湯専用ヘッダ
    は、上記給水分岐管および上記給湯管の基部または中間
    部に接続される単独入口継手管部と、この反対側で上記
    専用給水枝管および上記専用給湯枝管が接続される複数
    の分岐継手管部とを有していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の住戸内給水・給湯用配管システム
  3. (3)、上記給水分岐管と上記給湯管および上記専用給
    水枝管と上記専用給湯枝管は、それぞれ用途別に規定さ
    れた最小基準口径になっていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の住戸内給水・給湯用
    配管システム。
  4. (4)、上記オリフィスは、それぞれの系統の管径に対
    応して管内流量を基準流量に制御するように穿口形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    住戸内給水・給湯用配管システム。
  5. (5)、用途別給水系統および用途別給湯系統の配管経
    路に、給水分岐管と給湯管をペアで納める共用鞘管と、
    専用給水枝管および専用給湯枝管をそれらの系統の各端
    末器具毎にペアで納める共用鞘管あるいは水場廻りの各
    端末器具毎にペアとした数組の枝管と同時に排水横枝管
    をも納めるトレンチを敷設し、それらの各共用鞘管およ
    びトレンチに上記各枝管を抽送配管および収納させると
    共に、洗濯機パン廻りの供給枝管および器具排水管と併
    せてその他の電気等付属設備をユニット化した洗濯機パ
    ンユニットを設けたことを特徴とする住戸内給水・給湯
    用配管工法。
  6. (6)、上記給水分岐管と上記専用給水枝管および上記
    給湯管と上記専用給湯枝管は、給水専用ヘッダ及び給湯
    専用ヘッダを介して接続され、これらの給水専用ヘッダ
    と給湯専用ヘッダが住戸内水場廻りの洗濯機パンユット
    の点検口真下に設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項記載の住戸内給水・給湯用配管工法。
  7. (7)、トレンチ工法においては、洗濯機パンユニット
    と組合せて先行あるいはオプション配管可能にしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の住戸内給水・
    給湯用配管工法。
JP22844786A 1986-09-29 1986-09-29 住戸内給水・給湯用配管および工法 Expired - Lifetime JPH0735662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22844786A JPH0735662B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 住戸内給水・給湯用配管および工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22844786A JPH0735662B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 住戸内給水・給湯用配管および工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6383331A true JPS6383331A (ja) 1988-04-14
JPH0735662B2 JPH0735662B2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=16876634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22844786A Expired - Lifetime JPH0735662B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 住戸内給水・給湯用配管および工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0735662B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218561U (ja) * 1988-07-25 1990-02-07
JPH0218562U (ja) * 1988-07-25 1990-02-07
JPH03178673A (ja) * 1989-12-08 1991-08-02 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラー消火設備
JPH07268912A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Oomotogumi:Kk 給水給湯配管システム装置およびその給水立管
JPH0810348A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 集合住宅のスプリンクラ−消火設備
JPH0810350A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 住宅用スプリンクラ−消火設備
JPH0810349A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 集合住宅の消火設備
JPH0824360A (ja) * 1995-04-10 1996-01-30 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ−消火設備
JP2007291735A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk 配管システム
JP2007291741A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk 配管システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218561U (ja) * 1988-07-25 1990-02-07
JPH0218562U (ja) * 1988-07-25 1990-02-07
JPH03178673A (ja) * 1989-12-08 1991-08-02 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラー消火設備
JPH07268912A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Oomotogumi:Kk 給水給湯配管システム装置およびその給水立管
JPH0810348A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 集合住宅のスプリンクラ−消火設備
JPH0810350A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 住宅用スプリンクラ−消火設備
JPH0810349A (ja) * 1995-04-10 1996-01-16 Nohmi Bosai Ltd 集合住宅の消火設備
JPH0824360A (ja) * 1995-04-10 1996-01-30 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ−消火設備
JP2007291735A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk 配管システム
JP2007291741A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk 配管システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0735662B2 (ja) 1995-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5872891A (en) System for providing substantially instantaneous hot water
TW201030214A (en) Water management system
CA2957690C (en) Flushing station for a ring-pipe or series-pipe system, ring-pipe system as well as series-pipe system
JPS6383331A (ja) 住戸内給水・給湯用配管および工法
US2787027A (en) Enclosed unitary plumbing fitting assembly
US3307205A (en) Back-to-back plumbing fitting
US3373452A (en) Manifold assembly for hot and cold water faucet pairs arranged back to back
US3381313A (en) Sanitary installation
RU2287743C1 (ru) Система снабжения здания теплом и холодной водой (система 3 т)
Walnum et al. Measurement of domestic hot water consumption in hotel rooms with different basin and shower mixing taps
US3583004A (en) Straight-through manifold assembly for hot and cold water faucet pairs arranged back to back
EP3399113A1 (en) Plumbing unit
US2981415A (en) Soft-water system
JP2005098089A (ja) ヘッダーユニット
CN217519948U (zh) 一种多层建筑物的下加热供水管路及系统
CN217520066U (zh) 一种多层建筑物的下加热热水管路及系统
KR200464054Y1 (ko) 급수급탕 분배기
CN218119882U (zh) 一种多层建筑物的上加热供水系统
Dudkiewicz et al. Water load pattern in a production hall
KR100634112B1 (ko) 수용기기장착 배관방법
RU2188359C1 (ru) Квартирная система отопления
BC Learning Task 1
JP2002070093A (ja) 給水・排水・給湯一体型配管工法
SU1295157A1 (ru) Автономна система гор чего водоснабжени
JPH0988134A (ja) 給湯システム