JPS638331A - 感染治療剤 - Google Patents

感染治療剤

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JPS638331A
JPS638331A JP8858687A JP8858687A JPS638331A JP S638331 A JPS638331 A JP S638331A JP 8858687 A JP8858687 A JP 8858687A JP 8858687 A JP8858687 A JP 8858687A JP S638331 A JPS638331 A JP S638331A
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JP
Japan
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salt
composition
muvirocin
pseudomonic acid
acid
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Pending
Application number
JP8858687A
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English (en)
Inventor
パメラ・アン・ハンター
バレリ・ベリー
ノーマン・アンドルー・オア
ヨシュア・オデュロ・イエボー
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Beecham Group PLC
Original Assignee
Beecham Group PLC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は真菌感染の治療に関する。
従来の技術 ムビaシン(Mupirocin)はかつてブソイドモ
ン酸(pseudomonic acid)またはプソ
イドモン酸Aとして知られ、式(I) H で表わきれ、%に螢光fili (Pseudomon
as fluoresc −@n3)を好気培養するこ
とにより得られる化合物である。ムビロシン、七の塩類
及びエステル類並びにその抗生物質としての活性は英国
特許第1、395.907号明細書に記載されている〇
ブソイドモンl’1tB(かつてブンイドモン酸Iとし
て知られていた)、ブンイドモン酸C及びプソイドモン
清pもまた螢光菌を培養することにより得られ、各々式
■、■及び■で表わされる。
H H これらの化合物及びその抗生物質としての活性は英国特
許第1.395.907号、欧州特許第0.003゜0
69号及び欧州特許第0.068.680号の沓明細書
に記載されている。
ブソイドモン酸リチウム、すなわちムビロシンのリチウ
ム塩がムビロ7ノの精良における中間体として欧州特許
第0.005.614号明細書に記載されている。プソ
イドモン酸銀及び結晶性グンイドモン酸カルシウム及び
その水和物が各々欧洲特許第0.128.338号明細
書及び欧州特許第0.167゜856号明細書に記載さ
れている。
浦乳動物の呼吸器系疾病、性病及びミコプラズで誘発性
疾病の治療におけるムビロシン及び七の塩類及びエステ
ル類の使用が英国特許第1,577゜730号明細書に
、そして豚赤痢■治療における七れらの使用が英国特許
第1.577、545号明細書に記載されている。
ムビロシンまたはその塩もしくはエステル及び少なくと
も1重量−のポリ(置換まだは丼置換アルキレン)グリ
コール、例えばポリエチレングリコール、またはその誘
導体を含む局所処方が欧州特許第0.095.897号
明細書に記載されている。
一つのこのような局所処方、すなわち、rBaerob
an J(商標−Baeeham Group p、 
1. e、 )として知られたポリエチレングリコール
基剤中のムビロ7ン遊離酸(2%)の処方は特定の真菌
感染に対しある程度の活性を有することが報告されてい
る( r Baetroban(mupiroein)
J 、 1984年5月21〜22日、ナラソウ(Na
+s+5au)における国際シンポジウムの要旨集;編
者: R,L、 Dobson at、 al、 、 
&cerptaMedica、 Currant C1
1nical Practice 5eries 16
 。
1985− R,Aly、 p、 72: J、 H,
Leven3tein at al。
p、141:J、 f(ewitt et al、 p
、 190:D、 C,DeBoer。
p、224:及びE、 W、Rosenberg、 p
、 257)。しかしながら、これらの論文からは真菌
感染の消失がムピロシン、ポリエチレングリコール基剤
中体の自己防御のいずれに帰因するものであるか確認す
ることは不可能である。
また、螢光菌によシ生産された物質が特定の細菌及び真
菌の生育を抑制するが、真菌の方が細菌よシとの抑制性
物質に対して耐性があることも以前報告された( r 
Bactroban (mupirocin)J、前掲
G、 Mellows、 p、 3  及び該書中の引
用文献)。
「白色軟質パラフィンラノリン及び羊脂の軟膏剤基剤」
(原文誤りのま1)中のムビロシンの処方が鼻の細菌性
感染の治療に関して記載されている(「ムビロシン、新
規局所抗生物質(Mupirocin。
anovel topical antibiotic
)J、 1984年4月シアーシイ(Jers@y) 
 におけるシンポジウムの要旨集;編者: D、 S、
 Wilkinson at al、 Royal 5
ocietyof Medicine、 Intern
ational Congress andSympo
sium S@ries、 Nu 80.1984. 
London M、 W。
Caaewell et al、 p、 149)。
〔発明の構成〕
本発明において、プソイドモン酸及びその塩類の特定の
処方が改善された抗真歯活性を有し、従って人間も含め
た動物における真直感染の治療に価値があることが見出
された。
従って、本発明は賞出感染の治療方法を提供するもので
あり、これは患者に抗真菌的に効果的な量の、プソイド
モン酸またはその非毒性塩及び医薬としてまたは動物用
医薬として適当々担体を含み、該ブソイドモン酸または
その塩は使用時周囲温度にてプソイドモン酸または塩の
担体中の少なくとも飽和溶解度に相当する食で存在する
局所医薬まだは動物用医薬組成物を局所適用することか
らなる。
本発明はまた気菌感染を治療するためプノイドモン酸ま
たはその非毒性塩及び医薬として適当な担体を含み、該
プノイド酸またはその塩は使用時周囲温度にてブンイド
モン酸または塩の担体中の少なくとも飽和溶解度に相当
する量で存在する医薬または動物用医薬薬剤の製造に対
するブソイドモンrII!または七の非毒性塩の使用を
提供する。
本明細書中にて便用した「プソイドモン鍍(pseud
omonic acid)J及び「プソイドモン酸(p
se−udomonie acida)lという表現は
ムビロンン(プソイドモン酸A)及びまたブソイドモン
lid、  C及びDを包含する。好適には、本発明に
従って1用されるプソイドモン酸はムビロンンテある。
本発明に従って使用されるプソイドモン酸の非毒性塩は
特に医薬として適当なまたは動物用医薬として適当な塩
である。
本発明に従って用いるためのプソイドモン酸の好適な非
毒性の医薬としてまたは動物用医薬として適当な塩の例
には金属塩1例えばアルミニウム塩、銀塩、アルカリ金
属塩(例えばナトリウムまたはカリウム塩)、アルカリ
土類金属塩(例えばカルシウムまたはマグネシウム塩)
、及びアンそニウム塩及び置換アンモニウム塩、例えば
低級アルキルアミン類(例えばトリエチルアミン)、ヒ
ドロキシ低級アルキルアミン類(例えば2−ヒドロキシ
エチルアミン、ジ(2−ヒドロキシエチル)アミンまた
はトリ(2−ヒドロキシエチル)アミン)、シクロアル
キルアミン類(例えばジシクロヘキシルアミン)、との
もの、あるいはプロ力インとのもの、及びジベンジルア
ミン%N、  N−ジペンジルエテレ/ジアミン、1−
エフエナミン、N−エテルピペリジン、N−ベンジル−
β−フェネチルアミン、デヒドロアビエチルアミン、N
N′−ビスデヒドロアビエチルエチレンジアミ/及びピ
リジンタイプの塩基(例えばピリジン、コリジン及びキ
ノリン)とのものが含まれる。リチウム塩もまた特定の
医薬及び動物用医薬目的も含めて特定の目的に好適であ
る。
一般に、塩は無水であっても、あるいは医架としてまた
は動物用医薬として適当な溶媒和物、例えばアルコール
和物、及び特に水和物の形態をしていてもよい。
好ましい塩には銀、カルシウム及びリチウム塩カ含マれ
る。ムピロシンのカルシウム塩の場合。
有利には結晶性カルシウム塩が、好ましくは結晶性水利
カルシウム塩が、そして%に結晶性力ルンウム塩二水和
物が使用される。結晶性カルシウム塩二水和物は1モル
当り1.8〜2.2モル、通常1.9〜2.1モルの水
を含有しうる。
プソイドモン酸類はまた好適には本発明に従って遊離酸
の形態でも使用感れうる。
好ましくは、本発明に従って使用される組成物または薬
剤はムビロシン、そのカルシウム塩または七の銀塩を含
む。
本発明に従って使用される組成物または薬剤はプソイド
モン酸またはその非毒性塩を、使用時、その特定の組成
物または薬剤に対する媒体として使用される特定の担体
中の(周囲温度で、例えば20℃で)その飽和溶解度に
少なくとも相当する(すなわち、同等であるか超す)量
で含む。好ましくは、載量は該飽和溶解度を超え、この
場合、飽和溶解度を超えて組成物または薬剤中に存在す
る過剰のプソイドモン酸または塩の電は使用時に非浴解
形態であってもよく、あるいは溶解形態で存在して過飽
和浴液を与えてもよい。
前者の場合、使用時組成物が非溶解プソイドモン酸また
は塩を含有するときは、製造市販される組成物も通常や
はりこのような非浴解物質を含有しよう。本発明に従っ
て使用するため過剰の非浴解プソイドモン酸または塩を
含有する組成物は例えば非浴解物質を懸濁状に含有する
クリーム剤、ローション剤及び軟膏剤のみならず例えは
微粉砕活性物質が微粉砕11体(例えばメルク)と混合
される(散布粉末剤及び噴霧粉末剤も含めて)粉末処方
も包含する。ブソイドモン酸または塩は例えばメルク中
で全くないしほとんど溶解度を有さないので、それは必
ずそのような溶解度を超えた過剰量で存在するであろう
ことが鯰められよう。
使用時組成物が過飽和溶液として溶解形態で過剰のプソ
イドモン酸または塩を含有する場合は、このような過飽
和は一般に現場で起き、製造市販される、組成物は使用
時の組成物の形態とは異なる形態をしているであろう。
現場で医薬の過飽和溶液を製造するように設計された組
成物が知られてお)、このような組成物の使用は本発明
の範囲に入る。このような組成物は最初は飽和下または
飽和医薬浴液を含有し、これは人体に適用するときめる
いは七の直前に過粘和浴液を生じる。一つのこのような
Mi成酸物揮発性及び非揮発性俗媒の混合物中の医薬の
飽和上浴液からなり、局所適用すると、揮発性溶媒が魚
発し、かくして濃度を過飽和水$よで上げる(J。
Pharm、 Sci、、 58 、9 (1969)
、 1098−1102)。
他のこのような組成物は二相を含み、これらは欧洲特許
第0.151.953号明細書(Beeeham)に記
載されているように適用直前に混合することによυ過飽
和溶液を形成する。
このような過剰の非浴解または過飽和のプソイドモン酸
または塩の存在が、プソイドモン酸または塩が同一濃度
で飽和下量で存在している組成物または薬剤と比較して
実質的に改善された抗真閑薬効を与えることが見出され
た。
組成物または薬剤はプソイドモン酸または塩を、周囲温
度における担体中のその飽和溶解度の少なくとも100
重量%、有利には少なくとも101重量%、好ましくは
少なくとも110重量%、特に少なくとも125重量%
、史に特に少なくとも150重量−の量で含有しなけれ
ばならない。
上記した箆和要件を条件として、不発明に従って使用さ
れる組成物または薬剤は0.01〜99%のプソイドモ
ン酸またはその非毒性塩、好適には0.01〜50%、
好ましくは0.1〜25%、より好ましくは0.5〜1
0%、そして特1c1〜3チを含有しうる。
(尚、本明細書中で示した全ての百分率は重1によりか
つ組成物または薬剤の全重量を基準とする。本明細書中
で与えられたプソイドモン酸塩の百分率は遊離酸として
計算される)。
本発明の好ましい観点において1組成物または薬剤は水
利結晶性カルシウム塩として1〜3%のムビロシンを含
む。
好ましくは、プソイドモン酸またはその塩は組成物また
は薬剤中に50μm未満の平均粒度(粒径)を有する微
粒子の形態で含有される。
本発明に従って使用するための組成物または薬剤は例え
ばクリーム剤、ローション剤、軟f削、散布粉末剤、ま
たは噴霧剤(例えば粉末または泡を放出するエアゾール
スプレー)、並びに他ノ通常の局所適用処方の剤型で提
供きれうる。
本発明に従って使用するだめ好適な一つの組成物または
薬剤はブソイドモン酸まだは七の塩を軟質パラフィン及
びラノリンまたはそのX=体もしくは合成同等物と組合
せて含む。
本明細書中で使用したように「軟質パラフィン」という
語にはクリーム剤または軟膏剤基剤白色軟質パラフィン
及び黄色軟質パラフィンが含まれる。
本明細書中で使用したように「ラノリン」という語には
天然羊脂及び精製羊脂が含まれる。ラノリンの誘導体に
は特にそれらの物理的及び化学的性質を変えるため化学
的に変性されたラノリンが含まれる。ラノリンの合成同
等物には特に、ラノリンの付替物として医薬及び化粧品
分野にて公知かつ使用されており、かつ例えば「ラノリ
ン置換物(1anolin 5ubstitutes)
J  として言及されてもよい合成または半合成化合物
及び混合物が含まれる。
ラノリンの一つの好適な合成同等物は商標rsofti
sanJ の下で市販され、「5oftisan 64
9Jとして知られている物質である。Dynamit 
NobelAktiangesellschaft か
ら市販される5oftisan649は天然植物性脂肪
酸の、イソステアリン酸の及びアジピン酸のグリセリン
エステルでsb、その性質はH,Hermadorf 
 によF) F*tts、 5eifen。
Anstriehmittel 、 1ssue Nu
 84.  N15(1972)、  p、 p3−6
 中で論じられている。
好適にはこのような組成物または薬剤は25〜99チの
軟質パラフィン、好ましくは50〜98チ、より好まし
くは75〜95%を含む。好適には、組成物または薬剤
はラノリンまたはその誘導体もしくは合成同等物を1〜
25チ、好ましくは1〜15チ、より好ましくは3〜7
%の量で含有する。更に、このような組成物または薬剤
は液状パラフィンを0〜20チの量で含有しうる。
本明細書中で使用した「液状パラフィン(liquid
paraffin)J  という語は医薬または動物用
医薬の局所便用に好適な液状パラフィンの任意の形態を
包含する。
本発明に従って使用するための一つの特に好適なこのよ
うな組成物または薬剤は1〜3%のムビロシンまたはそ
の塩、65〜96%(好ましくは75〜96%)の白色
秋色パラフィン、0−15チの液状パラフィン及び3〜
7%のラノリンまたはその誘導体もしくは合成同等物を
含む。このような組成物は好適には皮膚に適用するため
のクリーム剤または軟膏剤として提供されう  る 。
本発明に従って使用するための第二の特に好適な組成物
または薬剤は1〜3チのムビロシンまたはその塩、25
〜60%の液状パラフィン、20〜50%の水、3〜3
0%(好ましくは10〜30チ)の乳化剤及び所望なら
ば1種以上の通常の補助薬、例えば保存剤を含有する。
このような組成物は好適には皮膚に適用するためのクリ
ーム剤またはローション剤として提供されうる。
このような組成物または薬剤中に使用するのに適した乳
化剤には例えばステアリルアルコール、セチルアルコー
ル、umaa剤性質全性質るポリオキシエチレンアルコ
ール類(例えばCetomacrogol 1000 
)及び医薬製剤中、特にクリーム剤中に乳化剤として通
・常住用される他の界面活性剤が含まれる。
このような組成物または薬剤中に用いるのに適シタff
l存剤には例えばフェノキシエタノール、及び医薬製剤
中、特にクリーム剤中に通常使用される他の保存剤が含
まれる。
本発明に従って使用される組成物または薬剤は殺−菌剤
、抗生物質、抗陥剤、抗真菌剤、抗ウィルス剤及び抗炎
症剤のような追加の治療剤、例えば1〜3チのクロルテ
トラサイクリ/、イドクスウリジンまたはフェナジンを
含有できるが、但し、このような追加の成分はプソイド
そン酸またはその塩及び他の氏分と相容性があることを
前提とする。グンイドモン酸及びその塩は酸の存在下で
転位反応を受ける傾向を示し、従って叡性削はプソイド
モン酸及びその塩とは相容性がなさそうである。
組成物または薬剤はまた適当な通常の脩加剤、例えば保
存剤、乳化剤、薬物の浸透を助けるための溶媒及び皮膚
軟化剤を含有してもよい。
本発明に従って使用される組成物及び薬剤は通常の製薬
または動物用医薬製造技術によシ製造できる。かくして
、例えば、軟膏剤及びクリーム剤は好便には加熱温度、
好ましくは60〜70℃で一緒に混合することにより製
造でき、成分は謀体をなす。次いで、混合物を室温まで
冷却し、次いでいかなる追加の成分も添加した後充分な
分散を確実にするために攪拌する。ブソイドモン酸また
はその塩は基剤の熱時調製中に添加してもよく、あるい
は基剤の冷却後、追加の成分と共に添加してもよい。
好適な滅菌方法は必要ならば上記方法中に含めてもよい
。あるいは、原料を滅菌状態で入手して処方または薬剤
を無圀状態で製造してもよい。
もし必要ならばm放物または薬剤は方法の任意の好適な
段階で粉砕することができる。
本発明l/I−従って使用きれるプソイドモン酸及びそ
れらの塩を含む組成物及び薬剤は抗X因的に。
特に糸状菌に対して活性でるる。それらは人間も含めた
哺乳動物における真菌感染と戦うのに有用である。それ
らはまた例えば他の微生物中、自群菌属(Tricho
phyton)、  )リコスポo /(Tricho
sporon) 。
ヘンデルソヌラgi (Hendersonula) 
、小胞子−fi fi(Microsporum) 、
表皮−m Fti (Epidermophyton)
及びビナ0スボルム% (Pityrosporum)
のa?A:でより起こされた人間における局所真萌感染
の治療に使用できる。それらはまた例えばアスペルギル
ス属(Aspergillus) 、コクシジオイデス
属(Coccidl−oidea)、バラコクシジオイ
デス属(Paraeoccidio −1des) 、
ヒストプラズ1 属(Histoplasrna)及び
プラストマイセス属(Blaatmyces)  によ
り起こされる多数の他のX菌感染の治療に使用できる。
実施例 以下、実施例により本発明を例示する。実施9:」1及
び2はムビロシン及びその塩類の試験管内抗真菌活性の
範凹を示す。実施例3〜9は本発明に従って使用するの
に好適な各種のMi成酸物たは薬剤を示す。実施例10
及び11は不発明による組成物または薬剤の生体内活性
を示す。
実施例を通じ、特記したムビロシンの1は遊離酸まだは
塩の形態で使用さnたかVC関係なく遊離酸(f、a、
)  として計算した。
実施例中では以下の商標を用いた。
rsoftisan 649J天然植物性脂肪酸の、イ
ンステアリン酸の及びアジピン駿のグ リセリンエステル (Dynamit Nobel  AG)rSofti
san 378 J選択された飽和C8+ C,Oヤシ
油脂肪酸から誘導されたトリグリ セリド混合物 (Dynamit Nobel AG)rSoftis
an 601 J トリグリセリド類及び天然植物性脂
肪酸の部分グリセリド類の 混合物 (Dynamit Nobel AG)rPromul
gen GJ  ステアリルアルコール及びエトキシ化
セトステアリルアルコー ル rolethloj   オレイルアルコールの10モ
ルエトキシ化物 rImwitor 960 KJ 天然パルミチン酸及
びステアリン酸の部分グリセリド類及び アニオン性活性乳化削の自己孔 化性混合物 実施例1 ムビロシン(ブソイドモン酸A)のナトリウム。
リチウム及びカルシウム塩を、シードした寒天(see
ded agar)甲に切ったくぼみ(well) i
cよるゾーン拡散分析を用いて500μ7/ゴで数種の
微生物に対して試験した。かくして得られた抑制ゾーン
を、30〜37℃で1〜3日間培養した後釧定し、結果
を下記の第1表に示した。
第  1  表 実施例2 ムピロシン及びカルシウム塩の試験管内抗真菌活ムピロ
シンのカルシウム塩及び遊離酸形態を実施例IVc記載
したように数種の微生物に対して試験した。結果を下記
の第2表に示した。
第  2 表 実施例3 ムピロシン       2.0 白色軟質パラフィン   82.76 羊脂           4・9 液状パラフイン     10.34 上記の成分から以下の方法によυ軟膏剤処方を製造した
適当な割合の白色軟質パラフィン、液状パラフィン及び
羊脂を溶融するまで(60〜70C)−gに加熱し、充
分混合した。混合物を室温まで攪拌下で放冷し、微粉化
したムビロシンを適当なミキサーを用いて含有させた。
軟f剤はムビロシン(re散させるため最終的にトリプ
ルローラーに力行ナタ。
(20℃で測定して)軟膏剤中vc任在するムビロシ/
の1%未満が基剤中に溶解してお9、残シは非溶解過剰
分として存在していた。
実施例4 軟f41処方 %W/W ムビロンン       2.0 白色軟質パラフィン    93.1 rsoftisan 649 J      4.9上
記の成分から以下の方法により軟膏剤処方を製造した。
適当な割合の白色軟質パラフィン及びrsoftiaa
n649」を溶融するまで(60〜70℃)−緒に加熱
し、充分混合した。混合物を室温まで攪拌下で放冷し、
微粉化したムビロンンを適当なミキサーを用いて含有さ
せた。軟2#剤はムビロシンを分散させるため最終的に
トリプルローラーにかけた。
(20℃で測定して)秋f刑中に存在するムビロンンの
1%未満が基剤中に溶解しており、残9は非溶解過剰分
として存在していた。
実施例5 軟膏剤処方 チw/w 白色軟質パラフィン    93.1 rsoftiman 649 J      4.9上
記の成分から以下の方法によシ軟膏剤処方を製造した。
適当な割合の白色軟質パラフィン及びrsofti3a
n649」を溶融するまで(60〜70℃)−緒に加熱
し、充分混合した。混合物を室温まで攪拌下で放冷シ、
微粉化したムビロシンカルシウムを適当なミキサーを用
いて含有させた。軟膏剤はムビロシン力ルンウムを分散
させるためトリプルローラーにかけた。
(20Cで測定して)軟膏剤中に存在するムビロシンカ
ルシウムの1%未満が基剤中に溶解しておシ、残りは非
溶解過剰分として存在していた。
実施例6 セトマクロゴール1000    3.6ステアリルア
ルコール   16,4 フェノキ7アルコール    1.0 水                  35.0液状
パラフイン      100.0まで上記の成分から
以下の方法によりクリーム剤処方を製造した。
適当な割合のセトマクロゴール、ステアリルアルコール
及び液状パラフィンを溶融するまで(60〜70℃)加
熱した。ムビロシンカルシウム及びフェノキシエタノー
ルを添加し分散させた。
次いで、適当量の水を、同様の温度まで加熱した後油相
と混合した。混合物を均質化し、次いで攪拌下で約40
℃まで冷却した。次いで、真空をかけ、クリーム剤が室
温に戻るまで攪拌を続けた。
(20℃で測定して)クリーム剤中に存在するムビロシ
ンカルシウムの30チ未満が基剤中に溶解しておシ、残
りは非溶解過剰分として存在していた。
実施例7 %w/v エート rPromulgen GJ          5.
0ro1eth  −10J          3.
5液状パラフイ7      48.9 rsoftisan 649 J      10.O
Imidurea USNF       O,3水 
                100.0まで上記
の成分から以下の方法によシフリーム剤処方を製造した
適当な量のメチルグルコ−スジオレエート、Promu
lgen G、 01eth −10、液状パラフィン
及び5oftisan 649を浴融するまで(60〜
65’C)加熱した。p−ヒドロキ7安息香緻メチル及
びp−ヒドロキ7安息香酸プロピルを次いで分散し、必
要量の水の大部分を、同様な温度まで加熱した後、油相
と混合した。混合物を均質化し、約40℃まで冷却した
。次いで、  lm1durea  を水性相の残りに
溶解して添加した。真空をかけ、クリーム剤が室温に戻
るまで攪拌を続けた。
ムビロンンカルシウムの一部は基剤中その飽和溶解度を
超えて非溶解物質として存在した。
実施例8 rsoftisan 378J     25.0IS
oftisan 601J     2Q、OrImw
itor 960KJ     5.04−クロロ−m
−フレ    0.2 ゾール 水                 100.0まで
上記成分から以下の方法によりクリーム剤処方を製造し
た。
適当な量の5oftisan 378%5oftisa
n 601及びImwi tor 960Kを溶融する
まで(65〜7QiC)加熱した。4−クロロ−m−ク
レゾールを必要量の水に溶解し、同様な温度まで加熱し
た後油相と混合した。混合物を均質化し、次いで攪拌下
で約40Cまで冷却した。冥窒をかけ、クリーム剤が室
温に戻るまで攪拌を続けた。
ムビロシンカルシウムの一部は基剤甲セの飽和溶解度を
超えて非溶解物質として存在した。
実施例9 クリーム剤処方 %w/w セトマクロゴール1000   1.8セトステアリル
アルコール  7.2 液状パラフイン       6.0 白色軟實パラフ4ン    15.0 4−クロロ−m−フレ    0.1 ゾール 水                100.O゛よで
このクリーム剤処方はセトマクロゴールクリーム剤BP
−処万人に相当する。クリーム剤基剤は標準英国局方1
980法によシ製造した。微粉化したムピロンンカルシ
ウムを次いでクリーム剤に添加し、過通なミキサーを用
いて含有させた。
ムピロ7ンカルシウムの一部は基剤中上の飽和溶解度を
超えて非溶解物質として存在した。
実施例10 ムビロシンの生体内抗真菌活性 本発明に従って使用された軟膏剤基剤中のムビロシン遊
離酸及びムビロシンカルシウム塩の処方をモルモットに
おける白解に対するそれらの効果について試験し、ポリ
エチレングリコール基剤中のムビロシン遊離酸の処方と
比較した。
各モルモットの各脇腹の部分を制電及び脱毛した。24
時間後、各脇腹を鈍らせた外科用メスで軽く乱切し、 
′#シ<調製した毛庸白N珀(Tricho−phyt
on metagrophytes) (菌糸体及び胞
子)の懸濁液を乱切部位に塗った(0日目)。モルモッ
トを異なる治療をするため各々6匹ずつ6群に分割した
。感染から24時間後に感染部位に下記の処方を適用す
ることによシ局所治療を開始し、毎日1回7日間続けた
(1〜7日目)。各場合において1モルモットの一部の
脇腹のみを治療し、もう一方の脇腹は比較のため治療せ
ずに残した。
第1群: 無治療一対照 第2群: ポリエチレングリコール(PgG)基剤中ム
ビo7ン遊離酸(21)−比較 (存在する全ムビロシンは基剤中に俗 解していた。ムビロシン含量は飽和溶 解度の約15チに達した) 第3群: ポリエチレングリコール基剤単独(偽薬PE
G)−比較 第4群: 本発明による軟膏剤基剤(OB)中ムビロシ
ン遊離酸(2%)(実施例4参照)第5群: 本発明に
よる軟膏剤基剤(OB)中ムビロシンカルシウム塩(2
チ、 f、 a、 )(実施例5参照) 第6群: 軟膏剤基剤(OB)単独(偽薬OB )(ム
ビロ7ンを省いて実施例4に従って製 造)−比較。
臨床的評価は5日目に開始し、間隔をあけて続けた。(
0〜8の尺度上の)点数を、感染部位の大きさ及び症状
の程度の両者を考慮して紅斑、脱毛症、落屑及び赤皮に
基ずいて各感染部位に与えた。平均点を各モルモット群
につき決定し、添付の第1図に示した。この図はモルモ
ット群各々に関する時間に対する平均感染点数を示すグ
ラフである。(偽薬PEG  及びOB二者の行動は非
常に類似していたのでそれらは一緒にプロットした)第
1図から本発明に従って治療した2群のモルモット(第
4及び第5群)は無治療対照群及び偽薬治療した2群の
みならずムビロシン/ポリエテレ/グリコール処方で治
療した群と比べても著しく低い感染を示したことが分る
。実際、ムビロシン/ポリエチレングリコール処万にょ
シ達成きれた全体的効果は偽薬によりあるいは無治療対
照群において達成きれたものより良好なわけではなかっ
た口すなわち、最初は感染のわずかな抑制があったが、
反応は一過性であり治療が終了する時までに感染が再発
していたのである。これに対し、本発明による治療は良
好な感染抑制を示した。
更に、7及び9日目に、皮膚及び体毛試料を全ての動物
から採取し、毛唐白$J菌の存在について顕微鏡で検査
した。以下の第3表は(各群6匹のうち)微生物が検出
された動物の数を示している。
第  3  表 これらの結果はやはり本発明による治療による効果的な
感染抑制を示している。
実施例11 ムビロシン処方の生体内抗真凶活性 実施例10の方法を各群6匹ずつのモルモットからなる
3群を用1八て反復し、以下のように治療した。
第1群:無治療一対照 第2群:本発明によるクリーム基剤(CB)中のムビロ
シンカルシウム塩(2%、f、a)(実施例3参照) 第3群:クリーム基剤(CB)単独(偽薬CB)(実施
例3に従いムビロシンを省いて製造)−比較。
平均感染点数を第2図に示す。この図から、本発明に従
って治療された群(第2 P7.)が無治療群及び偽薬
′P3遼群両@に比較して、かつムビロンン/ポリエチ
レングリコール処万(実施例10の第2群)で治療きれ
た群と比較して良好な感染抑制を示したことがやはり分
る。
本実施例において、皮膚及び体毛試料を5,7及び9日
月に全動物の非治療脇腹(左−L)及び治療脇腹(右−
R)から採取し、実施例10におけるように試験した。
結果を第4表に示した。
第  4  表 これらの結果もやはp本発明による治療による感染の効
果的な抑制を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図はモルモット群に関する平均感染点数を示すグラ
フである。 第2図はモルモット群に関する平均感染点数を示すグラ
フである。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 處粱111]麦先 A−11丁 ×−×オIAγ−忌貸、+7照 鳳論棧8牧 土21又 自発手わを輔i正獣: 昭和62年5月23日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プソイドモン酸またはその非毒性塩及び医薬とし
    て適当な担体を含み、該プソイドモン酸またはその塩は
    使用時周囲温度にてプソイドモン酸または塩の担体中の
    少なくとも飽和溶解度に相当する量で存在することを特
    徴とする真菌感染を治療するための局所医薬または動物
    用医薬組成物。
  2. (2)プソイドモン酸またはその塩は使用時周囲温度に
    てプソイドモン酸または塩の担体中の飽和溶解度を超え
    る量で存在する特許請求の範囲第(1)項記載の組成物
  3. (3)該量は該飽和溶解度の少なくとも150重量%で
    ある特許請求の範囲第(2)項記載の組成物。
  4. (4)プソイドモン酸の塩は結晶性ムビロシンカルシウ
    ムである特許請求の範囲第(1)〜(3)項のいずれか
    一つの項に記載の組成物。
  5. (5)プソイドモン酸またはその塩は組成物の全重量に
    対して0.5〜10重量%の量で存在する特許請求の範
    囲第(1)〜(4)項のいずれか一つの項に記載の組成
    物。
  6. (6)プソイドモン酸またはその塩は組成物の全重量に
    対して1〜3重量%の量で存在する特許請求の範囲第(
    5)項記載の組成物。
  7. (7)1〜3%のムビロシンまたはその塩、65〜96
    %の白色軟質パラフィン、0〜15%の液状パラフィン
    及び3〜7%のラノリンまたはその誘導体もしくは合成
    同等物を含む特許請求の範囲第(1)〜(4)項のいず
    れか一つの項に記載の組成物。
  8. (8)1〜3%のムビロシンまたはその塩、25〜60
    %の液状パラフィン、20〜50%の水及び3〜30%
    の乳化剤を含む特許請求の範囲第(1)〜(4)項のい
    ずれか一つの項に記載の組成物。
  9. (9)糸状菌により起こされる真菌感染を治療するため
    の特許請求の範囲第(1)〜(8)項のいずれか一つの
    項に記載の組成物。
  10. (10)白癬菌属、トリコスポロン属、ヘンデルソヌラ
    属、小胞子菌属、表皮菌属及びピチロスポルム属の菌属
    により起こされた真菌感染を治療するための特許請求の
    範囲第(1)〜(8)項のいずれか一つの項に記載の組
    成物。
JP8858687A 1986-06-26 1987-04-10 感染治療剤 Pending JPS638331A (ja)

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GB868615669A GB8615669D0 (en) 1986-06-26 1986-06-26 Treatment
GB8629641 1986-12-11

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ZA (1) ZA872553B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013543518A (ja) * 2010-10-20 2013-12-05 ラボラトリオス オヘール ファルマ エセ.エレ. ムピロシンの局所用薬学的組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013543518A (ja) * 2010-10-20 2013-12-05 ラボラトリオス オヘール ファルマ エセ.エレ. ムピロシンの局所用薬学的組成物

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