JPS6382906A - U字状キヤリアを用いた液体包装装置 - Google Patents

U字状キヤリアを用いた液体包装装置

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JPS6382906A
JPS6382906A JP22199086A JP22199086A JPS6382906A JP S6382906 A JPS6382906 A JP S6382906A JP 22199086 A JP22199086 A JP 22199086A JP 22199086 A JP22199086 A JP 22199086A JP S6382906 A JPS6382906 A JP S6382906A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1紙、プラスチック等を基材とするシート材か
ら作った矩形状の箱状容器に内容物を充填し、容器開口
を閉じるためにくせ折りし、その後容器開口をシールし
且つ節状に成形して箱状液体充填包装体を製造する液体
包装装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、牛乳、ジュース等の流動性食品の包装に。
紙、プラスチック等を基材としたシート材で形成した箱
状容器が使用されており、この節状容器による液体包装
装置として1両面に熱接着性の樹脂被覆を有する帯状シ
ート材を原反ロールから繰り出し、この帯状シート材を
長手方向に二つ折りし、長手方向に適当な間隔を開けて
横方向にシールし1次いでその帯状シート材を横方向に
切断して切り離すことにより、一端が開口した袋状容器
を形成し、その袋状容器を箱状に成形し、その後、その
箱状容器をキャリアで保持して間欠的に所定の走行路を
搬送し、その途中で該容器に内容物を充填し、且つ容器
開口を密閉するとともに箱状に成形して箱状包装体とす
る装置が知られている(特開昭60−204424号、
特開昭61−81905号参照)。
ところで、このような装置において、充填、密閉等のた
めに箱状容器を搬送するキャリアとしては、′R状容器
の周囲を取り囲む四角形状のものが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、四角形状のキャリアを用いると、該キャ
リアにほぼ同じ寸法の箱状容器を挿入する動作が困難で
そのために複雑な挿入機構を必要とするとか。
キャリアから充填、密閉後の箱状容器を排出するための
複雑な機構を必要とする等の問題点があった。
この問題点を解決するものとして、L字状部反逆り字状
部で四角形状のキャリアを構成したものが上記特開昭6
0−204424号公報に提案されている。しかし、こ
の場合にはキャリアの構造が複雑になるという問題があ
る。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたもので、構造簡
単なキャリアを用いて箱状容器を間欠的に搬送し。
その間に内容物の充填、容器開口のくせ折り、容器開口
のシール等を行うことを可能とする液体包装装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成すべく為された本発明は、上端が開口し
た箱状容器を保持して所定の走行路を間欠的に走行する
U字状のキャリア25と、該キャリア25の走行路24
Bに沿って配置され、キャリアに保持した箱状容器の側
面を案内してキャリアに対する位置を規制するガイド(
36,38)と、前記キャリアの走行路に配置された充
填装置41.容器開口くせ折り装置50、容器開口シー
ル装置80とを具備し、前記ガイドが、少なくとも前記
容器開口くせ折り装置50の位置では、容器開口をくせ
折りする際の容器側面の折目位置に容器側面に対して直
角に配置されたガイド板38で構成されていることを特
徴とするU字状キャリアを用いた液体包装装置を要旨と
する。
〔作用〕
上記構成の液体包装装置では、上端開口の箱状容器1B
がU字状キャリア25に直立状態で保持され、所定の走
行路24Bを間欠的に搬送され、その途中で。
充填装置41により内容物が充填され、容器開口くせ折
り装置50により、容器上端開口が密閉するための形状
にくせ折りされ、容器開口シール装置80によりシール
され2箱状の包装体が形成される。ここで、U字状のキ
ャリア25はその両端が開放されているので。
キャリア25に保持されている箱状容器18はキャリア
に対して横方向に移動する恐れがあるが、キャリアの走
行路に沿って両側にガイド(実施例のガイド棒36、ガ
イド板38)が設けであるので5 このガイドが箱状容
器の位置を規制し、従って9箱状容器は充填装置41.
容器開口くせ折り装置50.容器開口シール装置80等
に対する所定の位置を走行する。更に、容器開口くせ折
り装置50の位置では、容器開口をくせ折りする際の容
器側面の折目位置に容器側面に対して直角にガイド板3
8が設けられているので、容器開口くせ折り装置が容器
開口を横方向に開り際、このガイド板の上面内方のエツ
ジが容器側面を押え、容器側面がこのエツジを基準にし
て折り曲げられ、三角フラップ18Cを形成することと
なる。また、その後容器上縁を前記容器開口くせ折り装
置がはさみつけ、且つ降下した際に、前記ガイド板上面
に容器両側に突出する三角フラップが押付けられ、三角
フラップの周縁が折り曲げられる。このように、ガイド
板は箱状容器の位置を規制するのみならず、容器開口く
せ折り装置と協同して容器開口を所定の形状にくせ折り
する作用を果たす。
〔実施例〕
以下9本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図は本発明の一実施例による液体包装装置
を概略的に示す斜視図及び側面図である。同図において
、1は紙を基材とし両面に熱可塑性樹脂被覆を有する帯
状シート材、2はその帯状シート材を巻取ってなる原反
ロール、3はガイドローラ、4はストロ−穴あけ装置、
5はプルタブテープ貼り装置、6はプルタブテープの巻
取、7は日付印刷装置、8は罫線押し装置、9は帯状シ
ート材を所定量ずつ間欠的に搬送する第一定寸送り駆動
ローラ、10は張力調整用のダンサ−ローラ、11は殺
菌灯、12は帯状シート材を二つ折りするためのシート
フォールディング装置、13は二つ折りされた帯状シー
ト材1を横方向にシールしシール部分14を形成するシ
ール装で、15は方向転換ローラ、16は帯状シート材
を所定量ずつ間欠的に搬送する第二定寸送り駆動ローラ
、17は帯状シート材の先端を袋伏容器18として切り
離す切断装置であ20は袋状容器18を拡開して箱状容
器に成形するための成形’ATLであり3袋状容器18
を保持して開閉可能な一対の爪からなるマンドレル21
を放射状に備えた回転盤22と、その周囲に配置された
成形手段等を備えている。24は箱状容器18を保持す
るU字状のキャリア25をその側壁が進行方向の前後に
なるように無端状に連結してなる容器搬送装置である。
この容器搬送装置24は水平面内に長円状に配置されて
おり、キャリア25が矢印方向に間欠的に駆動される構
成となっている。31〜S12はこの容器搬送装置24
のキャリア25の走行路に配置され、キャリア25に保
持した容器にそれぞれ所定の処理を施すステーションを
示すものであり、ステーションS1はキャリア25の一
方の直線走行路24Aの端部に配置され。
成形装置20から箱状容器18を受は取る位置である。
ステーション82〜S12はキャリア25の他方の直線
走行路24Bに配置され、後述するように充填、くせ折
り、シール、成形等の各装置が配置されている。
その詳細及び処理内容に付いては後述する。2Gは排出
コンベアである。
第3図、第4図、第5図はキャリア25の直線走行部2
4BのステーションS2と33との間における容器搬送
装置24を詳細に示す図である。同図において。
25は前述したように箱状容器18を収容保持するU字
状のキャリアであり、上端及び両端が開いた形状である
。このキャリア25は無端状のローラチェーン31上に
適当な間隔で且つ連結部材32を介して保持されている
。ローラチェーン31は、レール33に移動可能に保持
されている。レール33は片面にガイド面34を有し、
一方連結部材32はこのガイド面34に滑り接触するガ
イド板35を有している。この構造によって1 ローラ
チェーン31及びそれに保持された多数のキャリア25
は所定の通路を傾くことなく走行することができる。3
6及び37はそれぞれキャリア25の走行路の両側に配
置されたガイド棒であり、上側のガイド捧36はキャリ
ア25に保持された箱状容器18の側面を案内して横方
向の位置を規制し、容器18をキャリア25に対する所
定位置に保つよう作用し。
下側のガイド棒37はその容器18の三角フラツグ18
B(第18B図参照)の走行位置を規制する。上側のガ
イド棒36は第2図に示すように、キャリア25の走行
路に沿って少なくともステーション82〜S3に渡って
設けられる。
第6図は第5図の位置よりも更にキャリア走行方向の下
流における容器搬送装置24の断面を示すもので。
この位置ではキャリア25の上端近傍にガイド棒36に
代えてガイド板38が設けられている。このガイド板3
8は、容器18の上端開口をくせ折りする際の容器側面
の折目位置に容器側面に対して直角に配置されており、
第2図に示すように、キャリア25の走行路に沿ってス
テーション34,35.36に渡って設けられている。
前記したガイド棒36及びガイド板38は、キャリアに
保持した箱状容器の側面を案内してキャリアに対する位
置を規制するガイドを構成する。
下側のガイド棒37はステーション82〜S6に設けら
れている。
第1図、第2図において、ステーションS2は容器押し
込み位置であり、キャリア25の上方で昇降する容器押
し装置40が設けられている。この容器押し装置40は
キャリア25に保持された容器18をキャリア25内に
押し込み、キャリアに対する浮き上がりを防止する。第
5図に示す下側のガイド棒37はこのステーションS2
の少し手前から始まっており、容器18の下端の三角フ
ラップ18Bに係合してこの三角フラップ18Bを徐々
に上方に傾斜させるように配置されており、このため、
容器の移動に伴い容器18がキャリア25から浮き上が
ることがあるが、容器押し装置40は容器18をキャリ
ア25に対する所定位置に押し込むので、ステーション
S2を通り過ぎた後。
容器18はキャリア25に対する所定位置に保たれる。
ステーションS3には、充填タンク42及び充填ノズル
43等を有する充填装置41が設けられ、容器18に対
して所定の内容物を充填する。ここで使用する充填装置
としては、任意である0図面では容器18の移動方向に
2本の充填ノズル43を配置し、1個の容器I8に対し
て2回の充填動作により充填を行うようにしているが、
勿論、1本の充填ノズルのみを設け。
1回の充填動作によって充填を完了するようにしてもよ
い。
ステーションS4には容器開口を閉止するためにくせ折
りする容器開口くせ折り装置50が設けられている。こ
のくせ折り装a50は内容物を充填した箱状容器18の
上部開口を、第18C図に示すように1両端を三角形に
なるように広げ、且つ開口の両側の端縁を互いに接合す
るように折りくせを付けるためのものであり、第7A図
、第7B図、第8A図、第8B図に詳細を示している。
同図において、51は昇降ブロックであり1図示しない
駆動装置によって昇降可能である。
54は昇降ブロック51にピン53によって揺動可能に
設けられた一対の揺動レバーであり、その下端に押え板
55が固定されている。ビン53はキャリア25に保持
された容器18の走行方向に対して直角に配置されてお
り、従って一対の押え板55は容器18の走行方向に平
行に揺動し、容器開口の両側のく容器進行方向に前後の
)上縁をはさみ付けて互いに接触させることが可能であ
る。57はエアシリンダ等の駆動機構に連結された駆動
ロッドであり、昇降ブロック51に対して上下に往復動
じ、リンク5日を介して一対の揺動レバー54を互いに
反対方向に揺動させ、押え板55を開閉させる。
60は昇降ブロック51に固定されたブラケットであり
、容器の走行方向に平行な一対の軸61を回転可能に保
持している。各軸61には容器18の内側に挿入される
位置に薄い爪62が、外側に操作レバー63が固定され
ている。更に、軸61.爪62.操作レバー63のいず
れかには、爪62を第8A図に示す内方に後退した位置
に付勢するばね(図示せず)が設けられており、爪62
は通常は内方に後退した位置にあるが操作レバー63を
押し上げることにより、外方に旋回可能となっている。
65はキャリア25の走行位置の両側に配置された爪操
作用昇降ロンドであり、操作レバー63を下方から押し
上げる位置に配置されている。この昇降ロッド65は図
示しない駆動装置によって昇降される昇降棒65Aと、
その上端に取付けられた連結具65Bと、連結具65B
に対して移動可能に保持された頭部65Cと、該頭部6
5Cを上方に押し上げているばね65Dとからなり、上
昇した時に頭部65Cが操作レバー63を押し上げ、一
対の爪62を外方に旋回させるよう作用する。なお、こ
の際。
頭部65Cはばね65Dの力に抗して後退可能であるの
で、爪62で容器開口の両端を外側に開く際、爪62に
過大な力が作用して容器両端を破損することが防止され
る。
70は容器開口くせ折り装置50の下流に配置された開
口防止装置であり、下端に二股71を有する押え捧72
が昇降用エアシリンダ73に連結されて設けられている
。この押え棒72は第9図に示すように。
キャリア走行位置の両側に配置されたガイド板38の上
方に配置されている。
次に、上記構成の容器開口くせ折り装置50及び開口防
止装置70の動作を説明する。
U字状のキャリア25に第18B図に示す形状の箱状容
器18が、上端開口を上にして直立状態で保持され、途
中で内容物を充填された後、くせ折り装置50の直下に
移動してくる。この際、昇降ブロック51は上昇位置に
あり、押え板55.爪62が容器18に接触しない位置
となっている。この状態で容器18が所定位置に到達し
て停止すると、昇降ブロック51が第7A図、第8A図
に示す位置に降下し、一対の爪62は容器18の開口内
に挿入される。次に昇降ロッド65が上昇して操作レバ
ー63を押し上げ、一対の爪62を外方に開く、これに
より、第8B図に示すように一対の爪62が容器開口の
両端を外方に押し開き、容器側面はガイド板3日の上面
内方のエツジ38Aを基準として外方に折り曲げられる
0次に、昇降ロフト65が降下して操作レバー63を解
放し、一対の爪62をばねの力により元の位置に復元さ
せると共に、駆動ロッド57が降下し、リンク58及び
揺動レバー54を介して一対の押え板55を閉じる。こ
れにより、第7B図に示すように押え板55が容器開口
上縁をはさみ付けて閉じ、容器開口に折りくせを付ける
。なお。
この際、一対の爪62は第8B図に二点鎖線で示す元の
位置に戻っているので、押え板55で挟まれることはな
く、容器上縁のみが押え仮55ではさみ付けられる0次
に、容器開口を押え板55ではさんだ状態で。
昇降ブロック51が更に降下し、容器開口の折り目を一
層確実に折り曲げ、且つ両側の三角フラップ18C(第
11C図参照)をガイド板38に押付け、その部分にも
折りくせを付ける。この動作により、容器18の開口部
は第11C図のように折りくせが付けられる。
即ち、容器開口は両側に広げられて三角フラップ18C
を形成し、容器上端の角部を形成する折り目18D。
18E、シール部分を定める折り目18F、三角フラッ
プ18Cの外周となる折り目18G等が折り曲げられ、
折りくせを付けられる。
なお5上記実施例では、容器開口を両側に押し広げた一
対の爪62を後退させた後、一対の押え板55で容器開
口部をはさみ付ける構成としているが、この代りに、一
対の爪62を開いた状態のままで、押え板55を作動さ
せ、容器開口をはさみ付ける構成としてもよい。この場
合、押え板55で容器上縁をはさみ付ける際、爪62を
一緒にはさみ付ける構成としても良いし、或いは爪62
に対応する押え仮55の部分を切り欠いておき、爪62
をはさみ付けない構成としてもよい。
第7B図に示すように、ステーションS4のくせ折り装
置50で折りくせを付けられた容器18はキャリア25
によってその下流のシールステーションS5に送られる
が、その途中、容器素材の復元力により折り(せを付け
て閉じた開口が太き(開く傾向がある。開口防止装置7
0はこれを防止するためのものであり。
エアシリンダ73によって押え棒72が降下し、第9図
に示すように、容器上端の三角フラップ18Cをガイド
板38上面に押付け、容器開口に再度折りくせを付ける
。なお、押え棒72をエアシリンダ73で単独に駆動す
る代わりに9隣接のくせ折り装置50の昇降ブロック5
1に保持させ、昇降ブロック51の昇降に連動して昇降
する構成としてもよい。なお、容器の復元が少ない場合
には、この開口防止装置70は省略してもよい。
第1図、第2図において、ステーション35. S6は
容器開口部をシールするための位置であり、第10図に
示すように、ヒートシール装置80と冷却装置81とか
らなる容器開口シール装置が配置されている。
ヒートシール装置80及び冷却装置81はそれぞれ。
図示しない装置によって昇降する昇降台82に保持され
た一対のレバー83.84と、昇降台82に保持された
レバー83.84を開閉するエアシリンダ85゜86と
を有している。ヒートシール装置80のレバー83の下
端には熱板87が取付けられている。なお。
88は熱板87の表面を保護するテフロンテープ等の離
型性材料のシートであり、ロール89から繰り出されロ
ール90に巻取られるようになっている。冷却装置81
のレバー84下端には冷却板91が取付けられている。
このヒートシール装ff80及び冷却装置81はこの位
置に搬送されてきて停止する容器18に対して、昇降台
82により降下し、且つエアシリンダ85゜86の動作
により、熱板87によって容器18の上端開口をはさみ
付けてシールし、且つ冷却+7i91でそのシール部分
を冷却することができる。なお、キャリア25の走行路
の両側に配置されるガイド板38はこのステーションS
5.S6にも延びており、キャリア25で搬送される容
器18の位置を規制している。
第1図、第2図において、ステーションS7は容器18
の側面上下にある三角フラップ18B、18C(第18
D図参照)を同時に上方に折り曲げると共に容器上面を
平坦に成形する位置である。第11図はステーションS
7をキャリア25の走行方向に見た側面図、第12図は
第11図を矢印A−A方向に見た図である。同図におい
て、90は容器上面成形兼耳折り込み装置であり、容器
18の側面下端から横方向に延びた三角フラップ18B
の下面に係合してこれを押し上げる一対の下部耳折り部
材91と、容器の側面上端から横方向に延びた三角フラ
ップ18Cの下面に係合してこれを押し上げる一対の上
部耳折り部材92とを備えた昇降部材93と、該昇降部
材93を昇降させる昇降ロッド94を含む駆動手段と、
容器18の上面のほぼ全面を押圧可能なプレス部材96
と、酸プレス部材を容器上方で昇降させる昇降手段を構
成する昇降台97とを有している。更に詳しく説明する
と、昇降部材93は、昇降ロッド94に固定されたU字
状の昇降部材本体93Aと、この昇降部材本体93Aの
両端にそれぞれ固定された押上部材93Bとを備えてお
り、下部耳折り部材91は昇降部材本体93Aに固定さ
れている。一方、上部耳折り部材92は移動ブロック1
00に固定され、この移動ブロック100は水平なピン
101を有し、ビン101は押上部材93Bの上端に形
成された長穴102に係合している。更に移動ブロック
100は垂直なガイドロッド103を有し、このガイド
ロッド103は支持台104に垂直方向に移動可能に保
持されている。また、ガイドロッド103にはコイルば
ね105が取付けられ、移動ブロック100を下向きに
付勢している。なお、このステーションS7にはキャリ
アの横にガイドは設けられていない。
次に、この容器上面成形兼耳折り込み装置90の動作を
説明する。昇降部材93が下方に後退した位置で待機し
、プレス部材96が上方に後退した位置で待機している
状態で、キャリア25により第18D図に示す容器18
が搬送されてきて停止する。この時、下方の三角フラッ
プ18Bが下部耳折り部材91の上方に。
上方の三角フラップ18Cが上部耳折り部材92の上方
に位置する。まず、昇降台97が駆動装置(図示せず)
によって降下して保持したプレス部材96で容器18の
上面を押圧する。これにより、容器上面のシール部分1
8H(第18D図参照)が水平に折り曲げられると共に
容器上面が平坦に成形される。同時に昇降ロッド94に
よって昇降部材93が押し上げられ、まず、下部耳折り
部材91が下方の三角フラップ18Bを上方に折り曲げ
る0次に昇降部材93の上昇により移動ブロック100
のビン101が長穴102の下端に接触すると、それ以
後は移動ブロック100が昇降部材93と一体に上昇し
、従って上部耳折り部材92が上昇して上方の三角フラ
ップ18Cを上方に折り曲げる。かくして、三角フラッ
プ18B、18Cが共に上方に折り曲げられ、折りくせ
が付けられる。ここで。
容器上面のほぼ全面がプレス部材96で押えられている
ので、三角フラップ18Cの根元がプレス部材96で押
えられることになり、三角フラップ18Cはその根元か
らきれいに折り曲げられることとなる。
第1図、第2図において、ステーションS8は容器上面
を更に平坦に成形する位置である。第13図はステーシ
ョンS7及びその下流のステーションS8を概略的に示
す側面図、第14図は第13図を矢印B−B方向に見た
平面図である。ステーションS8の容器18の上方には
、プレス部材110が昇降台97に保持されて設けられ
、且つ容器18の上方の三角フラップ18Gの走行位置
にはガイド棒112が設けられている。プレス部材11
0は昇降台97によって降下し。
容器1日の上面を押して上面を一層平坦になるように成
形する。また、ガイド棒112は容器18が移動する際
、上方に向いた三角フラップ18Cを徐々に内方に折り
曲げるように作用する。このガイド112は下流のステ
ーション310まで延びている。
ステーションS8の下流のステーションS9には。
第15図に示すように、容器18の上面及び三角フラツ
ジ18Gの内面に熱風を吹き出し、その部分の表面の樹
脂を加熱溶融する上部熱風ノズル114と、容器側面と
三角フラップ18Bの内面に熱風を吹き出し。
その部分の表面の樹脂を加熱溶融する下部熱風ノズル1
15 (容器の片側のみ図示)とが設けられ、各熱風ノ
ズル114,115には配管116,117を介して熱
風発生装置(図示せず)が接続されている。また。
容器の走行路に沿っては、上方の三角フラップ18Cを
所定の角度に折り込むガイド棒112と、下方の三角フ
ラップ18Bを所定の角度に折り込むガイド棒118と
、容器18の側面を案内するガイド板119とが設けら
れている。従って、容器18がステーションS9を通過
する間に各三角フラップ内面及びそれを接合すべき容器
外面が熱風で加熱され、樹脂が加熱溶融して接合可能な
状態となる。
ステーションSIOには、第16図、第17図に示すよ
うに、容器18の走行位置の上方に上部耳シール装置1
20が1両側に下部耳シール装置121が配置されてい
る。上部耳シール装置120はプレス部材122及びそ
の駆動用エアシリンダ123を有している。
下部耳シール装置121は、耳押し部材125と、その
耳押し部材125を保持した揺動レバー126と、この
揺動レバー126に連結された昇降部材127と。
昇降部材127を昇降させる駆動装置(図示せず)を備
えている。ステーションS9に設けられているガイド棒
112.11B、ガイド仮119はその下流のステーシ
ョンSIOにまで延びており、容器18が移動する際、
容器18を所定位置に案内し、且つ各三角フラップ18
B、18Cを更に容器壁面に近付ける方向に折り曲げる
ように配置されている。か(して、ステーションS9で
加熱された容器18がキャリアでステーションS10に
送られる間に、ガイド棒112゜118によって三角フ
ラップ18B、18Cが容器上面及び側面に接触する程
度にまで折り込まれ9次いで。
ステーション310に停止している間に、第17図に示
すようにプレス部材122が降下して上部の三角フラッ
プ18Cを容器上面に押付けて接着し、同時に耳押し部
材125が下方の三角フラップ18Bを容器側面に押付
けて接着する。これにより、容器18は第18E図に示
すような状態となる。
第1図、第2図においてステーションSllは第18E
図に示す箱状容器の上面及び両側面を更に押圧して全体
が矩形状になるよう整形する位置であり、成形WW13
0が設けられている。
次に2上記した液体包装装置全体の動作を説明する。
第1図において、原反ロール2から帯状シート材1が繰
り出され、第一定寸送り駆動ローラ9によって間欠的に
定寸送りされる。その途中、帯状シート材1の停止中に
各種の加工が加えられる。即ち、まず、帯状シート材1
にストロ−穴あけ装置4により帯状シート材1の内面側
からストロ−穴があけられ、そのストロ−穴の外面にプ
ルタブテープ貼り装置5によりプルタブテープが貼付け
られる。プルタブテープを貼付けられた帯状シート材1
はその後2日付印刷1装置7により日付が印刷され、罫
線押し装置8により罫線が形成される。この罫線は2箱
状容器に成形する際の折り目を形成するものである。
第一駆動ローラ9を通り過ぎた帯状シート材1は第二駆
動ローラ16により間欠的に定寸送りされる。この際、
第一駆動ローラ9による定寸送りと第二駆動ローラ16
による定寸送りは理論的には同一タイミングで行われる
ものであるが、実際には帯状シート材の伸び等により若
干狂うが5両者の間にダンサ−ローラ10が介在してい
るので、このダンサ−ローラ10の上下動により両駆動
ローラによる間欠送りの誤差が吸収される。ダンサ−ロ
ーラ10を通り過ぎた帯状シート材1は、まず殺菌灯I
Iにより内面側が殺菌され。
次いでシートフォールディング装置12により二つ折り
され、シール装置13により所定間隔で横方向にシール
され、方向転換ローラ15により水平方向に方向転換さ
れ、切断装置17によりシール部分14の中央を切断さ
れて切り離される。これにより、第18A図に示すよう
に1両端にシール部分18Aを有し9ストロ−穴28及
びその上に貼付けられたプルタブテープ29を存する袋
状容器18が形成される。
次に、この袋状容器18は成形装置20のマンドレル2
1に被せられ、マンドレル21と共に回転する間に拡開
され、開口部とは反対側の端部が平坦に成形され2次い
で胴部が矩形状に成形され、第18B図に示すような箱
状容器18となる。成形された箱状容器18はマンドレ
ル21からステーションS1に位置するキャリア25に
移される。
キャリア25に保持された箱状容器18はキャリア25
に保持されて間欠的に走行する間に、ステーションS2
においてキャリア25に対する所定位置に押し込まれ、
ステーションS3で内容物が充填され、ステーションS
4で上記したように上部開口部を閉じるための形状(第
18C図参照)に成形され、即ち各折り目に折りくせを
付けられ、ステーション35.S6で上部開口部がシー
ルされて第180図の形状となる。
次いで、ステーションS7.S8で上端が平坦に成形さ
れると共に上下の三角フラップが上方に折り曲げられ、
ステーションS9で三角フラップ内面及びそれに接合す
べき容器外面の樹脂が加熱溶融され、ステージタンSI
Oで各三角フラップが容器外面に押付けられて接着され
、ステーションSllで容器18の上面及び両側面がプ
レスされて容器全体が第18E図に示す状態に成形され
、ステージシンS12で排出コンベア26上に排出され
る。
排出コンヘア26に乗せられた容器は後工程に送られ、
包装等の工程を経て製品化される。
なお、上記実施例では9紙を基材とする帯状シート材か
ら2袋状容器を製造し、且つこの袋状容器を箱状容器に
成形するための装置を備えているが1本発明はこの場合
に限らず、予め箱状容器を成形しておき、この箱状容器
を供給してそれに充填、密閉を行う装置に適用しても良
いことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上に説明したように1本発明の液体包装装置では箱状
容器を搬送するキャリアとしてU字状のものを用いてい
るので、構造が簡単であり、また容器を排出するに当た
っては羊に横方向に押し出すのみで良いので。
容易である。しかもU字状のキャリアの走行路には両側
の適当な位置にガイドを設けているので5キャリアに保
持された容器がキャリアに対して所定の位置に保持され
ることとなり、容器に所定の処理を施す際に容器が所定
位置に位置決めされておりトラブルは生じない。また、
容器開口くせ折り位置では前記ガイドとして、容器側面
の折目に位置するガイド板が用いられているので、容器
開口くせ折り装置と協同して容器開口をくせ折りするこ
とができる等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による液体包装装置の概略斜
視図、第2図はその側面図、第3図〜第17図は上記実
施例の各部の詳細を示すもので、第3図はステーション
S2近傍における容器搬送装置の側面図。 第4図はその上面図、第5図はその断面図、第6図はス
テーションS4近傍における容器搬送装置の断面図。 第7A図、第7B図はステーションS4をキャリア走行
方向に直角に見た側面図であり、異なる作動状態を示す
、第8A図、第8B図はステーションS4をキャリア走
行方向から見た断面図であり、異なる作動状態を示す、
第9図はステーションS4とステーションS5の間に配
置された開口防止装置をキャリア走行方向から見た側面
図、第10図はステーションS5,36をキャリア走行
方向に直角に見た側面図、第11図はステーションS7
をキャリアの走行方向から見た側面図、第12図は第1
1図のA−A矢視図、第13回はステーション37及び
S8の概略側面図、第14図は第13図のB−B矢視図
、第15図はステーションS9をキャリアの走行方向か
ら見た断面図、第16図。 第17図はステーションSIOをキャリアの走行方向か
ら見た断面図であり、それぞれ異なる作動状態を示す、
第18A図〜第18E図は上記液体包装装置によって製
造される容器の途中の状態及び最終状態を示す斜視図で
ある。 18・・−箱状容器(袋状容器) 24−容器搬送装置  25〜・・キャリア31−・・
ローラチェーン 33−・・レール36−・−ガイド棒
    38− ガイド板40・−・充填装置   5
0−・・容器開口くせ折り装置80−ヒートシール装置
 81−・−冷却装置代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第3図 第5図 第86図 オ9図 第10図 第11図 116図 第17図 第18C図         第18D図才182図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上端が開口した箱状容器を保持して所定の走行路を間欠
    的に走行するU字状のキャリアと、該キャリアの走行路
    に沿って配置され、キャリアに保持した箱状容器の側面
    を案内してキャリアに対する位置を規制するガイドと、
    前記キャリアの走行路に配置された充填装置、容器開口
    くせ折り装置、容器開口シール装置とを具備し、前記ガ
    イドが、少なくとも前記容器開口くせ折り装置の位置で
    は、容器開口をくせ折りする際の容器側面の折目位置に
    容器側面に対して直角に配置されたガイド板で構成され
    ていることを特徴とする、U字状キャリアを用いた液体
    包装装置。
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